JP2002196048A - 半導体試験装置のデバイスインタフェース - Google Patents

半導体試験装置のデバイスインタフェース

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JP2002196048A JP2000398940A JP2000398940A JP2002196048A JP 2002196048 A JP2002196048 A JP 2002196048A JP 2000398940 A JP2000398940 A JP 2000398940A JP 2000398940 A JP2000398940 A JP 2000398940A JP 2002196048 A JP2002196048 A JP 2002196048A
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characteristic impedance
dut
impedance
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Yuhachi Morikawa
裕八 森川
Hiroshi Suzawa
宏 諏澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来の半導体試験装置の各ドライ
バ側の振幅と立ち上がりと立ち下がり時間の性能でも、
低インピーダンスのデバイス試験が容易できる半導体試
験装置のデバイスインタフェースを提供する。 【解決手段】 複数のドライバ出力ラインを被試験デバ
イス入力端側で接続し、各ドライバ出力ラインの特性イ
ンピーダンスよりも等価的に低いインピーダンスに変換
し、各ドライバ出力ラインの特性インピーダンスよりも
低い被試験デバイスの特性インピーダンスに整合させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体試験装置の
各ドライバ出力ラインよりも低い特性インピーダンスの
被試験デバイスを高速試験する半導体試験装置のデバイ
スインタフェースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図5〜図9を参
照して構成例と動作例について説明する。最初に、半導
体試験装置の全体構成例の概要について説明する。図5
に示すように、半導体試験装置は、ワークステーション
10と、メインフレーム20と、テストヘッド30と、
デバイスインタフェース80とで構成している。そし
て、半導体試験装置は、被試験デバイスのDUT91を
試験する。
【0003】ワークステーション10は、半導体試験装
置と人とのインタフェースとなる入出力手段である。
【0004】メインフレーム20は、半導体試験装置の
電源部と、電源ユニットと、コンピュータと、試験信号
の生成部と、論理比較器等を内蔵している。
【0005】テストヘッド30は、ピンエレクトロニク
ス31の回路基板を試験チャンネル数に対応して多数内
蔵している。
【0006】デバイスインタフェース80は、被試験デ
バイスのDUT91を試験する為のテストフィクスチャ
であり、ピンエレクトロニクス31の電子回路と電気接
続する伝送ラインやコネクタ等を搭載している。
【0007】次に、半導体試験装置の論理試験例の概要
について、図6のブロック図を参照して説明する。但
し、ドライバDRとコンパレータCPとは、DUT91
の各ピンに対応して多数あるが、図を簡明とするためそ
れぞれ1つを示している。
【0008】パターン発生器5は、タイミング発生器4
から出力された基本クロック信号に同期して論理データ
を発生する。
【0009】波形整形器6は、パターン発生器5からの
論理データと、タイミング発生器4からのクロック信号
とで試験パターンを生成する。
【0010】ピンエレクトロニクス31において、ドラ
イバDRは試験パターンを所定の論理電圧(VIH、V
IL)に設定し、デバイスインタフェース80を介して
DUT91の入力ピンに出力する。
【0011】DUT91の出力信号は、ピンエレクトロ
ニクス31のコンパレータCPの比較電圧(VOH、V
OL)により電圧比較した後、論理信号として論理比較
器7へ出力する。
【0012】論理比較器7は、タイミング発生器4から
のストローブ信号のタイミングで、コンパレータCPの
論理出力信号と、パターン発生器5からの期待値とを、
論理比較してパス/フェイル判定をおこなう。
【0013】次に、被試験デバイスの特性インピーダン
スが試験信号系の特性インピーダンス50Ωよりも低い
場合のデバイスインタフェース80の従来回路について
図7〜図9を参照して説明する。
【0014】図7に示すように、デバイスインタフェー
ス80は、伝送ライン41、42、51と、抵抗R5、
R6と、コンデンサCとで構成している。但し、抵抗と
コンデンサとは集中定数表記とし、同じ抵抗値の抵抗
と、同じ容量のコンデンサとは、それぞれ同じ記号/番
号としている。また、信号ラインに介在するコネクタや
DUT91の接続コネクタなどの機構部品は、説明と図
を簡明とするため省略している。なお、図7に示すよう
に、DUT91側の各ピンから信号の入出力側を見たイ
ンピーダンスを、それぞれZ1、Z2、Z3、Z4とす
る。
【0015】伝送ライン41、42、51は、例えば、
特性インピーダンス50Ωの伝送ラインで、同軸ケーブ
ルやストリップライン等で構成している。
【0016】抵抗R5は、DUT91側の各ピンから信
号の入出力側を見たときのインピーダンスZ1、Z2、
Z3、Z4がDUT91の特性インピーダンスとなるよ
うに整合させるインピーダンス変換用の抵抗である。抵
抗R6は、DUT91の特性インピーダンスZoで終端
する抵抗である。
【0017】コンデンサCは、高周波信号のバイパスコ
ンデンサで、例えば0.1μFである。
【0018】特性インピーダンスが試験信号系の特性イ
ンピーダンス50Ωよりも低い被試験デバイスのDUT
91としては、例えばデータ書き込み/読み出しピンと
アドレス/クロック入力ピンの特性インピーダンスZo
がそれぞれ28Ωの高速メモリモジュールがある。
【0019】但し、図6のDUT91の内部は、データ
ラインと、アドレス/クロックラインとの特性インピー
ダンスのラインとして簡略表示している。また、アドレ
スラインとクロックラインとは同じ回路構成となるので
1本のラインとして省略表示している。
【0020】そして、ドライバDR1から書き込みデー
タと、ドライバDR2からアドレス/クロック信号とを
DUT91に与え、DUT91の読み出し出力をコンパ
レータCP1で受けて試験する。
【0021】次に、図7に示す各部の具体的数値例につ
いて説明する。信号側の入出力の各特性インピーダンス
を50Ωとする場合、抵抗R1は50Ωとなる。インピ
ーダンス変換するために抵抗R1、R5の並列抵抗値
は、DUT91側から信号側を見たインピーダンスZ
1、Z2、Z3がそれぞれ28Ωとなるようにすると下
記式(1)となる。 R1×R5/(R1+R5)=28Ω ・・・・・・(1) つまり、R1=50Ωのとき、R5=64Ωとなる。そ
して、抵抗R6は、DUT91のアドレス/クロック出
力をDUT91の特性インピーダンスZoで終端するの
でR6=28Ωとなる。また、バイアス電圧VTは、D
UT91の試験仕様からVT=−1.8Vとしている。
以上により得られた結果の具体的数値例の回路を図8に
示す。
【0022】次に、図8に示すDUT91を試験する信
号例について図8を参照して説明する。図9の(a)に
示すように、DUT91に与えるデータ、アドレス、ク
ロックの信号の振幅は、1.4V±0.3V(0.6
V)で、最小周期は1nsであるここで、クロックは、
例えば、周波数500MHz、デューティ50%の2つ
のチャンネルのクロックの1方を反転して合成し、立ち
上がりと立ち下がりのエッジを使用して周期1nsとし
ている。
【0023】上記0.6Vの振幅と1ns周期の信号を
DUT91の入力端に与えるためには、下記式(2)の
振幅Vpp、立ち上がり(0−100%)1ns以下の信
号をドライバDR1、DR2側から出力する必要があ
る。
【0024】ここで、ドライバDR1、DR2側からD
UT91の入力ピン側をみた抵抗値は28Ωなので、抵
抗64Ωと抵抗28Ωとの並列抵抗値を64Ω//28
Ωと表記すると、ドライバDR1、DR2側の各振幅V
ppは下記式(2)となる。 Vpp=0.6V×(64Ω//28Ω)/(50Ω+64Ω//28Ω) ≒0.6V×3.57≒2.14V ・・・・・(2) つまり、DUT91に与える信号の振幅の約3.6倍の
振幅の信号をドライバDR1、DR2側からそれぞれ出
力する必要がある。ここで、ドライバDR1、DR2側
の出力振幅電圧2.14Vは、ドライバDR1、DR2
の出力をオープンしたときに得られる出力電圧と同じで
ある。
【0025】しかし、図9の(a)に示すように、従来
の半導体試験装置の各ドライバ側の出力は、振幅1.6
Vで立ち上がり、立ち下がり(0−100%)ともに1
ns以下の性能であった。また、立ち上がり時間と立ち
下がり時間と振幅とは比例関係にあるので、従来の半導
体試験装置のドライバDR出力のインピーダンス変換に
よる方法では低インピーダンスのデバイスを試験する場
合に、所望の立ち上がり時間と立ち下がり時間の振幅を
得られない。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、従
来の半導体試験装置の各ドライバ側の出力は、振幅1.
6Vで立ち上がり(0−100%)1nsの性能であっ
た。また、立ち上がり時間と振幅とは比例関係にあるの
で、従来の半導体試験装置のドライバ側のインピーダン
ス変換による方法では低インピーダンスデバイスを試験
する所望の立ち上がり時間と立ち下がり時間の振幅を得
られない実用上の問題があった。そこで、本発明は、こ
うした問題に鑑みなされたもので、その目的は、従来の
半導体試験装置のドライバ側の振幅と立ち上がりと立ち
下がり時間の性能でも、低インピーダンスのデバイス試
験ができる半導体試験装置のデバイスインタフェースを
提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明の第1は、複数のドライバ出力
ラインを被試験デバイス入力端側で接続して設け、各ド
ライバ出力ラインの特性インピーダンスよりも等価的に
低いインピーダンスに変換し、各ドライバ出力ラインの
特性インピーダンスよりも低い被試験デバイスの特性イ
ンピーダンスに整合させることを特徴とした半導体試験
装置のデバイスインタフェースを要旨としている。
【0028】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、複数のドライバ出力ラインを被試験デ
バイス入力端側で接続して設け、各ドライバ出力ライン
の特性インピーダンスよりも低い被試験デバイスの特性
インピーダンスに整合させ、該複数のドライバ出力信号
の遅延時間を同じにして各ドライバから同じ位相と振幅
の信号を出力することを特徴とした半導体試験装置のデ
バイスインタフェースを要旨としている。
【0029】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第3は、複数のドライバ出力ラインは2つのド
ライバ出力ラインである本発明の第1又は2記載の半導
体試験装置のデバイスインタフェースを要旨としてい
る。
【0030】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第4は、複数のドライバ出力ラインを被試験デ
バイス入力端側で接続し、該接続端と被試験デバイス入
力端との間にインピーダンス整合する抵抗を設けた本発
明の第1又は2記載の半導体試験装置のデバイスインタ
フェースを要旨としている。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0032】
【実施例】本発明の実施例について、図1〜図4を参照
して構成例と動作例について説明する。半導体試験装置
の全体構成例の概要と、半導体試験装置の論理試験例の
概要については従来技術と同じであり、従来技術におい
て説明したので省略する。
【0033】次に、被試験デバイスの特性インピーダン
スが試験信号系の特性インピーダンス50Ωよりも低い
場合の半導体試験装置のデバイスインタフェース80の
本発明の回路について説明する。
【0034】図1に示すように、デバイスインタフェー
ス80の本発明の回路は、伝送ライン41、42、4
3、44、51と、抵抗R2、R3と、コンデンサCと
で構成している。但し、抵抗とコンデンサとは集中定数
表記とし、同じ抵抗値の抵抗と、同じ容量のコンデンサ
とは、それぞれ同じ記号/番号としている。また、信号
ラインの途中に介在するコネクタやDUT91の接続コ
ネクタなどの機構部品は、説明と図を簡明とするため省
略している。
【0035】伝送ライン41、42、43、44、51
は、例えば、特性インピーダンス50Ωの信号ライン
で、同軸ケーブルやストリップライン等で構成してい
る。そして、伝送ライン41と伝送ライン43、及び伝
送ライン42と伝送ライン44とはそれぞれ端末におい
て信号接続している。なお、図1に示すように、DUT
91側から信号の入出力側を見たインピーダンスをそれ
ぞれZ1、Z2、Z3、Z4とする。
【0036】抵抗R2、R3は、DUT91側から信号
の入出力側を見たときのインピーダンスZ1、Z2、Z
3、Z4がDUT91の特性インピーダンスZoとなる
ように整合させるインピーダンス変換用の抵抗である。
抵抗R6は、アドレス/クロック出力をDUT91の特
性インピーダンスZoで終端する抵抗である。
【0037】コンデンサCは、高周波信号のバイパスコ
ンデンサで、例えば0.1μFである。
【0038】従来同様に、特性インピーダンスが試験信
号系の特性インピーダンス50Ωよりも低い被試験デバ
イスのDUT91として、例えばデータ書き込み/読み
出しピンとアドレス/クロック入力ピンの特性インピー
ダンスZoがそれぞれ28Ωの高速メモリモジュールを
試験する場合の具体的回路例で説明する。但し、図1の
DUT91の内部は、データピンと、アドレス/クロッ
クピンの特性インピーダンスのラインとして簡略表示し
ている。また、アドレスラインとクロックラインとは同
じ回路構成であるので1本の伝送ラインとして省略表示
している。
【0039】本実施例では、2つのドライバ出力ライン
を被試験デバイス入力端側で接続して設け、各ドライバ
出力ラインの特性インピーダンスと等価的に低いインピ
ーダンスに変換している。そして、ドライバDR1とド
ライバDR2から出力する位相と振幅が同じ書き込みデ
ータをDUT91に与え、ドライバDR3とドライバD
R4から出力する位相と振幅が同じアドレス/クロック
信号をそれぞれDUT91に与え、DUT91からの読
み出し出力をコンパレータCP1で受けて試験する。
【0040】次に、図1に示す各部の具体的数値例につ
いて説明する。信号側の入出力の各特性インピーダンス
Zoを50Ωとする場合、抵抗R1は50Ωとなる。イ
ンピーダンス変換する抵抗R2は、DUT91側から信
号側を見たインピーダンスZ1、Z2、Z3がそれぞれ
28Ωとなるように下記式(3)となる。 R2+R1×R1/(R1+R1)=28Ω ・・・・・・(3) つまり、R1=50Ωのとき、R2=3Ωとなる。ま
た、抵抗R6は、DUT91の特性インピーダンスZo
で終端するのでR6=28Ωとなる。
【0041】以上により得られた結果の具体的数値例の
回路を図2に示す。本発明では、ドライバDR1とドラ
イバDR2から出力する位相と振幅が同じ書き込みデー
タをDUT91に与えているので、各ドライバDR1と
ドライバDR2との出力は常に同電位となり、同電位の
出力点は互いに接続して等価的に考えることが出来るの
で、1つのラインとして表示したデータラインの等価回
路は図3に示すようになる。また、ドライバDR3とド
ライバDR4も同様にしてアドレス/クロックラインも
それぞれ等価表示できる。
【0042】次に、図3に示す等価回路のDUT91を
試験するドライバ側の信号例について図4を参照して説
明する。図4の(a)に示すように、従来同様にDUT
91に与えるデータ、アドレス、クロックの信号の振幅
は、1.4V±0.3V(0.6V)で、最小周期は1
nsとする。上記0.6Vの振幅のローレベル1.1V
とハイレベル1.7Vとの信号をDUT91の入力ピン
に与えるために、ドライバ側のローレベルVLは下記式
(4)から、ドライバ側のハイレベルVHは下記式
(5)から求められる。 (1.8V−VL)×28Ω/(28Ω+28Ω)=1.1V・・・(4) (1.8V−VH)×28Ω/(28Ω+28Ω)=1.7V・・・(5) 従って、ドライバ側の信号は、ローレベルVL=0.4
V、ハイレベルVH=1.6Vとなり振幅は1.2Vと
なる。
【0043】次に、ドライバDR1とドライバDR2の
出力信号の位相をDUT91の入力ピンにおいて一致さ
せる方法について説明する。半導体試験装置の多数ある
ドライバ出力信号の遅延時間は、ある基準のドライバ出
力に対して他のドライバの各信号系の遅延時間を可変し
てタイミング一致させるタイミングキャリブレーション
機能がある。図2に示すように、ドライバDR1、DR
2の各出力における遅延時間をtpd1、tpd2として以下箇
条書きで説明する。
【0044】(1)ドライバdr1の遅延時間tpd1は、
ドライバDR2の出力をローレベル固定してDUT91
の入力端にオッシロスコープのプローブをあてて位相測
定する。 (2)ドライバdr2の遅延時間tpd2は、ドライバDR
1の出力をローレベル固定してDUT91の入力端にオ
ッシロスコープのプローブをあてて遅延時間tpd1と同じ
となるように位相調整してキャリブレーションする。
【0045】同様に、ドライバDR3とドライバDR4
の出力信号の遅延時間を同じになるよう位相調整してキ
ャリブレーションすることができる。
【0046】次に、ドライバ側の信号の立ち上がりと立
ち下がり時間について説明する。一般に、DUT91の
入力には浮遊容量Csがあるので、ドライバ側の信号の
立ち上がりと立ち下がり時間は、信号側抵抗Rと浮遊容
量の積τ(Cs×R)に比例する。また、従来の信号側
の抵抗Rは50Ωであるが、本発明では、信号側の抵抗
Rは等価的に28Ωと小さくなるので、DUT91の入
力端における浮遊容量Csを同じとすると、DUT91
の入力端における立ち上がりと立ち下がり時間を早くす
ることができる。
【0047】従って、従来の半導体試験装置の各ドライ
バは、振幅1.6Vで立ち上がり(0−100%)1n
s以下の性能であるが、本発明のデバイスインタフェー
スにより、図4の(b)に示すドライバ出力から図4の
(a)に示す出力信号が容易に得られる。
【0048】ところで、インピーダンス整合用の抵抗R
2=3Ωは低抵抗値であるので、実用上は無くてもよ
い。また、本実施例では2つのドライバ出力をDUT9
1側で接続してインピーダンス変換する例で説明した
が、3つ以上のドライバ出力をDUT側で接続してイン
ピーダンスを低くしてさらに特性インピーダンスの低い
デバイスをドライブすることも同様にできる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、
従来の半導体試験装置の各ドライバ側の振幅と立ち上が
りと立ち下がり時間の性能でも、本発明の半導体試験装
置のデバイスインタフェースを使用することにより、各
ドライバ出力よりも低い特性インピーダンスのデバイス
を高速試験する出力が容易に得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体試験装置のデバイスインタフェ
ースの回路図である。
【図2】本発明の半導体試験装置のデバイスインタフェ
ースの回路図の具体的数値例である。
【図3】本発明の半導体試験装置のデバイスインタフェ
ースの等価回路図である。
【図4】本発明の半導体試験装置のデバイスインタフェ
ースの波形図である。
【図5】半導体試験装置の構成外観図である。
【図6】半導体試験装置のブロック図である。
【図7】従来のデバイスインタフェースの回路図であ
る。
【図8】従来のデバイスインタフェースの回路図の具体
的数値例である。
【図9】従来のデバイスインタフェースの波形図であ
る。
【符号の説明】
4 タイミング発生器 5 パターン発生器 6 波形整形器 7 論理比較器 10 ワークステーション 20 メインフレーム 30 テストヘッド 31 ピンエレクトロニクス 41、42、43、44、51 伝送ライン 80 デバイスインタフェース 91 DUT

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のドライバ出力ラインを被試験デバ
    イス入力端側で接続して設け、各ドライバ出力ラインの
    特性インピーダンスよりも等価的に低いインピーダンス
    に変換し、各ドライバ出力ラインの特性インピーダンス
    よりも低い被試験デバイスの特性インピーダンスに整合
    させることを特徴とした半導体試験装置のデバイスイン
    タフェース。
  2. 【請求項2】 複数のドライバ出力ラインを被試験デバ
    イス入力端側で接続して設け、各ドライバ出力ラインの
    特性インピーダンスよりも低い被試験デバイスの特性イ
    ンピーダンスに整合させ、該複数のドライバ出力信号の
    遅延時間を同じにして各ドライバから同じ位相と振幅の
    信号を出力することを特徴とした半導体試験装置のデバ
    イスインタフェース。
  3. 【請求項3】 複数のドライバ出力ラインは2つのドラ
    イバ出力ラインである請求項1又は2記載の半導体試験
    装置のデバイスインタフェース。
  4. 【請求項4】 複数のドライバ出力ラインを被試験デバ
    イス入力端側で接続し、該接続端と被試験デバイス入力
    端との間にインピーダンス整合する抵抗を設けた請求項
    1又は2記載の半導体試験装置のデバイスインタフェー
    ス。
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