JP7477874B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来、例えば飲食店や小売店等において、顧客が購入した商品を登録し、清算処理を行うPOSシステムに関する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
一方で、決まったオフィス以外の働く場として、コワーキングスペースという考え方がある。コワーキングスペースでは、会議室や作業スペース、電源やプリンタ等の設備を出張中の労働者やフリーランスの労働者等が利用することができる。
雇用形態が在宅勤務であったり出張中であったりするためにオフィス以外で仕事をする労働者(利用者)による、コワーキングスペースの利用料金等の経費は、所属する会社が負担する場合がある。他には、個々の案件を受けるフリーランスの労働者(利用者)は、複数の案件を依頼されている場合も多い。その場合、コワーキングスペースにおける利用料金等の経費は、案件毎に、違った決済先により清算される必要がある。その他、複数の企業を経営する経営者(利用者)等、利用料金の夫々を複数の負担先から清算する場合がある。また、例えば、上述の夫々の場合において、コワーキングスペースにおいて必須ではない費用(例えば、飲食代金等)は利用者が私費で清算すべき場合もある。
特開2013-242839号公報
しかしながら、利用者が一旦コワーキングスペースへの支払いを立替えた場合には別途夫々の請求先に手続きをするため煩雑となったり、1つの法人向けクレジットカード等で決済した場合には1つの請求先の負担として決済されたりする。若しくは、店舗のレジスターにおいて、請求先毎に利用内容を指定して決済手続きをする必要があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の費用負担先の候補を有し得る利用者及び費用負担先の管理者に対して、利便性を向上した決済支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
ユーザによる施設の利用状態と前記施設の利用に対する対価の決済との管理を行う情報処理装置において、
前記施設を特定し得る情報である施設特定情報と、前記ユーザが前記施設の利用を開始したことを示し得る情報である施設利用開始情報とを含む情報を、チェックイン情報として取得するチェックイン情報取得手段と、
前記施設の利用を開始した前記ユーザが当該施設の利用を終了したことを示し得る情報である施設利用終了情報を含む情報を、チェックアウト情報として取得するチェックアウト情報取得手段と、
前記チェックイン情報と前記チェックアウト情報とに基づいて、前記ユーザの前記施設の利用の状態をチェックイン状態として管理するチェックイン状態管理手段と、
前記ユーザの対価を含む情報を対価情報として取得する対価情報取得手段と、
前記ユーザの前記対価の決済先を示し得る情報を決済先情報として取得する決済先情報取得手段と、
前記対価情報と前記決済先情報とを前記チェックイン状態に基づいて管理する決済先管理手段と、
前記決済先情報に基づいて、前記対価の決済処理を支援する決済支援手段と、
を備える。
本発明によれば、複数の費用負担先の候補を有し得る利用者及び費用負担先の管理者に対して、利便性を向上した決済支援システムを提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理システムが適用されるサービスの概要の一例を説明する模式図である。 図1に示すサービスを提供する際に適用される情報処理システム、即ち、本発明の情報処理装置の第1実施形態であるサーバを含む情報処理システムの構成例を示す図である。 図2の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成を有するサーバにより実行される、サービス利用処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムが適用されるマネジメントサービスの基本的なコンセプトを説明する模式図である。 マネジメントサービスの基本的なアーキテクチャ(論理的構造)を示す模式図である。 図7のPDSAモデルの内容を示す模式図である。 マネジメントサービスのPDSAモデルで集積されるデータアーキテクチャの内容を示す模式図である。 図7のサービスモデルのうち「チェックイン」のステップで提供されるマネジメントサービスの内容を示す模式図である。 図7のサービスモデルのうち「チェックイン」のステップで提供されるマネジメントサービスの内容を示す模式図である。 図7のサービスモデルのうち「チェックアウト」のステップで提供されるマネジメントサービスの内容を示す模式図である。 デジタル履歴書の内容を示す模式図である。 助っ人流通モデルの内容を示す模式図である。 学習提案サービスの内容を示す模式図である。 本発明の情報処理装置の第2実施形態であるサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理システムが適用されるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要の一例を説明する模式図である。
図1に示すように、施設Cは、例えばランチ時間帯やディナー時間帯においては、レストランとして機能するが、その他の時間帯においては、コワーキングスペースとして機能して、作業スペースを提供する他電源や飲食物等のサービスも提供している。
施設Cがコワーキングスペースとして機能している間、次のような料金が発生する。即ち、飲食物や土産等の物品や書籍等の販売料金、プロジェクターやワーキングスペースとしての座席の使用料金(座席料)、無線ネットワークの提供や充電用の電力や会議室等の施設利用料金等が、施設Cがコワーキングスペースとして機能している間に発生する。
本サービスでは、フリーランス等であるユーザUは、コワーキングスペース等である施設Cに来店し、上述の料金を支払うことを前提として、施設Cが提供するサービスを利用することができる。このような場合において、ユーザU及びユーザUの経費の負担をし得る管理者Mが、ユーザ端末2及び管理者端末3を介して本サービスを利用する。なお、本サービスに係る情報処理はユーザ端末2及び管理者端末3を介して図示せぬ後述するサーバにより行われている。
以下、本サービスの内容について、図1を参照して説明する。
ステップST1において、ユーザUは、施設Cに来店する。ここで、施設Cとは、ユーザUによりコワーキングスペースとして利用され得る施設である。ただし、施設Cはコワーキングスペースとして専門に開業された施設に限らない。つまり、施設Cは、単なるカフェ等の店舗であってよい。
ステップST2において、ユーザUは、ユーザ端末2を用いて施設Cに設けられた二次元バーコードを読み込む等の操作をすることで、チェックイン操作を行う。これにより、ユーザUが施設Cに来店したという情報が、サーバに送信される。このとき、例えば、施設C毎に違う二次元バーコードが用意されていることにより、図示せぬ複数の施設Cのうちの何れに来店したかが特定できる。即ち、ユーザ端末2を介したチェックイン操作により施設Cが特定できることにより、施設Cに特別な端末等を用意する必要はない。
ステップST3において、サーバは、ステップST2において行われたチェックイン操作に基づいて、後述する所定のチェックイン情報を管理する管理者Mの利用する管理者端末3に通知(以下、「チェックイン通知」と呼ぶことがある)をする。
ステップST4において、管理者Mは、管理者端末3を介して、ステップST3により通知されたチェックイン通知に対する承認又は拒否を行う。これにより、管理者Mは不適切なチェックインを防止することができ、それにより後述する管理者Mの負担した決済を不適切に行われるリスクを低減できる。このとき、承認を自動承認としてもよい。この場合、管理者Mによる承認の手間を削減できる。
ステップST5において、ユーザUは、施設Cにより提供されるサービス、例えば施設Cの利用や飲食物等の提供等のサービスを利用する。このとき利用したサービスの内容は、ユーザ端末2に入力され、更にサーバに送信される。ただし、サービスの内容は図示せぬ施設Cに配される端末に入力されてもよい。
ステップST6において、ユーザUは、ステップST5において受けたサービスの夫々について、ユーザ端末2を用いてチェックアウト操作を行う。このとき、ユーザは、ユーザ端末2を用いて、費用の負担先、即ち請求先を指定する。なお、ユーザ端末2を用いて費用の請求先を指定することの詳細は後述する。
ステップST7において、サーバは、ステップST6において行われたチェックアウト操作に基づいて、費用の請求先に対する決済の支援を行い、必要に応じて図示せぬ決済サーバと連携し、退店時に決済を行う。ただし、決済は退店時に限らず、月の締め日等にまとめて行われてもよい。
以上をまとめると、サーバは、ユーザUが来店して行うチェックイン操作に基づいて、ユーザUのチェックインの状態を管理する。更に、サーバは、チェックインしたユーザUが施設Cにおいて利用するサービスの夫々の内容や料金等を管理する。ユーザUは、チェックアウト操作として、利用したサービスの夫々の料金を何れかの請求先に負担させるか選ぶ。これにより、図示せぬサーバはユーザUが退店したという情報を受け取りチェックインの状態を管理すると共に、夫々の料金を何れかの請求先に負担させる決済の支援をする。これにより、決済が可能となる。
即ち、サーバを含む情報処理システムは、施設Cの入退の管理処理と、決済支援処理とを連携させることで、一括決済システムとして機能することができる。
図2は、図1に示す本サービスを提供する際に適用される情報処理システム、即ち、本発明の情報処理装置の第1実施形態であるサーバを含む情報処理システムの構成例を示す図である。
図2に示す情報処理システムは、サービス提供サーバ1(以下、「サーバ1」と略記する場合がある)と、ユーザUに利用されるユーザ端末2と、管理者M-1,M-2に利用される管理者端末3-1,3-2と、決済サーバ4とが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
ここで例えば、ユーザUはフリーランスであり、管理者M-1に依頼された案件A1と、管理者M-2に依頼された案件A2を受注しているとする。このとき、管理者M-1は案件A1の予算を管理する者であり、管理者M-2は案件A2の予算を管理する者であるとする。つまり、ユーザUは夫々の管理者M-1,M-2に対して清算を申請する立場にあるとする。
本実施形態では、2人の管理者M-1,M-2の夫々が、管理者端末3-1,3-2の夫々を使用するものとする。ただし、以下、管理者M-1,M-2及び管理者端末3-1,3-2の夫々を個々に区別する必要がない場合、「管理者M」及び「管理者端末3」と呼ぶ。
ユーザUは、図1のステップST1として来店し、ステップST2としてユーザ端末2を操作してチェックイン操作を行う。この時、ユーザ端末2は、チェックイン操作に従い施設Cに来店したという情報をチェックイン情報としてサーバ1に送信する。
サーバ1は、図1のステップST3として、チェックイン情報に基づいて管理者端末3にチェックイン通知をする。管理者端末3を介してチェックイン通知を確認した管理者Mは、図1のステップST4としてチェックインの承認又は拒否を行う。
承認を受けたユーザUは、図1のステップST5として、施設Cが提供するサービスを受け、ユーザ端末2を用いて提供されたサービスを登録する。このとき、ユーザ端末2は、サービス利用に伴う施設Cで利用したサービスの情報を利用料金情報としてサーバ1に送信する。
ユーザUは、図1のステップST6として、退店する際にチェックアウト操作を行う。この時、ユーザUは提供されたサービスの夫々の利用料金について、決済先を選択するチェックアウト操作を行う。即ち例えば、施設Cを利用した際の所謂席料のような利用料金を、管理者Mの管理する決済先で清算する登録をし、施設Cでとった軽食の利用料金を私費による決済先で清算する登録をする。この時、ユーザ端末2は、チェックアウト操作に従い決済先の情報をチェックアウト情報としてサーバ1に送信する。
チェックアウト情報を受信したサーバ1は、チェックアウト情報に基づいて、夫々の決済先から決済するよう支援する。即ち、決済サーバ4に対して夫々の決済先と決済内容を送信し、決済を支援する。これにより、図1のステップST7として、退店時に決済が行われる。
図3は、図2の情報処理システムのうちサーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例ではユーザ端末2や管理者端末3)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図2の情報処理システムのユーザ端末2及び管理者端末3は図3に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有している。ただし、ユーザ端末2は、入力部17の1つとして、カメラ等の撮像部を有していてもよい。
図4は、図3のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図4の例では、図1における本サービスが利用される場合の機能的構成が描画されている。即ち、図4の例では、サーバ1の他に、ユーザ端末2、管理者端末3及び決済サーバ4が描画されているが、これは例示に過ぎない。具体的には、例えば、ユーザ端末2、管理者端末3及び決済サーバ4の台数は特に夫々1台に限定されない。
始めに、図1のステップST1及びステップST2に対応するユーザUによるユーザ端末2の動作を説明する。
まず、ユーザUは、本サービスの対象となる施設Cに来店する。
次に、ユーザUは、ユーザ端末2を操作し、チェックインのためのチェックイン操作をする。具体的には、ユーザ端末2には、ユーザUの操作により、後述する施設特定情報と施設利用開始情報とがチェックイン情報として入力される。ユーザ端末2は、チェックイン情報を図示せぬ通信部とネットワークNとを介して、サーバ1に送信する。
サーバ1のCPU11においては、本サービスの各種処理の実行が制御される場合、チェックイン情報取得部101と、チェックイン状態管理部102と、利用料金情報取得部103と、利用料金管理部104と、チェックアウト情報取得部105と、決済先情報取得部106と、決済先管理部107と、決済支援部108とが機能する。
次に、図1のステップST2に対応するサーバ1の機能的構成の夫々の動作を説明する。
チェックイン情報取得部101は、施設特定情報取得部201と、施設利用開始情報取得部202とを有する。
施設特定情報取得部201は施設Cを特定し得る情報である施設特定情報を取得する。即ち、施設特定情報取得部201は、ユーザ端末2から供給された施設特定情報を、通信部19を介して取得する。ここで、施設特定情報とは、ユーザUが訪れた施設Cがどの店舗(スペース)であるのかを示す情報である。即ち例えば、ユーザUがユーザ端末2で読み込みを行った二次元バーコードに含まれる店舗名や店舗を示すサーバで用いるID等の情報であってよい。
施設利用開始情報取得部202は、ユーザUが上述の特定された施設Cの利用を開始したことを示し得る情報である施設利用開始情報を取得する。即ち、施設利用開始情報取得部202は、ユーザ端末2から供給された施設利用開始情報を、通信部19を介して取得する。ここで、施設利用開始情報とは、ユーザUが施設Cの利用を開始したことを示しうる情報であってよい。即ち例えば、ユーザUがユーザ端末2で読み込みを行った時刻の情報であってよい。若しくは例えば、単にユーザUがユーザ端末2を操作し二次元バーコードを読み込んだ旨を示す情報であってもよい。
チェックイン情報取得部101は、上述の施設特定情報と施設利用開始情報とを含む情報を、チェックイン情報として取得する。チェックイン情報取得部101は、チェックイン情報をチェックイン状態管理部102に供給する。
次に、図1のステップST3に対応するサーバ1の機能的構成の夫々の動作を説明する。
チェックイン状態管理部102は、供給されたチェックイン情報と後述するチェックアウト情報とに基づいて、ユーザUのチェックインの状態をチェックイン状態として管理する。即ち、チェックイン状態管理部102は、前述のチェックイン情報取得部101からチェックイン情報を供給される。チェックイン状態管理部102は、チェックイン情報に基づいて、ユーザ管理者DB301及び施設情報DB302と照合する。
ここで、ユーザ管理者DB301には、各ユーザU毎に、ユーザUとその決済先になりえる管理者Mに関する各種情報(個人情報等)が格納されている。また、施設情報DB302には、各施設C毎に、コワーキングスペースになりえる施設Cに関する各種情報(施設Cで提供されるサービスの夫々の利用料金や利用料金の振り込み先情報等)が格納されている。
チェックイン状態管理部102は、チェックイン情報に基づいて、ユーザ管理者DB301と照合された、ユーザUによる施設Cの利用料金等の経費の決済先である管理者Mの管理者端末3に対し、ユーザUが施設Cにチェックインした旨を通知する。
次に、図1のステップST4に対応するサーバ1の機能的構成の夫々の動作を説明する。
ユーザUがチェックインしたことを、管理者端末3を介して通知された管理者Mは、承認又は拒否を行う。管理者Mは、承認又は拒否、即ち承認の可否を管理者端末3に入力する。入力された承認の可否の情報は、図示せぬネットワークNと、通信部19を介してチェックイン状態管理部102に提供される。
拒否する旨の情報を供給された場合、チェックイン状態管理部102は、ユーザUがチェックインしなかったものとして管理する。即ち、管理者Mが拒否した場合、管理者MはユーザUによる施設Cの利用に係る費用を負担しないこととなる。
承認する旨の情報を供給された場合、チェックイン状態管理部102は、ユーザUがチェックインしたものとして管理する。即ち、チェックインしたというチェックイン状態をチェックイン状態利用料金DB303に格納して管理する。
ここで、チェックイン状態利用料金DB303には、各チェックイン毎に、チェックインしたユーザUと、チェックインの状態と、利用した施設Cと、施設Cで提供されたサービスとを含む各種情報が格納されている。
次に、図1のステップST5に対応するサーバ1の機能的構成の夫々の動作を説明する。
ユーザUは、施設Cによるサービスの提供を受ける。施設Cによるサービスの提供とその料金とは、例えば、座席を占有することに対する料金である所謂席料や、施設Cのネットワークや電力等のインフラ等の利用料金を含む。若しくは例えば、施設Cにおける飲食物の提供に係る料金や、プリンタ等の利用に係る料金も含む。
これらを利用する場合、ユーザ端末2を用いてサービスの利用料金に関する情報である利用料金情報を処理する。即ち例えば、コーヒーを注文した場合、ユーザ端末2を用いてコーヒーに対応する二次元バーコードを読み込む。これにより、ユーザ端末2はユーザUがコーヒーを提供されるサービスを受けた旨及びその利用料金を、図示せぬ通信部とネットワークNを介してサーバ1に送信する。
利用料金情報取得部103は、前記ユーザの利用料金を示し得る情報を含む情報を利用料金情報として取得する。即ち、利用料金情報取得部103は、ユーザ端末2から供給された利用料金情報を、通信部19を介して取得する。ここで、利用料金情報とは、ユーザUが提供された施設Cによるサービスの内容やサービスの利用料金を示す情報である。即ち例えば、ユーザUがユーザ端末2で読み込みを行ったサービスに対応する二次元バーコードに含まれる商品名や利用料金等の情報であってよい。
利用料金情報取得部103は、上述の利用料金情報を利用料金管理部104に供給する。
利用料金管理部104は、前述のユーザUのチェックイン状態と、供給された利用料金情報に基づいて、ユーザUの利用料金を管理する。即ち、利用料金管理部104は、前述の利用料金情報取得部103から利用料金情報を供給される。利用料金管理部104は、ユーザUのチェックイン状態に基づいて、利用料金情報をチェックイン状態利用料金DB303に格納して管理する。
次に、図1のステップST6に対応するサーバ1の機能的構成の夫々の動作を説明する。
次に、ユーザUは、ユーザ端末2を操作し、チェックアウトのためのチェックアウト操作をする。具体的には、ユーザ端末2には、ユーザUの操作により、チェックインしている施設Cの利用を終了した旨がチェックアウト情報として入力される。ユーザ端末2は、チェックアウト情報を図示せぬ通信部とネットワークNとを介して、サーバ1に送信する。
チェックアウト情報取得部105は、前記チェックイン情報に対応する、ユーザUが特定された施設Cの利用を終了した事を示し得る情報である施設利用終了情報を含む情報を、チェックアウト情報として取得する。即ち、チェックアウト情報取得部105は、ユーザ端末2から供給されたチェックアウト情報を、通信部19を介して取得する。ここで、チェックアウト情報とは、ユーザUがコワーキングスペースの利用を終了したことを示しうる情報である。即ち例えば、ユーザUがユーザ端末2を操作し、チェックアウトする旨を入力した時刻の情報であってよい。チェックアウト情報取得部105は、チェックアウト情報をチェックイン状態管理部102に供給する。
チェックイン状態管理部102は、供給されたチェックアウト情報とその時点におけるチェックイン状態とに基づいて、ユーザUのチェックインの状態を管理する。即ち、チェックイン状態管理部102は、前述のチェックアウト情報取得部105からチェックアウト情報を供給される。チェックイン状態管理部102は、チェックアウト情報に基づいて、ユーザUがチェックアウトしたものとして管理する。即ち、チェックアウトしたというチェックイン状態をチェックイン状態利用料金DB303に格納して管理する。
次に、ユーザUは、ユーザ端末2を操作し、費用の請求先を指定する。具体的には、図示はしないが、ユーザ端末2には、利用料金の夫々が発生した時点におけるチェックイン状態に基づいて、利用料金の夫々を負担するべき決済先が選択肢として提示される。更に、ユーザUの操作により、管理者M等やユーザUの私費により費用が負担されるべき旨が決済先情報として選択され入力される。ユーザ端末2は、決済先情報を図示せぬ通信部とネットワークNとを介して、サーバ1に送信する。
決済先情報取得部106は、上述の利用料金を支払う決済先を示し得る情報を決済先情報として取得する。即ち、決済先情報取得部106は、ユーザ端末2から供給された決済先情報を、通信部19を介して取得する。ここで、決済先情報とは、ユーザUによる施設Cの利用料金の夫々を負担する請求先、即ち管理者Mの決済先を示す情報である。即ち例えば、ユーザUがユーザ端末2を操作し、施設Cの利用料金である席料を管理者Mが負担すべきと入力した情報であってよい。若しくは例えば、施設Cで提供されたコーヒーの利用料金である代金をユーザUが自費で負担すべきと入力した情報であってもよい。
決済先情報取得部106は、上述の決済先情報を決済先管理部107に供給する。
決済先管理部107は、利用料金情報と決済先情報とをチェックイン状態に基づいて管理する。即ち、決済先管理部107は、決済先情報取得部106から決済先情報を供給される。決済先管理部107は、決済先情報に基づいた決済内容を、決済DB304に格納して管理する。
ここで、決済DB304には、各決済内容毎に、ユーザUと、ユーザUの施設Cにおける利用料金等が格納されている。
次に、図1のステップST7に対応するサーバ1の機能的構成の夫々の動作を説明する。
ユーザUは、図1のステップST6において決済先情報を送信した後、退店する。このとき、前述の通り、サーバ1においては決済先情報が管理されており、決済が行われる。
決済支援部108は、前述の決済先情報に基づいて、前述の利用料金を所定の決済サーバが決済することを支援する。即ち、決済支援部108は、決済DB304の内容に応じ、所定の決済サーバ4が決済をするよう支援する。即ち例えば、費用を負担する管理者Mの決済のための情報(例えば、代金引き落としを行う管理者Mの銀行口座の情報や、私費で負担するためのユーザUのクレジットカードの情報等)と決済する利用料金の合計の情報とを決済サーバ4に送信する。
決済サーバ4は、受信した決済のための情報と決済する利用料金の合計の情報とに基づいて、決済を行う。これにより、ユーザUの退店と共に決済が行われる。
以上、図1のステップの夫々におけるサーバ1の機能的構成の夫々の動作を説明した。
次に、図5を参照して、図4の機能的構成を有するサーバ1より実行されるサービス利用処理について説明する。
サービス利用処理は、サーバ1が、ユーザ端末2からのチェックイン情報を受信する場合において行われる処理である。
図5は、図4の機能的構成を有するサーバ1より実行されるサービス利用処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
ステップS11において、チェックイン情報取得部101は、ユーザU(ユーザ端末2)からのチェックイン情報を取得する。
ステップS12において、チェックイン状態管理部102は、ユーザUのチェックイン状態の管理を開始する。
ステップS13において、利用料金情報取得部103は、ユーザUの施設Cにおける利用料金の情報である利用料金情報を取得する。
ステップS14において、利用料金管理部104は、利用料金情報を管理する。
ステップS15において、チェックアウト情報取得部105は、チェックアウト情報を取得する。
ステップS16において、チェックイン状態管理部102は、チェックイン状態の管理を終了する。
ステップS17において、決済先情報取得部106は、決済先情報を取得する。
ステップS18において、決済先管理部107は、決済情報を管理する。
なお、サービス利用処理が完了した後、図4で説明したように、サーバ1は管理された決済情報に基づいて、決済の支援として決済サーバ4に決済に必要な情報を送信する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
サーバ1は、ユーザUのチェックイン状態を管理し、施設Cにおける利用料金とその決済先を管理することにより、以下の効果を奏する。
チェックイン情報が前述の施設特定情報と施設利用開始情報とからなることで、ユーザUが利用している施設Cを同時に特定することができる。これにより、サーバ1はユーザUが施設Cにチェックインしたことを管理者Mに対して通知することができる。
また、サーバ1は施設C毎に決済の内容を管理できる。従って、サーバ1は本サービスにおいて施設Cが提供したサービスの内容を管理できる。即ち、施設CのPOSシステムを本サービスにより代替できる。
更に、施設Cのオーナー等の運営する者は、本サービスを利用するユーザUらの情報から施設Cを利用するユーザUの傾向を解析することが可能となる。即ち例えば、ユーザUの年代ごとの利用するサービスの違いや、施設Cに入店するユーザUの年代等がわかる。更に、ユーザUの観点では、自身の利用する施設Cと施設Cで受けたサービスの履歴を確認できる。
また、上述の実施形態では、利用料金情報はユーザUが提供された施設Cによるサービスの内容やサービスの利用料金を示す情報であり、サービスを提供される毎にサーバ1により処理される。これは、利用料金が発生する毎に行われる。これにより、利用料金の夫々について、別の決済先として処理することができる。即ち例えば、施設利用料(例えば席料)を管理者Mの負担とし、飲食料金(例えばコーヒー代金)をユーザUの負担とすることができる。これにより、夫々の決済において、一度、ユーザUが決済したのち、管理者Mに請求しなおす等の手間を省くことができる。即ち、本サービス提供者は利用者の利便性を向上した決済支援システムを提供できる。ただし、利用料金の夫々は必ずしも1つのサービス毎に利用料金情報として処理される必要はない。即ち例えば、コーヒー代金と軽食代金とはどちらもユーザUの負担とする予定の場合、まとめて1つの利用料金情報としてもよい。
また、上述の実施形態では、ユーザUは、施設Cに来店しチェックイン操作を行い、サービスの提供を受けた後チェックアウト操作を行った。
しかし、例えば、ユーザUはフリーランスであり、管理者M-1に依頼された案件A1と、管理者M-2に依頼された案件A2を受注しているとする。このとき、ユーザUは案件A1に取り組むために案件A1に対するチェックイン操作を行う。このとき管理者M-1にチェックイン通知が送信され、承認されることで案件A1にチェックインした状態となる。
ここで、ユーザUが更に案件A2に取り組む必要が出てきた場合、案件A1にチェックインした状態のまま、更に案件A2にチェックインすることができる。即ち、ユーザUは同時に案件A1,A2の複数にチェックインを行った状態とすることができる。これは、2つ以上の案件を同時に取り組む状態であることを示す。
このとき、案件A1のみに取り組む際のサービスの料金は管理者M-1(又はユーザU)が負担すべきである。また、案件A1,A2の複数に取り組む際のサービスの料金は管理者M-1又は管理者M-2(又はユーザU)のいずれかが負担すべきである。
即ち例えば、案件A1のみに取り組んでいる際に利用したサービスの決済先候補は管理者M-1のみ、案件A1,A2の複数に取り組んでいる際に利用したサービスの決済先候補は管理者M-1,M-2の両方とすることができる。
従って、サーバ1はユーザ端末2を介してユーザUに決済先情報を入力させる場合に、サービスの提供を受けたときにおけるチェックイン状態に応じて、複数の決済先の候補を提示することができる。即ち、管理者Mによる費用の負担と、私費による費用の負担とのどちらかにより決済するのみならず、管理者M-1による費用の負担と、管理者M-2による費用の負担と、私費による費用の負担とのいずれかにより決済することができる。
以上説明したように、本サービスによれば、フリーランス等であるユーザUは、コワーキングスペース等の利用により生じる経費の負担について、管理者Mが負担すべきものと、ユーザU自身が負担すべきものとを容易に区分して管理することができる。その結果、ユーザUと、経費の負担先となる管理者Mとの夫々の利便性を向上させることができる。
[第2実施形態]
また、本サービスには、ユーザUの利便性をさらに向上させるためのマネジメントサービスが含まれる。
「マネジメントサービス」とは、ユーザUが「場」にチェックインしてからチェックアウトするまでの間に、「場」においてユーザUに提供されるサービスの内容が、ユーザU個人にとって適切なものとなるようにマネジメントを行うサービスである。ここで、「場」とは、参加目的が明確に存在する空間又は時間的に区切られた環境(以下、「空間等」と呼ぶ)のことをいう。
即ち、「マネジメントサービス」は、「場」においてユーザUに提供される各種サービスを最適化させるサービスである。
以下、図6乃至図16を参照して、マネジメントサービスの内容について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る情報処理システムが適用されるマネジメントサービスの基本的なコンセプトを示す模式図である。
マネジメントサービスでは、施設Cを含む「場」にチェックインしたユーザUが、その「場」で最適となるサービスの提供を受けることができるようにするための支援が、クラウド・コンピューティング(以下、「クラウド」と呼ぶ)によって行われる。
具体的には、マネジメントサービスでは、クラウドによってユーザU毎の「場」の利用状況を示すデータについての集積、管理、及びモニタリングが行われる。また、AI(人工知能)を用いた機械学習によるサービスの最適化が行われる。
図6に示すように、ユーザUが「場」にチェックインすると、これをトリガとして、ユーザUに対するサービスの提供が開始され、ユーザUが「場」からチェックアウトした時点でサービスの提供が終了する。マネジメントサービスは、ユーザUが「場」にチェックインしてからチェックアウトするまでの間、ユーザUに提供されるサービスの支援を行う。
ここで、ユーザUがチェックインする「場」としては、例えば「私的な場」、「社会の場」、及び「公的な場」がある。このうち、「私的な場」とは、衣食住を参加目的とする空間等のことをいい、例えばユーザUの「自宅」は、「私的な場」の一例である。また、「社会の場」とは、多様な目的を許容する空間等のことをいい、例えば「店舗」、「学校」、「施設」、「交通」、及び「公園」は、いずれも「社会の場」の一例である。また、「公的な場」とは、仕事を目的とする空間等のことをいい、例えば「職場」は、「公的な場」の一例である。
図7は、マネジメントサービスの基本的なアーキテクチャ(論理的構造)を示す模式図である。
図7に示すように、マネジメントサービスでは、「チェックイン」、「チェックイン中」、「チェックアウト」、「チェックアウト中」のサイクルからなるサービスモデルが設計される。そして、このサービスモデルを、「PLAN」、「DO」、「STUDY」、「ACTION」のサイクルからなるマネジメントモデル(以下、「PDSAモデル」と呼ぶ)によりマネジメントすることが、マネジメントサービスのアーキテクチャ(論理的構造)となる。
即ち、マネジメントサービスでは、PDSAモデルの「PLAN」がサービスモデルの「チェックイン」に対応し、PDSAモデルの「DO」がサービスモデルの「チェックイン中」に対応し、PDSAモデルの「STUDY」がサービスモデルの「チェックアウト」に対応し、PDSAモデルの「ACTION」がサービスモデルの「チェックアウト中」に対応する。
これにより、ユーザU毎の「場」の利用状況を示すデータが抽出され、データ資源として集積され、管理されることとなる。
図8は、図7のPDSAモデルの内容を示す模式図である。
PDSAモデルにおける「PLAN」とは、「基本設定」のステップである。「PLAN」では、n人(nは1以上の整数値)のユーザUの夫々にとって最適となるサービスモデルがクラウド上で生成され、ユーザU毎に紐付けられて提供される。
具体的には、「PLAN」では、トリガの設定及びイベントの設定が行われる。即ち、「PLAN」では、チェックインからチェックアウトまでのストーリーの設計がユーザU毎に行われる。
また、「PLAN」では、「場」で提供される各種サービスの利用に必要となるアプリケーションソフトウェア(以下、「アプリ」と呼ぶ)、デバイス、ツール等をユーザUが使用できるようにするために、API(Application Programming Interface)による連携が図られる。この場合、APIのトランザクションのうち課金データが抽出されて、決済時に発生する手数料の処理に関する設定が行われる。
PDSAモデルにおける「DO」とは、「提供アプローチ」のステップである。「DO」では、クローズドサービス(ユーザUがチェックインしているサービス)の設定が行われる。
具体的には、「DO」では、「場」におけるユーザUに対する各種サービスの提供が自動応答で行われる。また、必要に応じて、オンラインサポートLから現場オペレータT(例えば店員)に対し、現場オペレータTを支援するための情報(以下、「オペレータ支援情報」と呼ぶ)がリモートで提供される。現場オペレータTに提供されるオペレータ支援情報は、オンラインサポートLにおいてLOG(ログ)として共有されてるAPIのトランザクションデータに基づいて生成される。
PDSAモデルにおける「STUDY」とは、「DO」と同様に「提供アプローチ」のステップである。「STUDY」では、トリガの設定及びイベントの設定が行われる。
具体的には、「STUDY」では、「場」におけるユーザUに対する各種サービスの提供が自動応答で行われる。また、必要に応じて、オンラインサポートLから現場オペレータT(例えば店員)に対し、オペレータ支援情報がリモートで提供される。上述の「DO」においてオンラインサポートLから現場オペレータTに対して提供されたオペレータ支援情報は、「STUDY」において「オンラインサポートログ」として集積され、管理され、各種の傾向分析を行うための根拠データとして用いられる。具体的には例えば、オペレータTからオンラインサポートLに対する問合せの傾向分析、「場」においてユーザUに提供される各種サービスの課題分析、ユーザUによるアプリの利用状況についての傾向分析等の根拠データとして「オンラインサポートログ」が用いられる。
PDSAモデルにおける「ACTION」とは、「提供アプローチ」のステップである。「ACTION」では、オープンサービス(ユーザUがチェックインしているサービス)の設定が行われる。
具体的には、「ACTION」では、上述の「STUDY」における各種傾向分析の結果を踏まえた人間系での改善活動の結果が集積され、管理されることで教師データが生成される。教師データが生成されると、AI(人工知能)によるパターン化、自動化が可能となるので、FAQ(Frequently Asked Questions)を作成することができる。
これにより、マネジメントサービスにおいて、FAQに基づいて自動的に返答するサービス(以下、「自動返答サービス」と呼ぶ)、「場」においてユーザUに提供されるサービスを改善させる案を自動で提案するサービス(以下、「自動提案サービス」と呼ぶ)、及びユーザUが利用するアプリを自動で最適化させるサービス(以下、「自動最適化サービス」と呼ぶ)を提供することが可能となる。
図9は、マネジメントサービスのPDSAモデルで集積されるデータアーキテクチャの内容を示す模式図である。
図9に示すように、マネジメントサービスのPDSAモデルでは、「場」にチェックインする側(ユーザU等)から提供されるデータと、チェックインの対象となる「場」を提供する側から提供されるデータとが集積され、管理されることでデータ資源として活用される。
即ち、標準的なオープンソースのアプリやシステムから提供されたデータが集積され、管理されて、マーケットプレイスの利用に必要となる専用のアプリ(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)やシステムを利用する際にデータ資源として活用される。
具体的には例えば、専用アプリを提供する者(以下、「アプリ提供者」と呼ぶ)に対しては、トランザクション(例えば利用されたサービスの内容や、サービスの利用時間)に応じた利用料が課金される。このため、決済処理において、アプリ提供者に支払うべき金額と、トランザクションに応じた利用料とを相殺することもできる。
チェックインする側から提供されるデータには、例えば本サービスに登録しているユーザUに関するデータ(以下、「ユーザプロファイルデータ」と呼ぶ)が含まれる。ユーザプロファイルデータとしては、ユーザUの氏名、ふりがな、生年月日、住所、電話番号、E-Mailアドレス等が含まれる。
チェックインされる側から提供されるデータには、例えば「場」の提供を業として行う者J(以下、「事業者J」)に関するデータ(以下、「事業者プロファイルデータ」と呼ぶ)が含まれる。事業者プロファイルデータとしては、事業者Jの名称、事業分類、代表者名、住所、電話番号、E-Mailアドレス、提供するサービスの内容等が含まれる。
チェックインする側(ユーザU)、及びチェックインさえる側(事業者J)から提供されたデータ(例えばユーザ、及び事業者プロファイルデータ)は、例えばアナリティクス(アクセスの解析)の根拠データとして活用することができる。具体的には例えば、ユーザU間の繋がりを示すソーシャルグラフを生成する際の根拠データとして活用することができる。
図10及び図11は、図7のサービスモデルのうち「チェックイン」のステップで提供されるマネジメントサービスの内容を示す模式図である。
図10には、ユーザUが「場」にチェックインしたことをトリガとして提供されるマネジメントサービスのうち、「チェックインデータ生成サービス」の内容が示されている。
ユーザUは、「場」にチェックインするため手法を自由に選択することができる。
具体的には例えば、図10に示すように、ユーザUは、「場」にチェックインするための手法として、Wi-Fiによる接続、QRコード(登録商標)の読取り、NFC(Near Field Communication)(登録商標)等の近距離無線通信技術、電子マネーやクレジットカード、身分証明書やIDカード、受付での本人確認等の中から任意の手法を選択することができる。
ユーザUにより選択された手法によってチェックインが行われると、これをトリガとして、「誰が」、「いつ」、「どこで」チェックインしたのかを示すデータが、「チェックインデータ」としてクラウドに集積される。
図11には、ユーザUが「場」にチェックインしたことをトリガとして提供されるマネジメントサービスのうち、「アクティベートサービス」の内容が示されている。
「アクティベートサービス」では、ユーザUが「場」にチェックインすると、そのチェックインに用いられた承認の手法に基づいて、チェックイン後にユーザUが各種サービスの提供を受けるために利用する端末等のアクティベートが行われる。
例えば、リモート端末、現地端末、及び自動処理のいずれかの手法による承認の結果、ユーザUがチェックインした場合には、例えばユーザ端末2、共有端末、ロボットや施設機器等がユーザU用にアクティベートされる。
そして、ユーザUが各種サービスの提供を受けるために必要となるアクティビティの管理及び支援が行われる。具体的には例えば、専用アプリを利用可能状態にする等の管理及び支援が行われる。
また、図7のサービスモデルのうち「チェックイン」のステップで提供されるマネジメントサービスには、上述の「チェックインデータ生成サービス」や「アクティベートサービス」のみならず、例えば以下のサービスが含まれる。
即ち、「チェックイン」のステップで提供されるマネジメントサービスには、「チェックインデータ生成サービス」及び「アクティベートサービス」の他、「スマートエネルギーサービス」、及び「インフォメーションサービス」が含まれる。
「チェックイン」のステップで提供される「スマートエネルギーサービス」とは、「場」にチェックインしたユーザUに合わせてエネルギーの利用条件を最適化するサービスである。「スマートエネルギーサービス」によれば、「場」において発生する光熱費を削減することができる。
具体的には、「スマートエネルギーサービス」では、ユーザUが「場」にチェックインしたことをトリガとして、エネルギー(例えば、水道、ガス、電気等)の利用が開始される。また、各種制御端末(例えば温度調整を行う冷暖房機器等)の利用が許可される。また、備品(例えばテレビや各種家電等)の利用が許可される。
また、「場」におけるエネルギーの利用状況がユーザU毎にモニタリングされ、エネルギーの利用状況がユーザU毎に管理される。これにより、ユーザUの嗜好が把握されて、ユーザU毎に最適となる温度、湿度、音量、光量等の制御が行われる。
また、ユーザUは、「場」において、ユーザ端末2を、テレビや家電等の操作を行うためのリモコン(リモートコントローラ)として使用することもできる。
「インフォメーションサービス」とは、ユーザUがチェックインした「場」に関する注意事項を、インフォメーションとしてユーザ端末2に表示させるサービスである。
具体的には、「インフォメーションサービス」では、ユーザUが「場」にチェックインしたことをトリガとして、ユーザ端末2に対し、「場」の利用者に必要な情報をプッシュ提供したり、「場」の利用案内等をインフォメーションとして提示したりする。また、ユーザ端末2に広告を提示することもできる。
また、「場」の利用状況がユーザU毎にモニタリングされ、「場」の利用状況がユーザU毎に管理される。これにより、ユーザUの嗜好や履歴が把握されて、提供されるコンテンツの最適化がユーザU毎に行われる。
「インフォメーションサービス」により、ユーザUは、「場」において必要となる情報を容易に確認することができる。また、ユーザUは、提供されるインフォメーションのうち関心があるものについて、リンク先のWebサイトを閲覧したり、必要な情報を保存したりすることもできる。
また、図7のサービスモデルのうち「チェックイン」のステップで提供されるマネジメントサービスには、上述のサービスの他、主に「場」を提供する事業者Jに対するサービスとしての「条件提示サービス」が含まれる。
「チェックイン」のステップで提供される「条件提示サービス」とは、「場」にチェックインしようとするユーザUに対し、チェックインするために最低限満たすべき条件(以下、「チェックイン条件」と呼ぶ)を提示し、チェックイン条件が満たされた場合にチェックインを許可するサービスである。
具体的には例えば、同意書があること、アンケートへの回答履歴があること、手洗い等の作業が行われていること、笑顔であること、健康状態が良好であること、酒気帯びでないこと等がチェックイン条件として提示される。
また、「条件提示サービス」では、チェックイン条件を満たすためのコンテンツ(例えばイーラーニング)をユーザUに提示して、条件(例えばイーラーニングにおける所定レベルの正答率)を満たしたことが確認できたら正式にチェックインを許可するようにすることもできる。
また、「条件提示サービス」では、チェックイン条件に関する指示や依頼に対するユーザUの対応状況が、ユーザU毎にモニタリングされ、その対応状況や履歴に応じて、ユーザUに提供されるコンテンツの調整(イーラーニングのレベルの調整等)が行われる。
「条件提示サービス」が提供される場合、ユーザUは、ユーザ端末2に表示されたチェックイン条件に関する指示や依頼を確認し、実施した場合には、ユーザ端末2を操作することで、その旨を報告する。
図7のサービスモデルのうち「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、「タイムチャージサービス」、「コンテンツ配信サービス」、「カートサービス」、「オーダリングサービス」、「文書管理サービス」が提供される。
「タイムチャージサービス」とは、主に「場」を提供する事業者J向けのサービスであり、「場」の利用時間に応じたタイムチャージを発生させるサービスである。「タイムチャージサービス」によれば、「場」の利用者は、タイムチャージに基づいて算出された料金の支払いを行い、「場」を提供する事業者J(例えばコンテンツを提供する者)は、報酬の請求を行う。なお、「場」の混雑状況に応じて閾値を設定することで、価格を変動させることもできる。
「タイムチャージサービス」では、ユーザUが「場」にチェックインしてからの滞在時間がカウントされ、滞在時間に応じたタイムチャージが管理される。これにより、タイムチャージに応じた決済が可能となる。また、「場」の混雑状況等が加味されたダイナミック・プライシングが可能となる。
「コンテンツ配信サービス」とは、専用のコンテンツを配布することで、チェックイン中にのみ提供される限定サービスをユーザUに提供したり、クーポン等のPR情報を提供したりすることで、ユーザUにおける消費等の追加行動を誘引するサービスである。例えば「場」が漫画喫茶である場合、電子書籍で漫画が閲覧できるようにすることは、チェックイン中にのみ提供される「限定サービス」の一例である。
「コンテンツ配信サービス」によれば、ユーザ端末2を通じて、専用のコンテンツを利用したり、研修などの教材コンテンツの限定配布等に対応したり、「場」(例えば店舗)限定のメニューや、ゲーム等のアプリに対応することができる。これにより、ユーザUの「場」の利用状況に応じた追加サービスの訴求機会を確保したり、広告やクーポン等をユーザUに提供することで消費行動を誘引したりすることが可能となる。
「カートサービス」とは、「場」が商業施設等である場合に、1つの商業施設等で提供されるサービスであり、商品又はサービスの利用実績をユーザ端末2に保持させ、チェックアウト時にまとめて決済を行うことができるようにするサービスである。
「カートサービス」によれば、ユーザUは、ユーザ端末2を操作することで、「場」で購入等する商品又はサービスを選択することができる。これにより、商業施設のどの店舗を利用して決済を行ったのかが記録されるので、店舗毎に売上額の仕分けを容易に行うことができる。また、各店舗におけるレジ(レジスター)の作業がなくなるので、業務の効率化を図ることができる。具体的には例えば、商業施設全体に共通するICタグ等を用いて決済をまとめて行うことができるようにしてもよい。また、「場」が観光地の商業施設である場合には、地元民の顧客と、観光客とで料金に差を設けることができるようにしてもよい。
「オーダリングサービス」とは、「場」が店舗等である場合に、チェックイン後にユーザ端末2に店舗等のメニューを表示させる等により、店舗等でのオーダーと、ユーザU毎の決済とを容易に行うことができるサービスである。
「オーダリングサービス」によれば、ユーザUは、ユーザ端末2を操作することで、店舗等において提供されるサービスのオーダーを容易に行うことができる。また、店舗等に設置された端末を操作することで、チェックインした複数のユーザUの夫々のIDを紐付けて、オーダーを行うこともできる。この場合、店舗側は、チェックインされたユーザUの夫々のIDを読み込んで注文を受ける。これにより、複数のユーザUからなる団体客であっても、ユーザU毎のオーダーを容易に行うことができるので、決済の手間を省くことができる。その結果、例えばランチタイムにおける混雑を解消することができる。また、複数のユーザUからなる団体客としては、とりあえずメンバーを代表するユーザUが料金の支払いを一括で行い、事後的に他のメンバーにいわゆる「割り勘」の請求を行うこともできる。また、「場」が観光地の店舗等である場合には、地元民の顧客と、観光客とで料金に差を設けることができるようにしてもよい。
「文書管理サービス」とは、重要文書を管理する制御を行うサービスである。
「文書管理サービス」によれば、「場」の実態に即したセキュアな情報管理が可能になる。即ち、「地」にいなければ作成、編集、閲覧等することができないような情報を厳密に管理することができる。
「文書管理サービス」を利用するユーザUは、ユーザ端末2を操作することで、管理の対象となる文書を作成し、閲覧する。
「文書管理サービス」では、防火管理や衛生管理など「場」で行われる確認行為と、管理記録とが紐付けられて、ByNameで履歴管理される。また、持ち出し禁止の文書の閲覧記録や編集記録等が管理される。これにより、クラウドベースで機密情報を安全に管理することができる。また、文書に「場」を紐付けて管理することで信頼性を担保することができる。また、必要な帳票に展開することもできるので、行政等に提出する書類を容易に生成することができる。
図12は、図7のサービスモデルのうち「チェックアウト」のステップで提供されるマネジメントサービスの内容を示す模式図である。
図12には、ユーザUが「場」からチェックアウトしたことをトリガとして提供されるマネジメントサービスのうち、「チェックインデータ生成サービス」の内容が示されている。
ユーザUは、「場」にチェックインするため手法を自由に選択することができる。
具体的には例えば、図10に示すように、ユーザUは、「場」にチェックインするための手法として、Wi-Fiによる接続、QRコード(登録商標)の読取り、NFC(登録商標)等の近距離無線通信技術、電子マネーやクレジットカード、身分証明書やIDカード、受付での本人確認等の中から任意の手法を選択することができる。
ユーザUにより選択された手法によってチェックインが行われると、これをトリガとして、「誰が」、「いつ」、「どこで」チェックインしたのかを示すデータが、「チェックインデータ」としてクラウドに集積される。
また、図7のサービスモデルのうち「チェックアウト」のステップで提供されるマネジメントサービスには、例えば以下のサービスが含まれる。
即ち、「チェックアウト」のステップで提供されるマネジメントサービスには、「スマートエネルギーサービス」、及び「条件提示サービス」が含まれる。
「チェックアウト」のステップで提供される「スマートエネルギーサービス」とは、「場」における電源等の切り忘れを防止するとともに、「場」で使用されたエネルギーの分をユーザU毎に請求することができるサービスである。
具体的には、「チェックアウト」のステップで提供される「スマートエネルギーサービス」では、ユーザUが「場」からチェックアウトしたことをトリガとして、エネルギー(例えば、水道、ガス、電気等)を利用することができなくなる。また、また、各種制御端末(例えば温度調整を行う冷暖房機器等)が利用できなくなる。また、備品(例えばテレビや各種家電等)が利用できなくなる。
また、「場」におけるエネルギーの利用状況がユーザU毎にモニタリングされ、エネルギーの利用状況がユーザU毎に管理される。そして、エネルギーの利用料金がユーザU毎に個別請求される。クラウド決済にてまとめて処理することもできる。
また、ユーザUは、「場」において、ユーザ端末2を操作することで、自身の「場」におけるエネルギーの使用状況を表示させて確認することができる。
「チェックアウト」のステップで提供される「条件提示サービス」とは、上述した「チェックイン」と同様に、「場」からチェックアウトしようとするユーザUに対し、チェックアウトするために最低限満たすべき条件(以下、「チェックアウト条件」と呼ぶ)を提示し、チェックアウト条件が満たされた場合にチェックアウトを許可するサービスである。
具体的には例えば、確認書があること、アンケートへの回答履歴があること、チェックリストへの入力が完了していること、SNS(Social Networking Service)でシェアを行ったこと等がチェックアウト条件として提示される。
また、「条件提示サービス」では、チェックアウト条件を満たすためのコンテンツをユーザUに提示して、所定条件を満たしたことが確認できたら正式にチェックアウトを許可するようにすることもできる。
また、「チェックアウト」のステップで提供される「条件提示サービス」では、チェックアウト条件に関する指示や依頼に対するユーザUの対応状況が、ユーザU毎にモニタリングされる。そして、その対応状況や履歴に応じて、ユーザUに提供されるコンテンツの調整が行われる。
「条件提示サービス」が提供される場合、ユーザUは、ユーザ端末2に表示されたチェックイン条件に関する指示や依頼を確認し、実施した場合には、ユーザ端末2を操作することで、その旨を報告する。
図7のサービスモデルのうち「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、「決済調整サービス」、「請求調整サービス」、「訴求サービス」が提供される。
「決済調整サービス」とは、決済情報に対して既定の期日までに任意の決済手段の設定を行うサービスである。決済手段の設定は、商品又はサービス毎に設定することができる。
「決済調整サービス」を利用するユーザUは、ユーザ端末2を操作することで、自分のアカウントにログインする。そして、決済の期日までに決済先の切り分けを行う。なお、決済の期日はユーザUに提供される商品又はサービスにより異なる。決済手法としては、例えばICカード等によるデポジット、クレジットカード、QRコード(登録商標)等、銀行やデビット、会社の経費、いわゆる割り勘の請求、ポイントの利用等がある。このうち、会社の経費、及び割り勘の請求については、経費を負担する会社や、割り勘の請求先に対し、決済を行うことについて承認をしてもらうための手続き(例えば承認のためのメール送信等)の完了を決済の条件とすることもできる。また、ユーザUは、デフォルトとなる決済手法を任意に設定することもできる。
「請求調整サービス」とは、タイムチャージの請求先を整理し、適切に管理することができるようにするサービスである。
「請求調整サービス」によれば、ユーザUは、ユーザ端末2を操作すること自身のアカウントにログインし、タイムチャージの請求期日までに請求先を切り分けることができる。なお、請求期日は対応業務により異なる。これにより、ユーザUは、タイムチャージの請求先を、例えば会社a、店舗b、及び行政cの3箇所に切り分けることができる。この場合、タイムチャージの請求先(会社a、店舗b、及び行政c)から決済を行うことについて承認を受けるための手続きとして、承認を受けるためのメールが送信される。その結果、承認が得られた場合には決済が行われる。
「訴求サービス」とは、クラウドに蓄積されていく情報について、SNSやWebサイトを通じて訴求を行うサービスである。
「訴求サービス」によれば、AI(人工知能)が参加するチャット等を通じて、ユーザU毎のパーソナライズを行うことができる。これにより、訴求力を向上させることができる。これにより、チェックイン先となる「場」の稼働状況をリアルタイムに発信することができるので、「場」の混雑状況や人気情報を即時的に反映させることができる。また、ユーザUからのアンケートの結果等からのフィードバックも即時的に対応することができる。チャットが可能であればパーソナライズした訴求情報を提示することができる。また、既存のWebサイトとも融合することができるので、訴求力をさせるUPことができる。
次に、マネジメントサービスのUX(User Experience)について例を挙げて説明する。
「場」が学校又は塾である場合、生徒としてのユーザUは、学校又は塾に「出席」することでチェックインし、「退席」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば小テストや事前学習のためのコンテンツの確認等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば電子教材の提供等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば確認テストや振り返りの実施等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば宿題や関連情報の確認等が行われる。
「場」が飲食店やホテルなど滞在型のサービスが提供される店舗である場合、顧客としてのユーザUは、滞在型のサービスが提供される店舗に「入店」することでチェックインし、「退店」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば店舗のPRとしてのクーポンのコンテンツの提供等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えばタイムチャージ、専用のコンテンツの提供、オーダリング等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えばアンケートの実施、ユーザUにおけるエネルギーチャージの実施等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば決済処理や空席状況の確認等が行われる。
「場」が小売店など購買型のサービスが提供される店舗である場合、顧客としてのユーザUは、購買型のサービスが提供される店舗に「入店」することでチェックインし、「退店」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば店舗のPRとしてのクーポンのコンテンツの提供等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば「カートサービス」の提供等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば専用のコンテンツの提供、アンケートの実施等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば決済処理、在庫状況の確認、人気のある商品に関する情報の確認等が行われる。
「場」が飲食店やホテルなど滞在型のサービスが提供される店舗である場合、従業者としてのユーザUは、滞在型のサービスが提供される店舗に「出勤」することでチェックインし、「退勤」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば「スマートエネルギーサービス」、「イーラーニングサービス」の提供等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば専用のコンテンツ(例えば在庫管理や受発注業務用のコンテンツ)の提供、オーダリング(例えば顧客対応のための業務用のオーダリング)の提供、「文書管理サービス」の提供等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば「スマートエネルギーサービス」の提供の停止、業務チェックリストの生成等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば給与請求、シフト確認、業務連絡等が行われる。
「場」が小売店など購買型のサービスが提供される店舗である場合、従業者としてのユーザUは、購買型のサービスが提供される店舗に「出勤」することでチェックインし、「退勤」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば「スマートエネルギーサービス」、「イーラーニングサービス」の提供等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば専用のコンテンツ(例えば在庫管理や受発注業務用のコンテンツ)の提供、「カートサービス」(例えば顧客対応のための業務用のカートサービス)の提供、「文書管理サービス」の提供等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば「スマートエネルギーサービス」の提供の停止、業務チェックリストの生成等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば給与請求、シフト確認、業務連絡等が行われる。
「場」が交通関連などセキュリティ要件に対応する企業等である場合、従業者としてのユーザUは、セキュリティ要件に対応する企業等に「出勤」することでチェックインし、「退勤」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば酒気帯びチェックなど健康状態の確認、イーラーニングの実施等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば専用のコンテンツの提供、「文書管理サービス」の提供等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば業務チェックリスト(例えば報告書や日報)の生成等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば業務連絡等が行われる。
「場」が一般企業や在宅ワーク等である場合、従業者としてのユーザUは、一般企業や在宅ワーク等に「出勤」することでチェックインし、「退勤」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば健康状態の確認、業務連絡の確認、イーラーニングの実施等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば専用のコンテンツの提供、「文書管理サービス」の提供等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば業務チェックリスト(例えば報告書や日報)の生成等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば業務連絡等が行われる。
「場」が生活習慣や健康管理等である場合、当事者としてのユーザUは、「起床」することでチェックインし、「就寝」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば健康状態の確認、イーラーニング(体操等を含む)の実施等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば専用のコンテンツ(例えばバイタルデータの管理)の提供等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば健康状態の確認等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、ユーザUが就寝しているためマネジメントサービスは提供されないが、別途バイタルチェックが行われる。
「場」がアクティビティである場合、当事者としてのユーザUは、アクティビティを「開始」することでチェックインし、アクティビティを「終了」することでチェックアウトする。
具体的には、図7のサービスモデル及びPDSAモデルにあてはめると、「チェックイン」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば「インフォメーションサービス」の提供等が行われる。また、「チェックイン中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば専用のコンテンツの提供、「タイムチャージサービス」の提供等が行われる。また、「チェックアウト」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えばアンケートの実施等が行われる。また、「チェックアウト中」のステップでは、マネジメントサービスとして、例えば決済処理、トレンド情報の提供等が行われる。
次に、マネジメントサービスにより集積させたデータ資源の活用例について説明する。マネジメントサービスによれば、集積させたデータ資源に基づいて、マーケティング上考慮すべき「ペルソナ」を自動的に生成することができる。「ペルソナ」とは、商品又はサービスを提供する際にターゲットとすべき1人の理想的な顧客像のことをいう。具体的には例えば、年齢、性別、出身地、居住地、職業、生活パターン、家族構成、友人関係、収入、趣味や嗜好、所有物(例えばデバイス等)、知識や経験、性格等の項目により定義されるペルソナを設定することができる。
設定されたペルソナを用いることで、例えば「回遊傾向分析」、「相関性分析」を含む各種の分析を行うことができる。
「回遊傾向分析」とは、各地域における回遊パターンの分析を、設定されたペルソナ毎に行う分析のことをいう。具体的には、「回遊傾向分析」では、どこにチェックインして、どこにチェックアウトするのか、どのようなニーズがあり、どのようなアプリやサービスが適合するのか、送客など相互に連携するために必要となるコンテンツは何か、といった分析が行われる。
「相関性分析」とは、ペルソナ毎の交錯点を把握することで、人と人とが自然に出会い、繋がるための演出の支援として行う分析のことをいう。「相関性分析」の結果は、複数のペルソナをかけ合わせたイベント等の企画に活用することができる。また、複数のペルソナを結び付けるためのサービス教育を行う場に活用することができる。
マネジメントサービスによれば、エビデンス(根拠)付きのデジタル履歴書をユーザU毎に生成することができる。
図13は、デジタル履歴書の内容を示す模式図である。
具体的には、マネジメントサービスによれば、ユーザU個人に紐付けられて管理されているチェックイン及びチェックアウトのLOG(ログ)から、ユーザUが獲得した「知識」と「体験」とに基づくデジタル履歴書を生成することができる。
「知識」には、チェックイン時のイーラーニングの蓄積や、各種研修や授業へのチェックインの実績等が含まれる。「体験」には、店舗等の「場」へのチェックインの実績や、各種実務へのチェックインの実績等が含まれる。
デジタル履歴書では、ユーザUの履歴がブロックチェーン技術によって改竄されないように適切に管理されているため、ユーザU毎に、個々の成長の見える化が容易となる。例えば、アルバイト等で職場が変わったとしても、実績が考慮されるので、適正に実績を見ることができる。
マネジメントサービスによれば、デジタル履歴書をベースとして、求人ニーズに対しスポット的に助っ人をあてがうことが可能となる。以下、このようにスポット的に適用される人事モデルのことを「助っ人流通モデル」と呼ぶ。なお、恒久的な求人にも対応することもできる。
図14は、助っ人流通モデルの内容を示す模式図である。
図14の左側には、求職者としてのユーザUと、スポット的な求人(以下、「助っ人検索」と呼ぶ)を行う事業者J1乃至J3の夫々とが描画されている。
マネジメントサービスによれば、ユーザUは、生成されたデジタル履歴書とともに、所定の参加条件を提示するだけで、助っ人検索を行う事業者J1乃至J3の夫々とのマッチングが可能となる。ユーザUによりデジタル履歴書とともに提示される「参加条件」には、例えば対応可能日、対応可能な時間帯、給与、待遇等が記載される。
図14の右側には、求職者としてのユーザU1乃至U3と、「助っ人検索」を行う事業者Jとが描画されている。
マネジメントサービスによれば、事業者Jは、日時や金額等を含む募集要項を提示するだけで求職者としてのユーザU1乃至U3の夫々とのマッチングが可能となる。この場合、事業者J、及び求職者としてのユーザU1乃至U3の夫々に対するマッチングの提案は、AI(人工知能)により行われる。そして、事業者J、及び求職者としてのユーザU1乃至U3の夫々は、AI(人工知能)からのマッチングの提案に対し、チャットを介してコミュニケーションを図ることができる。その結果、両者が合意すれば雇用契約等を締結することが可能となる。
マネジメントサービスによれば、ユーザUに不足していると推定される学習が自動的にピックアップされて、その実施の内容がユーザUに提案される。以下、このようなサービスを「学習提案サービス」と呼ぶ。
図15は、学習提案サービスの内容を示す模式図である。
学習提案サービスでは、ユーザUのデジタル履歴書に類似するデジタル履歴書が統計的に作成され、作成されたデジタル履歴書に対応するペルソナに必要とされる学習の分析が行われる。そして、ユーザUとペルソナとの比較の結果、ユーザUに不足していると推定される学習が自動的にピックアップされて、その実施の内容がユーザUに提案される。
学習提案サービスによりユーザUに提案される、学習の実施の内容としては、例えばカウンセリングや相談、イーラーニングの受講、集合型研修の受講、ネットワーキング、実践又は体験(例えば担当変更など)等がある。
マネジメントサービスによれば、上述のサービスの他、例えば以下のような各種サービスを提供することもできる。
即ち、「優良顧客のパターン分析サービス」、「事業評価サービス」、「従業員パフォーマンス分析サービス」等の各種サービスを提供することができる。
「優良顧客のパターン分析サービス」とは、マネジメントサービスの提供により集積されたデータ資源に基づいた分析により、優良な顧客であると認められるユーザUに共通して見られるパターンを提示するサービスである。
「優良顧客のパターン分析サービス」によれば、例えば嗜好性が共通するパターンや、行動特性が共通するパターン等が提示される。その結果、友達を連れて来るキーマンとなるユーザUや、インフルエンサーとなるユーザU等の把握が容易になるので、訴求の効率化を図ることができる。
「事業評価サービス」とは、マネジメントサービスの提供により集積されたデータ資源に基づいた分析の結果から、事業者J毎に事業の評価を行うサービスである。
「事業評価サービス」では、例えば、売れ行き、トレンド把握、業態、メニューに対するニーズの把握、営業時間の特性、店舗間の連携可能性等に関する評価が行われる。
「従業員パフォーマンス分析サービス」とは、マネジメントサービスの提供により集積されたデータ資源に基づいて、事業者Jに属する従業員のパフォーマンスの分析を行うサービスである。
「従業員パフォーマンス分析サービス」では、例えば、同じ時間帯にシフトが入っている従業員同士の生産性の比較、学習状況の把握、成長度合いの把握等に関する分析が行われる。また、「従業員パフォーマンス分析サービス」では、タレント(従業員)の持つスキルや能力を最大限に活かすための、戦略的な人材配置や育成等を行う人事的なマネジメントが行われる。その結果、タレント(従業員)を「人財」として流通させることが可能となる。
図16は、本発明の情報処理装置の第2実施形態であるサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
なお、本発明の第2実施形態に係る情報処理システム、即ち、本発明の情報処理装置の第2実施形態であるサーバを含む情報処理システムの構成、及び当該サーバのハードウェア構成については、上述の第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図16の例では、図7におけるマネジメントサービスが利用される場合の機能的構成が描画されている。即ち、図16の例では、サーバ1の他に、ユーザ端末2、管理者端末3及び決済サーバ4が描画されているが、これは例示に過ぎない。具体的には、例えば、ユーザ端末2、管理者端末3及び決済サーバ4の台数は特に夫々1台に限定されない。
サーバ1のCPU11においては、マネジメントサービスの処理の実行が制御される場合、チェックイン情報取得部101と、チェックイン状態管理部102と、利用料金情報取得部103と、利用料金管理部104と、チェックアウト情報取得部105と、決済先情報取得部106と、決済先管理部107と、決済支援部108と、PDSA処理部109とが機能する。
なお、チェックイン情報取得部101、チェックイン状態管理部102、利用料金情報取得部103、利用料金管理部104、チェックアウト情報取得部105、決済先情報取得部106、決済先管理部107、及び決済支援部108の夫々において実行される処理については、上述の第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
PDSA処理部109は、マネジメントサービスを提供するための処理を実行する。
PDSA処理部109では、チェックイン処理部191と、クローズドサービス処理部192と、オープンサービス処理部193と、チェックアウト処理部194とが機能する。
チェックイン処理部191は、PDSAモデルの「PLAN」に対応する処理として、サービスモデルにおけるチェックインからチェックアウトまでのストーリーの設計を行う。具体的には、チェックイン処理部191は、基本設定として、トリガの設定及びイベントの設定を行う。
また、チェックイン処理部191は、「場」で提供される各種サービスの利用に必要となるアプリ、デバイス、ツール等をユーザUが使用できるようにする処理を行う。具体的には例えば、チェックイン処理部191は、APIによる連携を図るための処理を行う
。この場合、チェックイン処理部191は、APIのトランザクションのうち課金データを抽出して、決済時に発生する手数料の処理に関する設定を行う。
クローズドサービス処理部192は、PDSAモデルの「DO」に対応する処理として、クローズドサービス(ユーザUがチェックインしているサービス)を設定する処理を行う。具体的には、クローズドサービス処理部192は、「場」におけるユーザUに対し、各種サービスを提供する処理を行う。また、クローズドサービス処理部192は、オンラインサポートLから現場オペレータT(例えば店員)に対し、オペレータ支援情報をリモートで提供する処理を行う。
オープンサービス処理部193は、PDSAモデルの「STUDY」に対応する処理として、トリガを設定する処理、及びイベントを設定する処理を行う。
具体的には、オープンサービス処理部193は、「場」におけるユーザUに対する各種サービスを提供する処理を行う。また、オンラインサポートLから現場オペレータT(例えば店員)に対し、オペレータ支援情報をリモートで提供する処理を行う。
オープンサービス処理部193は、現場オペレータTに提供されたオペレータ支援情報を、「オンラインサポートログ」として集積し、管理する。
チェックアウト処理部194は、PDSAモデルの「ACTION」に対応する処理として、オープンサービス(ユーザUがチェックインしているサービス)を設定する処理を行う。具体的には、チェックアウト処理部194は、各種傾向分析の結果を踏まえた人間系での改善活動の結果を集積し、管理することで教師データを生成する処理を行う。
チェックアウト処理部194は、教師データを生成すると、AI(人工知能)によるパターン化、自動化が可能となるので、FAQを作成することができる。これにより、マネジメントサービスにおいて、自動返答サービスや、自動提案サービス、及び自動最適化サービスを提供することが可能となる。
以上、本発明が適用される情報処理システムの実施形態を説明してきた。しかしながら、本発明が適用される実施形態は、例えば次のようなものであってもよい。
本実施形態では、施設特定情報はユーザUがユーザ端末2で読み込みを行った二次元バーコードに含まれる店舗名や店舗を示すサーバ1で用いるID等の情報としたが、特にこれに限定されない。即ち、施設特定情報は、施設Cを特定し得る情報であればどのような施設特定情報であってもよい。また、施設特定情報は、二次元バーコードに記録されている情報に限らない。例えば、ICカードの利用や施設Cに設置されたビーコンを用いた位置検出等、施設Cを特定し得る情報を得ることができれば足る。また、施設利用開始情報はユーザUがユーザ端末2で読み込みを行った時刻の情報としたが、特にこれに限定されない。即ち、施設利用開始情報は、ユーザUが施設Cの利用を開始したことを示し得る情報であれば、どのような施設利用開始情報であってもよい。また、チェックイン情報は、施設管理情報と施設利用開始情報とを含む情報であればよい。
また、本実施形態では、施設利用終了情報はチェックインしている施設Cの利用を終了した旨としたが、特にこれに限定されない。即ち、施設利用終了情報は、施設Cの利用を終了した事を示し得る情報であれば、どのような施設利用終了情報であってもよい。また、チェックアウト情報は、施設利用終了情報を含む情報であればよい。
また、本実施形態では、利用料金情報はユーザUが提供された施設Cによるサービスの内容やサービスの利用料金を示す情報としたが、特にこれに限定されない。即ち、ユーザUの利用料金を示し得る情報であれば、どのような利用料金情報であってもよい。
また、本実施形態では、決済先情報はユーザUによる施設Cの利用料金の夫々を負担する請求先、即ち管理者Mの決済先を示す情報としたが、特にこれに限定されない。即ち、利用料金を支払う決済先を示し得る情報であれば、どのような決済先情報であってもよい。
また、本実施形態では、ユーザUがチェックインし管理者Mに管理されているチェックイン状態における利用料金の夫々について、決済先はユーザUが施設Cの利用料金である席料を管理者Mが負担すべきと入力したり、施設Cで提供されたコーヒーの利用料金である代金をユーザUが自費で負担すべきと入力したりした情報に従って管理されるものとしたが、特にこれに限定されない。即ち、利用料金情報と決済先情報とがチェックイン状態に基づいて管理されていれば、どのような決済先であってもよい。即ち、例えば、管理者Mに管理されているチェックイン状態において、すべての利用料金情報を、管理者Mの負担とするように管理してもよい。
また、本実施形態では、決済支援部108は費用を負担する管理者Mの決済のための情報(例えば、代金引き落としを行う管理者Mの銀行口座の情報や、私費で負担するためのユーザUのクレジットカードの情報等)と決済する利用料金の合計の情報とを決済サーバ4に送信するとしたが、特にこれに限定されない。即ち、決済支援部108は、決済先情報に基づいて利用料金を決済サーバ4が決済するのを支援すれば、どのような決済支援手段であってもよい。
また、本実施形態では、決済先情報は、案件A1のみに取り組んでいる際に利用したサービスの決済先候補は管理者M-1のみ、案件A1,A2の複数に取り組んでいる際に利用したサービスの決済先候補は管理者M-1,M-2の両方とすることができるとしたが、特にこれに限定されない。即ち、決済先情報は、複数の決済先から選択されることができれば、いかなる複数の決済先から選択されてもよい。即ち例えば、席料はユーザUが来店している時間帯すべてに対して発生する料金であるので、利用料金情報の登録時にチェックインしていなくともその来店中に1度でもチェックインした案件に係る決済先であれば決済先の候補となる。更に例えば、チェックインしている案件に係る決済先に限らず、ユーザUの私費による決済先が選択されてもよいし、ユーザUの私費でも別の口座やクレジットカードから選択されてもよい。従って、決済先は複数の決済先から選択されてよい。
また、本実施形態では、ユーザ端末2には、利用料金の夫々が発生した時点におけるチェックイン状態に基づいて、利用料金の夫々を負担するべき決済先が選択肢として提示され、ユーザUにより選択されるとしたが、特にこれに限定されない。即ち、利用料金は利用された項目毎に示され、支払先情報は利用料金毎に選択されれば、どのように支払先情報が選択されてもよい。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図4に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックをユーザ端末2等に移譲させてもよい。また、サーバ1の機能ブロックを管理者端末3等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
また例えば、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
また例えば、このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザUにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザUに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図2乃至4のサーバ1)は、
ユーザによる施設(例えば図1の施設C)の利用状態と前記施設の利用に対する対価(例えば席料等、サービスに対する代金)の決済の管理を行う情報処理装置において、
前記施設を特定し得る情報である施設特定情報(例えば店舗名や店舗を示すID)と、前記ユーザが前記施設の利用を開始したことを示し得る情報である施設利用開始情報(例えばユーザUが店舗名を送信した時刻)とを含む情報を、チェックイン情報として取得するチェックイン情報取得手段(例えば図4のチェックイン情報取得部101)と、
前記施設の利用を開始した前記ユーザが当該施設の利用を終了したことを示し得る情報である施設利用終了情報(例えばユーザUがチェックアウト操作をした時刻)を含む情報を、チェックアウト情報として取得するチェックアウト情報取得手段(例えば図4のチェックアウト情報取得部105)と、
前記チェックイン情報と前記チェックアウト情報とに基づいて、前記ユーザの前記施設の利用の状態をチェックイン状態として管理するチェックイン状態管理手段(例えば図4のチェックイン状態管理部102)と、
前記ユーザの前記対価を含む情報を対価情報(例えば利用料金情報)として取得する対価情報取得手段(例えば図4の利用料金情報取得部103)と、
前記ユーザの前記対価の決済先(例えば図1の管理者Mの管理口座)を示し得る情報を決済先情報として取得する決済先情報取得手段(例えば図4の決済先情報取得部106)と、
前記対価情報と前記決済先情報とを前記チェックイン状態に基づいて管理する決済先管理手段(例えば図4の決済先管理部107)と、
前記決済先情報に基づいて、前記対価の決済処理(例えば図4の決済サーバ4が決済する処理)を支援する決済支援手段(例えば図4の決済支援部108)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
これにより、例えば、ユーザUはチェックイン状態に応じた利用料金の決済の支援を受けることができる。
さらに、前記決済先情報は、前記ユーザの前記対価の決済先として、複数の決済先(例えば管理者M-1,M-2の管理口座やユーザUの私費の口座)から選択された1以上の決済先を示す情報を含む、ことができる。
これにより、例えば、ユーザUはチェックイン状態に応じた利用料金を、使途に応じて夫々の口座を選択し、決済の支援を受けることができる。
さらに、前記ユーザの前記対価は、利用された項目毎に示され、
前記決済先情報は、前記ユーザの前記対価の決済先として、前記項目毎の決済先を示す情報を含むことができる。
これにより、例えば、ユーザUはチェックイン状態に応じた利用料金の夫々を、使途に応じて夫々の口座を選択し、決済の支援を受けることができ、手続きを1度に済ませることができる。
また、前記ユーザによる前記施設の利用開始から利用終了までのストーリーを設計する処理を行うチェックイン処理手段と、
前記施設における前記ユーザに対する商品又はサービスの提供を支援する処理を行うクローズドサービス手段と、
前記商品又はサービスの提供の履歴に基づく傾向分析を行うオープンサービス処理手段と、
前記傾向分析の結果を集積させて所定の教師データを生成するチェックアウト処理手段と、
をさらに備えることができる。
これにより、「Plan」「Do」「Sutudy」、「Action」からなるPDSAモデルに基づいた効率的な処理が行われる。その結果、施設を利用するユーザの利便性を高めることができる。
1・・・サーバ、2・・・ユーザ端末、3・・・管理者端末、4・・・決済サーバ、U・・・ユーザ、M・・・管理者、C・・・施設、T・・・オペレータ、L・・・オンラインサポート、101・・・チェックイン情報取得部、102・・・チェックイン状況管理部、103・・・利用料金情報取得部、104・・・利用料金管理部、105・・・チェックアウト情報取得部、106・・・決済先情報取得部、107・・・決済先管理部、108・・・決済支援部、109・・・PDSA処理部、191・・・チェックイン処理部、192・・・クローズドサービス処理部、193・・・オープンサービス処理部、194・・・チェックアウト処理部、201・・・施設特定情報取得部、202・・・施設利用開始情報取得部、301・・・ユーザ管理者DB、302・・・施設情報DB、303・・・チェックイン状況利用料金DB、304・・・決済DB

Claims (2)

  1. ユーザによる施設の利用状態と前記施設の利用に対する対価の決済との管理を行う情報処理装置において、
    前記施設を特定し得る情報である施設特定情報と、前記ユーザが前記施設の利用を開始したことを示し得る情報である施設利用開始情報とを含む情報を、チェックイン情報として取得するチェックイン情報取得手段と、
    前記施設の利用を開始した前記ユーザが当該施設の利用を終了したことを示し得る情報である施設利用終了情報を含む情報を、チェックアウト情報として取得するチェックアウト情報取得手段と、
    前記チェックイン情報と前記チェックアウト情報とに基づいて、前記ユーザの前記施設の利用の状態であるチェックイン状態として、前記施設が提供可能な商品又はサービスの項目のうち、前記ユーザが利用した1以上の項目毎に利用状況と利用料金の第1管理を実行するチェックイン状態管理手段と、
    前記利用料金に基づいて決定される前記ユーザの対価を前記1以上の項目毎に含む情報を対価情報として取得する対価情報取得手段と、
    前記ユーザの前記対価の決済先として前記ユーザ自身と他人のうち何れが当該ユーザにより選択されたのかを前記1以上の項目毎に示し得る情報を決済先情報として取得する決済先情報取得手段と、
    前記対価情報と前記決済先情報とを前記チェックイン状態に基づいて管理する決済先管理手段と、
    前記決済情報に基づいて、前記1以上の項目毎に、前記ユーザ自身と前記他人のうち前記決済先として選択された方に対して行う前記対価の決済処理を支援する処理として、前記1以上の項目毎に前記ユーザ自身と前記他人のうち前記決済先として選択された方の決済のための情報を当該決済処理を実行する他情報処理装置に送信する決済支援手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記他人は、前記ユーザの管理者であり、
    前記施設における前記ユーザの前記チェックイン情報が取得されると、その旨を前記管理者に通知し、前記ユーザの前記施設へのチェックインの許可又は否認が前記管理者に選択された場合において、前記許可が選択されたときには前記チェックイン状態管理手段に前記第1管理を実行させ、前記否認が選択されたときには前記チェックイン状態管理手段に、前記ユーザが前記チェックイン状態でないものとして、前記管理者は当該ユーザによる前記施設の利用に係る費用を負担しないような第2管理を実行させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
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