JP2002197232A - 大規模アンケート調査実施総合システム - Google Patents

大規模アンケート調査実施総合システム

Info

Publication number
JP2002197232A
JP2002197232A JP2000336055A JP2000336055A JP2002197232A JP 2002197232 A JP2002197232 A JP 2002197232A JP 2000336055 A JP2000336055 A JP 2000336055A JP 2000336055 A JP2000336055 A JP 2000336055A JP 2002197232 A JP2002197232 A JP 2002197232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
questionnaire
information
survey
questionnaire survey
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000336055A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakuni Hirano
平野昌邦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000336055A priority Critical patent/JP2002197232A/ja
Publication of JP2002197232A publication Critical patent/JP2002197232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インタネット等の情報技術の高度に活用し、ア
ンケート調査業務の広範なBPRを行うことで、当該業
務のコストダウン、効率性、有効性、実用性を向上させ
るとともに、アンケート調査をより広く一般に普及させ
ること。 【解決手段】アンケート調査の業務全域に関する方法で
あり、回答者である会員の登録制度と、会員情報のメン
テナンス方法と、個々のアンケート調査の対象者の抽出
方法及び対象者への依頼方法と、調査実施期間の設定方
法及び制御方法と、外部資源を活用した調査実施方法
と、パーソナライズされた情報の提供方法と、会員に対
するインセンティブとしてのポイント制度を備え、情報
提供は会員向けポータルサイトを志向することが特徴で
あり、ポイント制度は、柔軟なポイント設定方法と、ポ
イントの消費のプロセスとして、ポイントを商品等に引
換える加盟店の設置やインターネット上でのポイントの
利用方法を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にインターネッ
トを活用したアンケート調査実施に関し、具体的には、
回答者の募集及び登録、アンケート調査実施、回収率の
向上の方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】アンケート調査は、「調査を実施したい
者」と「調査に回答する者」が存在する。また、「調査
業務を請負う者」が両者の間に存在する場合もある。こ
こで、「調査を実施したい者」を「調査主」、「調査を
請け負う者」を「代行者」する。アンケート調査の実施
パターンとして、A.調査主が自らアンケート調査の業
務をおこなう場合、B.調査主が代行者へ業務を発注
し、代行者がアンケート調査の業務をおこなう場合があ
る。本文中、「実施者」とは、「パターンAにおける調
査主」及び「パターンBにおける代行者」と定義し、
「依頼主」とは「パターンBにおける調査主」と定義す
る。つまり、「依頼主」はパターンBでのみ存在する。
【0003】依頼主及び実施者の目的は、調査内容に即
したターゲットから有効な情報を得る事である。有効な
情報を得るためには、アンケート調査実施前にターゲッ
トを絞込み、細分化した後、一定量以上の調査対象数が
存在すること、アンケート調査実施時に対象者からのア
ンケート回収率を向上させることが不可欠である。つま
り、任意に抽出したアンケート対象者が常に一定数以上
存在するために、母集団を相当数保有することが必要で
あり、回収率向上のための効果的な仕組みが必要であ
る。
【0004】従来、大規模なアンケート調査を実施する
場合、莫大な費用と時間を要していた。具体的には、タ
ーゲットを多数収集するプロセス、ターゲットに対して
アクセスするプロセス、回収率を向上させるプロセスで
ある。費用は、人件費、交通費、回答者に贈呈する商品
等のインセンティブ等の経費であり、時間は、ターゲッ
トの抽出、調査依頼・回収、集計等である。
【0005】さらに、これら実施者側の直接的なコスト
だけでなく、ターゲットである回答者の立場に起因する
間接的なコストも存在する。通常、回答者は、時間的拘
束による煩わしさ、或いは魅力が少ないインセンティブ
等が主因となり、アンケート調査に対して受動的・消極
的関与及び態度となる。これらは、実施者にとっては、
上記の費用並びに時間と同様に間接的なコスト要因であ
る。従って、実施者は、これらコスト要因を低減し、よ
り良質な情報を入手し得るアンケート調査の開発が課題
である。
【0006】現在、インターネット等の情報技術を活用
した方式では、対面調査、郵便による調査、電話による
調査等の旧来の方式に比べ、低コストと時間短縮が図ら
れている。具体的には、電子メールによるアンケート内
容の享受、実施者が用意するHTML(HyperText Markup L
anguage)やXHTML (eXtensible HyperText Markup Lan
guage)等のWebページを記述するための言語にて提供さ
れるWebサイト(ホームページ)への入力等である。
【0007】しかし、情報技術の活用範囲は調査実施面
等に限定されており、効率性、有効性、実用性において
上記諸課題の全てを解決するに至っていない状況であ
る。効率性とは、情報技術等の資源の活用度であり、有
効性とは、目的の達成度である。実用性とはこれらを総
合的に踏まえたビジネスとしての視点である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アンケート
調査実施に関する広範なビジネスプロセス及びその方式
を提供する。アンケート調査実施に関する費用削減、調
査時間短縮、ニーズに即した有効情報の収集が課題であ
り、本発明はこれらの解決とアンケート調査の普及を目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1は、アンケート実施に必要とする母集団の
収集を行うものである。母集団は、個々の実施者が今後
実施する各アンケート調査対象となりうる回答者であ
り、予めアンケート調査会員として登録する。実施者
は、必要に応じて会員を募集し登録しておき、特定アン
ケート調査実施の都度、母集団からターゲットを抽出す
る。従って母集団のサイズ及び属性は実施者により異な
る。
【0010】アンケート調査会員募集及び登録方法は、
インターネットに接続されたサーバ上のHTML(HyperTex
t Markup Language)やXHTML (eXtensible HyperText
MarkupLanguage)等のWebページを記述するための言語
にて提供されるWebサイト(ホームページ)に募集情報
を掲載する。同時に、会員登録希望者向けの登録用入力
フォームを作成しインターネット上に提供する。アンケ
ート調査会員になろうとするもの(以下、会員登録希望
者)は、Webブラウザ等のWebページを閲覧するためのソ
フトウェアを組込んだ端末(インターネットを利用でき
る端末)から、これらの情報にアクセスし会員登録を行
うことが可能になる。必要時、バナー広告、ニュース配
信における広告等も活用し当システムの認知並びに登録
を促進する。
【0011】会員登録用入力フォームは、会員情報とな
る住所や生年月日や性別等基礎的な項目、アンケート調
査に必要とされる項目、暗証番号等の管理用項目から構
成される。会員登録希望者は、会員登録用入力フォーム
上の必要事項をボタン等で選択したり文字を入力する。
入力内容はプログラムでチェックし、記入漏れや属性の
不備等の場合、登録を拒否し修正再入力を促す。記入漏
れや属性の不備等がない場合、記入されたメールアドレ
ス等に基づいて自動的に電子メール等を本人に通知しア
ンケート調査会員となる。アンケート調査会員には個人
識別のための番号(ID番号)が付与される。
【0012】また、一人が複数のIDを取得することを制
限するために、アクセスログや登録時において電話番
号、携帯電話番号、メールアドレス、クレジットカード
情報等により個人を一意に識別する。
【0013】請求項2は、会員自身が行う脱会方法、及
び会員情報の変更方法である。アンケート調査会員はID
番号を入力し、自らホームページ上で会員情報の脱会手
続き、及び変更手続き行うことができる。
【0014】請求項3は、上記の方法等により収集され
たアンケート調査会員の情報を自動的に蓄積する方法で
ある。母集団としてのアンケート調査会員の情報はサー
バ上のデータベースに蓄積される。当該サーバは、会員
募集及び登録のためのサーバと同一でも異なっていても
構わないが、同一LAN(Local Area Network)上、若し
くはそれに準ずるネットワーク上にあり相互にデータ通
信(データの享受)が可能なことが必要である。会員登
録用入力フォームの各項目は、アンケート調査の対象者
の絞込み情報として活用することを前提としており、デ
ータベース上の項目と整合性が図られており、入力され
た会員情報は自動的にデータベース化される。
【0015】請求項4、請求項5、請求項6及び請求項
7は、実施者が行う会員情報のメンテナンス方法であ
る。
【0016】請求項4は、請求項3にて蓄積された会員
情報の運用管理に関して、情報の鮮度を保つ為に定期的
に実施する会員情報のメンテナンス方法である。住所、
家族構成、職業、興味などの変動する属性は、請求項2
の方法により、会員自身によるアップデートを基本とす
るが、必要時、実施者が定期的にこれら変動属性のメン
テナンスを実施する。情報の鮮度が低いと予想される会
員に対して、電子メールまたは、ホームページ上にて会
員情報の再入力を要求する。期限までに従わない場合
は、状況に応じて、ペナルティを与えたり、活動の停
止、脱会手続き実施する。請求項9に関連内容を記述す
る。
【0017】請求項5は、請求項3にて蓄積された会員
情報の運用管理に関して、非優良顧客(非優良会員)の
検出と脱会手続きを行う顧客(会員)管理の方法であ
る。会員のアンケート調査の実績等を参照し、非優良会
員として登録抹消の必要がある場合はこれを行う。ま
た、登録抹消に際し事前に、或いは登録抹消後、本人に
連絡する必要がある場合は電子メール等で通知する。
【0018】請求項6は、請求項3にて蓄積された会員
情報の運用管理に関して、特定会員を調査対象とした特
別のアンケート調査の為に、特定会員を指定する会員情
報のメンテナンス方法である。企業の意思決定者や高所
得者等の付加価値情報を特別に有する会員や特定職種、
特定国籍等の稀少な属性を持つ会員を特定会員として指
定し、特定対象者向けアンケート調査として実施し通常
のアンケート調査との差別化を可能とする。この際、抽
出される条件が特定会員であって、その特定属性により
抽出された場合にのみ、特定対象者向けアンケートとし
て位置付ける。
【0019】請求項7は、請求項3にて蓄積された会員
情報の運用管理に関して、優良会員を調査対象とした特
別のアンケート調査の為に、優良会員を指定する会員情
報のメンテナンス方法である。会員のアンケート調査の
実績等に基づき優良会員を指定し、優良会員に対して調
査を実施することでアンケートの回収率の向上を図るこ
とが可能になる。ただし、この条件下での対象者の抽出
が無作為抽出と同等か否かの判断が必要になる。優良顧
客へのインセンティブの配慮に関しては、請求項24に
記載する。
【0020】通常、アンケート調査は母集団である全ア
ンケート調査会員を対象としていない。例えば、アンケ
ート調査Aを実施する場合、アンケート調査Aの目的に
即した対象者を絞り込み、絞り込まれた者だけに依頼す
れば充分である。以下の請求項8〜請求項12は、具体
的なアンケート調査対象者の絞込みの方法である。ま
た、請求項12までが通常の絞込み方法であるのに対し
て、請求項13及び請求項14は定期アンケート調査、
効果測定調査の為の絞込み方法であり、請求項15は、
絞込みのためのアンケート調査(プレアンケート調査)
を本体の調査に先立ち実施する方法である。ただし、会
員の行動パターンを過度に分析することで、目的に反し
た作為的な抽出とならないよう留意する必要がある。
【0021】請求項8は、アンケート調査会員に対して
アンケート調査を依頼する際、会員の属性を参照して対
象者を抽出する方法である。実施者が回答者に必要な要
件を指定すると、システムは対象者を自動的に抽出しフ
ァイルとして生成する。(例えば、「東京都在住AND年
齢40‐49歳AND男性AND自営業」という条件を指定する
と、該当者が抽出される。)
【0022】請求項9は、アンケート調査会員に対して
アンケート調査を依頼する際、会員の状況を参照して抽
出を制限する方法である。会員の状況とは、活動停止状
態を表す。活動停止の理由は、引越し、マシントラブ
ル、繁忙等の会員の諸事情による場合と実施者が活動を
停止した場合がある。前者は会員自身がホームページよ
り活動停止宣言し、後者は実施者が行う。活動停止中は
システムが対象者としての抽出を行わない。メリットと
しては、会員は、回答依頼がないので回答率が低下する
心配が無いこと、実施者は、回答可能な対象者にのみ依
頼することで回収率低下を防止することである。
【0023】請求項10は、アンケート調査会員に対し
てアンケート調査を依頼する際、会員のカスタマイズに
より抽出を制限する方法である。カスタマイズは、アン
ケート内容のカテゴリー単位で行うものとアンケートの
回答様式に基づくものがある。請求項9より細かな会員
への配慮が可能となる。
【0024】前者は、アンケート内容をカテゴリーに分
類しておき、個々の会員がカテゴリー単位で回答の意志
のないことを宣言し、自身が当該カテゴリーに属するア
ンケート調査の対象者に抽出されないよう設定すること
である。(例えば、政治というカテゴリー設けた場合、
会員が同カテゴリーの拒否の宣言すれば、政治に関連し
たアンケート調査を依頼しない。)
【0025】後者は、アンケートの回答様式を設定して
おき、個々の会員が様式単位で回答の意志のないことを
宣言し、当該回答様式のアンケート調査の対象者に抽出
されないよう設定することである。回答様式としては、
選択式や記述式等がある。
【0026】請求項11は、アンケート調査会員に対し
てアンケート調査を依頼する際、会員の特定分野への回
答傾向を参照して抽出を制御する方法である。アンケー
ト内容をカテゴリーに分類し、カテゴリーごとの会員の
実績を参照し抽出の条件とする。対象者が多数存在する
場合、優先順位に活用する。(例えば、北海道旅行に関
する調査を300人に実施する場合、絞込みを「大阪府在
住AND趣味旅行」という条件で抽出した結果、対象者が5
00人になった場合、カテゴリー「休暇」での回答率等の
上位300人を対象者とする。)カテゴリーの設定は、大
分類、中分類、小分類と適宜変更する。
【0027】請求項12は、アンケート調査会員に対し
てアンケート調査を依頼する際、会員の応答時間の実績
を参照して抽出を制御する方法である。実施期間を短期
で設定し、且つ、高い回収率を期待するような場合、回
答時間の短い会員を優先して取扱う。
【0028】請求項13は、定期調査を実施する為の対
象者の抽出方法である。生活動向調査等の定期的なアン
ケート調査を実施する場合、対象者を固定することが可
能である。対象者を固定することで、対象者のバラツキ
による回答の不正確性を排除することが可能になる。
【0029】請求項14は、効果測定を目的とした調査
を実施する為の対象者の抽出方法である。販売促進活動
の効果測定等に活用される。方法としては、回答者(対
象者のうち回答したもの)に対して再度実施する場合と
対象者に対して実施する場合があり、請求項13の方法
と同様に行う。
【0030】請求項15は、絞込みのためのアンケート
調査(以降、プレアンケート調査)を本体のアンケート
調査に先立ち実施する方法である。会員情報マスタに絞
り込む情報が存在しない場合、改めて絞込み情報を設定
する必要がある場合、対話形式のアンケートを実施する
場合に行う。プレアンケート調査を実施することでより
正確で木目細かな調査が可能になる。(例えば、A社
が、自社製のノートパソコンのユーザーを対象に調査を
実施したい場合、会員属性からの抽出が困難であるた
め、下準備としてのプレアンケート調査が必要になる。
プレアンケート調査としては、「ノートパソコンを所有
しているか?」「メーカー名」の二点で充分である。)
【0031】プレアンケート調査の結果に基づき、本ア
ンケート調査を実施する。(前述のノートパソコンの例
では、「ノートパソコン=所有」且つ「メーカー名=A
社」と回答した会員に、アンケートA(ユーザー満足度
調査)を実施、「ノートパソコン=なし」と回答した会
員に、アンケートB(パソコンの購買予定)を実施す
る。)プレアンケート調査と本体のアンケート調査の実
施間隔は特に制限はない。プレアンケート調査の入力
後、直ちに本体のアンケート調査を実施(表示)するこ
とも可能である。
【0032】また、上記の請求項8〜請求項15の方法
を複合的な条件として同時に設定することも可能であ
る。
【0033】請求項16は、アンケート調査会員に対し
てアンケート調査を依頼する際、調査内容を伝達する方
法である。アンケート調査は、インターネットに接続さ
れたサーバ上のHTML(HyperText Markup Language)やX
HTML (eXtensible HyperTextMarkup Language)等のWe
bページを記述するための言語にて提供されるWebサイト
(ホームページ)にて行う。当該サーバは、会員募集及
び登録や会員情報蓄積のサーバと同一でも異なっていて
も構わないが、会員情報データベース用のサーバと同一
LAN(Local Area Network)上、若しくはそれに準ず
るネットワーク上にあり相互にデータ通信(データの享
受)が可能なことが必要である。ホームページ上に、ア
ンケートの要約を伝える題名等、質問及び回答欄を作成
する。必ずしも題名と質問及び回答欄は同一ページに掲
載する必要はない。
【0034】アンケート調査会員は、インターネットを
利用できる端末からID番号を入力し自身が対象者である
アンケート調査のみを確認する。上記の請求項8〜請求
項15の方法により個々のアンケート調査を識別する番
号(以下、AID番号)と対象者ID番号が結び付けられて
おり、会員が入力したID番号から対象となるアンケート
調査のみを当該会員の画面に表示する。
【0035】請求項17及び請求項18は、アンケート
調査の内容(アンケート票)の伝達に関して、前記請求
項16の方法の特殊形態である。請求項16では、アン
ケート票は実施者が提供するサービス上(実施者の管理
下という意味)に全て格納されており、また、回答にあ
たり、他の情報を参照する必要がない。一方、請求項1
7及び請求項18の方法は、他者が提供するサービス
(実施者の管理対象外)にまでアンケート調査が拡大し
た方法である。請求項17及び請求項18の方法で、よ
り柔軟で木目細かなアンケート調査の実施が可能にな
る。。
【0036】請求項17は、アンケート調査の実施に関
して、他者が提供する情報もアンケートの一部として、
会員が参照することを前提とするアンケート調査の伝達
方法である。他者とは基本的に依頼主であるクライアン
トを想定し、提供する情報とは他者自身がホームページ
に掲載する情報であるが、他のケースも同等の処理が可
能である。会員は別ウインドゥにてこれらの情報を参照
し回答を行う。(例えば、新商品のパッケージに関する
消費者へのイメージ調査の場合、BGMの選定の場合、
回答者に対して与件を与える必要がある調査の場合等
に、クライアントが自身のホームページに、画像デー
タ、音声データ、長文(チャート等含む)を用意し、会
員がこれらの情報を参照することで回答する)運用上、
他者が提供するホームページ上にパスワード等を記載し
アンケート票への記入(転記)を義務化することによ
り、参照の徹底を図る事が可能である。他者のサイト上
での表現その他は、全て他者側の管理化にあるが、パス
ワードの設定や複雑度によるインセンティブの配慮など
から、予め双方が十分に連絡とる必要がある。
【0037】請求項18は、アンケート調査の実施に関
して、他者がアンケート票を提供する形態の実施方法で
ある。請求項17と同様、他者とは基本的に依頼主であ
るクライアントを想定する。会員は、まず実施者が提供
するアンケート票から他者が提供するホームページにア
クセスする。次に、会員は他者が提供するアンケート票
を回答する。他者は、入力内容を確認し正常に処理され
た場合、会員にパスワードを与える。パスワードは会員
の応答内容(回答、拒否等)等により異なるものを用意
することも可能である。最後に、会員は実施者が提供す
るアンケート票もどり、指定欄にパスワードを入力す
る。クライアント側にとってのメリットは、より柔軟な
アンケート調査の実施、及び実施者が持つ資源(会員
数、報酬制度、知名度等)とノウハウ(対象者抽出等)
の活用である。この方法も請求項17と同様に、他者の
サイト上での表現その他は、全て他者側の管理化にある
が、パスワードの設定や複雑度によるインセンティブの
配慮などから、予め双方が十分に連絡とる必要がある。
【0038】請求項19は、請求項18の方法を応用し
てバナー広告等として活用する方法である。請求項18
の方法において、リンク先であるホームページにホーム
ページを参照(あるいは熟読)することで回答可能なパ
スワードを用意(設定)しておき、会員を誘導すること
で実現する。従来のバナー広告(ビュー保証型、クリッ
ク保証型)に比べて、クライアント側の情報が会員に確
かに伝達されたことが確認できる点、対象者を絞り込む
事が可能な点、一人は一回までのカウントとして厳密に
勘定することが可能な点が優れている。
【0039】請求項20は、請求項16の方法により提
供されたアンケート調査に対して、「回答」する方法で
ある。回答する場合は、題名等からリンクされている質
問及び回答欄の記載のぺージへ移り、会員登録用入力フ
ォームと同じ要領で、アンケートに対する回答を入力す
る。また、外部情報を参照する請求項17〜請求項19
の方法も同様である。この際、同一アンケートに対して
何度も回答できないようにする。
【0040】請求項21は、請求項16の方法により提
供されたアンケート調査に対して、回答せず「拒否」す
る方法である。拒否する場合は、拒否の為に設置された
ボタン等を押下する。また、外部情報を参照する請求項
17〜請求項19の方法も同様である。この際、拒否済
みのアンケートが再表示(再入力)されないようにす
る。なお、拒否の場合も、インセンティブを与えること
が可能である。詳細は、請求項24に記載する。
【0041】請求項22は、請求項16の方法により提
供されたアンケート調査に対して、回答を「保留」する
方法である。保留する場合は、保留の為に設置されたボ
タン等を押下する。また、外部情報を参照する請求項1
7〜請求項19の方法も同様である。この際、保留済み
のアンケートはその旨を画面上に表示する。保留中のア
ンケートは、回答することが可能である。なお、会員側
からみれば、「保留」は見かけ上の変化はマークが表示
されるだけであるが、実施者にとっては、「保留」は
「回答」及び「拒否」と同様に、後述のアンケート実施
期間の制御などに影響する情報である。
【0042】請求項23は、実施者が新規アンケートを
ホームページに掲載した旨を対象者へ通知する方法であ
る。請求項8〜請求項15の方法において、得られる対
象会員情報(電子メールアドレス等)を活用して、新規
アンケートのアップロード完了時、若しくは他の適当な
タイミングで、対象者に対して電子メールを発信させる
ことが可能である。また、通信手段として携帯電話等を
利用する方法もある。
【0043】請求項24及び請求項25は、アンケート
調査会員に対する報酬(インセンティブ)制度の内容で
ある。本制度の目的は、会員登録の促進、アンケート調
査の回収率向上及びロイヤリティの向上である。本制度
は、アンケート調査会員がアンケート調査に回答した場
合、実施者がインセンティブとしてのポイントを与える
ポイント制度である。
【0044】請求項24は、実施者がアンケート調査会
員に対してポイントを与える方法、つまり、アンケート
調査会員がポイントを得る方法である。実施者は、ホー
ムページ上にアンケート調査内容と当該アンケートにイ
ンセンティブとして設定するポイント数を掲示する。ア
ンケート調査会員がアンケートに回答(または保留)し
た場合、設定されたポイントが加算される。獲得ポイン
トの合計は累計ポイントとしてデータベース等に蓄積さ
れ、ホームページ上にて会員自身が確認できる。ポイン
ト数は、柔軟に設定することが可能である。
【0045】柔軟なポイント数の設定に関しては、以下
の方法がある。アンケート調査ごとにポイント数を変更
する方法及び個々のアンケート調査会員の実績に応じ異
なるポイントを与える方法を基本する。そのほかに、ア
ンケートに回答せず拒否した場合にもポイントを与える
方法、特別会員や優良会員に対して特別ポイントを追加
する方法、早期回答等のボーナスポイントを設定する方
法等がある。また、指示に従わない会員に対するペナル
ティポイントの設定も可能である。また、これらの方法
を複合的な条件として同時に設定することも可能であ
る。
【0046】請求項25は、アンケート調査会員が獲得
したポイントを消費する方法である。アンケート調査会
員は、請求項24の方法で獲得したポイント数に応じ
て、実施者及び他者(加盟店)が提供する金品、物品、
役務、サービス等を獲得または利用する。消費ポイント
は累積ポイントから減じられる。ポイントとして利用可
能な金品、物品、役務、サービス等の情報は、ホームペ
ージ上で紹介する。加盟店でのポイント利用の方法は、
アンケート調査会員の利便性を考慮し以下の方式等が提
供される。
【0047】アンケート調査会員はポイント情報をプリ
ンタ等で印刷する。ポイント情報は、通番、会員情報、
ポイント数等のポイントサービスに必要な情報からな
る。これらの情報は、可読のテキスト形式のほかに、バ
ーコード情報等の加盟店に設置される端末にて入力しや
すい形式で印字される。ポイントを消費しようとする者
は、加盟店にて、この印刷物を提示し、金品、物品、役
務、サービス等を獲得または利用する。加盟店の端末か
ら入力された情報により、当該会員の累積ポイント数が
消費分だけ減じられる。なお、通番は、不正及び事故防
止のためのチェック番号である。
【0048】アンケート調査会員はポイント情報をフロ
ッピー(登録商標)ディスク、MO(Magneto Optical di
sk)、CDR(Compact Disk Recordable)及びこれらに準
ずる記憶媒体にダウンロードする。デーダ形式は、既存
の或いは専用のプログラムに認識されるものであり、加
盟店に設置される端末にて処理される。ポイントを消費
しようとする者は、加盟店に媒体を持ちこみ、金品、物
品、役務、サービス等を獲得または利用する。加盟店の
端末で媒体を読みこみ、入力された情報により、当該会
員の累積ポイント数が消費分だけ減じられる。
【0049】アンケート調査会員はポイント情報をイン
ターネット上で利用する。加盟店がインタネット上にて
提供する、仮想商店(Virtual Shop)、仮想商店街(V
irtualMall)、CRS(Computerized Reservation Syste
m)等各種予約システム等の代金、料金として支払に利
用する。また、加盟する通信事業者への回線使用料金、
ISPへの接続料金等、広告代理店へのバナー広告料等の
インタネット上での料金支払サービスに利用する。その
他、加盟店がインタネット上にて提供する商品、役務、
サービス等への代金、料金等として利用する。ポイント
を消費した場合は、当該会員の累積ポイント数が消費分
だけ減じられる。この方法は、実施者が直接サービスを
提供するパターンとほぼ同等のプロセスである。
【0050】請求項26及〜請求項28は、アンケート
調査をホームページに記載する期間、つまりアンケート
調査の実施期間の制御に関する内容である。実施期間の
制御方法は、大きく「静的制御方法」と「動的制御方
法」とがある。「静的制御方法」とは、実施に先立ち実
施期間を定めておき無条件に期限まで実施する方法であ
る。一方、「動的制御方法」とは、ある条件(例えば、
回答が10,000件に達する)の基で実施期間を制御する方
法である。「動的制御方法」は、回答状況(回答数、保
留数、拒否数、合計インセンティブ数等)をリアルタイ
ムに把握し表示を制御するフードバック型の制御制御方
式である。さらに「動的制御方法」には、「アンケート
単位の制御方法」と「対象者単位の制御方法」がある。
「動的制御方法」の目的は、柔軟な運用が可能になるこ
とであり、応用例は、目標回答数・目標回答率に達する
まで調査を実施する設定、インセンティブを予算範囲内
に抑える設定などがある。
【0051】請求項26は「静的制御方法」である。実
施者は、アンケート調査の納期、類似アンケート調査の
実施期間の実績、抽出された対象者数等を参考にして、
新規のアンケート調査の実施期間を検討する。設定した
期間中はアンケート調査をホームページに掲載し対象者
からの回答を待つ。
【0052】請求項27は「動的制御方法」のうち「ア
ンケート単位の制御方法」である。アンケート単位の制
御方法は、アンケート単位で実施期間の制御を行う方法
であり、同一アンケート調査の対象者全てが同一実施期
間である。実施者は、アンケート調査の実施中に、回答
状況(回答数、保留数、拒否数、合計インセンティブ数
等)及びシステムで把握しうる他の情報を監視し、条件
を満たした場合、アンケート情報の公開、削除、或い
は、入力規制等をシステム的に制御する。従って、アン
ケート調査実施期間は基本的に定めない(ただし、最大
延長日等は規定することがある)。
【0053】請求項28は「動的制御方法」のうち「対
象者単位の制御方法」である。対象者単位の制御方法
は、同一アンケートの実施期間を対象者ごとに制御する
方法である。主な目的は、回答者の属性別に回答数を制
御することである。(例えば、調査実施後にある特定の
属性(属性A)の対象者からのみ回答が集中した場合、
属性Aの対象者に対してのみアンケートを中止。)実施
者は、アンケート調査の実施中に、回答状況(回答数、
回答者の属性、保留数、拒否数、合計インセンティブ数
等)及びシステムで把握しうる他の情報をを監視し、条
件を満たした場合、対象者単位にアンケート情報の公
開、削除、或いは、入力規制等をシステム的に制御す
る。従って、アンケート調査実施期間は基本的に定めな
い(ただし、最大延長日等は規定することがある)。
【0054】請求項29は、請求項20の方法により入
力された回答の情報を集計及び蓄積する方法である。蓄
積される情報は、当該アンケートの集計に適した形式に
編集された情報、請求項30にて実施するデータ分析や
情報再利用に適する形式に整理された情報、回答の生デ
ータ等があり、必要に応じて蓄積情報として保持する。
集計のタイミングは、都度の入力をトリガーとして逐次
集計する方法や実施期間終了後バッチ処理にて行う方法
がありアンケート調査の性質等状況に応じて選択する。
【0055】請求項30は、請求項29において、多目
的に利用可能な形式に蓄積された情報を利用して、実際
にアンケート調査を実施せず調査・分析する方法であ
る。実施者は、過去の類似アンケート調査結果、或い
は、定期的に実施されるアンケート調査結果の時間的推
移等を分析し、未調査の結果を推定算出する。予想値の
情報も有料または無料のサービスとして提供する。ま
た、調査期間やインセンティブの設定等の業務運用にも
活用する。
【0056】請求項31は、アンケート調査の結果をア
ンケート調査会員に情報公開する方法である。情報公開
の目的は、参加意識、仲間意識を高める事によるロイヤ
リティの向上である。実施者は、アンケート調査結果を
公開する対象者を個々のアンケートごとに柔軟に設定す
ることができる。条件設定として、無制限に公開、全会
員を対象として公開、特定会員を対象として公開、非公
開などがある。特定会員としては、当該アンケートの対
象者、当該アンケートの回答者、優良会員などがあり、
アンケートごとの対象会員情報などから表示条件を抽出
し、入力されたID番号等と照合し、情報の公開/非公開
を判断する。
【0057】請求項32は、アンケート調査会員に対し
て情報を提供する方法である。情報提供の目的は、コミ
ュニケーションの場を設けることによるロイヤリティの
向上である。提供される情報は、請求項31のアンケー
ト調査結果、個人会員情報、ポイント情報、加盟店情
報、最新関連ニュース等の本システムに関わる情報であ
る。提供される情報はID番号等からパーソナライズ可能
である。さらに、天気予報、掲示板等のアンケート調査
会員に有益な情報を追加またはリンクすることで、ポー
タルサイトへと発展する。
【0058】
【実施例】実施例を本発明に関するシステム的実施例と
本発明に関する活用実施例に分けて記述する。システム
的実施例は図面に基づいて説明する。但し、システム的
実施例の内容は外部設計または概要設計レベルの記述で
あり、本発明の実施形態のあくまで一例である。従っ
て、前述の請求項(要求定義)を満たすシステム化提案
は多数存在する。活用実施例に関しては本発明のイメー
ジである。
【0059】請求項1に関する具体的な実施の形態は図
4(DFD2)にて模式的に示した。会員登録希望者がブラ
ウザより入力を行うと入会処理(プロセス1.1)が、会
員情報マスタ(M-1)に新規会員情報を追加する。入力
チェックは同プロセスが行う。
【0060】請求項2に関する具体的な実施の形態は図
4(DFD2)にて模式的に示した。会員がブラウザより入
力を行うと脱会処理(プロセス1.2)がID番号を検出
し、会員情報マスタ(M-1)上の会員情報を削除する。
同様に、更新処理(プロセス1.3)が会員情報の変更を
行う。
【0061】請求項3に関する具体的な実施の形態は図
4(DFD2)にて模式的に示した。入会処理(プロセス1.
1)、脱会処理(プロセス1.2)等が、管理(更新)する
会員情報マスタ(M-1)が前述データベースである。
【0062】請求項4に係わる当該会員の検出に関する
具体的な実施の形態は図4(DFD2)にて模式的に示し
た。メンテナンス(プロセス1.5)が会員情報マスタ(M
-1)上の会員登録日(または最新更新日)を参照し、
対象者を非優良会員リストや削除会員リストと同様にリ
スト(該当者リストで、ID番号、電子メールアドレス等
を含む情報)を出力する。同リストの電子メールアドレ
スで対象者に通知(プロセス12)したり、ホームページ
へメッセージを掲示する。
【0063】請求項4に係わる活動の停止に関する具体
的な実施の形態は図4(DFD2)及び図6(DFD4)にて模
式的に示した。DFD2の宣言処理(プロセス1.4)と会員
情報宣言マスタ(M-2)による宣言手続を活用する方法
がある。会員情報宣言マスタ(M-2)上に活動禁止のフ
ラグを設け、対象者抽出(プロセス3.1)がフラグを検
出し対象者制御情報(C-1.1)への当該会員の抽出を規
制する。
【0064】請求項4に係わるペナルティに関する具体
的な実施の形態は図4(DFD2)及び図6(DFD4)にて模
式的に示した。上記活動の停止と同様の方法で、会員情
報宣言マスタ(M-2)上にペナルティのフラグを設け、
インセンティブ設定(プロセス3.2)がフラグを検出
し、インセンティブ制御情報(C-1.2)のポイント値を
通常値より低減させる。活動の停止(またはペナルテ
ィ)の処置が取られた場合、会員にその旨を通知(プロ
セス12)し、会員が会員情報の再入力を行った時点で、
活動禁止のフラグ(またはペナルティのフラグ)をはず
し通常の処理(または待遇)に戻す。
【0065】請求項5に関する具体的な実施の形態は図
4(DFD2)にて模式的に示した。メンテナンス(プロセ
ス1.5)がインセンティブ情報マスタ(M-5)上のポイン
ト増減情報と会員情報マスタ(M-1)の連絡先から、対
象者を非優良会員リストや削除会員リストとして出力す
る。同リストの電子メールアドレスで対象者に通知(プ
ロセス12)したり、ホームページへメッセージを掲示す
る。あるいは、インセンティブ情報マスタ(M-5)では
なく、個人回答実績マスタ(M-3)に情報を持たせても
可能である。
【0066】請求項6に関する具体的な実施の形態は図
4(DFD2)にて模式的に示した。DFD2の入会処理(プロ
セス1.1)が会員情報マスタ(M-1)に会員情報を登録す
る際に自動的に行われる。属性のうち幾つかを予め指定
属性として設定し、入会処理(プロセス1.1)が指定属
性の入力有無(あるいは入力値)により会員登録時に特
定会員と判断し、会員情報マスタ(M-1)上に設けた特
定会員の識別項目(例えば、特定会員である場合、特定
会員である条件となった指定項目番号が入力される項)
に自動設定する。なお、特定会員に対し特別のインセン
ティブを付加する場合は、状況に応じて、会員登録の入
力内容の真偽を別途確認する必要が生ずる。
【0067】請求項7に関する具体的な実施の形態は図
4(DFD2)及び図(DFD4)にて模式的に示した。個人回
答実績マスタ(M-3)と会員情報マスタ(M-1)をメンテ
ナンス(プロセス1.5)または対象者抽出(プロセス3.
1)が参照し、個人回答実績マスタ(M-3)上の回答実績
を示す入力ステータス(回答、拒否、保留)と予め設定
した基準値(例えば、回答率90%且つ応答率95%)とを
比較する。基準値を上回る会員に対し、会員情報宣言マ
スタ(M-2)等に優良会員を示すフラグを設置し、宣言
処理(プロセス1.4)が更新する。以降、宣言情報のフ
ラグと抽出プロセス、インセンティブの設定に関する連
携は、請求項4での活動停止やペナルティに実施可能で
ある。
【0068】請求項8に関する具体的な実施の形態は図
6(DFD4)にて模式的に示した。対象者抽出(プロセス
3.1)が会員情報マスタ(M-1)の抽出属性を参照し、条
件一致の会員を対象者として、当該会員のID番号を対象
者制御情報(C-1.1)に出力する。
【0069】請求項9に関する具体的な実施の図6(DF
D4)にて模式的に示した。対象者抽出(プロセス3.1)
が会員情報宣言マスタ(M-2)の各種禁止フラグを参照
し、対象者制御情報(C-1.1)への出力を規制する。
【0070】請求項10に係わるカテゴリー単位のカス
タマイズに関する具体的な実施の形態は図6(DFD4)に
て模式的に示した。まず運用上、AID番号をカテゴリー
の体系に基づき発行しておく必要がある。抽出時、対象
者抽出(プロセス3.1)が会員情報宣言マスタ(M-2)の
カスタマイズ情報(抽出拒否カテゴリーID番号)と当該
アンケートAID番号を照合する。AID番号(カテゴリーID
番号)の一致の場合、対象者制御情報(C-1.1)へ出力
を規制する。あるいは、AID番号を体系化せず、カスタ
マイズ専用のファイルやプロセスが実施しても問題はな
い。
【0071】請求項10に係わるアンケート回答様式で
のカスタマイズに関する具体的な実施の形態は図6(DF
D4)にて模式的に示した。前者と同様に運用上、AID番
号を回答様式の体系に基づき発行しておく必要がある。
抽出時、対象者抽出(プロセス3.1)が会員情報宣言マ
スタ(M-2)のカスタマイズ情報(抽出拒否様式ID番
号)と当該アンケートAID番号を照合する。AID番号(カ
テゴリーID番号)の一致の場合、対象者制御情報(C-1.
1)へ出力を規制する。あるいは、AID番号を体系化せ
ず、カスタマイズ専用のファイルやプロセスが実施して
も問題はない。
【0072】請求項11に関する具体的な実施の形態は
図6(DFD4)にて模式的に示した。まず運用上、AID番
号をカテゴリーの体系に基づき発行しておく必要があ
る。抽出時、AID番号をキー情報にして、対象者抽出
(プロセス3.1)がアンケート実績マスタ(M-4)から当
該アンケートが属するカテゴリーのアンケート(群)を
検索する。同時に対象者抽出(プロセス3.1)が、検索
されたアンケート(群)における回答対象者ID番号及び
回答者ID番号等を参照する。この結果、同カテゴリーに
おける会員の実績値をID番号と回答したアンケート数等
の形式で取得し、優先順位をつけて対象者制御情報(C-
1.1)へ出力する。以上の方法の他に、DWH(データウェ
アハウス)を活用し、会員の回答傾向をカテゴリーごと
に把握することも可能である。
【0073】請求項10及び請求項11で扱うAID番号
の体系の具体例として、採番基準が「大分類-中分類-小
分類-年月-通番」である場合を用いて補足する。HOB-VA
C-TRA-YYYYMM-NOは趣味-休暇-旅行、HOB-ITM-CAR-YYYYM
M-NOは趣味-商品-車、SHL-ENG-TKY-YYYYMM-NOは専門学
校-英語-東京都、GOV-CSM-PRS-YYYYMM-NOは政府-消費者
-価格などである。今、アンケート実績マスタ(M-4)上
にHOB-VAC-TRA-YYYYMM-NOの体系のアンケートは20件、H
OB-VAC-XXX(任意)-YYYYMM-NOには300件、HOB-XXX(任
意)-XXX(任意)-YYYYMM-NOには2000件のアンケートが
ある。車用品を製造するA社の依頼でアンケートの絞込
みを行ったところ、該当者が相当数あったため、「趣
味」の領域のアンケート調査に比較的反応がよい会員に
絞って調査を実施することにした。この場合、対象者抽
出(プロセス3.1)はアンケート実績マスタ(M-4)を参
照しAID番号がHOB-XXX(任意)-XXX(任意)-YYYYMM-NO
の調査実績2000件に関する会員別に回答率(回答回数/
抽出回数)を計算する。出力結果は、第1位からID番号
を昇順に出力したり、上位1000名のID番号を抽出したり
することが可能である。
【0074】請求項12に関する具体的な実施の形態は
図6(DFD4)にて模式的に示した。個人回答実績マスタ
(M-3)に、応答日数の項目を設け、対象者抽出(プロ
セス3.1)が参照することで、対象者の優先順位つけて
対象者制御情報(C-1.1)に出力する。
【0075】請求項13に関する具体的な実施の形態は
図6(DFD4)にて模式的に示した。前回実施したアンケ
ート調査を再び実施する場合、対象者抽出(プロセス3.
1)は、アンケート実績マスタ(M-4)から対象者をコピ
ー(そのまま抽出)するだけで可能である。ただし、会
員の脱会、宣言等の状況により、100%同一の対象者を
得ることは保証されない。
【0076】請求項14に関する具体的な実施の形態は
図6(DFD4)にて模式的に示した。請求項13の方法と
同様に、アンケート実績マスタ(M-4)上に保持された
回答者、対象者を利用する。
【0077】請求項15に係わるプレアンケートの作成
段階に関する具体的な実施の形態は、図4(DFD2)、図
5(DFD3)及び図7(DFD5)にて模式的に示した。アン
ケートは形式・項目決定(プロセス2.2)からフォーマ
ット作成(プロセス2.4)の作成段階で、完成したアン
ケート票(F-1)自体に形式(プレアンケート、本体の
アンケート等)情報を保持する。また、AID番号等で、
プレアンケートと本体のアンケートは紐付けられる。こ
の上で、実施者がプレアンケート調査の回答内容と本体
のアンケートの関連を指定しておくことで、プレアンケ
ート処理(プロセス5.8)が参照及び判断する。
【0078】請求項15に係わるプレアンケートの回答
から本体のアンケートの表示までの制御に関する具体的
な実施の形態は、図7(DFD5)及び図8(DFD6)にで模
式的に示した。DFD6において、内容判別(プロセス5.
4)がアンケート票(F-1)または項目抽出(プロセス5.
3)により抽出された形式(プレアンケート、本体のア
ンケート等)情報を参照して、プレアンケートであるこ
とを識別する。プレアンケート処理(プロセス5.8)
は、予め実施者が設定した基準に従い、プレアンケート
の内容(回答)を確認し、本体のアンケートを選択(ど
のアンケートを実施するか、或いは、行わないか)す
る。回答制御情報更新(プロセス5.9)は、プレアンケ
ート処理(プロセス5.8)から本体のアンケートのAID番
号(ID番号も当然)を受取り、回答制御情報(C-2)の
該当するAID番号、ID番号の入力ステータスを「待機」
から「依頼」に変更する。
【0079】続いて、DFD5において、表示・回答制御
(プロセス6)は、回答制御情報(C-2)の入力ステータ
ス(「依頼」)を読み取り、アンケート表示制御情報
(C-1)の表示すべき本体のAID番号の中に表示対象者ID
番号を追加する。アンケート内容画面表示(プロセス4.
2)は、アンケート表示制御情報(C-1)の情報(AID番
号、ID番号)を読み取り、本体のアンケートを表示す
る。なお、DFD5に示す通り、回答待ち状態(プロセス4.
3)が安定状態(イベント待ち状態として待機する状
態)であり、アンケート内容画面表示(プロセス4.2)
等その他のプロセスは、その前のプロセスから起動さ
れ、次のプロセスを起動する。
【0080】請求項16に関する具体的な実施の形態は
図6(DFD4)及び図7(DFD5)にて模式的に示した。DF
D4の対象者抽出(プロセス3.1)、表示期間設定(プロ
セス3.3)及びインセンティブ設定(プロセス3.2)から
出力されるそれぞれの制御情報を表示制御情報生成(プ
ロセス3.4)がマージしてアンケート表示制御情報(C-
1)を出力する。DFD5のアンケート内容画面表示(プロ
セス4.2)が表示条件としてアンケート表示制御情報(C
-1)を参照する。以上の方法で、会員が入力したID番号
から対象となるアンケート調査のみを当該会員の画面に
表示する。
【0081】請求項17に関する具体的な実施の形態は
図5(DFD3)及び図8(DFD6)にて模式的に示した。参
照する情報は、フォーマット作成(プロセス2.4)等の
段階で、アンケート票(F-1)にURL(Uniform Resource
Locater)を張りつければアクセス可能である。パスワ
ードのチェック情報は、通常の入力チェック情報の生成
と同様に、フォーマット作成(プロセス2.4)が入力チ
ェック情報(F-2)上に設定する。以上はDFD3での処理
である。実際の入力チェックは、DFD6の入力チェック
(プロセス5.1)が入力チェック情報(F-2)を参照して
行う。
【0082】請求項18及び請求項19に関する具体的
な実施の形態は、請求項17と同様である。この場合、
フォーマット作成(プロセス2.4)が生成するアンケー
ト票(F-1)上には、URL(Uniform Resource Locater)
とパスワードを入力する項目だけでもよい。
【0083】請求項20に関する具体的な実施の形態は
図7(DFD5)及び図8(DFD6)にて模式的に示した。DF
D5の回答制御情報更新(プロセス5.9)により回答制御
情報(C-2)上の入力ステーテスを「依頼」から「回答
済」に変更し、続く表示回答制御(プロセス6)が「回
答済」を読み取り、アンケート表示制御情報(C-1)の
回答済みフラグをオンにする。さらに、アンケート内容
画面表示(プロセス4.2)が表示条件としてアンケート
表示制御情報(C-1)を参照することで回答済みアンケ
ートを非表示にする。以上の方法で、回答済みのアンケ
ートに対して2回目以降の回答を禁止する。
【0084】請求項21に関する具体的な実施の形態は
図7(DFD5)及び図8(DFD6)にて模式的に示した。DF
D5の回答制御情報更新(プロセス5.9)により回答制御
情報(C-2)上の入力ステーテスを「依頼」から「拒否
済」に変更し、続く表示回答制御(プロセス6)が「拒
否済」を読み取り、アンケート表示制御情報(C-1)の
拒否フラグをオンにする。さらに、アンケート内容画面
表示(プロセス4.2)が表示条件としてアンケート表示
制御情報(C-1)を参照することで拒否済みアンケート
を非表示にすることが可能である。
【0085】請求項22に関する具体的な実施の形態は
図7(DFD5)及び図8(DFD6)にて模式的に示した。DF
D5の回答制御情報更新(プロセス5.9)により回答制御
情報(C-2)上の入力ステーテスを「依頼」から「保留
中」に変更し、続く表示回答制御(プロセス6)が「保
留中」を読み取り、アンケート表示制御情報(C-1)の
保留フラグをオンにする。さらに、アンケート内容画面
表示(プロセス4.2)が表示条件としてアンケート表示
制御情報(C-1)を参照することで当該アンケートが保
留中である記号等を表示することが可能である。
【0086】また、保留中のアンケートを回答した場合
も同様の動作である。回答制御情報(C-2)上の入力ス
テーテスを「保留中」から「回答済み」に更新し、アン
ケート表示制御情報(C-1)の回答済みフラグをオンに
する。そして、アンケート内容画面表示(プロセス4.
2)が表示条件としてアンケート表示制御情報(C-1)を
参照することで回答済みアンケートとしての処理が完了
する。保留した実績(経緯)を残す必要があれば、保留
フラグはオンのままとする。
【0087】請求項23に関する具体的な実施の形態は
図3(DFD1)にて模式的に示した。アンケート表示制御
情報(C-1)のID番号と会員情報マスタ(M-1)のID番号
を付き合わせ、対象者の電子メールアドレスを得て、通
知(プロセス12)が該当者に連絡する。
【0088】請求項24に係わるインセンティブの設定
に関する具体的な実施の形態は、図6(DFD4)にて模式
的に示した。個々のアンケート調査に対してインセンテ
ィブ設定(プロセス3.2)が、個人回答実績マスタ(M-
3)や対象者抽出(プロセス3.1)から出力される対象者
抽出(C-1.1)を参照して、個人の実績等に応じたイン
センティブの設定をし、インセンティブ制御情報(C-1.
2)に出力する。アンケート調査自体のインセンティブ
の等級、会員の実績の基準、実績のポイントへの反映基
準等を事前に設定しておく方法では、等級を決定すれ
ば、結果が自動出力される。なお、自動出力の為の基準
は、獲得インセンティブに基つく方法、応答率(回答数
または拒否数/対象回数)に基づく方法等がある。
【0089】計算例を用いて補足する。事前に、等級と
してA(基準値40ポイント)、B(同30)、C(同20)、D
(同10)を設定する。個人実績として過去3ヶ月間の回
答数30件超且つ回答率70%超をランクA、回答数20件超
且つ回答率60%超をランクB、回答数10件超且つ回答率5
0%超をランクCと設定する。ランクによる優遇ポイント
としてランクAは20%増し、Bは10%、Cは5%(端数切
捨)と設定する。この条件のもと、アンケート調査(AI
D=XXX)の等級をBと指定するだけで、インセンティブ設
定(プロセス3.2)が対象者の個人回答実績マスタ(M-
3)から過去3ヶ月間の回答件数と回答率からランクを計
算し(40件中、32件回答のX氏はランクA)、ポイント数
(X氏は、基準ポイント30×割増1.20=36ポイント)を
インセンティブ制御情報(C-1.2)に出力する。以上の
方法で、AID番号XXXの対象者全てにポイントが設定され
る。
【0090】また、拒否の場合のポイント、特別会員や
優良会員のポイント、ボーナスポイント、ペナルティポ
イントの設定に関して、特別会員や優良会員の情報は、
会員情報マスタ(M-1)上に、ペナルティの情報は、会
員情報宣言マスタ(M-2)上にあり、インセンティブ設
定(プロセス3.2)が参照可能である。従って、会員実
績に基づくインセンティブの設定と同様、予め基準を設
定しておけば、インセンティブ設定(プロセス3.2)が
インセンティブ制御情報(C-1.2)に出力する。(例え
ば、先のAID番号XXX のアンケートをX氏が回答した場合
36ポイント、回答せず拒否した場合3ポイント)
【0091】以上のように、ポイントに関する条件を設
定したインセンティブ制御情報(C-1.2)は、後工程の
表示制御情報生成(プロセス3.4)により別過程で生成
された対象者制御情報(C-1.1)及び表示期間制御情報
(C-1.3)と統合される。この三つの制御情報を統合し
た制御情報が、アンケート表示制御情報(C-1)であ
り、図3(DFD1)及び図9(DFD7)に示すように、画面
表示や報酬制度で利用(参照)される。
【0092】請求項24に係わる設定したインセンティ
ブを与える方法に関する具体的な実施の形態は、図8
(DFD6)及び図9(DFD7)にて模式的に示した。対象者
が回答または保留すると、内容判別(プロセス5.4)、
回答済処理(プロセス5.5)または拒否処理(プロセス
5.6)を経由し報酬更新(プロセス7)が動作する。報酬
更新(プロセス7)は、3つのサブ処理(プロセス7.1、
7.2、7.3)から構成される。まず、内容判別(プロセス
7.1)が回答済または拒否済を判断し、次に、報酬算出
(プロセス7.2)がアンケート表示制御情報(C-1)上の
ポイント情報とID番号等から報酬ポイントを入手し、最
後に、マスタ更新(プロセス7.3)が同ポイント分をイ
ンセンティブ情報マスタ(M-5)上の累積ポイントに加
算し、ポイント増減情報を更新する。
【0093】請求項25に関する具体的な実施の形態は
図9(DFD7)にて模式的に示した。実施者が直接サービ
スを提供するパターンとしては、利用ポイント算出(プ
ロセス11.1)がポイント商品情報マスタ(M-7)から金
品、物品、役務、サービス等と引換えに消費するポイン
トとインセンティブ情報マスタ(M-5)上の現累積ポイ
ント数を照合し不足がなければ、マスタ更新(11.2)が
同ポイント分をインセンティブ情報マスタ(M-5)上の
累積ポイントから減算し、ポイント増減情報を更新す
る。加盟店がサービスを提供するパターンとしては、加
盟店のシステムを経由して、利用者ポイント算出(プロ
セス11.1)以降の処理が行われる。
【0094】請求項26に係わる静的制御方法の実施期
間の設定に関する具体的な実施の形態は、図6(DFD4)
にて模式的に示した。静的制御方式での実施期間の設定
は、実施者がアンケート実績マスタ(M-4)等を参照し
て実施期間を設定し、表示期間設定(プロセス3.3)が
表示期間制御情報(C-1.3)に出力する。続いて、表示
制御情報生成(プロセス3.4)が表示期間制御情報(C-
1.3)、アンケート調査と対象者の関係を保持する対象
者制御情報(C-1.1)、ポイントに関する条件を設定し
たインセンティブ制御情報(C-1.2)の三つを統合しア
ンケート表示制御情報(C-1)として出力する。
【0095】請求項27及び請求項28に係わる動的制
御方法の実施期間の設定に関する具体的な実施の形態
は、図6(DFD4)にて模式的に示した。動的制御方式で
の実施期間の設定は、上記の表示期間設定(プロセス3.
3)及び表示制御情報生成(プロセス3.4)において、回
答状況(回答数、保留数、拒否数、合計インセンティブ
数等)等による表示条件をさらに追加設定する。表示制
御情報生成(プロセス3.4)等は条件設定ツールとして
の入力画面等の機能をもち、実施者の設計どおりの内容
が容易にアンケート表示制御情報(C-1)上に設定され
る。(例えば、回答率が80%に達したら終了、インセン
ティブの合計がXXXポイントに達したら終了)
【0096】請求項26に係わる静的制御方法の動作制
御に関する具体的な実施の形態は、図7(DFD5)にて模
式的に示した。仕組みは単純であり、アンケート表示制
御情報(C-1)上に設定された日時とシステム日付をア
ンケート内容画面表示(プロセス4.2)が参照し表示期
間を制御する。
【0097】請求項27に係わる動的制御方法の動作制
御に関する具体的な実施の形態は、図7(DFD5)にて模
式的に示した。「動的制御方式」の設定内容は多数にあ
るため、代表して「回答率による制御方法」と「インセ
ンティブによる制御方法」の動作制御の具体的な方法を
記述する。どちらも「アンケート単位の制御方法」とす
る。
【0098】「回答率による制御方法」の具体的な方法
は、図7(DFD5)に模式的に示した。アンケート表示制
御情報(C-1)上に判断条件(対象者数、目標回答者
数、回答者数)がある。目標回答者数は、対象者数と回
答率から計算される定数である。回答後のフィードバッ
クの動作として、アンケート内容画面表示(プロセス4.
2)は、アンケート表示制御情報(C-1)の判断条件を参
照しアンケート票(F-1)を画面に表示する。回答後の
回答制御情報更新(プロセス5.9)により回答制御情報
(C-2)上の入力ステーテスを「依頼」から「回答済」
に変更し、続く表示・回答制御(プロセス6)が「回答
済」を読み取り、アンケート表示制御情報(C-1)の回
答者数を更新する。回答者数が目標回答者数を上回った
場合、アンケート内容画面表示(プロセス4.2)はアン
ケート票(F-1)の再表示を行わない。
【0099】「インセンティブによる制御方法」の具体
的な方法は、図7(DFD5)及び図9(DFD7)に模式的に示
した。アンケート表示制御情報(C-1)上に判断条件
(許容ポイント数、合計払出しポイント数)がある。回
答後のポイント数は、報酬算出(プロセス7.2)で算出
される。そこで、表示・回答制御(プロセス6)が報酬
算出(プロセス7.2)の以降に動作するように同期をと
る。表示・回答制御(プロセス6)はアンケート表示制
御情報(C-1)の合計払出しポイント数を更新する。合
計払出しポイント数が許容ポイント数を上回った場合、
アンケート内容画面表示(プロセス4.2)はアンケート
票(F-1)の再表示を行わない。なお、回答者が回答し
た場合も拒否した場合も、制御は同様である。
【0100】請求項28に係わる動的制御方法の動作制
御に関する具体的な実施の形態は、図7(DFD5)にて模
式的に示した。「対象者単位の制御方法」も「アンケー
ト単位の制御方法」と構造的には全く同じである。「対
象者単位の制御方法」では、アンケート表示制御情報
(C-1)上の判断条件として「回答者の属性」等の回答
者を識別する情報を保持し、表示・回答制御(プロセス
6)が回答する度に同情報を更新し、アンケート内容画
面表示(プロセス4.2)が属性ごとに表示/非表示を判
断する。
【0101】請求項29に関する具体的な実施の形態は
図5(DFD3)、図8(DFD6)及び図10(DFD8)にて模
式的に示した。入力された回答情報は、入力チェック
(プロセス5.1)、項目抽出(プロセス5.3)、内容判別
(プロセス5.4)、回答済処理(プロセス5.5)を経て、
アンケート回答情報更新(プロセス5.12)に制御が渡さ
れる。アンケート回答情報更新(プロセス5.12)は、項
目抽出(プロセス5.3)において抽出済みの入力項目を
参照して、アンケート回答情報(F-3)を出力する。ア
ンケート回答情報(F-3)は、トランザクション単位の
情報である。タイミング制御(プロセス8.1)がマスタ
更新(プロセス8.2)の動作タイミングをコントロール
する。マスタ更新(プロセス8.2)は、アンケート回答
情報(F-3)とアンケート作成段階でフォーマット作成
(プロセス2.4)が生成したアンケート集計制御情報(C
-3)を参照しアンケート集計マスタ(M-6)上の当該ア
ンケートの集計結果を更新する。また、DWH更新(プロ
セス8.3)が入力内容を参照しDWH(データウェアハウ
ス)を更新する。
【0102】請求項31に関する具体的な実施の形態は
図10(DFD8)及び図11(DFD9)にて模式的に示し
た。実施者は条件指定(プロセス9.1)において公開す
る対象者の条件(例えば、回答者に公開)を指定し公開
条件設定情報を出力する。タイミング制御(プロセス9.
2)は公開情報制御情報作成(プロセス9.3)の動作のタ
イミングをコントロールする。公開情報制御情報作成
(プロセス9.3)は条件指定(プロセス9.1)にて生成済
みの公開条件設定情報とアンケート表示制御情報(C-
1)を照合しAID番号と公開対象者のID番号から構成され
る公開制御情報(C-4)を出力する。公開制御情報(C-
4)は表示内容決定(プロセス10.4)にて参照される。
【0103】請求項32に関する具体的な実施の形態は
図11(DFD9)にて模式的に示した。入力待ち状態(プ
ロセス10.1)が会員のID番号を取得する。表示内容決定
(プロセス10.4)がID番号とアンケート集計マスタ(M-
6)と公開制御情報(C-4)から集計結果を、ID番号と会
員情報マスタ(M-1)とインセンティブ情報マスタ(M-
5)からポイント情報をそれぞれ取得して、会員情報(F
-4)を出力する。会員情報(F-4)には加盟店情報、最
新関連ニュース等も含まれる。天気予報等の情報は、外
部情報(F-5)に保持される。会員が入力したID番号か
ら、入力待ち状態(プロセス10.1)が会員用にパーソナ
ライズされた情報を提供し入力を待ち状態になる。DFD5
と同様に、回答待ち状態(プロセス10.1)が安定状態
(イベント待ち状態として待機する状態)であり、表示
内容決定(プロセス10.4)等その他のプロセスは、その
前のプロセスから起動され、次のプロセスを起動する。
【0104】なお、文中のマスタ情報ファイル(M-
X)、ファイル(F-X)、制御情報ファイル(C-X)を含
むDFD上の全ファイルに関して、各保有データ(例)を
図12及び図13にまとめた。同様に全処理(プロセス
XX)に関して、各処理概要を図14、図15及び図16
にまとめた。
【0105】活用実施例として、企業、アンケート調査
会員のそれぞれの立場で説明する。首都圏にあるA社
は、全国に数十万人のアンケート調査会員を持ち、イン
ターネットを活用したアンケート調査を主な業務とする
市場調査会社である。顧客は、全国の都道府県市町村、
新聞社、製造業など多岐にわたる。最近は個人からの依
頼も増加している。同時に会員数も急増中である。その
ため、常に実施中のアンケート調査は大小合わせて100
本を越えている。A社は、クライアントからの調査依頼
に応じて、アンケートの対象者を絞り込み、ホームペー
ジ上にてアンケートを実施している。アンケート調査会
員は、A社のホームページにアクセスし、自分が対象者
となっているアンケート調査のタイトル、ポイント数を
確認し、アンケートに回答することでポイントを獲得す
る。獲得ポイントは回答する度に蓄積され、アンケート
調査会員は現時点の利用可能ポイント数をホームページ
上で確認する。
【0106】S市在住の会社員のX氏は、A社のアンケ
ート調査会員であり、最近、S市とT市の合併問題に関
するアンケート調査(依頼主S市)、新発売のインスタ
ント麺のアンケート調査(依頼主メーカー)、広告関連
好感度調査(依頼主広告代理店)、施策支持率(新聞
社)等を職場や自宅のパソコンから行った。X氏は、累
積ポイントが1000ポイント以上あったので、職場でホー
ムページを参照し引換える商品を検討し、帰宅途中、A
社の加盟店であるコンビニエンスストアにて500ポイン
トで音楽CDを手に入れた。帰宅後、仮想書店で書籍を
数冊購入し、代金として残ポイントを全て使い不足分は
キャッシュカードでの引き落としにした。X氏が、就寝
前にA社のホームページを見ると、新着のアンケートが
1件あった。なお、A社のホームページの第一画面(ト
ップページ)は図17である。画面中の太字の文字は他
ページへのリンクを意味する。(サービス名は仮称)
【0107】
【発明の効果】本発明は、アンケート調査業務における
二つのワントゥワンマーケティングを実現する。一つ
は、実施者が個々の依頼主に対して行うワントゥワンマ
ーケティングであり、もう一つは、実施者が個々の会員
に対して行うワントゥワンマーケティングである。前者
は、本発明による個々の顧客ニーズに即したアンケート
調査の企画提案及び顧客満足度の高いアンケート調査の
実施である。後者は、本発明による個々の回答者への配
慮である。つまり三者がWIN-WINの関係を築き上げるこ
とが可能である。最後に本発明の効果を対象者別に総括
する。具体的には依頼主に対する効果、実施者に対する
効果、アンケート調査会員に対する効果、及び社会的効
果である。
【0108】クライアントである依頼主に対する効果
は、アンケート調査業務の迅速化とコストダウンであ
る。また、実施者である外部の専門家へのアウトソーシ
ングにより、専門的なノウハウを有効に活用し、良質な
調査を実施することが可能である。
【0109】アンケート調査の実施者に対する効果は、
業務のスピート化とローコストオペレーションである。
特に、広域調査の実施、大規模調査の実施、多頻度小口
案件のハンドリングに威力を発揮する。アンケート調査
の品質に関しては、会員制度と報酬制度等により高品質
の維持が可能である。また、過去アンケート結果等の実
績情報は再利用が可能である。情報技術の活用範囲は調
査実施段階だけに限定されず業務全般であり、効率性、
有効性、実用性において優れたシステムを実現する。効
率性とは、情報技術等の資源の活用度であり、有効性と
は、目的の達成度である。実用性とはこれらを総合的に
踏まえたビジネスとしての視点である。また、会員等が
増加するにつれて、アンケート調査のホームページは、
多種多様な情報を提供するサイトへと拡大し、既存の検
索エンジンと同等のポータルサイトへと成長する。
【0110】アンケート調査会員に対する効果は、アン
ケート調査に費やした時間が報酬となることである。ま
た、時と場所を選ばなく何処からでも回答することが可
能である。ポイント利用の加盟店数やインターネット上
での利用機会が増加するにつれ楽しさや利便性が高ま
る。マクロ的には、アンケート調査を通じ企業のマーケ
ティングへの関与が可能になり、政治・社会・文化等へ
の参加意識も高まる。
【0111】社会的効果は、アンケート調査が、調査機
関、報道機関、産業界、大学、行政機関、組合、非営利
団体、各種団体、サークル等あらゆる機関(組織)が行
う調査分析、研究開発、報道活動、意思決定、啓蒙活動
等の手段として一般化する。また、個人レベルでも低費
用でアンケート調査を実施することが可能になり、趣
味、ライフワークの向上に貢献する。以上のように、ア
ンケート調査が身近なものになると同時に、アンケート
調査に関連の新たなマーケットが創造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本システムの全体像を模式的に現したものであ
る。本システムは、図中のサブシステムから構成され
る。
【図2】主要サブシステム間の相互の連携を模式的に現
したものである。
【図3】システム全体のDFD(Data Flow Diagram)で
あり、主要な処理名、データストア、データの発生源/
行先名を表記している。
【図4】図3における会員登録プロセスに関するDFDで
ある。
【図5】図3におけるアンケート作成プロセスに関する
DFDである。
【図6】図3における制御情報生成プロセスに関するDF
Dである。
【図7】図3におけるアンケート表示プロセス及び表示
・回答制御プロセスに関するDFDである。
【図8】図3における回答プロセスに関するDFDであ
る。
【図9】図3における報酬更新プロセス及びインセンテ
ィブ利用プロセスに関するDFDである。
【図10】図3における集計プロセス及び公開制御プロ
セスに関するDFDである。
【図11】図3における情報提供プロセスに関するDFD
である。
【図12】図3から図11におけるデータストア名と主
要情報の一覧表である。
【図13】図3から図11におけるデータストア名と主
要情報の一覧表である。
【図14】図3から図11におけるプロセス名と処理概
要の一覧表である。
【図15】図3から図11におけるプロセス名と処理概
要の一覧表である。
【図16】図3から図11におけるプロセス名と処理概
要の一覧表である。
【図17】ホームページの第一画面の一例である。
【符号の説明】
1〜13:プロセス M-1〜M-7:マスタ情報ファイル F-1〜F-5:一般のファイル C-1〜C-4:制御情報ファイル

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットを利用して行うアンケート
    調査会員の登録手続きであって、会員登録に必要な入力
    項目が以降実施するアンケート調査の対象者の絞込み情
    報として活用される会員の属性になる点、会員識別のた
    めのID番号を発行する点を特徴とする会員登録方法。
  2. 【請求項2】前記会員の脱会手続き及び会員情報の変更
    手続きに関して、会員自身がインターネットを利用して
    手続きを行う点を特徴とする会員情報の変更及び脱会方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1、請求項2において入力される会
    員情報をアンケート調査の対象者の絞込み情報として活
    用することを前提として保持する点を特徴とする会員情
    報の蓄積方法。
  4. 【請求項4】請求項3にて蓄積された会員情報の運用管
    理に関して、情報の鮮度を保つ為に定期的に実施する
    点、会員に会員情報の再入力を要求する点、指示に従わ
    ない会員に対してペナルティを与える点を特徴とする会
    員情報のメンテナンス方法。
  5. 【請求項5】請求項3にて蓄積された会員情報の運用管
    理に関して、会員のアンケート調査の実績に基づき登録
    抹消を行う点、事前に該当者に連絡する点を特徴とする
    会員情報のメンテナンス方法。
  6. 【請求項6】請求項3にて蓄積された会員情報の運用管
    理に関して、付加価値情報を特別に有する会員や特定職
    種、特定国籍等の稀少な属性を持つ会員を特定会員とし
    て自動的に設定する点、特定会員を対象者として差別化
    したアンケート調査を実施する点を特徴とする会員情報
    の運用管理方法。
  7. 【請求項7】請求項3にて蓄積された会員情報の運用管
    理に関して、会員のアンケート調査の実績等に基づき優
    良会員を自動的に設定する点、優良顧客へのインセンテ
    ィブがある点、優良会員を対象者として差別化したアン
    ケート調査を実施する点を特徴とする会員情報の運用管
    理方法。
  8. 【請求項8】会員の中からアンケート調査の回答者を抽
    出する方法に関して、請求項3にて蓄積された会員情報
    の属性を参照して対象者を抽出する点を特徴とする対象
    者の自動抽出方法。
  9. 【請求項9】請求項8の対象者を抽出する過程に関し
    て、予め、実施者及び会員自身が抽出の禁止を設定する
    点、同設定の解除する点、抽出禁止の宣言中、当該会員
    は全調査の抽出対象外となる点を特徴とする一時的な抽
    出の禁止方法。
  10. 【請求項10】請求項8の対象者を抽出する過程に関し
    て、請求項9の方法の拡張であり、抽出禁止の設定及び
    解除がアンケート内容のカテゴリー単位となる点、抽出
    禁止の設定及び解除がアンケートの様式になる点、会員
    自身が柔軟にカスタマイズ可能な点を特徴とする一時的
    な抽出の禁止方法。
  11. 【請求項11】請求項8の対象者を抽出する方法に関し
    て、システムが同一カテゴリー等における回答実績等を
    参照して対象者に優先順位をつけて抽出する点を特徴と
    する対象者の自動抽出方法。
  12. 【請求項12】請求項8の対象者を抽出する方法に関し
    て、システムが会員のアンケート調査への応答時間の実
    績を参照して対象者を抽出する点を特徴とする対象者の
    自動抽出方法。
  13. 【請求項13】定期的に実施するアンケート調査の実施
    に関して、実績情報を活用することにより厳密な調査が
    可能である点を特徴とする対象者の自動抽出方法。
  14. 【請求項14】効果測定調査を目的として実施するアン
    ケート調査に関して、実績情報を活用することにより厳
    密な調査が可能である点を特徴とする対象者の自動抽出
    方法。
  15. 【請求項15】会員の中からアンケート調査の回答者を
    抽出及び実施する方法に関して、請求項3にて蓄積され
    た会員情報の属性を利用せず別途対象者を絞込みのため
    のアンケート調査を事前に実施する点、絞込みのための
    アンケート調査の結果に基づき本体のアンケート調査を
    リアルタイムに選択し提供する点を特徴とする対象者の
    自動抽出方法及び調査実施方法。
  16. 【請求項16】インターネット上でアンケート調査内容
    を伝達する方法に関して、入力されたID番号と対象者の
    ID番号を照合しアンケートの回答者として請求項8から
    請求項15の方法により抽出された対象者だけに当該ア
    ンケートを提供する点を特徴とするアンケート調査の内
    容の伝達方法。
  17. 【請求項17】インターネット上でアンケート調査内容
    を伝達する方法に関して、請求項16の拡張であり、ア
    ンケート調査の実施主体が全てのコンテンツを管理する
    のではなく他者が一部のコンテンツを管理する点、他者
    が提供するコンテンツは他者のホームページ上に存在し
    ており実施主体のホームページからリンクされている
    点、会員は外部に拡張された情報を参照しながらアンケ
    ートに回答する点、パスワード等を活用して参照の徹底
    を図る点を特徴とするアンケート調査内容の伝達方法。
  18. 【請求項18】インターネット上でアンケート調査内容
    を伝達する方法に関して、請求項16の拡張であり、ア
    ンケート調査の実施主体がコンテンツを管理するのでは
    なく他者がコンテンツを管理する点、他者が提供するコ
    ンテンツは他者のホームページ上に存在しており実施主
    体のホームページからリンクされている点、会員は他者
    が提供するアンケートを回答する点、パスワード等を活
    用して実施主体が運用管理の主体となる点を特徴とする
    アンケート調査内容の伝達方法。
  19. 【請求項19】請求項18の方法を応用したインターネ
    ット上の広告に関して、会員制と報酬制度の実現によ
    り、クライアント側の情報に確かに誘導したことが確認
    できる点、対象者を絞り込む事が可能な点、一人一回を
    基本とし厳密な勘定が可能な点を特徴とする宣伝広告の
    制度及び実施方法。
  20. 【請求項20】インターネット上で提供するアンケート
    調査への応答に関して、会員がアンケート調査に回答す
    る場合、同一会員が同一アンケート調査に何度も回答す
    ることを制限するプロセスを特徴とするアンケート調査
    の応答方法。
  21. 【請求項21】インターネット上で提供するアンケート
    調査への応答に関して、会員がアンケート調査に回答す
    る意志がない場合、会員は拒否をすることが可能な点、
    拒否を選択した場合も回答と同様に報酬の設定が可能な
    点を特徴とするアンケート調査の応答方法。
  22. 【請求項22】インターネット上で提供するアンケート
    調査への応答に関して、会員がアンケート調査にすぐに
    回答する意志がない場合、会員は保留をすることが可能
    な点、実施主体は保留した事実を把握し運用に活用する
    ことが可能な点を特徴とするアンケート調査の応答方
    法。
  23. 【請求項23】新規アンケート調査の掲載等の会員への
    連絡に関して、自動出力されたリストを活用して対象者
    に電子メールを発信する点、通信手段として携帯電話等
    も利用可能な点を特徴とする会員への通知方法。
  24. 【請求項24】会員に対するインセンティブの制度に関
    して、会員の実績に応じたポイント設定、アンケート調
    査ごとに異なるポイント設定、ボーナスポイントやペナ
    ルティポイントの設定、回答や拒否等の応答内容に応じ
    たポイント設定等の柔軟なポイントの設定が可能な点、
    複合的な条件を設定することが可能な点、リアルタイム
    にポイントの集計及び確認できる点を特徴とするポイン
    ト設定、贈与及び確認方法。
  25. 【請求項25】会員に対するインセンティブの制度に関
    して、請求項24にて獲得したポイントの利用手段であ
    り、ポイントを消費する加盟店の設置、インターネット
    上でのポイントの利用を特徴とする獲得ポイントの利用
    方法。
  26. 【請求項26】アンケート調査の実施期間の設定及び制
    御に関して、実績等を参照し実施期間を設定する点、設
    定に基づき実施期間を自動制御する点を特徴とする実施
    期間設定及び実施期間制御方法。
  27. 【請求項27】アンケート調査の実施期間の設定及び制
    御に関して、調査実施中に回答状況等をシステムが監視
    し実施期間を自動制御する点、自動制御の判断となる条
    件を柔軟に設定することが可能な点、アンケート単位の
    設定である点、これらから目標回答数や予算内での実施
    に活用できる点を特徴とする動的及びフィードバック型
    の実施期間設定及び実施期間制御方法。
  28. 【請求項28】アンケート調査の実施期間の設定及び制
    御に関して、調査実施中に回答状況等をシステムが監視
    し実施期間を自動制御する点、自動制御の判断となる条
    件を柔軟に設定することが可能な点、個人単位の設定で
    ある点、これらから請求項27の目的に加え回答者の偏
    り及び集中を防止することが可能な点を特徴とする動的
    及びフィードバック型の実施期間設定及び実施期間制御
    方法。
  29. 【請求項29】アンケート調査の回答の蓄積に関して、
    請求項20の方法により入力された情報を当該調査の目
    的の形式に集計するだけでなく、将来実施するデータ分
    析や情報再利用に適する形式として蓄積情報として保持
    する点を特徴とする調査結果の自動集計及び自動蓄積方
    法。
  30. 【請求項30】回答の情報の活用に関して、請求項29
    にて多目的に利用可能な形式に蓄積されたアンケート調
    査の情報を利用して、実際にアンケート調査を実施せず
    調査・分析する方法。
  31. 【請求項31】アンケート調査結果のインターネット上
    での公開に関して、アンケート単位且つ個人単位に公開
    または非公開を設定することが可能な点、公開の条件を
    指定すると会員の実績等を参照してアンケート単位に公
    開対象者を自動抽出する点、システムがこの情報を参照
    し公開または非公開を自動制御する点を特徴とする調査
    結果の公開基準設定方法及び公開制御方法。
  32. 【請求項32】会員とのコミュニケーション手段に関し
    て、請求項24のポイント合計や請求項31の調査結果
    を含む有益な情報のインターネット上での提供手段であ
    り、ID番号を活用した制御によりパーソナライズ可能な
    点、請求項19の広告業務等のサービス追加等により会
    員向けポータルサイトを志向する点を特徴とする情報提
    供方法。
JP2000336055A 2000-10-18 2000-11-02 大規模アンケート調査実施総合システム Pending JP2002197232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000336055A JP2002197232A (ja) 2000-10-18 2000-11-02 大規模アンケート調査実施総合システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000317565 2000-10-18
JP2000-317565 2000-10-18
JP2000336055A JP2002197232A (ja) 2000-10-18 2000-11-02 大規模アンケート調査実施総合システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002197232A true JP2002197232A (ja) 2002-07-12

Family

ID=26602296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000336055A Pending JP2002197232A (ja) 2000-10-18 2000-11-02 大規模アンケート調査実施総合システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002197232A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078129A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Hitachi Ltd 知識共有システム
JP2007272567A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nomura Research Institute Ltd マーケティングリサーチのためのアンケート支援サーバ及び方法
JP2008276542A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Sankyo Co Ltd 電子マネーサーバ
JP2009003736A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Video Research:Kk アンケート調査システム、アンケート調査端末及びアンケート調査方法
JP2009294912A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Huma Corp コンピュータを用いた市場調査方法およびシステム
US8718022B2 (en) 2002-11-14 2014-05-06 Nec Corporation Method of collecting information in mobile communication system
JP5638673B1 (ja) * 2013-08-05 2014-12-10 株式会社ビデオリサーチ アンケートデータ処理装置及びアンケートデータ処理方法
JP5638675B1 (ja) * 2013-08-08 2014-12-10 株式会社ビデオリサーチ 汎用的データフュージョンシステム及び汎用的データフュージョン方法
WO2020195927A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 フェリカネットワークス株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9107101B2 (en) 2002-11-14 2015-08-11 Nec Corporation Method of collecting information in mobile communication system
US11778489B2 (en) 2002-11-14 2023-10-03 Nec Corporation Method of collecting information in mobile communication system
US8718022B2 (en) 2002-11-14 2014-05-06 Nec Corporation Method of collecting information in mobile communication system
US10313902B2 (en) 2002-11-14 2019-06-04 Nec Corporation Method of collecting information in mobile communication system
JP2005078129A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Hitachi Ltd 知識共有システム
JP2007272567A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nomura Research Institute Ltd マーケティングリサーチのためのアンケート支援サーバ及び方法
JP4722750B2 (ja) * 2006-03-31 2011-07-13 株式会社野村総合研究所 マーケティングリサーチのためのアンケート支援サーバ及び方法
JP2008276542A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Sankyo Co Ltd 電子マネーサーバ
JP2009003736A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Video Research:Kk アンケート調査システム、アンケート調査端末及びアンケート調査方法
JP2009294912A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Huma Corp コンピュータを用いた市場調査方法およびシステム
JP2015032199A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 株式会社ビデオリサーチ アンケートデータ処理装置及びアンケートデータ処理方法
JP5638673B1 (ja) * 2013-08-05 2014-12-10 株式会社ビデオリサーチ アンケートデータ処理装置及びアンケートデータ処理方法
JP2015035101A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 株式会社ビデオリサーチ 汎用的データフュージョンシステム及び汎用的データフュージョン方法
JP5638675B1 (ja) * 2013-08-08 2014-12-10 株式会社ビデオリサーチ 汎用的データフュージョンシステム及び汎用的データフュージョン方法
WO2020195927A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 フェリカネットワークス株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9105050B2 (en) Program, system and method for linking community programs and merchants in a marketing program
EP1182599A1 (en) System and method for providing consumer rewards
JP2002041612A (ja) 情報配信方法及び装置
US20140200937A1 (en) Method and system for requesting products and services and rating employees and service locations keyed to identification tags
JP7477874B2 (ja) 情報処理装置
JP2012033051A (ja) ポイントシステム、ポイント管理装置、及び、ポイント管理方法
JP2002015115A (ja) 履歴情報等を用いたマーケティングシステム
JP4761618B2 (ja) 対象限定特典情報仲介システムの仲介コンピュータ
JP2002197232A (ja) 大規模アンケート調査実施総合システム
JP2002352010A (ja) コミュニティ情報システム及びビジネス
US8762198B2 (en) Method and system for assigning bonus-credits to the user of products
JP2003132283A (ja) クレジットカード加盟店支援システム及びその端末装置
JP4028171B2 (ja) 分割化ポイントサービスシステム
JPWO2019035183A1 (ja) 特典管理装置、特典管理システム及び特典管理方法
JP6351885B1 (ja) 特典管理システム、特典管理装置及び特典管理方法
JP2002203283A (ja) 点数管理システム
JP7185664B2 (ja) 広告区域提示装置、広告区域提示方法、及び広告区域提示プログラム
JP2002015111A (ja) 日付情報等を用いたマーケティングシステム
JP4933006B2 (ja) インターネットシステム及びソフトウェアプログラムが保存された記録媒体
JP2007087369A (ja) 広告床利用システム
Douglas A survey of corporate travellers in South Africa: towards a model for travel policy compliance
JP2002259783A (ja) ポイントカードを用いた情報管理システム
Chongwatpol Data analysis and decision making: a case study of re-accommodating passengers for an airline company
JP2012084168A (ja) インターネットシステム
JP2002216001A (ja) 一読保証型インターネット広告制度