JP2002193890A - カルボン酸ジアリールエステルの連続製造法 - Google Patents

カルボン酸ジアリールエステルの連続製造法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境汚染を低減しかつ廃水中の有機物含量が
低い、高純度のカルボン酸ジアリールエステルを良好な
収率で製造するための方法を提供すること。 【解決手段】 不活性溶媒中、アルカリ溶液および窒素
塩基触媒の存在下でホスゲンおよびモノフェノールから
カルボン酸ジアリールエステルを連続して製造するため
の界面境界法であって、溶液中のホスゲン、不活性溶媒
およびフェノールを混合して材料系を形成する第1段階
と、カルボン酸ジアリールエステルを形成するための反
応を完了させる第2段階を含み、第1段階ではpHを1
1.0〜12.0にそして温度を40℃以下に保持し、
および第2段階ではpHを7.5〜10.5にそして温
度を50℃未満に保持することを特徴とする、カルボン
酸ジアリールエステルを連続して製造するための界面境
界法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続した2段階法
でカルボン酸ジアリールエステルを製造する方法に関す
る。本発明の方法において、カルボン酸ジリールエステ
ルは、不活性溶媒中、アルカリ存在下、相境界において
モノフェノールとホスゲンを低い反応温度で反応させる
ことによって製造され、前記反応のpHは、それぞれの
段階において狭い範囲内に保持される。
【0002】
【発明の要旨】カルボン酸ジアリールエステルを連続的
に製造するための界面境界法の改良を開示している。ア
ルカリ溶液および窒素塩基触媒の存在下での不活性溶媒
中のモノフェノールの反応を伴う方法は、2段階で行わ
れる。第1段階では、溶液中のホスゲン、不活性溶媒お
よびフェノールを混合して材料系を形成し、そして第2
段階では、カルボン酸ジアリールエステルを形成するた
めの反応を完了させる。本発明の改良点は、第1段階に
おいてpHを11.0〜12.0に保持し、そして温度
を40℃以下に保持すること、および第2段階におい
て、pHを7.5〜10.5に保持し、そして温度を5
0℃未満に保持することを包含する。
【0003】
【発明の背景】相境界法によるカルボン酸ジアリールエ
ステルの製造は、一般には文献に記載されている(例え
ば、ケミストリー・アンド・フィジックス・オブ・ポリ
カーボネート、ポリマー・レヴューズ、エイチ・シュネ
ル著、第9巻、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・イ
ンコーポレイテッド(1964年)、50/51頁)。米国特許
第4016190号公報には、65℃未満の温度で行われるカ
ルボン酸ジリールエステルの製造方法が開示されてい
る。この方法では、pHは最初、全て低い値(pH8〜
9)に設定され、その後、高い値(10〜11)に設定
される。
【0004】この公知の方法では、直接得られる生成物
の洗浄は、望まれるものを残すが、高価な精製法が必要
である。もう一つの問題は、この方法からの廃水中の高
い残留フェノールレベルであって、これが環境を汚染
し、そして下水処理場での増大した廃液の処理問題を構
成する。さらに、大きな規模で工業的に製造される前記
ジアリールカーボネートのような生成物の生産改良も、
常に望まれている。
【0005】そのため、前記先行技術を起点とする、本
発明の目的は、生成物の精製コストを低減するために、
高純度の生成物を良好な収率で得る方法を提供すること
であった。本発明の目的は、また、環境汚染を低減し、
そして下水処理場での廃液の処理問題を少なくするため
に、廃水中の有機物含量を低減することでもあった。
【0006】 〔発明の詳細な説明〕驚くことに、カルボン酸ジリール
エステルの連続製造において、不活性溶媒中、アルカリ
存在下および相境界でモノフェノールとホスゲンを、第
1段階では低い反応温度でかつ反応物のpHを11〜1
2で、そして第2段階ではpHを7.5〜10.5で反
応させることにより、高いホスゲン収率、高い転化率お
よび高い生成物純度が得られると同時に、廃水中の低い
残留フェノールレベルが達成されることが分かった。そ
の結果、先行技術に対照して高純度の生成物が前記反応
から直接得ることができる。これにより、その後の精製
方法がかなり簡易になる。
【0007】さらには、低い残留フェノールレベルは、
環境汚染や下水処理場での排水処理問題の低減に寄与す
る。
【0008】使用できるアルカリは、アルカリ水溶液で
あってよい(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウムまたは水酸化カルシウムの水溶
液)。水酸化ナトリウム水溶液が好ましく、そしてそれ
を、本発明の方法では、好ましくは20〜55重量%溶
液、より好ましくは30〜50重量%溶液として使用す
る。
【0009】ホスゲンは、液体、気体、または不活性溶
媒中に溶解した形態として使用されてよい。
【0010】前記反応で使用するのに適したモノフェノ
ールは、下記の式で表されるフェノール類である。
【化1】 (式中、Rは、水素、tert-ブチル、ハロゲンまたは分
岐もしくは非分岐のCおよび/またはCアルキル基
である。)
【0011】すなわち、式(I)の化合物の例として
は、フェノールそのものや、クレゾール、p-tert-ブチ
ルフェノール、p-クミルフェノール、p-n-オクチルフェ
ノール、p-イソオクチルフェノール、p-ノニルフェノー
ルおよびp-イソノニルフェノールのようなアルキルフェ
ノール、そしてp-クロロフェノール、2,4-ジクロロフェ
ノール、p-ブロモフェノールおよび2,4,6-トリブロモフ
ェノールのようなハロゲン化フェノールが挙げられる。
フェノールが好ましい。
【0012】前記方法で使用される不活性有機溶媒の例
としては、ジクロロメタン、トルエン、種々のジクロロ
エタンおよびクロロプロパン化合物、クロロベンゼンお
よびクロロトルエンが挙げられる。ジクロロメタンが好
ましく使用される。
【0013】反応は連続して、好ましくは栓流中でバッ
クミキシングをあまり生じさせずに行われる。これは、
例えば、チューブ状の反応器内で行うこともできる。2
相(水相と有機相)は、例えば、チューブに取り付けら
れたバッフル、静的ミキサーおよび/またはポンプによ
って完全に混合される。
【0014】本発明の連続法の第1段階では、ホスゲン
と、好ましくはホスゲン用溶媒として最初に用いられる
不活性溶媒と、フェノールとを含む出発物質を合わせ
て、好ましくは予めアルカリ水溶液中に溶解して導入す
ることにより、反応成分間の反応が開始する。本発明の
連続法における第1段階での滞留時間は、2秒〜300
秒の範囲内、好ましくは4秒〜200秒の範囲内にす
る。第1段階でのpHは、アルカリ水溶液/フェノール
/ホスゲンの比率によって調節されるので、pHは、1
1.0〜12.0、好ましくは11.2〜11.8、最
も好ましくは11.4〜11.6の範囲になる。第1段
階での反応温度は、冷却することによって40℃未満、
好ましくは35℃未満に保持する。
【0015】本発明の連続法の第2段階では、カルボン
酸ジアリールエステルを形成するための反応を完了させ
る。本発明の方法の第2段階における滞留時間は、1分
〜2時間の間、好ましくは2分〜1時間の間、最も好ま
しくは3分〜30分の間である。本発明の方法の第2段
階は、恒久的にpHをモニターし(連続法では、pHを
好ましくは公知の方法でオンライン測定する)かつアル
カリ水溶液の添加によってpHを相応して調節すること
によって制御される。供給されるアルカリ水溶液の量
は、第2段階でのpHが7.5〜10.5、好ましくは
8〜9.5、最も好ましくは8.2〜9.3の範囲にな
るように調節される。第2段階での反応温度は、冷却す
ることによって50℃未満、好ましくは40℃未満、最
も好ましくは35℃未満に保持される。
【0016】本出願に記載されている一般的なまたは好
ましいパラメータもしくはデータは、互いに任意に組み
合わせることもできる。実際、一般的なまたは好ましい
パラメータを組み合わせることができる。
【0017】本発明の方法の水相は、その後、フェノー
ルを250ppm以下、好ましくは150ppm以下、
より好ましくは100ppm以下、最も好ましくは50
ppm以下含有する。
【0018】本発明の方法において、ホスゲンは、フェ
ノールに対して1.01〜1.15モル%、好ましくは
1.05〜1.12モル%の比率で用いられる。溶媒
は、反応後にカルボン酸ジフェニルエステルが5%〜6
0%溶液、好ましくは20〜45%溶液として存在する
ように混合される。ここで、前記割合(%)は、前記溶
液の重量に基づく値である。
【0019】反応は、第3級アミン、N-アルキルピペリ
ジンまたはオニウム塩のような触媒によって速度を高め
ることができる。トリブチルアミン、トリエチルアミン
およびN-エチルピペリジンが好ましく使用される。触媒
の濃度は、用いられるフェノールに対して0.0001
〜0.1モルである。
【0020】本出願において、オニウム塩は、NR
のような化合物であると考えられる。前記式中、Rは、
アルキルおよび/またはアリール基および/または水素
原子であり、およびXは、アニオンである。
【0021】反応後、カルボン酸ジアリールエステルを
含有する有機相は、通常、水性液体で洗浄され、そして
洗浄操作毎にできる限り水相から分離される。洗浄は、
好ましくは脱イオン水を用いて行われる。洗浄および洗
浄液の分離の後、カルボン酸ジアリールエステルの溶液
は通常濁っている。水性液体、例えば、塩酸またはリン
酸のような希釈した無機酸は、触媒の分離のための洗浄
液として使用され、そして脱イオン水は、更なる精製の
ための洗浄液として使用される。塩酸またはリン酸の洗
浄液中での濃度は、例えば、0.5〜1.0重量%まで
である。有機相は、例えば2回好ましく洗浄される。
【0022】一般に公知の分離容器、相分離器、遠心機
またはコアレッサー、またはこれら装置の組み合わせ
が、有機相から洗浄液を分離するための相分離装置とし
て使用できる。
【0023】更に分離される溶液を考慮しなければ、こ
の方法では、(ガスクロマトグラフィー(GC)での測定
により)99.85%を超える、驚くほど高純度のカル
ボン酸ジアリールエステルが得られる。
【0024】高純度のカルボン酸ジエステルを得るため
に、溶媒を蒸発させる。蒸発は、複数の蒸発工程で、例
えば、溶媒をカルボン酸ジアリールエステルから分離す
るための1個以上の連続した蒸留カラムを用いて行われ
る。
【0025】この精製工程は連続して行われることか
ら、例えば、蒸留中の底部温度は、150℃を越え31
0℃まで、好ましくは160℃を超え230℃までの範
囲であるよう。蒸留を行うのに必要な圧力は、1〜10
00mbar(1×10〜1×10Pa)、好まし
くは5〜100mbar(5×10〜1×10
a)の間である。
【0026】カルボン酸ジエステルは、(GCでの測定
によれば99.95%を超える)特に高い純度と、その
極めて良好なエステル交換特性を特徴とするので、優れ
た品質のポリカーボネートが生成できる。
【0027】溶融エステル交換法によって芳香族オリゴ
-/ポリ-カーボネートを製造するためのカルボン酸ジア
リールエステルの使用は、文献から公知であり、例えば
エンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス、
第10巻(1969年)や、ケミストリー・アンド・フィジ
ックス・オブ・ポリカーボネーツ、ポリマー・レヴュ
ー、エイチシュネル著、第9巻、ジョン・ワイリー・ア
ンド・サンズ・インコーポレイテッド(1964年)、そし
て米国特許第5340905号公報にも記載されている。
【0028】以下の実施例は、比限定的に本発明を表し
ている。
【0029】
【実施例】実施例1 毎時103kgの脱イオン水、毎時42.2kgの50
%NaOHおよび毎時48.3kgのフェノールから成
る混合物を、毎時86.2kgの塩化メチレンおよび毎
時27.5kgのホスゲン(フェノールに対して8モル
%過剰)を含有する溶液と、冷却された垂直な管状反応
器内で連続して混合した。反応混合物を33℃まで冷却
して、平均滞留時間15秒後に11.5のpHを測定し
た。次いで、本発明の製造方法の第2段階では、毎時
5.4kgの50%NaOHを反応混合物に添加したこ
とから、更に5分の滞留時間後に第2反応段階における
pHは8.5であった。このように連続して操作される
反応では、生じる添加速度の変動をそれぞれ、NaOH
の添加速度を調節することで補った。本発明の方法の第
2段階では、反応混合物を、圧縮させた管を通過させて
連続して混合した。NaOHを再び添加した後で、冷却
することで、反応温度を30℃に調節した。わずかにア
ルカリ性の水相は、フェノールを20ppm含有してい
た。ジフェニルカーボネート(DPC)収率は、フェノ
ールに対して相応して高い、すなわち99.998%で
あった。有機相を水相から分離した後、生成物を0.6
%HClおよび水で洗浄して、最終相分離した後、塩化
メチレンを蒸発によって除去した後では、(GCでの測
定により)99.9%のジフェニルカーボネートが得ら
れた。
【0030】比較例1 前記方法の第2段階で冷却を使用せず、そのため反応温
度が60℃であったことを除き、手順は実施例1と同様
であった。その後、わずかにアルカリ性の水相は、フェ
ノールを2400ppm含有していた。従って、フェノ
ールに対するDPC収率は、ほんの99.76%であっ
た。
【0031】比較例2 毎時5.4kgの代わりに毎時7.8kgの50%Na
OHを計量して供給したことから、第2反応段階でのp
Hが、更に5分の滞留時間後に11.7であったことを
除き、手順は実施例1と同様であった。その後、わずか
にアルカリ性の水相は、フェノールを900ppm含有
していた。従って、フェノールに対するDPC収率は、
99.91%だけであった。
【0032】例示目的のために本発明を前述の通り詳細
に記載したが、このような詳細は、単に前記目的のため
だけであって、クレームによって限定されること以外
は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく当業
者によって変更できるものと理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591063187 Bayerwrk,Leverkuse n,BRD (72)発明者 ヨハン・ファンデン・エインデ ベルギー9054ズウェイナールデ、ヘケルス 81番 (72)発明者 ディルク・ファン・メイルフェンネ ベルギー9100シント・ニクラース、ヘイセ ルストラート59番 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC48 BA51 BB12 BB31 BC10 BC16 BD60 BE10 BE52 BJ50 4H039 CA66 CD10 CD20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不活性溶媒中、アルカリ溶液および窒素
    塩基触媒の存在下でホスゲンおよびモノフェノールから
    カルボン酸ジアリールエステルを連続して製造するため
    の界面境界法であって、溶液中のホスゲン、不活性溶媒
    およびフェノールを混合して材料系を形成する第1段階
    と、カルボン酸ジアリールエステルを形成するための反
    応を完了させる第2段階を含み、第1段階ではpHを1
    1.0〜12.0にそして温度を40℃以下に保持し、
    および第2段階ではpHを7.5〜10.5にそして温
    度を50℃未満に保持することを特徴とする、カルボン
    酸ジアリールエステルを連続して製造するための界面境
    界法。
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