JP2002193098A - 鉄道車両の左右動減衰装置 - Google Patents

鉄道車両の左右動減衰装置

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JP2002193098A
JP2002193098A JP2000396978A JP2000396978A JP2002193098A JP 2002193098 A JP2002193098 A JP 2002193098A JP 2000396978 A JP2000396978 A JP 2000396978A JP 2000396978 A JP2000396978 A JP 2000396978A JP 2002193098 A JP2002193098 A JP 2002193098A
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Takayuki Ogawa
小川  貴之
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗り心地を損なわずに車体の大きな左右動を
抑えられる鉄道車両の左右動減衰装置を提供する。 【解決手段】 鉄道車両の左右動減衰装置において、左
右動ダンパ10はインナチューブ13に固定されピスト
ンロッド30の外周面を摺動可能に挿通させるロッドガ
イド11と、ピストンロッド30に固定されインナチュ
ーブ13の内側をロッド側室17とエンド側室18に仕
切るピストン15とを備え、伸側作動時にロッド側室1
7からエンド側室18へと作動油が流れるロッド内流路
31をピストンロッド30の内部に形成し、伸側のスト
ロークエンド領域でロッドガイド11がこのロッド内流
路36を絞って減衰力を高める構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台車に対する車体
の左右方向の動きを抑える鉄道車両の左右動減衰装置の
改良に関するものである。
【0002】従来、鉄道車両は、図3に示すように、軌
道4を転動する左右の車輪3と、この各車輪3を図示し
ない金属バネおよび油圧ダンパを介して支持する台車2
と、この台車2に対して車体1を支持する図示しない空
気バネとヨーダンパおよび左右動ダンパ10を備える。
【0003】車体1からは中心ピン5が下方に突出し、
この中心ピン5を挟むようにして一対の左右動ダンパ1
0が台車2との間に連結される。軌道4の歪み等に起因
して台車2が左右方向に動かされると、各左右動ダンパ
10は台車2の動きに連動して伸縮し、車体1の振動を
抑える減衰力を発生する。
【0004】台車2には中心ピン5を挟むように対峙す
る一対のストッパゴム6が取り付けられる。各ストッパ
ゴム6が中心ピン5に当接することにより、車体1の動
きを制限する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の鉄道車両の左右動減衰装置にあっては、左右
動ダンパ10の減衰力が低いと、台車2への入力が大き
い車両のカーブ走行時やポイント通過時あるいはカント
時等に中心ピン5がストッパゴム6に当接し、その際の
衝撃が大きくなり、衝突音が発生するという問題点があ
った。また、これに対処して左右動ダンパ10の減衰力
を高めると、台車2への入力が小さい走行時に車体1の
振動を十分に抑えられず、乗り心地が悪化するという問
題点が生じた。
【0006】また、従来、減衰力を可変制御するセミア
クティブタイプのダンパを用いる装置があったが、スト
ロークを検出するセンサやその検出信号に応じて減衰力
を制御する回路が必要であり、構造の複雑化を招くとい
う問題点があった。
【0007】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、乗り心地を損なわずに車体の大きな左右動を
抑えられる鉄道車両の左右動減衰装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、鉄道車両
の左右動減衰装置において、台車に対する車体の左右方
向の動きに応じてシリンダの内側でピストンロッドが相
対的に移動して伸縮する左右動ダンパを設け、左右動ダ
ンパはシリンダ側に固定されピストンロッドの外周面を
摺動可能に挿通させるロッドガイドと、ピストンロッド
に固定されシリンダの内側をロッド側室とエンド側室に
仕切るピストンとを備え、伸側作動時にロッド側室から
エンド側室へと作動流体が流れるロッド内流路をピスト
ンロッドの内部に形成し、伸側のストロークエンド領域
でこのロッド内流路がロッドガイドによって絞られて減
衰力を高める構成としたことを特徴とするものとした。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、ピス
トンロッドの外周面にロッド内流路を画成するバッファ
ロック溝を開口し、このバッファロック溝に軸方向につ
いてロッド内流路の断面積を次第に縮小する傾斜部を形
成したことを特徴とするものとした。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、シリンダの底部から軸方向に突出するバッファロ
ック筒部を設け、圧側作動時にエンド側室からタンク室
へと作動流体が流れるタンク流路をこのバッファロック
筒部の内側に形成し、ピストンロッド側にバッファロッ
ク筒部が入るバッファロック穴を形成し、圧側のストロ
ークエンド領域でバッファロック筒部とバッファロック
穴の間で前記タンク流路を絞って減衰力を高める構成と
したことを特徴とするものとした。
【0011】第4の発明は、第3の発明において、バッ
ファロック筒部とバッファロック穴の少なくとも一方に
軸方向についてタンク流路の断面積を次第に縮小する傾
斜部を形成したことを特徴とするものとした。
【0012】
【発明の作用および効果】第1の発明によると、台車へ
の入力が小さい走行時に左右動ダンパは中間ストローク
範囲で作動してロッド内流路が絞られず、適正な減衰力
を発生して、車両の乗り心地を損なわない。
【0013】そして、例えば車両のカーブ走行時やポイ
ント通過時あるいはカント時等のように台車への入力が
大きい走行時に台車に大きな入力が加わった場合、左右
動ダンパは伸側行程で中間ストローク範囲を超えたスト
ロークエンド範囲で作動すると、ロッド内流路がロッド
ガイドによって絞られて減衰力を大幅に高める。これに
より、車体の中心ピンがストッパゴムに衝突する際の衝
撃を小さくし、衝突音の発生を抑えられる。
【0014】すなわち、左右動ダンパはストロークエン
ド範囲で車体の中心ピンがストッパゴムに衝突する際の
衝撃を吸収して車両のセンターリング効果を発揮すると
ともに、中間ストローク範囲で適正な減衰力を発生して
車両の乗り心地を維持できる。
【0015】第2の発明によると、中間ストローク範囲
を超えて伸側ストロークエンド範囲に入る行程で、バッ
ファロック溝の傾斜部によってロッド内流路を流れる作
動流体の流量がストロークに応じて強く絞られるため、
減衰力の立ち上がりが滑らかになり、円滑な作動性が得
られる。
【0016】第3の発明によると、左右動ダンパは圧側
行程で中間ストローク範囲を超えたストロークエンド範
囲で作動すると、タンク流路がバッファロック筒部とバ
ッファロック穴の間で絞られて減衰力を大幅に高める。
これにより、車体の中心ピンがストッパゴムに衝突する
際の衝撃を小さくし、衝突音の発生を抑えられる。
【0017】すなわち、左右動ダンパはストロークエン
ド範囲で車体の中心ピンがストッパゴムに衝突する際の
衝撃を吸収して車両のセンターリング効果を発揮すると
ともに、中間ストローク範囲で適正な減衰力を発生して
車両の乗り心地を維持できる。
【0018】第4の発明によると、中間ストローク範囲
を超えて伸側ストロークエンド範囲に入る行程で、バッ
ファロック筒部またはバッファロック穴の傾斜部によっ
てロッド内流路を流れる作動流体の流量がストロークに
応じて強く絞られるため、減衰力の立ち上がりが滑らか
になり、円滑な作動性が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】図1に示すように、左右動ダンパ10は、
ピストンロッド30の先端部がアイ部材7を介して車体
の中心ピン側に連結される一方、インナチューブ(シリ
ンダ)13およびアウタチューブ14の基端部がエンド
部材8を介して台車側に連結される。一対の左右動ダン
パ10が中心ピンを挟むようにして左右方向に並んで設
けられ、車体に対して台車が左右方向に移動すると、一
方の左右動ダンパ10が伸張するとともに、他方の左右
動ダンパ10が収縮するようになっている。
【0021】アイ部材7にはスリーブ51が取り付けら
れ、スリーブ51とアウタチューブ14に渡って伸縮可
能な筒状のダストカバー52が取り付けられる。これに
よって、左右動ダンパ10の内部に塵埃や異物等が侵入
しないようになっている。
【0022】ピストンロッド30はその途中がインナチ
ューブ13とアウタチューブ14に対してロッドガイド
11を介して摺動可能に支持される。ピストンロッド3
0の基端部にピストン15が連結され、ピストン15は
インナチューブ13に摺動自在に収装される。インナチ
ューブ13の内部はピストン15によりロッド側室17
とエンド側室18に仕切られる。インナチューブ13と
アウタチューブ14の間には一部にガスを封入したタン
ク室19が画成される。
【0023】図2に示すように、ピストンロッド30の
内部にロッド側室17とエンド側室18を連通するロッ
ド内流路36が形成される。T字形のロッド内流路36
はピストンロッド30をその径方向に貫通するポート3
3と、ピストンロッド30の軸方向に延びてポート33
をエンド側室18に連通するポート34とによって構成
される。
【0024】ピストンロッド30の外周面37には軸方
向に延びる2条のバッファロック溝38が形成され、こ
の各バッファロック溝38にポート33の両端が開口し
ている。ロッド内流路36はバッファロック溝38を介
してピストンロッド30のロッドガイド11のガイド穴
12に嵌合する部位に開口する。
【0025】バッファロック溝38には軸方向の端部に
向けて次第に浅くなる傾斜部39が形成される。各傾斜
部39はロッド内流路36の断面積を軸方向について次
第に縮小する。左右動ダンパ10が伸側のストロークエ
ンド範囲で伸張作動すると、ストロークに応じてロッド
外周溝38がガイド穴12によって次第に塞がれ、ロッ
ド内流路36を絞るようになっている。本実施の形態で
は、各傾斜部39の断面は略円弧状に湾曲させている
が、これに限らず要求される減衰特性に応じて各傾斜部
39の断面を直線状に形成してもよい。
【0026】ピストンロッド30の内側には伸側行程で
ロッド側室17からエンド側室18へとロッド内流路3
6を流れる作動油に対して開弁する伸側の減衰弁32が
設けられる。ポペットタイプの減衰弁32はスプリング
35によってポート34の開口縁部(環状シート部)に
着座するように付勢されている。減衰弁32にはオリフ
ィス43が形成される。このオリフィス43はロッド内
流路36をエンド側室18に常に連通している。減衰弁
32がロッド内流路36を流れる作動油に抵抗を付与す
ることにより、減衰力が発生する。
【0027】ピストン15には左右動ダンパ10が収縮
する圧側行程でエンド側室18からロッド側室17へと
流れる作動油(作動流体)に対して開弁する圧側のチェ
ック弁20が設けられる。
【0028】インナチューブ13の基端部を嵌合させる
底板16が設けられ、底板16とエンド部材8の間にエ
ンド側室18とタンク室19を連通するタンク流路26
が画成される。
【0029】底板16にはバッファロック筒部23が軸
方向に突出して形成される一方、ピストンロッド30に
はこのバッファロック筒部23に嵌合するバッファロッ
ク穴25が形成される。本実施の形態では、バッファロ
ック穴25はピストンロッド30に一体的に形成されて
いるが、これに限らずピストン15に形成したり、ピス
トンロッド30に固定される別の部材に形成してもよ
い。
【0030】バッファロック筒部23の外周には円錐面
状に傾斜する傾斜面24が形成される。この傾斜面24
はその先端にかけて次第に縮径している。一方、ピスト
ンロッド30のバッファロック穴25は直円筒面状に形
成される。これによって、左右動ダンパ10が所定のス
トロークエンド範囲で収縮作動すると、ストロークに応
じてバッファロック筒部23がバッファロック穴25に
入り、タンク流路26を絞るようになっている。なお、
これに限らず、バッファロック筒部23の外周面を直円
筒面状に形成し、ピストンロッド30のバッファロック
穴25を円錐面状に傾斜して形成して、ストロークに応
じてタンク流路26を絞るようにしてもよい。
【0031】底板16の内側には圧側行程でエンド側室
18からタンク室19へとタンク流路26を流れる作動
油に対して開弁する伸側の減衰弁45が設けられる。ポ
ペットタイプの減衰弁45はスプリング46によってポ
ート47の開口縁部(環状シート部)に着座するように
付勢されている。減衰弁45にはオリフィス48が形成
される。このオリフィス48はエンド側室18をタンク
流路26に常に連通している。減衰弁45がタンク流路
26を流れる作動油に抵抗を付与することにより、減衰
力が発生する。
【0032】底板16には伸側行程でタンク室19から
エンド側室18へとタンク流路26を流れる作動油に対
して開弁する伸側のチェック弁21が設けられる。
【0033】以上のように構成される本発明の実施の形
態につき、次に作用を説明する。
【0034】台車への入力が小さい走行時、左右動ダン
パ10は中間ストローク範囲で伸縮作動し、ロッド内流
路36とタンク流路26が共に開通している。
【0035】この中間ストローク範囲において左右動ダ
ンパ10が伸張する伸側行程で、ロッド側室17の作動
油がロッド内流路36を通ってエンド側室18へと流入
し、ピストンロッド30の退出体積分の作動油がタンク
室19からチェック弁21を開いてエンド側室18へと
流入する。このとき、減衰弁32はロッド内流路36を
流れる作動油に抵抗を付与し、減衰力が発生する。
【0036】同じく中間ストローク範囲において左右動
ダンパ10が収縮する圧側行程で、エンド側室18の作
動油がピストン15のチェック弁20を開いてロッド側
室17へと流入し、ピストンロッド30の侵入体積分の
作動油がエンド側室18からタンク流路26を通ってタ
ンク室19へと流入する。このとき、減衰弁45はタン
ク流路26を流れる作動油に抵抗を付与し、車体の左右
方向の振動が有効に減衰される。
【0037】例えば車両のカーブ走行時やポイント通過
時あるいはカント時等の台車への入力が大きい走行時
に、中心ピンがストッパゴムに当接する前に、左右動ダ
ンパ10は中間ストローク範囲を超えて両端ストローク
エンド範囲に入り、ロッド内流路36またはタンク流路
26が絞られて減衰力を高め、車両のセンターリング効
果を発揮する。
【0038】伸側行程におけるストロークエンド範囲
で、バッファロック溝38がロッドガイド11のガイド
穴12に入り、ロッド内流路36をストロークに応じて
強く絞る。バッファロック溝38は軸方向について傾斜
する傾斜部39を有しているため、ロッド内流路36を
閉塞する前に、ストロークに応じてロッド内流路36を
流れる作動油流量を絞る。これによって、伸側ストロー
クエンド範囲における減衰力の立ち上がりが滑らかにな
り、円滑な作動性が得られる。
【0039】圧側行程におけるストロークエンド範囲
で、バッファロック筒部51がピストンロッド30のバ
ッファロック穴25に入り、タンク流路26をストロー
クに応じて強く絞る。バッファロック筒部51は軸方向
について傾斜する傾斜部39、傾斜面24を有している
ため、タンク流路26を閉塞する前に、ストロークに応
じてタンク流路26を流れる作動油流量を絞る。これに
よって、圧側ストロークエンド範囲における減衰力の立
ち上がりが滑らかになり、円滑な作動性が得られる。
【0040】このようにして左右動ダンパ10が中間ス
トローク範囲を超えてストロークエンド範囲に移るのに
伴って減衰力が段階的に高まる。これによって、台車へ
の入力が小さい走行時に左右動ダンパ10は中間ストロ
ーク範囲で作動して適正な減衰力を発生し、車両の乗り
心地を損なわないで済む。そして、台車への入力が大き
い走行時、左右動ダンパ10は中間ストローク範囲を超
えて両端ストロークエンド範囲で作動して減衰力を大幅
に高め、車体の中心ピンがストッパゴムに衝突する際の
衝撃を小さくし、衝突音の発生を抑えられる。
【0041】他の実施の形態として、要求される減衰特
性に応じて減衰弁32,45に代えて固定オリフィスを
用いてもよい。
【0042】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す左右動ダンパの断面
図。
【図2】同じく左右動ダンパの一部を拡大した断面図。
【図3】従来例を示す左右動減衰装置の構成図。
【符号の説明】
10 左右動ダンパ 11 ロッドガイド 13 インナチューブ(シリンダ) 15 ピストン 17 ロッド側室 18 エンド側室 19 タンク室 23 バッファロック筒部 24 傾斜面 25 バッファロック穴 26 タンク流路 25 リリーフ弁 30 ピストンロッド 32 減衰弁 36 ロッド内流路 38 バッファロック溝 49 傾斜部 45 減衰弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台車に対する車体の左右方向の動きに応じ
    てシリンダの内側でピストンロッドが相対的に移動して
    伸縮する左右動ダンパを設け、 左右動ダンパはシリンダ側に固定されピストンロッドの
    外周面を摺動可能に挿通させるロッドガイドと、 ピストンロッドに固定されシリンダの内側をロッド側室
    とエンド側室に仕切るピストンとを備え、 伸側作動時にロッド側室からエンド側室へと作動流体が
    流れるロッド内流路をピストンロッドの内部に形成し、 伸側のストロークエンド領域でロッドガイドがこのロッ
    ド内流路を絞って減衰力を高める構成としたことを特徴
    とする鉄道車両の左右動減衰装置。
  2. 【請求項2】前記ピストンロッドの外周面にロッド内流
    路を画成するバッファロック溝を開口し、 このバッファロック溝に軸方向についてロッド内流路の
    断面積を次第に縮小する傾斜部を形成したことを特徴と
    する請求項1に記載の鉄道車両の左右動減衰装置。
  3. 【請求項3】前記シリンダの底部から軸方向に突出する
    バッファロック筒部を設け、 圧側作動時にエンド側室からタンク室へと作動流体が流
    れるタンク流路をこのバッファロック筒部の内側に形成
    し、 ピストンロッド側にバッファロック筒部が入るバッファ
    ロック穴を形成し、 圧側のストロークエンド領域でバッファロック筒部とバ
    ッファロック穴の間で前記タンク流路を絞って減衰力を
    高める構成としたことを特徴とする鉄道車両の左右動減
    衰装置。
  4. 【請求項4】前記バッファロック筒部と前記バッファロ
    ック穴の少なくとも一方に軸方向についてタンク流路の
    断面積を次第に縮小する傾斜部を形成したことを特徴と
    する請求項3に記載の鉄道車両の左右動減衰装置。
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