JP2003279529A - 酸素センサ素子 - Google Patents

酸素センサ素子

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JP2003279529A JP2002087280A JP2002087280A JP2003279529A JP 2003279529 A JP2003279529 A JP 2003279529A JP 2002087280 A JP2002087280 A JP 2002087280A JP 2002087280 A JP2002087280 A JP 2002087280A JP 2003279529 A JP2003279529 A JP 2003279529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス応答性に優れ急速昇温が可能で、素子強度
の高い小型の酸素センサ素子を提供する。 【解決手段】長尺状のジルコニア固体電解質平板3の少
なくとも対向する両面に白金から成る基準電極4と測定
電極5を有するセンサ部1と、セラミック絶縁層7内に
発熱体8を埋設したヒータ部2を具備する酸素センサ素
子において、測定電極5を形成した部分における長手方
向に対して直交する方向への幅をw(mm)、素子全体
の厚みをt(mm)とすると、2≦w≦3.5、3≦w
・t2 ≦28を満足することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素センサ素子に
関し、特に自動車等の内燃機関における空気と燃料の比
率を制御するための酸素センサ素子に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】現在、自動車等の内燃機関においては、排
出ガス中の酸素濃度を検出して、その検出値に基づいて
内燃機関に供給する空気および燃料供給量を制御するこ
とにより、内燃機関からの有害物質、例えばCO、H
C、NOxを低減させる方法が採用されている。
【0003】この検出素子として、主として酸素イオン
導電性を有するジルコニアを主分とする固体電解質から
なり、一端が封止された円筒管の外面および内面にそれ
ぞれ一対の電極層が形成された固体電解質型の酸素セン
サが用いられている。この酸素センサの代表的なものと
しては、図9の概略断面図に示すように、ZrO2固体
電解質からなり、先端が封止された円筒管31の内面に
は、センサ部として白金からなり空気などの基準ガスと
接触する基準電極32が、また円筒管31の外面には排
気ガスなどの被測定ガスと接触される測定電極33が形
成されている。
【0004】このような酸素センサにおいて、一般に、
空気と燃料の比率が1付近の制御に用いられている、い
わゆる理論空燃比センサ(λセンサ)としては、測定電
極33の表面に、保護層としてセラミック多孔質層34
が設けられており、所定温度で円筒管31両側に発生す
る酸素濃度差を検出し、エンジン吸気系の空燃比の制御
が行われている。この際、理論空燃比センサは約700
℃付近の作動温度までに加熱する必要があり、そのため
に、円筒管31の内側には、センサ部を作動温度まで加
熱するため棒状ヒータ35が挿入されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年排
気ガス規制の強化傾向が強まり、エンジン始動直後から
のCO、HC、NOxの検出が必要になってきた。この
ような要求に対して、上述のように、ヒータ35を円筒
管31内に挿入してなる間接加熱方式の円筒型酸素セン
サでは、センサ部が活性化温度に達するまでに要する時
間(以下、活性化時間という。)が遅いために排気ガス
規制に充分対応できないという問題があった。
【0006】近年、この問題を回避する方法として、図
10の概略断面図に示すように平板状の固体電解質基板
36の外面および内面に基準電極38と測定電極37を
それぞれ設けると同時に、セラミック絶縁層39の内部
に白金ヒータ40を埋設したヒータ一体型の酸素センサ
素子が提案されている。
【0007】しかしながら、このヒータ一体型酸素セン
サは、上述の従来の間接加熱方式と異なり、直接加熱方
式であるために急速昇温が可能ではあるが、まだ素子が
大きく充分な急速昇温性が確保できないという問題あっ
た。
【0008】本発明は、ガス応答性の優れ急速昇温が可
能で、素子強度の高い小型の酸素センサ素子を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
について検討した結果、ガス応答性は、素子の幅や厚み
と非常に密接な関係にあることが判明しこれらを所定の
関係を満たすことによって、ガス応答性を高めるととも
に、素子の幅と厚みを制御することにより小型化をも図
れることを見出し、本発明に至った。
【0010】即ち、本発明の酸素センサ素子は、長尺状
のジルコニア固体電解質平板の少なくとも対向する両面
に白金から成る基準電極と測定電極を有するセンサ部
と、セラミック絶縁層内に発熱体を埋設したヒータ部を
具備する酸素センサ素子において、前記測定電極を形成
した部分における長手方向に対して直交する方向への幅
をw(mm)、素子の厚みをt(mm)とすると、 2≦w≦3.5 3≦w・t2 ≦28 を満足することによって、上記の目的が達成されること
を見出した。
【0011】また、本発明の酸素センサ素子において
は、セラミック絶縁層中に白金ヒータを埋設したヒータ
部を具備することが望ましく、このヒータ部は、前記セ
ンサ部と同時焼成して形成されてなるか、またはセンサ
部とヒータ部はそれぞれ別体で形成された後、接合材に
よって接合し一体化されたものでもよい。
【0012】また、このヒータ部においては、一対の白
金ヒータがセラミック絶縁層を介して上下に形成されて
いることによって、素子の幅を小さくした場合において
も発熱量を大きくすることができ、素子の急速昇温を容
易に行うことができる。
【0013】素子の幅を小さくした場合、前記センサ部
が素子の先端付近に設けられ、素子の後端付近に端子を
接続するための電極パッドを備えており、該素子の長手
方向に対して直交する方向の幅が素子先端から後端に向
かって連続的、または不連続的に大きくすることによっ
て、センサ素子の強度を高めると同時に、素子と外部回
路と電圧や電流の取り合いの問題を解決できる。特に、
前記測定電極の電極面積は8〜18mm2であることが
ガス応答性を高めるうえで望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の酸素センサ素子の
基本構造の例を図面をもとに説明する。図1は、本発明
の酸素センサ素子の一例を説明するための概略断面図、
図2に他の例を説明するための概略断面図である。これ
らは、一般的に理論空撚比センサ素子と呼ばれるもので
あり、図1、図2の例では、いずれもセンサ部1とヒー
タ部2を具備するものである。
【0015】図1の酸素センサ素子においては、ジルコ
ニアからなる酸素イオン導電性を有する固体電解質基板
3と、この固体電解質基板3の対向する両面には、空気
に接する基準電極4と、排気ガスと接する測定電極5と
が形成されており、酸素濃度を検知する機能を有するセ
ンサ部1を形成している。
【0016】即ち、固体電解質基板3は先端が封止され
た平板状の中空形状からなり、この中空部が大気導入孔
3aを形成している。そして、この中空内壁に、空気な
どの基準ガスと接触する基準電極4が被着形成され、こ
の基準電極4と対向する固体電解質基板3の外面に、排
気ガスなどの被測定ガスと接触する測定電極5が形成さ
れている。
【0017】また、排気ガスによる電極の被毒を防止す
る観点から、測定電極5表面には電極保護層としてセラ
ミック多孔質層6が形成されている。
【0018】本発明によれば、かかる酸素センサ素子に
おいては、素子の急速昇温性を持たせる上で、前記測定
電極5を形成した部分における長手方向に対して直交す
る方向への幅をw(mm)、素子の厚みをt(mm)と
すると、2.0≦w≦3.5、3≦w・t2≦28を満
たすことが重要である。
【0019】これは、センサ素子の幅wが2mmより小
さいか、または3.5mmを越えると素子が本来必要と
され急速昇温性が失われる。センサ素子の幅wとしては
2.5〜3mmが特に好ましい。また、素子の幅と厚み
に関する形状因子;w・t2の値が3より小さいと素子
の強度が低くなり急速昇温で素子が破壊し易すく、この
値が28を越えると素子の体積が大きくなり素子を急速
に昇温できない。形状因子w・t2の大きさとしては、
10〜20の値が特に好ましい。
【0020】この際、本発明によれば、測定電極5の面
積が8mm2より小さいと、素子自身が小さくなりエン
ジン中で素子の温度が上がらないため、ガス応答性が悪
くなる場合があるために、測定電極の面積は8〜18m
2、特に10〜15mm2の範囲が好ましい。
【0021】一方、ヒータ部2は、電気絶縁性を有する
セラミック絶縁層7に白金ヒータ8が埋設された構造か
らなり、図1の酸素センサ素子においては、ヒータ部2
は、センサ部1とともに焼成によって一体化された構造
からなり、図2の酸素センサ素子においては、センサ部
1とヒータ部2とは、それぞれ別体で形成され、接合材
10によって接合された構造からなる。
【0022】特に、センサ部1の固体電解質とヒータ部
2のセラミック絶縁層7との熱膨張係数膨張差が大きい
場合には、図2の構造からなることが望ましく、特に、
接合箇所は、白金ヒータ8や電極4、5が形成されてい
ない使用時において、温度の低い部分にて接合すること
が望ましい。また、全面にて接合する場合には、センサ
部1とヒータ部2との熱膨張係数の違いによる応力を緩
和するため、センサ部1のジルコニア固体電解質基板3
とヒータ部2のアルミナセラミック絶縁層7との複合材
料、アルミナとジルコニアとを複合化合物層を介在させ
ることもできる。
【0023】なお、ヒータ部2における白金ヒータ8の
パターンは、素子の長手方向に伸び、長手方向の端部で
折り返した構造でも、あるいは長手方向と直交する方向
の端部で折り返した波形(ミアンダ)構造でもよい。
【0024】なお、このヒータ部2は、図1に示すよう
に、保温性を高める、ヒータ部2による加熱効率を高め
る、材料間の熱膨張係数の差に起因する応力を低減す
る、の目的のために、センサ部1と接する側と反対側に
固体電解質基板3と同一または類似の熱膨張係数を有す
るセラミック層9を形成することが望ましい。
【0025】また、ヒータ部2の構造として、本発明に
基づき、素子の幅や形状因子を満足する限りにおいて
は、特に限定するものではなく、通常、図2に示すよう
に、Wまたは白金を主成分とするヒータ8は、同一平面
内に形成してもよいが、同一平面の場合には、小型化に
伴い、ヒータパターンの形状が非常に制約される。そこ
で、図1に示すように、セラミック絶縁層7内に埋設さ
れている一対のヒータ8をセラミック絶縁層7aを介し
て上下に、言い換えれば異なる層間に形成することが望
ましい。
【0026】より具体的には、図3のヒータ8パターン
の概略透過図に示すように、ヒータ8のパターンは、長
尺状のセラミック絶縁層7内において、一端側に形成さ
れたリード8a1が長手方向に伸び、セラミック絶縁層
7の他端部付近に発熱部8b1が形成され、他端部で折
り返された後、発熱部8b2を経由してリード8a2に
接続されたパターンからなるが、本発明においては、少
なくとも発熱部8b1と8b2とがセラミック絶縁層7
aを介して上下に形成されており、この発熱部8b1、
8b2は、他端部においてセラミック絶縁層7aを関す
るビア8cなどの接続体によって電気的に接続されてい
る。
【0027】かかる構造によれば、加熱効率を高める上
で、発熱部8b1、8b2は、図3に示される通り、ミ
アンダ構造(波形)のパターンから構成されることが望
ましいが、その場合、発熱部8b1、8b2はそれぞれ
所定の幅xを必要とする。これらの発熱体8b1、8b
2を同一平面内に形成すると必然的に、素子全体の幅w
は、通常、w>2.5x程度であるが、図1に示すよう
に、発熱部8b1、8b2をそれぞれ異なる層間に形成
することによって、素子全体の幅wは、w>xと制限が
緩和されることから、素子全体の幅を小さくできると同
時に発熱量も大きくすることができる。特に、w≦2.
5x、さらにはw≦2.3xであることが望ましい。な
お、上下の白金ヒータ8間のセラミック絶縁層7aの厚
みとしては、電気絶縁性の観点から1〜300μm以
上、特に5〜100μm、さらには5〜50μmが好ま
しい。
【0028】なお、図3の例では、発熱体8は、素子の
長手方向に直交する方向で折り返しを有するミアンダ
(波形)形パターンからなるものであったが、この発熱
体パターンは、これに限定されるものではなく、例え
ば、図4の発熱体のパターン図に示すように、素子の長
手方向で折り返しを有するミアンダ形パターンであって
もよい。
【0029】また、本発明の酸素センサ素子は、図5の
概略平面図に示すように、固体電解質基板3の先端部付
近にセンサ部1やヒータ部2が形成されており、基板3
の後端部付近の表面に測定電極5や基準電極4とリード
10を介して接続された一対の電極パッド11が形成さ
れている。そして、この電極パッド11には、適宜、白
金ヒータ8への電力の印加や、センサ部1の電極4、5
からの信号の外部への取り出しを行なうために金属製の
コネクタが用いられるが、場合によっては電圧の印加
や、信号の取り出しはNi等の金属ピンをパッド部にロ
ウ付けして用いられることもある。
【0030】素子の構造としては、図5に示すように、
電極信号と外部に取り出したり、あるいはヒータに電圧
を印加したりする関係から、電極パッド11を形成する
部分の幅Lは、測定電極を形成した部分の素子の幅wよ
り大きく構成することが好ましい。特に、素子先端から
後端に向かって連続的、または不連続的に大きくするこ
とが望ましい。
【0031】具体的には、図5(a)に示すように、素
子の先端部から後端部にわたって連続して幅が大きくな
るように、言い換えれば幅が広くなるようなもの、図5
(b)に示すように、先端部から後端部の間で段差部v
を境に素子の幅が広くなるようなもの、図5(c)に示
すように、先端部から後端部の間でテーパ部pを設け、
部分的に連続して幅が広くなるもの等が挙げられる。な
お、図7(a)のように、測定電極を形成した部分にお
ける幅が変化する場合、測定電極の中心部分における幅
をwとする。
【0032】このように、電極パッド11が設けられる
部分の幅を広くし、電極パッド11を形成している部分
の幅Lを測定電極を形成した部分の幅wよりも大きくす
ることによって、センサ部の小型化とともに、電極パッ
ド11にコネクタや金属ピンなどを容易に且つ強固に取
り付けることができる。
【0033】この際、電極パッド11を形成した部分の
幅Lは4〜5mm、特に4〜4.5mmが好ましい。素
子の厚みは、素子全体にわたりw・t2が前述の関係を
満足すれば素子先端から後端に向かって連続的、または
不連続的に変化してもよいが、測定電極を形成した部分
の素子全体の厚さtとしては、0.8〜1.5mm、特
に1.0〜1.2mmが望ましい。また、素子の長さと
しては45〜55mm、特に45〜50mmが急速昇温
性と素子のエンジン中への取付け具合との関係から好ま
しい。
【0034】さらに、本発明によれば、素子の先端部を
半径が100mm以下の曲面によって形成するか、また
は角部を0.1mm以上のC面またはR面加工すること
によって、耐熱衝撃性を高めることができる。
【0035】さらに、本発明によれば、上記図5(c)
の酸素センサ素子を用いて、例えば、図6に示すよう
に、酸素センサ素子をホルダーに取り付ける場合の取り
付け治具12をテーパ部pの部分に取り付けることがで
きる。
【0036】本発明の酸素センサ素子において用いられ
る固体電解質は、ZrO2を含有するセラミックスから
なり、安定化剤として、Y23およびYb23、Sc2
3、Sm23、Nd23、Dy23等の希土類酸化物
を酸化物換算で1〜30モル%、好ましくは3〜15モ
ル%含有する部分安定化ZrO2あるいは安定化ZrO2
が用いられている。また、ZrO2中のZrを1〜20
原子%をCeで置換したZrO2を用いることにより、
イオン導電性が大きくなり、応答性がさらに改善される
といった効果がある。さらに、焼結性を改善する目的
で、上記ZrO2に対して、Al23やSiO2を添加含
有させることができるが、多量に含有させると、高温に
おけるクリープ特性が悪くなることから、Al23およ
びSiO2の添加量は総量で5重量%以下、特に2重量
%以下であることが望ましい。
【0037】固体電解質基板3の表面に被着形成される
基準電極4、測定電極5は、いずれも白金、あるいは白
金と、ロジウム、パラジウム、ルテニウムおよび金の群
から選ばれる1種との合金が用いられる。また、センサ
動作時の電極中の金属の粒成長を防止する目的と、応答
性に係わる白金粒子と固体電解質と気体との、いわゆる
3相界面の接点を増大する目的で、上述のセラミック固
体電解質成分を1〜50体積%、特に10〜30体積%
の割合で上記電極中に混合してもよい。また、電極形状
としては、四角形でも楕円形でもよい。また、電極の厚
さは、3〜20μm、特に5〜10μmが好ましい。
【0038】一方、ヒータ8を埋設するセラミック絶縁
層7としては、アルミナセラミックス、AlとMgとの
複合酸化物を主体とするセラミックス、Alと、Yおよ
び希土類元素の群から選ばれる少なくとも1種との複合
酸化物を主体とするセラミックスの群から選ばれる少な
くとも1種からなる相対密度が80%以上、開気孔率が
5%以下の緻密質な絶縁性セラミックスによって構成さ
れていることが望ましい。
【0039】この際、いずれの絶縁性セラミックスとも
焼結性を改善する目的でMg、Ca、Siを酸化物換算
による総和で1〜10質量%含有していてもよい。但
し、Na、K等のアルカリ金属の含有量としては、マイ
グレーションしてヒータ部2の電気絶縁性を悪くするた
め、これらのアルカリ金属は、金属酸化物換算による総
量で50ppm以下に制御することが望ましい。また、
相対密度を上記の範囲とすることによって、基板強度が
高くなる結果、酸素センサ自体の機械的な強度を高める
ことができる。
【0040】また、測定電極5の表面に形成されるセラ
ミック多孔質層6は、厚さ10〜800μmで、気孔率
が10〜50%のジルコニア、アルミナ、γ−アルミナ
およびスピネルの群から選ばれる少なくとも1種によっ
て形成されていることが望ましい。この多孔質層6の厚
さが10μmより薄いか、あるいは気孔率が50%を超
えると、電極被毒物質P、Si等が容易に電極に達して
電極性能が低下する。それに対して、多孔質層6の厚さ
が800μmを超えるか、あるいは気孔率が10%より
小さくなるとガスの多孔質層6中の拡散速度が遅くな
り、電極のガス応答性が悪くなる。特に、多孔質層6の
厚さとしては気孔率にもよるが100〜500μmが適
当である。
【0041】ヒータ部2におけるセラミック絶縁層7内
に埋設されたヒータ8およびリード8a1、8a2は、
金属として白金単味、あるいは白金とロジウム、パラジ
ウム、ルテニウムの群から選ばれる1種、またはW単
体、WとMo、Re等との合金を用いることができる。
この場合、Wおよび白金ヒータ8とリード8a1,8a
2の抵抗比率は室温において、9:1〜7:3の範囲に
制御することが好ましい。
【0042】次に、本発明の酸素センサ素子の製造方法
について、図5(b)の酸素センサ素子の製造方法を例
にして図7の分解斜視図をもとに説明する。
【0043】まず、固体電解質のグリーンシート13を
作製する。このグリーンシート13は、例えば、ジルコ
ニアの酸素イオン導電性を有するセラミック固体電解質
粉末に対して、適宜、成形用有機バインダーを添加して
ドクターブレード法や、押出成形や、静水圧成形(ラバ
ープレス)あるいはプレス形成などの周知の方法により
作製され、さらにはパンチング等によって図7のような
先端部の幅が後端部から先端部に向かって段階的に小さ
いグリーンシートを作製する。
【0044】次に、上記のグリーンシート13の両面
に、それぞれ測定電極5および基準電極4となるパター
ン14やリードパターン15や電極パッドパターン16
やスルーホール(図示せず)などを例えば、白金を含有
する導電性ペーストを用いてスラリーデッィプ法、ある
いはスクリーン印刷、パット印刷、ロール転写で印刷形
成した後、大気導入孔17を形成したグリーンシート1
8およびグリーンシート19をアクリル樹脂や有機溶媒
などの接着材を介在させるか、あるいはローラ等で圧力
を加えながら機械的に接着することによりセンサ部1の
積層体Aを作製する。この時、測定電極パターン12
は、焼成後において、電極面積が8〜18mm2となる
ように印刷面積を制御することが好ましい。
【0045】この時に使用する白金を含有する導電性ペ
ーストとしては、図3に示したような特殊な構造の電極
を形成するためには、上述のセラミック固体電解質成分
からなるジルコニアを1〜50体積%、特に10〜30
体積%の割合で包含する白金粒子を用いて、その他に、
エチルセルロース等の有機樹脂成分を含有するものが望
ましい。
【0046】このような内部にジルコニア相を包含した
白金粒子を作製するには、例えば、白金粉末と、例えば
比表面積がBET値で30m2/g以上のジルコニア微
粉末と、バインダーを加え3本ロールなどを用いて、2
4時間以上混合することにより白金粉末内にジルコニア
を収容することができる。
【0047】なお、この時に測定電極5となるパターン
の表面に、セラミック多孔質層6を形成するための多孔
質スラリーを印刷塗布形成してもよい。
【0048】次に、図7に示すようにジルコニアグリー
ンシート20表面にアルミナ粉末からなるペーストをス
ラリーデッィプ法、あるいはスクリーン印刷、パット印
刷、ロール転写で印刷し、セラミック絶縁層21aを形
成する。
【0049】次に、図1のように、白金ヒータをセラミ
ック絶縁層を介して上下に形成する場合には、まず、セ
ラミック絶縁層21aの表面に、下側のヒータパターン
22aおよびリードパターン23aを印刷塗布する。そ
して、アルミナなどの絶縁性ペーストを塗布してセラミ
ック絶縁層21bを形成し、そのセラミック絶縁層21
bの表面に上側のヒータパターン22bおよびリードパ
ターン23bを印刷塗布する。そして再度、絶縁性ペー
ストを用いてセラミック絶縁層21cを印刷形成するこ
とにより、ヒータ部2の積層体Bを作製する。
【0050】この際、下側のヒータパターン22aと上
側ヒータパターン22bとを接続するためには、セラミ
ック絶縁層21bを形成した後に、セラミック絶縁層2
1bに表面から下側のヒータパターンに至る貫通孔を形
成し、上側ヒータパターンを形成するときに、この貫通
孔内に導電性ペーストを充填してビア導体24を形成す
る。または、下側のヒータパターン22aの一部が露出
するようにセラミック絶縁層21bの先端部を切り欠
き、その切り欠き部に導電性ペーストを塗布して上下の
ヒータパターンを接続し、一本に繋がった発熱体を形成
することができる。
【0051】また、ジルコニアシート20の下面には、
ヒータ用電極パッドパターン25を前記導電性ペースト
を用いて印刷塗布し、ヒータ用リードパターン23a、
23bとは、ビア導体24と同様にして形成されたビア
導体26によって電気的に接続する。
【0052】なお、上記のヒータ部の積層体Bを作製す
るにあたり、セラミック絶縁層21a、21bは、上記
のように絶縁性ペーストの印刷塗布によって形成する他
に、アルミナなどのセラミックスラリーを用いてドクタ
ーブレード法などのシート成形方法によって絶縁性シー
トを形成して積層することもできる。
【0053】この後、センサ部の積層体Aとヒータ部の
積層体Bをアクリル樹脂や有機溶媒などの接着材を介在
させるか、あるいはローラ等で圧力を加えながら両者を
機械的に接着することにより接着一体化した後、これら
を焼成する。焼成は、大気中または不活性ガス雰囲気
中、1300℃〜1700℃の温度範囲で1〜10時間
焼成する。なお、焼成時には、焼成時のセンサ部の積層
体Aの反りを抑制するため、錘として平滑なアルミナ等
の基板を積層体の上に置くことにより反り量を低減する
ことができる。
【0054】また、センサ部の積層体Aとヒータ部の積
層体Bとを同時焼成して一体化する場合には、両者の熱
膨張係数差による応力の発生を低減するために、例え
ば、センサ部を形成する固体電解質成分とヒータ部のセ
ラミック絶縁層を形成する絶縁成分との複合材料を介在
させることが望ましい。
【0055】その後、必要に応じて、焼成後の測定電極
14の表面に、プラズマ溶射法等により,アルミナ、ジ
ルコニア、スピネルの群から選ばれる少なくとも1種の
セラミックスを形成することによってヒータ部が一体化
された酸素センサ素子を形成することができる。
【0056】なお、上記の方法では、ヒータ部はセンサ
部と同時焼成して形成した場合について説明したが、セ
ンサ部とヒータ部とはそれぞれ別体で焼成した後、ガラ
スなどの適当な無機接着材で接合することによって一体
化することも可能である。
【0057】一方、ヒータにWおよびその合金を用いる
場合は、Wの酸化防止の観点から、H2ガス含有の還元
ガス雰囲気中または、Ar、N2等の不活性ガス中で、
1300℃〜1700℃の温度範囲で1〜10時間焼成
すればよい。
【0058】その後、必要に応じて、焼成後の測定電極
の表面に、プラズマ溶射法等により,アルミナ、ジルコ
ニア、スピネルの群から選ばれる少なくとも1種のセラ
ミックスを形成することによってヒータ部が一体化され
た酸素センサ素子を形成することができる。
【0059】なお、上記の方法では、ヒータ部1はセン
サ部2と同時焼成して形成した場合について説明した
が、センサ部1とヒータ部2とはそれぞれ別体で焼成し
た後、ガラスなどの適当な無機接合材によって接合する
ことによって一体化することも可能である。
【0060】
【実施例】図1に示すλセンサを、図7に従い以下のよ
うにして作製した。
【0061】まず、市販の純度が99.9%アルミナ粉
末と、Siを0.1重量%含む5モル%Y23含有のジ
ルコニア粉末と、平均粒子径が0.1μmで8モル%の
イットリアを含むジルコニアを30体積%結晶内に含有
する白金粉末と、アルミナ粉末を20体積%含有する
白金粉末をそれぞれ準備した。
【0062】まず、5モル%Y23含有のジルコニア粉
末にポリビニルアルコール溶液を添加してスラリーを作
製し、押出成形により焼結後の厚さが0.4mmになる
ようなジルコニアのグリーンシート13を作製した。
【0063】その後、グリーンシート13の両面に、白
金粉末を含有する導電性ペーストをスクリーン印刷し
て、測定電極と基準電極のパターン14、リードパター
ン15および電極パッドパターン16を印刷形成した
後、大気導入孔17を形成したグリーンシート18、お
よびグリーンシート19をアクリル樹脂の接着剤により
積層しセンサ部用積層体Aを得た。この際、測定電極は
焼成後15mm2となるように形成した。
【0064】次に、ジルコニアグリーンシート20表面
に上述のアルミナ粉末からなるペーストを用いてスクリ
ーン印刷してセラミック絶縁層21aを焼成後約10μ
mになるように形成した後、一方のヒータパターン22
aおよびリードパターン23aを、アルミナを含有する
白金を含有する導電性ペーストを用いてスクリーン印
刷で印刷形成し、さらにこの表面にもう一度アルミナ粉
末からなるペーストをスクリーン印刷してセラミック絶
縁層21bを形成した。この後、さらに他方のヒータパ
ターン22bおよびヒータリード23bおよびグリーン
シート20の下面にヒータ電極パッド25を、白金を含
有する導電性ペーストを用いてスクリーン印刷で印刷形
成し、さらにもう一度セラミック絶縁層21cを形成す
ることにより、ヒータ部用積層体Bを作製した。なお、
ヒータパターン22a、22b間はセラミック絶縁層2
1bに形成したビア導体24によって、またヒータリー
ド23a,23bとヒータ電極パッド25とはセラミッ
ク絶縁層20、21a、21bに形成したビア導体26
によって接続した。
【0065】この後、前述の製造方法に従いセンサ部用
積層体Aとヒータ部用積層体Bを接合して1500℃、
1時間焼成して、測定電極を形成した部分の幅w、素子
の厚みtが表1の種々の形状のヒータを一体化した酸素
センサ素子を作製した。
【0066】この際、グリーンシートの厚みと積層数を
変化させることによりセンサ部用積層体とヒータ部用積
層体の幅と厚みを変化させて、幅wが1.8〜4.5m
m、w・t2が2〜37の理論空燃比型(λ型)のヒー
タ一体化の酸素センサ素子を作製した。また、各酸素セ
ンサ素子のセンサ用の電極パッドおよびヒータ用電極パ
ッドを形成する部分の素子の幅は、すべて5mmとし、
パッドの形成幅Lは4.5mmとした。
【0067】この後、水素、メタン、窒素、酸素の混合
ガスを用いて空燃比を12と23の混合ガスを0.5秒
間隔で交互にセンサ素子に吹き付けがら、素子のヒータ
に12V印加させて素子の活性化時間の測定を行った。
この際、図8に示すようにヒータに電圧を印加した時間
をゼロとし、まず素子が空燃比12で0.6Vを示し、
次に空燃比12で0.3Vを示すまでの時間tを素子の
活性化時間とした。
【0068】また、作製した素子について、素子を大気
中室温から約20秒で1000℃まで昇温させた後、室
温までファンを用いて空冷するという温度サイクルを1
サイクルとして、これを20万回行った後の素子の破壊
率を求めた。この際、試料数は各10本とし、さらに比
較のため市販の素子の幅が4.5mmの平板型ヒータ一
体化センサ素子についても活性化時間と素子の破壊率を
測定した。結果を表1に示す。
【0069】
【表1】
【0070】表1の結果から明らかなように、素子の幅
wが3.5mmを越える試料No.1および素子の幅w
が2.0mmより小さな試料No.17では活性化時間
が遅いことがわかる。また、形状因子w・t2が3より
小さな試料No.3およびNo.11では素子の破損率
が高った。また、w・t2が28を越える試料No.8
およびNo.14では活性化時間が悪かった。それに対
して、表より発明の試料はすべて、活性化時間が10秒
以下で、また熱サイクルによる素子の破損率も40%以
下と低いことが明らかである。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明によれば、
素子の形状因子と厚さを特定範囲に制御することによっ
て、ガス応答性の優れ急速昇温が可能な素子強度の高い
小型の酸素センサ素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の酸素センサ素子の一例を説明するため
の概略断面図である。
【図2】本発明の酸素センサ素子の他の例を説明するた
めに概略断面図である。
【図3】本発明における発熱体パターンの構造を説明す
るための概略透過図である。
【図4】本発明における発熱体パターンの他の構造を説
明するための透過図である。
【図5】本発明における酸素センサ素子の概略平面図で
ある。
【図6】本発明の酸素センサ素子の応用例を説明するた
めの概略斜視図である。
【図7】図5(b)の酸素センサ素子の製造方法を説明
するための分解斜視図である。
【図8】活性化時間の測定方法を説明するためのグラフ
である。
【図9】従来の円筒型のヒータ一体型酸素センサ素子の
構造を説明するための概略断面図である。
【図10】従来の平板型のヒータ一体型酸素センサ素子
の構造を説明するための(a)概略断面図と、(b)概
略平面図である。
【符号の説明】
1 センサ部 2 ヒータ部 3 固体電解質基板 4 基準電極 5 測定電極 6 セラミック多孔質層 7 セラミック絶縁層 8 発熱体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状のジルコニア固体電解質平板の少な
    くとも対向する両面に白金から成る基準電極と測定電極
    を有するセンサ部と、セラミック絶縁層内に発熱体を埋
    設したヒータ部を具備する酸素センサ素子において、前
    記測定電極を形成した部分における長手方向に対して直
    交する方向への幅をw(mm)、素子全体の厚みをt
    (mm)とすると、 2≦w≦3.5 3≦w・t2 ≦28 を満足することを特徴とする酸素センサ素子。
  2. 【請求項2】前記センサ部が素子の先端付近に設けら
    れ、素子の後端付近に端子を接続するための電極パッド
    を備えており、該素子の長手方向に対して直交する方向
    の幅が素子先端から後端に向かって連続的、または不連
    続的に大きくなっていることを特徴とする請求項1記載
    の酸素センサ素子。
  3. 【請求項3】前記ヒータ部において、一対の発熱体がセ
    ラミック絶縁層を介して上下に形成されていることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の酸素センサ素
    子。
  4. 【請求項4】前記測定電極の電極面積が8〜18mm2
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か記載の酸素センサ素子。
  5. 【請求項5】前記センサ部と前記ヒータ部とが同時焼成
    して形成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか記載の酸素センサ素子。
  6. 【請求項6】前記センサ部と、前記ヒータ部とそれぞれ
    別体で形成された後、接合材によって接合し一体化され
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
    か記載の酸素センサ素子。
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