JP2002197817A - 再生装置 - Google Patents
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Abstract
率の異なるデータを再生する再生装置において、目的と
するデータの再生位置への移動操作を容易にし、操作感
を向上させることである。 【解決手段】 読み取りヘッド12はMD2に記録され
たUTOC情報を読み取り、このUTOC情報からシス
テムコントローラ17のCPUは、記録モードを検出
し、記録モードに応じて、情報読み取り位置を飛び越し
てサーチ(情報読み取り位置を順方向に飛び越す早送り
サーチ、または逆方向に飛び越す巻き戻しサーチ)する
際の搬送量をサーボコントローラ14aに設定する。そ
して、サーボコントローラ14aは、情報読み取り位置
をサーチする際、記録モードに応じた搬送量で読み取り
ヘッド12を駆動制御することにより、何れの記録モー
ドでも同一の再生時間に対応する飛び越し量だけ読み取
りヘッド12を搬送するように制御する。
Description
に記録されたデータを再生する再生装置に関する。
媒体に記録されたデータを再生する再生装置が広く普及
している。例えば、MD再生装置は、MDに「ステレ
オ」、「モノラル」、「LP2」、或いは「LP4」の
記録モードで記録されたデータを再生する再生装置であ
り、再生、停止、早送り及び巻き戻し等の機能を備えて
いる。
(Long Play2倍モード)及びLP4(Long Play4倍モ
ード)は、近年の音声圧縮技術の向上に伴って制定され
たATRAC3(Adaptive TRansform Acoustic Cordin
g 3)に含まれる技術であり、高い圧縮効率で録音する
ことにより長時間録音が可能になる。例えば、「LP
2」では、録音時間を通常の2倍に設定でき、「LP
4」では、録音時間を通常の4倍に設定できる。
たデータの再生中に、「早送り」、或いは「巻き戻し」
機能(例えば、「早送りキー」の押下、或いは「巻き戻
しキー」の押下)によりデータの再生位置を移動させる
場合がある。この場合は、MDの記録モード(ステレ
オ、モノラル、LP2、LP4)に関係なく、「早送
り」、或いは「巻き戻し」機能が操作されている間に一
定のセクタ(或いは、クラスタ)間隔で早送り、或いは
巻き戻しをして、再生位置を移動する。
クラスタについて説明する。図3は、MDの音声記録単
位及び記録モードによる1セクタ当たりの再生時間の一
例を示す図である。図3に示すように、MDの音声記録
単位は、クラスタと、セクタとである。1クラスタは、
32セクタから構成され、1セクタには各記録モード
(ステレオ、モノラル、LP2、LP4)に設定された
再生時間(ステレオ:63.855ms、モノラル:1
27.71ms、LP2:127.71ms、LP4:
255.42ms)のデータが記録される。例えば、記
録モードが「ステレオ」の場合は、1セクタに記録され
るデータの再生時間が63.855msであるため、1
クラスタに記録されるデータの再生時間は2043.3
6msとなる。また、記録モードが「LP2」の場合
は、1セクタに記録されるデータの再生時間が「ステレ
オ」の2倍の127.71msであるため、1クラスタ
に記録されるデータの再生時間は、4086.72ms
となる。
れたデータを再生する場合は、例えば、クラスタ
「1」、クラスタ「2」、…のように順次再生し、詳細
には、クラスタ「1」のセクタ「1」、セクタ「2」、
…、セクタ「32」、クラスタ「2」のセクタ「1」、
セクタ「2」、…、セクタ「32」、…のように順次再
生する。
を再生し、「早送り」機能によりデータの再生位置を移
動させる場合について、記録モードが「ステレオ」の場
合と、「LP2」の場合とを比較して説明する。ここで
は、「早送り」機能が使用されている間は30セクタ飛
び越し、次の2セクタを再生することにする。つまり、
「早送り」機能が操作されている間の「早送り」は、
「30セクタ先の2セクタを再生する」という1サイク
ルの動作を繰り返す。この場合、例えばクラスタ「1」
のセクタ「1」から「早送り」機能が使用されたとする
と、セクタ「31」〜セクタ「32」に記録された再生
時間のデータが再生され、次いでクラスタ「2」のセク
タ「31」〜セクタ「32」に記録された再生時間のデ
ータが再生される。また、クラスタ「1」のセクタ「3
1」において、記録モードが「ステレオ」の場合は、再
生位置が1915.65ms(63.855ms×30
セクタ)だけずれ、記録モードが「LP2」の場合は、
再生位置が3831.3ms(127.71ms×30
セクタ)だけずれる。すなわち、記録モードが「LP
2」の場合には、「ステレオ」の2倍のデータ位置に再
生位置が移動するため、ユーザは2倍の速度で「早送
り」がされたような感覚になる。
MD再生装置において、記録媒体に記録されたデータの
再生中に、「早送り」、或いは「巻き戻し」機能により
データの再生位置を移動させる場合には、記録媒体の記
録モードに関係なく一定のセクタ(或いは、クラスタ)
間隔で早送り、或いは巻き戻しをしていたため、前述の
ように記録モード(圧縮率)が異なる場合に、早送り、
或いは巻き戻しをする時間をユーザが調整する必要があ
った。したがって、記録モード(圧縮率)毎に「早送
り」或いは「巻き戻し」機能を操作する時間を変える必
要があり、操作感が異なるため、目的とするデータの再
生位置の調整が困難であった。
縮率の異なるデータを再生する再生装置において、目的
とするデータの再生位置への移動操作を容易にし、操作
感を向上させることである。
るために、請求項1記載の発明は、記録媒体(例えば、
図1に示すMD2)に記録された情報を読み取るピック
アップ(例えば、図1に示す読み取りヘッド12)と、
ピックアップを所定の情報読み取り位置に搬送する搬送
手段(例えば、図1に示すサーボコントローラ14a)
と、ピックアップによって読み取った情報を、その情報
の記録モード(例えば、ATRACモノラル、ATRA
Cステレオ、ATRAC3LP2、ATRAC3LP
4)に応じた再生方式で再生する再生手段(例えば、図
1に示すDSP14、システムコントローラ17)と、
を備えた再生装置(例えば、図1に示す再生装置1)で
あって、前記情報の記録モードを検出する検出手段(例
えば、図1に示すシステムコントローラ17のCPU)
と、前記情報読み取り位置を飛び越してサーチ(例え
ば、情報読み取り位置を順方向に飛び越す早送りリサー
チ、または逆方向に飛び越す巻き戻しサーチ)する際、
この検出手段によって検出された記録モードに応じて、
前記搬送手段における前記ピックアップの搬送量を何れ
の記録モードでも同一の再生時間に対応する飛び越し量
だけ搬送するように制御する制御手段(例えば、図1に
示すサーボコントローラ14a)と、を備えることを特
徴としている。
ば、検出手段と、制御手段とを備えることにより、情報
読み取り位置をサーチする際、何れの記録モードでも同
一の再生時間に対応する量だけ飛び越すようにピックア
ップを搬送することができるので、サーチ後の情報読み
取り位置が何れの記録モードでも同一になり、記録モー
ドを意識しながら操作する必要がなくなり、操作感が向
上する。
載の再生装置において、前記情報読み取り位置をサーチ
する指示を入力する際に手動操作される操作部(例え
ば、図1に示す操作部18)を更に備え、この操作部が
操作された際に、前記検出手段は記録モードを検出し、
前記制御手段は飛び越し量を制御することを特徴として
いる。
を更に備えることにより、この操作部が操作された際
に、記録モードに応じた飛び越し量の制御が行われるの
で、ユーザが手動操作で情報読み取り位置をサーチする
場合にも記録モードを意識する必要がなくなり、情報読
み取り位置のサーチ操作が容易になる。
載の再生装置において、前記再生手段による再生動作中
に前記情報読み取り位置を飛び越してサーチする場合
に、前記制御手段は、更に、前記検出手段によって検出
された記録モードに応じて、前記ピックアップによる情
報読み取り量を何れの記録モードでも同一の再生時間に
対応する量となるように制御することを特徴としてい
る。
作中にサーチする場合に、何れの記録モードでも同一の
再生時間に対応する量だけ情報を読み取ることができる
ので、再生動作中にサーチ(例えば、情報読み取り位置
を順方向に飛び越す早送りリサーチ、または逆方向に飛
び越す巻き戻しサーチ)された場合にも、サーチ後の情
報読み取り位置が何れの記録モードでも同一になり、記
録モードを意識しながら操作する必要がなくなり、操作
感が向上する。
載の再生装置において、前記制御手段は、前記検出手段
によって検出された記録モードが、標準の記録モードの
n倍の圧縮率で記録される記録モードである場合に、前
記ピックアップによる情報読み取り量を、標準の記録モ
ードにおける読み取り量の1/n倍になるように制御す
ることを特徴としている。
記録モードが標準の記録モードのn倍の圧縮率で記録さ
れている場合に、情報読み取り量を標準の記録モードに
おける情報読み取り量の1/n倍にすることができるの
で、何れの記録モードでも同一の再生時間に対応する情
報読み取り量に制御することが容易にできる。
たは4に記載の再生装置において、前記情報読み取り位
置をサーチする指示を入力する際に手動操作される操作
部(例えば、図1に示す操作部18)を更に備え、この
操作部が操作された際に、前記検出手段は記録モードを
検出し、前記制御手段は飛び越し量及び情報読み取り量
を制御することを特徴としている。
を更に備えることにより、この操作部が操作された際
に、記録モードに応じた飛び越し量及び情報読み取り量
の制御が行われるので、ユーザが手動操作で情報読み取
り位置をサーチする場合にも記録モードを意識する必要
がなくなり、情報読み取り位置のサーチ操作が容易にな
る。
5の何れかに記載の再生装置において、前記制御手段
は、前記検出手段によって検出された記録モードが、標
準の記録モードのn倍の圧縮率で記録される記録モード
である場合に、前記飛び越し量を、標準の記録モードに
おける飛び越し量の1/n倍になるように制御すること
を特徴としている。
記録モードが標準の記録モードのn倍の圧縮率で記録さ
れている場合に、飛び越し量を標準の記録モードにおけ
る飛び越し量の1/n倍にすることができるので、何れ
の記録モードでも同一の再生時間に対応する飛び越し量
に制御することが容易にできる。
明に係る再生装置の実施の形態を詳細に説明する。
る再生装置1の構成を示すブロック図である。図1に示
すように、再生装置1は、MD2を回転駆動するモータ
11、読取ヘッド12、RF(Radio Frequancy)アン
プ13、DSP(Digital Signal Processor)14、D
RAM15、D/Aコンバータ16、システムコントロ
ーラ17、操作部18、及び表示部19を備えている。
気ディスクであり、そのディスク表面には複数のトラッ
クが螺旋状に形成されている。各々のトラックには、1
曲分の音楽データを記録する。また、MD2内の所定の
内周トラックには、UTOC(User Table Of Content
s)情報が記録されている。
ク名(曲名)、スタートアドレス、エンドアドレス、及
びトラックモード等のインデックス情報を含む。なお、
「トラックモード」には、各々のトラックに記録された
音楽データの保護情報(書き込み保護、及び複製保
護)、及び記録モード等が記録される。また、記録モー
ドは、「ステレオ」、「モノラル」、「LP2」、或い
は「LP4」等である。
の出力はRFアンプ13を介してDSP14へ供給さ
れ、DSP14において上記の情報が分離されてシステ
ムコントローラ17に取り込まれる。
トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号がD
SP14のサーボコントローラ14aに供給され、トラ
ッキング制御及びエラー制御に供される。また、読取ヘ
ッド12の出力中に含まれる絶対番地情報がDSP14
からシステムコントローラ17に取り込まれて、読取ヘ
ッド12のMD2に対する読取位置の制御に供される。
により、線速度一定(Constant Linear Velocity)制御
され、再生時に読取ヘッド12の位置に応じてMD2の
回転速度を連続的に変化させて、MD2を回転駆動す
る。読取ヘッド(ピックアップ)12は、レーザダイオ
ードや偏光ビームスプリッタ、対物レンズ、及び反射光
を検出するためのディテクタ等を備え、再生時にMD2
に対してレーザ光を照射する。この読取ヘッド12はデ
ィスク径方向及びMD2に接離する方向に変位可能に保
持されており、サーボコントローラ14aの制御によっ
てその変位が制御される。また、読取ヘッド12はスレ
ッド機構(図示省略)によりMD2の径方向に移動可能
とされている。再生動作によって読取ヘッド12から検
出された情報はRFアンプ13に供給される。
算処理により、再生RF信号、トラッキングエラー信
号、フォーカスエラー信号、絶対番地情報(MD2にプ
リグルーブ情報として記録されている位置情報)等を抽
出し、DSP14に供給する。抽出された再生RF信号
はDSP14のEFMデコーダ14bに供給され、トラ
ッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号はDSP
14のサーボコントローラ14aに供給され、絶対番地
情報は図示しないアドレスデコーダに供給され、復調さ
れる。絶対番地情報からデコードされたアドレス情報及
びEFMデコーダ14bによってデコードされたアドレ
ス情報等は、システムコントローラ17に供給され、各
種制御に供される。
a、EFMデコーダ14b、DRAMコントローラ14
c、及びATRACデコーダ14d等を備える。
ラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、システ
ムコントローラ17からのトラックジャンプ指令、アク
セス指令、モータ11のモータ回転速度検出情報等によ
り、各種サーボ駆動信号を発生させ、モータ11及び読
取ヘッド12を駆動制御し、フォーカス制御及びトラッ
キング制御を行う。また、サーボコントローラ14a
は、システムコントローラ17から設定されたサーチ量
(ジャンプするセクタ間隔)、及び再生量(情報を読み
取るセクタ数)に従って読取ヘッド12を駆動制御す
る。
から供給された再生RF信号を解析してシンクパターン
を読み取り、エラー訂正し、伸張処理を施してデジタル
音声信号であるATRACデータに変換し、DRAMコ
ントローラ14cに出力する。
たATRACデータを一旦DRAM15に蓄積するとと
もに、DRAM15に蓄積されたATRACデータを所
定タイミングで読み出し、ATRACデコーダ14dに
供給する。
ATRACデータを記録モード(ステレオ、モノラル、
LP2、LP4)に対応させて伸張処理し、16ビッ
ト、44.1kHzサンプリングのデジタル音声データ
形式にデコードし、D/Aコンバータ16に出力する。
よりEFM復調されたATRACデータを一時蓄積する
ためのメモリであり、このDRAM15から再生すべき
ATRACデータを事前に読みこみ、再生処理すること
により振動による音飛び(読取ヘッド12のずれによる
読込エラー)を回避する。
TRACデコーダ14dから供給されたデジタル音声デ
ータをアナログ音声データに変換し、出力端子等の出力
先に出力する。例えば、L/Rアナログオーディオデー
タとして出力される。
置1の各部を制御するMD制御用マイコンであり、CP
U、ROM、RAM(例えば、SRAM:Static RAM)
等を備える。CPUは操作部18から入力される入力指
示に従ってROMに記憶されている制御プログラムを読
み出し、RAMのワークメモリに展開して当該制御プロ
グラムに従った動作を実行制御する。制御プログラムに
は後述するマニュアルサーチ処理(図2参照)が含まれ
る。
コントローラ17のCPUは、MD2の再生動作中に操
作部18(サーチキー)から操作指示が入力されると、
MD2に記録されているUTOC情報のトラックモード
から記録モード(ステレオ、モノラル、LP2、LP
4)を抽出し、抽出した記録モードに対応するサーチ量
(ジャンプするセクタ間隔)、及び再生量(情報を読み
取るセクタ数)をサーボコントローラ14aに設定す
る。つまり、記録モードが「ステレオ」の場合は「通
常」、記録モードが「モノラル」または「LP2」の場
合は「通常の1/2」、記録モードが「LP4」の場合
は「通常の1/4」のサーチ量、及び再生量に設定す
る。そして、サーボコントローラ14aは、設定された
サーチ量、及び再生量に応じて読取ヘッド12を駆動制
御してマニュアルサーチ動作を行う。即ち、操作部18
(サーチキー)の操作指示が入力されている間は設定さ
れたサーチ量及び再生量でMD2に記録された音楽デー
タを再生する。
チキー等の各種入力キーを備え、その押下信号をシステ
ムコントローラ17に出力する。ここで、サーチキー
は、「早送り」または「巻き戻し」の動作を指示でき
る。
成され、システムコントローラ17から入力される表示
信号に基づいてMD2の再生動作中等に所要の表示動作
を行う。例えば、再生中のトラック番号、動作状態(早
送り、巻き戻し)、記録モード等の各種表示を行う。
2はシステムコントローラ17のCPUによって実行さ
れるマニュアルサーチ処理を説明するフローチャートで
ある。なお、マニュアルサーチ処理において、サーチ
量、及び再生量の「通常」は記録モードが「ステレオ」
の時を基準(標準)とした場合を指す。また、この例で
は、「通常」のサーチ量は32セクタ(1クラスタ)で
あり、再生量は4セクタであることにして説明する。
は、MD2の再生動作中に操作部18(サーチキー)が
ユーザによりON操作され「早送り」或いは「巻き戻
し」の操作指示が入力されると(ステップS1)、MD
2に記録されているUTOC情報のトラックモードから
記録モード(ステレオ、モノラル、LP2、或いはLP
4)を抽出し、抽出した記録モードが「ステレオ」か否
かを判別する(ステップS2)。抽出したモードが「ス
テレオ」であれば(ステップS2;YES)、CPU
は、通常のサーチ量及び再生量(サーチ量:32セク
タ、再生量:4セクタ)をサーボコントローラ14aに
設定して(ステップS3)、ステップS7に移行する。
ければ(ステップS2;NO)、CPUは、抽出したモ
ードが「モノラル」または「LP2」か否かを判別する
(ステップS4)。抽出したモードが「モノラル」また
は「LP2」であれば(ステップS4;YES)、CP
Uは、「通常の1/2」のサーチ量及び再生量(サーチ
量:16セクタ、再生量:2セクタ)をサーボコントロ
ーラ14aに設定して(ステップS5)、ステップS7
に移行する。
は「LP2」でなければ、すなわち「LP4」であれば
(ステップS4;NO)、CPUは、「通常の1/4」
のサーチ量及び再生量(サーチ量:8セクタ、再生量:
1セクタ)をサーボコントローラ14aに設定して(ス
テップS6)、ステップS7に移行する。
ントローラ14aは設定されたサーチ量及び再生量に応
じて読取ヘッド12を駆動制御して、再生位置をサーチ
(ジャンプ)する。このステップS7における再生位置
のサーチ、及び再生時間の具体例について、前述した記
録モードによる1セクタ当たりの再生時間(図3参照)
を参照して、以下に説明する。
には、サーチ量(ジャンプするセクタ間隔)は32セク
タ、再生量(情報を読み取るセクタ数)は4セクタに設
定されている。すなわち、1サイクルのサーチでは、再
生位置が2043.36ms(63.855ms×32
セクタ)だけずれ、その再生位置から255.42ms
(63.855ms×4セクタ)のデータが再生され
る。
「LP2」の場合には、サーチ量は16セクタ、再生量
は2セクタに設定されている。すなわち、1サイクルの
サーチでは、「ステレオ」の場合と同様に、再生位置が
2043.36ms(127.71ms×16セクタ)
だけずれ、その再生位置から255.42ms(12
7.71ms×2セクタ)のデータが再生される。
は、サーチ量は8セクタ、再生量は1セクタに設定され
ている。すなわち、1サイクルのサーチでは、「ステレ
オ」の場合と同様に、再生位置が2043.36ms
(255.42ms×8セクタ)だけずれ、その再生位
置から255.42ms(255.42ms×1セク
タ)のデータが再生される。
は、操作部18(サーチキー)の操作指示が終了したか
否かを判別し(ステップS8)、操作部18からの操作
指示が入力されている場合は(ステップS8;NO)、
ステップS7に戻ってマニュアルサーチを続行し、操作
部のサーチキーがOFFされ、操作部18からの操作指
示の入力が終了すると(ステップS8;YES)、図2
のマニュアルサーチ処理を終了する。
ステムコントローラ17のCPUは、UTOC情報のト
ラックモードに記憶された記録モードが「ステレオ」、
「モノラル」、「LP2」、或いは「LP4」の何れで
あるかを判別し、記録モード(圧縮率)に応じてサーチ
量、及び再生量を変化させてサーボコントローラ14a
に設定する。そして、サーボコントローラ14aにより
読取ヘッド12を駆動制御して、どの記録モードでも同
じ間隔(時間的移動量)で再生位置をずらす。
録モードでも同じ速さで早送り/巻き戻しするため、ユ
ーザは記録モードを意識して操作を調整する必要がなく
なる。そのため、マニュアルサーチの操作感を向上させ
ることができる。
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。例えば、本実施例では、MD
に記録されたデータを再生する再生装置について説明し
たが、CD−R(Recordable)、DVD―R等の媒体に
記録された圧縮率の異なるデータを再生する再生装置に
適用させても良い。
なる記録モード(標準、3倍)で記録された画像、或い
は動画データを再生する再生装置に適用させても良い。
ーチキーがON操作された際のサーチについて説明した
が、停止中のサーチにももちろん適用できる。また、停
止中のサーチでは、サーチ量(ジャンプするセクタ間
隔)のみ変化させて、再生位置を移動する。
取り位置をサーチする際、何れの記録モードでも同一の
再生時間に対応する量だけ飛び越すようにピックアップ
を搬送することができるので、サーチ後の情報読み取り
位置が何れの記録モードでも同一になり、記録モードを
意識しながら操作する必要がなくなり、操作感が向上す
る。
作された際に、記録モードに応じた飛び越し量の制御が
行われるので、ユーザが手動操作で情報読み取り位置を
サーチする場合にも記録モードを意識する必要がなくな
り、情報読み取り位置のサーチ操作が容易になる。
にサーチする場合に、何れの記録モードでも同一の再生
時間に対応する量だけ情報を読み取ることができるの
で、再生動作中にサーチ(例えば、情報読み取り位置を
順方向に飛び越す早送りリサーチ、または逆方向に飛び
越す巻き戻しサーチ)された場合にも、サーチ後の情報
読み取り位置が何れの記録モードでも同一になり、記録
モードを意識しながら操作する必要がなくなり、操作感
が向上する。
モードが標準の記録モードのn倍の圧縮率で記録されて
いる場合に、情報読み取り量を標準の記録モードにおけ
る情報読み取り量の1/n倍にすることができるので、
何れの記録モードでも同一の再生時間に対応する情報読
み取り量に制御することが容易にできる。
作された際に、記録モードに応じた飛び越し量及び情報
読み取り量の制御が行われるので、ユーザが手動操作で
情報読み取り位置をサーチする場合にも記録モードを意
識する必要がなくなり、情報読み取り位置のサーチ操作
が容易になる。
モードが標準の記録モードのn倍の圧縮率で記録されて
いる場合に、飛び越し量を標準の記録モードにおける飛
び越し量の1/n倍にすることができるので、何れの記
録モードでも同一の再生時間に対応する飛び越し量に制
御することが容易にできる。
図である。
行されるマニュアルサーチ処理を説明するフローチャー
トである。
クタ当たりの再生時間の一例を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】記録媒体に記録された情報を読み取るピッ
クアップと、 ピックアップを所定の情報読み取り位置に搬送する搬送
手段と、 ピックアップによって読み取った情報を、その情報の記
録モードに応じた再生方式で再生する再生手段と、を備
えた再生装置であって、 前記情報の記録モードを検出する検出手段と、 前記情報読み取り位置を飛び越してサーチする際、この
検出手段によって検出された記録モードに応じて、前記
搬送手段における前記ピックアップの搬送量を何れの記
録モードでも同一の再生時間に対応する飛び越し量だけ
搬送するように制御する制御手段と、 を備えることを特徴とする再生装置。 - 【請求項2】前記情報読み取り位置をサーチする指示を
入力する際に手動操作される操作部を更に備え、 この操作部が操作された際に、前記検出手段は記録モー
ドを検出し、前記制御手段は飛び越し量を制御すること
を特徴とする請求項1記載の再生装置。 - 【請求項3】前記再生手段による再生動作中に前記情報
読み取り位置を飛び越してサーチする場合に、前記制御
手段は、更に、前記検出手段によって検出された記録モ
ードに応じて、前記ピックアップによる情報読み取り量
を何れの記録モードでも同一の再生時間に対応する量と
なるように制御することを特徴とする請求項1記載の再
生装置。 - 【請求項4】前記制御手段は、前記検出手段によって検
出された記録モードが、標準の記録モードのn倍の圧縮
率で記録される記録モードである場合に、前記ピックア
ップによる情報読み取り量を、標準の記録モードにおけ
る読み取り量の1/n倍になるように制御することを特
徴とする請求項3記載の再生装置。 - 【請求項5】前記情報読み取り位置をサーチする指示を
入力する際に手動操作される操作部を更に備え、 この操作部が操作された際に、前記検出手段は記録モー
ドを検出し、前記制御手段は飛び越し量及び情報読み取
り量を制御することを特徴とする請求項3または4に記
載の再生装置。 - 【請求項6】前記制御手段は、前記検出手段によって検
出された記録モードが、標準の記録モードのn倍の圧縮
率で記録される記録モードである場合に、前記飛び越し
量を、標準の記録モードにおける飛び越し量の1/n倍
になるように制御することを特徴とする請求項1〜5の
何れかに記載の再生装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000391011A JP2002197817A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 再生装置 |
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---|---|---|---|
JP2000391011A JP2002197817A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 再生装置 |
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JP2002197817A true JP2002197817A (ja) | 2002-07-12 |
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JP2000391011A Pending JP2002197817A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | 再生装置 |
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2000
- 2000-12-22 JP JP2000391011A patent/JP2002197817A/ja active Pending
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