JP2002196766A - 演奏装置および記憶媒体 - Google Patents

演奏装置および記憶媒体

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JP2002196766A JP2000398332A JP2000398332A JP2002196766A JP 2002196766 A JP2002196766 A JP 2002196766A JP 2000398332 A JP2000398332 A JP 2000398332A JP 2000398332 A JP2000398332 A JP 2000398332A JP 2002196766 A JP2002196766 A JP 2002196766A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一部の演奏パートに含まれる自動演奏データ
の中で、別々にミュートさせたい自動演奏データの種類
がどのように増えたとしても、トラックを増やすことな
く、かつミュートの仕方を簡単な方法で自由に設定する
ことができる演奏装置および記憶媒体を提供する。 【解決手段】 ヘッダ、ドラムトラックおよびバッキン
グトラックからなる自動演奏データがロードされ、ヘッ
ダに記載されたデフォルトのドラム音色キットに応じ
て、各ドラムパッドP1〜P7およびフットペダルF
1,F2にドラム音色が割り当てられる。ドラムトラッ
クに記憶されたノートイベントデータは、当該ノートナ
ンバに応じて3つのドラムパートにグループ化され、各
ドラムパートは、それぞれ対応して設けられた各スイッ
チ2a〜2cを操作することにより、独立してミュート
状態が制御されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の演奏パート
のうち、ユーザによって選択された一部の演奏パートを
ミュートして演奏できる演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の演奏パートのうち、ユーザによっ
て選択された一部の演奏パートをミュートして演奏でき
る演奏装置は、従来から知られている。
【0003】このような演奏装置として、たとえば鍵盤
が設けられたものでは、左手パートと右手パートのう
ち、いずれかのパートをミュートして演奏できるように
なっている。具体的には、再生すべき自動演奏データ
を、右手パートトラックと左手パートトラックに分離し
て記憶しておき、ユーザがそのいずれかのトラックを選
択すると、選択された方のトラックに含まれる自動演奏
データをミュートして再生するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の演
奏装置では、各演奏パートはそれぞれ異なった1つのト
ラックを占有し、ミュートの選択はトラック毎になされ
るように構成されているので、一部の演奏パートに含ま
れる自動演奏データの中で、別々にミュートさせたい自
動演奏データがある場合には、このような自動演奏デー
タの種類が増えるに従って、トラック数も増やす必要が
あるが、増やせるトラック数には限界があった。
【0005】また、この場合に、トラック数をユーザの
思い通りに増やせたとしても、ユーザは、別々にミュー
トさせたい自動演奏データを、それぞれ対応するトラッ
クに分離して再記憶させるという面倒な編集作業を行わ
なければならず、一部の演奏パートに含まれる自動演奏
データに対するミュートの仕方をユーザが簡単な方法で
自由に設定することはできなかった。
【0006】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、一部の演奏パートに含まれる自動演奏データの
中で、別々にミュートさせたい自動演奏データの種類が
どのように増えたとしても、トラックを増やすことな
く、かつミュートの仕方を簡単な方法で自由に設定する
ことができる演奏装置および記憶媒体を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の演奏装置は、発音すべき楽音を特
定する楽音特定情報を備えた発音指示データであって、
該楽音特定情報が示す楽音の発音を指示するものを複数
含む自動演奏データを再生する再生手段と、前記楽音特
定情報を複数のグループにグループ化するグループ化手
段と、該グループ化されたグループのうち、ミュートさ
せたいミュートグループを選択する選択手段とを有し、
前記再生手段は、前記選択されたミュートグループに属
する発音指示データを再生しないことを特徴とする。
【0008】また、好ましくは、前記楽音特定情報のそ
れぞれが前記複数のグループのいずれに属するかを記載
するデータテーブルを記憶する記憶手段と、該データテ
ーブルの記載内容を作成または編集する作成・編集手段
とを有し、前記グループ化手段は、前記作成または編集
されたデータテーブルの内容に応じて、前記楽音特定情
報を複数のグループにグループ化することを特徴とす
る。
【0009】さらに、好ましくは、前記楽音特定情報の
それぞれが前記複数のグループのいずれに属するかを記
載するデータテーブルを複数種類記憶する記憶手段と、
該記憶された複数種類のデータテーブルから、ユーザの
指示に応じていずれかを選択するテーブル選択手段とを
有し、前記グループ化手段は、前記選択されたデータテ
ーブルの内容に応じて、前記楽音特定情報を複数のグル
ープにグループ化することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項4に記載
の記憶媒体は、発音すべき楽音を特定する楽音特定情報
を備えた発音指示データであって、該楽音特定情報が示
す楽音の発音を指示するものを複数含む自動演奏データ
を再生する再生モジュールと、前記楽音特定情報を複数
のグループにグループ化するグループ化モジュールと、
ユーザの指示に応じて、該グループ化されたグループの
うちミュートさせたいミュートグループを選択する選択
モジュールとを含む、コンピュータが実現できるプログ
ラムを格納した記憶媒体であって、前記再生モジュール
では、前記選択されたミュートグループに属する発音指
示データを再生しないことを特徴とする。
【0011】また、好ましくは、前記楽音特定情報のそ
れぞれが前記複数のグループのいずれに属するかを記載
するデータテーブルの記載内容を作成または編集する作
成・編集モジュールと、前記作成または編集されたデー
タテーブルを記憶手段に記憶させる記憶モジュールとを
有し、前記グループ化モジュールでは、前記記憶された
データテーブルの内容に応じて、前記楽音特定情報を複
数のグループにグループ化することを特徴とする。
【0012】さらに、好ましくは、前記楽音特定情報の
それぞれが前記複数のグループのいずれに属するかを記
載するデータテーブルを複数種類記憶する記憶手段か
ら、ユーザの指示に応じていずれかのデータテーブルを
選択するテーブル選択モジュールを有し、前記グループ
化モジュールでは、前記選択されたデータテーブルの内
容に応じて、前記楽音特定情報を複数のグループにグル
ープ化することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態に係る演奏
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0015】同図に示すように、本実施の形態の演奏装
置は、リアルタイムに演奏を行うために用いる複数の操
作子からなる演奏操作子1と、各種設定を行うために操
作パネル上に設けられた複数の操作子からなるパネル操
作子2と、演奏操作子1の各操作子の各操作状態を検出
する操作状態検出回路3と、パネル操作子2の各操作子
の各操作状態を検出する操作状態検出回路4と、装置全
体の制御を司るCPU5と、該CPU5が実行する制御
プログラムや、各種データテーブル等を記憶するROM
6と、自動演奏データ、各種入力情報および演算結果等
を一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理にお
ける割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各種
情報等を表示する、たとえば大型液晶ディスプレイ(L
CD)若しくはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレ
イおよび発光ダイオード(LED)等を備えた表示器9
と、記憶媒体であるフロッピディスク(FD)20をド
ライブするフロッピディスクドライブ(FDD)10
と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプ
ログラムや各種データ等を記憶するハードディスク(図
示せず)をドライブするハードディスクドライブ(HD
D)11と、前記制御プログラムを含む各種アプリケー
ションプログラムや各種データ等を記憶するコンパクト
ディスク−リード・オンリ・メモリ(CD−ROM)2
1をドライブするCD−ROMドライブ(CD−ROM
D)12と、外部からのMIDI(Musical Instrument
Digital Interface)信号を入力したり、MIDI信号
を外部に出力したりするMIDIインターフェース(I
/F)13と、通信ネットワーク101を介して、たと
えばサーバコンピュータ102とデータの送受信を行う
通信インターフェース(I/F)14と、演奏操作子1
を用いて入力された演奏データや予め設定された自動演
奏データ等を楽音信号に変換する音源回路15と、該音
源回路15からの楽音信号に各種効果を付与するための
効果回路16と、該効果回路16からの楽音信号を音響
に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Co
nverter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム1
7とにより構成されている。
【0016】上記構成要素3〜16は、バス18を介し
て相互に接続され、CPU5にはタイマ8が接続され、
MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続
され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接
続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効
果回路16にはサウンドシステム17が接続されてい
る。
【0017】HDD11のハードディスクには、前述の
ように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶で
き、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合
には、このハードディスクに制御プログラムを記憶させ
ておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM
6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作を
CPU5にさせることができる。このようにすると、制
御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行え
る。
【0018】CD−ROMドライブ12のCD−ROM
21から読み出された制御プログラムや各種データは、
HDD11内のハードディスクにストアされる。これに
より、制御プログラムの新規インストールやバージョン
アップ等が容易に行える。なお、このCD−ROMドラ
イブ12以外にも、外部記憶装置として、光磁気ディス
ク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用するた
めの装置を設けるようにしてもよい。
【0019】MIDII/F13は、専用のものに限ら
ず、RS−232CやUSB(ユニバーサル・シリアル
・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー139
4)等の汎用のインターフェースより構成してもよい。
この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に
送受信してもよい。
【0020】通信I/F14は、上述のように、たとえ
ばLAN(Local Area Network)やインターネット、電
話回線等の有線または無線の通信ネットワーク101に
接続されており、該通信ネットワーク101を介して、
サーバコンピュータ102に接続される。HDD11内
のハードディスクに上記各プログラムや各種パラメータ
が記憶されていない場合には、通信I/F14は、サー
バコンピュータ102からプログラムやパラメータをダ
ウンロードするために用いられる。クライアントとなる
コンピュータ(本実施の形態では、演奏装置)は、通信
I/F14および通信ネットワーク101を介してサー
バコンピュータ102へとプログラムやパラメータのダ
ウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコン
ピュータ102は、このコマンドを受け、要求されたプ
ログラムやパラメータを、通信ネットワーク101を介
してコンピュータへと配信し、コンピュータが通信I/
F14を介して、これらプログラムやパラメータを受信
してHDD11内のハードディスクに蓄積することによ
り、ダウンロードが完了する。
【0021】この他、外部コンピュータ等との間で直接
データのやりとりを行うためのインターフェースを備え
てもよい。
【0022】なお、本実施の形態の演奏装置は、上述の
構成から分かるように、汎用的なパーソナルコンピュー
タ上に構築されたものであるが、これに限らず、本発明
を実施できる最小限要素のみから構成した専用装置や電
子楽器、携帯通信端末上に構築してもよい。
【0023】図2は、本実施の形態の演奏装置の操作パ
ネルの外観を示す図である。同図に示すように、本実施
の形態の演奏装置は、電子打楽器の形態で実現してい
る。もちろん、実現形態は、これに限らず、たとえば電
子鍵盤楽器等の他の形態であってもよい。
【0024】操作パネルは、演奏操作子1、パネル操作
子2および表示器9によって構成されている。演奏操作
子1としては、7つのドラムパッドP1〜P7および2
つのフットペダルF1,F2が図示され、パネル操作子
2としては、3つのスイッチ2a〜2cが図示され、表
示器9としては、各スイッチ2a〜2cにそれぞれ対応
したLED9a〜9cが図示されている。もちろん、こ
れらは例示に過ぎず、実際には、演奏操作子1およびパ
ネル操作子2に含まれる他の操作子や、表示器9に含ま
れるLCD等が設けられているが、これらは本発明の特
徴を説明する上で必須のものではないため、図示されて
いない。
【0025】各ドラムパッドP1〜P7には、図5を用
いて後述するように、複数のドラム音色キットからユー
ザが選択したいずれかのドラム音色キットに応じたドラ
ム音色が割り当てられ、ユーザは各ドラムパッドP1〜
P7を操作する(叩く)ことにより、該各ドラムパッド
P1〜P7にそれぞれ割り当てられたドラム音を発音
(演奏)することができるように構成されている。
【0026】同様に、各フットペダルF1,F2にも、
上記選択されたドラム音色キットに応じたドラム音色が
割り当てられ、ユーザは各フットペダルF1,F2を操
作する(踏む)ことにより、該各フットペダルF1,F
2にそれぞれ割り当てられたドラム音を演奏することが
できるように構成されている。
【0027】各スイッチ2a〜2cは、それぞれドラム
パート1〜3に対応し、各スイッチ2a〜2cを押す度
に、対応するドラムパート1〜3のオン(非ミュート状
態)/オフ(ミュート状態)をトグルで切り替えること
ができるように構成されている。なお、本実施の形態で
は、各ドラムパート1〜3は、それぞれ「バスドラム
系」パート、「スネアドラム系」パートおよび「ハイハ
ット系」パートに対応付けられている。もちろん、この
対応付けは、例示に過ぎず、他の対応付けを採用しても
よい。また、各ドラムパート1〜3は、それぞれ独立し
てミュート状態を制御できるグループであるため、ミュ
ートグループと呼ぶ場合もある。
【0028】各LED9a〜9cは、それぞれ対応する
各スイッチ2a〜2cの状態、すなわちオン/オフ状態
を点灯/消灯によって示すものである。
【0029】図3は、本実施の形態の演奏装置によって
再生される自動演奏データのデータフォーマットの一例
を示す図である。
【0030】同図に示すように、本実施の形態では、自
動演奏データは、ヘッダと、3つのトラック1〜3とか
らなっている。
【0031】ヘッダには、各トラックに設定されるデフ
ォルト音色、後述する複数のドラム音色キットからデフ
ォルトドラム音色キットとして選択設定されるキット番
号、各パートのデフォルトミュート設定(各ドラムパー
ト1〜3のそれぞれのオン/オフ)、デフォルトテンポ
設定等が記載されている。
【0032】各トラック1〜3に記憶されるデータのデ
ータフォーマットは、それぞれ同様であり、そのうちト
ラック1に記憶されているデータのデータフォーマット
が図示されている。各トラック1〜3には、タイミング
データとイベントデータが時系列に配列されて記憶され
ている。
【0033】タイミングデータとは、その直後に位置す
るイベントデータを発生させる(読み出す)タイミング
を示すデータをいい、隣接するイベントデータ間の相対
時間、あるいは、曲の先頭または小節の先頭からの絶対
時間で記述されている。そして、時間は、たとえばMI
DIクロックの周期(96分音符長)を単位とする整数
値によって表されている。
【0034】イベントデータとは、ノートイベントデー
タ、ボリュームデータ、ピッチベンドデータおよびプロ
グラムチェンジデータ等をいう。ノートイベントデータ
には、ノートオンイベントデータとノートオフイベント
データとがあり、ノートオンイベントデータは、主とし
てノートナンバ、ベロシティおよびノートオン(そのデ
ータがノートオンイベントデータであることを示す情
報)によって構成され、ノートオフイベントデータは、
主としてノートナンバおよびノートオフ(そのデータが
ノートオフイベントデータであることを示す情報)によ
って構成されている。なお、ノートオンイベントデータ
もノートオフイベントデータも同様の構成、すなわちノ
ートオフイベントデータにも、ベロシティを含ませるよ
うにしてもよい。また、ノートイベントデータは、ノー
トオンイベントデータのみで構成し、このノートオンイ
ベントデータ内に、当該楽音の発音を継続させる時間を
示すゲートタイムを含ませるようにしてもよい。
【0035】各トラック1〜3は、それぞれドラムパー
ト、ベースパートおよびコードパートに対応している。
【0036】したがって、トラック1には、ドラムパー
トに属するイベントデータ(+タイミングデータ)が記
憶されている。ドラムパートに属するイベントデータの
音色(ドラム音色)は、ドラムの種類に応じて多数存在
し、各音色にはノートナンバが対応付けられている。
【0037】図4は、ノートナンバ、ドラム音色および
ミュートグループ間の対応関係を示すドラムマップであ
り、該ドラムマップは、たとえば前記ROM6に記憶さ
れている。
【0038】同図に示すように、各ノートナンバには、
それぞれ異なったドラム音色が割り当てられている。本
来、ノートナンバは、イベントデータのピッチ(音高)
を示すものであるが、ドラムパートでは、ノートナンバ
をピッチに代えて、ドラム音色を示すデータとして使用
している。
【0039】また、ドラムパートは、上述のように、3
つのドラムパート1〜3、すなわちミュートグループか
らなるため、各ノートナンバ(各ドラム音色)には、該
各ノートナンバ(該各ドラム音色)がどのミュートグル
ープに含まれるかを示す情報(この情報は、本実施の形
態では、各ドラムパート1〜3をそれぞれ示す1〜3の
整数値によって表されている)が対応付けられている。
【0040】図3に戻り、トラック2には、ベースパー
トに属するイベントデータ(+タイミングデータ)が記
憶されている。ベースパートに属するイベントデータの
音色は、本実施の形態では、一音色のみ選択できるよう
に構成されているため、該パートに属するノートイベン
トデータのノートナンバは、本来の目的の通り、ピッチ
を示している。また、トラック3には、コードパートに
属するイベントデータ(+タイミングデータ)が記憶さ
れている。コードパートに属するイベントデータの音色
も、本実施の形態では、一音色のみ選択できるように構
成されているため、該パートに属するノートイベントデ
ータのノートナンバは、本来の目的の通り、ピッチを示
している。なお、ベースパートとコードパートとを合わ
せて、バッキングパートと呼ぶことにする。
【0041】このように、自動演奏データは、複数のト
ラックからなっているが、自動演奏データを再生すると
きには、図6を用いて後述するように、各トラックのデ
ータを並行して読み出して行く。
【0042】図5は、演奏操作子1の各操作子と該各操
作子に割り当てるドラム音色とを対応付ける各種ドラム
音色キットの一例を示す図である。
【0043】同図に示すように、ドラム音色キットは、
予め複数種類作成されて、たとえば前記ROM6に記憶
されている。各ドラム音色キットには、たとえば音楽ジ
ャンル毎に、演奏操作子1の各操作子(ドラムパッドP
1〜P7およびフットペダルF1,F2)に割り当てる
べき最適なドラム音色が選択されて、その対応関係が記
述されている。そして、各ドラム音色キットには、キッ
ト名が付与されるとともに、キット番号も付与されてい
る。
【0044】ユーザは、この複数のドラム音色キットか
ら好みのものを選択することができるように構成されて
いる。たとえば、ドラム音色キットを選択するためのモ
ードを設け、このモードに移行すると、表示器9に選択
可能なドラム音色キットの名称の一覧が表示される。ユ
ーザはこの一覧から好みの名称を選択すると、選択され
た名称に対応するキット番号のドラム音色キットがRO
M6から読み出され、このドラム音色キットに従って、
各ドラムパッドP1〜P7およびフットペダルF1,F
2にそれぞれドラム音色が割り当てられる。
【0045】なお、前記図3の自動演奏データのヘッダ
には、この複数のドラム音色キット中、デフォルト指定
されたドラム音色キットのキット番号が記述されてい
る。
【0046】以上のように構成された演奏装置が実行す
る制御処理を、まずその概要を説明し、次に図6を参照
して詳細に説明する。
【0047】本実施の形態の演奏装置は、主として、次
の機能を備えている。すなわち、 (1)演奏操作子1の各操作子にそれぞれ異なったドラ
ム音色を割り当てるドラム音色割当機能 (2)ユーザが演奏操作子1の各操作子を操作すること
により、該各操作子にそれぞれ割り当てられたドラム音
色の楽音を発音する演奏機能 (3)自動演奏データをロードし、該ロードした自動演
奏データを再生する再生機能 (4)自動演奏データの各ドラムパート1〜3毎にミュ
ートするか否かを選択できる選択機能 である。以下、上記各機能(1)〜(4)を順不同で説
明する。
【0048】上記(1)のドラム音色割当機能では、前
記図5の複数のドラム音色キットから、ユーザによって
選択されたいずれかのドラム音色キットに従って、演奏
操作子1の各操作子にそれぞれ異なったドラム音色が割
り当てられる。もちろん、ドラム音色キットは、編集で
きるようにしてもよく、これにより、ドラム音色の割り
当ての自由度を増大させることができる。
【0049】上記(4)の選択機能では、ユーザは前記
各スイッチ2a〜2cを操作することにより、前述のよ
うに、対応するドラムパート1〜3のオン/オフを選択
することができるようになっている。そして、各ドラム
パート1〜3のオン/オフに従って、前記各LED2a
〜2cの点灯/消灯がそれぞれ制御される。
【0050】上記(3)の再生機能では、ロードされた
自動演奏データの各トラックに記憶された各データを並
行して読み出し再生する。上述のように、自動演奏デー
タは、ドラムトラックおよびバッキングトラック(ベー
ストラック+コードトラック)によって構成されている
ため、当該自動演奏データのデータ内容に応じて、ドラ
ム音色の楽音とバッキングトラックの音色の楽音とが同
時に生成され発音される。このとき、ドラムトラックの
データは、上記(4)の選択機能を用いて選択された各
ドラムパート1〜3のオン/オフ状態に従って、再生さ
れる。たとえば、ドラムパート1がオフ指定され、ドラ
ムパート2,3がオン指定されたときには、ドラムトラ
ックのデータ中、ドラムパート1に属するデータ、すな
わち前記図4のドラムマップにおいてミュートグループ
“1”が付与されているノートナンバのノートイベント
は再生せず、ドラムパート2,3に属するデータ、すな
わちミュートグループ“2”,“3”が付与されている
ノートナンバのノートイベントは、バッキングトラック
のデータと同様に再生する。
【0051】ユーザは、このようにミュート状態のドラ
ムパートに属する楽音を、上記(2)の演奏機能を用い
て発音することで、当該ドラムパートのみを選択して演
奏練習することができる。
【0052】次に、この制御処理を詳細に説明する。
【0053】図6は、本実施の形態の演奏装置、特にC
PU5が実行するメインルーチンの手順を示すフローチ
ャートである。
【0054】同図において、まず、ユーザが選択した自
動演奏データ(曲データ)を、たとえば前記RAM7の
自動演奏データ格納領域にロードする(ステップS
1)。このロード元の自動演奏データは、本装置内の記
憶場所、すなわち前記HDD11、FD20またはCD
−ROM21内に限らず、本装置外の記憶場所、すなわ
ち前記MIDI機器100またはサーバコンピュータ1
02内であってもよく、各記憶場所に応じた方法でロー
ドする。
【0055】次に、ロードされた曲データのヘッダを読
み出して、ヘッダの記載内容に応じて、各パートの音色
やドラム音色キット、ミュートすべきドラムパート(以
下、「ミュートパート」という。なお、「ミュートパー
ト」は、前記「ミュートグループ」とその意味内容が異
なっている)等を設定する(ステップS2)。このミュ
ートパートの設定状態に応じて、その設定状態を示すよ
うに、各LED9a〜9cの点灯/消灯を制御する。
【0056】そして、ユーザによって自動演奏のスター
トが指示されたか否かを判別する(ステップS3)。自
動演奏のスタート指示は、たとえば前記図2のパネル面
上に設けられたスタートスイッチ(図示せず)を押すこ
とによって行われる。
【0057】ステップS3で、スタート指示がなされな
いときには、パネル処理等を行った(ステップS4)後
に、ステップS3に戻る。ここで、パネル処理には、前
記スイッチ2a〜2cの操作に応じたミュートパートの
設定変更、前記ドラム音色キットの名称の一覧表示から
ユーザが選択したドラム音色キットに応じた、各操作子
に対するドラム音色の割り当て状態の設定変更および演
奏テンポの設定等が含まれる。
【0058】一方、ステップS3で、スタート指示がな
されたときには、単位時間(本実施の形態では、96分
音符長に相当する時間(したがって、この時間は設定さ
れたテンポ値に応じて変化する))だけ経過したか否か
を判別し(ステップS5)、単位時間経過しないときに
は、ステップS6に進む。
【0059】ステップS6では、演奏操作子1、すなわ
ちドラムパッドP1〜P7またはフットペダルF1,F
2が操作されたか否かを判別し、操作されたときには、
設定されているドラム音色キットの、操作されたドラム
パッドP1〜P7またはフットペダルF1,F2に対応
するドラム音色に該当するノートナンバを含むノートオ
ンイベントデータを前記音源回路15に供給した(ステ
ップS7)後に、ステップS5に戻る。一方、ステップ
S6で、演奏操作子1が操作されないときには、パネル
処理等を行った(ステップS8)後に、ステップS5に
戻る。ここで、パネル処理には、前記スイッチ2a〜2
cの操作に応じたミュートパートの設定変更および自動
演奏のストップ指示等が含まれる。ミュートパートの設
定変更は、上記ステップS4のパネル処理にも含まれて
いるので、本実施の形態では、ミュートパートの設定変
更は、自動演奏中か否かを問わず行うことができる。も
ちろん、自動演奏中はミュートパートの設定変更を行え
ないようにしてもよい。
【0060】一方、ステップS5で、単位時間経過した
ときには、ステップS9〜S16ですべてのトラック
(本実施の形態では、トラック1〜3)に対して、イベ
ントデータの再生処理を行う。なお、本メインルーチン
では、各トラックに記憶されているデータのうち、イベ
ントデータの読み出しとその処理はなされているもの
の、タイミングデータの読み出しとその処理はなされて
いない。これは、タイミングデータの読み出しとその処
理がメインルーチン内でなされていないからではなく、
単に、本発明の特徴を説明する上で必須のものではない
という便宜上の理由からである。したがって、たとえ
ば、後述するステップS10の直前で、各トラック毎に
タイミングデータの読み出しとその処理を行うようにす
ればよい。
【0061】なお、タイミングデータの読み出しとその
処理は、タイマ割り込みルーチン内で行うようにしても
よい。すなわち、タイマ割り込みルーチンでは、まず、
各トラックの最初に位置するタイミングデータをそれぞ
れ読み出し、前記MIDIクロックの周期(96分音符
長)毎に、該各読み出されたタイミングデータの値を
“1”ずつデクリメントして行き、“0”になった時点
で、対応するトラックに対してイベント発生タイミング
であること知らせる情報を出力する。この情報を、たと
えばフラグによって構成した場合には、対応するトラッ
ク、すなわちタイミングデータの値が“0”になったト
ラックに対応して設けられたフラグをセット(“1”)
する。メインルーチンでは、このフラグの状態に基づい
て、イベントの発生タイミングであるか否かを判別す
る。
【0062】ステップS9では、トラック番号を格納す
るために、前記RAM7に設けられた領域TR(以下、
この内容を「トラック番号TR」という)を初期化(T
R←1)し、ステップS10では、トラック番号TRの
イベント発生タイミングか否かを判別する。このステッ
プS10での判別が、上記フラグの状態に基づいて行わ
れる。
【0063】ステップS10で、トラック番号TRのイ
ベント発生タイミングでないときには、ステップS11
〜S14をスキップして、ステップS15に進む一方、
トラック番号TRのイベント発生タイミングであるとき
には、ステップS11に進む。
【0064】ステップS11〜S14の処理では、発生
されたイベントデータが、トラック1のミュートパート
のノートイベントデータである場合に、そのイベントデ
ータを音源回路15に供給せず、それ以外の場合には、
そのイベントデータを音源回路15に供給することによ
り、ミュートパートに対してのみミュート状態で再生す
るようにしている。
【0065】そして、ステップS15,S16では、上
記ステップS10〜S14の処理を、トラック番号TR
を“1”ずつインクリメントしながら、すべてのトラッ
クに対して行う。
【0066】続くステップS17では、上記ステップS
5〜S16の処理を曲の終わりまで終了したか否かを判
別し、曲の終わりまで終了したときには、本メインルー
チンを終了する一方、曲の終わりまで達していないとき
には、前記ステップS5に戻って、上記ステップS5〜
S16の処理を繰り返す。
【0067】このように、本実施の形態では、自動演奏
データに含まれるノートナンバを複数のグループにグル
ープ分けし、ミュートが指定されているグループに属す
るノートナンバのノートイベントデータをミュートする
ようにしたので、別々にミュートしたい複数のパートを
1つのトラックに混在記憶させることができ、したがっ
て、トラック数を節約することができる。
【0068】また、自動演奏データに含まれているデー
タはすべて読み出され、ミュートが指定されているグル
ープに属するノートナンバのノートイベントデータにつ
いては、音源回路に供給しないだけなので、ミュートの
オン/オフ設定に素早く対応することができる。
【0069】なお、本実施の形態では、ミュートグルー
プは、ドラムマップの一部として構成されているが、こ
れに限らず、ドラムマップと切り離して、ドラム音色と
ミュートグループとを対応付けるミュートグループテー
ブルによって構成するようにしてもよい。この場合、ミ
ュートグループテーブルは、図7(a)に示すように、
ユーザが自由に作成または編集できるようにしてもよい
し、図7(b)に示すように、複数のミュートテーブル
を予め作成しておき、その中からユーザが選択できるよ
うにしてもよい。さらに、図7(a)および(b)を組
み合わせた態様、すなわち、基本的な複数のミュートテ
ーブルを予め作成しておき、その中からユーザが選択し
たものを、必要に応じて編集できるようにしてもよい。
このように構成することにより、ユーザがミュートの仕
方を自由に設定することができる。
【0070】また、本実施の形態では、ミュートグルー
プのグループ数を“3”にしたが、これに限らず、
“2”であってもよいし、“4”以上であってもよい。
【0071】さらに、本実施の形態では、トラック1に
対応するノートナンバはすべていずれかのミュートグル
ープに属するものとしたが、ミュートグループに属さな
いノートナンバを設けるようにしてもよい。すなわち、
ミュートが設定されているか否かに拘わらず、常に発音
されるノートナンバを設けるようにしてもよい。
【0072】また、本実施の形態では、ミュートパート
は、自動演奏データ中で設定し、またはスイッチ操作に
応じて設定するようにしたが、これに限らず、演奏操作
子(ドラムパッドやフットペダル)の操作があったとき
に、その演奏操作子に割り当てられた音のノートナンバ
が含まれるグループのパートを、自動的にミュートパー
トに設定するようにしてもよい。そして、所定時間(ま
たは所定小節)そのパートのグループに属するノートナ
ンバの演奏操作子が操作されなかったときに、ミュート
を解除するようにしてもよい。
【0073】さらに、本実施の形態では、1つのトラッ
クを複数のミュートグループに分離して各ミュート毎に
ミュート状態を制御するようにしたが、複数のトラック
に亘ってミュートグループを設定するようにしてもよ
い。
【0074】また、本実施の形態では、ノートナンバに
基づいてミュートグループを設定したが、これに限ら
ず、各操作子に通し番号を付し、その番号に基づいてミ
ュートグループを設定するようにしてもよい。
【0075】なお、上述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは
装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶
媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行するこ
とによっても、本発明の目的が達成されることは言うま
でもない。
【0076】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0077】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、たとえば、前記フロッピー(登録商標)デ
ィスク20、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM21、CD−R、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード、ROM6などを用いることができ
る。また、他のMIDI機器100や通信ネットワーク
101を介してサーバコンピュータ102からプログラ
ムコードが供給されるようにしてもよい。
【0078】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことは言うまでもない。
【0079】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPU5などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって上述した実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または4
に記載の発明によれば、発音すべき楽音を特定する楽音
特定情報を備えた発音指示データであって、該楽音特定
情報が示す楽音の発音を指示するものを複数含む自動演
奏データを再生する場合に、前記楽音特定情報が複数の
グループにグループ化され、該グループ化されたグルー
プのうちミュートさせたいミュートグループが、ユーザ
の指示に応じて選択され、該選択されたミュートグルー
プに属する発音指示データが再生されないのので、別々
にミュートしたい複数のパートを1つのトラックに混在
記憶させることができ、したがって、トラック数を節約
することができる。
【0081】また、請求項2または5に記載の発明によ
れば、前記楽音特定情報のそれぞれが前記複数のグルー
プのいずれに属するかを記載するデータテーブルの記載
内容が作成または編集され、該作成または編集されたデ
ータテーブルが記憶手段に記憶され、該記憶されたデー
タテーブルの内容に応じて、前記楽音特定情報が複数の
グループにグループ化されるので、ユーザがミュートの
仕方を自由に設定することができる。
【0082】さらに、請求項3または6に記載の発明に
よれば、前記楽音特定情報のそれぞれが前記複数のグル
ープのいずれに属するかを記載するデータテーブルを複
数種類記憶する記憶手段から、ユーザの指示に応じてい
ずれかのデータテーブルが選択され、該選択されたデー
タテーブルの内容に応じて、前記楽音特定情報が複数の
グループにグループ化されるので、ユーザがミュートの
仕方を自由に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る演奏装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の演奏装置の操作パネルの外観を示す図
である。
【図3】 図1の演奏装置によって再生される自動演奏
データのデータフォーマットの一例を示す図である。
【図4】 ノートナンバ、ドラム音色およびミュートグ
ループ間の対応関係を示すドラムマップである。
【図5】 図1の演奏操作子の各操作子と該各操作子に
割り当てるドラム音色とを対応付ける各種ドラム音色キ
ットの一例を示す図である。
【図6】 図1の演奏装置、特にCPUが実行するメイ
ンルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の他の実施の形態を説明するための図
である。
【符号の説明】
2 パネル操作子(作成・編集手段、テーブル選択手
段) 2a〜2c スイッチ(選択手段) 5 CPU(再生手段、グループ化手段、選択手段、作
成・編集手段、テーブル選択手段) 6 ROM(記憶手段) 7 RAM(記憶手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発音すべき楽音を特定する楽音特定情報
    を備えた発音指示データであって、該楽音特定情報が示
    す楽音の発音を指示するものを複数含む自動演奏データ
    を再生する再生手段と、 前記楽音特定情報を複数のグループにグループ化するグ
    ループ化手段と、 該グループ化されたグループのうち、ミュートさせたい
    ミュートグループを選択する選択手段とを有し、 前記再生手段は、前記選択されたミュートグループに属
    する発音指示データを再生しないことを特徴とする演奏
    装置。
  2. 【請求項2】 前記楽音特定情報のそれぞれが前記複数
    のグループのいずれに属するかを記載するデータテーブ
    ルを記憶する記憶手段と、 該データテーブルの記載内容を作成または編集する作成
    ・編集手段とを有し、 前記グループ化手段は、前記作成または編集されたデー
    タテーブルの内容に応じて、前記楽音特定情報を複数の
    グループにグループ化することを特徴とする請求項1に
    記載の演奏装置。
  3. 【請求項3】 前記楽音特定情報のそれぞれが前記複数
    のグループのいずれに属するかを記載するデータテーブ
    ルを複数種類記憶する記憶手段と、 該記憶された複数種類のデータテーブルから、ユーザの
    指示に応じていずれかを選択するテーブル選択手段とを
    有し、 前記グループ化手段は、前記選択されたデータテーブル
    の内容に応じて、前記楽音特定情報を複数のグループに
    グループ化することを特徴とする請求項1に記載の演奏
    装置。
  4. 【請求項4】 発音すべき楽音を特定する楽音特定情報
    を備えた発音指示データであって、該楽音特定情報が示
    す楽音の発音を指示するものを複数含む自動演奏データ
    を再生する再生モジュールと、 前記楽音特定情報を複数のグループにグループ化するグ
    ループ化モジュールと、 ユーザの指示に応じて、該グループ化されたグループの
    うちミュートさせたいミュートグループを選択する選択
    モジュールとを含む、コンピュータが実現できるプログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、 前記再生モジュールでは、前記選択されたミュートグル
    ープに属する発音指示データを再生しないことを特徴と
    する記憶媒体。
  5. 【請求項5】 前記楽音特定情報のそれぞれが前記複数
    のグループのいずれに属するかを記載するデータテーブ
    ルの記載内容を作成または編集する作成・編集モジュー
    ルと、 前記作成または編集されたデータテーブルを記憶手段に
    記憶させる記憶モジュールとを有し、 前記グループ化モジュールでは、前記記憶されたデータ
    テーブルの内容に応じて、前記楽音特定情報を複数のグ
    ループにグループ化することを特徴とする請求項4に記
    載の記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記楽音特定情報のそれぞれが前記複数
    のグループのいずれに属するかを記載するデータテーブ
    ルを複数種類記憶する記憶手段から、ユーザの指示に応
    じていずれかのデータテーブルを選択するテーブル選択
    モジュールを有し、 前記グループ化モジュールでは、前記選択されたデータ
    テーブルの内容に応じて、前記楽音特定情報を複数のグ
    ループにグループ化することを特徴とする請求項4に記
    載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010066659A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Yamaha Corp 電子打楽器
JP2015007735A (ja) * 2013-06-26 2015-01-15 ヤマハ株式会社 演奏情報解析方法を実現するためのプログラム、当該演奏情報解析方法および演奏情報解析装置

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