JP2002197822A - マルチレイヤサスペンション、ヘッドジンバルアセンブリ及び該アセンブリの製造方法 - Google Patents
マルチレイヤサスペンション、ヘッドジンバルアセンブリ及び該アセンブリの製造方法Info
- Publication number
- JP2002197822A JP2002197822A JP2000397006A JP2000397006A JP2002197822A JP 2002197822 A JP2002197822 A JP 2002197822A JP 2000397006 A JP2000397006 A JP 2000397006A JP 2000397006 A JP2000397006 A JP 2000397006A JP 2002197822 A JP2002197822 A JP 2002197822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- region
- gimbal
- suspension
- resin layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
- G11B5/4833—Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0393—Flexible materials
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/05—Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate
- H05K1/056—Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate the metal substrate being covered by an organic insulating layer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/4902—Electromagnet, transformer or inductor
- Y10T29/49021—Magnetic recording reproducing transducer [e.g., tape head, core, etc.]
- Y10T29/49027—Mounting preformed head/core onto other structure
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/4902—Electromagnet, transformer or inductor
- Y10T29/49021—Magnetic recording reproducing transducer [e.g., tape head, core, etc.]
- Y10T29/49032—Fabricating head structure or component thereof
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24273—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including aperture
- Y10T428/24322—Composite web or sheet
- Y10T428/24331—Composite web or sheet including nonapertured component
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24479—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including variation in thickness
- Y10T428/24612—Composite web or sheet
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24802—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]
- Y10T428/24917—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.] including metal layer
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
きかつ位置合わせ精度を大幅に高めることができ、ま
た、振動特性及び風乱特性を、ばね定数の増加なく向上
させることができるマルチレイヤサスペンション、HG
A及びこのHGAの製造方法を提供する。 【解決手段】 マルチレイヤサスペンションは、第1の
金属薄板層と、第1の金属薄板層上に積層された第1の
樹脂層と、第1の樹脂層上に積層された第2の金属薄板
層と、第2の金属薄板層上に積層された第2の樹脂層
と、第2の樹脂層上に積層された導電層とを含む5層構
造の少なくとも一部の層を部分的に除去して構成され
た、弾性を有する曲げ領域と、ヘッドスライダを搭載す
るための弾性を有するジンバル領域と、曲げ領域及びジ
ンバル領域を結合する剛性領域とを備えている。HGA
は、このマルチレイヤサスペンションと、マルチレイヤ
サスペンション上に搭載されており、少なくとも1つの
ヘッド素子を有するヘッドスライダとを備えている。
Description
子又は光ヘッド素子等を搭載する浮上型ヘッドスライダ
を支持するためのマルチレイヤサスペンション、このマ
ルチレイヤサスペンションを用いたヘッドジンバルアセ
ンブリ(HGA)及びこのHGAの製造方法に関する。
は、HGAのサスペンションの先端部に取り付けられた
磁気ヘッドスライダを、回転する磁気ディスクの表面か
ら浮上させ、その状態で、この磁気ヘッドスライダに搭
載された薄膜磁気ヘッド素子により磁気ディスクへの記
録及び/又は磁気ディスクからの再生を行う。
量化を伴う小型化がますます進んでおり、これに伴っ
て、磁気ヘッドスライダのさらなる小型化及び軽量化、
並びに磁気ディスクのさらなる高速回転化が要求されて
いる。
ドスライダを支持するサスペンションは、そのばね定数
を適切に設定して磁気ヘッドスライダの荷重を正確に制
御する必要があることはもちろんのこと、その風乱特性
及び振動特性をより向上させる必要がある。
生じる横風の影響を受けてその挙動が大きく影響されて
しまう問題であり、これを低減するには、サスペンショ
ンの厚みをできるだけ薄くする必要がある。逆に、厚み
が薄すぎるとサスペンション自体の剛性が低下すること
からその振動特性が悪化するという問題が生じる。
ための従来技術として、2つの方式が提案されている。
ンである。このサスペンションは、例えば100μm厚
という比較的厚いステンレススチール薄板を用いてロー
ドビームを構成し、荷重調整部であるその曲げ部のみに
対してハーフエッチングを行ってばね定数を低減させて
いる。これにより、曲げ部をある程度の角度まで曲げて
も大きな荷重がその先端に生じないと共に、ハーフエッ
チングしないその他の部分の剛性は確保される。このよ
うに構成したロードビームに、リード導体が形成された
別部品であるフレクシャをレーザウェルディングで固着
することによってサスペンションが形成される。
ある。このサスペンションは、振動特性及び風乱特性を
向上させるために、ロードビームを比較的厚いステンレ
ススチール薄板で構成し、このロードビームとベースプ
レートとを比較的薄いステンレススチール薄板によるヒ
ンジで連結することによって荷重調整部である曲げ部を
構成し、このヒンジによってばね定数を調整している。
ヒンジとロードビーム及びベースプレートとの連結は、
レーザウェルディングによって行われる。さらに、ロー
ドビームに、リード導体が形成されたフレクシャをレー
ザウェルディングで固着することによってサスペンショ
ンが形成される。
たパーシャルエッチングサスペンションによると、エッ
チングによってロードビームを所望の深さまで掘り下
げ、残りの板厚でばね定数を調整するようにしているた
め、エッチング量がばらつくとそれに応じてばね定数も
ばらついてしまい、最適なばね定数を常に得ることが非
常に困難であった。また、別部品であるフレクシャをレ
ーザウェルディングで組み付ける必要があるため、その
レーザウェルディング工程の分だけ工程数が増えてしま
い、さらに、フレクシャとロードビームとの位置合わせ
精度を高めることが難しいので高精度のサスペンション
を提供することができないという問題がある。
ンによると、ヒンジによってばね定数が決まるので最適
なばね定数を常に得ることは可能であるが、ベースプレ
ート及びヒンジの連結、ヒンジ及びロードビームの連
結、さらにフレクシャの組み付けというレーザウェルデ
ィング工程の分だけ工程数が増えてしまい、加えて、こ
れら別個の部品の位置合わせ精度を高めることが難しい
ので高精度のサスペンションを提供することができない
という問題がある。
ング工程数を大幅に削減できかつ位置合わせ精度を大幅
に高めることができるマルチレイヤサスペンション、H
GA及びこのHGAの製造方法を提供することにある。
性を、ばね定数の増加なく向上させることができるマル
チレイヤサスペンション、HGA及びこのHGAの製造
方法を提供することにある。
金属薄板層と、第1の金属薄板層上に積層された第1の
樹脂層と、第1の樹脂層上に積層された第2の金属薄板
層と、第2の金属薄板層上に積層された第2の樹脂層
と、第2の樹脂層上に積層された導電層とを含む5層構
造の少なくとも一部の層を部分的に除去して構成され
た、弾性を有する曲げ領域と、ヘッドスライダを搭載す
るための弾性を有するジンバル領域と、曲げ領域及びジ
ンバル領域を結合する剛性領域とを備えているマルチレ
イヤサスペンションが提供される。
サスペンションと、マルチレイヤサスペンション上に搭
載されており、少なくとも1つのヘッド素子を有するヘ
ッドスライダとを備えたHGAが提供される。
ではなく、5層構造の少なくとも一部の層を部分的に除
去してマルチレイヤサスペンション本体を構成している
ため、部品の連結が最小限で済むからレーザウェルディ
ング工程の数を大幅に削減でき、しかも位置合わせ精度
を大幅に高めることができる。さらに、剛性を確保でき
るので振動特性を向上させることができ、また、厚みを
薄くできるので風乱特性を向上させることができる。も
ちろん、ばね定数を最適に制御可能である。
属薄板層が選択的に除去されていることが好ましい。第
1の金属薄板層が全て除去されていることによって、こ
の部分のばね定数を精度良く低下させることができる。
び第1の樹脂層が選択的に除去されていることも好まし
い。第1の樹脂層も全て除去されていることによって、
この部分のばね定数を精度良くさらに低下させることが
できる。
の貫通孔が設けられていることも好ましい。貫通孔を設
けることにより、ばね定数を微妙に調整できると共に、
サスペンションの重量低減を図ることができる。
属薄板層、第1の樹脂層及び第2の金属薄板層が残され
ていることが好ましい。2つの金属薄板層及びその間の
樹脂層が残されていることから、充分な剛性が確保され
る。
の貫通孔が設けられていることも好ましい。これによっ
て、サスペンションの重量低減を図ることができる。
層及び第1の樹脂層が選択的に除去されていることが好
ましい。これにより、この部分のばね定数を精度良くか
つ大きく低下させることができる。
バル貫通孔が設けられていることがより好ましい。
される浮上型ヘッドスライダの裏面をジンバル貫通孔を
通して直接的に押圧するためのディンプルを有している
ことが好ましい。
及び接続パッドからなることが好ましい。リード導体及
び接続パッドさらにその下の絶縁層(第2の樹脂層)も
最初から一体化された層からパターン形成されるので、
後付け等の工程が不要となり、位置合わせ精度も向上す
る。
レススチール薄板層からなること、第1及び第2の樹脂
層の各々がポリイミド樹脂層からなること、及び/又は
導電層が銅層からなることが好ましい。
薄板層と、第1の金属薄板層上に積層された第1の樹脂
層と、第1の樹脂層上に積層された第2の金属薄板層
と、第2の金属薄板層上に積層された第2の樹脂層と、
第2の樹脂層上に積層された導電層とを含む5層構造の
シートを形成し、このシートの少なくとも一部の層を部
分的に除去することにより、弾性を有する曲げ領域と、
ヘッドスライダを搭載するための弾性を有するジンバル
領域と、曲げ領域及びジンバル領域を結合する剛性領域
とを備えたマルチレイヤサスペンションを形成し、形成
したマルチレイヤサスペンションのジンバル領域上に、
少なくとも1つのヘッド素子を有するヘッドスライダを
固着するHGAの製造方法が提供される。
ではなく、5層構造の少なくとも一部の層を部分的に除
去してマルチレイヤサスペンション本体を構成し、HG
Aを作成しているため、部品の連結が最小限で済むから
レーザウェルディング工程の数を大幅に削減でき、しか
も位置合わせ精度を大幅に高めることができる。さら
に、剛性を確保できるので振動特性を向上させることが
でき、また、厚みを薄くできるので風乱特性を向上させ
ることができる。もちろん、ばね定数を最適に制御可能
である。
薄板層を選択的にエッチング除去することが好ましい。
第1の金属薄板層が全て選択的にエッチング除去される
ので、この部分のばね定数を精度良く低下させることが
できる。
第1の樹脂層をそれぞれ選択的にエッチング除去するこ
とも好ましい。第1の樹脂層も全て選択的にエッチング
除去されるので、この部分のばね定数を精度良くさらに
低下させることができる。
少なくとも1つの貫通孔を形成することも好ましい。貫
通孔を設けることにより、ばね定数を微妙に調整できる
と共に、サスペンションの重量低減を図ることができ
る。
薄板層、第1の樹脂層及び第2の金属薄板層を残すよう
にしたことが好ましい。2つの金属薄板層及びその間の
樹脂層が残されていることから、充分な剛性が確保され
る。
少なくとも1つの貫通孔を形成することがより好まし
い。これによって、サスペンションの重量低減を図るこ
とができる。
及び第1の樹脂層をそれぞれ選択的にエッチング除去す
ることが好ましい。これにより、この部分のばね定数を
精度良くかつ大きく低下させることができる。
より中央にジンバル貫通孔を形成することがより好まし
い。
の突出部に、浮上型ヘッドスライダの裏面を直接的に押
圧するためのディンプルをプレス形成することが好まし
い。
接続パッドを形成することが好ましい。リード導体及び
接続パッドさらにその下の絶縁層(第2の樹脂層)も最
初から一体化された層からパターン形成されるので、後
付け等の工程が不要となり、位置合わせ精度も向上す
る。
レススチール薄板で形成すること、第1及び第2の樹脂
層の各々をポリイミド樹脂で形成すること、及び/又は
導電層を銅で形成することが好ましい。
処理であることが好ましい。
HGA全体を概略的に示す中心線断面図であり、図2は
図1の実施形態におけるHGAの先端部の拡大斜視図で
ある。
けるHGAは、比較的厚い第1のステンレススチール薄
板10a、第1の樹脂層10b、比較的薄い第2のステ
ンレススチール薄板10c、第2の樹脂層10d、並び
にリード導体及び接続パッドとしてパターニングされた
銅層10eを順次積層して一体化されてなる5層構造の
サスペンション本体10の基部にベースプレート11を
固着すると共に、そのサスペンション本体10の先端部
に薄膜磁気ヘッド素子12を有する浮上型磁気ヘッドス
ライダ13を接着し、さらに、サスペンション本体10
のヘッド素子用接続パッド14に薄膜磁気ヘッド素子1
2の端子電極を例えば金ボール又ははんだボール等によ
るボールボンディングによって電気及び機械的に接続す
ることによって構成される。
スチール薄板10aは約60μm程度の厚さの例えばS
US304TAで構成されており、第1の樹脂層10b
は約10μm程度の厚さのポリイミド樹脂で構成されて
おり、第2のステンレススチール薄板10cは第1のス
テンレススチール薄板10aより薄い約20〜25μm
程度の厚さの例えばSUS304TAで構成されてお
り、第2の樹脂層10dは約10μm程度の厚さのポリ
イミド樹脂で構成されており、銅層10eは約10μm
程度の厚さの銅で構成されている。
ト11に固着される基部領域Aと、この基部領域Aに連
続しており、弾性を有する曲げ領域Bと、浮上型磁気ヘ
ッドスライダ13が搭載される弾性を有するジンバル領
域Cと、曲げ領域B及びジンバル領域Cに連続しており
これらを結合する剛性領域Dとから構成されている。こ
れら各領域A〜Dは、5層構造の少なくとも一部の層を
部分的にかつ選択的にエッチング除去する等して構成さ
れている。
ては、第1のステンレススチール薄板10aが全てエッ
チング除去されており、これにより、この領域のばね定
数を所望の値まで低減させることができる。ただし、そ
の上に第2の樹脂層10d及び銅層10eはパターニン
グされて残されている。なお、図示されていないが、こ
の曲げ領域Bに1つ又は複数の貫通孔を設けても良い。
貫通孔を設けることにより、ばね定数のさらなる調整が
行えると共にサスペンション全体の重量を低下させるこ
とができる。
においては、第1のステンレススチール薄板10a、第
1の樹脂層10b及び第2のステンレススチール薄板1
0cをそのまま残すことによって構成されている。これ
によって、所望の剛性を確保することができるので撓み
を防ぐことができる。しかも、この部分の側端は、曲げ
ることなく平坦となっており、横風に対する抵抗が小さ
くなるように構成されている。なお、第2の樹脂層10
d及び銅層10eはこれら領域の上にパターニングされ
て残されている。図示されていないが、剛性領域Dに1
つ又は複数の貫通孔を設けても良い。貫通孔を設けるこ
とにより、サスペンション全体の重量を低下させること
ができる。
スチール薄板10cによって構成されている。これによ
ってばね定数が低下し、磁気ヘッドスライダ13の搭載
に適した所望の弾性を得ることができる。磁気ヘッドス
ライダ13は、このようにして形成された軟らかい舌部
15、即ち磁気ヘッドスライダ13を柔軟に支えて自由
姿勢を得やすくするような弾性を持っている舌部15上
に接着され、さらにヘッド素子用接続パッド14に薄膜
磁気ヘッド素子12の端子電極がボンディングされるこ
とによって、サスペンションに固着される。
イダ13の自由端がその中を通れるような貫通孔16が
中央に開口している。ディンプル17を有する第1のス
テンレススチール薄板10aがこの貫通孔16の部分ま
で伸長してきており、ディンプル17が磁気ヘッドスラ
イダ13の裏面を貫通孔16を通して直接的に押圧する
ように構成されている。なお、第2の樹脂層10d及び
銅層10eはその上にパターニングされて残されてい
る。
リード導体18、ヘッド素子用接続パッド14及び外部
回路用接続パッド(図示なし)としてパターニングされ
ており、第2の樹脂層10dはその下の絶縁層19とし
てパターニングされている。
の厚さのステンレス鋼板又は鉄板で構成されており、サ
スペンション本体10の基部領域Aにレーザウェルディ
ングによって固着されている。このベースプレート11
を取り付け部11aで固定することによって、HGAの
支持アームへの取り付けが行われる。
ション本体10への固着は、接着剤を使用することなく
電極ボンディングのみで行っても良い。
造過程における構造を示す中心線断面図であり、以下同
図を用いてこのHGAの製造方法について説明する。な
お、説明を簡単にするため、図3では1つのHGAにつ
いてのみ表されているが、実際には多数のHGA又はサ
スペンションが同一の多層シート上で形成され、適当な
時点で単体に切り離される。
ンレススチール薄板30a、第1のポリイミド樹脂層3
0b、第2のステンレススチール薄板30c、第2のポ
リイミド樹脂層30d、及び銅層30eを順次積層して
一体化されてなる5層シート30を用意する。このよう
な5層シートは、第1及び第2のステンレススチール薄
板間並びに第2のステンレススチール薄板及び銅層用の
銅薄板(銅箔)間に、接着性を有するポリイミドシート
をそれぞれ挟み込み、加熱圧着して一体化する方法や、
第1及び第2のステンレススチール薄板の一方の面、並
びに第2のステンレススチール薄板の他方の面及び銅薄
板の一方の面に液状のポリイミドを塗布し、半硬化した
状態でそれらを重ね合わせて圧着して一体化する方法等
により形成される。しかしながら、本発明の製造方法
は、これら方法に限定されるものではない。例えば、銅
層30eは、銅薄板を用いる代わりにスパッタリング又
はめっきによって形成してもよい。
テンレススチール薄板30aが約60μm、第1のポリ
イミド樹脂層30bが約10μm、第2のステンレスス
チール薄板30cが約20〜25μm、第2のポリイミ
ド樹脂層30dが約10μm、及び銅層30eが約10
μmとなるように形成している。
ート30の一方の面側(図にて下面側)から銅層30e
のパターニングを行い、リード導体18、ヘッド素子用
接続パッド14及び外部回路用接続パッドを形成する。
二鉄)や(NH4)2S(硫化アンモニウム)等の酸が
用いられる。これら酸は、銅のみを選択的にエッチング
し、ポリイミドには全く作用しない。従って、第2のポ
リイミド樹脂層30dがストップ層となり、その部分の
銅層30eは全厚に渡って完全に除去される。このた
め、エッチング深さは常に一定に制御可能となる。
面側から第2のポリイミド樹脂層30dのエッチングを
行ってこの第2のポリイミド層30dの一部領域をその
全ての厚みに渡って選択的に除去する。この場合の一部
領域とは、具体的には、パターニングにより形成された
リード導体18、ヘッド素子用接続パッド14及び外部
回路用接続パッドの絶縁層として機能する部分を少なく
とも残した部分である。
(水酸化カリウム)等のアルカリを用いたウェットエッ
チングによるか、又はO2プラズマ若しくはCF4プラ
ズマ等によるドライエッチングによる。このようなエッ
チングによると、ポリイミドのみが選択的にエッチング
され、ステンレススチールは全く削られない。従って、
第2のステンレススチール薄板30cがストップ層とな
り、その部分の第2のポリイミド樹脂層30dは全厚に
渡って完全に除去される。このため、エッチング深さは
常に一定に制御可能となる。
ート30を両方の面側(図にて上面側及び下面側)から
エッチングし、比較的厚い第1のステンレススチール薄
板30aの一部領域及び比較的薄い第2のステンレスス
チール薄板30cの一部領域をそれらの全ての厚みに渡
って選択的に同時に除去する。第1のステンレススチー
ル薄板30aの一部領域とは、具体的には、基部領域A
のベースプレートの取付け孔に対応する部分、曲げ領域
B、及びジンバル領域Cにおける先端部分である。第2
のステンレススチール薄板30dの一部領域とは、具体
的には、基部領域Aのベースプレートの取付け孔に対応
する部分及びジンバル領域Cにおける貫通孔部分であ
る。
は、FeCl3(塩化第二鉄)等の酸が用いられる。こ
れら酸は、ステンレススチール薄板のみを選択的にエッ
チングし、ポリイミドには全く作用しない。従って、第
1のポリイミド樹脂層30bがストップ層となり、その
部分の第1のステンレススチール薄板30a及び第2の
ステンレススチール薄板30dは厚みが異なっていても
全厚に渡って完全に除去される。このため、エッチング
深さは常に一定に制御可能となる。
ート30を上面側又は下面側からエッチングし、第1の
ポリイミド層30bの一部領域をその全ての厚みに渡っ
て選択的に除去する。この場合の一部領域とは、具体的
には、基部領域Aのベースプレートの取付け孔に対応す
る部分、及びジンバル領域Cにおける先端部分である。
先に述べた通りである。この場合、第1のステンレスス
チール薄板30a及び第2のステンレススチール薄板3
0dがストップ層となる。
ート30を上面側からプレス加工を行って、ジンバル領
域Cにおける第1のステンレススチール薄板30aにデ
ィンプル17を形成する。
ルディングによる固着、磁気ヘッドスライダ13の固着
及び電極ボンディング、さらには曲げ加工、個々のHG
Aへの切り離し等を行って、図1に示すようなHGAを
得る。
互いに独立した別個の部品を組み付けるのではなく、5
層シートの一部の層を部分的にエッチング除去してサス
ペンション本体を構成しているため、部品の連結が最小
限で済むからレーザウェルディング工程の数を大幅に削
減でき、しかも位置合わせ精度を大幅に高めることがで
きる。もちろん、剛性を確保できるので振動特性を向上
させることができ、また、厚みを薄くできるので風乱特
性を向上させることができる。
望の領域をその全ての厚みに渡って完全に除去できるの
で、ばね定数を精度良く制御することが可能である。
その下の絶縁層(第2のポリイミド樹脂層)も最初から
一体化された層からパターン形成されるので、後付け等
の工程が不要となり、位置合わせ精度も向上する。
全体を概略的に示す中心線断面図である。
厚い第1のステンレススチール薄板10a及び第1の樹
脂層10bが共に除去されており、その結果、この曲げ
領域におけるばね定数をさらに低下できることを除い
て、図1の実施形態とほぼ同じ構成及び作用効果を有し
ている。従って、図4における参照符号も基本的に図1
の場合と同じものを用いている。
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
ば、互いに独立した別個の部品を組み付けるのではな
く、5層構造の少なくとも一部の層を部分的に除去して
マルチレイヤサスペンション本体を構成しているため、
部品の連結が最小限で済むからレーザウェルディング工
程の数を大幅に削減でき、しかも位置合わせ精度を大幅
に高めることができる。さらに、剛性を確保できるので
振動特性を向上させることができ、また、厚みを薄くで
きるので風乱特性を向上させることができる。もちろ
ん、ばね定数を最適に制御可能である。
に示す中心線断面図である。
斜視図である。
おける構造を示す中心線断面図である。
的に示す中心線断面図である。
16)
ては、第1のステンレススチール薄板10aが全てエッ
チング除去されており、これにより、この領域のばね定
数を所望の値まで低減させることができる。ただし、第
1の樹脂層10b及び第2のステンレススチール薄板1
0cをそのまま残されており、その上に第2の樹脂層1
0d及び銅層10eはパターニングされて残されてい
る。なお、図示されていないが、この曲げ領域Bに1つ
又は複数の貫通孔を設けても良い。貫通孔を設けること
により、ばね定数のさらなる調整が行えると共にサスペ
ンション全体の重量を低下させることができる。
イダ13の自由端がその中を通れるような貫通孔16が
中央に開口している。ディンプル17を有する第1のス
テンレススチール薄板10aがこの貫通孔16の部分ま
で伸長してきており、ディンプル17が磁気ヘッドスラ
イダ13の裏面を貫通孔16を通して直接的に押圧する
ように構成されている。なお、第2の樹脂層10d及び
銅層10eはその上にパターニングされて残されてい
る。
ンの各製造過程における構造を示す中心線断面図であ
り、以下同図を用いてこのサスペンションの製造方法に
ついて説明する。なお、説明を簡単にするため、図3で
は1つのサスペンションについてのみ表されているが、
実際には多数のサスペンションが同一の多層シート上で
形成され、適当な時点で単体に切り離される。
ート30の一方の面側(図にて下面側)から銅層30e
のエッチングによるパターニングを行い、リード導体1
8、ヘッド素子用接続パッド14及び外部回路用接続パ
ッドを形成する。
ート30を両方の面側(図にて上面側及び下面側)から
エッチングし、比較的厚い第1のステンレススチール薄
板30aの一部領域及び比較的薄い第2のステンレスス
チール薄板30cの一部領域をそれらの全ての厚みに渡
って選択的に同時に除去する。第1のステンレススチー
ル薄板30aの一部領域とは、具体的には、基部領域A
のベースプレートの取付け孔に対応する部分、曲げ領域
B、及びジンバル領域Cにおける先端部分である。第2
のステンレススチール薄板30cの一部領域とは、具体
的には、基部領域Aのベースプレートの取付け孔に対応
する部分及びジンバル領域Cにおける貫通孔部分であ
る。
は、FeCl3(塩化第二鉄)等の酸が用いられる。こ
れら酸は、ステンレススチール薄板のみを選択的にエッ
チングし、ポリイミドには全く作用しない。従って、ポ
リイミド樹脂層30bがストップ層となり、その部分の
第1のステンレススチール薄板30a及び第2のステン
レススチール薄板30cは厚みが異なっていても全厚に
渡って完全に除去される。このため、エッチング深さは
常に一定に制御可能となる。
先に述べた通りである。この場合、第1のステンレスス
チール薄板30a及び第2のステンレススチール薄板3
0cがストップ層となる。
造過程における構造を示す中心線断面図である。
Claims (28)
- 【請求項1】 第1の金属薄板層と、該第1の金属薄板
層上に積層された第1の樹脂層と、該第1の樹脂層上に
積層された第2の金属薄板層と、該第2の金属薄板層上
に積層された第2の樹脂層と、該第2の樹脂層上に積層
された導電層とを含む5層構造の少なくとも一部の層を
部分的に除去して構成された、弾性を有する曲げ領域
と、ヘッドスライダを搭載するための弾性を有するジン
バル領域と、前記曲げ領域及び前記ジンバル領域を結合
する剛性領域とを備えていることを特徴とするマルチレ
イヤサスペンション。 - 【請求項2】 前記曲げ領域においては、少なくとも前
記第1の金属薄板層が選択的に除去されていることを特
徴とする請求項1に記載のマルチレイヤサスペンショ
ン。 - 【請求項3】 前記曲げ領域においては、前記第1の金
属薄板層及び前記第1の樹脂層が選択的に除去されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のマルチレイヤサス
ペンション。 - 【請求項4】 前記曲げ領域においては、少なくとも1
つの貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1
から3のいずれか1項に記載のマルチレイヤサスペンシ
ョン。 - 【請求項5】 前記剛性領域においては、少なくとも前
記第1の金属薄板層、前記第1の樹脂層及び前記第2の
金属薄板層が残されていることを特徴とする請求項1か
ら4のいずれか1項に記載のマルチレイヤサスペンショ
ン。 - 【請求項6】 前記剛性領域においては、少なくとも1
つの貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1
から5のいずれか1項に記載のマルチレイヤサスペンシ
ョン。 - 【請求項7】 前記ジンバル領域においては、前記第1
の金属薄板層及び前記第1の樹脂層が選択的に除去され
ていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項
に記載のマルチレイヤサスペンション。 - 【請求項8】 前記ジンバル領域においては、中央にジ
ンバル貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項
1から7のいずれか1項に記載のマルチレイヤサスペン
ション。 - 【請求項9】 前記第1の金属薄板層が、前記ジンバル
領域に搭載される浮上型ヘッドスライダの裏面を前記ジ
ンバル貫通孔を通して直接的に押圧するためのディンプ
ルを有していることを特徴とする請求項8に記載のマル
チレイヤサスペンション。 - 【請求項10】 前記導電層が、パターニングされたリ
ード導体及び接続パッドからなることを特徴とする請求
項1から9のいずれか1項に記載のマルチレイヤサスペ
ンション。 - 【請求項11】 前記第1及び第2の金属薄板層の各々
が、ステンレススチール薄板層からなることを特徴とす
る請求項1から10のいずれか1項に記載のマルチレイ
ヤサスペンション。 - 【請求項12】 前記第1及び第2の樹脂層の各々が、
ポリイミド樹脂層からなることを特徴とする請求項1か
ら11のいずれか1項に記載のマルチレイヤサスペンシ
ョン。 - 【請求項13】 前記導電層が、銅層からなることを特
徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のマル
チレイヤサスペンション。 - 【請求項14】 請求項1から13のいずれか1項に記
載のマルチレイヤサスペンションと、該マルチレイヤサ
スペンション上に搭載されており、少なくとも1つのヘ
ッド素子を有するヘッドスライダとを備えたことを特徴
とするヘッドジンバルアセンブリ。 - 【請求項15】 第1の金属薄板層と、該第1の金属薄
板層上に積層された第1の樹脂層と、該第1の樹脂層上
に積層された第2の金属薄板層と、該第2の金属薄板層
上に積層された第2の樹脂層と、該第2の樹脂層上に積
層された導電層とを含む5層構造のシートを形成し、該
シートの少なくとも一部の層を部分的に除去することに
より、弾性を有する曲げ領域と、ヘッドスライダを搭載
するための弾性を有するジンバル領域と、前記曲げ領域
及び前記ジンバル領域を結合する剛性領域とを備えたマ
ルチレイヤサスペンションを形成し、該形成したマルチ
レイヤサスペンションの前記ジンバル領域上に、少なく
とも1つのヘッド素子を有するヘッドスライダを固着す
ることを特徴とするヘッドジンバルアセンブリの製造方
法。 - 【請求項16】 前記曲げ領域において、少なくとも前
記第1の金属薄板層を選択的にエッチング除去すること
を特徴とする請求項15に記載の製造方法。 - 【請求項17】 前記曲げ領域において、前記第1の金
属薄板層及び前記第1の樹脂層をそれぞれ選択的にエッ
チング除去することを特徴とする請求項15又は16に
記載の製造方法。 - 【請求項18】 前記曲げ領域において、エッチングに
より少なくとも1つの貫通孔を形成することを特徴とす
る請求項15から17のいずれか1項に記載の製造方
法。 - 【請求項19】 前記剛性領域において、少なくとも前
記第1の金属薄板層、前記第1の樹脂層及び前記第2の
金属薄板層を残すようにしたことを特徴とする請求項1
5から18のいずれか1項に記載の製造方法。 - 【請求項20】 前記剛性領域において、エッチングに
より少なくとも1つの貫通孔を形成することを特徴とす
る請求項15から19のいずれか1項に記載の製造方
法。 - 【請求項21】 前記ジンバル領域において、前記第1
の金属薄板層及び前記第1の樹脂層をそれぞれ選択的に
エッチング除去することを特徴とする請求項15から2
0のいずれか1項に記載の製造方法。 - 【請求項22】 前記ジンバル領域において、エッチン
グにより中央にジンバル貫通孔を形成することを特徴と
する請求項15から21のいずれか1項に記載の製造方
法。 - 【請求項23】 前記第1の金属薄板層の前記ジンバル
貫通孔部分への突出部に、前記浮上型ヘッドスライダの
裏面を直接的に押圧するためのディンプルをプレス形成
することを特徴とする請求項22に記載の製造方法。 - 【請求項24】 前記導電層をパターニングしてリード
導体及び接続パッドを形成することを特徴とする請求項
15から23のいずれか1項に記載の製造方法。 - 【請求項25】 前記第1及び第2の金属薄板層の各々
を、ステンレススチール薄板で形成することを特徴とす
る請求項15から24のいずれか1項に記載の製造方
法。 - 【請求項26】 前記第1及び第2の樹脂層の各々を、
ポリイミド樹脂で形成することを特徴とする請求項15
から25のいずれか1項に記載の製造方法。 - 【請求項27】 前記導電層を、銅で形成することを特
徴とする請求項15から26のいずれか1項に記載の製
造方法。 - 【請求項28】 前記エッチングが選択性エッチングで
あることを特徴とする請求項15から27のいずれか1
項に記載の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000397006A JP3838032B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | マルチレイヤサスペンション、ヘッドジンバルアセンブリ及び該アセンブリの製造方法 |
US09/993,497 US6636382B2 (en) | 2000-12-27 | 2001-11-27 | Multilayer suspension, head gimbal assembly |
US10/229,146 US6898841B2 (en) | 2000-12-27 | 2002-08-28 | Manufacturing method of head gimbal assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000397006A JP3838032B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | マルチレイヤサスペンション、ヘッドジンバルアセンブリ及び該アセンブリの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002197822A true JP2002197822A (ja) | 2002-07-12 |
JP3838032B2 JP3838032B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=18862200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000397006A Expired - Fee Related JP3838032B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | マルチレイヤサスペンション、ヘッドジンバルアセンブリ及び該アセンブリの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6636382B2 (ja) |
JP (1) | JP3838032B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007043110A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Samsung Electronics Co Ltd | 可撓性印刷回路及びその製造方法 |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6728072B1 (en) * | 2001-03-06 | 2004-04-27 | Hutchinson Technology, Inc. | Intergral base plate with boss tower |
JP4269132B2 (ja) * | 2001-06-27 | 2009-05-27 | 日本発條株式会社 | ディスクドライブ用サスペンション |
US6785094B2 (en) * | 2002-04-24 | 2004-08-31 | Hitachi Global Storage Technologies | Weld free high performance laminate suspension |
US7088553B2 (en) * | 2002-04-25 | 2006-08-08 | Satya Prakash Arya | Laminated suspension load beam design with dual primary metal layers sandwiching intermediate secondary layer |
US6731466B2 (en) * | 2002-04-25 | 2004-05-04 | International Business Machines, Inc. | Suspension with integral constrained and sandwiched layer damping |
US7158348B2 (en) * | 2002-05-01 | 2007-01-02 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Integrated lead suspension for use in a disk drive using a tri-metal laminate and method for fabrication |
WO2004112302A2 (en) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Camiant, Inc. | Dynamic service delivery with topology discovery for communication networks |
JP2005071465A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Nhk Spring Co Ltd | 板材溶接構造及びヘッドサスペンション |
US7898771B2 (en) * | 2004-02-27 | 2011-03-01 | Seagate Technology Llc | Head suspension assembly having a high damping high stiffness component |
US7283331B2 (en) * | 2004-06-04 | 2007-10-16 | Samsung Electronics, Co., Ltd. | Method and apparatus reducing off track head motion due to disk vibration in a hard disk drive |
KR100564632B1 (ko) * | 2004-09-09 | 2006-03-29 | 삼성전자주식회사 | 디스크 드라이브의 서스펜션 조립체 |
US7489479B2 (en) * | 2005-01-18 | 2009-02-10 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Electrical lead suspension having partitioned air slots |
US7606000B1 (en) * | 2005-05-03 | 2009-10-20 | Hutchinson Technology Incorporated | Offset structure for disk drive head suspension |
US7821742B1 (en) * | 2005-05-12 | 2010-10-26 | Magnecomp Corporation | High stroke sensitivity suspension with laminate load beam for additive laminated and other interconnect support |
US7379271B1 (en) * | 2005-05-16 | 2008-05-27 | Magnecomp Corporation | Multilayer gimbal suspension element manufacture with co-etchable layers |
US7606002B1 (en) * | 2005-05-26 | 2009-10-20 | Hutchinson Technology Incorporated | Offset dimple in a disk drive with head suspension flexure extending into load beam offset aperture |
US7466517B2 (en) * | 2005-06-15 | 2008-12-16 | Seagate Technology Llc | Unified suspension laminate |
US7646567B2 (en) * | 2005-06-28 | 2010-01-12 | Seagate Technology Llc | Flex on suspension with a heat-conducting protective layer for reflowing solder interconnects |
EP1899686B1 (en) * | 2005-07-07 | 2011-09-28 | CiDra Corporation | Wet gas metering using a differential pressure based flow meter with a sonar based flow meter |
US7542239B2 (en) * | 2005-11-21 | 2009-06-02 | Seagate Technology, Llc | Disc flutter compensating suspension |
US8395865B2 (en) * | 2006-01-10 | 2013-03-12 | Seagate Technology Llc | Thermally insulated suspension load beam |
CN101042876B (zh) * | 2006-03-24 | 2010-08-11 | 新科实业有限公司 | 含加强板的悬臂件及其磁头折片组合和磁盘驱动单元 |
US7593191B2 (en) * | 2006-07-26 | 2009-09-22 | Sae Magnetics (H.K.) Ltd. | HGA having separate dimple element, disk drive unit with the same, and manufacturing method thereof |
US7864488B1 (en) | 2007-03-13 | 2011-01-04 | Western Digital Technologies, Inc. | Suspension assembly including a dimple that contacts a flexure tongue dielectric layer through a hole in a flexure tongue structural layer |
JP4854043B2 (ja) * | 2008-10-01 | 2012-01-11 | 東芝ストレージデバイス株式会社 | 磁気ヘッドアセンブリおよび磁気ディスク装置 |
US9786307B2 (en) * | 2012-04-04 | 2017-10-10 | Nhk Spring Co., Ltd | Gimbal assembly with a gold tongue/dimple interface and methods of making the same |
JP6275658B2 (ja) * | 2015-02-18 | 2018-02-07 | 日東電工株式会社 | 回路付サスペンション基板 |
CN105956259A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-09-21 | 王炳超 | 端部接触式少片斜线型变截面主副簧复合刚度的验算方法 |
JP7183076B2 (ja) * | 2019-02-28 | 2022-12-05 | 日本発條株式会社 | ディスク装置用サスペンション |
KR200491864Y1 (ko) | 2019-12-10 | 2020-07-07 | 주식회사 정현정밀 | 계란 포장 용기 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5461525A (en) * | 1990-09-14 | 1995-10-24 | Hutchinson Technology Incorporated | Load beam having areas of varying thickness in the spring region formed by varying numbers of lamina |
US5955176A (en) * | 1994-03-15 | 1999-09-21 | International Business Machines Corporation | Integrated suspension using a high strength conductive material |
US5839193A (en) * | 1994-04-15 | 1998-11-24 | Hutchinson Technology Incorporated | Method of making laminated structures for a disk drive suspension assembly |
JPH0922570A (ja) * | 1995-07-03 | 1997-01-21 | Fujitsu Ltd | ヘッドアセンブリ及び該ヘッドアセンブリを具備した磁気ディスク装置 |
US5737152A (en) * | 1995-10-27 | 1998-04-07 | Quantum Corporation | Suspension with multi-layered integrated conductor trace array for optimized electrical parameters |
US6215622B1 (en) * | 1996-01-02 | 2001-04-10 | International Business Machines Corporation | Laminated hard disk head suspension and etching process |
US6433967B1 (en) * | 1996-01-16 | 2002-08-13 | International Business Machines Corporation | Transducer suspension system having a rigid extension section |
US5973882A (en) * | 1996-08-07 | 1999-10-26 | Hutchinson Technology, Inc. | Moment-flex head suspension |
US5844752A (en) * | 1997-01-24 | 1998-12-01 | Read-Rite Corporation | Load beam head gimbal assembly with a bend region including a segment for shifting the center of gravity |
US5862010A (en) * | 1997-07-08 | 1999-01-19 | International Business Machines Corporation | Transducer suspension system |
US6115220A (en) * | 1997-10-08 | 2000-09-05 | Magnecomp Corp. | Load beam having pitch adjustability |
US6307719B1 (en) * | 1999-11-17 | 2001-10-23 | Maxtor Corporation | Suspension assembly with adjustable gramload |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000397006A patent/JP3838032B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-11-27 US US09/993,497 patent/US6636382B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-08-28 US US10/229,146 patent/US6898841B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007043110A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Samsung Electronics Co Ltd | 可撓性印刷回路及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030007289A1 (en) | 2003-01-09 |
JP3838032B2 (ja) | 2006-10-25 |
US6898841B2 (en) | 2005-05-31 |
US6636382B2 (en) | 2003-10-21 |
US20020080527A1 (en) | 2002-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002197822A (ja) | マルチレイヤサスペンション、ヘッドジンバルアセンブリ及び該アセンブリの製造方法 | |
US8809691B2 (en) | Wired circuit board having first and second conductive patterns with respective connecting portions formed on first and second insulating layers | |
US7064928B2 (en) | Method and apparatus for providing an additional ground pad and electrical connection for grounding a magnetic recording head | |
US8508888B2 (en) | Suspension board with circuit | |
JP5139169B2 (ja) | 配線回路基板およびその製造方法 | |
JP4927425B2 (ja) | サスペンション、これを用いたヘッドジンバルアセンブリ及びディスクドライブ | |
US8094413B1 (en) | Disk drive head suspension flexure with stacked traces having differing configurations on gimbal and beam regions | |
JP4960918B2 (ja) | 配線回路基板 | |
JP5604850B2 (ja) | サスペンション基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブ | |
JP2008282995A (ja) | 配線回路基板 | |
JP2855255B2 (ja) | 磁気ヘッド用サスペンション及びその製造法 | |
JP6588328B2 (ja) | 配線回路基板の製造方法 | |
JP2002329378A (ja) | サスペンション及び該サスペンションを備えたヘッドジンバルアセンブリ | |
JP2004127487A (ja) | 低コストのヘッド・ジンバル組立体 | |
US20050078416A1 (en) | Suspension, head gimbal assembly and disk drive apparatus with head gimbal assembly | |
JP5601564B2 (ja) | サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンション、およびハードディスクドライブ、並びにサスペンション用基板の製造方法 | |
JP6660185B2 (ja) | 薄板配線基板 | |
JPH11195214A (ja) | 磁気ヘッド装置の製造方法 | |
JP3803035B2 (ja) | 磁気ヘッドサスペンションの製造方法 | |
JP2002092834A (ja) | ヘッドジンバルアセンブリ | |
JP6715368B2 (ja) | 配線回路基板 | |
JP5131605B2 (ja) | サスペンション用基板 | |
JP5482465B2 (ja) | サスペンション用フレキシャー基板の製造方法 | |
JP2011048887A (ja) | サスペンション用基板、サスペンション、ヘッド付サスペンションおよびハードディスクドライブ | |
JP2002343045A (ja) | ディスク駆動サスペンションアセンブリ用の積層構造体の製造方法及びその積層構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051101 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060315 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060320 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060711 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060724 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |