JP2002195979A - ヒータ一体型酸素センサ - Google Patents

ヒータ一体型酸素センサ

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JP2002195979A
JP2002195979A JP2000396298A JP2000396298A JP2002195979A JP 2002195979 A JP2002195979 A JP 2002195979A JP 2000396298 A JP2000396298 A JP 2000396298A JP 2000396298 A JP2000396298 A JP 2000396298A JP 2002195979 A JP2002195979 A JP 2002195979A
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cylindrical tube
heater
heating resistor
ceramic
oxygen sensor
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JP2000396298A
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Osamu Hamada
修 浜田
Hitoshi Matsunosako
等 松之迫
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】センシング部の周囲に発熱抵抗体を埋設するこ
とによって、従来の間接加熱方式よりも急速昇温が可能
ではあるが、センシング部内で温度分布が発生し、起電
力等の出力が安定しない。 【解決手段】セラミック固体電解質からなり一端が封止
された円筒管2の内面に基準電極3を、該基準電極3と
対向する円筒管2の外面位置に測定電極4を形成すると
ともに、測定電極4の少なくとも円筒管長手方向に沿っ
て発熱抵抗体8を配設したセラミック絶縁層6を積層し
てなるヒータ一体型酸素センサであって、発熱抵抗体8
の長手方向の中央部における発熱量を他の領域よりも小
さくする。特に前記発熱抵抗体を長手方向に3分割した
時、中央部に位置する部分の発熱抵抗体の総面積をa、
両端部に位置する部分の総面積をbとした時、a>b/
2とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の内燃機
関における空気と燃料の比率を制御するための酸素セン
サに関し、具体的にはヒータ部とセンサ部とが一体化さ
れてなり、熱衝撃性に優れた活性化時間の短いヒータ一
体型酸素センサに関する。
【0002】
【従来技術】現在、自動車等の内燃機関においては、排
出ガス中の酸素濃度を検出して、その検出値に基づいて
内燃機関に供給する空気および燃料供給量を制御するこ
とにより、内燃機関からの有害物質、例えばCO、H
C、NOxを低減させる方法が採用されている。
【0003】この検出素子として、主として酸素イオン
伝導性を有するジルコニアを主分とする固体電解質から
なり、一端が封止された円筒管の外面および内面にそれ
ぞれ一対の電極層が形成された固体電解質型の酸素セン
サが用いられている。この酸素センサの代表的なものと
しては、図6に示すように、ZrO2固体電解質からな
り、先端が封止された円筒管41の内面には、センサ部
として白金からなり空気などの基準ガスと接触する基準
電極42が、また円筒管41の外面には排気ガスなどの
被測定ガスと接触される測定電極43が形成されてい
る。また、測定電極43の表面には、セラミック多孔質
層44が形成されている。
【0004】このような酸素センサにおいて、一般に、
空気と燃料の比率が1付近の制御に用いられている、い
わゆる理論空燃比センサ(λセンサ)としては、測定電
極43の表面に、保護層としてセラミック多孔質層44
が設けられており、所定温度で円筒管両側に発生する酸
素濃度差を検出し、エンジン吸気系の空燃比の制御が行
われている。
【0005】一方、広範囲の空燃比を制御するために用
いられている、いわゆる広域空燃比センサ(A/Fセン
サ)は、測定電極43の表面に微細な細孔を有するガス
拡散律速層としてセラミック多孔質層44を設け、固体
電解質からなる円筒管41に一対の電極42、43を通
じて印加電圧を加え、その際得られる限界電流値を測定
して希薄燃焼領域の空燃比を制御するものである。
【0006】上記理論空燃比センサおよび広域空燃比セ
ンサともセンサ部を約700℃付近の作動温度までに加
熱する必要があり、そのために、円筒管41の内側に
は、センサ部を作動温度まで加熱するため棒状ヒータ4
5が挿入されている。
【0007】しかしながら、近年排気ガス規制の強化傾
向が強まり、エンジン始動直後からのCO、HC、NO
xの検出が必要になってきた。このような要求に対し
て、上述のように、ヒータ45を円筒管41内に挿入し
てなる間接加熱方式の円筒型酸素センサでは、センサ部
が活性化温度に達するまでに要する時間(以下、活性化
時間という。)が遅いために排気ガス規制に充分対応で
きないという問題があった。
【0008】その問題を回避する方法として、固体電解
質からなる円筒管の内面および外面に基準電極、測定電
極が設けられ、測定電極の表面に、ガス透過性の多孔性
の絶縁層を設け、さらにその中のガス透過性の低いガス
非透過層中に白金発熱抵抗体を設けた円筒型のヒータ一
体型酸素センサも特開平10−206380号公報に記
載されている。
【0009】一方、本出願人は、先にセラミック固体電
解質からなり一端が封止された円筒管の内面および外面
に基準電極および測定電極を形成してなるセンサと、測
定電極が露出するように前記円筒管の外面に測定電極形
成部に開口を設けたセラミック絶縁層を積層形成し、測
定電極がその開口部から露出するようにし、その少なく
とも露出している前記測定電極の周囲のセラミック絶縁
層内に発熱抵抗体を埋設してなる急速昇温性に優れたヒ
ータ一体型酸素センサを提案した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなヒータ一体型酸素センサは、従来の間接加熱方式と
異なり、直接加熱方式であるために急速昇温が可能では
あるが、センシング部の周囲に発熱抵抗体が埋設されて
いるため、センシング部内で温度分布が発生し、起電力
等の出力が安定しないという問題があった。
【0011】従って、本発明は、円筒型酸素センサに対
してヒータが一体化されてなるとともに、センシング部
を均一に加熱できるばかりでなく急速昇温などの熱衝撃
性に優れたヒータ一体型酸素センサを提供することを目
的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題について検討した結果、セラミック固体電解質からな
り一端が封止された円筒管の内面に基準電極を、該基準
電極と対向する円筒管の外面位置に測定電極を形成する
とともに、前記測定電極の少なくとも円筒管長手方向に
沿って発熱抵抗体を配設したセラミック絶縁層を積層し
てなるヒータ一体型酸素センサにおいて、前記発熱抵抗
体の円筒管長手方向の中央部における発熱量をその他の
領域よりも小さくしたことを特徴とするものである。
【0013】発熱量を上記のように制御するためには、
前記発熱抵抗体を長手方向に3分割した時、中央部に位
置する部分の発熱抵抗体の総面積をa、両端部に位置す
る部分の総面積をbとした時、a>b/2であること、
特にa×2/bが1.1〜1.5であることを特徴とす
るものである。
【0014】本発明のヒータ一体型酸素センサは、セラ
ミック固体電解質からなり一端が封止された円筒管の内
面に基準電極を、該基準電極と対向する円筒管の外面位
置に測定電極を形成するとともに、前記測定電極の少な
くとも円筒管長手方向に沿って発熱抵抗体を配設したセ
ラミック絶縁層を積層してなるもので、この発熱抵抗体
により基準電極および測定電極等のセンシング部を加熱
する仕組みとなっている。
【0015】この際、センシング部に長手方向に平行に
配設した発熱抵抗体の線幅をすべて同じ線幅とすると、
発熱量が中心部付近で高くなり、センシング部の中央部
の温度が周辺領域よりも高くなる傾向がある。そこで、
本発明によれば、前記発熱抵抗体の円筒管長手方向にお
ける中央部における発熱量をその他の領域よりも小さく
することによって、センシング部を均一に加熱すること
ができる。その結果、センシング部の電極の全ての面積
が、ガス応答に対して有効に働くため、素子の昇温時や
あるいはガス濃度の変化に対するガス応答時間を早くす
ることができる。
【0016】また、本発明のヒータ一体型酸素センサ
は、製造にあたって、固体電解質からなる円筒管を具備
するセンサ素体の表面に、セラミック絶縁層内に発熱抵
抗体を埋設したヒータ素体を巻き付け、ヒータ素体とセ
ンサ素体とを同時焼成して作製できるため、従来のよう
に、酸素センサとヒータとをそれぞれ個別に作製した
後、酸素センサ内にヒータを勘合して使用する酸素セン
サに比べて製造コストが極めて安価になり、経済性の観
点からも優れている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の酸素センサの一例を示す
図面を参照しながら本発明を説明する。図1は、ガスセ
ンサの一例を示す概略斜視図(a)と、そのA−A断面
図(b)である。但し、(a)では説明の便宜上、セラ
ミック保護層13を省略した。
【0018】図1のガスセンサ1は、酸素イオン伝導性
を有するジルコニア等のセラミック固体電解質からな
り、先端が封止された円筒管2の内面に、第1の電極と
して、空気などの基準ガスと接触される基準電極3が被
着形成され、また、円筒管2を挟んで基準電極3と対向
する位置に第2の電極として、排気ガスなどの被測定ガ
スと接触する測定電極4が被着形成されている。そし
て、基準電極3、ジルコニア固体電解質からなる円筒管
2および測定電極4によって検知部を形成している。
【0019】そして、先端が封止された円筒管2の外面
には、Al23などのセラミック絶縁層6が被着形成さ
れており、そのセラミック絶縁層6には、測定電極4の
一部または全部が露出するように開口部7が形成されて
いる。
【0020】また、上記開口部7の周囲のセラミック絶
縁層6中には検知部を加熱するためのPt等からなる発
熱抵抗体8が埋設されている。また、セラミック絶縁層
6の表面には、さらに発熱抵抗体8による加熱効率を高
めるために、Al23等からなるセラミック保温層9が
積層形成されている。
【0021】円筒管2の内面に形成された基準電極3
は、円筒管2の内面および開口側の端面を経由して円筒
管2の外表面に設けたセンサ用端子部11aに接続され
ている。一方、円筒管2の外面に形成された測定電極4
は、セラミック絶縁層6およびセラミック保温層9に形
成された開口部7の端面を経由してセラミック保温層9
の表面に形成されたリード部10に接続され、さらにセ
ラミック保温層9の表面に形成された端子部11bと接
続されている。なお、円筒管2において上記端面に存在
するエッジ部は、C面取りされ、エッジ部で生じる電気
的接続の不良を回避している。
【0022】また、セラミック保温層9の表面に形成さ
れたリード部10の表面にはさらにZrO2等からなる
保護層12が形成されている。この保護層12によっ
て、リード部10を、例えば素子のアッセンブル時の引
っかき、あるいは素子の落下時の異物との衝突等の物理
的な破壊から保護することができる。この保護層12は
固体電解質と同じZrO2で構成することが固体電解質
との熱膨張差による応力の発生を防止する上で好まし
い。さらに、図1(b)に示すように、少なくとも検知
部の表面も、多孔質のセラミック保護層13によって被
覆されている。
【0023】また、センサ用端子部11には、外部回路
との接続のための金属部材14がそれぞれロウ材15に
よってロウ付け固定されている。これによって、検知部
において発生した検知データをリード部10、センサ用
端子部11および金属部材14を経由して外部回路に接
続される。
【0024】一方、セラミック絶縁層6内に形成された
発熱抵抗体8は、同じくセラミック絶縁層6内に形成さ
れたリード部16と、セラミック絶縁層6およびセラミ
ック保温層9を貫通して形成された貫通導体(図示せ
ず)によって、セラミック保温層9の外表面に形成され
たヒータ用端子部18と電気的に接続されている。そし
て、端子部18上には発熱用外部電源と接続するための
金属部材19がロウ材等により固定され、これらを通じ
て発熱抵抗体8に電流を通ずることにより、発熱抵抗体
8が加熱され、測定電極4、円筒管2および基準電極3
からなる検知部を所定の温度に急速昇温される。
【0025】上記の測定電極4の周囲の発熱抵抗体8
は、図1に示すように開口部7の長手方向の両側に、対
照的にパターン化して配置されているが、本発明によれ
ば、図2(a)の発熱抵抗体8のパターンの断面図に示
すように、開口部7内の測定電極4に沿ってセンサの長
手方向にミアンダ状に形成されている。本発明によれ
ば、この発熱抵抗体8からの発熱量が長手方向の中央部
がそれ以外の部分に比較して小さくなるように設定され
ている。より具体的には、前記発熱抵抗体8を長手方向
に3分割した時、中央部に位置する部分の発熱抵抗体8
の総面積が、両端部に位置する部分の総面積をbとした
時、a>b/2であることが望ましく、a×2/bが
1.1〜1.5であることが望ましい。
【0026】なお、この発熱抵抗体8の厚さは、発熱抵
抗体を形成する抵抗材料や加熱温度、電流値等によって
適宜変わるが、抵抗体を白金によって形成し、導体ペー
ストの印刷塗布、焼成によって形成した場合には、最大
厚みで5〜25μm、特に10〜20μmが最適であ
る。
【0027】かかる発熱抵抗体のパターン形成によっ
て、測定電極4表面における加熱温度の温度差を50℃
以下、特に30℃以下に抑制することによって、測定電
極4の全面における検知性能を高めることができ、その
結果、センシング部の電極の全ての部分をガス応答に対
して有効に機能させることができ、素子の昇温時やある
いはガス濃度の変化に対するガス応答時間を早くするこ
とができる。
【0028】なお、センシング部を加熱する発熱抵抗体
のパターンとしては、図2(a)に示したようなミアン
ダ状以外に、図2(b)に示すように、測定電極4の長
手方向の辺に平行に形成したものであってもよい。この
ようなパターンにおいても、中央部、両端部の発熱抵抗
体パターンの総面積の関係が上述の関係にあることが望
ましい。
【0029】本発明では、発熱抵抗体8は、リード部1
6を経由してヒータ用端子部18と接続されており、こ
れらを通じて発熱抵抗体8に電流を流すことにより発熱
抵抗体8が加熱され、円筒管2、基準電極3および測定
電極4からなるセンサ部を加熱する仕組みとなっている
が、この際、発熱抵抗体8のリード部16は、幅広い1
本のラインで形成することも可能であるが、2本以上の
ラインで形成することによって、リード部16を挟む上
下のセラミック絶縁層6同時の結合性を高め、素子の強
度を高めることができる。
【0030】さらに、ガスセンサの全体の大きさとして
は、外径が3〜6mm、特に3〜4mmの円筒体によっ
て形成することが、消費電力を低減するとともに、セン
シング性能を高めることができる。
【0031】(固体電解質)本発明において、円筒管2
を形成するのに用いられるセラミック固体電解質は、Z
rO2を含有するセラミックスからなり、具体的には、
23およびYb2 3、Sc23、Sm23、Nd
23、Dy23等の希土類酸化物を酸化物換算で1〜3
0モル%、好ましくは3〜15モル%含有する部分安定
化ZrO2あるいは安定化ZrO2が用いられている。ま
た、ZrO2中のZrを1〜20原子%をCeで置換し
たZrO2を用いることにより、電子伝導性が大きくな
り、応答性がさらに改善されるといった効果がある。
【0032】さらに、焼結性を改善する目的で、上記Z
rO2に対して、Al23やSiO2を添加含有させるこ
とができるが、多量に含有させると、高温におけるクリ
ープ特性が悪くなることから、Al23およびSiO2
の添加量は総量で5重量%以下、特に3重量%以下であ
ることが望ましい。
【0033】また、固体電解質中のNaの含有量として
は、固体電解質からセラミック絶縁層への拡散進入を防
止する観点からは200ppm以下、特に100ppm
が望ましい。
【0034】(セラミック絶縁層)一方、発熱抵抗体8
を埋設するセラミック絶縁層6としては、アルミナおよ
び/またはマグネシアを含有する酸化物、特に、アルミ
ナ材料、スピネル材料、あるいはアルミナとスピネルと
の複合化合物材料が好適に用いられる。この際、セラミ
ック絶縁層6の焼結性を改善する目的で、少量Si成分
を添加することが望ましいが、その含有率としては酸化
物換算で0.1重量%以上でその効果が見られるが、S
iの含有量が、5重量%を越えるとセラミック絶縁層6
中のNaの拡散と偏析が促進され、白金等からなる発熱
抵抗体の寿命が低下しやすいため、Si含有量は0.1
〜5重量%の範囲が望ましい。Si含有量としては、
0.5〜3重量%が望ましい。特に、0.5〜2重量%
がNaの拡散を防止する観点から望ましい。
【0035】また、このセラミック絶縁層6は、相対密
度が80%以上、開気孔率が5%以下の緻密質なセラミ
ックスによって構成されていることが望ましい。これ
は、セラミック絶縁層6が緻密質であることにより絶縁
層の強度が高くなる結果、酸素センサ自体の機械的な強
度を高めることができるためである。さらに、セラミッ
ク絶縁層6中のNaの含有量は、50ppm、特に30
ppm以下とすることがヒータの寿命を延ばすために望
ましい。
【0036】(発熱抵抗体)また、上記セラミック絶縁
層6の内部に埋設される発熱抵抗体8としては、白金、
ロジウム、パラジウム、ルテニウムの群から選ばれる1
種の金属、または2種以上の合金からなることが望まし
く、特に、セラミック絶縁層6との同時焼結性の点で、
そのセラミック絶縁層6の焼成温度よりも融点の高い金
属または合金を選択することが望ましい。
【0037】また、発熱抵抗体8中には上記の金属の他
に焼結防止と絶縁層との接着力を高める観点からアルミ
ナ、スピネル、アルミナ/シリカの化合物、フォルステ
ライトあるいは上述の電解質となり得るジルコニア等を
体積比率で10〜80%、特に30〜50%の範囲で混
合することが望ましい。
【0038】発熱抵抗体8を埋設したセラミック絶縁層
6の表面に形成されるセラミック保温層9は、ジルコニ
アセラミックスからなることが望ましい。このジルコニ
アからなるセラミック保温層9は、固体電解質とセラミ
ック絶縁層6間の熱膨張差や焼成収縮差等に起因する応
力を緩和させ、熱応力をできる限り小さくすることがで
きる。この際、円筒管2と発熱抵抗体8の間とセラミッ
ク保温層9と発熱抵抗体8の間の距離はそれぞれ2μm
以上であることが望ましい。
【0039】(電極)円筒管2の内面および外面に被着
形成される基準電極3、測定電極4は、いずれも白金、
ロジウム、パラジウム、ルテニウムおよび金の群から選
ばれる1種、または2種以上の合金が用いられる。ま
た、センサ動作時の電極中の金属の粒成長を防止する目
的と、応答性に係わる金属粒子と固体電解質と気体と
の、いわゆる3相界面の接点を増大する目的で、上述の
セラミック固体電解質成分を1〜50体積%、特に10
〜30体積%の割合で上記電極中に混合してもよい。
【0040】また、本発明においては、この開口部7に
露出している測定電極4の形状は特に限定するものでは
なく、また、開口部7は、円筒管2における対照な位置
となる2箇所に設けると熱衝撃性を改善することができ
る。開口部7の広がりとしては、円筒管2の断面の中心
に対して30〜90度の範囲とすることにより、開口部
7の周囲への熱応力の発生を抑制し、また、発熱抵抗体
8による加熱効率を高めることができる。この開口部7
は40〜80度の範囲が特に優れる。
【0041】一方、固体電解質からなる円筒管2の内面
に形成される基準電極3は、測定電極4の前記開口部7
より露出する部分に対向する内面部分に形成されていれ
ばよく、測定電極4の露出部面積よりも大きい面積、例
えば、円筒管2の内面全面に成されていてもよい。
【0042】(多孔質層)本発明の酸素センサにおいて
は、図1(b)の要部拡大断面図に示すように、開口部
7内にて露出している測定電極4の表面に、多孔質のセ
ラミック保護層13が形成されるが、このセラミック保
護層13は、以下の2つの目的で形成される。
【0043】第1に、排気ガスによって測定電極4が被
毒して出力電圧が低下するのを防止することを目的とし
て設けるものであり、露出した測定電極4の表面にジル
コニア、アルミナ、マグネシアあるいはスピネル等のポ
ーラスな保護層として形成される。このような保護層を
設けた酸素センサは、一般的には理論空燃比センサ(λ
センサ)素子として用いることができる。この場合に、
セラミック保護層13としては開気孔率が10〜40%
の多孔質体からなることが望ましい。
【0044】第2に、露出した測定電極4の表面に微細
な細孔を有するジルコニア、アルミナ、スピネル、マグ
ネシアまたはγ−アルミナの群から選ばれる少なくとも
1種のガス拡散律速層として機能させる。このようなガ
ス拡散律速層となるセラミック保護層13としては、開
気孔率が5〜30%の多孔質体が望ましい。
【0045】また、このガス拡散律速層となるセラミッ
ク保護層13の表面には、さらに排気ガスの被毒を防止
する観点から、前述したアルミナあるいはスピネルから
なる前記セラミック保護層を設けることもできる。この
様なヒーター体化酸素センサは、後で述べる広域空燃比
センサ(A/Fセンサ)として応用することが可能であ
る。
【0046】次に、本発明のヒータ一体型酸素センサの
作製方法について詳述する。本発明の酸素センサの製造
方法について、図1のヒータ一体型酸素センサの製造方
法を例にして図3をもとに説明する。
【0047】(1)まず図3(a)に示すような両端が
開放された中空の円筒管20を作製する。この円筒管2
0は、ジルコニア等の酸素イオン伝導性を有するセラミ
ック固体電解質粉末に対して、成形用有機バインダーを
添加して押出成形や、静水圧成形(ラバープレス)ある
いはプレス形成などの周知の方法により作製される。
【0048】(2)そして、上記固体電解質からなる円
筒管20の内面および外面に、基準電極および測定電極
となるパターン21、22を例えば、白金を含有する導
電性ペーストを用いてスラリーデッィプ法、スクリーン
印刷、パット印刷、ロール転写等で形成する。この時、
円筒管20内面への基準電極22の印刷は、導体ペース
トを充填して排出して、内面全面に塗布形成することが
効率がよい。
【0049】その後、ジルコニア材料を石油系溶媒に分
散したスラリーを円筒管20の先端側の端部より約3m
mの深さまで注入し乾燥する。石油系溶媒を用いる理由
は、ジルコニア粉末が分散し易く、内径の小さな円筒管
20に注入しやすいことに加えて、スラリーの乾燥が早
いことである。この際、石油系溶媒の量としては、ジル
コニア材料100重量%に対して、石油系溶媒を5〜2
5重量%含有するスラリーが好ましい。この際、アクリ
ル系のバインダーをスラリーに1〜5重量%添加する
と、この先端封止材と円筒管20内壁との接着力が増加
する。この後、円筒管先端を円弧などの所定の形状に加
工する。このようにしてセンサ素体Aを作製する。
【0050】(3)次に、図3(b)に示すようなヒー
タ素体Bを形成する。まず、上述のジルコニア粉末を含
有するスラリーを用いて50〜500μm、特に100
〜300μmの厚さのセラミック絶縁層を形成するため
のセラミックグリーンシートを作製する。その後、この
グリーンシート表面に、アルミナ、スピネル、フォルス
テライト、ジルコニア、ガラス等のセラミック粉末を用
いて、適宜成形用有機バインダーを添加してスラリーを
調製し、このスラリーを用いてスクリーン印刷法、パッ
ト印刷法、ロール転写法等により印刷した後、その表面
に白金などの金属粉末を含む導電性ペーストをスクリー
ン印刷法、パット印刷法、ロール転写法等により印刷し
て、本発明のリードパターンを含む発熱抵抗体パターン
24を塗布する。そして、再度、絶縁性スラリーを塗布
する。その後、開口部25をパンチングなどによって形
成することにより、セラミック保温層9となるジルコニ
ア層23と発熱抵抗体24を埋設したセラミック絶縁層
26との未焼成の積層体からなるヒータ素体Bが得られ
る。
【0051】(4)次に、図3(c)に示すように、上
記円筒状のセンサ素体Aの表面に、ヒータ素体Bを巻き
付けて円筒状積層体を作製する。この際、ヒータ素体B
をセンサ素体Aに巻き付けるには、ヒータ素体Bとセン
サ素体Aとの間にアクリル樹脂や有機溶媒などの接着剤
を介在させて接着させたり、あるいはローラ等で圧力を
加えながら機械的に接着することができる。この時、巻
き付けされたヒータ素体Bの合わせ目は、焼成時の収縮
を考慮し、シート端部同志を重ねるか、あるいは所定の
間隔をおいて接着してもよい。また、円筒管の先端とヒ
ータ素体Bの巻き付け位置は、焼成後0.5〜2mmに
なるように調整する。
【0052】(5)そして、上記の円筒状積層体を、ア
ルゴンガス等の不活性雰囲気中あるいは大気中1300
〜1700℃で1〜10時間程度焼成することによりセ
ンサ素体Aとヒータ素体Bとを同時焼成することができ
る。
【0053】なお、上記の製造方法では、基準電極22
および測定電極21を円筒管20形成時に塗布したが、
これらの電極の形成は、電極を有しない円筒管20の表
面にヒータ素体Bを巻き付けて円筒状積層体を作製した
後、円筒状積層体に対して、電極ペーストをスクリーン
印刷、パット印刷、ロール転写法あるいは浸漬法によっ
て円筒管20の内面およびヒータ素体Bにおける開口部
25内の円筒管20表面に塗布するか、またはスパッタ
法やメッキ法にて形成することもできる。
【0054】さらに、図1のセラミック保護層13を形
成するには、焼成後に、アルミナ、スピネル、ジルコニ
ア等の粉末をゾルゲル法、スラリーディップ法、印刷法
などによって印刷塗布し、焼き付け処理したり、上記セ
ラミックスをスパッタ法あるいはプラズマ溶射法により
被覆して形成するか、または、円筒状積層体を作製する
際に予めセラミック保護層13を形成するスラリーを塗
布した後に、同時に焼成し形成することも可能である。
【0055】上記の製造方法によれば、1回の焼成工程
でセンサ、ヒータ、セラミック部材の一体物を作製する
ことができ、別途接合工程を必要としないことから、製
造歩留りや製造コストの低減を図ることができるために
非常に好ましい。
【0056】(他のセンサ構造)本発明のヒータ一体型
酸素センサは、図1の構造のものに限定されるものでな
く、種々の酸素センサに適用することができる。そこ
で、図4には、いわゆるA/Fセンサの例についてその
(a)概略斜視図と、(b)縦断面図を示した。
【0057】このヒータ一体型空燃比センサは、固体電
解質からなり一端が封止された円筒管30の外側に、空
間31を介して、さらに拡散孔32aを有する固体電解
質層32を設け、前記円筒管30の内外面に基準電極3
3および測定電極34からなる第1の電極対を形成する
と同時に、空間31を介して形成した固体電解質層32
の内外面に内側電極35、外側電極36からなる第2の
電極対を形成したものである。そして、これらの検知部
の周囲に発熱抵抗体37を埋設したセラミック絶縁層3
8を配置した構造からなる。この空燃比センサにおいて
は、第2の電極35、36間に電流を流し、空間31内
の酸素濃度が一定になるように第1の電極33、34で
検知しながら空間31内に酸素ガスを流入させたり、あ
るいは排出させたりして、排気ガス中の空燃比を測定す
るものである。
【0058】本発明によれば、この図4の酸素センサに
おいても、発熱抵抗体37の断面における平均線幅を
0.1〜0.3mm、その平均最大厚みを10〜25μ
mとすることによってマイグレーションの発生による抵
抗増大などの現象を防止することができ、酸素センサの
長寿命化を図ることができる。
【0059】
【実施例】(実施例1)市販のアルミナ粉末と、5モル
%Y23含有のジルコニア粉末と、白金粉末をそれぞれ
準備した。まず、5モル%Y23含有のジルコニア粉末
にポリビニルアルコール溶液を添加して坏土を作製し、
押出成形により焼結後の外径が約4mm、内径が2mm
になるように両端が開放された円筒状成形体を作製し、
その表面に、白金ペーストを用いて長方形状の測定電極
パターンおよびリードパターンを印刷塗布するととも
に、成形体の内部全面にも白金ペーストを塗布して基準
電極を形成した。また、円筒管の先端部をジルコニア粉
末100重量%に対して石油系溶媒を20重量%添加し
たスラリー中に浸漬した後、乾燥して一端を封止した。
なお、測定電極および基準電極の厚みは焼成後に約5μ
mとなるように調整した。
【0060】また、5モル%Y23含有のジルコニア粉
末にポリビニルアルコール溶液を加えてスラリーを作製
し、厚みが約200μmのグリーンシートを作製した。
このグリーンシートに前記測定電極の形状と一致する長
方形状の種々の大きさを有する開口部をパンチングによ
って開けた。
【0061】その後、開口部以外の部分にアルミナ粉末
を約20μmの厚みに塗布した後、白金粉末を含む導体
ペーストを用いて、種々のパターンの発熱抵抗体を印刷
塗布した。そして、その上に再度アルミナ粉末を約20
μmとなるように塗布し発熱抵抗体をアルミナのセラミ
ック絶縁層中に埋設してなる図3(b)に示す構造のヒ
ータ素体Bを作製した。なお、この時の発熱抵抗体パタ
ーンの面積比率を表1に示した。この面積の比率は、焼
成時の収縮後も同一であった。
【0062】次に、上記の円筒状のセンサ素体Aの表面
に、接着剤としてアクリル系樹脂を用いて上記ヒータ素
体Bを巻き付け円筒状積層体を作製した。その後、この
円筒状積層体を大気中にて、1500℃で2時間焼成
し、焼成一体化した。
【0063】その後、開口部内の測定電極の表面に、プ
ラズマ溶射によりスピネルからなる気孔率が約30%の
セラミック保護層を200μmの厚みで形成して図1に
示すような理論空燃比センサを作製した。
【0064】性能評価に関しては、作製した酸素センサ
について、開口部の中心線に沿って、最上部(A)、最
下部(B)および中心部(C)の温度を測定すると同時
に、その最大温度差を求めた。
【0065】
【表1】
【0066】結果を表1に示す。発熱抵抗体の面積比率
がすべて同じである場合には、センシング部内における
温度分布が50℃よりも大きいのに対して、中央部の面
積を両端部分よりも大きくして発熱量を抑えることによ
って温度分布を50℃以下に小さくすることができた。
なお、a×b/2比が1.5を越える試料No.7は、
温度分布は50℃以下と良好であった。但し、センシン
グ部の加熱効率が低下し、到達温度が600℃以下と低
くなった。
【0067】(実施例2)実施例1の試料No.1と試
料No.4を用いて、CO、CO2、N2、O2、H2から
なる混合ガスを用いて、空燃比を14と15の間で変化
させたときの700℃における出力(起電力)の変化を
図に示した。これより、本発明の試料は、従来品に比較
して空燃比の変化に対してガス応答性に優れることがわ
かる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のヒータ一体
型酸素センサによれば、センシング部を均一に加熱で
き、素子の急速昇温を行うことができるだけでなく、少
ない消費電力でセンサを活性化させることができるため
に、正確に酸素濃度を検出することができる。しかも、
本発明のセンサは発熱抵抗体を内蔵するセラミック絶縁
層とを同時焼成して作製できるため、製造コストが極め
て安価になり、経済性の観点からも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒータ一体型酸素センサの一例を説明
するための(a)概略斜視図と、(b)A−A断面図で
ある。
【図2】(a)図1の酸素センサにおける発熱抵抗体の
パターンを説明するための図と、(b)他の発熱抵抗体
の他のパターンを説明するための図である。
【図3】本発明のガスセンサを製造する方法の一例を説
明するための工程図である。
【図4】本発明のヒータ一体型酸素センサの他の例を説
明するための(a)概略斜視図と、(b)X−X断面図
である。
【図5】本発明のヒータ一体型酸素センサと従来品によ
る起電力の変化を示した図である。
【図6】従来のヒータ一体型の円筒型酸素センサの概略
図である。
【符号の説明】
1 センサ 2 円筒管(固体電解質基体) 3 基準電極 4 測定電極 6 セラミック絶縁層 7 開口部 8 発熱抵抗体 9 セラミック保温層 13 セラミック保護層 21 セラミック部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック固体電解質からなり一端が封止
    された円筒管の内面に基準電極を、該基準電極と対向す
    る円筒管の外面位置に測定電極を形成するとともに、前
    記測定電極の少なくとも円筒管長手方向に沿って発熱抵
    抗体を配設したセラミック絶縁層を積層してなるヒータ
    一体型酸素センサであって、前記発熱抵抗体の円筒管長
    手方向における中央部における発熱量を他の領域よりも
    小さくしたことを特徴とするヒータ一体型酸素センサ。
  2. 【請求項2】前記発熱抵抗体を長手方向に3分割した
    時、中央部に位置する部分の発熱抵抗体の総面積をa、
    両端部に位置する部分の総面積をbとした時、a>b/
    2であることを特徴とする請求項1記載のヒータ一体型
    酸素センサ。
  3. 【請求項3】前記発熱抵抗体を長手方向に3分割した
    時、中央部に位置する部分の発熱抵抗体の総面積をa、
    両端部に位置する部分の総面積をbとした時、a×2/
    bが1.1〜1.5であることを特徴とする請求項2記
    載のヒータ一体型酸素センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104458865A (zh) * 2013-09-16 2015-03-25 Lg伊诺特有限公司 气体传感器组件
JP2015111099A (ja) * 2013-11-06 2015-06-18 日本特殊陶業株式会社 ヒータ及びガスセンサ

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