JP2006202615A - カードエッジコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 イジェクトレバーを固定できる構造において、モジュール基板を装着したり脱着したりする時に必要とされる力のピークを従来より低減できるカードエッジコネクタと提供する。
【解決手段】 カードエッジコネクタは複数の電極が配列されるコネクタ部1と、コネクタ部1の両側端に位置するガイドポスト2とを有する。ガイドポスト2はモジュール基板3をコネクタ部1へと案内する。ガイドポスト2はイジェクトレバー4を有する。イジェクトレバー4の一端には、弾性バー5が取り付けられている。弾性バー5の、イジェクトレバー4に取り付けられた側とは反対側の端部には、モジュール基板3をコネクタ部1に完全に挿入した際、ガイドポスト2の上面に形成された凹部9に嵌合する突起7が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 カードエッジコネクタは複数の電極が配列されるコネクタ部1と、コネクタ部1の両側端に位置するガイドポスト2とを有する。ガイドポスト2はモジュール基板3をコネクタ部1へと案内する。ガイドポスト2はイジェクトレバー4を有する。イジェクトレバー4の一端には、弾性バー5が取り付けられている。弾性バー5の、イジェクトレバー4に取り付けられた側とは反対側の端部には、モジュール基板3をコネクタ部1に完全に挿入した際、ガイドポスト2の上面に形成された凹部9に嵌合する突起7が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、メモリモジュールや、パーソナルコンピュータのインタフェースカードなどのカードエッジ式モジュール基板を装着するためのカードエッジコネクタに関し、特に、モジュール基板のロックおよびイジェクトを行うレバー機構を備えたカードエッジコネクタに関する。
近年コンピュータやその他の電子装置において、上記のようなカードエッジ式モジュール基板(以下、モジュール基板と略す)の端部を受け入れ、この端部に沿ってモジュール基板の片面又は両面に形成される電極と電気的に接続されるカードエッジコネクタが広く使用される。
カードエッジコネクタはモジュール基板を着脱自在であるが、特に、モジュール基板の取り外しをスムーズにするためにイジェクトレバーを備えることが一般的である。このイジェクトレバーには、コネクタに装着されたモジュール基板を係合する機構も備える。
さらに、カードエッジコネクタは、モジュール基板をコネクタへ向け一方向へ挿入するという単純な構造のため、振動でモジュール基板が抜ける方向に力がかかった場合に脱落しないように、モジュール基板と係合した状態のイジェクトレバーを固定する必要がある。
従来、イジェクトレバーを固定するには摩擦力を使った方法が主流である。
以上のような従来のカードエッジコネクタの構成および、カードエッジコネクタに対するモジュール基板の挿抜方法を図5を用いて説明する。図5の(a)〜(c)は従来のカードエッジコネクタに対してモジュール基板を挿入する場合の様子を示す。
図5において、カードエッジコネクタは複数の電極(不図示)が配列されるコネクタ部101と、コネクタ部101の両側端に位置するガイドポスト102とを有する。ガイドポスト102はモジュール基板103をコネクタ部101へと案内する。モジュール基板103の端部がコネクタ部101に挿入されると、モジュール基板103の電極103aがコネクタ部101の電極(不図示)と接合される。なお、図5はコネクタ部101の片側のみを示している。
ガイドポスト102はイジェクトレバー104を有する。イジェクタトレバー104はL字形からなり、L字に折れた直角部が軸106によって回転自在に軸支されている。イジェクトレバー104の一端が取っ手105になっている。また、モジュール基板103の側縁には切り欠き103bが形成され、イジェクトレバー104には、モジュール基板103をコネクタ部101に装着した際、モジュール基板103の切り欠き103bと係合する突起104aが設けられている。
また、ガイドポスト102には、モジュール基板103をコネクタ部101に装着した際にイジェクトレバー104の一端と接触し、摩擦力でイジェクトレバー104を固定する突起107が設けられている。
上述した構成のカードエッジコネクタでは、図5(a)に示すようにモジュール基板103をガイドポスト102に沿って挿入していくと、図5(b)に示すように、モジュール基板103の先端がイジェクトレバー104の他端に接触する。このとき、モジュール基板103の電極103aがコネクタ部101の電極(不図示)に接触する。さらに、イジェクトレバー104の一端が、ガイドポスト102に設けられた突起107と接触する。
そして、図5(c)に示すように、コネクタ部101にモジュール基板の先端が完全に装着されると、イジェクトレバー104の突起104aがモジュール基板103の側縁に設けられた切り欠き103bと係合する。これにより、モジュール基板103が固定(ロック)される。また、イジェクトレバー104は、突起107との接触による摩擦力で固定される。
一方、モジュール基板103を取外す場合は、イジェクトレバー104の取っ手105を図5の(c)の状態から図面の右側に倒すと、図5の(b)に示すようにイジェクトレバー104の突起104aがモジュール基板103の切り欠き103bから抜けるとともに、軸106を支点にイジェクトレバー104の他端が起き上がる。これにより、コネクタ部101に装着したモジュール基板103がコネクタ部101から外れる。
なお、特許文献1、2においても、上述したようなカードエッジコネクタに対してモジュール基板のロックおよびイジェクトを行うレバーが開示されている。
実公平6−48938号公報
特開平7−296888号公報
図5に例示した従来のカードエッジコネクタの問題点は、モジュール基板をカードエッジコネクタへ装着するときに必要とされる力のピークが、イジェクトレバーを固定するための摩擦力によって増大してしまうことである。すなわち、モジュール基板をカードエッジコネクタへ装着するとき、モジュール基板の電極とコネクタ部の電極とを接合する力のみが必須であるが、それ以外の力が必要となっている。
同様に、カードエッジコネクタからモジュール基板を抜き去るときは、モジュール基板の電極とコネクタ部の電極との接合力を解除する力に、イジェクトレバーを固定している力を解除する力が加わってしまう問題点がある。
本発明の主目的は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、モジュール基板を装着するときに必要とされる力のピークを従来より低減できるカードエッジコネクタと提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のカードエッジコネクタは、電気回路基板の端部に設けられた電極と電気的に接合可能なコネクタ部と、コネクタ部の側部に設けられ、電気回路基板をコネクタ部に案内するガイドポストと、ガイドポストに回動自在に軸支され、コネクタ部に挿入された電気回路基板をコネクタ部から排出するイジェクトレバーと、イジェクトレバーに設けられ、電気回路基板の側縁に形成された切り欠きと係合可能な係合手段と、イジェクトレバーを固定する固定手段とを備えたカードエッジコネクタにおいて、固定手段は、ガイドポストの上面に形成された凹部と、イジェクトレバーの上端に支持された弾性バーと、弾性バーに設けられ、電気回路基板がコネクタ部に完全に挿入された時に凹部と係合する突起とを有することを特徴とする。
このような構成では、電気回路基板がコネクタ部に完全に挿入された時、イジェクトレバー上端の弾性バーに設けられた突起がガイドポスト上面の凹部に係合し、この事によりイジェクトレバーが固定される。このため、電気回路基板をカードエッジコネクタへ装着する際、電気回路基板の電極とコネクタ部の電極とを接合する力以外の力を必要としないで済む。
このカードエッジコネクタにおいて、係合手段は電気回路基板の側縁の切り欠きと係合する突起である。この突起は可動式であることが好ましい。
以上説明したように、本発明によれば、カードエッジコネクタにモジュール基板を装着するときに必要とされる力のピークを従来より低減できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1によるカードエッジコネクタの構成、およびコネクタに対するモジュール基板の挿抜方法を説明する。図1の(a)〜(c)は実施形態1のカードエッジコネクタに対してモジュール基板を挿入する場合の様子を示す。
本発明の実施形態1によるカードエッジコネクタの構成、およびコネクタに対するモジュール基板の挿抜方法を説明する。図1の(a)〜(c)は実施形態1のカードエッジコネクタに対してモジュール基板を挿入する場合の様子を示す。
図1において、本実施形態のカードエッジコネクタは複数の電極(不図示)が配列されるコネクタ部1と、コネクタ部1の両側端に位置するガイドポスト2とを有する。ガイドポスト2はモジュール基板3をコネクタ部1へと案内する。モジュール基板3の端部がコネクタ部1に挿入されると、モジュール基板3の電極3aがコネクタ部1の電極(不図示)と接合される。なお、図1はコネクタ部1の片側のみを示している。
ガイドポスト2はイジェクトレバー4を有する。イジェクタトレバー4はL字形からなり、L字に折れた直角部が軸6によって回転自在に軸支されている。イジェクトレバー4の一端の操作部には、弾性バー5が取り付けられている。弾性バー5の、イジェクトレバー4に取り付けられた側とは反対側の端部には、モジュール基板3をコネクタ部1に完全に挿入した際、ガイドポスト2の上面に形成された凹部9と係合する突起7が設けられている。
また、モジュール基板3の側縁には切り欠き3bが形成され、イジェクトレバー4には、モジュール基板3をコネクタ部1に完全に挿入した際、モジュール基板3の切り欠き3bと係合する突起4aが設けられている。
上述した構成のカードエッジコネクタでは、図1(a)に示すようにモジュール基板3をガイドポスト2に沿って挿入していくと、図1(b)に示すように、モジュール基板3の先端がイジェクトレバー4の他端に接触する。このとき、モジュール基板3の電極3aがコネクタ部1の電極(不図示)に接触する。さらに、弾性バー5上の突起7がガイドポスト2の上面であるランニングガイド8上を移動し始める。
そして、図1(c)に示すように、コネクタ部1にモジュール基板3の先端が完全に挿入されると、イジェクトレバー4の突起4aがモジュール基板3の側縁に設けられた切り欠き3bと係合する。これにより、モジュール基板3が固定(ロック)される。このとき、イジェクトレバー4は、弾性バー5の突起7がガイドポスト2の上面に形成された凹部9に係合することで固定される。
一方、モジュール基板3を取外す場合は、イジェクトレバー4の一端に取り付けられた弾性バー5の端部を図1の(c)の状態から図面の右下に押し下げると、弾性バー5の突起7がガイドポスト2の上面の凹部9から外れ、イジェクトレバー4が自由に動くようになる。この状態で図1(b)に示すようにイジェクトレバー4を倒すと、イジェクトレバー4の突起4aがモジュール基板3の切り欠き3bから抜けるとともに、軸6を支点にイジェクトレバー4の他端が起き上がる。これにより、モジュール基板3がコネクタ部1から外れる。
この実施形態1によれば、イジェクトレバー4を固定する構造において、モジュール基板3を装着したり脱着したりするときに必要とされる力が、モジュール基板3の電極3aとコンタクト部1の電極(不図示)との接触力のみとなるため、図5のカードエッジコネクタに比べて、モジュール基板3の装着時および脱着時の力を低減することができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2によるカードエッジコネクタの構成、およびコネクタに対するモジュール基板の挿抜方法を説明する。ここでは、上記の実施形態1と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。図2の(a)〜(c)は実施形態2のカードエッジコネクタに対してモジュール基板を挿入および抜去する場合の様子を示す。
次に、本発明の実施形態2によるカードエッジコネクタの構成、およびコネクタに対するモジュール基板の挿抜方法を説明する。ここでは、上記の実施形態1と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。図2の(a)〜(c)は実施形態2のカードエッジコネクタに対してモジュール基板を挿入および抜去する場合の様子を示す。
本実施形態のカードエッジコネクタは、図5に示した従来のカードエッジコネクタにおいて、モジュール基板の切り欠きと係合するイジェクトレバー上の突起が可動式となっている。具体的には図2に示すように、イジェクトレバー4には、モジュール基板3の切り欠き3bと係合する可動式突起10が突設されている。可動式突起10およびその支持部分はばね部材からなり、イジェクトレバー4に設けられた窪み部11に収容可能となっている。
また、ガイドポスト2には、モジュール基板3をコネクタ部1に挿入する過程でイジェクトレバー4の一端と接触し、摩擦力でイジェクトレバー4を固定する突起13が設けられている。
上述した構成のカードエッジコネクタでは、図2(a)〜(c)に示すように、イジェクトレバー4をガイドポスト2の突起13との摩擦力で固定した状態で、モジュール基板3をコネクタ部1へ挿入する。
まず、図2(a)に示すようにモジュール基板3をガイドポスト2に沿って挿入すると、イジェクトレバー4に取り付けられた可動式突起10にモジュール基板3の先端が接触する。さらにモジュール基板3を挿入すると、図2(b)に示すように、可動式突起10の支持部分が撓んで可動式突起10がイジェクトレバー4の窪み部11内に移動し、モジュール基板3の側面と接触する。そして、可動式突起10がモジュール基板3の切り欠き3b近傍に位置したとき、モジュール基板3の電極3aがコネクタ部1の電極(不図示)に接触する。
その後、図2(c)に示すように、コネクタ部1にモジュール基板3の先端が完全に挿入されると、イジェクトレバー4の可動式突起10がモジュール基板3の側縁に設けられた切り欠き3bと係合する。これにより、モジュール基板3が固定(ロック)される。
一方、モジュール基板3を取外す場合は、イジェクトレバー4の一端に設けられた取っ手12を図2(c)の状態から図面の右側に倒すと、図2(d)に示すようにイジェクトレバー4の可動式突起10がモジュール基板3の切り欠き3bから抜けるとともに、軸6を支点にイジェクトレバー4の他端が起き上がる。これにより、モジュール基板3がコネクタ部1から外れる。
この実施形態2によれば、イジェクトレバー4を突起13との摩擦力で固定したままモジュール基板3をコネクタ部1に挿入することができる。
また、図5の従来のカードエッジコネクタと比べて、モジュール基板3をカードエッジコネクタに装着するときの力のピークを減少させることができる。この理由を図4を参照して説明する。図4はモジュール基板をカードエッジコネクタに装着するときの位置と装着力との関係を説明するための図であり、(a)はコネクタ部1にモジュール基板3を挿入するときの断面図である。
図4(b)は図5のカードエッジコネクタにモジュール基板3を装着するときの装着力を示すグラフであり、一点鎖線は、図5のカードエッジコネクタにおいてイジェクトレバーを固定するときの抵抗力aを、点線はコネクタ部1の電極とモジュール基板3の電極とを接合するときの抵抗力bを、実線はモジュール基板の装着力(=抵抗力a+抵抗力b)を示している。
図4(c)は実施形態2のカードエッジコネクタにモジュール基板3を装着するときの装着力を示すグラフであり、一点鎖線は、可動式突起10による抵抗力cを、点線はコネクタ部1の電極とモジュール基板3の電極とを接合するときの抵抗力bを、実線はモジュール基板の装着力(=抵抗力b+抵抗力c)を示している。
図5の従来のカードエッジコネクタでは、モジュール基板3の電極をコネクタ部1の電極に接合している最中に、イジェクトレバー4が突起13の摩擦力で固定されるため、図4(b)に描くような装着力となる。
これに対し、図2のカードエッジコネクタでは、モジュール基板3の電極とコネクタ部1の電極との接合が開始されると直ぐに、可動式突起10の抵抗力が減少する構造となっている。このため、図4(c)に示すようにモジュール基板3を装着するときの装着力のピークが、図5の従来のカードエッジコネクタの場合よりも低減する。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3によるカードエッジコネクタの構成、およびコネクタに対するモジュール基板の挿抜方法を説明する。ここでは、上記の実施形態1と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。図3の(a)〜(c)は実施形態3のカードエッジコネクタに対してモジュール基板を挿入および抜去する場合の様子を示す。
次に、本発明の実施形態3によるカードエッジコネクタの構成、およびコネクタに対するモジュール基板の挿抜方法を説明する。ここでは、上記の実施形態1と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。図3の(a)〜(c)は実施形態3のカードエッジコネクタに対してモジュール基板を挿入および抜去する場合の様子を示す。
本実施形態のカードエッジコネクタは、上記の実施形態1のカードエッジコネクタにおいて、モジュール基板の切り欠きと係合するイジェクトレバー上の突起が上記の実施形態2のように可動式となっている。
具体的には図3に示すように、イジェクトレバー4には、モジュール基板3の切り欠き3bと係合する可動式突起10が突設されている。可動式突起10およびその支持部分はばね部材からなり、イジェクトレバー4に設けられた窪み部11に収容可能となっている。
また、イジェクトレバー4の一端の操作部には、弾性バー5が取り付けられている。弾性バー5の、イジェクトレバー4に取り付けられた側とは反対側の端部には、モジュール基板3をコネクタ部1に完全に挿入した際、ガイドポスト2の上面に形成された凹部9と係合する突起7が設けられている。
上述した構成のカードエッジコネクタでは、図3(a)〜(c)に示すように、イジェクトレバー4に取り付けられた弾性バー5の突起7をガイドポスト2の上面に形成された凹部9に係合することでイジェクトレバー4を固定する。この状態で、モジュール基板3をコネクタ部1へ挿入する。
まず、図3(a)に示すようにモジュール基板3をガイドポスト2に沿って挿入すると、イジェクトレバー4に取り付けられた可動式突起10にモジュール基板3の先端が接触する。さらにモジュール基板3を挿入すると、図3(b)に示すように、可動式突起10の支持部分が撓んで可動式突起10がイジェクトレバー4の窪み部11内に移動し、モジュール基板3の側面と接触する。そして、可動式突起10がモジュール基板3の切り欠き3b近傍に位置したとき、モジュール基板3の電極3aがコネクタ部1の電極(不図示)に接触する。
その後、図3(c)に示すように、コネクタ部1にモジュール基板3の先端が完全に挿入されると、イジェクトレバー4の可動式突起10がモジュール基板3の側縁に設けられた切り欠き3bと係合する。これにより、モジュール基板3が固定(ロック)される。
一方、モジュール基板3を取外す場合は、イジェクトレバー4の一端に取り付けられた弾性バー3の端部を図3の(c)の状態から図面の右下に押し下げると、弾性バー5の突起7がガイドポスト2の上面の凹部9から外れ、イジェクトレバー4が自由に動くようになる。この状態で図3(d)に示すようにイジェクトレバー4を倒すと、イジェクトレバー4の可動式突起10がモジュール基板3の切り欠き3bから抜けるとともに、軸6を支点にイジェクトレバー4の他端が起き上がる。これにより、モジュール基板3がコネクタ部1から外れる。
この実施形態によれば、イジェクトレバー4を弾性バー5の突起7で固定したままモジュール基板3をコネクタ部1に挿入することができる。また、図5のカードエッジコネクタと比べて、モジュール基板3をカードエッジコネクタに装着するときの力のピークを減少させることができる。この理由は実施形態2と同じである。
さらに、本実施形態のカードエッジコネクタでは、モジュール基板3をコネクタ部1に挿入する際、実施形態1のようにイジェクトレバー4を固定せずに可動させることもできる。この場合、可動式突起10がモジュール基板3の挿入に影響しないため、モジュール基板3をカードエッジコネクタに装着するときに必要とされる力が、モジュール基板3の電極3aとコンタクト部1の電極(不図示)との接触力のみとなる。よって、イジェクトレバー4を固定した場合に比べて、モジュール基板3の装着力を減らすことができる。また、このようにイジェクトレバー4を可動としても装着力を従来より低減できるため、利用者はイジェクトレバー4を固定しての装着と可動にしての装着のどちらかを自由に選択できる。
なお、上記の実施形態1〜3において、可動するイジェクトレバー4の、モジュール基板3やコネクタ部1と擦れ合う部分を車輪やボールへ変更することで、モジュール基板の装着時および脱着時の摩擦抵抗をさらに低減させることができる。
1 コネクタ部
2 ガイドポスト
3 モジュール基板
3a 電極
3b 切り欠き
4 イジェクトレバー
4a 突起
5 弾性バー
6 軸
7 突起
8 ランニングガイド
9 凹部
10 可動式突起
11 窪み部
12 取っ手
13 突起
2 ガイドポスト
3 モジュール基板
3a 電極
3b 切り欠き
4 イジェクトレバー
4a 突起
5 弾性バー
6 軸
7 突起
8 ランニングガイド
9 凹部
10 可動式突起
11 窪み部
12 取っ手
13 突起
Claims (4)
- 電気回路基板の端部に設けられた電極と電気的に接合可能なコネクタ部と、
前記コネクタ部の側部に設けられ、前記電気回路基板を前記コネクタ部に案内するガイドポストと、
前記ガイドポストに回動自在に軸支され、前記コネクタ部に挿入された前記電気回路基板を前記コネクタ部から排出するイジェクトレバーと、
前記イジェクトレバーに設けられ、前記電気回路基板の側縁に形成された切り欠きと係合可能な係合手段と、
前記イジェクトレバーを固定する固定手段とを備えたカードエッジコネクタにおいて、
前記固定手段は、
前記ガイドポストに形成された凹部と、
前記イジェクトレバーの操作部に支持された弾性バーと、
前記弾性バーに設けられ、前記電気回路基板が前記コネクタ部に完全に挿入された時に前記凹部と係合する突起とを有することを特徴とするカードエッジコネクタ。 - 前記係合手段が突起である請求項1に記載のカードエッジコネクタ。
- 前記突起が可動式である請求項2に記載のカードエッジコネクタ。
- 電気回路基板の端部に設けられた電極と電気的に接合可能なコネクタ部と、
前記コネクタ部の側部に設けられ、前記電気回路基板を前記コネクタ部に案内するガイドポストと、
前記ガイドポストに回動自在に軸支され、前記コネクタ部に挿入された前記電気回路基板を前記コネクタ部から排出するイジェクトレバーと、
前記イジェクトレバーに設けられ、前記電気回路基板の側縁に形成された切り欠きと係合可能な可動式突起と、
前記イジェクトレバーを固定する固定手段とを備えたカードエッジコネクタ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005013234A JP2006202615A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | カードエッジコネクタ |
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