JP4834530B2 - カメラクレードル、その制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラから画像を取り込みネットワークに配送することのできるカメラクレードル、その制御方法およびプログラムに関する。
従来からあるカメラクレードル製品は、デジタルスチルカメラを接続し、カメラの内蔵バッテリの充電機能と、PCとのUSB接続を中継する機能を有するものであった。そして、その使用形態は、ホストPCとUSB接続し、一台のPCからカメラを占有して使用するものであった。
それに対して、最近では家庭内LANの普及に伴い、ネットワーク接続を持ち、デジカメで撮影された画像をネットワークに公開するようなネットワークファイルサーバ製品も出てきている。
カメラとPCの間をUSB接続した場合のプロトコルには2種類が存在する。一方は、カメラをあたかも外付けの記憶装置であるかのように使用する、ストレージクラスと呼ばれるプロトコルである。前述のネットワークファイルサーバ製品はこちらのプロトコルを使用している。
他方のプロトコルは、PCからカメラとしての機能を制御できるようにしたものであり、PTP(Picture Transfer Protocol)と呼ばれ、「ISO 15740」として標準化されている。このプロトコルでは例えばPCからカメラを制御してシャッター撮影することができる。また、このプロトコルのベンダ拡張機能としてファインダ画像をPCに表示できるようにした製品がある。
さらに、PTPをUSB接続でなくネットワーク接続に拡張した、PTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)というプロトコルも提唱されている。
さらに、クレードルを利用したデジタルスチルカメラの新たな利用方法も提案されている。例えば、特許文献1では、デジタルスチルカメラとネットワーク接続機能を持つクレードル装置とを組み合わせ、静止画撮影も可能なネットワークカメラとして使用する技術が公開されている。
また、特許文献2では、デジタルカメラを雲台付きクレードルに接続してテレビ会議用のパンチルト機能付きカメラとして使う技術が公開されている。
これらの技術を利用することにより、手軽な利用方法としては、デジカメクレードルを家庭内LANに接続し、カメラの映像をテレビに表示して家族で楽しむような使いかたができる。例えば、ベビーベッドで寝ている赤ちゃんの様子をテレビモニタに表示して見守り監視し、赤ちゃんの愛らしい表情をシャッター撮影する、というような使い方が可能となる。
また、デジタルカメラの利用シーンとは異なるが、ネットワーク接続に関する技術で、ハードディスク上の動画データをサーバ機能でネットワークに公開し、ネットワーク接続したセットトップボックスがクライアントとなり、テレビに動画を表示するものがある。
このようなネットワーク接続型家電製品の相互接続に関する規格としてはDLNA(Digital Living Network Alliance)が有名である。DLNA規格では、既存のさまざまなプロトコルが有効活用されており、ネットワークに接続された機器の検出にはUPnP(Universal Plug and Play)を使う。また、制御メッセージの交換やファイル転送にはHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を使うことが定められている。
また、動画データのフォーマットにはMPEG2を、静止画フォーマットにはJPEGをサポートすることが定められている。
特開2004−80256号公報 特開2003−60937号公報
しかしながら、上記にあげた従来技術では、デジタルカメラを接続するクレードル特有のイベントに対して考慮されておらず、ネットワーク上のクライアント端末から利用する場合に以下のような不便さがある。
例えばクレードルにカメラが設置されたイベントや、デジタルカメラからのデータ取り込み完了イベント、クレードルに設置したカメラの充電完了イベントについて考慮されていない。そのため、これらのイベントについては、ユーザが自分で注意しなければならいという不便さがあった。
また、ネットワーク上に接続された機器を区別して表示する方法についても、同一種類の機器の場合には、ホスト名やIP番号あるいはシリアル番号といったテキスト文字列での表示でしか区別できない。そのため、離れた距離からテレビ画面を見るユーザには見えづらいという不便さがあった。
本発明は、上記問題を解消し、使用性に優れたカメラクレードル、その制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のカメラクレードルは、カメラを接続可能なカメラクレードルであって、ネットワーク上のクライアント端末と通信する通信手段と、前記ネットワーク上のクライアント端末から所定時間アクセスがないことにより前記カメラクレードルに接続されたカメラの充電を開始すると共に、前記カメラの充電中に前記ネットワーク上のクライアント端末からアクセスがあったことにより前記充電を中断する充電手段と、前記ネットワーク上のクライアント端末から前記所定時間アクセスがないことにより前記充電手段が前記カメラの充電を開始した場合、前記カメラの充電開始を示す開始画像を、前記ネットワーク上のクライアント端末に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、クレードルにカメラを設置したこと、データの転送が完了したこと、及びカメラバッテリの充電が完了したことを、離れた場所にあるネットワークに接続したクライアントに知らせることができる。しかも、どのカメラのイベントか、どの撮影画像か等のより詳しい情報が、オープニング画像やオープニングサウンド、及びデータ転送した画像の先頭画像や最終画像等のわかりやすい情報で確認することができる。
以下、添付の図面を基に本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に関わるカメラクレードル及びカメラクレードルに接続するデジタルスチルカメラのブロック図を示す。なお、カメラクレードルに接続するカメラのハードウェア構成は従来技術によるデジタルスチルカメラと同じである。また、以下、カメラクレードルを単にクレードルと称す。
1000は本発明のクレードル、100はクレードル全体の動作を統括するシステムコントローラ(シスコン)、101はシスコン100の動作プログラム及び設定値を格納するフラッシュメモリである。
102は一時的なデータを記憶しておくRAM、103はI/Oポート制御回路、104はカメラがクレードルに接続されたことを検知する検知スイッチ、105はクレードル1000からデジタルカメラの電源をON制御するための制御信号用コネクタである。
106はユーザがボタン操作してクレードル1000に指示を送るためのソフトスイッチ、107はデジタルカメラ内蔵のバッテリを充電するための充電用コネクタ、108はデジタルカメラをUSBケーブルで接続するためのUSBコネクタである。
109はUSBへの供給電流の制御とバッテリの充電を制御する充電制御回路、110はデジタルカメラと通信してクレードル1000からデジタルカメラを制御し、デジタルカメラから画像データを受信するためのUSBホストコントローラである。
また、制御信号用コネクタ105、充電用コネクタ107、及びUSBコネクタ108は、一体化された外観を持つコネクタ111として構成される。114はネットワーク上のクライアント端末と通信するためのLANコントローラ、115はネットワークケーブルを接続するためのLANコネクタであり、具体的にはRJ45コネクタで構成される。
116はカメラから受信した画像データやカスタマイズデータを格納する内蔵ハードディスク、117はハードディスクインタフェース(ハードディスクi/f)、118は音声コーデック、119はアンプ、120は内蔵スピーカである。
121はシステムコントローラ100から制御されるモータドライバで、パンモータ122及びチルトモータ123を駆動制御する。
2000はクレードルに接続するデジタルスチルカメラ、200はデジタルカメラ2000全ての動きを統括して制御するシステムコントローラである。
201はシステムコントローラのプログラムや、ユーザ設定情報、及びカスタマイズ用の画像データやサウンドファイルを格納するフラッシュメモリ、202はシステムコントローラ200の使用する一時記憶データを格納するRAMである。
203は光学信号を電気信号に変換し、デジタル信号として画像を取り込む画像撮像部、204は撮像部203から入力されるデジタル画像信号を解像度変換や色変換などの変換を行った後に圧縮符号化する画像処理部である。
デジタルカメラ2000単独で撮影する場合には、画像処理後の画像データは外部記憶インタフェース206を介してSDメモリカード207に格納される。
また、画像処理部204は、撮像部203からのファインダ表示用画像やシステムコントローラ200からのメニュー画像を画面表示部208に送る。画面表示部208は画像処理部204からの画像をファインダに表示する。
209はUSBコネクタ210を介して外部のUSBホスト機器と通信を行なうためのUSBデバイスコントローラ、211はクレードルからの電力をバッテリ212に供給するための充電用コネクタである。
213はクレードルからカメラ2000の電源オン・オフを制御するための制御信号を接続するコネクタ、215はコネクタ213に接続されたクレードルから、システムコントローラ200の制御により、カメラの電源状態を制御する電源制御部である。
USBコネクタ210、充電用コネクタ211、及びコネクタ213は一体化された形状を持つコネクタ214として構成される。クレードルに接続された場合に、システムコントローラ200は、クレードルとUSBで通信を行い、クレードルのシスコン100からの指示にしたがって、シャッター撮影や画像データの転送などの処理を行なう。
このとき、ファインダ画像や静止画撮影画像は画像処理部204で圧縮符号化された後にいったん画像メモリ205に格納される。その後に、USB接続されたホスト機器からのコマンド指示により、USBインタフェースでクレードルに送信され、クレードル内部のハードディスク116に格納される。
なお、クレードルから制御される場合でも、クレードルシスコン100からの指示によってカメラシスコン200の撮影モードを変更することにより、シャッター撮影画像をSDメモリカードに記録させることも可能である。
図7に本発明のクレードルをネットワークに接続して使用する場合のシステム構成例を示す。図7では、HUB702を介して、クレードル701、クライアントPC703、映像通信端末704がネットワーク接続されている。
クライアントPC703は、クレードル701と通信して、クレードル701に接続されたデジタルカメラのシャッタ撮影機能を制御する機能や、カメラのファインダ画像をリアルタイム表示する機能、蓄積された映像を取得して表示する機能を有する。なお、これらの機能は、クライアントPC703にアプリケーションソフトウェアをインストールすることで実装される。
映像通信アダプタ704はクレードル701と通信してカメラを制御する機能、カメラのファインダ画像、撮影画像、及び蓄積映像を取得してテレビ画面に表示する機能を有する。
テレビ705は映像出力端子および音声出力端子で接続され、テレビに映像と音声を出力する。また、映像通信アダプタ704はチューナー機能を内蔵し、通常のテレビ放送画面と自らのメニュー表示やクレードル701から受信した画像の切り替え表示や、重ね合わせ表示を行なう。
(クレードル検知)
最初に、クレードルの存在をテレビに通知する処理を簡単に説明する。
クレードルの電源が入ると、クレードルはネットワークに自分の存在を示すパケットを流す。このパケットは所定のUDPポート番号に対してUDPパケットをネットワーク上の所定のマルチキャストアドレス宛てに送信する。
テレビに接続された映像通信アダプタは、所定のUDPポート番号でパケットを受信待ちしている。パケットを受信すると、クレードルと通信アダプタの間でデバイス能力の交換が行われる。
クレードルは映像通信端末をクライアント端末として認識し、映像通信端末はクレードルをカメラクレードルとして認識する。ここまでは、従来技術によるデバイスの検出と能力交換手順である。
さらに、クレードルは、カメラが接続されていない状態であることを映像受信端末に知らせるとともに、カメラが接続されていない状態を示すアイコン画像(イベント画像)を送信する。映像受信端末は、受信したアイコン画像をテレビ画面に表示する。
図8Aに、映像通信端末がクレードルを受信したときの表示画面の例を示す。画面左下のアイコンがクレードルから受信したアイコン画像である。
(カメラ接続イベント通知)
図2にクレードルにカメラが接続された場合のフローを示す。
ユーザがデジタルカメラを接続コネクタ111に装着すると、カメラ接続検知スイッチ104が押され、システムコントローラ100はカメラの接続を検知する(ステップS101、カメラ接続検知手段)。
シスコン100は電源制御ポート105の状態を調べる(ステップS102)。
カメラの電源がOFFであれば、ポート105の出力を制御してカメラの電源をONにする(ステップS103、カメラ電源制御手段)。カメラの電源がONであれば、ステップS104に進む。
カメラの電源がONされると、USBホストコントローラ110でUSBデータラインの信号レベルの変化が検出され、シスコン100はデバイスの接続を検知する(ステップS104)。
シスコン100はUSBホストコントローラを制御して、USBの初期化手順であるデバイスの構成処理を行なう。
その後、カメラから取得したUSB記述情報の内のプロトコル識別情報により、カメラがPTP(Picture Transfer Protocol)プロトコルをサポートすることを認識する。そして、さらにPTPプロトコルによるデバイス情報の取得フェーズを経て、通信セッションの確立を行なう(ステップS105)。
通信セッションが確立されると、カメラのモデル名、メーカ名、ファームウェアバージョン番号、シリアル番号からなるカメラに関する情報を取得し、クレードルの内部メモリ102に記憶する(ステップS106、カメラ情報取得手段)。
クライアント端末に、カメラ接続状態を示すアイコン画像(第1のイベント画像)およびカメラのモデル名とともに、カメラの接続を通知する(ステップS107)。
映像受信端末は、受信したアイコン画像とカメラモデル名をテレビ画面に表示する。
図8Bに、映像通信端末がアイコンを受信したときの表示画面の例を示す。画面左下のアイコンがクレードルから受信した、カメラが接続された状態を示すアイコン画像である。
続いて、デジタルカメラに設定されている特定のカスタマイズ情報である、所有者名、マイ画像、マイサウンド、充電開始画像等の静止画像、充電開始サウンド、充電中断画像、充電中断サウンド、充電完了画像、充電完了サウンドのデータをカメラから取得する。そして、内蔵ハードディスク116に格納する(ステップS108、カスタマイズ情報取得手段)。
カメラが利用可能になったことをクライアント端末に知らせるために、カメラから取得したカスタマイズ情報の内の所有者名、マイ画像、マイサウンドのデータを含むカメラ接続完了イベントをネットワークに通知する(ステップS109)。
映像受信端末は、受信したカスタマイズ情報をメモリに記憶しておく。ユーザが映像受信端末の操作リモコンでクレードルアイコンを選択すると、クレードルから受信したマイ画像が表示されると共にマイサウンドがテレビのスピーカから流れる。
図8Cに、このときのテレビ画面の表示例を示す。左下のクレードルアイコンの背景かつテレビ画面の前景に表示されている画像が、クレードルから受信したマイ画像である。
(データ転送完了イベントの通知)
ユーザがカメラをクレードルに接続して行なう操作の一つに、撮影した画像の取り込みがある。外出先で撮影した画像をクレードルの内臓ハードディスクに格納してしまえば、その後はカメラのSDカードの中身を消去して空にし、新たに撮影することができる。
また、クレードルの内蔵ハードディスクに格納した画像を、ネットワークに接続した映像受信端末を操作してテレビ画面に表示して鑑賞することが可能となる。
図3にカメラからクレードルに撮影画像を転送する場合の処理を示す。クレードルのソフトスイッチ106には、カメラからクレードルへの撮影データコピー機能が割り当てられている。
ユーザがソフトスイッチ106を押下するとシスコン100は撮影データのコピー指示を受け付ける(ステップS201)。
そして、カメラからファイル名、ファイルフォーマット、撮影日時、サイズを含む撮影データ情報を取得する(撮影画像取得手段)。取得した情報を内蔵ハードディスク116に格納されている撮影データのデータベースと比較し、取り込み済みか否かを判断する(ステップS202)。
まだ取得していない画像データであれば、カメラから画像を取得して、撮影データと共に内蔵ハードディスクに格納する(ステップS203)。
この後、コピーボタンが押されてから最初の画像取得であるか否かで処理が分かれる(ステップS204)。
最初の画像取得の場合は、先頭画像としてメモリ102に画像データとサムネイルデータを格納する。メモリに格納した先頭画像データ(転送開始を示す第5のイベント画像)と共に、データ転送開始イベントをネットワーク上のクライアント端末に通知する(ステップS205)。
次に、取得した画像データが取り込むべき最後のデータか否かを判断する(ステップS206)。最後の画像でなければステップS203に進み、引き続き画像データを取得する。先頭画像でないので、ステップS204からステップS206に進む。
取得した画像が最終画像であれば、取得した画像データとサムネイルデータをメモリ102に格納する。
メモリに格納した最終画像(転送完了を示す第6のイベント画像)と共にデータ転送の完了イベントをネットワーク上のクライアント端末に通知する(ステップS207)。
図8Eに、映像受信端末が作成するテレビ画面の表示例を示す。画面左上に表示されている画像が転送された先頭画像、画面右下に表示されているのが転送された最終画像である。映像受信端末のリモコンで表示消去を選択するか、所定の時間経過すると、画面表示は消えてもとのテレビ画面だけの表示に戻る。
(バッテリ充電完了イベントの通知)
クライアントから一定時間アクセスが無いと、クレードルはカメラバッテリの充電を開始する。図4にバッテリ充電時の処理を示す。
カメラのビューファインダ画像の取得や、撮影画像の取得など、クライアントからクレードルへのアクセスがある場合は、充電処理を開始しない(ステップS301)。
クライアントからのアクセスがなくなると、所定の待ち時間をセットしてタイマーをスタートさせる(ステップS302)。
所定の時間が経過したかを判断する(ステップS303)。経過してない場合には、ステップS304に進む。クライアントからのアクセスがなければステップS303に戻り、所定時間が経過するのを待つ。
所定の時間が経過する前にクライアントからのアクセスがあると、タイマーを停止し(ステップS305)、ステップS301に戻る。所定の待ち時間が経過すると、タイマーイベントが発生する。
シスコン100は充電制御回路109に充電開始を指示し、充電用コネクタ107、211を介してバッテリ212に電圧が印加され、充電が開始される(ステップS306)。
内蔵ハードディスク116に格納されていた充電開始画像(第2のイベント画像)と充電開始サウンドを付加データとして、クライアント端末に充電開始イベントを通知する(ステップS307)。充電制御回路109はバッテリの電圧をチェックしており、所定の電圧に達すると充電を停止し、充電完了をシスコン100に知らせる。
シスコン100は充電が完了したか否かを判断する(ステップS308、充電完了検知手段)。完了していない場合には、充電中にクライアントのアクセスがあるか判断し(ステップS309)、アクセスがない間は充電を継続する。
クライアントからのアクセスがあり、フル充電と判断したら充電処理を中断ステップS310)する。内蔵ハードディスク116に格納されている充電中断画像(第4のイベント画像)と充電中断サウンドを付加データとして、クライアント端末に充電中断イベントを通知して(ステップS311)、ステップS301に戻る。
ステップS308で充電が完了すると、ハードディスク116に格納されている所有者名、充電完了画像(第3のイベント画像)、充電完了サウンドと共に充電完了イベントを、ネットワーク上のクライアント端末に通知する(ステップS312)。
図8Dに、充電完了イベントを受信したときに映像受信端末が作成するテレビ画面の表示例を示す。クレードルから受信した充電完了を示す画像が表示されると共に充電完了を示す音楽がテレビのスピーカから流れる。
映像受信端末のリモコンで表示消去を選択するか、所定の時間経過すると、画面表示は消えてもとのテレビ画面だけの表示に戻る。
(イベント通知データフォーマット)
図5Aにクレードルからネットワーク上のクライアント端末に通知を送る場合のデータフォーマットを示す。先頭から順に、イベントの種類を表すイベントコード、コードごとの詳細情報を示すイベントパラメータ、付加データの個数と続いて、最後に付加データが指定された個数分だけ続く。
図5Bに付加データのフォーマットを示す。先頭から順にデータ種別、データフォーマット、データ長、データ本体と続く。
図6(a)にクレードルでサポートするイベントコードの例を示す。カメラが接続されてクライアントから利用可能になったことを示すイベント、カメラ利用不可イベント、静止画撮影の開始、静止画撮影の終了、ファインダ画像の送信開始、送信停止、カメラからクレードルの内蔵ハードディスクへの撮影データ転送開始、撮影データ転送完了、充電の開始、充電中断、充電完了などのイベントがある。
図6(b)にはデータ種別の種類を示す。カメラに撮影されたカスタマイズデータとしては、マイカメラ画像、マイカメラサウンド、マイカメラムービー、カメラ所有者情報がある。カメラ固有のデータとしては、カメラモデル名、カメラメーカ名、カメラシリアル番号、カメラファームウェアバージョン番号がある。クレードルのカスタマイズ情報として、クレードル所有者名、マイクレードル画像、マイクレードルサウンド、マイクレードルムービーがある。クレードル固有データには、クレードルモデル名、クレードルメーカー名、クレードルシリアル番号、クレードルファームウェアバージョン番号がある。
図6(c)には、データフォーマットの例を示す。テキストデータ、画像データではJPEGおよびCCD RAWデータ、音楽データでは、WAVおよびMP3、映像データではMPEG4およびDVファーマットをサポートしている。
以上により本発明の一実施形態の詳細を説明した。なお説明中で、カメラの接続を検知したときに、カスタマイズ情報としてマイ画像およびマイサウンドをカメラから取得してクライアント端末に通知するように説明した。これに代えて、カメラの電源をONしたときにカメラのファインダ画面に表示(再生)されるオープニング画面及びオープニングサウンドを使用しても良い。
本発明の実施の形態に係るカメラ及びクレードルのブロック図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルにカメラが接続された場合の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてデータ転送完了イベントを通知する際の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてファイル転送完了イベントを通知する際の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてイベント通知パケットのデータフォーマットの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてイベント通知パケットの付加データフォーマットの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてのイベントコードの種類、データ種別、及びデータフォーマットの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムの接続例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてクレードルが検知されたときのテレビ画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてカメラが検知されたときのテレビ画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてカメラカスタマイズ画像の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいて充電完了画像の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクレードルを含むシステムにおいてデータ転送完了画像の表示の一例を示す図である。
符号の説明
1000 カメラクレードル
100 システムコントローラ(シスコン)
101 フラッシュメモリ
102 RAM
103 I/Oポート制御回路
104 カメラ接続検知スイッチ
105 カメラ電源制御ポート
106 ソフトスイッチ
107 充電用コネクタ
108 USBコネクタ
109 充電制御回路
110 USBホストコントローラ
111 コネクタ
112 AC電源コネクタ
113 電源回路
114 LANコントローラ
115 LANコネクタ
116 ハードディスク
117 ハードディスクインタフェース
118 音声コーデック
119 アンプ
120 内蔵スピーカ
121 モータドライバ
122 パンモータ
123 チルトモータ
701 クレードル
702 HUB
703 クライアントPC
704 映像通信アダプタ
705 テレビ
2000 デジタルカメラ

Claims (11)

  1. カメラを接続可能なカメラクレードルであって、
    ネットワーク上のクライアント端末と通信する通信手段と、
    前記ネットワーク上のクライアント端末から所定時間アクセスがないことにより前記カメラクレードルに接続されたカメラの充電を開始すると共に、前記カメラの充電中に前記ネットワーク上のクライアント端末からアクセスがあったことにより前記充電を中断する充電手段と、
    前記ネットワーク上のクライアント端末から前記所定時間アクセスがないことにより前記充電手段が前記カメラの充電を開始した場合、前記カメラの充電開始を示す開始画像を、前記ネットワーク上のクライアント端末に送信する送信手段とを備えたことを特徴とするカメラクレードル。
  2. 前記カメラクレードルに接続されたカメラから前記開始画像を取得する取得手段を有し、
    前記送信手段は、前記ネットワーク上のクライアント端末から前記所定時間アクセスがないことにより前記充電手段が前記カメラの充電を開始した場合、前記カメラから取得された前記開始画像を、記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のカメラクレードル。
  3. 記カメラクレードルに接続されたカメラの電源がオンになったことを検知する電源状況検知手段を有し、
    前記送信手段は、前記カメラの電源がオンになったことが前記電源状況検知手段により検知されたことに応じて、電源がオンのカメラが接続された状態であることを示すベント画像を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラクレードル。
  4. 記送信手段は、
    前記カメラクレードルに接続されたカメラの充電中に前記ネットワーク上のクライアント端末からのアクセスがあったことにより前記充電を中断した場合、前記カメラの充電が中断されたことを示す中断画像を前記ネットワーク上のクライアント端末に送信すると共に、
    前記カメラクレードルに接続されたカメラの充電が完了した場合、前記カメラの充電が完了したことを示す完了画像を前記ネットワーク上のクライアント端末に送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラクレードル。
  5. 記送信手段は、前記ネットワーク上のクライアント端末から前記所定時間アクセスがないことにより前記充電手段が前記カメラの充電を開始した場合、前記カメラの充電開始を示す開始サウンドを、前記ネットワーク上のクライアント端末に送信することを特徴とする請求項に記載のカメラクレードル。
  6. 画像データを記録する記録手段と、
    記カメラの画像データの前記記録手段への転送開始、及び、前記カメラの画像データの前記記録手段への転送完了を検知する転送状況検知手段とを有し、
    前記送信手段は、前記転送状況検知手段による検知結果に応じて、前記カメラの画像データの前記記録手段への転送開始を示す転送開始画像を前記クライアント端末に送信すると共に、前記カメラの画像データの前記記録手段への転送完了を示す転送完了画像を前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカメラクレードル。
  7. 前記転送開始画像は、前記画像データの転送開始に応じて最初に前記記録手段に記録された画像であり、前記転送完了画像は、前記転送完了が検知されるまでの間で最後に前記記録手段に転送された画像であることを特徴とする請求項6に記載のカメラクレードル。
  8. 前記送信手段は、
    前記カメラクレードルに接続されたカメラの充電中に前記ネットワーク上のクライアント端末からアクセスがあったことにより前記充電が中断された場合、前記カメラの充電中断を示す中断サウンドを、前記ネットワーク上のクライアント端末に送信すると共に、
    前記カメラクレードルに接続されたカメラの充電が完了した場合、前記カメラの充電完了を示す完了サウンドを、前記ネットワーク上のクライアント端末に送信することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のカメラクレードル。
  9. 前記アクセスは、前記カメラにより撮像された撮像画像の取得要求であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のカメラクレードル。
  10. カメラを接続可能なカメラクレードルであって、ネットワーク上のクライアント端末と通信可能なカメラクレードルの制御方法であって、
    前記ネットワーク上のクライアント端末から所定時間アクセスがないことにより前記カメラクレードルに接続されたカメラの充電を開始すると共に、前記カメラの充電中に前記ネットワーク上のクライアント端末からアクセスがあったことにより前記充電を中断する充電ステップと、
    前記ネットワーク上のクライアント端末から前記所定時間アクセスがないことにより前記充電ステップにおいて前記カメラの充電を開始した場合、前記カメラの充電開始を示す開始画像を、前記ネットワーク上のクライアント端末に送信する送信ステップとを有することを特徴とするカメラクレードルの制御方法。
  11. カメラを接続可能なカメラクレードルであって、ネットワーク上のクライアント端末と通信可能なカメラクレードルを制御するコンピュータに、
    前記ネットワーク上のクライアント端末から所定時間アクセスがないことにより前記カメラクレードルに接続されたカメラの充電を開始すると共に、前記カメラの充電中に前記ネットワーク上のクライアント端末からアクセスがあったことにより前記充電を中断する充電ステップと、
    前記ネットワーク上のクライアント端末から前記所定時間アクセスがないことにより前記充電ステップにおいて前記カメラの充電を開始した場合、前記カメラの充電開始を示す開始画像を、前記ネットワーク上のクライアント端末に送信する送信ステップとを実行させるためのプログラム。
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