JP2002195949A - 蛍光検出装置 - Google Patents

蛍光検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光検出装置の検出信号のS/Nを向上させ
る。 【解決手段】 励起光源レーザ装置19からの励起光を
ビームエキスパンダ21、ビームスキャニング素子2
3、ダイクロイックミラー25及び対物レンズ27によ
り励起光を検出領域に照射する。検出領域からの光を対
物レンズ27により集光し、平行光にしてダイクロイッ
クミラー25を介して除去フィルター31に送る。フィ
ルター31はダイクロイックミラー25からの光のう
ち、励起光成分を除去してレンズ33に送る。レンズ3
3はフィルター31からの蛍光をスリット35の長穴に
集光する。スリット35の長穴を通過した蛍光は凹面ホ
ログラフィックグレーティング37に照射される。グレ
ーティング37はスリット35からの蛍光を分光し、C
CD39の受光面に結像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出領域の蛍光を
検出する蛍光検出装置に関するものである。このような
蛍光検出装置は、例えば、極微量のタンパクや核酸、薬
物などを高速かつ高分解能に分析する電気泳動装置の検
出装置として用いられる。
【0002】
【従来の技術】極微量のタンパク質や核酸などを分析す
る場合には、従来から電気泳動装置が用いられている。
電気泳動装置としては、内径が100μm以下のガラス
キャピラリーを用いるものや、基板内に幅寸法100μ
m程度、深さ50μm程度の溝を形成したチップデバイ
スを用いるものがある。電気泳動装置での検出は、サン
プルを予め蛍光標識しておき、蛍光光度法を用いるのが
一般的である。
【0003】図3はチップデバイスを用いた電気泳動装
置に適用された従来の蛍光検出装置を示す斜視図であ
る。チップデバイス1には複数の分析流路43が形成さ
れており、それらの分析流路43の所定位置に複数の分
析流路43にまたがる帯状の検出領域29が設けられて
いる。チップデバイス1の側方に設けられたレーザ装置
49により、検出領域29に励起光が照射されて複数の
分析流路43に励起光が同時に照射される。
【0004】チップデバイス1の上方に設けられた集光
レンズ51により、検出領域29内の特定の分析流路4
3からの光を集光して平行光にする。その平行光を、レ
ーザ光を除去するための除去フィルター53を介して、
透過型回折格子55に送る。透過型回折格子55により
除去フィルター53からの平行光を分光し、結像レンズ
57を介して、CCD(Charge Coupled Device)59
に結像する。各波長の光はCCD59の異なる位置に結
像される。CCD59の検出信号に基づいて所定の蛍光
波長の強度を算出する。蛍光波長の強度を調べることに
より、検出領域29におけるその蛍光波長の蛍光を発す
る蛍光物質の有無を判断できる。
【0005】図3の蛍光検出装置では、集光レンズ5
1、除去フィルター53、透過型回折格子55、結像レ
ンズ57及びCCD59を含む光学系又はチップデバイ
ス1を検出領域29方向に移動させることにより、複数
の分析流路43について検出領域29で蛍光検出を順次
行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】透過型回折格子を用い
た蛍光検出装置では、透過型回折格子の回折効率(入射
光に対する回折光の強度の割合)が低いので、検出信号
のS/N(ノイズに対する検出信号の強度の割合)が低
いという問題があった。また、複数の分析流路にまたが
る帯状の検出領域で蛍光検出を行なう場合、透過型回折
格子の空間周波数特性により、隣接する分析流路からの
蛍光が光学系に入射する現象(クロストークという)に
より誤検出を起こすという問題があった。そこで本発明
は、検出信号の高いS/Nを実現できる蛍光検出装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる蛍光検出
装置は、検出領域内の蛍光を検出する蛍光検出装置であ
って、検出領域からの光をスリットの穴に結像する第1
の光学系と、少なくとも反射型回折格子を備え、スリッ
トの穴からの光を分光し、検出素子に結像する第2の光
学系とを備えているものである。
【0008】第1の光学系により検出領域からの光をス
リットの穴に結像する。反射型回折格子を備えた第2の
光学系により、スリットの穴からの光を分光し、検出素
子に結像する。反射型回折格子は透過型回折格子に比較
して回折効率が高いので、検出素子の検出信号について
高いS/Nを実現できる。さらに、反射型回折格子は結
像特性がよいので、複数の分析流路にまたがる帯状の検
出領域で蛍光検出を行なう場合であっても、クロストー
クを低減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明にかかる蛍光検出装置にお
いて、反射型回折格子として反射型凹面格子を備え、第
2の光学系は反射型凹面格子のみによって構成されてい
ることが好ましい。反射型凹面格子を用いることによ
り、凹面鏡などの光学系を用いることなく、スリットの
穴からの光を分光して検出素子に結像することができ
る。これにより、装置の構成を簡単にすることができ
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明にかかる蛍光検出装置の一実施
例を備えた電気泳動装置を示す斜視図である。図2は、
図1の電気泳動装置に装着される多数の分離用流路が形
成されたチップデバイスを表す図であり、(A)は一方
の基板の上面図、(B)は他方の基板の上面図、(C)
は両基板を重ね合わせた状態での上面図、(D)は
(C)の円で囲まれた部分を拡大して示す上面図、
(E)は(C)の分析流路部分を示す断面図である。
【0011】まず、図2に示すチップデバイスについて
説明する。チップデバイス1は、一対の透明板状の無機
材料(例えばガラス、石英、シリコンなど)又はプラス
チックからなる基板1a,1bにより構成される。基板
1a,1bの厚さは1.1mmである。一方の基板1b
の表面には、半導体フォトリソグラフィー技術又はマイ
クロマシニング技術により、互いに交差するサンプル導
入用流路41及び分離用流路43の組が16組形成され
ている。サンプル導入用流路41及び分離用流路43の
寸法は幅が100μm程度、深さが50μm程度であ
る。16組の流路41,43は、他の組の流路と交差し
ないように、サンプル導入用流路41と交差する側とは
反対側の分離用流路43の一端側を要として扇型に配置
されている。
【0012】他方の基板1aには流路41,43の端に
対応する位置にアノードリザーバ45a、カソードリザ
ーバ45c、サンプルリザーバ45s、ウエイストリザ
ーバ45wとしての貫通穴が形成されている。リザーバ
45s,45wは流路41,43の組ごとに設けられて
いる。アノードリザーバ45aは扇型配置の要側の各組
の分離用流路43の一端側で共通である。カソードリザ
ーバ45cは長穴により構成され、各組の分析流路43
の他端側で共通である。図2(D)に示すように、サン
プルリザーバ45sからのサンプル導入用流路41とウ
エイストリザーバ45wからのサンプル導入用流路41
は100μmの間隔をもって分析流路43に接続されて
いる。
【0013】チップデバイス1は、両基板1a,1bを
重ねて接合した状態で使用される。チップデバイス1で
の分離サンプルの検出領域29は、扇型配置の要側の各
組の分離用流路43の一端側付近である。このようなチ
ップデバイスは、多数の分離用流路が形成されているこ
とから、Multi-channel Micro-chipとも呼ばれる。
【0014】図1を用いて電気泳動装置について説明す
る。チップデバイス1はリザーバが形成された表面を上
方にしてチップデバイス保持台3に保持されている。チ
ップデバイス保持台3にはチップデバイス1の温度を調
節するためのペルチエ式温調機構5が備えられている。
ペルチエ式温調機構5に対向する位置にペルチエ式温調
機構5に送風するためのファン7が設けられている。チ
ップデバイス保持台3のチップデバイス1が保持された
表面を覆う泳動チャンバー蓋9が設けられている。
【0015】チップデバイス保持台3の付近に、チップ
デバイス保持台3に保持されたチップデバイス1の流路
及びリザーバに泳動媒体としてのポリマーを充填するた
めのポリマー充填ポート11及びポリマー充填用シリン
ジ13が設けられている。チップデバイス保持台3のチ
ップデバイス1が保持された表面側に、チップデバイス
1のリザーバ45a,45c,45s,45wに収容さ
れた液に電圧を印加するための電極15がリザーバ45
a,45c,45s,45wごとに設けられている。各
電極15は電極15に電圧を供給するための高電圧供給
部17に電気的に接続されている。
【0016】電気泳動装置の検出装置として蛍光検出装
置が備えられている。蛍光検出装置の光源として、励起
光源レーザ装置19が設けられている。レーザ装置19
としては、例えばアルゴン(Ar)レーザやクリプトン
(Kr)レーザ、ヘリウムネオン(He-Ne)レー
ザ、ネオジム(Nd)-YAG(Y3Al512)などの
Ndイオン固体レーザ、半導体レーザ(Laser Diode:
LD)、光第2高調波発生(SHG)現象を利用した固
体レーザなど、種々のレーザ装置を用いることができ
る。
【0017】レーザ装置19からの励起光の光路にはそ
の励起光を平行光にするビームエキスパンダ21が設け
られている。ビームエキスパンダ21からの励起光の光
路には、ガルバノミラーやAOD(Acousto-Optics Dev
ice)などの励起光を走査するためのビームスキャニン
グ素子23が設けられている。ビームスキャニング素子
23からの励起光の光路には、ビームスキャニング素子
23からの励起光をチップデバイス1側へ反射するダイ
クロイックミラー25が設けられている。ダイクロイッ
クミラー25は励起光を反射し、チップデバイス1側か
らの蛍光を透過するような波長特性のものを用いる。
【0018】ダイクロイックミラー25に反射された励
起光の光路には、その励起光を泳動チャンバー蓋9に設
けられた開口を介してチップデバイス1の分離用流路4
3の検出領域29(図2も参照)に集光する対物レンズ
27が設けられている。ダイクロイックミラー25の対
物レンズ27とは反対側に、励起光成分を除去する除去
フィルター31が設けられている。除去フィルター31
を透過した蛍光の光路にはその蛍光を、チップデバイス
1の検出領域29に対応して長穴が形成されたスリット
35に結像するためのレンズ33が設けられている。
【0019】スリット35の長穴からの蛍光の光路に
は、その蛍光を分光して冷却CCD39の受光面に結像
するための凹面ホログラフィックグレーティング(反射
型凹面格子)37が設けられている。冷却CCD39に
は、冷却CCD39の動作を制御し、冷却CCD39の
検出信号を処理するための演算装置(図示は省略)が電
気的に接続されている。蛍光検出装置は、チップデバイ
ス1の分離用流路43の検出領域29における蛍光を検
出して分離したサンプルを検出するものである。グレー
ティング37により検出領域29からの蛍光を分光する
ことにより、複数種類の蛍光波長を検出することができ
る。
【0020】この実施例において、本発明にかかる蛍光
検出装置は、励起光源レーザ装置19、ビームエキスパ
ンダ21、ビームスキャニング素子23、ダイクロイッ
クミラー25、対物レンズ27、除去フィルター31、
レンズ33、スリット35、グレーティング37及び冷
却CCD39により構成され、第1の光学系は、ダイク
ロイックミラー25、対物レンズ27、除去フィルター
31、レンズ33、スリット35により実現され、第2
の光学系はグレーティング37により実現されている。
【0021】図1及び図2を参照してこの電気泳動装置
の動作を説明する。泳動チャンバー蓋9が開けられ、チ
ップデバイス保持台3の所定位置にチップデバイス1が
配置された後、ポリマー充填ポート11を移動させてチ
ップデバイス1のリザーバ45aに接合させる。シリン
ジ13内に収容されたポリマーを押し出して、ポリマー
充填ポート11及びリザーバ45aを介して分析流路4
3及びサンプル導入流路41に充填する。リザーバ45
a,45c,45wにバッファが注入され、サンプルリ
ザーバ45sにサンプルが注入され、各リザーバ45
a,45c,45s,45wに電極15が配置された
後、泳動チャンバー蓋9が閉じられる。ペルチエ式温調
機構5及びファン7を作動させ、チップデバイス1及び
泳動チャンバー内を所定の温度に温調する。
【0022】泳動用高圧電源17により各電極15に所
定の電圧を印加してサンプルリザーバ45sに収容され
たサンプルをサンプル導入用流路41内に導入した後、
各電極15への印加電圧を切り換えて、サンプル導入用
流路41と分析流路43の交差部にあるサンプルを分析
流路43内に導入する。その後、分析流路43に導入し
たサンプルをアノードリザーバ45a側へ泳動させて分
離させる。
【0023】励起光源レーザ装置19を作動させ、励起
光をビームエキスパンダ21及びビームスキャニング素
子23を介してダイクロイックミラー25に照射する。
ダイクロイックミラー25により励起光を対物レンズ2
7側に反射し、対物レンズ27により励起光を検出領域
29内に照射する。このとき、ビームスキャニング素子
23により、検出領域29内で分析流路43が並ぶ方向
(図1中矢印参照)に励起光が走査されるように、ダイ
クロイックミラー25への励起光の照射位置を走査す
る。
【0024】検出領域29からの光を対物レンズ27に
より集光し、平行光にしてダイクロイックミラー25へ
送る。ダイクロイックミラー25は対物レンズ27から
の光を透過して除去フィルター31に送る。除去フィル
ター31はダイクロイックミラー25からの光のうち、
励起光成分を除去し、所定の波長の蛍光のみを透過して
レンズ33に送る。レンズ33は除去フィルター31か
らの蛍光をスリット35の長穴に集光する。スリット3
5の長穴を通過した蛍光はグレーティング37に照射さ
れる。グレーティング37はスリット35からの蛍光を
分光し、冷却CCD39の受光面に結像する。冷却CC
D39の検出信号に基づいて、蛍光標識されたサンプル
を検出する。
【0025】図1に示す一実施例としての蛍光検出装置
では、透過型回折格子を用いた従来の蛍光検出装置とは
異なり、反射型回折格子である凹面ホログラフィックグ
レーティング37を用いているので、回折効率がよく、
従来の蛍光検出装置に比べて冷却CCD39の検出信号
のS/Nを向上させることができる。また、結像特性が
よいことから、隣接する分析流路43間のクロストーク
を低減することができる。
【0026】図1では、一実施例としての蛍光検出装置
を電気泳動装置に適用しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、蛍光検出を行なう他の装置にも適
用できるし、蛍光検出装置単体として用いることもでき
る。例えば、サンプルを収容するための複数の凹部が配
列されたマイクロタイタープレート用の蛍光検出装置と
して用いることができる。
【0027】本発明にかかる蛍光検出装置の構成は図1
に示すものに限定されるものではない。すなわち、第1
の光学系は検出領域からの光をスリットの穴に結像する
ことができ、第2の光学系は少なくとも反射型回折格子
を備え、スリットの穴からの光を分光し、検出素子に結
像することができる構成であればどのような構成であっ
てもよい。また、光源を含む励起光を照射する光学系は
どのような構成であってもよく、例えば光源としてLE
D(Light Emitting Diode)を用いてもよい。
【0028】また、図1に示した蛍光検出装置では、第
2の光学系として反射型凹面格子である凹面ホログラフ
ィックグレーティングのみを用いているが、本発明を構
成する第2の光学系はこれに限定されるものではなく、
凹面鏡と反射型平面格子の組み合わせであってもよい。
また、図1に示した蛍光検出装置では、検出領域に励起
光を照射する光学系として、ビームスキャニング素子を
用いて検出領域内で励起光を走査するものを用いている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、検出領域
内にライン状の励起光を照射する光学系や、チップデバ
イスの側面から検出領域に励起光を照射する光学系な
ど、検出領域に励起光を照射できる光学系であればどの
ような光学系であってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の蛍光検出装置では、検出領域か
らの光をスリットの穴に結像する第1の光学系と、少な
くとも反射型回折格子を備え、スリットの穴からの光を
分光し、検出素子に結像する第2の光学系とを備え、透
過型回折格子に比較して回折効率が高い反射型回折格子
により検出領域からの光を分光するようにしたので、検
出素子の検出信号について高いS/Nを実現できる。さ
らに、複数の検出位置にまたがる検出領域で蛍光検出を
行なう場合であっても、反射型回折格子の高い結像特性
により、クロストークを低減することができる。
【0030】本発明にかかる蛍光検出装置において、反
射型回折格子として反射型凹面格子を備え、第2の光学
系は反射型凹面格子のみによって構成されているように
すれば、装置の構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる蛍光検出装置の一実施例を備え
た電気泳動装置を示す斜視図である。
【図2】図1の電気泳動装置に装着されるチップデバイ
スを表す図であり、(A)は一方の基板の上面図、
(B)は他方の基板の上面図、(C)は両基板を重ね合
わせた状態での上面図、(D)は(C)の円で囲まれた
部分を拡大して示す上面図、(E)は(C)の分析流路
部分を示す断面図である。
【図3】チップデバイスを用いた電気泳動装置に適用さ
れた従来の蛍光検出装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 チップデバイス 3 チップデバイス保持台 5 ペルチエ式温調機構 7 ファン 9 泳動チャンバー蓋 11 ポリマー充填ポート 13 ポリマー充填用シリンジ 15 電極 17 高電圧供給部 19 励起光源レーザ装置 21 ビームエキスパンダ 23 ビームスキャニング素子 25 ダイクロイックミラー 27 対物レンズ 29 検出領域 31 除去フィルター 33 レンズ 35 スリット 37 凹面ホログラフィックグレーティング(反射
型凹面格子) 39 冷却CCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G020 BA05 CA01 CB04 CB07 CB23 CB27 CC04 CC05 CC26 CC28 CC42 CD14 CD24 CD32 2G043 AA03 BA16 CA03 DA05 EA01 EA19 FA01 GA04 GA07 GB01 GB05 GB07 HA01 HA09 JA03 JA04 KA09 LA03 MA04 NA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出領域内の蛍光を検出する蛍光検出装
    置において、 前記検出領域からの光をスリットの穴に結像する第1の
    光学系と、 少なくとも反射型回折格子を備え、前記スリットの穴か
    らの光を分光し、検出素子に結像する第2の光学系とを
    備えたことを特徴とする蛍光検出装置。
  2. 【請求項2】 前記反射型回折格子として反射型凹面格
    子を備え、前記第2の光学系は前記反射型凹面格子のみ
    によって構成されている請求項1に記載の蛍光検出装
    置。
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