JP2002216001A - 一読保証型インターネット広告制度 - Google Patents

一読保証型インターネット広告制度

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JP2002216001A
JP2002216001A JP2000383760A JP2000383760A JP2002216001A JP 2002216001 A JP2002216001 A JP 2002216001A JP 2000383760 A JP2000383760 A JP 2000383760A JP 2000383760 A JP2000383760 A JP 2000383760A JP 2002216001 A JP2002216001 A JP 2002216001A
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Masakuni Hirano
平野昌邦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット上の広告業務に関して、ターゲ
ットへの広告内容の確実な伝達を保証する広告料金の設
定及びその実現方法である。 【解決手段】インターネット広告に関して、広告のター
ゲットを広告主のWebサイトにアクセスするよう働き
かける仕組みと、当該広告ターゲットが前記Webサイ
トに訪問し前記Webサイトに掲載する情報を実際に一
読したかどうかを確認する仕組みを備え、前者は、デー
タベース等を活用した会員制度とインターネット上でも
利用可能なポイント制度を基盤とすること特徴であり、
後者は、当該広告主の協力のもと前記Webサイトに掲
載する情報に関する質問事項を当該広告ターゲットに提
供し解答させることが特徴であり、また、広告ターゲッ
トに対して提供する広告案件等のコンテンツはパーソナ
ライズされ、さらに、前記質問事項を掲載するホームペ
ージはポータルサイトを志向することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
の広告媒体で広告主のWebサイトを広告するインター
ネット広告において、広告主のWebサイトにアクセス
した者が前記広告主のWebサイトを熟読ないし一読し
たことを確認する方法、前記確認方法に基づく広告料金
の課金体系及び前記広告主のWebサイトを熟読ないし
一読した者への報酬制度に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上の広告媒体で広告主の
Webサイトを広告するインターネット広告は、Web
サイトに広告の画像を貼り広告主のWebサイトにリン
クするバナー広告、メールマガジンに広告主のWebサ
イトの宣伝を掲載するメール広告が主流である。インタ
ーネット広告のビジネスプロセスに関して、「広告代理
店の価格設定(料金設定)」での分類、「広告ターゲッ
トへの報酬制度」での分類で考察する。
【0003】広告代理店の価格体系(料金設定)の観点
としては、1.バナー広告の露出数(ビュー数)または露
出時間、及び広告付き電子メールの発行数など露出頻度
を基準としたタイプ、2.バナー広告のクリック回数等を
基準としたタイプ、3.対象商品の売上増等、宣伝効果を
基準としたタイプ等がある。これらの問題点は以下の通
りである。1のタイプに関しては、広告主のWebサイ
ト(以下、広告主Webサイト)へ広告ターゲットを誘
導したどうかを保証しない。2のタイプに関しては、広
告主の情報が広告ターゲットに確かに読まれたかどうか
を保証しない。3のタイプに関しては、広告・宣伝の範
疇を超えており対象商品自体(便益・価格等)に依存す
る価格体系であり、適応可能な商品は特性により限定さ
れる。
【0004】広告ターゲットへの報酬制度の観点として
は、1. 広告ターゲットに報酬を与えないタイプ、2.情
報の露出に協力した者に対して報酬を与えるタイプ等が
ある(広告付電子メール等)。これらの問題点は以下の
通りである。1のタイプに関しては、ネット広告が氾濫
する状況下では物珍しさもなくなり、広告ターゲットは
広告主Webサイトへアクセスすることに必要性とメリ
ットを感じない。2のタイプに関しては、インセンティ
ブを与える者が広告ターゲットでないことに起因し、結
果的に1のタイプと同様の課題がある。
【0005】ビュー保証型に関して、「バナー広告の露
出数」と「屋外看板の設置数」は根本的に異質と捉える
べきである。つまりバナー自体は、広告としての意味を
持つものではなく単なる符号であり、言わば屋外看板へ
の目印という認識が必要である。
【0006】クリック保証型の場合、クリック後にすぐ
に広告主Webサイトを消す(ウィンドウを閉じる)ケ
ースが相当数あると予想される。このケースを無視して
クリック保証型の価格体系を論ずることはできない。で
は、クリック後にすぐに広告主Webサイトを消すとい
うのは他の媒体では何を意味するのかを検討する。ま
ず、テレビ(ラジオ)の場合、番組間のコマーシャルを
しっかりと見ない(聴かない)ということである。ま
た、屋外広告や紙(誌)面広告の媒体では、通行人や読
者が広告を一瞬見るのと同質である。ただし、これらの
媒体の広告は、ターゲット(視聴者・通行人・読者等)
が意図せず目にするケースを想定しており、一瞬でもイ
ンパクトが残るようにコピー等を相当工夫したり元来イ
メージ的なコンテンツを提供している。従って、これら
の媒体上の広告価格に、視聴率、通行人数及び発行部数
が反映(価格交渉の基礎データ)されることは妥当であ
る。
【0007】同様に、クリック保証型の価格設定は、広
告主Webサイトが一覧性に優れているという条件や表
示速度が速い(GIFが少なく軽い等)という条件等を満
たせば妥当性がある。しかし、Webサイトはマルチメ
ディアを駆使して充実したコンテンツを提供する場であ
るという認識の下で、広告主が待ち構えている場合、ビ
ュー保証型同様、クリック保証型の価格設定も広告主の
期待に応えるものではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】発明が解決しようとす
る課題は、上記の問題点を解決し、広告主及び広告ター
ゲットの双方が納得する合理的なビジネス方法を開発す
ることである。具体的には、広告ターゲットへ広告内容
が伝達したことを保証する広告料金体系を開発するこ
と、及び前記広告料金体系を実現するための基礎である
広告ターゲットへ広告内容が伝達したことを確認する方
法を開発することである。本発明はこれらの課題を解決
することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】上記課題を解決するために、請求項1から
請求項12に記載のインターネット広告を実施する。
【0010】課題を解決するための手段として請求項1
の内容は、インターネット上の広告媒体で広告主のWe
bサイトを広告するインターネット広告方法において、
前記広告主に関する広告により前記広告主のWebサイ
トにアクセスした者に対し、前記広告主のWebサイト
に掲載された情報に関する質問事項を提供し、前記広告
主のWebサイトにアクセスした者から前記質問事項の
解答があった場合に、前記広告により前記広告主のWe
bサイトにアクセスした者は、前記広告主のWebサイ
トに掲載された情報を前記広告により伝達させた者であ
ると推定することによって、前記伝達させた者の数をカ
ウントすることを特徴とするインターネット上の広告方
法である。
【0011】インターネット上の広告媒体とは、インタ
ーネット技術等を活用した広告媒体である。例えばWe
bサイト、電子メール等が含まれる。Webサイトを広
告媒体とする例は、広告主Webサイトへのリンク情報
を設定した画像を掲載するバナー広告、広告主Webサ
イトへのリンク情報をURL(Uniform Resource Locat
er)等で掲載する広告、広告主Webページを強制的又
は自動的に表示させる広告等である。一方、電子メール
を広告媒体とする例は、メールマガジン等に広告主のW
ebサイトのURLを掲載するメール広告、個人間の電
子メールに広告主WebサイトのURLを挿入するメー
ル広告等がある。
【0012】前記広告主に関する広告により前記広告主
のWebサイトにアクセスした者とは、前記広告主を広
告するビークル(Vehicle)上の前記広告主に関する広
告を見て、前記広告主Webサイトにアクセスした者で
ある。前記ビークルとは、前記広告媒体における特定銘
柄のことである。前記ビークルとしては、例えば、サー
チエンジン、Webブラウザメーカーのサイト、コンテ
ンツプロバイダのサイト、ネットワークプロバイダのサ
イト等のポータルサイトや大手メールマガジン等があ
る。つまり上記アクセスした者とは、前記広告主Web
サイトにアクセスした全ての者のうち、広告を見て前記
広告主Webサイトにアクセスした者である。また「広
告により」は前記「広告を見て」の他「広告から」「広
告を経由して」等で表現することもできる。
【0013】前記広告主に関する前記広告により前記広
告主のWebサイトにアクセスした者とは、前記広告主
を広告するビークル(Vehicle)上の前記広告主に関す
る前記広告を見て、前記広告主Webサイトにアクセス
した者である。つまり上記アクセスした者とは、前記広
告主Webサイトにアクセスした全ての者のうち、前記
広告を見て前記広告主Webサイトにアクセスした者で
ある。また通常、前記広告により前記広告主のWebサ
イトにアクセスした者は前記広告によるアクセスの実績
と見なされる者である。また上記「前記広告により」
は、「前記広告を見て」「前記広告から」「前記広告を
経由して」等で表現することもできる。
【0014】(上記具体例)A社はホームページ上に広
告主B社のバナー(広告)を貼付けている。A社ホーム
ページを訪問したC氏は、上記バナー(広告)をクリッ
クしてB社 Webサイトにアクセスした。この場合、
C氏は「広告主B社に関するA社ホームページ上の広告
により広告主B社Webサイトにアクセスした者」であ
る。また、C氏はA社ホームページ上の広告による実績
と見なされる者である。
【0015】前記広告主のWebサイトに掲載された情
報とは、前記広告主がWebサイト上で公開する情報で
ある。
【0016】上記情報に関する質問事項とは、前記広告
主がWebサイト上で公開する情報に関する質問事項で
ある。
【0017】前記広告主のWebサイトに掲載された情
報を前記広告により伝達させた者とは、前記広告主のW
ebサイトに掲載された情報の受け手として前記広告に
より前記情報が到達した者である。つまり、前記広告に
よって前記広告主が前記情報を伝達(到達)させること
ができた者である。情報の伝達(到達)の程度により、
前記「情報を伝達させた者」は別の表現を用いることが
可能である。例えば、別の表現として、「情報を見た
者」、「情報をながめた者」「情報に目を通した者」
「情報を一読した者」「情報を読んだ者」「情報を熟読
した者」「情報を得た者」「情報を入手した者」「情報
を与えられた者」「情報を理解した者」等がある。これ
らは前記「情報を伝達させた者」に含まれる。また、伝
達(到達)する情報の種類(形態)により、前記「情報
を伝達させた者」は別の表現を用いることも可能であ
る。例えば、別の表現としては、「聴いた者」「観た
者」等がある。これらも前記「情報を伝達させた者」に
含まれる。
【0018】前記「アクセスした者」との相違点は、前
記「アクセスした者」は、単に前記広告主のWebにア
クセスしただけで、前記広告主のWebサイトに掲載さ
れた情報が伝達しているかどうかは未確認の者であり、
一方、前記「情報を伝達させた者」は、前記広告主のW
ebサイトに掲載された情報が伝達している者である。
上記「別の表現」を用いて換言すれば、「アクセスした
者」は、前記広告主のWebサイトに掲載された情報を
見たかどうか不明な者であり、一方、前記「情報を伝達
させた者」は、前記広告主のWebサイトに掲載された
情報を見た者である。
【0019】前記伝達させた者であると推定するとは、
前記伝達させた者であるとみなすこと、又は前記伝達さ
せた者であると判断することである。なぜならば、前記
アクセスした者が前記広告主のWebサイトに掲載され
た情報を見たという保証が無い上に、現在のところ合理
性及び正確性において確認する手段がないからである。
そこで、前記アクセスした者が前記質問事項を解答(正
解)した場合、状況から判断して、その者は、前記伝達
させた者であると推定する。
【0020】前記伝達させた者の数をカウントすると
は、前記広告主のWebサイトに掲載された情報を前記
広告により伝達させた者の数を数えることである。カウ
ントする対象は前記質問事項に対して解答(正解)した
者である。
【0021】つまり請求項1は、インターネット上の広
告媒体で広告主のWebサイトを広告するインターネッ
ト広告方法において、前記広告主に関する広告により前
記広告主のWebサイトにアクセスした者に対し、前記
広告主のWebサイトに掲載された情報に関する質問事
項を提供し、前記アクセスした者から報告(解答)させ
ることにより、前記広告主のWebサイトに掲載された
情報を見た者のみが知る情報を前記アクセスした者が入
手していることを確認し、以上の状況から、前記アクセ
スした者は前記広告主のWebサイトに掲載された情報
を前記広告により伝達させた者であると推定し、前記伝
達させた者の数をカウントすることを特徴とするインタ
ーネット上の広告方法である。
【0022】課題を解決するための手段として請求項2
の内容は、請求項1に記載のインターネット上の広告方
法であって、更に、前記カウントした伝達させた者の数
に応じて、前記広告主に対する広告料金の請求額を決定
することを特徴とするインターネット上の広告方法であ
る。
【0023】カウントした伝達させた者の数とは、前記
広告主のWebサイトに掲載された情報を前記広告によ
り伝達させた者としてカウントした者の数である。カウ
ントする対象は前記質問事項に対して解答(正解)した
者等である。
【0024】つまり請求項2は、請求項1に記載のイン
ターネット上の広告方法であって、更に、前記広告によ
る前記掲載情報の伝達及び前記広告に関する広告料金の
請求額に関して、前記伝達させた者を前記広告の実績と
してカウントとし、前記実績に応じて前記請求額を決定
することを特徴とするインターネット上の広告方法であ
る。
【0025】課題を解決するための手段として請求項3
の内容は、請求項1に記載のインターネット上の広告方
法であって、更に、前記伝達させた者としてカウントす
る方法を役務として提供し、前記役務の提供を受けた者
から前記役務に対する対価を受取ることを特徴とするイ
ンターネット上の広告方法である。
【0026】前記伝達させた者としてカウントする方法
とは、前記広告主に関する広告により前記広告主のWe
bサイトにアクセスした者に対し、前記広告主のWeb
サイトに掲載された情報に関する質問事項を提供し、前
記アクセスした者から報告(解答)させることにより、
前記広告主のWebサイトに掲載された情報を見た者の
みが知る情報を前記アクセスした者が入手していること
を確認し、前記アクセスした者は、前記広告主のWeb
サイトに掲載された情報を前記広告により伝達させた者
であると推定し、前記伝達させた者の数をカウントする
方法である。
【0027】つまり請求項3は、請求項1に記載のイン
ターネット上の広告方法であって、更に、前記伝達させ
た者としてカウントする方法自体を役務として提供し、
前記役務の提供を受けた者から前記役務に対する対価を
受取ることを特徴とするインターネット上の広告方法で
ある。請求項2は、前記方法に基づきカウントした前記
伝達させた者の数に応じて前記広告主に対する広告料金
の請求額を決定することを特徴とするのに対して、請求
項3は、前記方法自体を役務として提供し、前記役務に
対する対価を受取ることを特徴とする。
【0028】課題を解決するための手段として請求項4
の内容は、請求項1に記載のインターネット上の広告方
法であって、更に、前記伝達させた者としてカウントさ
れた者に、特典を与えることを特徴とするインターネッ
ト上の広告方法である。
【0029】課題を解決するための手段として請求項8
の内容は、前記特典とは、ポイント制度を用いてポイン
トを与えることを特徴とする請求項4に記載のインター
ネットの広告方法である。
【0030】課題を解決するための手段として請求項9
の内容は、前記ポイント制度は、前記ポイントに関する
情報をインターネット上で提供することが可能なこと、
インターネット上で前記ポイントを付与することが可能
なこと、獲得したポイントはインターネット上で金品又
は役務と交換することが可能なこと、獲得したポイント
はインターネットを活用して実在する店舗又は実在する
窓口にて金品又は役務と交換することが可能なこと、獲
得したポイントはインターネット上で他の者に譲渡する
ことが可能なことを特徴とする請求項8に記載のインタ
ーネットの広告方法である。
【0031】特典を与えることとは、言いかえれば、前
記伝達させた者としてカウントされた者が特典を獲得す
ることである。つまり特典を与えることは、例えば、前
記カウントされた者に直接的に特典を付与することだけ
でなく、間接的に前記伝達させた者としてカウントされ
た者が特典を受取る権利を得たことを第三者に報告(証
明)すること等も含まれる。
【0032】前記ポイントに関する情報をインターネッ
ト上で提供することとは、インターネット技術を活用し
て関係者に対して前記ポイントに関する情報を提供する
ことである。
【0033】インターネット上で前記ポイントを付与す
ることとは、インターネット技術を活用して関係者に対
して前記ポイントを付与することである。
【0034】獲得したポイントはインターネット上で金
品、役務と交換することとは、前記伝達させた者として
カウントされた者が獲得する前記ポイントに関して、イ
ンターネット技術を活用して、「前記ポイント」と「金
品又は役務」との交換がなされることである。前記「交
換する」は、他の表現として、例えば、「代金又は料金
等として消費する」「代金又は料金等として使う」「代
金又は料金等として利用する」「金品と換金又は引き換
える」等を含んでいる。
【0035】獲得したポイントはインターネットを活用
して実在する店舗又は実在する窓口にて金品又は役務と
交換するとは、前記伝達させた者としてカウントされた
者が獲得する前記ポイントに関して、インターネット技
術を活用して、実在する店舗又は実在する窓口等で、
「前記ポイント」と「金品又は役務」との交換がなされ
ることである。なお、「店舗」と「窓口」の明確な区別
はなく相互補完の関係にある。
【0036】獲得したポイントはインターネット上で他
の者に譲渡することとは、前記伝達させた者としてカウ
ントされた者が獲得する前記ポイントに関して、インタ
ーネット技術を活用して、当該ポイントが他人に譲渡さ
れることである。
【0037】以上、請求項4、請求項8、請求項9は、
前記広告主Webサイトの情報をターゲットに伝達する
ためのターゲットに対する動機づけに関する内容であ
る。請求項2又は請求項3に記載の内容を実現するため
には、ターゲットに前記広告主Webサイトへ訪問して
もらい、その上、同掲載情報を見てもらう必要がある。
このために、前記伝達させた者としてカウントされた者
に対して特典を与えるという動機づけを行う。つまりタ
ーゲットに特典を与えることにより、意図した通り、前
記広告主Webサイトの情報をターゲットに伝達するの
である。
【0038】上記特典が特にポイント制度を利用する場
合が請求項8の内容であり、更に、上記ポイント制度が
インターネット技術を活用して実施される場合が請求項
9の内容である。
【0039】課題を解決するための手段として請求項1
0の内容は、前記伝達させた者としてカウントされる者
は、前記質問事項を掲載する者が認定した登録会員又は
前記広告主が認定した登録会員に限られることを特徴と
する請求項1から4に記載のインターネット上の広告方
法である。
【0040】前記質問事項を掲載する者が認定した登録
会員又は前記広告主が認定した登録会員とは、前記質問
事項を掲載する者又は前記広告主が本発明を実施(運
営)する上で支障がないと判断する会員制度に基づく登
録会員である。前記認定した登録会員には、例えば、
1.前記質問事項を掲載する者又は前記広告主が本発明
の実施目的のため募集又は登録又は管理等する会員。
2.前記質問事項を掲載する者又は前記広告主が既に募
集又は登録又は管理等している会員。3.他者が募集又
は登録又は管理等する会員等が含まれる。
【0041】つまり、前記質問事項を掲載する者は自ら
会員制度を構築せず、他者が構築する(構築した)会員
制度を活用することもある。会員登録制度を用いる利点
は、例えば、1. 前記質問事項を掲載する者がマーケ
ティング情報として活用できる、2.会員情報を広告タ
ーゲットの絞りこみに活用できる、3.特典(ポイン
ト)制度の運用が効率化する等である。
【0042】課題を解決するための手段として請求項5
の内容は、前記広告主のWebサイトに掲載された情報
に関する質問事項は、複数種類の質問事項の中から一定
条件の下に選択された質問事項であることを特徴とする
請求項1から請求項4に記載のインターネット上の広告
方法である。
【0043】課題を解決するための手段として請求項6
の内容は、前記選択される質問事項は、前記一定条件の
下で複数選択される場合又は前記一定条件下で選択され
る数が異なる場合があることを特徴とする請求項5に記
載のWeb上の広告方法である。
【0044】課題を解決するための手段として請求項7
の内容は、前記一定条件の下に選択するとは、複数種類
の質問事項の中から、無作為に抽出すること、特定のW
ebページにアクセスした順番に応じて異なること、特
定のWebページにアクセスした回数に応じて異なるこ
と、特定のWebページにアクセスした日時に応じて異
なること、前記広告媒体を経由して前記広告主のWeb
サイトにアクセスする者に関する情報に応じて異なるこ
と、又は前記質問事項に関する実績に応じて異なること
であることを特徴とする請求項5に記載のインターネッ
トの広告方法である。
【0045】複数種類の質問事項とは、前記広告主のW
ebサイトに掲載された情報に関する複数種類(複数
個)の質問事項のことである。選択された質問事項と
は、前記複数種類の質問事項の中から選択された一つ以
上の質問事項のことである。記号等を用いて表記する。
今「前記広告主のWebサイトに掲載された情報に関す
る個々の質問事項」を元、「前記複数種類の質問事項」
を集合A、「前記選択された質問事項」を集合Bと定義
する。それぞれは、集合A={X|Xは全ての元}、集
合B={Y|Yは一部の元}、集合B⊂集合A、以上の
関係式で表すことができる。
【0046】一定条件とは、前記複数質問事項の中から
一つ以上の質問事項を選択する場合において、選択する
条件のことである。前記「一定条件」は、他の表現とし
て、例えば、「ある条件」「ある方法」「法則」「基
準」「手順」「ルール」等を含んでいる。同じく記号等
を用いて表記する。前記一定条件は、上記全体集合Aか
ら幾つかの上記元を選択して部分集号Bを作る場合にお
ける、上記元の選択基準のことである。
【0047】請求項7の内容は、前記複数質問事項の中
から一つ以上の質問事項を選択する前記一定条件に関す
る具体的な内容である。
【0048】前記特定のWebページとは、前記複数質
問事項の中から一つ以上の質問事項を選択するための前
記条件として活用するWebページである。例えば、
1.前記質問事項を掲載する者のWebサイトに含まれ
るWebページ、2.前記広告主のWebサイトに含ま
れるWebページ、3.前記質問事項を掲載する者が指
定するWebページ、4.前記広告主が指定するWeb
ページ等が含まれる。
【0049】前記一定条件として、「無作為に抽出す
る」とは、前記複数質問事項の中から一つ以上の質問事
項を無作為に抽出することである。例えば、前記特定の
Webページ等にアクセスした時点で乱数を発生させて
質問事項を選択する方法等がある。
【0050】「アクセスした順番」とは、あるWebペ
ージにアクセスした全ての者を対象に、当該Webペー
ジに先にアクセスした者から順に番号をカウントしたも
のである。例えば、ホームページ上に「あなたは○○○
人目のお客様です」等で表示される番号等である。
【0051】前記一定条件として、「アクセスした順番
に応じて異なる」とは、上記「アクセスした順番」、或
いは上記「アクセスした順番」に基づき算出される値に
応じて、前記複数質問事項の中から選択する一つ以上の
質問事項が異なることである。つまり、上記「アクセス
した順番」、或いは上記「アクセスした順番」に基づき
算出される値に基づき、一つ以上の質問事項を決定する
ことである。
【0052】「アクセスした回数」とは、あるWebペ
ージに同一の者がアクセスした回数のことである。上記
「アクセスした順番」と上記「アクセスした回数」の相
違点は、上記「アクセスした順番」は、あるWebペー
ジがアクセスされた回数であり、一方、上記「アクセス
した回数」は、ある者がアクセスした回数である。
【0053】前記一定条件として、「アクセスした回数
に応じて異なる」とは、上記「アクセスした回数」、或
いは上記「アクセスした回数」に基づき算出される値に
応じて、前記複数質問事項の中から選択する一つ以上の
質問事項が異なることである。つまり、上記「アクセス
した回数」、或いは上記「アクセスした回数」に基づき
算出される値に基づき、一つ以上の質問事項を決定する
ことである。
【0054】「アクセスした日時」とは、あるWebペ
ージにアクセスした日時のことである。例えば、YYY
Y年MM月DD日HH時MM分SS秒等で表現する。
【0055】前記一定条件として、「アクセスした日時
に応じて異なる」とは、上記「アクセスした日時」、或
いは上記「アクセスした日時」に基づき算出される値に
応じて、前記複数質問事項の中から選択する一つ以上の
質問事項が異なることである。つまり、上記「アクセス
した日時」、或いは上記「アクセスした日時」に基づき
算出される値に基づき、一つ以上の質問事項を決定する
ことである。
【0056】「アクセスする者に関する情報」とは、あ
るWebページにアクセスする者に関する情報のことで
ある。上記「アクセスする者に関する情報」には、例え
ば、アクセスする者に関する個人情報、アクセスする者
に関するアクセス履歴情報等が含まれる。
【0057】前記一定条件として、「アクセスする者に
関する情報に応じて異なる」とは、上記「アクセスする
者に関する情報」、或いは上記「アクセスする者に関す
る情報」に基づき算出される値に応じて、前記複数質問
事項の中から選択する一つ以上の質問事項が異なること
である。つまり、上記「アクセスする者に関する情
報」、或いは上記「アクセスする者に関する情報」に基
づき算出される値に基づき、一つ以上の質問事項を決定
することである。
【0058】「前記質問事項に関する実績」とは、ある
質問事項に関する過去の実績のことである。上記「前記
質問事項に関する実績」には、例えば、「当該質問事項
が複数種類の質問事項の中から選択された回数」「当該
質問事項が解答された回数」「当該質問事項の解答率
(解答回数/選択回数)」「当該質問事項の正解率(正
解数/解答数)」等が含まれる。前記「アクセスする者
に関する情報」における過去の実績(解答履歴等)と前
記「前記質問事項に関する実績」の相違点は、前者は、
ある者が複数の質問事項に対して解答した実績であり、
一方、後者は、ある質問事項が全ての者に対して解答等
された実績である。
【0059】前記一定条件として、「前記質問事項に関
する実績に応じて異なる」とは、上記「前記質問事項に
関する実績」、或いは上記「前記質問事項に関する実
績」に基づき算出される値に応じて、前記複数質問事項
の中から選択する一つ以上の質問事項が異なることであ
る。つまり、上記「前記質問事項に関する実績」、或い
は上記「前記質問事項に関する実績」に基づき算出され
る値に基づき、一つ以上の質問事項を決定することであ
る。
【0060】以上、請求項5、請求項6、請求項7は、
不正防止策に関する内容である。上記不正とは、例え
ば、ある者が広告主Webサイトにアクセスすることな
く、他人から、当該質問事項に関する解答情報等を入手
し当該質問事項を解答(正解)して、当該質問事項を提
供した者に対して、あたかも前記伝達させた者であるか
のようになりすまし、前記特典を受取ること等である。
上記不正を行う理由は、簡単に特典を獲得するためであ
る。
【0061】上記不正が成立するということは、本発明
が根底(請求項1)から崩れるということである。この
対策として前記広告主のWebサイトに掲載された情報
に関する質問事項を多数用意する。つまり、仮にある者
がある質問事項の解答情報を事前に不正に入手していて
も、多数の質問事項の中から前記質問事項と異なる質問
事項をその者に提供すれば、その者は入手した解答情報
を利用することができないのである。この仕組みによっ
てなりすましを防止する。
【0062】上記対策に関連して、請求項5は、複数の
質問事項(質問事項群)を作成しておき、そのうちのど
れかを解答させるために提供するという内容である。請
求項6は、上記提供する質問事項の数はバラエティーに
富んでいるという内容である。請求項7は、上記複数の
質問事項から上記提供する質問事項を選択する方法に関
する内容である。
【0063】課題を解決するための手段として請求項1
1の内容は、前記広告主のWebサイトにアクセスする
者が一覧するために、前記Webサイトにアクセスする
者が必要とする情報又は前記Webサイトにアクセスす
る者が必要とする情報の見出しとなる情報を、特定のW
ebページに集約して記述すること特徴とする請求項1
から4に記載のインターネット上の広告方法である。
【0064】前記特定のWebページとは、前記Web
サイトにアクセスする者が必要とする情報又は前記We
bサイトにアクセスする者が必要とする情報の見出しと
なる情報等の情報を集約して掲載するためのWebペー
ジである。前記特定のWebページには、例えば、前記
質問事項を掲載する者のWebサイト上のWebペー
ジ、前記質問事項を掲載する者が指定する他者のWeb
ページ等が含まれる。
【0065】課題を解決するための手段として請求項1
2の内容は、前記広告主のWebサイトにアクセスする
者が必要とする情報とは、前記質問事項を掲載する者に
関する情報、前記広告主のWebサイトにアクセスする
者に関する情報、前記広告主に関する情報、前記広告主
が広告しようとする内容に関する情報、前記質問事項に
関する情報、前記特典に関する情報、前記ポイント制度
に関する情報、前記広告主のWebサイトにアクセスす
る者へのヘルプ情報、前記質問事項を掲載する者からの
情報、前記広告主のWebサイトにアクセスする者同士
の連絡情報、又は前記広告主のWebサイトにアクセス
する者に対して提供する広告関連以外の情報の一つ以上
を含む情報であることを特徴とする請求項11に記載の
インターネット上の広告方法である。
【0066】前記広告主のWebサイトにアクセスする
者に対して提供する広告関連以外の情報とは、前記アク
セスする者が前記特定のWebページを利用するうえ
で、前記アクセスする者の利便性向上等のために提供す
る一般的な情報のことである。
【0067】
【発明の実施の形態】(0.目次)発明の実施の形態は
以下の構成で記述してある。0.目次、1.はじめに、
2.発明全体に関するモデル業務フロー、3.請求項7
に関する数値を用いた実施例、4.発明全体に関する擬
似体験モデル、5.各請求項別付記事項、6.その他フ
ロー及び数値を用いた実施例、7.補足
【0068】1.はじめに
【0069】本発明は、実現化された機能(技術、アプ
ローチ等)及び周知の機能等を前提としている。図1
は、本発明及び本発明の前提となる基礎機能とを示した
ものである。なお、本発明の実施の形態として以下は、
会員登録制度及びポイント制度を用いた例である。また
理解のため、発明の実施の形態は業務全体から記述す
る。
【0070】「発明の実施の形態」記述上、登場する当
事者(主体)を以下のように定義する。1.請求項1を
実施する者(前記質問事項を提供する者、或いは、前記
伝達させた者の数をカウントする者)を「確認者」と定
義する。2.前記広告主Webサイトを宣伝広告する業
務に関して実際に前記広告主と契約する者を「広告代理
店」と定義する。3.会員登録制度(会員の募集・登録
・運用・管理等)を実施する者を「会員情報管理者」と
定義する。本発明では、広告代理店自らが「確認者」で
ある場合、及び「広告代理店」とは別の組織(企業、機
関等)が「確認者」である場合を想定している。また
「確認者」が自ら「会員情報管理者」である場合、及び
「確認者」とは別の組織が「会員情報管理者」である場
合を想定している。なお、「会員情報管理者」はポイン
ト制度を運営するものと定義する。
【0071】2.発明全体に関するモデル業務フロー
【0072】実施の形態は、当事者数や機能別に幾つか
のモデルがある。基本的には次のA〜Eの方式に集約す
ることが可能である。A.「確認者」及び「会員情報管
理者」が広告代理店である方式、B.「確認者」は広告
代理店であり「会員情報管理者」は当該広告代理店とは
別の組織である方式、C.「確認者」及び「会員情報管
理者」が同一組織であり広告代理店とは別の組織である
方式、D.「会員情報管理者」は広告代理店であり「確
認者」は当該広告代理店とは別の組織である方式、E.
「確認者」及び「会員情報管理者」が広告代理店とは別
の二つの組織である方式である。厳密には、上記各方式
は、ポイント制度の実施主体別に細分化可能であるが、
前述のように便宜上、全て「会員情報管理者」がポイン
ト制度を実施するものとする。以下、本発明の全体像を
把握するため上記各方式における業務フローを記述す
る。
【0073】A方式の場合、「広告主」、「広告代理店
(確認者,会員情報管理者)」「会員」の3つの主体が
存在する。業務フローは図2、三者の関連は図7に示し
た。広告代理店(確認者,会員情報管理者)と会員は、
一読確認制度(請求項1)の実施に係わるポイント制度
の契約(請求項4及び請求項8)をする。以下、図2に
従い時系列に説明する。
【0074】広告代理店(確認者,会員情報管理者)
は、請求項2に基づき広告主と契約する(プロセス100,
300)。契約の成立後、両者はコンテンツ(質問事項の
内容等)、対象者となる会員、付与ポイント、実施期間
等を検討する(プロセス101,102,301)。具体的には、
宿題画面(図14)のコンテンツの制作である。「宿題
画面」は、各案件ごとの質問事項を掲載する画面であ
り、(複数種類の質問事項から選択された)質問事項及
び同解答欄、付与ポイント、実施期間等の情報を提供す
る画面である。コンテンツ完成後、広告代理店(確認
者,会員情報管理者)は、会員第一画面(図12)及び
案件情報一覧画面(図13)に当該広告の広告タイトル
等を追加更新し、宿題画面をアップロードする(プロセ
ス103)。「会員第一画面」は、会員向けのホームペー
ジである。「案件情報一覧画面」は、提供されている全
ての広告案件の情報を一覧で掲載する画面である。会員
第一画面と案件情報一覧画面は相互にリンクされてい
る。また、案件情報一覧画面上の広告タイトルは全て当
該広告の宿題画面へとリンクされている。また、宿題画
面及び案件情報一覧画面でバナー等を使用する場合は、
広告主からGIFファイル等の提供を受ける(プロセス30
3)。
【0075】会員は、案件情報一覧画面(図13)上の
案件情報(広告タイトル)を参照する。対象となる会員
は案件ごとに抽出(プロセス101,102)するため、会員
ごとに案件情報一覧画面上の案件情報は異なる。つまり
会員属性を基準にターゲットの絞込みを実施する。会員
が広告タイトルを選択する(プロセス203,204)と当該
広告に関する宿題画面(図14)が表示される(プロセ
ス205)。会員は宿題画面にて広告主旨や質問事項の難
易度及び獲得ポイント等条件を確認しチャレンジする場
合は広告主Webサイトへ進む(プロセス206)。
【0076】会員は広告主Webサイトの情報に目を通
し質問事項の解答を得る(プロセス207)。つまり広告
主は、新たに当該目的のために広告主Webサイト上に
質問事項に関連する記述を用意するか、広告主Webサ
イト上に元々存在する情報により、会員が直接的に、或
いは間接的に解答を導き出すことが可能な状況を実現さ
せる必要がある(プロセス307)。会員は、宿題画面
(図14)上の解答欄に解答を入力(記述又は選択)す
る(プロセス208)。広告代理店(確認者,会員情報管理
者)は、質問事項(入力内容)を自動チェックする(プ
ロセス109)。以上の宿題画面からの一連作業が請求項
1である。
【0077】広告代理店(確認者,会員情報管理者)
は、意図した通り広告主Webサイトの情報を一読した
会員(質問事項に解答(正解)した会員)に対してポイ
ントを与える(プロセス111,112)。会員との間の本制
度が請求項4及び請求項8である。会員は累積ポイント
等を案件情報一覧画面(図13)上等で確認することが
可能である。また、適宜、広告代理店(確認者,会員情
報管理者)は広告主に対して進捗状況等を報告する(プ
ロセス110,310)。
【0078】B方式の場合、「広告主」、「広告代理店
(確認者)」「会員情報管理者」「会員」の4つの主体
が存在する。業務フローは図3、4者の関連は図8に示
した。広告代理店(確認者)、会員情報管理者、会員の
三者は、一読確認制度(請求項1)の実施に係わるポイ
ント制度の契約(請求項4及び請求項8)をする。以
下、図3に従い時系列に説明する。
【0079】広告代理店(確認者)は、請求項2に基づ
き広告主と契約する(プロセス100,300)。契約の成立
後、広告代理店(確認者)及び広告主はコンテンツ(質
問事項の内容)、対象者となる会員、付与ポイント、実
施期間等を検討する(プロセス101,102,301)。ここで
会員情報管理者は、広告代理店(確認者)に対して対象
者抽出のために会員情報を提供する(プロセス502,10
2)。以下、広告代理店(確認者)が、質問事項(入力
内容)を自動チェックする(プロセス109)までA方式
と同様である。A方式と同様に宿題画面からの一連作業
が請求項1である。
【0080】広告代理店(確認者)は、意図した通り広
告主Webサイトの情報を一読した会員(質問事項の解
答が正解であった会員)の情報を会員情報管理者に報告
する(プロセス110,510)。そして会員情報管理者は当
該会員のポイントを加算する(プロセス511,512)。業
務提携に基づき、広告代理店(確認者)及び会員情報管
理者が会員に対して実施するポイント制度が請求項4及
び請求項8である。会員は累積ポイント等を案件情報一
覧画面(図13)上等で確認することが可能である。ま
た、適宜、広告代理店(確認者)は広告主に対して進捗
状況等を報告する(プロセス110,310)。
【0081】C方式の場合、「広告主」、「広告代理
店」「確認者(会員情報管理者)」「会員」の4つの主
体が存在する。業務フローは図4、4者の関連は図9に
示した。確認者(会員情報管理者)は会員登録制度とポ
イント制度を経営資源として保有し、その顧客は広告主
ではなく広告代理店である。確認者(会員情報管理者)
と会員は、一読確認制度(請求項1)の実施に係わるポ
イント制度の契約(請求項4及び請求項8)をする。以
下、図4に従い時系列に説明する。
【0082】確認者(会員情報管理者)は、広告代理店
と請求項3に基づき契約する(プロセス400,100)。広
告代理店は、請求項2に基づき広告主と契約する(プロ
セス100,300)。契約の成立後、広告代理店及び広告主
はコンテンツ(質問事項の内容)、対象者となる会員、
付与ポイント、実施期間等を検討する(プロセス101,30
1)。その方針に従い確認者(会員情報管理者)は、会
員の中から対象者を抽出する(プロセス402)。同時に
確認者(会員情報管理者)は、宿題画面(図14)のコ
ンテンツの制作する。コンテンツ完成後、確認者(会員
情報管理者)は、会員第一画面(図12)及び案件情報
一覧画面(図13)に当該広告の広告タイトル等を追加
更新し、宿題画面をアップロードする(プロセス40
3)。また、宿題画面及び案件情報一覧画面でバナー等
を使用する場合は、広告主(広告代理店経由)からGIF
ファイル等の提供を受ける(プロセス303)。
【0083】以下、広告代理店が確認者である方式(A
方式及びB方式)と基本的に同様である。A方式及びB
方式との相違点は、広告主と契約する広告代理店が自ら
「確認者」とならない部分である。
【0084】請求項に対応させる整理する。請求項1:
確認者(会員情報管理者)が宿題画面(図14)等を作
成し、会員からの質問事項の解答(応答)をもらい確認
するまでの一連作業である。請求項2:請求項1の役務
を活用した広告方法に関する広告代理店と広告主との契
約である。請求項3:請求項1の役務に関する確認者
(会員情報管理者)と広告代理店との契約である。請求
項4及び請求項8:請求項1に基づく確認者(会員情報
管理者)と会員とのポイント制度を活用した契約であ
る。
【0085】D方式の場合、「広告主」、「広告代理店
(会員情報管理者)」「確認者」「会員」の4つの主体
が存在する。業務フローは図5、4者の関連は図10に
示した。C方式と同様、確認者の顧客は広告主ではなく
広告代理店であるが、他社(広告代理店)の経営資源
(会員登録制度及びポイント制度)を活用する。確認
者、広告代理店(会員情報管理者)、会員の三者は、一
読確認制度(請求項1)の実施に係わるポイント制度の
契約(請求項4及び請求項8)をする。以下、図5に従
い時系列に説明する。
【0086】確認者は、広告代理店と請求項3に基づき
契約する(プロセス400,100)。広告代理店は、請求項
2に基づき広告主と契約する(プロセス100,300)。契
約の成立後、広告代理店及び広告主はコンテンツ(質問
事項の内容)、対象者となる会員、付与ポイント、実施
期間等を検討する(プロセス101,301)。その方針に従
い確認者は、会員の中から対象者を抽出する(プロセス
402)。ここで広告代理店(会員情報管理者)は、確認
者に対して対象者抽出のために会員情報を提供する(プ
ロセス102,402)。同時に確認者は、宿題画面(図1
4)のコンテンツの制作する。コンテンツ完成後、確認
者は、会員第一画面(図12)及び案件情報一覧画面
(図13)に当該広告の広告タイトル等を追加更新し、
宿題画面をアップロードする(プロセス403)。また、
宿題画面及び案件情報一覧画面でバナー等を使用する場
合は、広告主(広告代理店経由)からGIFファイル等の
提供を受ける(プロセス303)。
【0087】以下、C方式と基本的に同様である。C方
式との相違点は、「確認者」自身が会員情報管理者でな
いため、広告代理店(会員情報管理者)が会員とのポイ
ント制度を実施する点である。
【0088】請求項に対応させる整理する。請求項1:
確認者が宿題画面(図14)等を作成し、会員からの質
問事項の解答(応答)をもらい確認するまでの一連作業
である。請求項2:請求項1の役務を活用した広告方法
に関する広告代理店(会員情報管理者)と広告主との契
約である。請求項3:請求項1の役務に関する確認者と
広告代理店(会員情報管理者)との契約である。請求項
4及び請求項8:請求項1に基づく確認者、広告代理店
(会員情報管理者)、会員の三者間のポイント制度を活
用した契約である。
【0089】E方式の場合、「広告主」、「広告代理
店」「確認者」「会員情報管理者」「会員」の5つの主
体が存在する。業務フローは図6、5者の関連は図11
に示した。D方式との相違点は活用する他社資源(会員
登録制度及びポイント制度)が顧客である広告代理店の
ものではない点である。確認者、会員情報管理者及び会
員の三者は、一読確認制度(請求項1)の実施に係わる
ポイント制度の契約(請求項4及び請求項8)をする。
以下、図6に従い時系列に説明する。
【0090】確認者は、広告代理店と請求項3に基づき
契約する(プロセス400,100)。広告代理店は、請求項
2に基づき広告主と契約する(プロセス100,300)。契
約の成立後、広告代理店及び広告主はコンテンツ(質問
事項の内容)、対象者となる会員、付与ポイント、実施
期間等を検討する(プロセス101,301)。その方針に従
い確認者は、会員の中から対象者を抽出する(プロセス
402)。ここで会員情報管理者は、確認者に対して対象
者抽出のために会員情報を提供する(プロセス502,40
2)。同時に確認者は、宿題画面(図14)のコンテン
ツの制作する。コンテンツ完成後、確認者は、会員第一
画面(図12)及び案件情報一覧画面(図13)に当該
広告の広告タイトル等を追加更新し、宿題画面をアップ
ロードする(プロセス403)。また、宿題画面及び案件
情報一覧画面でバナー等を使用する場合は、広告主(広
告代理店経由)からGIFファイル等の提供を受ける(プ
ロセス303)。
【0091】以下、広告代理店が確認者でない方式(C
方式及びD方式)と基本的に同様である。C方式及びD
方式との相違点は、確認者及び広告代理店以外に会員情
報管理者が存在し、会員とのポイント制度を実施する点
である。
【0092】請求項に対応させる整理する。請求項1:
確認者が宿題画面(図14)等を作成し、会員からの質
問事項の解答(応答)をもらい確認するまでの一連作業
である。請求項2:請求項1の役務を活用した広告方法
に関する広告代理店と広告主との契約である。請求項
3:請求項1の役務に関する確認者と広告代理店との契
約である。請求項4及び請求項8:請求項1に基づく確
認者、会員情報管理者、会員の三者間のポイント制度を
活用した契約である。
【0093】上記の全ての方式において、システムが解
答状況をリアルタイムに監視する。従って解答済みの案
件は、広告タイトルに「解答済み」マーク等をつけ、同
一会員が再度解答することを禁止する。また、解答者数
をカウントし実施期間を自動制御する。
【0094】上記の全ての方式において、会員からの質
問事項の解答が誤っていた場合は、1.再入力とする。
2.間違いとして受付ける(ポイント無)。等が考えら
れ、各案件ごと状況に応じて設定する。
【0095】上記の全ての方式に関して、会員が広告主
Webサイトを参照せず解答を入手し、「一読した」よ
うになりすます手法への対策が請求項5〜請求項7の内
容である。
【0096】なお、文中及び図2〜図11上の全プロセ
ス(100から512)に関して、100番台は広告代理店、200
番台は会員、300番台は広告主、400番台は確認者、500
番台は会員情報管理者の処理を表し、兼任する場合は数
値の少ない方に統一する。(例えば、広告代理店(確認
者)は100番台、確認者(会員情報管理者)は400番台)
また、会員第一画面(図12)は、会員向けポータルサ
イトを志向する。
【0097】3.請求項7に関する数値を用いた実施
例、
【0098】本発明に基づく「一読保証型インターネッ
ト広告」を実施する広告代理店MH社が、自動車メーカ
ーP社から依頼を受けた。広告期間は3ヶ月(全国発売
日前1ヶ月発売後2ヶ月)、広告商品は新型車(4WD
ワゴン)、訴求内容は新機能、広告のターゲットは会員
から抽出した約30,000人、契約一読保証人数は前記30,0
00人中の10,000人(一人一回)である。ターゲットへの
情報の伝達度は「一読レベル」である。なお広告期間3
ヶ月は標準時間であり、読保証人数に満たない場合は最
大1ヶ月の延長を行う。また広告期間中に一読保証人数
に達した場合はその週末を以って期間終了とする。(料
金設定のサンプル:図16及び図17)
【0099】広告代理店MH社は、不正防止対策として
宿題画面(図14)に載せる質問事項を複数用意する。
まず質問事項を決定するためのクライアントP社との打
合せをする。ヒアリングの結果、1.広告対象のWeb
ページ及び情報量が少ない、2.質問事項は宣伝として
効果的なもの、とういう制約(条件)があり、多数の質
問事項の作成を諦め、最終的に次の6個となった。質問
事項A, 質問事項B, 質問事項C, 質問事項D, 質問事項E,
質問事項Fである。さらに、1. 不正対策、2. 対象
のWebページ数及び情報量、3.どの程度読ませる
(見せる)のか?、4.付与ポイント数等を総合的に考
慮し、上記6個のうち常時2個を宿題画面(図14)に
載せることとした。(作成数6,設定数2)。
【0100】以下の内容は、宿題画面(図14)に載せ
る上記組合せ(「PT1」〜「PT15」)の選択(決定)方
法に関して広告代理店MH社が計画しクライアントP社
の承認を得た方法である。(なお便宜上1ヶ月は30日と
し、広告期間は90日とする)
【0101】質問事項2個の組合せは、AB,AC,AD,AE,A
F,BC,BD,BE,BF,CD,CE,CF,DE,DF,EFの15通りである。
各パターン(以下、PT)を「PT1」はAB,「PT2」はAC,
「PT3」はAD,「PT4」はAE,…,「PT14」はDF,「PT15」は
EFと対応させる。
【0102】広告代理店MH社は、ターゲットを年齢に
より、23-28歳、29-33歳、34-39歳の三つに分類した。
(全ターゲットは23-39歳である)構成比率は各約33
%、約33%、約33%である。同様に住所により、北海道
東北、関東、中部近畿、中国四国九州の四つに分類し
た。構成比率は各約10%、約30%、約40%、約20%であ
る。この結果、ターゲットを最終的に12通り分類し分類
1〜分類12とした。分類1は北海道東北-23-28歳、分類
2は北海道東北-29-33歳、分類3は北海道東北-34-39
歳、分類4は関東-23-28歳、分類5は関東-29-33歳、分
類6は関東-34-39歳、分類7は中部近畿-23-28歳、分類
8は中部近畿-29-33歳、分類9は中部近畿-34-39歳、分
類10は中国四国九州-23-28歳、分類11は中国四国九
州-29-33歳、分類12は中国四国九州-34-39歳である。
また上記各区分をAグループとBグループに無作為に2
等分する。(分類1A〜分類12Bまでの24グループ)
【0103】開始日(1日目)〜開始15日目:各分類
A(分類1A〜分類12Aまで12グループ)に対して広告
案件を掲載する。宿題画面(図14)上の質問事項の組
合せは、各ターゲットが当該画面にアクセスした日時に
応じて、1日目:PT1(AB)、2日目:PT10(CD)、3
日目:PT15(EF)、4日目:PT2(AC)、5日目:PT9
(BF)、6日目:PT13(DE)、7日目:PT5(AF)、8
日目:PT7(BD)、9日目:PT11(CE)、10日目:PT3
(AD)、11日目:PT8(BE)、12日目:PT12(C
F)、13日目:PT4(AE)、14日目:PT6(BC)、1
5日目:PT14(DF)と日替わりに掲載する。
【0104】開始16日目〜開始30日目:各分類Aに
対する掲載を一時中断する。一方各分類B(分類1B〜
分類12Bまで12グループ)に対して広告案件を掲載す
る。各分類Bに対する宿題画面(図14)上の質問事項
の組合せは、上記15日目まで各分類Aに実施した方法
と同様である。
【0105】開始31日目〜開始60日目:各分類Aに
対する掲載を再開する。つまり全分類(分類1A〜分類1
2Bまで24グループ)に対して広告案件を掲載する。宿
題画面(図14)上の質問事項の組合せは、各ターゲッ
トが当該画面にアクセスした回数(開始日を起算日)に
応じて、1回目:PT1(AB)、2回目:PT10(CD)、3
回目:PT15(EF)、4回目:PT2(AC)、5回目:PT9
(BF)、6回目:PT13(DE)、7回目:PT5(AF)、8
回目:PT7(BD)、9回目:PT11(CE)、10回目:PT3
(AD)、11回目:PT8(BE)、12回目:PT12(C
F)、13回目:PT4(AE)、14回目:PT6(BC)、1
5回目:PT14(DF)(以降繰返し)とする。但し同日の
アクセスは1回とカウントする。(ターゲットから見れ
ば日替わりである)
【0106】開始61日目〜終了予定日(90日目):
引き続き全分類(分類1A〜分類12Bまで24グループ)
に対して広告案件を掲載する。宿題画面(図14)上の
質問事項の組合せは、各グループ単位で開始日〜開始60
日までの期間中、解答率の高い組合せ上位5パターンを
除いた残り10パターンを各グループごとアクセスした日
時に応じて解答率の低い方から日替わりに3回通り(10
×3=30)掲載する。(例えば、分類1AではPT10→PT15
→PT2→PT9→PT5→PT7→PT11→PT3→PT8→PT14、分類1
BではPT10→PT2→PT15→PT7→PT9→PT5→PT11→PT3→P
T6→PT1、分類2AではPT2→PT10→PT15→PT6→PT3→PT1
1→PT5→PT9→PT7→PT4と日替わりに掲載)
【0107】開始91日目〜打切日(120日目):延
長期間であるため仕組みは単純にする。引き続き全分類
(分類1A〜分類12Bまで24グループ)に対して広告案
件を掲載する。宿題画面(図14)上の質問事項の組合
せは、各ターゲットが当該画面にアクセスする都度、全
組合せ(PT1〜PT15)からランダムに抽出する。つまり
ターゲットが1日に数十回もアクセスし直せば任意の組
合せを選びだすことが可能である。
【0108】延長期間中のランダム抽出に関して補足す
る。同方法は不正防止という観点で多少支障があるが以
下を考慮しての計画である。1.延長期間であるため、
まず目標(保証人数10,000人)を達成する必要がある。
2.広告案件掲載開始から相当時間が経過しており、既
に意欲的なターゲットは解答済みである。つまり同期間
の解答者は積極的と言えず不正を行わない可能性が高
い。3.同期間前は日替わりで掲載していたため、同期
間中がランダム抽出であることに気づき難い。4.広告
案件掲載開始から相当時間が経過しており、同期間に解
答する者は既に何度か広告主Webサイトに訪問した可
能性が高い。つまり不正を行ったとしてもある程度目的
を達成している。5.広告主Webサイト同様、質問事
項も有益な情報であり露出の価値はある。つまりランダ
ム抽出であることを知られたとしても有益である。
【0109】実施結果及び広告代理店MH社の不正対策
の評価は以下の通りである。開始30日目の時点で、約
7,000人から解答(正解)があった。ターゲットの分類
別では各分類Bが約55%、各分類Aが約45%であった。
しかし、質問事項の組合せの重複は同一分類間において
設定していないことから、各分類B>各分類Aの理由は
案件自体の認知によるものであり解答情報の伝達による
ものではない。開始60日目の時点で、合計約9,000人
から解答(正解)があった。当期間(31日目から60
日目間)の解答(正解)は約2,000人である。残りター
ゲット数は約21,000人である。ターゲットの分類別では
各分類Bが約52%、各分類Aが約48%であった。当期間
において、解答(正解)時のアクセス回数の最大値は9
回目であった。従って、{PT3、PT8、PT12、PT4、PT6、
PT14}は一度も掲載されることは無かった。また、最も
解答が多かったのは3回目のPT15であった。以上から不
正を試みたターゲットは非常に少ないと考えられる。開
始85日目に解答(正解)が目標の10,000人を突破し
た。翌日の86日目に案件の掲載を終了した。各グルー
プ全て解答率のバラツキは誤差の範囲であった。開始6
0日目までに不正が実施されていない証拠である。
【0110】4.発明全体に関する擬似体験モデル
【0111】本発明により想定される活動を擬似体験と
して、広告代理店及び登録会員等の各立場で記述する。
なお広告代理店は確認者及び会員情報管理者を兼任する
(上記A方式)。
【0112】A社は、自社が管理運営するWebサイト
上で広告主Webサイトの宣伝を実施する広告代理店で
ある。顧客は、全国の製造業・サービス業である。パソ
コンの世帯普及率の上昇とポイント制度の評判により会
員数は全国に数十万人と急増中である。さらに先月パブ
リシティで取上げられたのを契機に、引合や問合せ件数
も増え、現在実施中の広告案件は30本を越えている。A
社は、クライアントからの指定や広告案件に応じて、タ
ーゲットを会員の中から絞り込み、自社Webサイト上
にて広告宣伝業務を実施している。会員は、A社の案件
情報一覧画面(図13)で、自身に提供されている広告
のタイトル、ポイント数等のサマリーを確認する。続い
て宿題画面(図14)参照後、広告主Webサイトを参
照し、その主旨等を宿題画面に解答(入力)することで
A社からポイントを得る。獲得ポイントは解答する度に
蓄積され、現時点の利用可能ポイント数は案件情報一覧
画面にて確認する。
【0113】S市在住の会社員のX氏は、知人の紹介に
よりA社の会員となった。最近、新発売の缶コーヒーの
広告(広告主製造元)、旅行関連各種予約サイトの宣伝
(広告主運営会社)、新型ノートパソコンのPR(広告
主メーカー)の問題(宿題画面)に挑戦した。旅行関連
各種予約サイトの宣伝のキーワード問題は難問であり、
獲得ポイントは平均の倍以上であった。X氏は、累積ポ
イントが1000ポイントを超えたので、職場で引換商品情
報を参照してから、必要情報をプリントアウトし、帰宅
途中、コンビニエンスストアにて500ポイントの音楽C
Dを手に入れた。帰宅後、仮想書店で書籍を数冊購入
し、代金として残ポイントを全て使い不足分はキャッシ
ュカードでの引き落としとした。就寝前、A社の案件情
報一覧画面に新着の広告案件が1件あった。
【0114】A社はインターネット広告業界においては
後発であるが、立上げ時からの「会員制ポイント制度」
で差別化を図り一部からの評価を得ていた。現在、「一
読保証型広告制度」と銘打った同制度でシェア拡大に意
欲的であり、大手広告代理店との業務提携にも乗り出す
構えだ。
【0115】5.各請求項別付記事項
【0116】請求項1に関して、前記広告主のWebサ
イトに掲載された情報は、例えば、広告主が民間企業の
場合は、会社案内、求人情報、商品/製品/サービスに
関する情報、イベントに関する情報、取引に関する情
報、広報、IR情報、社会貢献活動に関する情報等であ
る。広告主が行政機関等の場合は、組織/業務に関する
情報、諸手続きに関する情報、官報、採用情報、お知ら
せ/催し物に関する情報等である。また情報の形態とし
ては、文書(文字)情報、静止画像情報、動画像情報、
音楽/音声情報等である。
【0117】請求項1に関して、前記質問事項は、前記
広告の対象となるWebページ上に掲載された情報(前
記広告主が広告しようとする情報)に関する質問事項と
すると効果的である。つまり広告メッセージ(訴求内
容)に関連した質問事項を前記広告主等の関係者で検討
するとよい。
【0118】請求項1に関して、前記質問事項は、前記
質問事項を提供する者が用意するWebサイト上に掲載
する(前記質問事項を提供する者は、自身のWebサイ
ト上で前記質問事項を掲載する)と効果的である。ま
た、前記質問事項の出題の形式は、自由に設定できる。
例えば、記述式、択一(選択)式、正誤問題等から適当
な形式を選ぶとよい。
【0119】請求項1に関して、前記質問事項の難易度
は、広告の目的や広告主Webサイトの情報量等を考慮
し、各案件ごと前記広告主等の関係者で検討するとよ
い。例えば、前記広告主Webサイトに訪問し掲載され
た情報を熟読しなければ解答が得られないレベル(熟読
レベル)から、商品名等の前記広告主Webサイト上に
訪問すれば簡単に解答が得られるレベル(参照レベル)
まで自由に設定可能である。本発明のタイトルは、目を
通した程度で解答が得られるレベル(一読レベル)から
引用している。
【0120】請求項1に関して、前記質問事項の解答
は、前記質問事項を提供する者が用意するWebサイト
に前記質問事項に対する解答欄等を設け、前記アクセス
した者に同解答欄を入力させるようにすると便利であ
る。なお解答(応答)が誤っていた場合、1.再入力、2.
誤りとして受付(前記伝達させた者としない)のどちら
で実施するかは運用上の問題であるが、各案件ごとに関
係者で決定するとよい。
【0121】請求項1に関して、前記伝達させた者の数
をカウントする際の取り決めとして、以下の2つの方法
が一般的に存在する。方式1: 同一広告案件につき、
同一ターゲットを2回以上カウントしない方式、方式
2:同一広告案件につき、延べ人数(件数)として同一
ターゲットを何度もカウントする方式である。本発明は
どちらの方式でも実施可能である。一般的には同一案件
につき「一人一回」と設定する方式1を採用する。上記
方法2は特別なケースに実施する方法である。
【0122】請求項1に関して、上記取り決めとして上
記方式1を採用する主な理由は、通常、一定期間に同一
広告主が同一情報を同一ターゲットに何度も広告する必
要はないからである。(何度も見てもらう必要はあるか
も知れないが、費用をかけて何度も広告する必要はない
からである)。つまり、重要且つ有効なのは多くのター
ゲットに情報を伝達することであり、従って、同一ター
ゲットが同一広告(案件)の質問事項に何度も解答(正
解)し、カウントすることは適切でない。
【0123】請求項1に関して、上記取り決めとして上
記方式1を実施する方法は、最初の例として、ターゲッ
トがある広告案件に関する質問事項を解答(正解)した
場合、同ターゲットに対して、当該案件に関する質問事
項を非表示にする方法が有効である。質問事項を提供す
る者は各ターゲットの案件ごとの解答実績が判るので、
各ターゲット単位に未解答の案件情報だけ提供する。つ
まり解答(正解)済み案件に関する質問事項又は同案件
情報ごと非表示にすることにより再入力を規制すること
により、重複してカウントすることを防止する。また、
解答(正解)済み案件には解答済みマーク等を必要に応
じてつける。
【0124】請求項1に関して、上記取り決めとして上
記方式1を実施する方法は、2つ目の例として、ターゲ
ットがある広告案件に関する質問事項を解答(正解)し
た場合、再度、同ターゲットから、同案件に関する質問
事項の解答(正解)があっても、カウントしないという
方法も有効である。質問事項を提供する者は各ターゲッ
トの案件ごとの解答実績が判るので、解答(応答)時に
チェックする。つまり同一案件に関する質問事項に複数
回解答(正解)することを規制することにより、重複し
てカウントすることを防止する。同様に、解答(正解)
済み案件には解答済みマーク等を必要に応じてつける。
【0125】請求項1に関して、上記取り決めとして上
記方式2を採用する特別なケースは、例えば、広告主等
が一定期間に同一情報を同一ターゲットに何度も広告す
る必要性を認識しているケースである。つまり、同一タ
ーゲットが同一広告(案件)の質問事項に何度も解答
(正解)することは有効であり、従って、同一ターゲッ
トが同一広告(案件)の質問事項に何度も解答(正解)
でき、全て有効なものとしてカウントするケースであ
る。
【0126】請求項1に関して、上記取り決めとして上
記方式2を採用する特別なケースは、具体的には、例え
ば、1.同一広告(案件)ではあるが、伝達すべき情報
量が多いため、広告対象を分割して数度にわたり広告す
るケース。2.同一広告(案件)ではあるが、伝達すべ
き情報を頻繁に更新するため、長期的且つ定期的に広告
するケース。3.同一広告(案件)ではあるが、視点を
変えた質問事項を設定しターゲットに対して多面的なメ
ッセージを送るケース。4.同一広告(案件)ではある
が、繰返し広告して、ターゲットに確実にメッセージを
送るケース等である。上記同一広告(案件)を一連の幾
つか広告案件として分割して扱えば、上記方法1により
実施することも可能である。(上記ケースを同一広告
(案件)として実施する場合、上記方法1では実施不可
能である)
【0127】請求項1に関して、上記取り決めとして上
記方式2を実施する方法は、例えば、あらかじめ前記広
告主Webサイトに掲載された情報に関する複数種類の
質問事項を用意し、期間をずらして異なる質問事項を提
供する方法が有効である。なぜなら一種類の質問事項だ
けの場合、あるターゲットが前記広告媒体を経由して前
記広告主Webサイトを何度見たのかを判断することは
できないからである。つまり期間をずらして異なる質問
事項を提供することにより、ターゲットは、新たな異な
る質問事項が提供される都度、前記広告媒体を経由して
前記広告主Webサイトを見なければ解答を得られない
からである。上記方法により、あるターゲットが同一案
件の異なる時期に掲載した異なる内容の質問事項を解答
(正解)した場合、当該ターゲットを延べ人数として都
度カウントする。なお、方法2における同一質問事項へ
の重複カウントの防止は、上記方法1での2つの手法
(非表示及び入力エラー)を採用すればよい。
【0128】請求項1に関して、上記方式2の実施例の
補足として、例えば、あるターゲットが前記広告主We
bサイトの情報を複写し自身で保持するケースでは、前
記広告主Webサイトに再度アクセスすることなく、前
記複写情報を参照して新規質問事項に対して解答(正
解)することが可能となる場合もあるが、同ケースは再
度前記広告主Webサイトにアクセスしたことと同等と
考えてよい
【0129】請求項2に関して、広告料金の支払い先
は、例えば、広告媒体を所有等する者(メディア)、メ
ディアと広告主の仲介をする広告代理店等がある。
【0130】請求項2に関して、広告料金の設定方法の
一例として、例えば、次の2つの要素から構成する方法
が考えられる。1.ターゲット数(前記カウントした伝
達させた者の数)、2.情報の伝達度合(上記「レベ
ル」)である。つまり情報伝達の「広さ」と「深さ」で
ある。但し、広告対象Webページ数、及び対象Web
ページの複雑度等も考慮する必要もある。
【0131】請求項2に関して、カウントした伝達させ
た者の数は、上記請求項1の部分に記述した通り、カウ
ントする際の取り決めに応じて、例えば、1.アクセス
した者の人数(同一の者は重複して数えない)、2. ア
クセスした者の延べ人数(同一の者は重複して数える)
等である。本発明はどちらも実施可能であるが一般的に
は前者を採用するとよい。
【0132】請求項3に関して、前記役務の提供を受け
る者は、例えば、前記役務を活用した広告方法により前
記広告主の広告を実施する広告媒体を所有等する者(メ
ディア)、前記広告主と前記役務を活用した広告方法に
より契約する広告代理店等がある。つまり前記メデイア
等が、前記役務を提供する者(前記前記質問事項を掲載
する者/前記伝達させた者としてカウントする者)へ、
前記役務に関して業務委託等する場合である。
【0133】請求項3に関して、役務の提供者は、例え
ば、前記メディア、前記広告代理店等に代わり(代行し
て)、前記広告により、前記広告主のWebサイトに掲
載された情報を伝達させた者をカウントする者である。
【0134】請求項5に関して、複数種類の質問事項の
中から質問事項を選択するということは、例えば、複数
種類の質問事項をあらかじめ用意し、実際にWebペー
ジ上には掲載する質問事項と掲載しない質問事項を前記
一定条件で決定する方法が効果的である。さらに、パー
ソナライズ(カスタマイズ)機能を高度に活用すると効
果的である。
【0135】請求項9に関して、ポイントに関する情報
は、例えば、ポイント制度に関する情報(制度に関する
情報、FAQ等)、広告案件ごとの獲得ポイント数に関
する情報、現累積ポイント数に関する情報(現在交換可
能なポイント数等)、獲得ポイントの履歴情報、ポイン
ト利用情報(獲得ポイントの交換等に関する情報)等が
考えられる。
【0136】請求項9に関して、前記ポイントに関する
情報をインターネット上で提供する方法は、例えば、W
ebサイト上に前記ポイントに関する情報を掲載するこ
と、電子メールにより前記ポイントに関する情報を配信
する方法等が含まれる。前記Webサイトをパーソナラ
イズ(カスタマイズ)することにより、前記Webペー
ジにアクセスする個人ごとにパーソナライズされた情報
を掲載することも可能である。
【0137】請求項9に関して、インターネット上で前
記ポイントを付与する方法は、例えば、前記ポイントを
与える者は、前記カウントされた者に関するポイント情
報を更新(獲得分加算)し、更に、前記カウントされた
者(前記ポイントを獲得した者)が、前記情報の更新を
Web上で確認する方法等が含まれる。なお、前記ポイ
ント(数)は累積することが可能である。
【0138】請求項9に関して、インターネット上で金
品及び役務との交換する方法は、例えば電子商取引(e-
Commerce)を活用する方法が有効である。例えば「B2
C」(Business to Consumer)、「C2C」(Consumer
to Consumer)及び「C2G」(Consumer to Governme
nt)、「料金等支払」等を活用する方法がある。逆に個
人(消費者)が主体でなく企業経営の色が濃い「e-busi
ness」や企業間の取引である「B2B」(Business to
Business) 及び官公需等に係わる「B2G」(Busines
s to Government)等は活用するケースがやや少ないと
思われる。なお、上記「料金等支払」は、上記「B2
C」以外の「個人から事業者へキャッシュの流れる形
態」を全て含んでいる。
【0139】請求項9に関して、前記B2Cは、例え
ば、Webサイト上に商店を構えて消費者に商品等を販
売する仮想商店(Virtual Shop)及び仮想商店が軒を連
ねる仮想商店街(Virtual Mall)等を利用すること等
が含まれる。なお仮想商店は、オンラインショップ(On
line Shop)、オンラインストア(Online Store)、サ
イバーショップ(Cyber Shop)、サイバーストア(Cybe
r Store)、ウェブショップ(Web Shop)、ウェブスト
ア(Web Store)等と同様、仮想商店は、オンラインモ
ール(Online Mall)、サイバーモール(Cyber Mal
l)、ウェブモール(WebMall)、電子モール(e-Shoppi
ng Mall)等と同様の意味で用いている。
【0140】請求項9に関して、本発明が前記B2Cで
取扱う商品又はサービスは、前記仮想商店等がインター
ネット上で取扱う全てのものである。一例は、食料品、
衣類、日用品、書籍、趣味、芸術品、各種専門品、車、
不動産、権利、各種チケット、トラベル、金融商品、有
料コンテンツ(有料情報、著作物、コンサルティング、
学習(CAI)等)等である。本発明では比較的安価なも
のが現実的である。
【0141】請求項9に関して、前記B2Cを活用する
と、例えば、上記ポイントを獲得した者が、仮想商店で
何かを購入する時、代金等の支払の全部又は一部に上記
ポイントを利用するということが可能になる。
【0142】請求項9に関して、前記C2Cは、例え
ば、Webサイト上で消費者間が取引を行うオークショ
ン等を利用すること等が含まれる。
【0143】請求項9に関して、前記C2Cを活用する
と、例えば、上記ポイントを獲得した者が、オークショ
ンで何かを購入する時、出品者に対して支払う代金等の
全部又は一部に上記ポイントを利用するということが可
能になる。又は、オークションに何かを出品した場合、
オークションを運営する主催者に対して支払う手数料等
の全部又は一部に上記ポイントを利用するということが
可能になる。
【0144】請求項9に関して、前記C2Gは、例え
ば、Webサイト上で消費者(市民)が国・都道府県・
市町村・関連団体、公益機関等に対して料金、手数料、
税金等を支払う(支払う)こと等が含まれる。
【0145】請求項9に関して、本発明が前記C2Gで
取扱う商品又はサービスは、前記組織がインターネット
上での支払を(今後)認める全てのものである。一例
は、各種税金、各種手数料、各種登録料金、電気ガス水
道等公共料金、NHK受信料金、国家試験等受験料金、
各種罰則金、年金、公設施設等利用料金、公営住宅等家
賃、郵便貯金積立金、政府系共済金等である。
【0146】請求項9に関して、前記C2Gを活用する
と、例えば、上記ポイントを獲得した者が、市役所で公
文書の発行を申請する場合、手数料の全部又は一部に上
記ポイントを、インターネット上で利用するということ
が可能になる。
【0147】請求項9に関して、上記「料金等支払」
は、Webサイト上で消費者(利用者)が代金等を支払
うことである。上記「B2C」との相違点は事業者とイ
ンターネットとの関係である。上記「B2C」における
事業者は、Webサイト上で商品又はサービス等を展示
或いは販売する。(事業者にとってインターネットは販
売チャネルである)一方、上記「代金等支払」における
事業者は、必ずしも、Webサイト上で商品又はサービ
ス等を展示或いは販売しない。(事業者にとってインタ
ーネットは事業内容等である)(但し、便宜上「B2
C」に含まれないと考えられる領域を「代金等支払」で
カバーしただけである。)
【0148】請求項9に関して、本発明が前記「代金等
支払」で取扱う商品又はサービスは、一例は、電話通話
通信料金、ISP(Internet Services Provider)の接続
料金(含付帯サービス)、ASP(Application Service P
rovider)へのソフトウェア利用料金、広告宣伝料金、
受信料金(CS、BS、ケーブルTV等)、金融機関等
への支払/掛金、その他支払等である。(ポイントを換
金化するサービスもここに含まれる。)本発明ではイン
ターネットと親和性が高いものが効果的である。
【0149】請求項9に関して、実在する店舗又は実在
する窓口は、例えば、上記「店舗」及び「窓口」の代表
的なものとして、コンビニエンスストア、専門店、スー
パーマーケット、ドラッグストア、百貨店、ショッピン
グセンター、ディスカウントストア、ホームセンター、
ホテル等宿泊施設、レストラン等外食産業、カラオケ等
娯楽施設、旅行代理店、チケットセンター、施設入場
(入園)券発売窓口、公共料金支払窓口、切符売り場、
金融機関、行政機関の窓口、医療福祉機関、自動販売機
等である。つまり上記店舗及び上記窓口とは、消費者或
いは生活者として出費する場所全てを含んでいる。本発
明ではインターネットと親和性が高いものが効果的であ
る。
【0150】請求項9に関して、金品及び役務との交換
を実現するためには、他企業等との業務提携(協業)が
重要となる。他企業等とは、上記B2Cでは各仮想商店
等、上記C2Cではオークション主催者等、上記C2G
では行政等、上記「代金等支払」では通信事業者等、上
記「実在する店舗」等ではコンビニエンスストア等であ
る。つまり前記企業等は、本発明の「加盟店」或いは
「ビジネスパートナー」と呼ぶこともできる。前記「加
盟店」等の情報システムとはインターネット等で結ばれ
る。
【0151】請求項7に関して、実際の運用において、
1. 確認者は何種類の質問事項を用意する必要があるの
か、2.そのうち何種類の質問事項を同時に掲載するの
か、3.どの選択方法を活用するのか(複数の方法を合
わせて使うのか)等の詳細は、当該広告主Webサイト
から設定可能な質問事項の数、質問事項の難易度と特典
の規模とのバランス、確率統計的な要素などを考慮して
各案件ごとに決定するとよい。また、メール等での伝達
では不可能な解答等を設定したり、対象者全員に一斉に
案件を実施(開始)しないという方法も不正防止対策と
して効果的である。
【0152】請求項11に関して、特定のWebページ
は、例えば、前記質問事項を掲載する者のホームページ
とし、同ホームページのポータルサイト化を目指す方向
もある。同ホームページにアクセスした者のニーズをワ
ンストップに満たすようになれば、同ホームページの価
値はより高くなる。
【0153】請求項12に関して、前記質問事項を掲載
する者に関する情報は、例えば、会社案内、募集情報、
業務概要、連絡先等の情報である。
【0154】請求項12に関して、前記広告主のWeb
サイトにアクセスする者に関する情報は、例えば、アク
セスする者が会員登録制度の会員の場合は会員情報等も
含まれる。その他に、解答実績、現累積ポイント等も含
まれる。
【0155】請求項12に関して、前記広告主に関する
情報は、例えば、会社案内、業務概要、商品(製品)案
内、キャンペーン情報、連絡先等である。
【0156】請求項12に関して、前記広告主が広告し
ようとする内容に関する情報は、例えば、広告案件に関
する情報である。前記「前記広告主に関する情報」は、
広告主自体の全般的な紹介であるのに対して、「前記広
告主が広告しようとする内容に関する情報」は、当該広
告案件のサマリー情報等である。
【0157】請求項12に関して、前記質問事項に関す
る情報は、例えば、前記質問事項の内容、前記質問事項
のサマリー情報、前記質問事項のタイトル(同質問事項
へのリンク情報)、前記質問事項の解答形式(選択式、
記述式等)に関する情報、前記質問事項の難易度(要す
る時間等)に関する情報、前記質問事項に付加する特典
に関する情報、前記質問事項に解答(応答)期限、前記
質問事項に解答(応答)する場合の特記事項等である。
【0158】請求項12に関して、前記特典に関する情
報は、例えば、前記特典制度に関する情報、特典利用可
能な加盟店に関する情報、前記特典を提供するスポンサ
ー等に関する情報、特別キャンペーン等に関する情報、
その他前記特典に関する注意事項等である。
【0159】請求項12に関して、前記ポイント制度に
関する情報は、例えば、前記ポイント制度に関する情
報、前記ポイント利用情報(交換商品、製品、サービ
ス、取扱店舗等)、前記ポイント制度のスポンサー等に
関する情報、特別キャンペーン等に関する情報、その他
前記ポイントに関する注意事項等である。
【0160】請求項12に関して、前記ヘルプ情報は、
例えば、前記質問事項の解答(応答)方法等の操作手続
きに関する情報、FAQ、その他トラブルシューティン
グに関する情報等である。
【0161】請求項12に関して、前記質問事項を掲載
する者からの情報は、例えば、本制度の規則に関する情
報、新規案件情報、業務変更/停止等に関する情報、各
種イベント/キャンペーンに関する情報等である。
【0162】請求項12に関して、前記アクセスする者
同士の連絡情報は、例えば、相互のコミュニケーション
の向上を図るために用意する情報又は設置する場等であ
る。掲示板、チャット等が含まれる。
【0163】請求項12に関して、前記アクセスする者
に対して提供する広告関連以外の情報は、例えば、ニュ
ース、トピックス、天気予報、地図、辞書、株価、ラン
キング、新譜情報、新刊情報、劇画情報、ゲーム、プレ
ゼント、ショッピング、クラブ活動、スポーツ、趣味、
占い、スクール、テレビ、グルメ、おすすめ情報等が含
まれる。また、上記のコンテンツをパーソナライズ(カ
スタマイズ)することにより、利用者の利便性や満足度
が向上させることができる。
【0164】請求項12に関して、上記特定のWebペ
ージを前記アクセスする者ごとパーソナライズ(カスタ
マイズ)すると効果的である。例えば、前記アクセスす
る者単位に異なる広告案件に関する情報を表示すること
(ターゲッテング)、同一案件であっても、異なる質問
事項を掲載(上記不正防止策)することが可能になる。
【0165】6.その他フロー及び数値を用いた実施例
【0166】請求項1に関連するプロセスに関して、前
述「モデル業務フロー」に倣って、具体例により補足す
る。以下は、「確認者A」が「広告主B」を確認者Aの
ホームページ上にバナー広告を貼りつけて広告する場合
を例としてあげている。
【0167】(1)「確認者A」は、ホームページ上に
バナー広告a(リンク先:次画面)を貼り、次画面に
は、広告主BのWebサイトに掲載された情報に関する
質問事項及び同解答欄を掲載する。さらに次画面には、
バナー広告b(リンク先:広告主BのWebページ)も
貼る。前記質問事項は、「確認者A」が「ターゲットが
広告主BのWebページを見たかどうか」を判断するた
めの手段である。前記質問事項の内容は、「広告主Bが
ターゲットに何を伝えたいのか、或いは、何を理解させ
たいのか」等を考慮して決定する。
【0168】(2) ターゲットがバナー広告aをクリ
ックすると次画面が表示される。ターゲットは次画面上
の前記質問事項を確認した上で、同画面上のバナー広告
bをクリックし広告主BのWebページにアクセスす
る。
【0169】(3)ターゲットは、広告主BのWebペ
ージに掲載された情報を一読して、前記質問事項の解答
を得る。逆に言えば、ターゲットが広告主BのWebペ
ージを一読すれば、解答を見出せるよう前記質問事項を
設定する。(ターゲットが前記質問事項の解答を探すう
ちに、広告主BのWebページを一読するという本末転
倒な状況でも構わない)ターゲットは、解答を見つけた
ことを「確認者A」に報告するため、前記次画面上の前
記解答欄に解答を入力する。
【0170】(4)「確認者A」はターゲットが入力し
た情報を確認して、正解であれば、当該ターゲットは自
身の広告を見て、広告主Bの情報を一読したと判断し、
当該ターゲットをカウントする。
【0171】請求項1、請求項3、請求項4及び請求項
10等に関連するプロセスに関して、前述「モデル業務
フロー」に倣って、具体例により補足する。
【0172】(1) 広告代理店は一読保証制度に基づ
く契約を広告主と交わす。(2)前記広告代理店は一読
保証の基本である一読確認方法(質問事項を提供して解
答したものは一読したものと見なす方法)の実施を「確
認者」に依頼する。(3)「確認者」は会員に対して前
記広告主Webサイトに掲載された情報に関する質問事
項を提供する。(4)「確認者」は前記広告代理店の用
意した広告媒体を経由して前記広告主Webサイトを見
た会員の数をカウントする。(5)前記広告代理店は前
記質問事項に解答(正解)した会員数に応じた広告料金
を前記広告主に請求する。(6)「確認者」は前記広告
代理店から対価を受取る。(7)「確認者」は前記質問
事項に解答(正解)した会員に特典を与える。
【0173】請求項9に関連するプロセスに関して、前
述「モデル業務フロー」に倣って、具体例により補足す
る。以下は、ポイントを交換(消費)しようとする者を
A氏、ポイントを譲渡しようとする者をB氏、ポイント
をB氏から受取る者をC氏とする。(ポイント制度に関
する資料:図15)
【0174】(獲得ポイントをインターネット上で金品
又は役務と交換するプロセス:例)A氏は、前記加盟店
Webページ上の商品を「買物かご」に入れる。A氏
は、配達先情報及び本人確認情報を兼ねたフォームに必
要事項を入力し、代金等支払方法に関して「一読保証型
ポイント」を選択する。A氏は、前記入力内容等を確認
し購入ボタンを押下する。当該加盟店は、A氏の身分と
利用可能ポイント数を「確認者」に対して照会し、当該
商品の利用ポイント数が当該利用可能ポイント数の範囲
であることを確認する。当該加盟店は、A氏に対する当
該商品の発送手続きを開始すると同時に、「確認者」に
対してA氏に関するポイント利用情報を発信する。「確
認者」は上記「加盟店」より当該利用情報(氏名、利用
ポイント数等)を受取り、A氏のポイント情報を更新
(減算)する。A氏は、自身の上記「現累積ポイント
数」や上記「獲得ポイントの履歴情報」が更新(減算)
されたことをインターネット上で確認する。「加盟店」
及び「確認者」の上記プロセスは全てシステム的にリア
ルタイムに実施する。また「加盟店」「確認者」間の決
済等は決済機関を通じはバッチで行う。なお商品でなく
サービスの場合も同様である。
【0175】(インターネットを活用して、獲得ポイン
トを実在する店舗又は実在する窓口にて金品又は役務と
交換するプロセス:例1)A氏は、ブラウザ上で自身の
ポイント情報(氏名、利用可能ポイント数、現在日時
等)をプリンタで印刷(出力は可読のテキスト形式及び
バーコード情報等)し携帯する。加盟店において、A氏
は(ポイント利用対象)商品を見つけ、キャッシュカウ
ンターにて当該商品並びに上記出力媒体(紙)を提示す
る。当該加盟店は、バーコード(スキャナーが場合手打
ち)をスキャンし、A氏の身分と利用可能ポイント数を
「確認者」に対して照会し、当該商品の利用ポイント数
が当該利用可能ポイント数の範囲であることを確認す
る。(上記出力媒体上には、利用可能ポイント数が出力
れているが確認は必要)当該加盟店は、A氏に当該商品
を販売(ポイントと交換)し、「確認者」に対してA氏
に関するポイント利用情報(利用者、利用ポイント数
等)を発信する。(以下、上記インターネット上での利
用と同様)なお「訪問販売等」の場合も同様である。
【0176】(インターネットを活用して、獲得ポイン
トを実在する店舗又は実在する窓口にて金品又は役務と
交換するプロセス:例2)A氏は、ブラウザ上で自身の
ポイント情報(氏名、利用可能ポイント数、現在日時
等)を携帯電話、PHS、パーム型PC等PDA(Pers
onal Digital Assistance)にダウンロード(ダウンロ
ード時暗号化)する。加盟店において、A氏は(ポイン
ト利用対象)商品を見つけ、キャッシュカウンターにて
当該商品並びに前記PDAを提示する。当該加盟店は、
専用端末等を利用し、前記PDAから当該ポイント情報
を入力し、A氏の身分と利用可能ポイント数を「確認
者」に対して照会し、当該商品の利用ポイント数が当該
利用可能ポイント数の範囲であることを確認する。(以
下上記プロセス(例1)と同様)
【0177】(獲得ポイントをインターネット上で他の
者に譲渡するプロセス:例)「確認者」は自身Webサ
イト上のWebページ上に、他人にポイントを譲渡しよ
うとする者がポイントの譲渡を申込むための記入欄を設
置(掲載)する。当該記入欄には、譲渡する者に関する
情報、譲渡される(貰い受ける)者に関する情報、譲渡
ポイント数等の記入事項がある。B氏は、上記Webペ
ージにアクセスし上記記入欄に必要事項を入力する。
「確認者」は、当該入力内容を確認する。確認する内容
は、記入事項の入力形式及び内容の妥当性(譲渡ポイン
トが利用可能ポイント数の範囲であるか、譲渡対象者に
関する情報等)等である。「確認者」は、B氏のポイン
ト情報を更新(減算)すると同時に、C氏のポイント情
報を更新(加算)する。当事者(B氏及びC氏)は、自
身の上記「現累積ポイント数」や上記「獲得ポイントの
履歴情報」が更新されたことをインターネット上で確認
する。「確認者」は当事者に対して上記譲渡手続に関す
る完了報告を電子メール等で行う。「確認者」の上記プ
ロセスは全てシステム的にリアルタイムに実施する。
【0178】請求項7の一定条件としての各手法の数値
を用いた補足説明(例)を以下に記述する。
【0179】(無作為に抽出する手法)上記質問事項を
掲載するWebページにアクセスしたタイミングで、表
示される質問事項が決定する手法がある。(作成済質問
事項A〜Dから2つ又は3つを選択する場合を例とす
る。)
【0180】(同手法:例1)ある者が上記質問事項を
掲載するWebページにアクセスするタイミングで、0
から9の乱数を発生させる。結果が0は質問事項{A
B}を選択、結果が1は質問事項{AC}を選択、結果
が2は質問事項{AD}を選択、結果が3は質問事項
{BC}を選択、結果が4は質問事項{BD}を選択、
結果が5は質問事項{CD}を選択、結果が6は質問事
項{ABC}を選択、結果が7は質問事項{ABD}を
選択、結果が8は質問事項{ACD}を選択、結果が9
は質問事項{BCD}を選択する。
【0181】(アクセスした順番を用いる手法)上記質
問事項を掲載するWebページに、今回アクセスした順
番で、表示される質問事項が決定する手法がある。(作
成済質問事項A〜Dから2つを選択する場合を例とす
る。)
【0182】(同手法:例1)上記アクセスした順番が
99番までは質問事項{AB}を選択、100番〜199番まで
は質問事項{AC}を選択、200番〜299番までは質問事
項{AD}を選択、300番〜399番までは質問事項{B
C}を選択、400番〜499番までは質問事項{BD}、50
0番〜599番までは質問事項{CD}を選択する(以降、
繰返し)。
【0183】(同手法:例2)上記アクセスした順番を
6で除した余りに対応させ、余り0は質問事項{AB}
を選択、余り1は質問事項{AC}を選択、余り2は質
問事項{AD}を選択、余り3は質問事項{BC}を選
択する(以降同様)。(上記アクセスした順番が241番
のとき、241÷6=40余り1なので、質問事項{AC}を
選択)また、上記アクセスした順番の特定の桁を利用し
て選択する方法もある。
【0184】(アクセスした回数を用いる手法)上記質
問事項を掲載するWebページに、アクセスした回数
で、表示される質問事項が決定する手法がある。(作成
済質問事項A〜Cから幾つかを選択する場合を例とす
る。)
【0185】(同手法:例1)初めて(1回目)のアク
セスでは質問事項{A}を選択、2回目のアクセスでは
質問事項{B}を選択、3回目のアクセスでは質問事項
{C}を選択、4回目のアクセスでは質問事項{AB}
を選択、5回目のアクセスでは質問事項{AC}を選
択、6回目のアクセスでは質問事項{BC}を選択、7
回目以降のアクセスでは質問事項全て選択する。
【0186】(同手法:例2)上記アクセスした回数を
3で除した余りに対応させ、余り0は質問事項{AB}
を選択、余り1は質問事項{AC}を選択、余り2は質
問事項{BC}を選択する。(上記アクセスした回数が
3回目のとき、3÷3=1余り0なので、質問事項{AB}
を選択)また、上記アクセスした回数の特定の桁を利用
して選択する方法もある。
【0187】なお、同一の者が何度当該Webページに
アクセスしてもアクセスした回数をカウントしない期間
(時間)を設けることもある。さらに、上記回数は任意
の期間で設定することもできる。(つまり任意の日時を
基準に1回からカウントし始めることもできる。)
【0188】(アクセスした日時を用いる手法)上記質
問事項を掲載するWebページに、今回アクセスした日
時で、表示される質問事項が決定する手法がある。(作
成済質問事項A〜Cから1つを選択する場合を例とす
る。)
【0189】(同手法:例1)アクセスした日時が前記
広告掲載から5日目までは質問事項{A}を選択、アク
セスした日時が前記広告掲載から5日目以降10目までは
質問事項{B}を選択、10日目以降は質問事項{C}を
選択する(以降、5日ごとにA,B,Cの繰返し)。
【0190】(同手法:例2)平日(8:00〜20:00)
は{A}、平日(20:00〜8:00)は{B}、休日は
{C}を選択する。
【0191】(同手法:例3)上記アクセスした日時の
「分」を3で除した余りに対応させ、余り0は質問事項
{A}を選択、余り1は質問事項{B}を選択、余り2
は質問事項{C}を選択する。(上記アクセスした日時
が西暦200X年08月12日18時05分00秒のとき、5÷3=1余
り2なので、質問事項{C}を選択)
【0192】(アクセスする者に関する情報を用いる手
法)上記質問事項を掲載するWebページにアクセスす
る者に関する情報で、表示される質問事項が決定する手
法がある。(作成済質問事項A〜Cから1つを選択する
場合を例とする。)
【0193】(同手法:例1)上記アクセスする者に関
する情報として前記アクセスした者が最近1ヶ月に解答
(正解)した質問事項数を用いる。解答(正解)数が0
件は質問事項{A}を選択、解答(正解)数が1件は質
問事項{B}を選択、解答(正解)数が2件は質問事項
{C}を選択する(以降、A,B,Cの繰返し)。
【0194】(同手法:例2)前記アクセスした者の電
話番号(都市部か地方かの区別として意味がある情報)
を用いる。電話番号の局番が2桁(03、06等)の場合は
質問事項{A}を選択、電話番号の局番が3桁(044、04
5等)の場合は質問事項{B}を選択、電話番号の局番
が4桁以上の場合は質問事項{C}を選択する。
【0195】(同手法:例3)上記アクセスする者に関
する情報として前記アクセスする者の会員番号の下2桁
を用いる。下2桁を3で除した余りに対応させ、余り0
は質問事項{A}を選択、余り1は質問事項{B}を選
択、余り2は質問事項{C}を選択する。
【0196】(同手法:例4)前記アクセスする者の氏
名を用いる。氏名の先頭一文字(漢字、かな、アルファ
ベット等)のデータの数値を3で除した余りに対応さ
せ、余り0は質問事項{A}を選択、余り1は質問事項
{B}を選択、余り2は質問事項{C}を選択する。デ
ータの数値とは、文字コード (Character Code:例え
ば、JISコード、ASCII、EBCDIC、EUC等)である。通常、
2バイト系文字なら「0000」〜「FFFF」のうち一つの16
進数に対応している。氏名に限らず、住所、職業、家族
構成、その他会員情報として蓄積されている情報は全
て、コンピュータ上においては数値化されているので活
用することが可能である。
【0197】(前記質問事項に対する過去の実績を用い
る手法)上記質問事項の解答実績で、表示される質問事
項が決定する手法がある。同手法を実施する場合、まず
前述の他の手法(無作為抽出、アクセスした順番/回数
等による選択等)により選択する。なぜなら、初めは、
実績(選択回数/解答回数等)が蓄積されていないから
である。同手法は、初めから実施するのではなく、フィ
ードバックする情報(過去の実績)をが溜まってから
(以降)の手法である。解答(応答)をリアルタイムに
監視することにより、直前の結果をリアルタイムに反映
させることもある。(作成済質問事項A〜Dから2つを
選択する場合を例とする。)
【0198】(同手法:例1):100回までは無作為に
抽出し、101回目〜200回目は前回までの選択回数に基づ
き決定、201回目〜300回目の選択は再び無作為抽出、30
1回目〜400回目は再び前回までの選択回数に基づき決定
する(以降、100回ごと繰返し)。100回目までの無作為
抽出の結果は、ABが20回、ACが15回、ADが10回、
BCが20回、BDが20回、CDが15回で合計100回であ
った。質問事項単位では、質問事項Aの選択回数は45
回、質問事項Bの選択回数は60回、質問事項Cの選択回
数は50回、質問事項Dの選択回数は45回である。ここで
101回目は、100回までで最も選択回数が少ない質問事項
A(45回)と質問事項D(45回)に決定、102回目も、1
01回目までで最も選択回数が少ない質問事項A(46回)
と質問事項D(46回)に決定する(以降同様)。一定期
間/回数(本例では100回単位)、同方法を実施するこ
とにより選択される質問事項の偏りが減少する。
【0199】(同手法:例2)100回までは無作為に抽
出し、101回目以降は前回までの組合せ単位の解答率に
基づき決定する。100回目までの組合せ単位で解答率
は、ABが25%(解答数5回/掲載回数20回)、ACが2
7%(解答数4回/掲載回数15回)、ADが40%(解答数
4回/掲載回数10回)、BCが35%(解答数7回/掲載回
数20回)、BDが20%(解答数4回/掲載回数20回)、
CDが40%(解答数6回/掲載回数15回)であった。こ
こで101回目は、100回までで最も解答率の低いBDに決
定、101回目は解答されBDは24%(解答数5回/掲載回
数21回)、102回目も、101回目までで依然として最も解
答率の低いBDに決定する(以降同様)。同方法を実施
することにより時間推移とともに難易度の高い(パスの
比率が高いということは難しい質問)出題が実施され
る。
【0200】(同手法:例3):6回までは順番(A
B、AC、AD、BC、BD、CD)に選択する。7回
目は直前(6回目)に選択された組合せ(CD)を除い
た5通り(AB、AC、AD、BC、BD)から無作為
に選択する。8回目は直前(7回目)に選択された組合
せを除いた5通りから無作為に選択する(以降同様)。
同方法を実施することにより連続して同じ組合せの質問
事項が選択されることを防ぐことができる。
【0201】7.補足
【0202】本発明の記述において、1. Webペー
ジ、2.Webサイト、3.ホームページを以下のように区
別して使用した。1.Webページ:WWWシステムを
使ってインターネット上で公開されている文書である。
Webブラウザに一度に表示されるデータのまとまり
で、テキストデータやHTMLによるレイアウト情報、
文書中に埋め込まれた画像や音声、動画などから構成さ
れる。2.Webサイト:複数のWebページのまとま
り。3.ホームページ:Webサイトの中で最初に表示
されるWebページ(トップページ)。
【0203】本発明の記述において、前記質問事項に対
して「解答する」の表記に関して以下のように区別して
使用する。1.「解答(応答)する」:前記質問事項に
答(応)える(正解/不正解は問わない)。2.「解答
(正解)する」:前記質問事項に答(応)え正解する。
3.「解答(不正解)する」:前記質問事項に答(応)
え正解しない、又は入力エラー等になる。なお、単に
「解答する」とした場合、原則、前記「解答(正解)す
る」を指す。また、名詞として「解答」と表記する場
合、原則、質問事項に対する「解答の内容(情報)」又
は「正解の情報」である。
【0204】
【発明の効果】発明の効果は、合理的な広告料金の設定
により顧客満足度が向上することである。本発明の基本
方針は、宣伝広告の責任範囲の明確化であり、情報がタ
ーゲットに確実に伝達することである。本発明により価
格設定の選択肢がより広がり、広告主は状況に応じた適
切な方式を選択することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の領域と本発明のベースとなる機能を模
式的に現したものである。
【図2】本発明おける実施形態を主体別のフローで表し
たものである。図7と対応する。
【図3】本発明おける実施形態を主体別のフローで表し
たものである。図8と対応する。
【図4】本発明おける実施形態を主体別のフローで表し
たものである。図9と対応する。
【図5】本発明おける実施形態を主体別のフローで表し
たものである。図10と対応する。
【図6】本発明おける実施形態を主体別のフローで表し
たものである。図11と対応する。
【図7】本発明の主体及び業務間の連携を表したもので
ある。図2と対応する。
【図8】本発明の主体及び業務間の連携を表したもので
ある。図3と対応する。
【図9】本発明の主体及び業務間の連携を表したもので
ある。図4と対応する。
【図10】本発明の主体及び業務間の連携を表したもの
である。図5と対応する。
【図11】本発明の主体及び業務間の連携を表したもの
である。図6と対応する。
【図12】第一画面(ホームページ)の一例である。
【図13】第二画面(広告第一画面/案件情報一覧画
面)の一例である。
【図14】第三画面(広告第二画面/宿題画面)の一例
である。
【図15】ポイント制度に関する資料である。
【図16】価格設定のサンプル(表)である。
【図17】価格設定のサンプル(注記)である。
【符号の説明】
100〜112:広告代理店の業務フロー 203〜212:会員の行動のフロー 300〜310:広告主の業務フロー 400〜412:確認者(請求項1の確認者)の業務フロー 500〜512:会員情報管理者の業務フロー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540P

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネット上の広告媒体で広告主のW
    ebサイトを広告するインターネット広告方法におい
    て、前記広告主に関する広告により前記広告主のWeb
    サイトにアクセスした者に対し、前記広告主のWebサ
    イトに掲載された情報に関する質問事項を提供し、前記
    広告主のWebサイトにアクセスした者から前記質問事
    項の解答があった場合に、前記広告により前記広告主の
    Webサイトにアクセスした者は、前記広告主のWeb
    サイトに掲載された情報を前記広告により伝達させた者
    であると推定することによって、前記伝達させた者の数
    をカウントすることを特徴とするインターネット上の広
    告方法
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインターネット上の広告
    方法であって、更に、前記カウントした伝達させた者の
    数に応じて、前記広告主に対する広告料金の請求額を決
    定することを特徴とするインターネット上の広告方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のインターネット上の広告
    方法であって、更に、前記伝達させた者としてカウント
    する方法を役務として提供し、前記役務の提供を受けた
    者から前記役務に対する対価を受取ることを特徴とする
    インターネット上の広告方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のインターネット上の広告
    方法であって、更に、前記伝達させた者としてカウント
    された者に、特典を与えることを特徴とするインターネ
    ット上の広告方法。
  5. 【請求項5】前記広告主のWebサイトに掲載された情
    報に関する質問事項は、複数種類の質問事項の中から一
    定条件の下に選択された質問事項であることを特徴とす
    る請求項1から請求項4に記載のインターネット上の広
    告方法。
  6. 【請求項6】前記選択される質問事項は、前記一定条件
    の下で複数選択される場合又は前記一定条件下で選択さ
    れる数が異なる場合があることを特徴とする請求項5に
    記載のWeb上の広告方法。
  7. 【請求項7】前記一定条件の下に選択するとは、複数種
    類の質問事項の中から、無作為に抽出すること、特定の
    Webページにアクセスした順番に応じて異なること、
    特定のWebページにアクセスした回数に応じて異なる
    こと、特定のWebページにアクセスした日時に応じて
    異なること、前記広告媒体を経由して前記広告主のWe
    bサイトにアクセスする者に関する情報に応じて異なる
    こと、又は前記質問事項に関する実績に応じて異なるこ
    とであることを特徴とする請求項5に記載のインターネ
    ットの広告方法
  8. 【請求項8】前記特典とは、ポイント制度を用いてポイ
    ントを与えることを特徴とする請求項4に記載のインタ
    ーネットの広告方法。
  9. 【請求項9】前記ポイント制度は、前記ポイントに関す
    る情報をインターネット上で提供することが可能なこ
    と、インターネット上で前記ポイントを付与することが
    可能なこと、獲得したポイントはインターネット上で金
    品又は役務と交換することが可能なこと、獲得したポイ
    ントはインターネットを活用して実在する店舗又は実在
    する窓口にて金品又は役務と交換することが可能なこ
    と、獲得したポイントはインターネット上で他の者に譲
    渡することが可能なことを特徴とする請求項8に記載の
    インターネットの広告方法。
  10. 【請求項10】前記伝達させた者としてカウントされる
    者は、前記質問事項を掲載する者が認定した登録会員又
    は前記広告主が認定した登録会員に限られることを特徴
    とする請求項1から4に記載のインターネット上の広告
    方法。
  11. 【請求項11】前記広告主のWebサイトにアクセスす
    る者が一覧するために、前記Webサイトにアクセスす
    る者が必要とする情報又は前記Webサイトにアクセス
    する者が必要とする情報の見出しとなる情報を、特定の
    Webページに集約して記述すること特徴とする請求項
    1から4に記載のインターネット上の広告方法。
  12. 【請求項12】前記広告主のWebサイトにアクセスす
    る者が必要とする情報とは、前記質問事項を掲載する者
    に関する情報、前記広告主のWebサイトにアクセスす
    る者に関する情報、前記広告主に関する情報、前記広告
    主が広告しようとする内容に関する情報、前記質問事項
    に関する情報、前記特典に関する情報、前記ポイント制
    度に関する情報、前記広告主のWebサイトにアクセス
    する者へのヘルプ情報、前記質問事項を掲載する者から
    の情報、前記広告主のWebサイトにアクセスする者同
    士の連絡情報、又は前記広告主のWebサイトにアクセ
    スする者に対して提供する広告関連以外の情報の一つ以
    上を含む情報であることを特徴とする請求項11に記載
    のインターネット上の広告方法。
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