JP2002197943A - 自動車用電装部品のスイッチ構造 - Google Patents

自動車用電装部品のスイッチ構造

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Hiroyuki Hayashi
弘幸 林
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H15/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch
    • H01H15/02Details
    • H01H15/06Movable parts; Contacts mounted thereon

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプユニットなどの自動車用電装部品にお
けるスイッチの接触不良の可能性を低減し、かつスイッ
チ操作感触を向上させる。 【解決手段】 ベース部材11のガイドレール11C上
において端子部材12,14の各接触部12A,14A
をそれぞれ所定の位置関係に配置し、ガイドレール11
C上を摺動する可動接片15の第1辺15Aに、各接触
部12A及び14Aと選択的に接触する2つの接触部1
5Eを摺動方向に対して平行に形成する。また、可動接
片15の第2辺15Bに、ベース部材11の第2面11
Bに形成された凹凸部11Fと係合しクリック感を生ず
る板ばね状部15Gを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の車
室天井部に取り付けられるランプユニットなどの自動車
用電装部品のスイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自動車の車室天井部には
ルームランプやマップランプなどの電装部品が取り付け
られている。また、ドアトリムにはパワーウインドーの
スイッチやフットランプなどの電装部品が取り付けられ
ている。
【0003】従来の自動車用電装部品のスイッチ構造に
ついて、図3及び図4を参照しつつ説明する。図3は従
来のスイッチ構造を示す分解斜視図、図4(a)はスイ
ッチオフ状態における平面図、同(b)はスイッチオフ
状態における断面図、同(c)はスイッチオン状態にお
ける断面図である。
【0004】各図に示すように、従来のスイッチ構造で
は、例えば電球ホルダなどの機能部材(図示せず)に接
続された端子部材2,3,4が、絶縁性樹脂で成形され
たベース部材1上の所定の位置に配置され、保持されて
いる。2つの端子部材2の両端には、それぞれ絶縁被覆
電線が圧入される電線接続部2B及び可動接片5と接触
するための舌状の接触部2Aが形成されている。電球ホ
ルダの一部を構成する端子部材3の両端には、それぞれ
電線接続部3A及び板ばね状部(図示せず)が形成され
ている。同じく、電球ホルダの一部を構成する端子部材
4の両端には、それぞれ可動接片5と接触するための接
触部4A及び曲げ部(図示せず)が形成されている。電
球(図示せず)は端子部材3の板ばね状部と端子部材4
の曲げ部との間に保持される。
【0005】可動接片5は略コの字状断面を有してお
り、ベース部材1の一端の近傍に形成されたガイドレー
ル1Cに嵌装され、その上を摺動する。また、可動接片
5には、一方の端子部材2の接触部2Aと端子部材4の
接触部4Aとの間、端子部材4の接触部4Aのみ、及び
他方の端子部材2の接触部2Aと端子部材4の接触部4
Aとの間を選択的に接触する板ばね状の接触部5Aが設
けられており、さらに接触部5Aには、クリック感触を
発生させるための突起5Bが形成されている。また、ガ
イドレール1C及び各端子部材2,4の接触部2A,4
Aには、突起5Bと係合するための凹凸部が形成されて
いる。可動接片5は、スイッチ操作ノブ(図示せず)に
係合され、スイッチ操作ノブの動きに合わせて上記各接
触位置の間を摺動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、ベース
部材1のガイドレール1Cと可動接片5との間には嵌合
隙間が設けられているため、上記従来の自動車用電装部
品のスイッチ構造では、この嵌合隙間によるガタを吸収
すると共に可動接片5の接触部5Aと各端子部材2,4
の接触部2A,4Aとの間で所定の接触圧を確保するた
め、接触部5Aを板ばね状に形成し、さらに接触部5A
にクリック感触を発生させるための突起5Bを形成して
いる。ところが、接触部5A及び突起5Bが1箇所に設
けられているため、スイッチ操作ノブを操作すると、上
記嵌合隙間の部分で突起5Bを中心として可動接片5が
その軸方向に回転する場合がある。可動接片5が突起5
Bの回りに回転すると、接触部5Aが正常に各端子部材
2,4の接触部2A,4Aと接触せず、接触不良を起こ
す可能性があるという問題点を有していた。また、可動
接片5のエッジ部5Cなどがベース部材1のガイドレー
ル1Cなどと接触し、ベース部材1を削ってくずを発生
させたり、可動接片5の摺動抵抗を増加させ、スイッチ
操作ノブの操作感触を低下させるといった問題点を派生
する。
【0007】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、端子部材と可動接片の間で
の接触不良の可能性を低減し、かつスイッチ操作感触に
優れた自動車用電装部品のスイッチ構造を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動車用電装部品のスイッチ構造は、その
一端が機能部材又は配線材に接続され、他端を端子側接
触部とする2以上の端子部材と、前記端子側接触部と選
択的に接触することによりスイッチを構成する可動接片
と、前記各端子側接触部が所定の位置関係となるように
前記各端子部材を配列保持する端子保持部及び前記可動
接片を所定方向に摺動可能に係合保持するガイドレール
部を有するベース部材とを具備し、前記可動接片は、前
記摺動方向に略平行な方向に並ぶ位置に形成され、前記
端子側接触部と接触するための2つの接片側接触部と、
弾性変形した状態で前記ベース部材のガイドレール部に
当接し、その弾発力により前記接片側接触部と前記端子
側接触部との間に所定の接触圧力を生じさせるばね部と
を具備することを特徴とする。
【0009】上記構成において、前記ばね部の一部に突
起を設け、前記可動接片の前記ベース部材のガイドレー
ル部のうち前記ばね部が摺動する部分において、前記接
片側接触部と前記端子側接触部とが所定の選択状態で接
触するように、前記突起と係合する凹凸部を形成したこ
とが好ましい。
【0010】また、 前記可動接片のばね部は、前記ベ
ース部材のうち前記端子部材が保持されている面とは異
なる面に当接することが好ましい。
【0011】さらに、前記可動接片は、その摺動方向に
直交する方向の断面が略コの字状であり、略コの字を形
成する互いに対向する2辺のうち一方の辺に前記接片側
接触部を形成し、他方の辺に前記板ばね状部を形成した
ことが好ましい。
【0012】さらに、前記接片側接触部及び前記板ばね
状部のうち少なくとも1つを前記可動接片に作用する操
作力の作用点から離れた位置に設けたことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の自動車用電装部品のスイ
ッチ構造の一実施形態について、図面を参照しつつ説明
する。図1は本実施形態のスイッチ構造を示す図であ
り、(a)は可動接片の外観形状を示す図、(b)は可
動接片の部分破断図、(c)は端子部材を保持した状態
におけるベース部材を示す図である。また、図2は可動
接片をベース部材に嵌装した状態を示す図であり、
(a)はスイッチオフ状態における平面図、同(b)は
スイッチオフ状態における断面図、同(c)はスイッチ
オン状態における断面図である。
【0014】各図に示すように、本実施形態のスイッチ
構造では、従来例と同様に、例えば電球ホルダなどの機
能部材(図示せず)に接続された端子部材12,13,
14が、絶縁性樹脂で成形されたベース部材11上の所
定の位置に配置され、保持されている。2つの端子部材
12の両端には、それぞれ絶縁被覆電線が圧入される電
線接続部12B及び可動接片15と接触するための舌状
の接触部12Aが形成されている。電球ホルダの一部を
構成する端子部材13の両端には、それぞれ電線接続部
13A及び板ばね状部(図示せず)が形成されている。
同じく、電球ホルダの一部を構成する端子部材14の両
端には、それぞれ可動接片15と接触するための接触部
14A及び曲げ部(図示せず)が形成されている。但
し、上記従来例と異なり、端子部材12の接触部12A
及び端子部材14の接触部14Aの表面はそれぞれほぼ
平坦であり、従来例ほど大きな凹凸は形成されていな
い。また、電球(図示せず)は端子部材13の板ばね状
部と端子部材14の曲げ部との間に保持される。
【0015】ベース部材11の一端の近傍には、可動接
片15が嵌装され、その上を摺動するためのガイドレー
ル11Cが形成されている。ガイドレール11Cは、ベ
ース部材11の第1面(表面)11A及び第2面(裏
面)11Bに対してそれぞれ略垂直でかつ互いに対向す
るガイド壁11D,11Eなどで構成されたチャンネル
状(又は断面が略H状)である。第1面11A側におけ
るガイドレール11Cのチャンネル状の底面は平坦であ
り、第1面11Aと同面である。また、第1面11A側
のガイド壁11Dは、端子部材2,4を嵌装するため
に、複数の部分に分断されている。一方、第2面11B
側におけるガイドレール11Cのチャンネル状の底面に
は、後述する可動接片15の板ばね状部15Gと当接
し、板ばね状部15Gの変形及び復元によりクリック感
を生じさせるための凹凸部11Fが形成されている(図
2(b)及び(c)参照)。
【0016】可動接片15は、その摺動方向に直交する
方向の断面が略コの字状であり、エッジ部15C及び略
コの字を形成する縦辺15Dがそれぞれ上記ガイドレー
ル11Cのガイド壁11D,11Eに対してその外側に
嵌合される。また、可動接片15のうち略コの字を形成
する互いに平行な2辺のうちの第1辺(上辺)15Aに
は、一方の端子部材12の接触部12Aと端子部材14
の接触部14Aとの間、端子部材14の接触部14Aの
み、及び他方の端子部材12の接触部12Aと端子部材
14の接触部14Aとの間を選択的に接触する2つの板
ばね状の接触部15Eが可動接片15の摺動方向に対し
て平行に設けられており、各接触部15Eには突起15
Fがそれぞれ形成されている(図1(a)参照)。一
方、互いに平行な2辺のうちの第2辺(下辺)15Bに
は、可動接片15の摺動方向に折り曲げられた板ばね状
部15Gが形成されている(図1(b)参照)。また、
板ばね状部15Gの先端部近傍には突起15Hが形成さ
れており、ベース部材11の第2面11B側のガイドレ
ール11Cに形成された凹凸部11Fと係合する。な
お、可動接片15の第2辺15Bのほぼ中央部には、ス
イッチ操作ノブ(図示せず)が係合される係合穴15J
が形成されており、スイッチ操作ノブの動きに合わせて
上記各接触位置の間を摺動する。
【0017】図2(b)に示すスイッチオフ状態では、
可動接片15の2つの接触部15E(突起15F)が共
に端子部材14の接触部14Aに接触しているので、電
球などの機能部材には通電されない。この状態から、図
2(c)に示すスイッチオン状態に移行させるために、
スイッチ操作ノブを操作して可動接片15を図中左側に
移動させる。操作力が作用すると、可動接片15の移動
に伴って板ばね状部15Gが変形し、突起15Hがベー
ス部材11の凹凸11Fを乗り越える。突起15Hが凹
凸部11Fを完全に乗り越えると、板ばね状部15Gが
その弾性により復元する。このとき、突起15Hがベー
ス部材11の第2面11Bに当接する際に、「カチッ」
という音や衝撃が発生するので、操作者はスイッチが切
り替わったことを認識することができる。
【0018】この際、操作力は可動接片15の係合穴1
5Jの部分に作用するが、ベース部材11のガイドレー
ル11Cと可動接片15との間には嵌合隙間が設けられ
ているため、操作力の方向によっては、この嵌合隙間部
分で可動接片15を回転させようとするモーメントが係
合穴15Jの部分に働く。しかしながら、可動接片15
は、ベース部材11及びその上に保持された端子部材1
2,14と2つの接触部15Eの突起15F及び板ばね
状部15Gの突起15Hの3点で接触している。また、
接触部15Eは係合穴15Jのすぐ上に位置しているけ
れども、板ばね状部15Gは接触部15E及び係合穴1
5Jからそれぞれ離れた位置に設けられている。そのた
め、係合穴15Jの部分に可動接片15を回転させよう
とするモーメントが作用し、2つの接触部15Eのいず
れか又はこれらの中間点を中心として可動接片15が回
転しようとすると、板ばね状部15Gの突起15Hとベ
ース部材11の第2面11Bの接触部分に生じる摩擦力
が回転力の反力として作用する。前述のように、板ばね
状部15Gと接触部15Eとの距離が離れているので、
回転モーメントの逆方向のモーメントがひじょうに大き
くなり、可動接片15が回転しにくくなる。
【0019】なお、上記実施形態では、板ばね状部15
Gを可動接片15の摺動方向に1箇所も受けたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、摺動方向におい
て、可動接片15の中心に対して対称に2箇所設けるよ
うにしても良い。また、可動接片15の接触部15Eを
スイッチ操作ノブと係合する係合穴15Jの上部に設け
たが、これに限定されるものではなく、接触部15E又
は係合穴15Jをその他の場所に設けても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
電装部品のスイッチ構造によれば、その一端が機能部材
又は配線材に接続され、他端を端子側接触部とする2以
上の端子部材と、前記端子側接触部と選択的に接触する
ことによりスイッチを構成する可動接片と、前記各端子
側接触部が所定の位置関係となるように前記各端子部材
を配列保持する端子保持部及び前記可動接片を所定方向
に摺動可能に係合保持するガイドレール部を有するベー
ス部材とを具備し、前記可動接片は、前記摺動方向に略
平行な方向に並ぶ位置に形成され、前記端子側接触部と
接触するための2つの接片側接触部と、弾性変形した状
態で前記ベース部材のガイドレール部に当接し、その弾
発力により前記接片側接触部と前記端子側接触部との間
に所定の接触圧力を生じさせるばね部とを具備する。
【0021】すなわち、この構成によれば、可動接片が
ベース部材及びそれに保持された端子部材と2つの接片
側接触部とばね部による少なくとも3点で当接する。従
って、可動接片を移動させる際、3点のうちいずれかを
支点として回転しようとする力が加わっても、他の2点
に作用する摩擦力が抵抗となって、回転を阻止しようと
する。そのため、可動接片の接片側接触部と端子部材の
端子側接触部が接触不良を起こす可能性が小さくなると
共に、可動接片のエッジ部などがベース部材のガイドレ
ール部などと接触する可能性も小さくなり、ベース部材
の削りくずを発生させたり可動接片の摺動抵抗を増加さ
せることが非常に少なくなる。さらに、スイッチ操作ノ
ブの操作感触もほとんど低下させることはない。それら
の結果、端子部材と可動接片の間での接触不良の可能性
を低減し、かつスイッチ操作感触に優れた自動車用電装
部品のスイッチ構造を提供することができる。
【0022】また、前記ばね部の一部に突起を設け、前
記可動接片の前記ベース部材のガイドレール部のうち前
記ばね部が摺動する部分において、前記接片側接触部と
前記端子側接触部とが所定の選択状態で接触するよう
に、前記突起と係合する凹凸部を形成することにより、
可動接片を動かそうとするとベース部材に設けられた凹
凸部が障害となり、凹凸部を乗り越えうる程度までばね
部を変形させなければならない。そのため、接片側接触
部と端子側接触部の接触状態が不用意にずれることを防
止することができる。また、ばね部を変形させる際の力
及び、ばね部が凹凸部を乗り越えて元の形状に復元する
際の衝撃などが適度のクリック感を発生させるので、操
作者にスイッチが切り替わったことを手の感触で伝える
ことができる。
【0023】さらに、前記可動接片のばね部を、前記ベ
ース部材のうち前記端子部材が保持されている面とは異
なる面に当接させることにより、可動接片がベース部材
のガイドレール部を端子部材が保持されている側及びそ
の裏側の両側から挟み込むようにして接触することにな
り、可動接片がガイドレール部をよりスムーズに摺動す
ることができる。
【0024】さらに、前記可動接片を、その摺動方向に
直交する方向の断面が略コの字状であり、略コの字を形
成する互いに対向する2辺のうち一方の辺に前記接片側
接触部を形成し、他方の辺に前記板ばね状部を形成する
ことにより、可動接片をプレス加工により一体成形でき
ると共に、可動接片を小型化することができる。
【0025】さらに、前記接片側接触部及び前記板ばね
状部のうち少なくとも1つを前記可動接片に作用する操
作力の作用点から離れた位置に設けることにより、操作
力の作用点から離れた位置に作用する摩擦力が可動接片
を回転させようとする力の反力として作用し、かつその
モーメントが大きくなる。その結果、可動接片が回転し
にくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車用電装部品のスイッチ構造の
一実施形態を示す図である。
【図2】 上記実施形態において、可動接片をベース部
材に嵌装した状態を示す図である。
【図3】 従来の自動車用電装部品のスイッチ構造を示
す図である。
【図4】 従来の自動車用電装部品のスイッチ構造にお
いて、可動接片をベース部材に嵌装した状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
11:ベース部材 11A:第1面 11B:第2面 11C:ガイドレール 11D,11E:ガイド壁 11F:凹凸部 12,13,14:端子部材 12A,14A:接触部 15:可動接片 15A:第1辺 15B:第2辺 15C:エッジ部 15D:縦辺 15E:接触部 15F:突起 15G:板ばね状部 15H:突起 15J:係合穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 弘幸 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5G010 AA03 AB13 AB30 LB16 5G051 MA03 MB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一端が機能部材又は配線材に接続さ
    れ、他端を端子側接触部とする2以上の端子部材と、前
    記端子側接触部と選択的に接触することによりスイッチ
    を構成する可動接片と、前記各端子側接触部が所定の位
    置関係となるように前記各端子部材を配列保持する端子
    保持部及び前記可動接片を所定方向に摺動可能に係合保
    持するガイドレール部を有するベース部材とを具備し、 前記可動接片は、前記摺動方向に略平行な方向に並ぶ位
    置に形成され、前記端子側接触部と接触するための2つ
    の接片側接触部と、弾性変形した状態で前記ベース部材
    のガイドレール部に当接し、その弾発力により前記接片
    側接触部と前記端子側接触部との間に所定の接触圧力を
    生じさせるばね部とを具備することを特徴とする自動車
    用電装部品のスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記ばね部の一部に突起を設け、前記可
    動接片の前記ベース部材のガイドレール部のうち前記ば
    ね部が摺動する部分において、前記接片側接触部と前記
    端子側接触部とが所定の選択状態で接触するように、前
    記突起と係合する凹凸部を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の自動車用電装部品のスイッチ構造。
  3. 【請求項3】 前記可動接片のばね部は、前記ベース部
    材のうち前記端子部材が保持されている面とは異なる面
    に当接することを特徴とする請求項1又は2記載の自動
    車用電装部品のスイッチ構造。
  4. 【請求項4】 前記可動接片は、その摺動方向に直交す
    る方向の断面が略コの字状であり、略コの字を形成する
    互いに対向する2辺のうち一方の辺に前記接片側接触部
    を形成し、他方の辺に前記板ばね状部を形成したことを
    特徴とする請求項3記載の自動車用電装部品のスイッチ
    構造。
  5. 【請求項5】 前記接片側接触部及び前記板ばね状部の
    うち少なくとも1つを前記可動接片に作用する操作力の
    作用点から離れた位置に設けたことを特徴とする請求項
    4記載の自動車用電装部品のスイッチ構造。
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