JP2002193146A - 車両前部の構造 - Google Patents

車両前部の構造

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JP2002193146A JP2000394786A JP2000394786A JP2002193146A JP 2002193146 A JP2002193146 A JP 2002193146A JP 2000394786 A JP2000394786 A JP 2000394786A JP 2000394786 A JP2000394786 A JP 2000394786A JP 2002193146 A JP2002193146 A JP 2002193146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両1の車幅方向両側にそれぞれフェンダ
7,7を配設する場合に、フェンダ7の取付構造を簡単
なものとしながら、上方からの障害物による衝撃のエネ
ルギを十分に吸収できるようにし、かつフェンダ7の適
度な剛性を安定的に確保する。 【解決手段】 フェンダ7は鋼板製のフェンダパネル部
材10と、樹脂製ブラケット11とからなる。ブラケッ
ト11の下端のフランジ11cをホイールエプロンレイ
ンフォースメント6に締結し、そこから車体外方に向か
って斜め上方に延びるように傾斜壁部11bを設ける。
この傾斜壁部11bの上端から折り返されて車体内方に
延びる湾曲壁部11aとフェンダパネル部材10の庇部
10aとを重ね合わせて、フェンダ7のボンネットフー
ド2との境界である見切り部7aまで延びるように設け
る。フェンダ7は樹脂により一体成形してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両前部の構造に
関し、特に、車幅方向両側にそれぞれ取り付けられるフ
ェンダの取付構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的に、車両の前部にはエ
ンジンルームないしトランクルームが設けられていて、
このエンジンルーム等の上方がボンネットフードにより
覆われているとともに、該ボンネットフードの左右両側
にそれぞれ連続するようにフェンダの上縁部が配置され
ている。そして、ボンネットフードとの境界となるフェ
ンダの車体内方の見切り部は、隣接するボンネットフー
ドの左右両側の端縁部と略同じ高さに位置付けられてい
て、該フェンダとボンネットフードとが一体的に車両前
部の外面を構成するようになっている。
【0003】ところで、近年、車両の前部に上方から障
害物が衝突する事態を想定して、安全性の向上という観
点から、そのときの障害物への衝撃を緩和しようという
提案がなされている。すなわち、従来の一般的な車両前
部の構造では、フェンダには見切り部から下方に折れ曲
がって略垂直に延びるように縦壁部が設けられていて、
この縦壁部によってフェンダがホイールエプロン等の車
体側の支持部材に対して支持されている。このため、例
えば障害物がフェンダとボンネットフードとに跨るよう
に上方から衝突したとき、該ボンネットフードの端縁部
が容易に変形する一方で、フェンダの端縁部では前記縦
壁部がホイールエプロンに対し突っ張ることから、衝撃
のエネルギを十分に吸収できず、障害物への衝撃が大き
くなりやすいという問題がある。
【0004】この点について、特開平11−18035
0号公報には、フェンダを下方に変位しやすい構造とし
て、積極的に衝突エネルギの吸収を図るようにしたもの
が開示されている。具体的に、このものでは、図9に示
すように、フェンダパネル91の上縁部近傍からフェン
ダインナパネル92の下壁部92bに至る縦壁部92a
を、エプロンメンバ93よりも車幅方向外方へ離間する
ようにずらして配置しており、このことで、同図に矢印
で示すように、フェンダパネル91とボンネットフード
95との境界付近に障害物が衝突したときには、図に仮
想線で示すようにフェンダパネル91の見切り部91a
が下方に折れ曲がるとともに、フェンダインナパネル9
2の縦壁部92aと下壁部92bとが折れ曲がって下方
に変位することにより、衝撃を吸収するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例の
構造においては、フェンダパネル91及びフェンダイン
ナパネル92を構成する鋼板の厚みや寸法、形状等の設
定により、フェンダ各部の面剛性や支持剛性を確保しな
がら、一方で、適度なエネルギ吸収特性を得ようとする
ものあるから、それらの部材の厚み等の管理において非
常に厳しい精度が要求されることになり、現実的とは言
い難い。
【0006】また、前記従来例の構造では、フェンダパ
ネル91を支持する縦壁部92aを車体外方にずらして
配置していても、この縦壁部92a自体がなくなったわ
けではなく、その近傍において上方からの衝撃に対し瞬
間的に強い反力が作用することになるので、上方から衝
突する障害物への衝撃を十分に緩和することは困難であ
る。
【0007】従って、前記従来例の如き構造において、
衝撃エネルギの吸収性能を十分なものとしようとする
と、フェンダの剛性が不足して品質感の低下を招いた
り、或いは、経年変化によるフェンダとボンネットフー
ドとの段差が大きくなりやすくなって、車両外観の見栄
えを損なうという不具合が生じる。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、車両前部の車幅方向
両側にそれぞれフェンダを備えた車両前部の構造におい
て、フェンダの車体への取付構造に工夫を凝らし、簡単
な構造で上方からの衝撃を十分に吸収できるようにしな
がら、適度な剛性を安定的に確保することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の解決手段では、フェンダを車体に対して支
持する取付部を車幅方向に傾斜した傾斜壁部からなるも
のとし、かつその傾斜壁部の上端からフェンダの見切り
部までを、車体内方に延びる庇部とした。
【0010】具体的に、請求項1の発明では、車幅方向
両側にそれぞれフェンダを備えた車両前部の構造を対象
とし、前記フェンダを、車体の外面を構成するフェンダ
パネル部と、このフェンダパネル部の上縁部近傍におい
て車体前後方向に延びるように設けられた車体取付部と
からなるものとする。そして、前記車体取付部を、車体
前後方向から見て、前記フェンダパネル部の裏面から車
体内方かつ下方に向かうように傾斜して延びる傾斜壁部
と、この傾斜壁部の下端側に設けられて車体側の支持部
材に固定されるフランジとを備えるものとし、一方、前
記フェンダパネル部には、前記傾斜壁部の上端部が繋が
る部位から車幅方向に車体内方の見切り部まで延びる庇
部を形成する構成とする。
【0011】前記の構成では、図1に模式的に示すよう
に、車体前後方向から見て、フェンダの取付部の傾斜壁
部が車体側の支持部材から車体外方の斜め上方に向かっ
て延びていて、その傾斜壁部の上端から車体内方に折り
返すように、庇部が延びている。そして、図に矢印で示
すように、前記庇部、即ちフェンダの上縁部近傍に上方
から衝撃が作用したとき、該庇部及び傾斜壁部にはそれ
ぞれ剪断力が作用し、図に仮想線で示すように両者が撓
むことによって、フェンダが下方に変位することにな
る。
【0012】従って、例えば、障害物が車両のボンネッ
トフードとフェンダとに跨るように上方から衝突する事
態を想定すると、このときには、前記の如く庇部及び傾
斜壁部の2つがそれぞれ撓んで、フェンダが下方へ変位
することにより、衝撃が吸収されるのであるが、この
際、前記庇部は点S1を支点として撓み、また、傾斜壁
部は点S2を支点として撓むことになり、いずれも荷重
の作用点と支点とが比較的、長いことから、相対的に小
さな衝撃力でもって変形することになる。つまり、相対
的に小さな衝撃力で相対的に大きな変形ストロークが得
られることになり、このことによって、エネルギ吸収性
能を確保しながら、障害物への衝撃を緩和することがで
きる。
【0013】しかも、前記傾斜壁部は、縦壁部のように
上下方向の衝撃に対して突っ張ることがないので、障害
物に対して瞬間的であっても大きな反力が作用すること
はなく、また、該傾斜壁部の上端は、縦壁部を設けた場
合に比べて車体外方、即ち下方に位置することになるの
で、この位置に上方からの障害物が直接、衝突する可能
性は極めて低く、このことによっても衝撃の緩和が図ら
れる。
【0014】請求項2の発明では、フェンダを、フェン
ダパネル部及び車体取付部が樹脂により一体成形された
ものとする。このことで、フェンダを一体成形により容
易に製造することができ、部品点数や組み付け工数の増
大を招くこともないので、製造コストの増大を抑制でき
る。
【0015】また、一般的に、フェンダに通常、用いら
れる鋼製の薄板は部位によって厚みを調整することが容
易ではないので、フェンダの支持剛性とエネルギ吸収特
性とを両立させるために部材の厚みを調整しようとして
も、このことがコストの大幅な増大等を招く虞がある
が、この発明のように材料として樹脂を用いれば、フェ
ンダ各部の厚みを調整することは容易であり、フェンダ
の支持剛性を安定的に得られるとともに、設計の自由度
が高くなるので、衝撃吸収性能をさらに高めることも可
能になる。
【0016】さらに、材料を樹脂とすることで、鋼板に
比べて大きな弾性が得られるので、このことによっても
衝撃吸収性が高められる。また、樹脂の内部損失が相対
的に大きいことから、車体側からの振動が減衰されて、
走行振動の抑制が図られる。
【0017】請求項3の発明では、フェンダパネル部及
び車体取付部を、互いに別体のフェンダパネル部材及び
取付部材とし、該フェンダパネル部材は金属製の板材を
プレス成形したものする一方、取付部材は樹脂の成型品
とし、傾斜壁部の上端から前記フェンダパネル部材の庇
部の裏面に沿って延びるように設けられた延出部を備え
てなるものとする。
【0018】このことで、フェンダパネル部材を一般的
な鋼製の薄板により形成することで、部材単体でのコス
ト増大が防止される。一方、取付部材は樹脂製とするこ
とで、この取付部材の厚みを調整することが容易にな
り、フェンダの支持剛性を安定的に得られるとともに、
設計の自由度が高くなるので、衝撃吸収性能をさらに高
めることも可能になる。また、材料を樹脂とすること
で、鋼板に比べて取付部材の弾性を大きくすることがで
き、このことによっても衝撃吸収性が高められる上に、
車体側からの振動を減衰させて、走行振動を抑制でき
る。
【0019】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
ける取付部材の傾斜壁部の厚みを、延出部に比べて相対
的に厚くなるように形成する。こうすることで、傾斜壁
部の剛性を相対的に高くして、フェンダの支持剛性を容
易に確保することができる。尚、フェンダパネル部材の
庇部と重ね合わされる取付部材の延出部については、相
対的に薄くてもフェンダ上縁部の面剛性を確保できる。
【0020】請求項5の発明では、請求項3の発明にお
ける取付部材の傾斜壁部において、所定箇所に薄肉の部
分を設けるものとする。
【0021】すなわち、車両の前部に上方から障害物が
衝突する事態を想定した場合、フェンダの中でも障害物
との衝突が発生しやすい部位とそうでない部位とがあ
る。そこで、この発明では、衝突発生の可能性の高い部
位に対応するように、傾斜壁部の所定箇所に薄肉部を設
けることによって、フェンダの全体的な剛性を確保しな
がら、特定の部位の衝撃吸収性はさらに高くして、フェ
ンダの剛性の確保と衝撃吸収性の向上とを一層、高次元
で両立させることができる。
【0022】請求項6の発明では、請求項3の発明にお
けるフェンダパネル部材の庇部の先端に、取付部材の延
出部の先端を挟持するように裏側に折り曲げた折曲部を
設け、この折曲部において前記庇部と延出部とを接着す
るものとする。
【0023】このことで、フェンダの製造時にフェンダ
パネル部材と取付部材とを組み付けるとき、該フェンダ
パネル部材の庇部の折曲部により取付部材の延出部の先
端を挟持させて、それらを接着するだけで良いので、2
つの部材の位置合わせが容易かつ確実になり、簡単な作
業で正確に組み立てられる。
【0024】請求項7の発明では、請求項3の発明にお
けるフェンダパネル部材の庇部の先端に、取付部材の延
出部の先端を挟持するように裏側に折り曲げた折曲部を
設け、一方、該延出部の先端には、前記折曲部によって
内嵌合される厚肉の縁部を形成するものとする。
【0025】このことで、フェンダの製造時にフェンダ
パネル部材と取付部材とを組み付けるとき、該フェンダ
パネル部材の庇部の折曲部により取付部材の延出部先端
の厚肉縁部を嵌合させることで、2つの部材を容易かつ
確実に組み付けることができる。しかも、接着剤を使用
しないことで、組み付け作業がさらに容易になり、製造
時間も短縮される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0027】(実施形態1)図2は、本発明の実施形態
1に係る車両前部の構造を適用した車両1を示す。この
車両1の前部には、略中央部において図示しないパワー
トレインを収容するエンジンルームR(図3参照)が設
けられていて、このエンジンルームRの上方を覆うよう
に、開閉可能なボンネットフード2が配設されている。
また、エンジンルームRの左右両側には、それぞれ、前
車輪3,3(左側前車輪のみを示す)を収容するホイー
ルハウスS,Sが設けられていて、該各ホイールハウス
SとエンジンルームRとの間がホイールエプロン4(図
3に仮想線で示す)により仕切られている。
【0028】前記ホイールエプロン4は、詳細は図示し
ないが、エンジンルーム2の左右両側においてそれぞれ
車体前後方向に延びるサイドフレームの上方に設けら
れ、該サイドフレームの上面から上方かつ車体外方に向
かって緩やかに湾曲しながら延びている。そして、該ホ
イールエプロン4の下側の部分には、前記ホイールハウ
スSの車体内方を囲むようにエンジンルームRの内方に
向かって膨出するホイールハウス部4aが形成されてい
る。また、該ホイールハウス部4aの略中央部には、前
車輪のサスペンション装置におけるショックアブソーバ
の上端側を収容するサスタワー5が設けられている。
【0029】一方、前記ホイールエプロン4の上部に
は、図3に車体右側について示すようにレインフォース
メント6(車体側の支持部材)が設けられている。この
レインフォースメント6は、ホイールエプロン4の上端
縁において車体前後方向に延びるように設けられ、図4
にも示すように、車体内方側、上側及び車体外方側の3
つの壁部となるコの字状断面を有するアッパ部材6a
と、下側の壁部となるロア部材6bとにより構成されて
いる。そして、前記アッパ部材6aの車体外方側壁部の
下端部が車体外方に折り曲げられて、前記ロア部材6b
に接合されるフランジとされ、一方、該ロア部材6bの
車体内方側の端部が下側に折り曲げられて、前記アッパ
部材6aの車体内方側の壁部に接合されるフランジとさ
れていて、これらの両部材6a、6bが互いに溶接によ
り接合されて、略矩形の閉断面を有する構造となる。
【0030】そして、前記の如く車両1の左右両側にそ
れぞれ設けられたレインフォースメント6に対して、各
々フェンダ7,7が取付られている。すなわち、図1に
示すように、フェンダ7,7は、それぞれ上縁部がボン
ネットフード2の左右両側に位置づけられ、該ボンネッ
トフード2との境界となる見切り部7aから車体外方に
向かい、大きく湾曲して下方に略垂直に延びていて、ホ
イールハウスSの車体外方に対応する部位には円弧状の
切り欠き部7bが設けられている。また、図4に示すよ
うに、フェンダ7の見切り部7aとこれに隣接するボン
ネットフード2の左右両側の端縁部とは、互いに略同じ
高さに位置し、ボンネットフード2とその左右両側のフ
ェンダ7,7とが一体的に車両1の前部上面を構成する
ようになっている。
【0031】この発明の特徴部分は、前記図3及び図4
に示すフェンダ7の取付構造(車両前部の構造A)にあ
る。すなわち、フェンダ7は、車体の外面を構成するフ
ェンダパネル部材10と、このフェンダパネル部材10
をホイールエプロン4のレインフォースメント6に取り
付けるためのブラケット11(取付部材)とからなり、
このブラケット11は、前記フェンダパネル部材10の
裏面の上縁部近傍において車体前後方向に延びるように
設けられている。
【0032】前記フェンダパネル部材10は、車両前部
の外側面に対応する緩やかな3次曲面となるように鋼製
の薄板をプレス成形したものであり、このように、大型
の部材であるフェンダパネル部材10を鋼製薄板により
形成することで、部材単体としての可及的なコスト低減
が可能となる。一方、前記ブラケット11は合成樹脂の
成型品とされている。これは、樹脂の方が相対的に弾性
が大きく、また、成形性に優れることから、後述の如く
フェンダ7の支持剛性と衝撃吸収性とを両立させやすい
ためである。また、樹脂の方が鋼板よりも内部損失が大
きいので、このブラケット11を介して車体側からフェ
ンダ7に伝わる振動が減衰し、車両1の走行振動を抑制
できる。
【0033】前記ブラケット11は、図4に示すように
車体前後方向から見ると、フェンダパネル部材10の上
縁部近傍の所定範囲において該フェンダパネル部材10
の裏面に接合された湾曲壁部11a(延出部)と、この
湾曲壁部11aの下端縁から車体内方に向かうように折
れ曲がり、ここでフェンダパネル部材10から離れて下
方に傾斜して延びる傾斜壁部11bと、この傾斜壁部1
1bの下端から車体内方に折れ曲がって、略水平に延び
るフランジ11cとからなる。そして、前記フランジ1
1cがホイールエプロンレインフォースメント6のアッ
パ部材6aに接合されて、ボルト12,12,…により
締結されている。
【0034】言い換えると、前記ブラケット11の本体
部は、ホイールエプロンレインフォースメント6の上面
から斜め上方に延びる傾斜壁部11bであり、この傾斜
壁部11bの上端縁に連続する湾曲壁部11aとフェン
ダパネル部材10の上縁部とが一体的に車体内方へ向か
って庇のように延びているものである。つまり、前記フ
ェンダパネル部材10の上縁部近傍において、ブラケッ
ト11の傾斜壁部11bの上端が繋がる部位から車体内
方の見切り部7aまでが庇部10aであり、この庇部1
0aとその裏面に接合されたブラケット11の湾曲壁部
11aとが、フェンダ7そのものの庇部になる。
【0035】そして、前記フェンダパネル部材10の庇
部10aの先端が裏側に折り曲げられて、ブラケット1
1の湾曲壁部11aの先端を挟持する折曲部10bが設
けられていて、この折曲部10bにおいて両者が接着さ
れている。すなわち、フェンダパネル部材10とブラケ
ット11とを組み付けるときには、該フェンダパネル部
材10の庇部10aに沿ってブラケット11の湾曲壁部
11aを重ね合わせて、その湾曲壁部11aの先端を前
記折曲部10bにより挟持させ、それらを接着すればよ
い。このことで、2つの部材10,11の位置合わせが
容易になり、簡単な作業でフェンダ7を確実に組み立て
ることができる。
【0036】ここで、前記ブラケット11の傾斜壁部1
1bの傾斜の度合は、フェンダ7の支持剛性と衝撃吸収
性との均衡において大きな影響を持つものであり、この
実施形態では、図示の如く水平面からの傾斜角度θを略
45°としているが、この傾斜角度θは、フェンダ7の
大きさやデザイン等に応じて、所定の衝撃吸収特性を得
られるように、例えば略30°〜略50°の範囲に設定
すればよい。また、該傾斜壁部11bは、湾曲壁部11
aに比べて相対的に厚くなるように形成されており、こ
のことで、該傾斜壁部11bの剛性を相対的に高くし
て、フェンダ7の支持剛性を確保することができる。
尚、湾曲壁部11aは相対的に薄く形成されることにな
るが、この湾曲壁部11aはフェンダパネル部材10の
庇部10aと重ね合わされるものなので、面剛性の確保
は容易である。
【0037】さらに、前記傾斜壁部11bには、図3に
示すように、車体前後方向に略3等分したうちの前部と
後部とにそれぞれ繭形の薄肉部13,13が設けられて
いる。これは、障害物との衝突の頻度を考慮して、衝突
発生の可能性の高い部位に対応するように、傾斜壁部1
1bの前側と後側とにそれぞれ薄肉部13を設けたもの
であり、このことで、フェンダ7の全体的な剛性を確保
しながら、衝突の可能性が高い部位については衝撃吸収
性をさらに高めることができる。尚、前記薄肉部13に
代えて貫通孔を形成してもよく、或いは、反対に傾斜壁
部11bの厚みを全体的に減らした上で、前記薄肉部1
3に対応する箇所以外に補強用のリブを設けるようにし
てもよい。
【0038】したがって、この実施形態1に係る車両前
部の構造Aでは、前記図4に示すように車体前後方から
見て、フェンダエプロン4のレインフォースメント6の
上面から車体外方に向かって斜め上方に延びるように、
ブラケット11の傾斜壁部11bが配設されていて、こ
の傾斜壁部11bの上端から車体内方に折り返されて斜
め上方に向かうように、フェンダ7の庇部がボンネット
フード2との境界まで延びている。
【0039】そして、障害物がボンネットフード2とフ
ェンダ7とに跨るように上方から衝突して、図5に矢印
で示すような衝撃が加わると、フェンダ7の庇部及び傾
斜壁部11bに対してそれぞれ剪断力が作用することに
なり、これらが図に仮想線で示すようにそれぞれ下方に
撓むことによって、フェンダ7が下方へ変位することに
なる。
【0040】その際、前記の如くブラケット11の傾斜
壁部11bが斜めに延びていることから、この傾斜壁部
11bは縦壁部のように上下方向に突っ張ることはな
く、従って、前記上方からの障害物に対して瞬間的であ
っても大きな反力が作用することはない。しかも、該傾
斜壁部11bの上端がフェンダパネル部10に繋がる部
位は、フェンダ7の見切り部7aよりも車体外方かつ下
方に位置するので、この部位に障害物が直接、衝突する
可能性は極めて低く、このことによっても衝撃の緩和が
図られる。
【0041】詳しくは、まず、障害物がフェンダ7の上
縁部近傍にに衝突したとき、フェンダ7の庇部と傾斜壁
部11bとががそれぞれ弾性変形して、初期の衝撃を緩
和する。続いて、それらが降伏して、塑性変形すること
により、衝撃のエネルギが吸収される。このとき、衝撃
荷重と変位量(ストローク)との関係は図6のグラフに
実線で示すようになる。すなわち、この実施形態では、
ブラケット11が樹脂製であり、しかも、上方からの荷
重を傾斜壁部11bにより支持するようになっているこ
とから、特に上方からの荷重に対する初期ばね定数が低
くなっていて、図に仮想線で示す従来例の構造(縦壁部
を有する場合)と比較して、相対的に低い荷重で相対的
に大きく弾性変形する(〜s1)。
【0042】続いて、塑性変形域に移行すると、従来構
造と同等の中程度の荷重により変形が進行し、この変形
によって衝撃エネルギを吸収することになるが、この実
施形態の場合は、傾斜壁部11bが相対的に長いことか
ら、従来構造のものよりも大きなストロークが得られ
(s2<s3)、全体として十分なエネルギ吸収性能が
得られる。
【0043】つまり、この実施形態によれば、図に仮想
線で示す従来構造のものと比べて、特に初期の衝撃荷重
が大きくなることを防止しながら、衝撃エネルギの吸収
特性は十分に確保することができるものである。
【0044】また、この実施形態では、前記ブラケット
11を樹脂製とし、その傾斜壁部11bの所定箇所に薄
肉部13,13を設けており、このことによって、ブラ
ケット11によるフェンダ7の全体的な支持剛性を確保
しながら、車体前後方向について特に衝突発生の可能性
の高い部位では衝撃吸収性を一層、高くすることができ
る。これにより、フェンダ7の剛性確保と衝撃吸収性向
上とがさらに高次元で両立できる。
【0045】加えて、この実施形態では、上述の如く、
樹脂製ブラケット11により初期の弾性変形域を大きく
させているので、仮に障害物による衝撃があまり大きく
なければ、フェンダ7の庇部と傾斜壁部11bとをそれ
ぞれ弾性変形させるだけで、衝撃を吸収することがで
き、修理の必要がないという長所もある。
【0046】尚、前記実施形態1では、フェンダパネル
部材10とブラケット11とをそれぞれの先端部におい
て接着するようにしているが、これに限らず、両者を嵌
合させて組み付けるようにしてもよい。すなわち、図7
に一例を示すように、ブラケット11の湾曲壁部11a
の先端に、フェンダパネル部材10の折曲部10bによ
って内嵌合されるように厚肉の縁部11dを形成して、
該フェンダパネル部材10とブラケット11とを組み付
けるときには、前記折曲部10bによりブラケット11
の厚肉縁部11dを嵌合させるようにする。このように
すれば、フェンダ7のサブアッシーをさらに容易に行う
ことができ、しかも、接着剤を使用しないことから、製
造時間も短縮できる。
【0047】また、前記実施形態1では、車両1の左右
のフェンダ7,7に対して各々1つずつブラケット11
を設けているが、これに限るものではなく、前記実施形
態の如きブラケット11を車体前後方向に分割して、複
数の小さなブラケットによりフェンダパネル部材10を
支持するようにしてもよい。
【0048】(実施形態2)図8は、本願発明の実施形
態2に係る車両前部の構造Aを示す。(尚、この実施形
態2の構成は前記実施形態1のものと同様なので、以
下、同一部材には同一の符号を付してその説明は省略す
る。)そして、この実施形態2では、同図から明らかな
ように、フェンダパネル部15とその車体取付部16と
を樹脂により一体成形して、フェンダ7を構成してい
る。
【0049】この実施形態2によれば、実施形態1と同
様に車体取付部16の下端部のフランジ16aがホイー
ルエプロンレインフォースメント6に締結され、そこか
ら車体外方の斜め上方に向かうように傾斜壁部16bが
延びている。そして、この傾斜壁部16bの上端から車
体内方へ折り返すように、フェンダパネル部15の庇部
15aがフェンダ7の見切り部7aまで延びている。
【0050】この構造により、例えば、障害物がボンネ
ットフード2とフェンダ7とに跨るように上方から衝突
したときには、前記実施形態1と同様に、フェンダパネ
ル部15の庇部15aと取付部16の傾斜壁部16bと
が相対的に小さな荷重でもって、相対的に大きく下方に
撓むことになり、このことで、障害物への衝撃を緩和し
ながら、衝撃を十分に吸収できる。
【0051】また、フェンダ7が樹脂の一体成形により
得られることから、実施形態1のようにフェンダパネル
部材10とブラケット部材11とを組み付けるための工
数の増大を招くことがなく、部品点数も増大しないの
で、製造コストの増大を防止できる。
【0052】さらに、この実施形態2のフェンダ7の場
合、庇部も含めて全て樹脂製となることから、部位によ
ってきめ細かく厚みを変更することも可能になり、弾性
や剛性の設定の自由度が大きくなるので、フェンダ17
の剛性確保及び衝撃吸収性向上の両立という作用効果を
一層、高めることができる。
【0053】加えて、一般的に樹脂製のフェンダの場
合、それが弾性変形しても違和感が少ないので、フェン
ダ7の面剛性や支持剛性がやや不足していても、商品性
はあまり損なわれないという長所がある。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
に係る車両前部の構造によると、フェンダのパネル部を
車体に対して支持する取付部を、従来までの縦壁部に代
えて傾斜壁部からなるものとし、その傾斜壁部が繋がる
部位よりも車体内方に庇部を設けたので、例えば、障害
物が車両のボンネットフードとフェンダとに跨るように
上方から衝突したときに、前記傾斜壁部及び庇部の変形
によって、相対的に小さな衝撃力で相対的に大きな変形
ストロークが得られ、このことにより、エネルギ吸収性
能を確保しながら、障害物への衝撃を緩和することがで
きる。これに加えて、前記傾斜壁部が上下方向に突っ張
ることがなく、また、障害物が該傾斜壁部の上端に対応
する位置に直接、衝突する可能性が極めて低いことか
ら、衝撃をさらに緩和することができる。
【0055】請求項2の発明によると、フェンダを樹脂
により一体成形することで、各部の厚みの調整が容易に
なって支持剛性を安定的に得られるとともに、設計の自
由度が高まりかつ相対的に大きな弾性が得られることか
ら、衝撃吸収性能を向上できる。また、部品点数や組み
付け工数の増大を防止でき、さらに、走行振動の抑制が
図られる。
【0056】請求項3の発明によると、フェンダパネル
部材を鋼板製として部材単体でのコスト増大を防止でき
るとともに、取付部材は樹脂製とすることで、請求項2
の発明と同様に支持剛性を安定的に得られ、衝撃吸収性
能を向上でき、さらに、走行振動も抑制できる。
【0057】請求項4の発明によると、取付部材の傾斜
壁部を相対的に厚くして、剛性を高めることで、フェン
ダの支持剛性を容易に確保できる。
【0058】請求項5の発明によると、取付部材の傾斜
壁部に薄肉の部分を設けることで、フェンダの全体的な
剛性を確保しながら、特定の部位の衝撃吸収性はさらに
向上できる。
【0059】請求項6の発明によると、フェンダパネル
部材の庇部の先端に設けた折曲部により取付部材の延出
部の先端を挟持させて、接着することにより、2つの部
材の位置合わせが容易かつ確実になり、簡単な作業で正
確な組立てが行える。
【0060】請求項7の発明によると、フェンダパネル
部材の庇部の先端に折曲部を設けるとともに、取付部材
の延出部の先端に厚肉縁部を設けて、両者を嵌合させる
ことにより、2つの部材を容易かつ確実に組み付けるこ
とができる。しかも、接着剤を使用しないことで、作業
がさらに容易になり、製造時間も短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る車両前部の構造を適
用した車両の斜視図である。
【図3】車両右側のフェンダの取付構造を示す斜視図で
ある。
【図4】図2及び図3のIV-IV線における断面図であ
る。
【図5】衝撃荷重により変形するフェンダを示す図4相
当図である。
【図6】衝撃荷重とストロークとの対応関係を従来例の
構造と対比して示すグラフ図である。
【図7】実施形態1の変形例に係る図4相当図である。
【図8】実施形態2に係る図4相当図である。
【図9】従来例に係る図4相当図である。
【符号の説明】
A 車両前部の構造 R エンジンルーム 1 車両 2 ボンネットフード 6 ホイールエプロンレインフォースメント
(車体側の支持部材) 7 フェンダ 7a 見切り部 10 フェンダパネル部材 10a 庇部 10b 折曲部 11 ブラケット(取付部材) 11a 湾曲壁部(延出部) 11b 傾斜壁部 11c フランジ 11d 厚肉縁部 13 薄肉部 15 フェンダパネル部 15a 庇部 16 車体取付部 16a フランジ 16b 傾斜壁部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向両側にそれぞれフェンダを備え
    た車両前部の構造であって、 前記フェンダは、車体の外面を構成するフェンダパネル
    部と、このフェンダパネル部の上縁部近傍において車体
    前後方向に延びるように設けられた車体取付部とからな
    り、 前記車体取付部が、車体前後方向から見て、前記フェン
    ダパネル部の裏面から車体内方かつ下方に向かうように
    傾斜して延びる傾斜壁部と、この傾斜壁部の下端側に設
    けられて車体側の支持部材に固定されるフランジとを備
    える一方、 前記フェンダパネル部には、前記傾斜壁部の上端部が繋
    がる部位から車幅方向に車体内方の見切り部まで延びる
    庇部が形成されていることを特徴とする車両前部の構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 フェンダは、フェンダパネル部及び車体取付部が樹脂に
    より一体成形されたものであることを特徴とする車両前
    部の構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 フェンダパネル部及び車体取付部は、互いに別体のフェ
    ンダパネル部材及び取付部材であり、 前記フェンダパネル部材が金属製の板材をプレス成形し
    たものであり、 前記取付部材が樹脂の成型品であって、傾斜壁部の上端
    から前記フェンダパネル部材の庇部の裏面に沿って延び
    るように設けられた延出部を備えてなることを特徴とす
    る車両前部の構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 取付部材の傾斜壁部の厚みは、延出部に比べて相対的に
    厚くなるように形成されていることを特徴とする車両前
    部の構造。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 取付部材の傾斜壁部には、所定箇所に薄肉の部分が設け
    られていることを特徴とする車両前部の構造。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 フェンダパネル部材の庇部の先端には、取付部材の延出
    部の先端を挟持するように裏側に折り曲げられた折曲部
    が設けられていて、この折曲部において前記庇部と延出
    部とが接着されていることを特徴とする車両前部の構
    造。
  7. 【請求項7】 請求項3において、 フェンダパネル部材の庇部の先端には、取付部材の延出
    部の先端を挟持するように裏側に折り曲げられた折曲部
    が設けられており、 前記延出部の先端には、前記折曲部によって内嵌合され
    る厚肉の縁部が形成されていることを特徴とする車両前
    部の構造。
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