JP2002195122A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JP2002195122A
JP2002195122A JP2000398617A JP2000398617A JP2002195122A JP 2002195122 A JP2002195122 A JP 2002195122A JP 2000398617 A JP2000398617 A JP 2000398617A JP 2000398617 A JP2000398617 A JP 2000398617A JP 2002195122 A JP2002195122 A JP 2002195122A
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fuel
cylinder
plunger
pressurizing chamber
fuel supply
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JP2000398617A
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Shogo Hashimoto
省吾 橋本
Ryoji Ebara
亮二 江原
Tadashi Nichogi
正 二梃木
Junichiro Takahashi
淳一郎 高橋
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Mikuni Corp
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Mikuni Corp
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料内でのベーパの発生を抑制し、また、発
生したベーパを効率よく除去することのできる燃料供給
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 燃料タンク2から燃料が流入する流入部
10aと、加圧燃料を前記燃料噴射装置に送り出す吐出
部10bと、前記燃料噴射装置から戻される余剰燃料が
流入する回収部10cと、回収された余剰燃料を前記燃
料タンクに導く戻し部10dとを備えたシリンダ10内
に、前記流入部から流入した燃料を加圧する加圧室を形
成するプランジャ12が摺動可能に設けられているとと
もに、前記シリンダの外周に、前記プランジャを励磁す
るソレノイドコイル13が設けられてなり、前記シリン
ダの外周部には、前記流入部を、前記戻し部および前記
シリンダ内に連通させられた燃料供給路14が形成され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料供給装置に係
わり、特に、二輪車等の車両に搭載される内燃機関に用
いられる燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、二輪車等の車両に搭載
された内燃機関において燃料を供給する手段として、燃
料を燃料供給装置によって加圧しつつ燃料噴射ノズルへ
送り込み、この燃料噴射ノズルから吸気通路へ噴射する
ことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の燃料供給装置にあっては、たとえば、雰囲気温度
の上昇等によって燃料の温度が上昇すると、燃料内にベ
ーパが発生する。そして、このベーパ量が、燃料供給装
置の排出能力を超えた場合、燃料供給装置における燃料
の吐出が困難になり、あるいは、内燃機関への燃料供給
量の制御に不具合が生じてしまうといった問題点があ
る。
【0004】特に、燃料供給装置にプランジャポンプを
用いる場合、ポンプ駆動用のソレノイドコイルが発熱
し、その熱によって、前記プランジャポンプ内を流れる
燃料が加熱されてしまうことから、前述したベーパの発
生が顕著となる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、燃料内でのベーパの発生を抑制し、
また、発生したベーパを効率よく除去することのできる
燃料供給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の燃料供給装置は、前述した目的を達成するために、燃
料が貯留された燃料タンクの下方に配設されて、この燃
料タンクから流下される燃料を吸引した後に加圧するこ
とにより、この燃料を燃料噴射装置に供給するようにし
た燃料供給装置であって、前記燃料タンクから燃料が流
入する流入部と、加圧燃料を前記燃料噴射装置に送り出
す吐出部と、前記燃料噴射装置から戻される余剰燃料が
流入する回収部と、回収された余剰燃料を前記燃料タン
クに導く戻し部とを備えたシリンダ内に、前記流入部か
ら流入した燃料を加圧する加圧室を形成するプランジャ
が摺動可能に設けられているとともに、前記シリンダの
外周に、前記プランジャを励磁するソレノイドコイルが
設けられてなり、前記シリンダの外周部には、前記流入
部を、前記戻し部および前記シリンダ内に連通させられ
た燃料供給路が形成され、前記プランジャには、前記シ
リンダ内に流入する燃料を前記加圧室に導く吸引路が形
成され、この吸引路内に、前記プランジャが吸引行程に
ある際に、前記吸引路と前記加圧室とを連通させるイン
レットチェック弁が設けられ、前記シリンダの吐出部に
は、前記加圧室内の燃料圧力が所定圧力となった際に、
前記加圧室を燃料噴射装置へ連通させるアウトレットチ
ェック弁が設けられていることを特徴とする。本発明の
請求項2に記載の燃料供給装置は、請求項1に記載の前
記戻し部が、前記シリンダの上方に設けられていること
を特徴とする。本発明の請求項3に記載の燃料供給装置
は、請求項1または請求項2に記載の前記流入部に、燃
料フィルタが設けられていることを特徴とする。本発明
の請求項4に記載の燃料供給装置は、請求項1ないし請
求項3の何れかに記載の前記燃料供給路が、前記シリン
ダのまわりに全周にわたって形成されていることを特徴
とする。本発明の請求項5に記載の燃料供給装置は、請
求項1ないし請求項4の何れかに記載の前記戻し部と前
記燃料タンクとがリターンパイプによって連通させられ
ているとともに、このリターンパイプの端部が、前記燃
料タンクの上部空間部に開放されていることを特徴とす
る。本発明の請求項6に記載の燃料供給装置は、燃料が
貯留された燃料タンクの下方に配設されて、この燃料タ
ンクから流下される燃料を、この燃料を浄化する燃料フ
ィルタを介して吸引した後に加圧することにより、この
燃料を燃料噴射装置に供給するようにした燃料供給装置
であって、前記燃料タンクから燃料が流入する流入部
と、加圧燃料を前記燃料噴射装置に送り出す吐出部とを
備えたシリンダ内に、前記流入部から流入した燃料を加
圧する加圧室を形成するプランジャが摺動可能に設けら
れているとともに、前記シリンダの外周に、前記プラン
ジャを励磁するソレノイドコイルが設けられてなり、前
記シリンダの外周部には、このシリンダを取り囲むよう
にして燃料供給路が形成されているとともに、この燃料
供給路に連通させられて、前記加圧室に供給される燃料
の余剰分を前記燃料タンクへ導く戻しパイプが設けら
れ、この戻しパイプの途中には、前記燃料フィルタの低
圧側の室との連通をなす分岐管が接続されているととも
に、この分岐管が接続された部位よりも上流側に、前記
燃料噴射装置からの余剰燃料を戻すための回収パイプが
接続され、前記プランジャには、前記シリンダ内に流入
する燃料を前記加圧室に導く吸引路が形成され、この吸
引路内に、前記プランジャが吸引行程にある際に、前記
吸引路と前記加圧室とを連通させるインレットチェック
弁が設けられ、前記シリンダの吐出部には、前記加圧室
内の燃料圧力が所定圧力となった際に、前記加圧室を燃
料噴射装置へ連通させるアウトレットチェック弁が設け
られていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の燃料
供給装置1が適用された燃料供給系を示す構成図であ
る。この燃料供給系は、燃料Fが貯留された燃料タンク
2と、この燃料タンク2の下方に配設された燃料供給装
置1と、この燃料供給装置1から圧送される燃料Fを内
燃機関の吸気通路3に噴射する噴射ノズル4とによって
概略構成されている。
【0008】前記燃料供給装置1は、その一端部に、加
圧した燃料Fを前記噴射ノズル4へ送り込むための供給
パイプ5が接続されているとともに、前記噴射ノズル4
からの余剰の燃料Fを回収する回収パイプ6が接続さ
れ、また、前記燃料タンク2から燃料Fを吸引する吸引
パイプ7と、回収された余剰の燃料Fを前記燃料タンク
2へ戻す戻しパイプ8とが接続されている。
【0009】そして、前記吸引パイプ7の途中には、吸
引される燃料Fを浄化する燃料フィルタ9が介装されて
おり、また、前記戻しパイプ8の端部は、前記燃料タン
ク2の上方空間部Aに開放されている。
【0010】ついで、本実施形態に係わる燃料供給装置
1について詳述する。この燃料供給装置1は、図2に示
すように、前記燃料タンク2から燃料が流入する流入部
10aと、加圧された燃料Fを前記噴射ノズル4に送り
出す吐出部10bと、前記噴射ノズル4から戻される余
剰の燃料Fが流入する回収部10cと、回収された余剰
の燃料Fを前記燃料タンク2に導く戻し部10dとを備
えたシリンダ10内に、前記流入部10aから流入した
燃料Fを加圧する加圧室11を形成するプランジャ12
が摺動可能に設けられているとともに、前記シリンダ1
0の外周に、前記プランジャ12を励磁するソレノイド
コイル13が設けられてなり、前記シリンダ10の外周
部には、前記流入部10aを、前記戻し部10dおよび
前記シリンダ10内に連通させられた燃料供給路14が
形成され、前記プランジャ12には、前記シリンダ10
内に流入する燃料を前記加圧室11に導く吸引路15が
形成され、この吸引路15内に、前記プランジャ12が
吸引行程にある際に、前記吸引路15と前記加圧室11
とを連通させるインレットチェック弁16が設けられ、
前記シリンダ10の吐出部10bには、前記加圧室11
内の燃料圧力が所定圧力となった際に、前記加圧室11
を前記噴射ノズル4へ連通させるアウトレットチェック
弁17が設けられている。
【0011】さらに詳述すれば、前記シリンダ10は、
先端部に前記アウトレットチェック弁17が装着される
とともに、前記プランジャ12が摺動自在に装着された
インナーシリンダ18と、このインナーシリンダ18の
先端部に被嵌されて前記吐出部10bを構成するトップ
バレル19と、前記インナーシリンダ18に、その基端
部(前記トップバレル19が装着された側と反対側の端
部)から被嵌されて、前記トップバレル19に当接させ
られるとともに、基端部側に、前記回収部10cが形成
されたセンターバレル20と、このセンターバレル20
を取り囲んで設けられるとともに、前記ソレノイドコイ
ル13が巻回されたコア21とによって構成されてい
る。
【0012】そして、前記センターバレル20の外周に
は、全周にわたって溝が形成されており、この溝が、前
記コア21によって全周にわたって覆われることによ
り、前記燃料供給路14が形成されている。
【0013】また、前記コア21の、前記アウトレット
チェック弁17側に位置する部位には、シリンダ10の
半径方向に沿って前記流入部10aが形成され、また、
反対側の部位には、前記流入部10aと略平行となるよ
うに、前記戻し部10dが形成されている。
【0014】さらに、前記トップバレル19とセンター
バレル20、および、センターバレル20とコア21と
は、相互に気密に当接させられている。
【0015】一方、前記センターバレル20の基端部近
傍には、径方向に沿った複数の貫通孔22が形成されて
おり、これらの貫通孔22によって、前記センターバレ
ル20の内部が前記燃料供給路14へ連通させられると
ともに、この燃料供給路14を介して前記戻し部10d
へ連通させられている。
【0016】さらに、前記プランジャ12に形成される
吸引路15は、前記プランジャ12の中心軸線に沿って
全長にわたって形成されており、その先端部が前記イン
レットチェック弁16を介して前記加圧室11へ連通さ
れ、基端部が、前記シリンダ10の内部空間および各貫
通孔22を介して前記燃料供給路14へ連通されてい
る。
【0017】そして、図2において、符号23、24
は、前記プランジャ12を中立位置に保持するニュート
ラルスプリングであり、また、符号25、26は、それ
ぞれ、前記インレットチェック弁16とアウトレットチ
ェック弁17とを閉状態に付勢するリターンスプリング
である。
【0018】ついで、このように構成された本実施形態
に係わる燃料供給装置1の作用について説明する。内燃
機関とともに燃料供給装置1が作動させられると、燃料
タンク2内の燃料Fが、吸引パイプ7を介して燃料供給
装置1に吸引された後に加圧されるとともに、供給パイ
プ5を介して噴射ノズル4へ送り込まれて、この噴射ノ
ズル4から霧状に吸気通路3へ噴射される。
【0019】すなわち、前記プランジャ12が中立位置
へ復帰させられる際に、加圧室11が負圧となされて、
インレットチェック弁16が開放されることにより、燃
料供給路14、センターバレル20の基端部内、およ
び、前記プランジャ12の吸引路15内に充満されてい
る燃料Fが、前記インレットチェック弁16を介して加
圧室11内に燃料Fが吸引される。
【0020】これより、前記ソレノイドコイル13によ
って前記プランジャ12が励磁されると、このプランジ
ャ12が、ニュートラルスプリング23の弾性に抗して
移動させられることにより、前記加圧室11内の燃料F
の加圧が開始される。
【0021】そして、プランジャ12の移動が継続され
て、前記加圧室11内の燃料Fの圧力が所定圧力まで上
昇すると、アウトレットチェック弁17が開放され、加
圧室11内の燃料Fが、噴射ノズル4へ送り込まれる。
【0022】そして、噴射ノズル4においては、送り込
まれた燃料Fの一部が前記吸気通路3へ噴射され、余剰
の燃料Fが、前記回収パイプ6により前記シリンダ10
の回収部10cへ回収される。
【0023】一方、前述した燃料Fに対する吸引動作に
よって、吸引パイプ7に設けられている燃料フィルタ9
の下流側が負圧となされることにより、この燃料フィル
タ9の下流側においてベーパが発生し、また、燃料Fの
噴射動作によって、前記ソレノイドコイル13が発熱
し、この熱によって、吸引される燃料Fの温度も徐々に
上昇し、これによって、燃料Fの内部にベーパが発生す
る。
【0024】しかしながら、本実施形態においては、前
記燃料供給路14が、前記戻し部10dへ連通させられ
ているとともに、戻しパイプ8を介して燃料タンク2の
上方空間部Aへ連通させられていることから、発生させ
られたベーパは、燃料Fの移動に伴って、前記戻し部1
0dへ導かれた後に、自らの浮力により、前記燃料供給
路14から戻し部10dおよび戻しパイプ8を経て燃料
タンク2へ導かれ、この燃料タンク2の上方空間部Aへ
放出される。したがって、本実施形態においては、ベー
パによる泡ポンプが形成されて、加圧室11に吸引され
ない余剰の燃料Fが、前記加圧室11をバイパスして燃
料タンク2へ戻るように常時循環させられる。このよう
な余剰の燃料Fの循環作用により、燃料F内に発生する
ベーパの殆どが燃料タンク2の空間部Aへ放出されるこ
ととなり、前記加圧室11内へのベーパ吸引量が大幅に
抑制される。
【0025】また、前記噴射ノズル4から戻される燃料
Fは、前述した燃料供給装置1内の燃料Fの循環作用に
よって、前記回収部10cから戻し部10dを経て燃料
タンク2へ戻される。したがって、噴射ノズル4から戻
される余剰の燃料F中に存在するベーパも、円滑に燃料
タンク2の空間部Aに放出される。
【0026】このように、本実施形態に係わる燃料供給
装置1にあっては、ベーパの浸入が極力小さく抑えられ
て、燃料供給装置1の吐出能力の低下が抑制され、これ
に伴い、燃料噴射量の制御精度が確保される。
【0027】なお、前記実施形態において示した各構成
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。たとえば、図3に示すよう
に、燃料フィルタ27を前記シリンダ10の流入部10
aに設けることも可能である。このような構成とするこ
とにより、燃料供給系の構成をコンパクトにすることが
でき、また、車両等への搭載を簡便なものとすることが
できる。
【0028】さらに、図4に示すように、前記戻しパイ
プ8の途中に分岐管28を接続して、この分岐管28
を、前記燃料フィルタ9の低圧室(すなわち、フィルタ
素子の下流側に形成された室)に連通させておくととも
に、さらに、前記噴射ノズル4から送り込まれる余剰燃
料を案内する前記回収パイプ6を、前記戻しパイプ8
の、前記分岐管28が接続されている部位よりも上流側
に連通させた構成とすることも可能である。このような
構成とすることにより、前記燃料フィルタ9の下流側が
負圧となされることによってこの下流側においてベーパ
が発生したとしても、このベーパがその浮力により前記
分岐管28内を上昇させられて泡ポンプが構成され、こ
の泡ポンプの作用により、前記燃料フィルタ9において
発生したベーパが、前記燃料供給装置1および噴射ノズ
ル4において発生したベーパとともに、前記戻しパイプ
8を介して、上方に位置する燃料タンク2の空間部Aへ
放出される。このようなベーパの移動状況を、図4に一
点鎖線の矢印で示した。したがって、前記燃料フィルタ
9において発生するベーパの除去も可能となる。そし
て、この場合、前記実施形態において設けられている燃
料供給装置1の回収部10cが不要なる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる燃
料供給装置によれば、発生するベーパを泡ポンプによる
自然環流によって燃料タンクへ放出するようにしたか
ら、ベーパの浸入を極力小さく抑え、吐出能力の低下を
抑制し、これによって、燃料噴射量の制御精度を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる燃料供給装置が適
用された燃料供給系のシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す要部の拡大縦断面
図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す燃料供給系のシス
テム構成図である。
【符号の説明】
1 燃料供給装置 2 燃料タンク 3 吸気通路 4 噴射ノズル 5 供給パイプ 6 回収パイプ 7 吸引パイプ 8 戻しパイプ 9 燃料フィルタ 10 シリンダ 10a 流入部 10b 吐出部 10c 回収部 10d 戻し部 11 加圧室 12 プランジャ 13 ソレノイドコイル 14 燃料供給路 15 吸引路 16 インレットチェック弁 17 アウトレットチェック弁 18 インナーシリンダ 19 トップバレル 20 センターバレル 21 コア 22 貫通孔 23 ニュートラルスプリング 24 ニュートラルスプリング 25 リターンスプリング 26 リターンスプリング 27 燃料フィルタ 28 分岐管 A 空間部 F 燃料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二梃木 正 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニ小田原事業所内 (72)発明者 高橋 淳一郎 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニ小田原事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料が貯留された燃料タンクの下方に配
    設されて、この燃料タンクから流下される燃料を吸引し
    た後に加圧することにより、この燃料を燃料噴射装置に
    供給するようにした燃料供給装置であって、前記燃料タ
    ンクから燃料が流入する流入部と、加圧燃料を前記燃料
    噴射装置に送り出す吐出部と、前記燃料噴射装置から戻
    される余剰燃料が流入する回収部と、回収された余剰燃
    料を前記燃料タンクに導く戻し部とを備えたシリンダ内
    に、前記流入部から流入した燃料を加圧する加圧室を形
    成するプランジャが摺動可能に設けられているととも
    に、前記シリンダの外周に、前記プランジャを励磁する
    ソレノイドコイルが設けられてなり、前記シリンダの外
    周部には、前記流入部を、前記戻し部および前記シリン
    ダ内に連通させられた燃料供給路が形成され、前記プラ
    ンジャには、前記シリンダ内に流入する燃料を前記加圧
    室に導く吸引路が形成され、この吸引路内に、前記プラ
    ンジャが吸引行程にある際に、前記吸引路と前記加圧室
    とを連通させるインレットチェック弁が設けられ、前記
    シリンダの吐出部には、前記加圧室内の燃料圧力が所定
    圧力となった際に、前記加圧室を燃料噴射装置へ連通さ
    せるアウトレットチェック弁が設けられていることを特
    徴とする燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記戻し部が、前記シリンダの上方に設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記流入部に、燃料フィルタが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記燃料供給路が、前記シリンダのまわ
    りに全周にわたって形成されていることを特徴とする請
    求項1ないし請求項3の何れかに記載の燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記戻し部と前記燃料タンクとがリター
    ンパイプによって連通させられているとともに、このリ
    ターンパイプの端部が、前記燃料タンクの上部空間部に
    開放されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    4の何れかに記載の燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 燃料が貯留された燃料タンクの下方に配
    設されて、この燃料タンクから流下される燃料を、この
    燃料を浄化する燃料フィルタを介して吸引した後に加圧
    することにより、この燃料を燃料噴射装置に供給するよ
    うにした燃料供給装置であって、前記燃料タンクから燃
    料が流入する流入部と、加圧燃料を前記燃料噴射装置に
    送り出す吐出部とを備えたシリンダ内に、前記流入部か
    ら流入した燃料を加圧する加圧室を形成するプランジャ
    が摺動可能に設けられているとともに、前記シリンダの
    外周に、前記プランジャを励磁するソレノイドコイルが
    設けられてなり、前記シリンダの外周部には、このシリ
    ンダを取り囲むようにして燃料供給路が形成されている
    とともに、この燃料供給路に連通させられて、前記加圧
    室に供給される燃料の余剰分を前記燃料タンクへ導く戻
    しパイプが設けられ、この戻しパイプの途中には、前記
    燃料フィルタの低圧側の室との連通をなす分岐管が接続
    されているとともに、この分岐管が接続された部位より
    も上流側に、前記燃料噴射装置からの余剰燃料を戻すた
    めの回収パイプが接続され、前記プランジャには、前記
    シリンダ内に流入する燃料を前記加圧室に導く吸引路が
    形成され、この吸引路内に、前記プランジャが吸引行程
    にある際に、前記吸引路と前記加圧室とを連通させるイ
    ンレットチェック弁が設けられ、前記シリンダの吐出部
    には、前記加圧室内の燃料圧力が所定圧力となった際
    に、前記加圧室を燃料噴射装置へ連通させるアウトレッ
    トチェック弁が設けられていることを特徴とする燃料供
    給装置。
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Cited By (7)

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