JP2002198696A - 電子部品固定用治具 - Google Patents

電子部品固定用治具

Info

Publication number
JP2002198696A
JP2002198696A JP2000394429A JP2000394429A JP2002198696A JP 2002198696 A JP2002198696 A JP 2002198696A JP 2000394429 A JP2000394429 A JP 2000394429A JP 2000394429 A JP2000394429 A JP 2000394429A JP 2002198696 A JP2002198696 A JP 2002198696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
jig
substrate
hole
component fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000394429A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kobayashi
真一 小林
Hitoshi Onuma
均 大沼
Kouji Nakano
浩児 中野
Masayuki Morimoto
雅之 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000394429A priority Critical patent/JP2002198696A/ja
Publication of JP2002198696A publication Critical patent/JP2002198696A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業効率の向上を図ることができる電子
部品固定用治具を提供すること。 【解決手段】 互いに着脱自在とされた複数の分割部材
11,12により構成し、これら分割部材11,12に
溝11a、12aを設ける。これら分割部材11,12
を互いに組み合わせた状態で両溝11a、12aが孔1
3を形成するようにする。この孔13は、一側開口部1
3aを他側開口部13bより大きく形成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリーフォー
クリフトのコントローラなどを組み立てる際に用いられ
る治具に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示したものは、バッテリーフォー
クリフトのコントローラである。図において、符号1
は、基板2に半田付けされたMOSトランジスタであ
る。このトランジスタ1は放熱用のフィン1aを備えて
おり、この放熱フィン1aが各々アルミブロック3にね
じ止めされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
コントローラでは、独立した複数のトランジスタ1を基
板2に対して一つ一つ位置決めして半田付けを行うとい
う作業を繰り返さなければならず、作業性が悪いという
問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、組立作業効率の向上を図ることができる電子部品
固定用治具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子部
品固定用治具は、互いに着脱自在とされた複数の分割部
材により構成され、これら分割部材の少なくとも一つに
は一端面から他端面に渡って複数の溝が並んで設けら
れ、これら分割部材を互いに組み合わせた状態で前記一
つの分割部材に設けられた複数の溝と他の分割部材とに
よって複数の孔が形成されることを特徴とする。
【0006】この電子部品固定用治具によれば、電子部
品を基板に固定する際に、基板の孔と治具の孔とをそろ
えて治具を基板に取付け、この治具に設けられた孔に電
子部品のリードを挿入する。これにより、この治具が電
子部品と基板との間のスペーサとなり、基板に電子部品
を容易に位置決めすることができる。電子部品固定後
は、分割部材を互いに分離させることで、治具を取り外
すことができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子部品固定用治具において、前記孔は、一側開口部
が他側開口部より大きく形成されていることを特徴とす
る。
【0008】この電子部品固定用治具においては、孔の
一側が大きく開口しているため、電子部品のリードを挿
入しやすい。孔の他側開口部は小さいため、基板に設け
られた孔に対してリードを正確に挿入することができ
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の電子部品固定用治具において、一側面には、
基板にガイドされる突起部が設けられていることを特徴
とする。
【0010】この電子部品固定用治具においては、突起
部によって治具が基板にガイドされるため、治具を基板
に正確に位置決めすることができる。より具体的には、
例えば、突起部が基板に設けられた孔に挿入されること
によりガイドされるようにしてもよいし、突起部を基板
の端部に当接させることによってガイドされるようにし
てもよい。なお、基板の孔としては、従来より設けられ
ている孔を用いることが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、従来と同一の構成
については同一の符号を用い、その説明を省略する。図
1及び図2において、符号10は本例に係る電子部品固
定用治具である。この治具10は、互いに着脱自在とさ
れた複数の分割部材11,12を備えている。これら分
割部材11,12には、それぞれ上下両端面に渡って溝
11a、12aが設けられ、分割部材11,12を互い
に組み合わせた状態で溝11a、12aが互いに対向し
て孔13が形成されるようになっている。これら孔13
は円錐形状をなし、一側開口部13aが他側開口部13
bより大きく形成されている。なお、開口部13bの大
きさは、基板に設けられたトランジスタ1のリードが挿
入される孔と同じ程度か、より小さい構成となってい
る。
【0012】また、符号16,17は分割部材11,1
2を互いに固定する係止部材である。係止部材16には
分割部材がスライド自在に固着されており、係止部材1
7は、各分割部材11,12と着脱自在に設けられてい
る。係止部材16,17の底面には、治具10を基板に
ガイドさせて位置決めするための突起部18,19が設
けられている。なお、図では長手方向に省略してある
が、実際には、図4に示すようにトランジスタ1の数に
合わせた長さ・孔の数となるように構成されている。
【0013】さて、このように構成された治具10は、
以下のようにして使用される。まず、図3に示すよう
に、各トランジスタ1をアルミブロック3にねじ止めし
て固定する。次に、図4に示すように、治具10を基板
2に取付ける。具体的には、突起部18,19を基板に
設けられた孔(コネクタ取付け孔、リード挿入用の孔
等、従来より設けられている孔を用いることが可能であ
って、特別に穿設する必要はない。)に挿入する、また
は、基板の端部に突起部18,19を当接させることで
位置決めする。このとき、治具10の孔13と基板2の
リード挿入孔との位置が一致するようになっている。
【0014】そして、治具10の孔13に各トランジス
タ1のリードを挿入する。同時に基板2のリード挿入孔
に対しての挿入も行われる。このとき、孔13の開口部
13aが十分大きく設定されているため、リードを容易
に挿入することができる。図5に示すように、トランジ
スタ1と基板2との間隔が治具10によって設定された
状態となる。この状態で基板2とリードとを半田付けす
る。
【0015】半田付け完了後、図2に示すように係止部
材17を取り外す。これにより分割部材11、12が互
いに分離可能となるので、係止部材16に対して分割部
材11,12をスライドさせて各孔13を開放し、治具
10を基板2から取り外す。
【0016】以上のように、本例の電子部品固定用治具
10においては、以下の効果を得ることができる。ま
ず、治具10の一側面には基板2にガイドされる突起部
18,19が設けられているため、基板2に対して治具
10を容易に位置決めすることができる。この突起部1
8,19は、基板2に従来から設けられている孔に挿入
するようになっているため、基板2に対して新たに孔を
設ける必要がない。トランジスタ1を基板2に固定する
際に、治具10に設けられた孔13にトランジスタ1の
リードを挿入することにより、治具10がトランジスタ
1と基板2との間のスペーサとなり、両者の間隔を定め
ることができる。すなわち、独立したトランジスタ1を
一つ一つ基板2に半田付けしていた従来と比較し、トラ
ンジスタ1の位置決めをまとめて行うことができるた
め、組立作業効率が向上する。そして、このとき孔13
の開口部13aが大きく形成されているため、電子部品
のリードを挿入しやすい。孔13の他側開口部13bは
小さいため、基板2のリード挿入孔に対してリードを正
確に位置決めすることができ、確実にリードを挿入する
ことができる。トランジスタ1の半田付け完了後は、分
割部材11,12を互いに分離させることで、治具10
を容易に取り外すことができる。
【0017】なお、孔13は円錐状であるが、形状は本
例に限定されるものではない。また、分割部材11,1
2の双方に溝11a、12aが設けられているが、少な
くともいずれか一方に同様の溝が設けられていればよ
い。
【0018】また、本発明の変形例として、図6、図7
のように構成してもよい。なお、各図において、上記実
施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その
説明を省略する。図6において、符号10”は電子部品
固定用治具であり、符号11’、12’は分割部材であ
る。これら分割部材11’、12’には前記した溝11
a、12aがそれぞれ形成されている。また、分割部材
11’、12’は、ヒンジ部材25を中心に互いに回動
自在に連結されていることにより、互いに着脱自在とな
っている。この電子部品固定用治具10”は、図6(a)
のように分割部材11’、12’を互いに合わせて係止
部材17により固定する。そして上記実施形態と同様に
基板2に取付けた後、各トランジスタ1を治具10”の
孔13に挿入するとともに基板2に半田付けする。その
後、図6(b)に示すように係止部材17を取り外して分
割部材11,12を互いに分離し、治具10”を基板2
から取り外す。このように、本変形例の電子部品固定用
治具10”においても、上記実施形態と同様の効果を得
ることができる。図7において示した電子部品固定用治
具10’においては、分割部材11,12の両端に着脱
自在に係止部材16’、17が設けられている。この電
子部品固定用治具10’においては、分割部材11,1
2を分離する際には、係止部材16’、17をともに取
り外す。そして、本変形例の電子部品固定用治具10’
においても、上記実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子部品
固定用治具においては、以下の効果を得ることができ
る。請求項1に記載の発明によれば、電子部品を基板に
固定する際に、治具に設けられた孔に電子部品のリード
を挿入することにより、この治具が電子部品と基板との
間のスペーサとなるため、複数の電子部品の位置決めを
まとめて行うことができて作業効率を向上させることが
できる。電子部品固定後は、分割部材を互いに分離させ
ることで、治具を容易に取り外すことができる。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、孔の一側
が大きく形成されているため、電子部品のリードを挿入
しやすい。孔の他側は小さいため、基板に対してリード
を正確に位置決めすることができる。これにより作業効
率を向上させることができる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、突起部に
よって治具が基板にガイドされるため、治具を基板に正
確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示した電子部品固
定用治具の斜視図である。
【図2】 同電子部品固定用治具において、分割部材を
互いに分離した状態を示す斜視図である。
【図3】 同電子部品固定用治具を用いた組立作業にお
いて、トランジスタをアルミブロックに固定した状態を
示す図である。
【図4】 同電子部品固定用治具を基板に取付けた状態
を示す図である。
【図5】 同電子部品固定用治具にトランジスタのリー
ドを挿入した状態を示す図である。
【図6】 変形例として示した電子部品固定用治具の斜
視図である。
【図7】 変形例として示した電子部品固定用治具の斜
視図である。
【図8】 MOSトランジスタを使用したコントローラ
の外観斜視図である。
【符号の説明】
2 基板 10、10’、10” 電子部品固定用治具 11,12、11’、12’ 分割部材 11a、12a 溝 13 孔 13a 開口部 13b 開口部 18,19 突起部
フロントページの続き (72)発明者 中野 浩児 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社産業機器事業部内 (72)発明者 森本 雅之 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社産業機器事業部内 Fターム(参考) 5E313 AA07 AA11 FF08 FF22 FG06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに着脱自在とされた複数の分割部材
    により構成され、これら分割部材の少なくとも一つには
    一端面から他端面に渡って複数の溝が並んで設けられ、
    これら分割部材を互いに組み合わせた状態で前記一つの
    分割部材に設けられた複数の溝と他の分割部材とによっ
    て複数の孔が形成されることを特徴とする電子部品固定
    用治具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子部品固定用治具に
    おいて、 前記孔は、一側開口部が他側開口部より大きく形成され
    ていることを特徴とする電子部品固定用治具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子部品固定
    用治具において、 一側面には、基板にガイドされる突起部が設けられてい
    ることを特徴とする電子部品固定用治具。
JP2000394429A 2000-12-26 2000-12-26 電子部品固定用治具 Withdrawn JP2002198696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394429A JP2002198696A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 電子部品固定用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394429A JP2002198696A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 電子部品固定用治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002198696A true JP2002198696A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18860062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000394429A Withdrawn JP2002198696A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 電子部品固定用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002198696A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100763342B1 (ko) 2006-08-23 2007-10-04 삼성전기주식회사 지그 및 이를 이용한 소형기판 탈착방법
WO2018225777A1 (ja) 2017-06-06 2018-12-13 川崎重工業株式会社 リード線の挿入方法及びその実施に用いる保持装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100763342B1 (ko) 2006-08-23 2007-10-04 삼성전기주식회사 지그 및 이를 이용한 소형기판 탈착방법
WO2018225777A1 (ja) 2017-06-06 2018-12-13 川崎重工業株式会社 リード線の挿入方法及びその実施に用いる保持装置
JP7397564B2 (ja) 2017-06-06 2023-12-13 川崎重工業株式会社 リード線の挿入方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002198696A (ja) 電子部品固定用治具
JP2006253531A (ja) 電気機器取付装置
JP2007242770A (ja) ワイヤクリップ
EP3024023B1 (en) Slat fastening assembly
JP2006237585A (ja) 熱放散モジュールおよびその係合組立
US20050069393A1 (en) Clamping device of a rotating tool
JPH05152468A (ja) Icソケツト
JP2007335127A (ja) スルーホール接続用コンタクト
JP2018046172A (ja) 回路基板構造及び基板保持部材
JP5627784B2 (ja) 電子部品保持構造およびこれを用いた電子機器
JP2015220311A (ja) 電気部品の組立装置及び組立方法
JP5880487B2 (ja) 間隔管保持治具、及び間隔管保持部材
JPH0220838Y2 (ja)
JPH037988Y2 (ja)
KR100484313B1 (ko) 두개의 앵글 플레이트를 상호 고정시키는 클램프
JPH029591Y2 (ja)
JP2002111161A (ja) プリント配線板の実装構造
KR950002901A (ko) 센터링용 범용척
JPS5927614Y2 (ja) Ic脱着治具
JP3774511B2 (ja) 基板取付装置
JP4157026B2 (ja) 固定具
JPH0419824Y2 (ja)
JP2005180135A (ja) 連結金具
JP2009054783A (ja) プリント基板挿抜機構
JP2007311538A (ja) 電子部品の固定方法及び電子機器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304