JP2002198393A - 半導体装置及びその製造装置 - Google Patents

半導体装置及びその製造装置

Info

Publication number
JP2002198393A
JP2002198393A JP2000394920A JP2000394920A JP2002198393A JP 2002198393 A JP2002198393 A JP 2002198393A JP 2000394920 A JP2000394920 A JP 2000394920A JP 2000394920 A JP2000394920 A JP 2000394920A JP 2002198393 A JP2002198393 A JP 2002198393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
stage
semiconductor
insulating base
semiconductor chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2000394920A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Sawaguchi
一之 澤口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Japan Semiconductor Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Iwate Toshiba Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Iwate Toshiba Electronics Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000394920A priority Critical patent/JP2002198393A/ja
Publication of JP2002198393A publication Critical patent/JP2002198393A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップを取着するテープ状絶縁基材の
表面に形成したリードの先端部が変形する虞がなく、取
り扱い容な半導体装置と、その取着が簡単に行える半導
体製造装置を提供する。 【解決手段】 半導体チップ34を載置するチップステ
ージ54と、チップステージ54を所定温度にまで加熱
する該チップステージ54に設けた加熱部56と、チッ
プステージ54の下側に断熱部材53を間に介在させて
設け該チップステージ54を昇降させるステージ駆動機
構47と、チップステージ54上の半導体チップ34の
上方に昇降可能に設けたボンディングツール58とを備
え、チップステージ54上の半導体チップ34とボンデ
ィングツールとの間に保持された絶縁基材32表面の銅
箔33で形成されたリード36の先端部39と、半導体
チップ34から突出するチップバンプ40とを、ボンデ
ィングツール58で絶縁基材32を押圧するようにして
チップステージ54とで挟持し加熱圧着するようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TAB技術に好適
する半導体装置及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図4及び図5を参照して説明
する。図4はTABテープの平面図であり、図5は熱圧
着加工時の熱圧着加工装置要部の側面図である。
【0003】図4及び図5において、1はTABテープ
で、ポリイミド樹脂製のテープ状絶縁基材2の表面に銅
箔3が貼付されている。そして絶縁基材2の方形状の半
導体チップ4を取着するチップ取着領域5の中央部に方
形状の開口6が形成されていると共に、絶縁基材2の表
面に貼付された銅箔3が多数のリード7を有する所定パ
ターンとなるようパターニングされていて、リード7の
インナーリード部分8の先端部9が開口6内方に延出し
ている。
【0004】また、インナーリード部分8の先端部9が
延出する開口6は、半導体チップ4の表面に突出するチ
ップバンプ10が開口6内に臨む大きさとなっており、
半導体チップ4を取着する際には開口6内に延出したイ
ンナーリード部分8の先端部9と、これに対応するチッ
プバンプ10とが同位置に位置するようになっている。
なお、11はリード7のアウターリード部分であり、1
2はアウターリード部分11の背面部分に形成された貫
通孔であり、また13は位置決め孔であり、14はTA
Bテープ1を長手方向に順送りするためのスプロケット
孔である。
【0005】一方、15はインナーリード部分8の先端
部9にチップバンプ10を熱圧着して半導体チップ4を
TABテープ1のチップ取着領域5に取着するための熱
圧着加工装置で、図示しないガイドレールに沿って昇降
するステージ駆動部16の上部にチップステージ17が
設けられている。チップステージ17は、半導体チップ
4をチップバンプ10が上方に向けて突出するよう載置
するチップ載置部18と、このチップ載置部18の下方
に設けられヒータ19によって補助加熱を行う加熱部2
0を備えている。
【0006】また、21はボンディングツールで、チッ
プステージ17の直上で図示しないガイドレールに沿っ
て昇降し、さらに、図示しない加熱源によってツール先
端部22が所定の温度に加熱されるようになっている。
【0007】そして、半導体チップ4のTABテープ1
のチップ取着領域5への取着は次のようにして行われ
る。先ず、半導体チップ4をチップバンプ10が上方に
向けて突出するようにチップステージ17上に載置す
る。またTABテープ1を、そのチップ取着領域5がチ
ップステージ17上の半導体チップ4の直上に位置し、
さらにボンディングツール21のツール先端部22の直
下に位置するように配置する。
【0008】続いて、チップステージ17をステージ駆
動部16によって上昇させ、加熱部20のヒータ19に
よって90℃〜100℃程度となるよう補助加熱されて
いるチップ載置部18上の半導体チップ4のチップバン
プ10を、開口6内方に延出しているインナーリード部
分8の先端部9に下方側から当接させ、チップステージ
17を所定ボンディング位置に静止させる。また同時
に、ボンディングツール21を下降させ、ツール先端部
22をインナーリード部分8の先端部9に上方側から当
接させ、さらにボンディングツール21の下降を続けさ
せることによって、先端部9を380℃〜400℃に加
熱源によって加熱しながら所定の圧力で押圧する。
【0009】そして、所定の温度、圧力での押圧を所定
時間続けた後、ボンディングツール21を上昇させ、チ
ップステージ17を下降させて、半導体チップ4のTA
Bテープ1のチップ取着領域5への取着を完了する。そ
の後、上記の過程を繰り返すことでTABテープ1に順
次半導体チップ4を取着する。
【0010】また一方、TABテープ1に取着する半導
体チップ4については、半導体装置を実装する機器等の
要求に沿ってより小形高密度化されたものとなり、当然
ながら、そのチップバンプ10の数が増し、チップバン
プ10の配列ピッチも小寸法となる。
【0011】しかしながら上記の従来技術においては、
TABテープ1に設けられているリード7は、インナー
リード部分8の先端部9が開口6内方に延出するもの
で、そのままの形態で、リード7の数が増して配列ピッ
チが小寸法となっているチップバンプ10に対応しよう
とすると、リード7の配列ピッチは小さく、インナーリ
ード部分8の幅寸法も非常に細いものとなる。
【0012】それ故、絶縁基材2の開口6内方に延出す
るインナーリード部分8の先端部9は変形し易く、取り
扱う際に気を付けないと変形させて対応するチップバン
プ10との接続がうまくできず、歩留が低いものとなっ
てしまうこととなり、取り扱いに非常に注意を要する。
このため、取り扱いに特段の注意を要することのないT
ABテープと、このTABテープへの半導体チップの取
着が簡単に行える熱圧着加工装置とが強く要望されてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
半導体チップを取着するテープ状絶縁基材の表面に設け
た箔状導電性部材でなるリードの先端部が変形する虞が
なく、取り扱いが容易である半導体装置と、このような
絶縁基材への半導体チップの取着が簡単に行える半導体
製造装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置及び
その半導体製造装置は、テープ状絶縁基材の表面に設け
られた箔状導電性部材をパターニングして形成されたリ
ードの先端部に半導体チップのチップバンプをボンディ
ングし、絶縁基材に半導体チップを搭載するようにした
半導体装置において、チップバンプがボンディングされ
るリードの先端部の背面部分にも絶縁基材が設けられて
いることを特徴とするものであり、さらに、リードとチ
ップバンプのボンディングが、熱圧着によって行われて
いることを特徴とするものであり、さらに、絶縁基材
が、ポリイミド樹脂により形成されていることを特徴と
するものであり、また、チップバンプを上側にして半導
体チップを載置するチップステージと、このチップステ
ージを所定温度にまで加熱するよう該チップステージに
設けられた加熱部と、チップステージの下側に断熱部材
を間に介在させて設けられた該チップステージを昇降さ
せるステージ駆動部と、チップステージ上に載置された
半導体チップの上方に昇降可能に設けられたボンディン
グツールとを備え、チップステージ上の半導体チップと
ボンディングツールとの間の所定位置に保持されたテー
プ状絶縁基材の表面に設けられた箔状導電性部材でなる
リードと、チップバンプの対応するもの同士を、チップ
ステージとボンディングツールとで挟持し加熱圧着する
ようにしたことを特徴とするものであり、さらに、チッ
プステージが、加熱部によって350℃〜450℃にま
で加熱されることを特徴とするものであり、さらに、チ
ップステージが、所定値以上の比熱を有する材料でな
り、上面に耐摩耗性の表面部材を備えていることを特徴
とするものであり、さらに、チップステージの比熱が
0.5kJ/kg・K以上であり、表面部材の硬度がロ
ックウェル硬度で70HRC以上であることを特徴とす
るものであり、さらに、チップステージがステンレス鋼
で形成され、表面部材が超鋼材料で形成されていること
を特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を、図1
乃至図3を参照して説明する。図1はTABテープの平
面図であり、図2は熱圧着加工装置の概略を示す側面図
であり、図3は熱圧着加工時の熱圧着加工装置要部の側
面図である。
【0016】図1乃至図3において、31はTABテー
プで、ポリイミド樹脂製のテープ状絶縁基材32の表面
に銅箔33が貼付されていて、その長手方向には、方形
状の半導体チップ34を取着するチップ取着領域35が
所定ピッチで設けられている。そしてチップ取着領域3
5は、絶縁基材32の表面に貼付された銅箔33がパタ
ーニングされて、狭幅のリード36が小ピッチで多数設
けられた所定パターンを有するものとなっており、リー
ド36はインナーリード部分37とアウターリード部分
38を備えている。
【0017】また、チップ取着領域35の内方部分に形
成されているリード36のインナーリード部分37は、
チップ取着領域35の周辺部から中央部方向に向けて収
束するように形成されており、半導体チップ34をTA
Bテープ31に取着する際、インナーリード部分37の
先端部39に、半導体チップ34の表面に小ピッチで多
数突出するチップバンプ40が、熱圧着によって接続さ
れる。なお、TABテープ31はチップ取着領域35の
チップバンプ40が熱圧着される部分に開口を有するも
のではなく、インナーリード部分37の先端部39の背
面部分にも絶縁基材32が設けられている。また、41
はアウターリード部分38の背面部分に形成された貫通
孔であり、42は加工時等の位置決めの際に用いる位置
決め孔であり、43はTABテープ1を長手方向に順送
りするためのスプロケット孔である。
【0018】このように半導体装置を構成することで、
半導体チップ34が小形高密度化されたものとなって、
チップバンプ40の数が増して配列ピッチが小寸法とな
り、これに対応するTABテープ31のリード36が、
配列ピッチが小寸法で狭幅のものとなった場合でも、非
常に細いものとなる先端部を含むインナーリード部分3
7全体が絶縁基材32で裏打ちされた状態になるため、
この部分に外力が加わっても変形し難くなり、取り扱い
が非常に簡単、容易となる。そして加工時の不良発生も
低減されて、歩留も向上したものとなる。
【0019】一方、44はリード36のインナーリード
部分37の先端部39にチップバンプ40を熱圧着して
半導体チップ34をTABテープ31のチップ取着領域
35に取着するための熱圧着加工装置で、垂直方向に設
置された第1のガイドレール45に沿ってステージ部4
6が、ステージ駆動機構47によって両矢印Aで示すよ
うに昇降し、同じく垂直方向に設置された第2のガイド
レール48に沿ってボンディングツール部49が、ツー
ル駆動機構50によりステージ部46の直上を両矢印B
で示すように昇降するようになっている。また、51は
ステージ部46とボンディングツール部49の間に設け
られた加工部で、この加工部51の加工ステージ52上
をTABテープ31が所定ピッチで移動し、ステージ部
46の直上、ボンディングツール部49の直下にチップ
取着領域35が位置した時に停止させ、TABテープ3
1への半導体チップ34の取着が行われる。
【0020】そして、ステージ部46はステージ駆動機
構47の上部に、断熱部材53を介してチップステージ
54が設けられている。ステージ駆動機構47とチップ
ステージ54の間に設けられた断熱部材53は、ステー
ジ駆動機構47の温度上昇を所定値以下のものとするた
めに、寸法が、例えば直径40mm程度、厚さ10mm程度
のものである。なお、断熱部材53については熱圧着に
要するチップステージ54の温度と、ステージ駆動機構
47の許容温度によって適正に設定すればよい。
【0021】また、チップステージ54は、ヒータ55
を内蔵した加熱部56を断熱部材53側に備えたもの
で、連続稼動においても安定したステージ温度を得、熱
圧着時の温度変化を少ないものとするために、比熱が
0.5kJ/kg・K以上の材料、例えばSUS304
等のステンレス鋼により形成され、例えば直径が30mm
程度で、厚さが15mm〜20mm程度の形状となるよう
に形成されたものである。さらに加熱部56の上には、
チップステージ54の上面となり、半導体チップ34が
チップバンプ40を上方に向けて突出させて載置される
チップ載置部である表面部材57が設けられている。こ
の表面部材57は、磨耗を低減して加工を繰り返すこと
による寸法変化を少なくするため、表面の硬度がロック
ウェル硬度で70HRC以上の材料、例えば超鋼材料で
形成され、例えば一辺が14mm程度の正方形状で、厚
さが4mm程度の形状となるように形成されたものであ
る。そして、チップステージ54は、加熱部56によっ
て表面部材57が所定の温度、例えば350℃〜450
℃にまで加熱され、またその温度を保持することが可能
となっている。
【0022】また、ボンディングツール部49は、ツー
ル駆動機構50にボンディングツール58がツール支持
部材59によって上下方向に移動可能に支持されてお
り、さらに押圧調整部材60によりツール先端部61で
下方向に所定押圧力が加えられるように設けられてい
る。なお、ボンディングツール部49には加熱源が設け
られていないため、ボンディングツール58の温度は上
昇しない構成となっている。
【0023】そして、半導体チップ34のTABテープ
31のチップ取着領域35への取着は次のようにして行
われる。先ず、半導体チップ34をチップバンプ40が
上方に向けて突出するようにチップステージ54上に載
置する。またTABテープ31を加工部51に、絶縁基
材32が上側に、銅箔33が下側となるようにセット
し、TABテープ31のチップ取着領域35が加工ステ
ージ52の所定位置、すなわちチップステージ54上の
半導体チップ34の直上に位置し、さらにボンディング
ツール58のツール先端部61の直下に位置するように
配置する。
【0024】続いて、チップステージ54の表面部材5
7の温度を、加熱部56のヒータ55によって熱圧着が
できる所定の温度、例えば380℃〜400℃にし、表
面部材57上の半導体チップ34の温度を上昇させた状
態でチップステージ54をステージ駆動部47によって
上昇させる。そして半導体チップ34のチップバンプ4
0をリード36のインナーリード部分37の先端部39
に下方側から当接させ、チップステージ47を所定ボン
ディング位置に静止させる。
【0025】この時、チップステージ54が、例えば3
80℃〜400℃と非常に高温となるものの、ステージ
駆動機構47との間に断熱部材53を介在させているた
め、ステージ駆動機構47の温度の上昇も、断熱部材5
3との境界部分で高々50℃程度の低いものとすること
ができ、ステージ駆動機構47の作動、寿命等に悪影響
を及ぼす虞がない。
【0026】また同時に、ツール駆動機構50にツール
支持部材59によって支持されたボンディングツール5
8を下降させる。そしてツール先端部61を絶縁基材3
2を介してインナーリード部分37の先端部39に上方
側から当接させ、さらにボンディングツール58を下降
させることで押圧調整部材60による所定の押圧力で、
半導体チップ34のチップバンプ40上に位置するイン
ナーリード部分37の先端部39を押圧するようにし、
ツール駆動機構50を停止させて所定の押圧力での押圧
状態を続行させる。
【0027】この所定の押圧力での押圧を、所定の温度
を保ちながら所定時間続け、半導体チップ34のチップ
バンプ40とインナーリード部分37の先端部39の熱
圧着を行った後、ツール駆動機構50によりボンディン
グツール58を上昇させ、またステージ駆動部47によ
りチップステージ54を下降させて、半導体チップ34
のTABテープ31のチップ取着領域35への取着を完
了する。その後、上記の過程を繰り返すことでTABテ
ープ31に順次半導体チップ34を取着する。
【0028】以上の通り製造装置を構成することで、上
述のようにインナーリード部分37の先端部39が絶縁
基材32により裏打ちされているTABテープ31に、
ボンディングによって半導体チップ34を取着しようと
した場合、従来の製造装置でボンディングを行う際に
は、高温に加熱したボンディングツールが直接TABテ
ープの絶縁基材に接触することになり、これによって絶
縁基材を熱変形もしくは変成させてしまう等の問題があ
るが、上記の製造装置であれば、チップステージ54を
所定温度にまで加熱してボンディングを行い、絶縁基材
32に直接接触するボンディングツール58を高温に加
熱するものではないので、絶縁基材32を熱変形もしく
は変成させてしまう等する虞がない。
【0029】また、ボンディングを行うためにチップス
テージ54が、例えば380℃〜400℃と非常に高温
となるものの、ステージ駆動機構47との間に断熱部材
53を介在させているので、ステージ駆動機構47の温
度の上昇も、断熱部材53との境界部分で高々50℃程
度の低いものとすることができ、ステージ駆動機構47
の作動、寿命等に悪影響を及ぼす虞がない。この結果、
取り扱いに特段の注意を要することなく、TABテープ
31への半導体チップ34の取着を簡単に行うことがで
きる。
【0030】なお、上記の実施形態においてはボンディ
ングツール58を加熱しない構成としたが、絶縁基材3
2を熱変形もしくは変成させてしまう等しない温度にま
で補助加熱し、加工サイクルをより短いものとするよう
にしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、半導体装置として半導体チップを取着する絶
縁基材の表面の箔状導電性部材でなるリードの先端部が
変形する虞がなく、取り扱いが容易であると共に、リー
ド幅を非常に細いものとすることができて装置の小形高
密度化等に対応でき、また、半導体製造装置として絶縁
基材への半導体チップの取着が簡単にかつ容易に行える
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るTABテープの平面
図である。
【図2】本発明の一実施形態における熱圧着加工装置の
概略を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施形態における熱圧着加工時の熱
圧着加工装置要部の側面図である。
【図4】従来技術に係るTABテープの平面図である。
【図5】従来技術における熱圧着加工時の熱圧着加工装
置要部の側面図である。
【符号の説明】
31…TABテープ 32…絶縁基材 33…銅箔 34…半導体チップ 35…チップ取着領域 36…リード 37…インナーリード部分 39…先端部 40…チップバンプ 46…ステージ部 47…ステージ駆動機構 53…断熱部材 54…チップステージ 55…ヒータ 56…加熱部 57…表面部材 58…ボンディングツール 61…ツール先端部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状絶縁基材の表面に設けられた箔
    状導電性部材をパターニングして形成されたリードの先
    端部に半導体チップのチップバンプをボンディングし、
    前記絶縁基材に前記半導体チップを搭載するようにした
    半導体装置において、前記チップバンプがボンディング
    される前記リードの先端部の背面部分にも前記絶縁基材
    が設けられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 リードとチップバンプのボンディング
    が、熱圧着によって行われていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 絶縁基材が、ポリイミド樹脂により形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 チップバンプを上側にして半導体チップ
    を載置するチップステージと、このチップステージを所
    定温度にまで加熱するよう該チップステージに設けられ
    た加熱部と、前記チップステージの下側に断熱部材を間
    に介在させて設けられた該チップステージを昇降させる
    ステージ駆動部と、前記チップステージ上に載置された
    前記半導体チップの上方に昇降可能に設けられたボンデ
    ィングツールとを備え、前記チップステージ上の前記半
    導体チップと前記ボンディングツールとの間の所定位置
    に保持されたテープ状絶縁基材の表面に設けられた箔状
    導電性部材でなるリードと、前記チップバンプの対応す
    るもの同士を、前記チップステージと前記ボンディング
    ツールとで挟持し加熱圧着するようにしたことを特徴と
    する半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 チップステージが、加熱部によって35
    0℃〜450℃にまで加熱されることを特徴とする請求
    項4記載の半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 チップステージが、所定値以上の比熱を
    有する材料でなり、上面に耐摩耗性の表面部材を備えて
    いることを特徴とする請求項4記載の半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 チップステージの比熱が0.5kJ/k
    g・K以上であり、表面部材の硬度がロックウェル硬度
    で70HRC以上であることを特徴とする請求項6記載
    の半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 チップステージがステンレス鋼で形成さ
    れ、表面部材が超鋼材料で形成されていることを特徴と
    する請求項4記載の半導体製造装置。
JP2000394920A 2000-12-26 2000-12-26 半導体装置及びその製造装置 Abandoned JP2002198393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394920A JP2002198393A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 半導体装置及びその製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394920A JP2002198393A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 半導体装置及びその製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002198393A true JP2002198393A (ja) 2002-07-12

Family

ID=18860471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000394920A Abandoned JP2002198393A (ja) 2000-12-26 2000-12-26 半導体装置及びその製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002198393A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100645003B1 (ko) * 2005-03-21 2006-11-14 (주)에이에스티 백업플레이트에서 열을 가하는 열 압착 방법 및 압착부
JP2019161138A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 芝浦メカトロニクス株式会社 基板載置ステージおよび実装装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100645003B1 (ko) * 2005-03-21 2006-11-14 (주)에이에스티 백업플레이트에서 열을 가하는 열 압착 방법 및 압착부
JP2019161138A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 芝浦メカトロニクス株式会社 基板載置ステージおよび実装装置
JP7148250B2 (ja) 2018-03-16 2022-10-05 芝浦メカトロニクス株式会社 基板載置ステージおよび実装装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001313314A (ja) バンプを用いた半導体装置、その製造方法、および、バンプの形成方法
JPH07201919A (ja) 半導体装置及びその再生方法
JP2001093938A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3303832B2 (ja) フリップチップボンダー
JP2002198393A (ja) 半導体装置及びその製造装置
JP2626621B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100734269B1 (ko) 와이어 본딩 장치
US8235503B2 (en) Semiconductor element chip, ink jet head employing semiconductor element chip, and method for bonding electrodes of semiconductor element chip
JP2576426B2 (ja) 半導体装置のボンディング方法及びボンディング装置
JP2000183517A (ja) ボンディングツール、端子接続方法及び静電アクチュエータの製造方法
JP2699583B2 (ja) 半導体装置の製造方法及びその装置
JPH06120303A (ja) インナリードボンダ
JPH05291354A (ja) ボンディング装置
JP3550946B2 (ja) Tab型半導体装置
JP3560584B2 (ja) 超音波接合装置
JP2004071608A (ja) 半導体装置の製造装置
JP2749137B2 (ja) インナーリードボンダー
JP2003243447A (ja) 半導体素子の実装方法
JP4686893B2 (ja) ワイヤボンダ及びボンディング方法
JPH03106042A (ja) ワイヤ・ボンダ
JP4213499B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000012626A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH02224350A (ja) 半導体装置の実装装置
JPH06177316A (ja) Tabテープ実装用リードフレーム及びその実装方法
JPH03235341A (ja) アウター・リード・ボンディング用ツール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040831

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20040910

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20050701