JP2002195245A - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JP2002195245A
JP2002195245A JP2000400134A JP2000400134A JP2002195245A JP 2002195245 A JP2002195245 A JP 2002195245A JP 2000400134 A JP2000400134 A JP 2000400134A JP 2000400134 A JP2000400134 A JP 2000400134A JP 2002195245 A JP2002195245 A JP 2002195245A
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JP2000400134A
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English (en)
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Tomiko Yamazaki
登美子 山▲崎▼
Hirotsugu Yamazaki
博次 山▲崎▼
Akio Yamazaki
昭夫 山▲崎▼
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YUNITEKKU KK
Unitec Corp
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YAMAZAKI DIECAST CO Ltd
YUNITEKKU KK
Unitec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく組み立てが容易であって、
しかも必要な強度を保持しつつ細径化を実現する。 【解決手段】 軸受孔31を有する軸受部材30と、こ
の軸受部材30の軸受孔31に回転自在に嵌め込まれる
軸体20と、を備えたヒンジ装置10であって、軸体2
0の軸胴部22には弾力性を有する抵抗部材24が一体
に成形されており、軸体20は、抵抗部材24を介して
軸受部材31に嵌め込まれる。軸体20が回転するとき
は、抵抗部材24が自らの弾性により軸受孔31の内周
面と圧接して、適度な回転荷重が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は部材を回転自在に
支持するとともに当該部材を回転位置に制止可能な抵抗
力を備えたヒンジ装置に関し、例えば、ノート型パーソ
ナルコンピュータ(以下、パソコンという)等の情報機
器における液晶表示扉の支持に好適なヒンジ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のヒンジ装置としては、例
えば、図9に示す構造のヒンジ装置が知られている。同
図に示すヒンジ装置100は、軸受部材101とこの軸
受部材101に回転自在に嵌合した軸体102とを有し
ている。軸体102の一端部はノート型パソコンの液晶
表示扉aに装着されるとともに、胴部には段差面102
aが形成され、この段差面102aと軸受部材101の
対向する表面部101aとがワッシャ103を介して当
接している。
【0003】軸体102の他端部は、軸受部材101の
裏面側から突出しており、この突出部分にワッシャ10
4および波形ワッシャ105が嵌め込まれるとともに、
ナット106が螺合している。このナット106を締め
込むことにより、波形ワッシャ105のバネ圧をもって
軸体102の段差面102aが、ワッシャ103を介し
て軸受部材101の表面部101aに圧接する。この圧
接抵抗によって、液晶表示扉aを任意の回転位置に固定
することを可能としている。
【0004】また、図10は従来の他の構造のヒンジ装
置を示す正面断面図である。同図に示すヒンジ装置20
0は、軸体202の胴部にテーパ面202aを形成する
とともに、このテーパ面202aを摩擦部材203を介
して軸受部材201の内周面に圧接している。摩擦部材
203と軸体202aとの間の摩擦力は、軸体202の
一端にワッシャ204とナット205に挟まれて装着さ
れた圧縮バネ206の引っ張りバネ圧をもって付与され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した従来のヒンジ装置100は、軸受部材101およ
び軸体102のほかに、ワッシャ103,104、波形
ワッシャ105、およびナット106が必要であり、部
品点数が多く組み立て作業が煩雑である問題を有してい
た。同様に、図10に示した従来のヒンジ装置200
も、軸受部材201および軸体202のほかに、摩擦部
材203、ワッシャ204、ナット205、および圧縮
バネ206が必要であるため、部品点数が多く組み立て
作業が煩雑である問題を有していた。
【0006】また、近年、ノート型パソコン等の携帯情
報機器は、屋外への持ち運びの利便性を重視して小形化
および薄形化される傾向にあり、この傾向に伴って液晶
表示扉のヒンジ装置も、軸体を全体的に細径(例えば、
直径7mm以下)とすることが要求されている。
【0007】ところが、図9に示した従来の構造では、
軸体102に位置制止用の抵抗力を付与するために、軸
体102の胴部に段差面102aを形成している結果、
軸受部材101との嵌合部分は軸体102の直径が必然
的に細くなる。したがって、軸体102の液晶表示扉a
への装着部を細径とした場合に、段差面102aで更に
細径となる胴部の強度がいちじるしく低下してしまうた
め、事実上、近年の小形化および薄形化の要請に応える
ことができなかった。
【0008】図10に示した従来の構造も、軸体202
に位置制止用の抵抗力を付与するために、軸体202に
テーパ面202aを形成している結果、縮径側は直径が
細くなっている。したがって、軸体202の液晶表示扉
aへの装着部を細径とした場合に、テーパ面202aの
縮径側は更に細径となって強度がいちじるしく低下して
しまうため、この従来構造も、近年の小形化および薄形
化の要請に応えることができなかった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、部品点数が少なく組み立てが容易であって、
しかも必要な強度を保持しつつ細径化を実現することが
できるヒンジ装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、軸受孔を有する軸受部材と、こ
の軸受部材の軸受孔に回転自在に嵌め込まれる軸体と、
を備えたヒンジ装置であって、弾力性を有する樹脂材料
からなり、軸受部材に形成した軸受孔の内周面または軸
体の外周面のいずれか一方に一体成形され、他方と自ら
の弾性によって圧接する抵抗部材を備えたことを特徴と
する。
【0011】この発明によれば、波形ワッシャや圧縮バ
ネのバネ力を利用することなく、抵抗部材が自らの弾性
によって軸受部材の軸受孔内周面または軸体の外周面に
圧接して、軸体に回転抵抗を付与するので、部品点数が
少なく組み立て作業が容易である。
【0012】しかも、この発明のヒンジ装置によれば、
軸体に回転抵抗を付与する目的でテーパ面や段差面を形
成する必要がないため、細径化の要請にも一定の強度を
保持しつつ応えることができる。
【0013】また、抵抗部材とこの抵抗部材が成形され
る軸受部材または軸体との間に、抵抗部材の移動を阻止
するすべり止め手段を形成すれば(請求項2)、その軸
受部材または軸体と抵抗部材の一体性が強固に維持さ
れ、意図しない軸体の回転を確実に規制して回転位置を
保持することができる。
【0014】ここで、すべり止め手段として、抵抗部材
が成形される軸受部材の軸受孔内周面または軸体の外周
面にアヤメ掛け加工部を形成すれば(請求項3)、例え
ば、抵抗部材をインサート成形をもって軸体または軸受
部材と一体成形する際に、アヤメ掛け加工部に樹脂材料
からなる抵抗部材が入り込んで噛み合い状態が形成さ
れ、抵抗部材の移動を強固に保持することができる。ア
ヤメ掛け加工は、例えば、旋盤加工により容易に施すこ
とができるので、作業性がよく量産にも適している。
【0015】なお、抵抗部材は、インサート成形をもっ
て軸体または軸受部材のいずれか一方と一体成形される
構成とすれば(請求項4)、容易に抵抗部材を成形する
ことができ、しかも量産にも適したものとなる。
【0016】また、抵抗部材が圧接する軸受部材の軸受
孔内周面若しくは軸体の外周面、または抵抗部材の圧接
面に、軸方向へ延びる溝部を形成するとともに、この溝
部に潤滑剤を充填すれば(請求項5)、軸体が回転する
ときに、抵抗部材の摺接面に潤滑剤が供給されるので、
抵抗部材の摩耗や摩擦音の発生を抑制することができ
る。
【0017】なお、抵抗部材は、軸体の外周面に成形す
ることが好ましい(請求項6)。すなわち、軸体の外周
面に抵抗部材を一体成形すれば、その抵抗部材の外周面
と軸受部材の軸受孔内周面とが摩擦接触して抵抗力(摩
擦力)を生じることとなる。この抵抗力の大きさは、摩
擦接触面の面積に比例する。ここで、軸体を細径として
もその外周面に一体成形された抵抗部材はその肉厚だけ
太くなる。したがって、抵抗部材の外周面積(摩擦接触
面)は、軸体の外周面面積よりも大きくなるので、軸体
の細径化を実現しつつ大きな抵抗力を得ることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。本実施形態におい
ては、ノートパソコンの液晶表示扉の回転機構に採用さ
れるヒンジ装置を取り上げて説明していくが、本発明の
適用範囲はこれに限定されず、一定の抵抗力をもって回
転支持する必要のある各種機器のヒンジ部に適用可能で
あることは勿論である。
【0019】図1は、本実施形態に係るヒンジ装置が組
み込まれたノートパソコンの液晶表示扉とそのヒンジ部
を示す斜視図である。同図に示すように、ヒンジ装置1
0は、ノートパソコンの液晶表示扉Aと本体Bとの間に
装着される。このヒンジ装置10は、軸体20とこの軸
体20を回転自在に支持する軸受部材30とを構成要素
に含んでいる。このうち軸受部材30はノートパソコン
の本体Bに装着され、一方、軸体20はノートパソコン
の液晶表示扉Aに装着されており、軸受部材30に対し
て軸体20と液晶表示扉Aが一体に回転する構成となっ
ている。
【0020】軸体20は、図2に示すように、丸棒状の
金属材料(例えば、鉄鋼)にて形成してあり、近年の細
径化の要望に応えて外形寸法を細径(例えば、5mm程
度)に形成してある。
【0021】軸体20における外周面の所定領域(アヤ
メ掛け加工領域)22には、アヤメ掛け加工(すべり止
め手段)によって多数の細かな凹部22aが形成してあ
る。アヤメ掛け加工は、例えば、旋盤を用いて容易に処
理できるので、量産に適している。また、アヤメ掛け加
工領域22の両端部には、後述する抜け止め部材50を
装着するための凹溝23が形成してある。この凹溝23
も旋盤を用いて容易に形成することができる。
【0022】アヤメ掛け加工領域22の外周面には、図
3に示すように、抵抗部材24が形成される。本実施形
態では、射出成形による樹脂成形法の一種であるインサ
ート成形により、軸体20のアヤメ掛け加工領域22に
抵抗部材24を形成している。
【0023】ここで、インサート成形による抵抗部材2
4の形成方法を説明すると、図4に示すように、軸体2
0のアヤメ掛け加工領域22を金型40に設けられたキ
ャビティ41内に挿入配置するとともに、高温に溶融し
た樹脂材料をスプール42を介してキャビティ41に供
給する。そして、一定時間冷却した後、金型40から軸
体20を取り出せば、軸体20におけるアヤメ掛け加工
領域22の外周面に抵抗部材24が一体形成される(図
3参照)。
【0024】ここで、アヤメ掛け領域22には、多数の
細かな凹部23(図2参照)が形成してあるので、イン
サート成形に際して、キャビティ41内に充填された樹
脂材料の一部がこれら凹部23に入り込むので、樹脂材
料が固まった後は、凹部23に樹脂材料が噛み込んだ状
態が形成され、その結果、抵抗部材24の軸体22に対
するすべりが確実に阻止される。
【0025】また、抵抗部材24の外周面には、複数の
凹溝24aが軸方向に沿って形成される(図3参照)。
インサート成形に際してこの凹溝24aを形成するに
は、金型40におけるキャビティ41の内周面には、軸
方向に延びる複数の凸溝を形成しておけばよい。
【0026】抵抗部材24を構成する樹脂材料として
は、MCナイロン、ナイロン66等の弾力性を有し、し
かも耐摩耗性のあるナイロン系樹脂材料を採用すること
が好ましい。なお、ナイロン系樹脂材料以外であって
も、適度な弾力性を有する各種の樹脂材料が抵抗部材2
4の材料として利用可能である。
【0027】また、抵抗部材24の外径寸法は、後述す
る軸受部材30の軸受孔31へ圧入することができ(図
7参照)、かつ、軸受部材30に対し軸体20を回転し
たときに、抵抗部材24が自らの弾性により軸受孔31
の内周面に圧接して適度な回転加重が得られる寸法に設
定することが好ましい。
【0028】この抵抗部材24の外形寸法は、樹脂材料
の特性(例えば、弾力性)等に応じて適宜設定される。
例えば、樹脂材料にMCナイロンまたはナイロン66を
採用する場合には、抵抗部材24の外径寸法が、軸受孔
31の内径よりも3/100〜15/100程度大きく
なるように設定することで、所望の回転荷重を得られる
ことが、本発明者らの実験により確認されている。
【0029】軸受部材30は、図5に示すように、軸体
20を回転自在に支持する支持部32と、この支持部3
2をノートパソコンの本体Bに固定する台座部33とを
含み、支持部32には既述した抵抗部材24を圧入する
軸受孔31が形成されている。ここで、軸受孔31の長
さは、軸体20に設けた抵抗部材24の長さとほぼ同じ
寸法に形成してある。この軸受部材30は、例えば、ダ
イカスト成形により形成される。軸受部材30を構成す
る金属材料としては、例えば、高い強度を有する亜鉛合
金、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の非鉄金属
や、鉄系金属を採用することができる。
【0030】次に、本実施形態に係るヒンジ装置10の
組み立て方法について、図6乃至図8を参照して説明す
る。図6に示すように、まず、軸体20における抵抗部
材24の形成領域を、軸受部材30の軸受孔31に圧入
する(図6乃至図7参照)。
【0031】このとき、抵抗部材24の外周面に形成し
た凹溝24aに、グリース等の潤滑剤を充填しておけ
ば、抵抗部材24の回転摩擦部分にこの潤滑剤が介在す
ることとなるので、抵抗部材24の摩耗や摩擦音の発生
が抑制され好ましい。
【0032】軸体20の抵抗部材24が設けられた領域
を、軸受孔31に圧入した状態にあっては、軸体20に
形成された凹溝23が、軸受部材30における支持部3
2の両端面よりも僅か外側に配置される。次に、これら
凹溝23にワッシャ等の抜き止め部材50を嵌め込ん
で、軸体20の軸方向の抜けを阻止する。これにより、
ヒンジ装置10の組み立てが完成する。
【0033】上述した構成の本実施形態に係るヒンジ装
置によれば、従来のヒンジ装置のごとく(図9,図10
参照)、波形ワッシャや圧縮バネのバネ力を利用するこ
となく、抵抗部材24が自らの弾性によって軸受部材3
0における軸受孔31の内周面に圧接して、軸体20に
回転抵抗を付与するので、部品点数が少なく組み立て作
業が容易である。しかも、軸体20に回転抵抗を付与す
る目的でテーパ面や段差面を形成する必要がないため、
細径化の要請にも一定の強度を保持しつつ応えることが
できる。
【0034】また、軸体20の外周面にアヤメ掛け加工
を施すことにより、その外周面に成形される抵抗部材2
4のすべりを抑制したので、回転抵抗が作用しても抵抗
部材24を軸体20と一体に回転させることができる。
なお、軸体20に対する抵抗部材24の移動を阻止する
すべり止め手段は、アヤメ掛け加工による構成に限定さ
れず、それら各部材間の周方向の相対的なすべりを規制
することができる構成であればよい。例えば、軸体20
における抵抗部材24の形成領域を、断面多角形状に形
成したり、同領域に凹部または凸部を形成する構成であ
ってもよい。
【0035】上述した実施形態においては、軸体20の
外周面に抵抗部材24を設けたが、軸受部材30におけ
る軸受孔31の内周面に抵抗部材24を形成する構成と
してもよい。ただし、本実施形態のように、軸体20の
外周面に抵抗部材24を設ける構成のほうが、既述した
とおり、次の点で好ましい効果を得ることができる。す
なわち、軸体20の外周面に抵抗部材24を一体成形す
れば、その抵抗部材24の外周面と軸受部材30におけ
る軸受孔31の内周面とが、摩擦接触して抵抗力(摩擦
力)を生じることとなる。この抵抗力の大きさは、摩擦
接触面の面積に比例する。ここで、軸体20を細径とし
てもその外周面に一体成形された抵抗部材24はその肉
厚だけ太くなる。したがって、抵抗部材24の外周面積
(摩擦接触面)は、軸体20の外周面面積よりも大きく
なるので、軸体20の細径化を実現しつつ大きな抵抗力
を得ることができる。
【0036】また、上述した実施形態では、抵抗部材2
4の外周面に、潤滑剤を充填するための凹溝24aを形
成したが、これに限定されず、抵抗部材24が圧接する
軸受孔31の内周面に同様の機能をもつ凹溝を形成して
もよい。抵抗部材を軸受孔31の内周面側に形成する場
合は、抵抗部材の内周面か、またはその抵抗部材と圧接
する軸体の外周面に同様の機能をもつ凹溝を形成すれば
よい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヒンジ装
置によれば、部品点数が少なく組み立てが容易であっ
て、しかも必要な強度を保持しつつ細径化を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るヒンジ装置が組み込ま
れたノートパソコンの液晶表示扉とそのヒンジ部を示す
斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るヒンジ装置を構成する
軸体を示す斜視図である。
【図3】図2に示す軸体の外周面に抵抗部材を設けた構
成を示す斜視図である。
【図4】軸体の外周面に抵抗部材をインサート成形する
ための金型の構成例を示す正面断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るヒンジ装置を構成する
軸受部材の構造を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態に係るヒンジ装置の組み立て
方法を説明するための斜視図である。
【図7】本発明の実施形態に係るヒンジ装置の組み立て
方法を説明するための図6に続く斜視図である。
【図8】本発明の実施形態に係るヒンジ装置の組み立て
方法を説明するための図7に続く斜視図である。
【図9】従来のヒンジ装置を示す正面図である。
【図10】従来の他のヒンジ装置を示す正面断面図であ
る。
【符号の説明】
10:ヒンジ装置 20:軸体 22:アヤメ掛け加工領域 22a:凹溝 23:凹部 24:抵抗部材 24a:凹溝 30:軸受部材 31:軸受孔 32:支持部 33:台座部 40:金型 41:キャビティ 42:スプール 50:抜き止め部材
フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 登美子 秋田県横手市追廻2−10−6 (72)発明者 山▲崎▼ 博次 神奈川県横浜市港北区綱島東3−6−5 山▲崎▼ダイカスト株式会社内 (72)発明者 山▲崎▼ 昭夫 神奈川県横浜市港北区綱島東3−6−5 ユニテック株式会社内 Fターム(参考) 3J105 AA12 AB11 AB22 AB31 AB46 AC07 BA02 BB12 DA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受孔を有する軸受部材と、この軸受部
    材の軸受孔に回転自在に嵌め込まれる軸体と、を備えた
    ヒンジ装置であって、 弾力性を有する樹脂材料からなり、前記軸受部材に形成
    した軸受孔の内周面または前記軸体の外周面のいずれか
    一方に一体成形され、他方と自らの弾性によって圧接す
    る抵抗部材を備えたことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヒンジ装置において、 前記抵抗部材とこの抵抗部材が成形される前記軸受部材
    または軸体との間に、抵抗部材の移動を阻止するすべり
    止め手段を形成したことを特徴とするヒンジ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のヒンジ装置において、 前記すべり止め手段は、前記抵抗部材が成形される軸受
    部材の軸受孔内周面または軸体の外周面に形成した、ア
    ヤメ掛け加工部であることを特徴とするヒンジ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    ヒンジ装置において、 前記抵抗部材は、インサート成形をもって前記軸体また
    は軸受部材のいずれか一方と一体成形されることを特徴
    とするヒンジ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    ヒンジ装置において、 前記抵抗部材が圧接する軸受部材の軸受孔内周面若しく
    は軸体の外周面、または抵抗部材の圧接面に、軸方向へ
    延びる溝部を形成するとともに、この溝部に潤滑剤を充
    填したことを特徴とするヒンジ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    ヒンジ装置において、 前記抵抗部材を前記軸体の外周面に成形したことを特徴
    とするヒンジ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006063594A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Nippon Parts Center:Kk 回動式門扉の門柱
JP2014105768A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Mitsubishi Electric Corp ヒンジ機構

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