JP2009054783A - プリント基板挿抜機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネストに収納するプリント基板が多くなっても安全にプリント基板を挿抜できる低コストのプリント基板挿抜機構を提供すること。
【解決手段】角筒状のネストの一端開口部に設けられたバックボードに一端が嵌合接続されるように複数のプリント基板を挿抜するプリント基板挿抜機構であって、前記ネストの他端開口部の両側面外側に設けられたプリント基板の位置決め用要素と、前記プリント基板の他端に設けられたホルダの両端面に取付高がネストの位置決め用要素とほぼ一致するように設けられたピンと、前記ネストの位置決め用要素と相互に係合する第1の係合部と前記プリント基板のピンに係合する第2の係合部が設けられた平板部材よりなる挿抜治具とで構成され、両側でそれぞれ前記ネストの位置決め用要素と前記プリント基板のピンを連結する挿抜治具を回動させてプリント基板を挿抜することを特徴とするもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリント基板挿抜機構に関し、詳しくは、低コストで作業性の高い機構に関するものである。
図6は半導体試験装置のテストヘッドにおけるプリント基板挿抜機構の一例を示す構成図、図7は図6の部分断面図である。テストヘッド1には、複数のプリント基板2を挿抜可能に収納するように上下が開口された角筒状のネスト3が設けられている。
ネスト3の下部開口にはバックボード31が設けられていて、プリント基板2の一端に長手方向に沿って設けられている複数のコネクタ21が嵌合接続される。ネスト3の内部両側面には、挿抜されるプリント基板2の両側辺を案内するガイドレール32、33が対向するように設けられている。ここで、プリント基板2のコネクタ21とバックボード31との嵌合挿抜にあたっては、機械的に堅固に嵌め合うように設計されていることから、かなり大きな力が必要になる。
そこで、プリント基板2の挿抜にあたっては、図8に示すような挿抜治具4を、図7に示すようにプリント基板2の左右両端で用いる。挿抜治具4は、短辺と長辺とで「へ」字形に形成されたレバー41と、ガイドレール32、33の溝に嵌め合うように形成されこのレバー41の短辺と長辺の連結部を回動可能に軸42を介して支持する支持台43と、レバー41の短辺の端部近傍に設けられたピン44とで構成されている。
プリント基板2の他端には、長手方向に沿ってホルダ22が設けられている。このホルダ22の各端部近傍には、挿抜治具4のピン44を挿入するための小判状の長穴23、24が設けられている。
プリント基板2の挿入にあたっては、プリント基板2をテストヘッド1のネスト3のガイドレール32、33に挿入する。続いて、図8に示すように、挿抜治具4をプリント基板2が挿入されたガイドレール32、33の端部に取り付け、プリント基板2のホルダ22に設けられている長穴23、24にピン44を挿入する。そして、挿抜治具4の長辺を矢印Aの方向に回動させてプリント基板2をバックボード31に対して押し込み、プリント基板2の複数のコネクタ21をバックボード31に嵌合接続させる。
バックボード31に嵌合接続されているプリント基板2の抜き取りにあたっては、挿抜治具4をプリント基板2が挿入されたガイドレール32、33の端部に取り付け、プリント基板2のホルダ22に設けられている長穴23、24にピン44を挿入する。そして、挿抜治具4の長辺を矢印Bの方向に回動させてプリント基板2の複数のコネクタ21とバックボード31との嵌合接続を解除し、プリント基板2を引き出す。
特開平10−270874号公報
特許文献1には、電子回路やインタフェースが実装された複数のカードのコネクタを、ラックのバックプレーンに設けられたコネクタに接続する電子回路接続装置の構成が記載されている。
しかし、従来の構成によれば、ネスト3に収納するプリント基板2が多い場合には、隣接するプリント基板2の間隔が狭くなることから、挿抜治具4のピン44がプリント基板2の長穴23、24に挿入しにくくなり、作業性が悪くなる。そして、最悪の場合には、ピン44を挿入するスペースが無くなってしまうという問題がある。
また、ガイドレール32、33については、溝加工が特殊であることから、コストが高くなるという問題もある。
さらに、挿抜治具4を使用する周辺にテストヘッド1の機構部品がある場合には、レバー41の回動角度範囲が制限されて作業に支障を来たしたり、挿抜作業時に安全性が確保できなくなってしまうおそれがある。
本発明は、これらの問題点に着目したものであり、その目的は、ネストに収納するプリント基板が多くなっても安全にプリント基板を挿抜できる低コストのプリント基板挿抜機構を提供することにある。
このような課題を達成する請求項1の発明は、角筒状のネストの一端開口部に設けられたバックボードに一端が嵌合接続されるように複数のプリント基板を挿抜するプリント基板挿抜機構であって、前記ネストの他端開口部の両側面外側に設けられたプリント基板の位置決め用要素と、前記プリント基板の他端に設けられたホルダの両端面に取付高がネストの位置決め用要素とほぼ一致するように設けられたピンと、前記ネストの位置決め用要素と相互に係合する第1の係合部と前記プリント基板のピンに係合する第2の係合部が設けられた平板部材よりなる挿抜治具とで構成され、両側でそれぞれ前記ネストの位置決め用要素と前記プリント基板のピンを連結する挿抜治具を回動させてプリント基板を挿抜することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のプリント基板挿抜機構において、前記ネストの他端開口部の両側面外側に設けられたプリント基板の位置決め用要素はピンまたは穴であり、前記挿抜治具の第1の係合部はピンが嵌め合う穴または穴に挿入されるピンであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のプリント基板挿抜機構において、前記ネストは半導体試験装置のテストヘッドを構成することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のプリント基板挿抜機構において、前記挿抜治具の第2の係合部は挿抜治具がスムーズに回動するように円弧状の長穴または三角形状に形成されていることを特徴とする。
これらにより、ネストに収納するプリント基板が多くなっても安全にプリント基板を挿抜できる低コストのプリント基板挿抜機構が実現できる。
以下、本発明について、図面を用いて説明する。図1は本発明に基づくプリント基板挿抜機構の一実施例を示す構成図、図2は図1の部分断面図であって、図6および図8と共通する部分には同一の符号を付けている。図1と図6の相違点は、図6のプリント基板2のホルダ22に設けられていた長穴23、24に代えて図1ではホルダ22の両端面にピン25、26を設けたこと、図6のネスト3内部に設けていたガイドレール32、33に代えて図1ではネスト3の上部側面外側に位置決め用のピン34、35を設けたこと、図6の複数の部品で構成された挿抜治具4に代えて図1では平板で挿抜治具5を構成していることである。
すなわち、図1および図2において、プリント基板2のホルダ22の両端面には、プリント基板2を挿抜するときに力を加えるためのピン25、26が設けられている。ネスト3の上部側面外側には、収納されるプリント基板2の収納位置を決めるための複数のピン34、35が設けられている。なお、これらプリント基板2のピン25、26とネスト3のピン34、35は、取付高がほぼ等しく設定されている。平板で形成された挿抜治具5の端部近傍には、ネスト3に設けられたピン34または35を差し込むための穴51が設けられ、この穴51よりも他端寄りにはプリント基板2のホルダ22の両端面に設けられたピン25、26を差し込むための穴52が設けられている。
このような機構の動作について、図2および図3を用いて説明する。はじめに、プリント基板2を、ネスト3の上部側面外側に設けられたピン34および35を位置決めの目安にして、端部のコネクタ21がネスト3のバックボード31に嵌合接続される寸前まで挿入する。
次に、挿抜治具5の端部近傍に設けられた穴51に、ネスト3の上部側面外側に設けられたピン34または35が挿入されるように、挿抜治具5をネスト3の両側面に取り付ける。
そして、挿抜治具5の穴52にプリント基板2のホルダ22の両端面に設けられたピン25または26を挿入し、挿抜治具5を時計方向に回動させる。これにより、挿抜治具5は、ピン34または35を支点としピン25または26を作用点とするてこの原理に基づいて、プリント基板2をバックボード31に向かって押し付け、端部のコネクタ21をネバックボード31に嵌合接続させる。
図3では、ネスト3にプリント基板2を挿入する過程を、長い矢印Aで示す方向に沿って、3段階a,b,cで示している。段階aは端部のコネクタ21がネスト3のバックボード31に嵌合接続される寸前まで挿入された状態、段階bは端部のコネクタ21がネスト3のバックボード31にほぼ半分まで嵌合接続された状態、段階cは端部のコネクタ21がネスト3のバックボード31に完全に嵌合接続された状態である。
バックボード31に嵌合接続されているプリント基板2の抜き取りにあたっては、図3の挿入とは逆に、段階c→段階b→段階aの手順を実行してプリント基板2の複数のコネクタ21とバックボード31との嵌合接続を解除し、プリント基板2を引き出す。
このような機構によれば、挿抜治具5の操作をネスト3の側面外側で行うので、ネスト3に収納されるプリント基板2が多い場合でも、効率よく挿抜作業が行える。
また、従来の機構では挿抜治具4を仮固定するためのガイドレール32、33が必要であったが、単純なピン構造でよく、大幅なコストダウンが可能になる。
また、従来の挿抜治具4は複数の部品よりなるユニット構成であったが、本発明の挿抜治具5は1枚の板状部品になり、低コストにできる。
さらに、挿抜治具5の操作方向がプリント基板2の幅方向から配列方向に変更されたことにより、テストヘッド内部のスペースを有効に活用でき、メンテナンスの安全性向上が図れるという効果も得られる。
なお、上記実施例では、挿抜治具5のプリント基板2のホルダ22の両端面に設けられたピン25、26を差し込むための穴52が斜め方向に設けられた直線的な長穴の例を示したが、図4(A)に示すように挿抜治具5の回動に対応した円弧状の長穴であってもよいし、図4(B)に示すような直角三角形状の打抜き穴であってもよい。これら図4に示す形状の穴にすることにより、直線的な長穴よりもスムーズな挿抜動作が得られる。
また、挿抜治具5の端部近傍の穴51に代えて、図5のようなピン53を設けるようにしてもよい。挿抜治具5にはピン53の部品と取り付け工数が増えるが、ネスト3側はピン34または35に代えて穴加工をすればよく、機構全体としてはコストを抑えることができる。
以上説明したように、本発明によれば、ネストに収納するプリント基板が多くなっても安全にプリント基板を挿抜できる低コストのプリント基板挿抜機構を提供することができるので、たとえば半導体試験装置のテストヘッドにおけるプリント基板挿抜機構などに好適である。
本発明に基づくプリント基板挿抜機構の一実施例を示す構成図である。 図1の部分断面図である。 図1の動作説明図である。 挿抜治具5の他の構成例図である。 挿抜治具5の他の構成例図である。 従来のプリント基板挿抜機構の一例を示す構成図である。 図6の部分断面図である。 挿抜治具4の動作説明図である。
符号の説明
1 テストヘッド
2 プリント基板
21 コネクタ
22 ホルダ
25、26 ピン
3 ネスト
34、35 ピン
5 挿抜治具
51、52 穴
53 ピン

Claims (4)

  1. 角筒状のネストの一端開口部に設けられたバックボードに一端が嵌合接続されるように複数のプリント基板を挿抜するプリント基板挿抜機構であって、
    前記ネストの他端開口部の両側面外側に設けられたプリント基板の位置決め用要素と、
    前記プリント基板の他端に設けられたホルダの両端面に取付高がネストの位置決め用要素とほぼ一致するように設けられたピンと、
    前記ネストの位置決め用要素と相互に係合する第1の係合部と前記プリント基板のピンに係合する第2の係合部が設けられた平板部材よりなる挿抜治具とで構成され、
    両側でそれぞれ前記ネストの位置決め用要素と前記プリント基板のピンを連結する挿抜治具を回動させてプリント基板を挿抜することを特徴とするプリント基板挿抜機構。
  2. 前記ネストの他端開口部の両側面外側に設けられたプリント基板の位置決め用要素はピンまたは穴であり、前記挿抜治具の第1の係合部はピンが嵌め合う穴または穴に挿入されるピンであることを特徴とする請求項1記載のプリント基板挿抜機構。
  3. 前記ネストは半導体試験装置のテストヘッドを構成することを特徴とする請求項1記載のプリント基板挿抜機構。
  4. 前記挿抜治具の第2の係合部は挿抜治具がスムーズに回動するように円弧状の長穴または三角形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のプリント基板挿抜機構。
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