JP2002193026A - 配光制御装置 - Google Patents

配光制御装置

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JP2002193026A
JP2002193026A JP2000397875A JP2000397875A JP2002193026A JP 2002193026 A JP2002193026 A JP 2002193026A JP 2000397875 A JP2000397875 A JP 2000397875A JP 2000397875 A JP2000397875 A JP 2000397875A JP 2002193026 A JP2002193026 A JP 2002193026A
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route
light distribution
vehicle
guidance
distribution control
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Application number
JP2000397875A
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English (en)
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Toshiaki Niwa
俊明 丹羽
Toshihiro Shiimado
利博 椎窓
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Aisin AW Co Ltd
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Equos Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ナビゲーション装置により経路案内がされた進
路変更地点を発見しやすくした配光制御装置を提供す
る。 【解決手段】 ナビゲーション処理部11は、目的地ま
での走行経路を経路探索し、検出した車両の現在位置と
から、交差点の分岐点等の進路変更地点を判断する。車
両が進路変更地点から手前側の所定距離Mに到達する
と、分岐点における案内方向を照射するように前照灯装
置を制御する。案内方向を照射する場合、通常の照射範
囲に加えて進路変更方向の照射範囲を拡張する第1モー
ド、街灯がない暗い場所で第1モードを実行する第2モ
ード、進路変更方向に照射方向を変更する第3モードが
決められており、ユーザが選択したモードによる制御を
行う。ユーザがモード未選択の場合、デフォルト値とし
て第1モードが選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配光制御装置に係
り、例えば、車両に搭載された前照灯(ヘッドランプ)
の照射状態を制御する配光制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のナビゲーション装置の性能向上、
ナビゲーション装置に格納されている地図データの整備
により、車両の現在地や、車両が走行している道路デー
タ、及び現在地周辺の情報を正確に知ることができるよ
うになっている。そして、ナビゲーション装置の案内機
能は、音声による案内や、運転者の視点を下げることな
く案内ルートを表示できる特開平2000−22104
8のようなヘットアップディスプレイなどが提案されて
おり、走行経路案内の認識率を向上させる工夫がされて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、走行経路に沿
って運転する場合、走行経路の案内自体を認識できたと
しても、実際の走行道路上における走行経路(特に車両
の進路を走行経路に従い変更する地点である進路変更地
点(分岐点)、及び走行経路の方向)を発見できなけれ
ば意味がない。すなわち、走行経路案内の認識率の向上
も重要であるが、更に、走行経路の発見率の向上も重要
な課題である。特に、照明装置による照明を行いながら
の夜間走行や街灯が存在しない暗い道の夜間走行の場
合、案内対象である実際の進路変更地点の認識率が低下
しがちであった。
【0004】そこで本発明は、ナビゲーション装置によ
り経路案内がされた進路変更地点を発見しやすくした配
光制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
では、配光制御装置において、目的地までの走行経路を
取得する走行経路取得手段1と、車両の現在位置を検出
する現在位置検出手段2と、前記検出した車両の現在位
置における走行案内を前記走行経路に従って行う経路案
内手段3と、照明装置4の照射領域を制御する照明制御
手段5とを備え、前記照明制御手段は、前記経路案内手
段3による走行経路の案内中において、経路案内の対象
となる分岐点における案内方向を照射するように制御す
ることで前記目的を達成する。このように、経路案内対
象である分岐点に対して案内方向側が照射されるので、
夜間における分岐点及び変更方向の認識率が向上する。
また、分岐点の案内方向(分岐点で進行すべき方向)が
照射されるので、分岐点や案内方向に存在する他車両や
人に対して自車の存在を認識させることができる。請求
項2に記載の発明では、請求項1に記載の配光制御装置
において、前記照明制御手段5は、前記案内方向に対す
る照射領域を拡張することで、前記経路案内の対象とな
る分岐点における案内方向を照射することを特徴とす
る。請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の配光
制御装置において、前記照明制御手段5は、前記照明装
置4を補助する補助照明装置7、例えばフォグランプ等
により、前記照射領域を拡張することを特徴とする。請
求項4に記載の発明では、請求項1に記載の配光制御装
置において、前記照明制御手段5は、前記照明装置4の
照射方向を変更することで、前記経路案内の対象となる
分岐点における案内方向を照射することを特徴とする。
このように、照射方向に指向性を持たせることで照射方
向による経路案内機能が実現される。請求項5に記載の
発明では、請求項1から請求項4のうちのいずれか1の
請求項に記載した配光制御装置において、前記照明制御
手段5は、前記照明装置4又は補助照明装置7が車両の
左右両側に存在する場合、分岐点に対し、少なくとも旋
回半径が大きい側の照明装置4又は補助照明装置7を制
御することを特徴とする。分岐点に対して外側の照明装
置4又は補助照明装置7による照射を制御することで、
運転者の視角にあわせて分岐点周辺の路上を広範に照射
することができる。請求項6に記載の発明では、請求項
1から請求項5のうちのいずれか1の請求項に記載した
配光制御装置において、前記分岐点が暗いか否かを判断
する暗路判断手段6を備え、前記照明制御手段5は、前
記暗路判断手段6で暗いと判断された場合に前記照射領
域を拡張する制御を実行することを特徴とする。暗路判
断手段6は、例えば、光センサで検出した光度、又は、
ナビゲーション用の地図データに登録された暗路地点情
報に基づいて暗路か否かを判断する。請求項7に記載の
発明では、目的地までの走行経路を取得する走行経路取
得手段と、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段
と、照射方向を制御可能な照明装置と、前記検出した現
在位置の前方の前記走行経路を照射するように前記照明
装置の照射方向を制御することで走行経路の案内を行う
経路案内手段と、配光制御装置に具備させて前記目的を
達成する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の配光制御装置にお
ける好適な実施の形態について、図2から図5を参照し
て詳細に説明する。 (1)実施形態の概要 本実施形態の配光制御装置では、目的地までの走行経路
を経路探索やセンタ基地局との通信により取得する。そ
して、検出した車両の現在位置と、取得した走行経路か
ら、交差点の分岐点等の進路変更地点(車両の進路を走
行経路に従うために変更する必要がある地点を示す地
点)を判断する。車両が進路変更地点(分岐点)から手
前側の所定距離Mに到達すると、車両が走行経路に対応
して進路を変更すべき案内方向(走行経路の方向)を照
射するように前照灯装置を制御する。案内方向を照射す
る場合、通常の照射範囲に加えて案内方向の照射範囲を
拡張する第1モード、街灯がない暗い場所で第1モード
を実行する第2モード、進路変更方向に照射方向を変更
する第3モードが決められており、ユーザが選択したモ
ードによる制御を行う。ユーザがモード未選択の場合、
デフォルト値として第1モードが選択される。
【0007】なお、車両が経路案内対象の進路変更地点
から所定距離外を走行している場合や、経路案内が実行
されていない場合には、道路形状を考慮した公知の各種
配光制御のいずれかによる配光制御を行う。例えば、車
両の現在位置から所定時間T秒経過後の自車位置(T秒
経過後位置)を車速vとナビゲーション用の道路データ
等から算出し、当該T秒経過後位置を照射するように前
照灯の配光角を制御する。これは、一般に道路を走行す
る際の運転者は車速によらず、所定時間(本実施形態で
はTf=1.5秒)経過後の位置を注視する傾向にある
ことに基づく制御である。
【0008】(2)実施形態の詳細 図2は本実施形態の配光制御装置の構成例を表したブロ
ック図である。この図2に例示されるように、本実施形
態の配光制御装置は、ナビゲーション装置10と、配光
制御ECU(Electronic Control
Unit)40、前照灯装置50を備えている。ナビゲ
ーション装置10は、ナビゲーション処理部11と、地
図情報記憶手段、道路情報記憶手段、走行経路記憶手
段、モードデータ記憶手段として機能するデータ記憶部
12と、現在位置検出部13と、通信部15と、入力部
16と、表示部17と、音声入力部18と、音声出力部
19と、車速検出手段として機能する車速センサ20
と、を有している。ナビゲーション処理部11は、配光
制御ECU40及び、その他の各種ECU(例えば、車
両ECU、コラムECU等)と車内LAN(Local
AreaNetwork)で接続されている。
【0009】ナビゲーション処理部11は、入力された
情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種演算処理
を行い、その結果を出力するCPU(中央制御装置)1
11を備えている。このCPU111には、データバス
等のバスラインを介してROM112とRAM113が
接続されている。RAM113は、CPU111が各種
演算処理を行う場合のワーキング・メモリとしてのラン
ダム・アクセス・メモリである。本実施形態では後述す
るように目的地まで経路探索された走行経路が走行経路
データ122に格納されるが、RAM113に格納する
ようにしてもよい。
【0010】ROM112は、目的地の設定処理、目的
地までの予定走行経路の経路探索処理、探索した走行経
路の走行経路案内処理、本実施形態におけるモードの登
録処理や経路案内支援を行う配光制御処理等を実行する
ための各種プログラムが格納されているリード・オンリ
ー・メモリである。ROM112に格納された各種プロ
グラムをCPU111が実行することで、図1に示し
た、走行経路取得手段1、現在位置検出手段2、経路案
内手段3、照明制御手段5、暗路判断手段6に対応する
各機能の全部又は一部が実現される。
【0011】走行経路取得機能は、車両現在位置や入力
された所定の出発地から目的地までの走行すべき最適な
経路(走行経路)を取得する機能である。経路探索プロ
グラムにより目的地までの走行経路をナビゲーション処
理部11が探索し(経路探索手段による経路探索機能)
その結果を取得する場合と、通信部15を介して情報セ
ンタ100やパーソナルコンピュータとの通信により取
得する場合等がある。情報センタ100やパーソナルコ
ンピュータとの通信により走行経路を取得する場合、目
的地及び出発地のデータは、経路探索を要求する際に車
両に搭載したナビゲーション装置10から送信する場合
と、予め他の機器から送信しておく場合とがある。ま
た、情報センタ100から走行経路データを取得する場
合、目的地までの走行経路を一括して取得することも、
所定距離を走行する毎に経路探索を情報センタ100に
要求して最新情報に基づく走行経路を分割して取得する
ことも可能である。
【0012】現在位置検出機能は、GPSレシーバ13
1で取得した現在地座標、及び、過去の走行記録(ジャ
イロセンサ136、距離センサ113等による)と道路
データとのマップマッチング処理結果から現在位置を求
める機能である。
【0013】経路案内機能は、マップマッチングにより
求めた道路データ上の現在位置と、走行経路とから、現
在位置に対応して走行すべき方向等を案内する機能であ
る。経路案内機能としては、表示部17に表示される画
像での経路案内機能と、音声出力部19からの音声出力
による音声案内機能がある。画像での経路案内機能で
は、車両現在位置周辺の地図(道路を含む)を表示部1
7に表示すると共に、車両の現在位置と、走行経路を表
示する。この場合、進路変更地点に近づいた場合(例え
ば、進路変更地点から手前Lm、例えば、50m)に当
該進路変更地点の拡大図を、地図表示に代えて、又は加
えて画面表示するようにしてもよい。音声案内機能は、
音声により進路方向を案内する機能である。音声案内機
能では、進路変更地点の手前Nmの地点で「Nm先を左
方向です」等の音声を出力したり、「直進です」等の音
声を出力することにより案内が実行される。本実施形態
では、経路案内機能として画像による経路案内機能と音
声案内機能の両機能がナビゲーション処理部11により
実現されるようになっているが、いずれか一方のみの機
能でも機能実現が可能である。
【0014】その他の機能として制御モード取得機能が
ある。この制御モード取得機能では、経路案内を配光制
御によりアシストする場合に、如何なる方法で配光制御
を行うかについてユーザが選択した制御モードを取得す
る機能であり、入力部16の入力操作による操作内容か
ら取得する場合、通信やICカード等の記憶媒体から取
得する場合がある。この制御モード取得機能で取得し
た、ユーザにより選択された制御モードは、制御モード
データ123に登録されるようになっている。
【0015】手段モード取得機能の取得対象である制御
モード、すなわち、ユーザが選択しうる制御モードとし
ては、第1制御モード、第2制御モード、及び第3制御
モードがある。なお、第2制御モードは、単独では選択
できず、第1制御モードと併せて選択することができる
モードである。 (1)第1制御モードは、従来の前照灯装置50の照射
領域(無制御の場合の照射領域)を、交差点等の進路変
更地点に対する案内方向の照射領域を拡張するモードで
ある。進路変更方向側の照射領域を拡張することで、運
転者は進路変更すべき実際の道路を発見することが容易
になり、走行中の視認性を向上させて安全な案内を行う
ことができる。 (2)第2制御モードでは、第1制御モードによる制御
を、街灯の無い場所等の暗路において実行するモードで
ある。第2制御モードは、第1モードに追加して選択可
能なモードである。暗い場所か否かの判断は、暗路判断
機能により実現されるようになっている。本実施形態の
暗路判断機能は、地図データ120中に格納された街灯
がなく暗い領域を指定する暗路データが格納されてお
り、案内対象となっている進路変更地点がこの暗路デー
タで指定される領域内か否かを判断するようになってい
るが、光センサを配置し、当該光センサにより車両周囲
の明るさを検出し、一定以上の明るさが検出されない場
合に暗路であると判断するようにしてもよい。 (3)第3制御モードでは、前照灯装置50の照射方向
に指向性をもたせ、進路変更側(絶えず案内ルート側)
に照射方向を向けるモードである。
【0016】照明制御機能(配光制御機能)は、前照灯
装置50(ヘッドランプ)等の照明装置4によるビーム
照射方向、照射範囲を制御する機能である。この照明制
御機能では、現在位置検出機能による車両現在位置、走
行経路取得機能による走行経路、制御モード取得機能に
よる制御モードに従い、ナビゲーションによる案内対象
である進路変更地点の所定距離Mm手前から進路変更す
べき方向を照射することで、道路の発見を容易にするた
めの配光制御を行う。
【0017】データ記憶部12は、地図データ120、
目的地データ121、走行経路データ122、制御モー
ドデータ123、及びその他の各種データが格納されて
いる。地図データ120には、地形データ、広域地図デ
ータ、市街地図データ等の地図に関するデータと、道路
データが格納されている。地図データ120に格納され
る道路データは、交差点間を結ぶ道路特性を特定する情
報として次のようなデータが格納されている。つまり、
道路データには、交差点番号、ノード数、ノード情報、
リンク長さ、リンクの交差角、道路幅、道路名称等が格
納されている。各リンクには、リンク情報として道路の
車線数、トンネルの有無などが格納されている。また、
交差点データとしては、交差点に交差する道路の道路番
号、案内対象となる道路か否か(例えば、進入禁止の道
路等)を示す案内対象許可フラグ、ランドマーク位置種
別データ、交差点写真データ、高速道路等の出口ランプ
ウェイ案内データ、交差点番号などが格納されている。
【0018】ノード情報は、道路上の一地点に関する情
報であり、ノード間を接続するものをリンクと呼び、複
数のノード列のそれぞれの間をリンクで接続することに
よって道路が表現される。道路形状はノードやリンクの
みならず、標高によって定義することもできる。本実施
形態における標高データは、左右上下250m間隔のマ
トリクス状の各点においてノードとは別に保持されてお
り、各ノードの標高はノードを内側に含む3点からなる
平面上の当該ノードの高さとして算出される。なお、各
ノードに対して当該ノード位置における標高データを関
連付けて格納するようにしてもよい。また、ノードにお
ける道路の曲率半径(ノード半径)は、あるノードに対
して隣り合うリンクの交叉角に基づき求めることができ
る。
【0019】データ記憶部12の目的地データ121に
は、経路探索において設定される目的地を表示部17に
表示させるためのデータ(基データ)、及び経路探索の
ためのデータとして、目的地名とその読み、目的地区
分、目的地の座標データとしての緯度と経度、その目的
地に通じる道路の両端の交差点に付された交差点番号、
電話番号、及び住所が格納されている。目的地名は、目
的地として選択可能な建造物、公共施設、公園等の各種
地点の名称である。目的地区分は、各目的地を分類した
区分であり、ゴルフ場、名所、温泉、スキー場、神社・
寺、遊園地、キャンプ場、城・城跡、動・植物園、駅、
駐車場、学校、空港・飛行場、官公庁、病院、海水浴、
その他、等の各種区分に分類されている。
【0020】走行経路データ122には、目的地まで探
索された走行経路の情報が格納されるようになってい
る。制御モードデータ123には、ユーザにより選択さ
れた制御モードに関するデータが格納されるようになっ
ている。
【0021】データ記憶部12は、例えば、DVD(D
igital VersatileDisc)、MO
(光磁気ディスク)、CD−ROM(Compact
Disc Read Only Memory)、光デ
ィスク、磁気テープ、ICカード、光カード等の各種記
憶装置のうち1又は複数の記憶装置が使用される。な
お、地図データ120と目的地データ121は、記憶容
量が大きい、例えばCD−ROMやDVDの使用が好ま
しい。走行経路データ122と制御モードデータの少な
くとも一方は、地図データ120と同一の記憶媒体に格
納してもよく、またICカード等の他の記憶媒体に格納
するようにしてもよい。また、走行経路データ122に
ついては、データ記憶部12に代えて、又はデータ記憶
部12に加えて、車両が目的地に到達するまでの間RA
M113に格納するようにしてもよい。
【0022】図2における現在位置検出部13は、GP
Sレシーバ131、地磁気センサ132、距離センサ1
33、ステアリングセンサ134、ビーコンセンサ13
5、ジヤイロセンサ136とを備えている。GPSレシ
ーバ131は、人口衛星から発せられる電波を受信し
て、自車の位置を測定する装置である。地磁気センサ1
32は、地磁気を検出して自車の向いている方位を求め
る。距離センサ133は、例えば車輪の回転数を検出し
て計数するものや、加速度を検出して2回積分するもの
や、その他計測装置等が使用される。ステアリングセン
サ134は、例えば、ハンドルの回転部に取り付けた光
学的な回転センサや回転抵抗ボリューム等が使用される
が、車輪部に取り付ける角度センサを用いてもよい。こ
のステアリングセンサ134は、本実施形態におけるス
テアリング操作量(操舵角)θを検出し、θをナビゲー
ション処理部11と配光制御ECU40に供給するよう
になっている。ビーコンセンサ135は、路上に配置し
たビーコンからの位置情報を受信する。ジヤイロセンサ
136は、車両の回転角速度を検出しその角速度を積分
して車両の方位を求めるガスレートジヤイロや振動ジヤ
イロ等で構成される。また、このジヤイロセンサ136
によって、車両に加わる横加速度(横G)を検出するこ
ともできる。
【0023】現在位置検出部13のGPSレシーバ13
1とビーコンセンサ135は、それぞれ単独で位置測定
が可能であるが、その他の場合には、距離センサ133
で検出される距離と、地磁気センサ132、ジヤイロセ
ンサ136から検出される方位との組み合わせ、また
は、距離センサ133で検出される距離と、ステアリン
グセンサ134で検出される舵角との組み合わせによっ
て自車の絶対位置(自車の現在地)を検出するようにな
っている。
【0024】通信部15は、FM送信装置や電話回線等
との間で各種データの送受信を行うようになっており、
例えば情報センタ100等から送信される渋滞などの道
路情報や交通事故情報等の各種データを受信するように
なっている。この通信部15からは、目的地データ、目
的地までの走行経路データ、車両現在地周辺の地図デー
タ、制御モードうちの少なくとも1つ以上の各データを
受信する(取得する)ことが可能である。なお、これら
各種データを受信するために、通信部15には、VIC
S用アンテナ151、FM多重放送用アンテナ152、
携帯電話・PHS用アンテナ153等の各種通信用アン
テナのうちの少なくとも1つのアンテナが接続されてい
る。
【0025】入力部16は、ユーザが車両現在位置が出
発地と異なる場合の出発地や目的地を入力する場合の入
力手段として機能するように構成されている。入力部1
6の構成例としては、表示部17を構成するディスプレ
イの画面上に配置され、その画面に表示されたキーやメ
ニューにタッチすることにより情報を入力するタッチパ
ネル、その他、キーボード、マウス、バーコードリー
ダ、ライトペン、遠隔操作用のリモートコントロール装
置などが挙げられる。入力部16は、CPU111と共
に制御モード取得機能、走行経路取得機能を実現する。
入力部16は、ユーザが制御モードを選択する際に使用
され、制御モード選択手段として機能する。この場合、
表示部17には、選択可能な制御モードが表示され、ユ
ーザは、入力部16のタッチパネル又はテンキー等によ
り所望の制御モードを選択することになる。なお、表示
部17には、制御モードの番号、名称(第1〜第3制御
モード)、制御内容の解説文のうちの少なくとも1つか
らなる制御モード情報が表示される。
【0026】表示部17には、本実施形態における制御
モード選択用の制御モード情報、操作案内、操作メニュ
ー、操作キーの表示や、ユーザの要求に応じて設定され
た目的地(案内地点)までの走行経路の表示や、走行す
る経路に沿った案内図等の各種表示が行われる。表示部
17としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレ
イ、プラズマディスプレイ、フロントガラスにホログラ
ムを投影するホログラム装置等を用いることができる。
【0027】音声入力部18はマイクロホン等によって
構成され、音声によって必要な情報が入力される。音声
出力部19は、音声合成装置と、スピーカとを備え、音
声合成装置で合成される音声による走行経路の案内情報
を出力する。なお、音声合成装置で合成された音声の他
に、各種案内情報をテープ等の音声記憶装置に録音して
おき、これをスピーカから出力するようにしてもよく、
また音声合成装置の合成音と音声記憶装置の音声とを組
み合わせてもよい。
【0028】ナビゲーション処理部11に接続された車
速センサ20は、車速検出手段として機能し、車両制御
用として車両が備えている車速センサを使用するが、本
実施形態用の独立したセンサを配置することも可能であ
る。車速センサ20は、車両の現在車速vを検出しナビ
ゲーション処理部11に供給するようになっている。
【0029】以上のように構成されたナビゲーション装
置10は、取得した走行経路に基づいて走行すべき方向
を運転者に知らせることで、車両の目的地までの走行経
路を誘導する。つまり、入力部16から目的地を入力す
ると、ナビゲーション処理部11は、現在位置検出部1
3で検出された自車の現在位置に基づき、データ記憶部
12から読み出した道路データを使用して目的地までの
走行経路を探索する。そして、探索した走行経路を表示
部17に出力するとともに、該表示部17に表示された
走行経路と、音声出力部19から出力される音声によっ
て、運転者を目的地まで誘導する。なお、本実施形態に
おけるナビゲーション装置10は経路案内機能を備えて
いるが、本発明では配光制御するための各機能を実現す
る部分と重複する機能部分、例えば、車両現在位置を検
出する機能部分等については、兼用するようになってい
る。また、上述したように、ナビゲーション装置10で
設定した目的地を通信部15を介して情報センタ100
に送信し、目的地までの経路探索を情報センタ100で
行い、探索結果を情報センタから受信することも可能で
ある。この場合には、ナビゲーション装置10から、経
路探索機能を省略することが可能である。
【0030】本実施形態におけるナビゲーション処理部
11は、配光制御に基づく各種判断や演算に従って、配
光制御ECU40に配光制御データを供給するようにな
っている。すなわち、ナビゲーション処理部11は、車
両が進路変更地点の手前Mmよりも外側の地点(離れた
地点)を走行している場合に、T秒後車両位置を照射す
るための配光角θhを算出し、算出した配光角θhを配
光制御データとして配光制御ECU40に供給する。ま
た、ナビゲーション処理部11は、車両が進路変更地点
の手前Mm以内に進入した場合に、設定されている制御
モードに従い、拡張すべき照射領域の方向(第1制御モ
ード)又は変更すべき照射方向の配光角θ3(第3制御
モード)のデータを配光制御データとして配光制御EC
U40に供給する。
【0031】配光制御ECU40は、ナビゲーション装
置10から供給される配光制御データに従って、前照灯
装置50の集光状態と拡散状態を変更すると共に、配光
角θhを制御するようになっている。配光制御ECU4
0は、運転者による前照灯スイッチの点灯操作、消灯操
作により、また、光センサで車外の明るさを検出して自
動的に前照灯装置50を点灯及び消灯する自動点灯シス
テムにより、前照灯装置50の点灯と消灯を制御するよ
うになっている。そして、配光制御ECU40は、ナビ
ゲーション処理部11からの問い合わせに対して現在前
照灯装置50が点灯中か、消灯中かを示すデータをナビ
ゲーション処理部11に供給するようになっている。
【0032】前照灯装置50は、車両前方の左右両側に
配置される通常の前照灯と兼用するようになっている
が、これとは別個に前照灯装置を配置するようにしても
よい。前照灯装置50は、ランプを収容するランプ本体
と、このランプ本体の解放面に配置された前面レンズ
と、発光することで照明を行う光源バルブと、光源バル
ブの発光を車両前方に反射させる可動リフレクタから構
成されている。そして、前照灯装置50は、光源バルブ
を可動リフレクタに対して前後方向に移動させることで
ランプから照射される光束を拡散・集中させる第1機構
と、可動リフレクタの角度を左右に回動することで光束
による配光角θhを制御する第2機構を備えている。
【0033】配光制御ECU40は、このように構成さ
れた前照灯装置50に対して、ナビゲーション装置10
から供給される配光制御データに応じて、進路変更地点
の方向を照射するように前照灯装置50の第1駆動機構
及び第2駆動機構を駆動制御する。すなわち、配光制御
ECU40は、ナビゲーション装置10から供給される
配光制御データに対応した制御量で前照灯装置50の第
1機構と第2機構を制御する。また、配光制御ECU4
0は、ナビゲーション装置10から供給される配光角θ
h、θ3となるように第2駆動機構を駆動制御する。さ
らに、配光制御ECU40は、ナビゲーション装置10
から供給される光量情報に従い、前照灯装置50の光量
を制御することも可能である。
【0034】次に、このように構成された本実施形態に
おいて、走行経路の案内中において進路変更すべき道路
の発見をアシスト(補助)する配光制御について説明す
る。図3は、本実施形態における第1制御モードが選択
されている場合、及び第1制御モードと第2制御モード
が選択されている場合の進路変更地点の手前近傍におけ
る照射領域の拡張状態を表したものである。本実施形態
における第1制御モード(第2制御モードも選択されて
いる場合を含む)では、図3に示されるように、配光制
御を行わない場合の従来の照射領域Pに比べて、ナビゲ
ーションによる走行経路案内の方向(図中矢印nで示す
進路変更方向)の照射領域Qが拡張されて照射される。
【0035】このように従来の前照灯装置50による照
射では、交差点等の進路変更地点における進路変更側
(走行経路の案内方向)を拡張して照射しないのに対し
て、本実施形態によれば、進路変更方向側(走行経路の
案内方向)を拡張して照射するので、運転者は進路変更
すべき道路(矢印n方向の道路)の発見が容易になる。
また、進路変更方向の照射領域が拡張されるので、進路
変更側に存在する人や障害物等の発見が容易になる。更
に、進路変更の方向に存在する他車両や人に対して自車
の存在を認識させることができる。
【0036】図4は、本実施形態における第3制御モー
ドが選択されている場合進路変更地点手前近傍における
照射方向の変更状態を表したものである。本実施形態に
おける第3制御モードでは、図4に示されるように、配
光制御を行わない場合の従来の照射領域Pに比べて、照
射領域全体をナビゲーションにより案内される走行経路
の方向(図中矢印nで示す進路変更方向)に変更させた
照射領域Rが照射される。このように第3制御モードに
よる指向性の高い照射によって、前照灯装置50の照射
方向を進路変更方向に変更することで進路変更方向の道
路をより明確に認識させることが可能になる。
【0037】次に、配光制御装置における配光制御動作
について図5を参照して説明する。ナビゲーション処理
部11は、まず前照灯装置50が点灯中か否かを判断す
る(ステップ11)。すなわち、ナビゲーション処理部
11は、配光制御ECUに対して前照灯装置50の点灯
状態について確認し、消灯中であれば(ステップ11;
N)処理を終了する。
【0038】一方、前照灯装置50が点灯中であれば
(ステップ11;Y)、ナビゲーション処理部11は、
現在目的地までの走行経路案内を実行中か否かを判断す
る(ステップ12)。案内中であれば(ステップ12;
Y)、ナビゲーション処理部11は、現在位置情報を取
得すると共に、案内ルート(目的地までの走行経路)を
走行経路データ122から取得する(ステップ13)。
そして、取得した車両の現在位置が案内対象となってい
る交差点等の進路変更地点周辺であるか否かを判断する
(ステップ14)。すなわち、ナビゲーション処理部1
1は、取得した車両現在位置が、取得した案内ルート情
報(走行経路情報)に従って次に進路変更案内をすべき
進路変更地点から手前所定距離Mm以内の範囲内である
か否かを判断する。所定距離Mmは、本実施形態では1
00mが設定されているが、例えば、200m、50
m、20m、10m等の他の距離でもよい。また、ユー
ザが自分にあった距離となるように所定距離Mmを任意
に設定できるようにしてもよい。
【0039】現在位置が所定距離Mm以内であれば(ス
テップ14;Y)、ナビゲーション処理部11は、ユー
ザの選択により登録されている制御モードを制御モード
データ123から取得し(ステップ15)、登録されて
いる制御モードの内容をステップ16〜ステップ18で
判断する。そして、取得した制御モードが第3制御モー
ドであれば(ステップ15;N、ステップ17;Y)、
図4に示したように、進路変更地点方向に照射方位を変
更する(ステップ20)。すなわち、ナビゲーション処
理部11は、車両現在位置と進路変更地点との距離か
ら、照射すべき方位(車両の進行方向に対する配光角θ
3)を算出し、配光制御ECU40に供給する。一方、
配光制御ECU40では、ナビゲーション処理部11か
ら供給される配光角θ3となるように第2駆動機構を駆
動制御する。これにより、進行方向に照射方向が変更さ
れる。
【0040】第1制御モードを取得し(ステップ16;
Y)、第2制御モードは取得していない場合(ステップ
18;N)、進路変更地点方向の照射領域を拡大する
(ステップ21)。すなわち、ナビゲーション処理部1
1は、ステップ13で取得した案内ルート情報(走行経
路情報)に基づき次に進路変更すべき進路変更方向を示
す配光制御データを配光制御ECU40に供給する。配
光制御ECU40では、供給された進路変更方向に対応
して、図3に示すように照射領域Qだけ照射領域を拡張
して照射するように前照灯装置50を制御する。
【0041】第1制御モードを取得し(ステップ16;
Y)、さらに第2制御モードも取得している場合(ステ
ップ18;Y)、ナビゲーション処理部11は、街灯が
無い等の理由に基づく暗路か否かを判断する(ステップ
19)。すなわち、ナビゲーション処理部11は、案内
対象である進路変更地点が、地図データ121中に格納
された暗路データで指定されている暗領域内か否かを判
断する。なお、フローチャートにも記載されているよう
に、地図データ121の暗路データによる判断に代え
て、又は加えて、光度センサで検出される車両周囲の明
るさから暗路か否かを判断するようにしてもよい。
【0042】暗路であると判断された場合(ステップ1
9;Y)、ステップ21に移行して上述したように進路
変更方向の照射領域を拡大する。一方、暗路であると判
断されなかった場合(ステップ19;N)、ナビゲーシ
ョン処理部11はステップ22へ移行する。
【0043】ナビゲーション装置10による走行経路の
案内が行われていないと判断された場合(ステップ1
2;N)、案内交差点周辺に車両が到達していない場合
(ステップ14;N)、第1制御モードも第3制御モー
ドも設定されていない場合(ユーザが本実施形態の配光
制御による走行経路案内をアシストを望まずその旨の選
択がされている場合に該当する、ステップ16;N、ス
テップ17;N)、及び、第2制御モードを取得した
(ステップ16;Y)が暗路ではない場合(ステップ1
9;Y)、現在走行している道路の形状に合わせたナビ
連動配光制御を行う(ステップ22)。すなわち、ナビ
ゲーション処理部11は、公知の各種ナビ連動制御を採
用することが可能であるが、本実施形態では、T秒後車
両位置を照射するように配光角θhを制御する。そのた
め、ナビゲーション処理部11は、地図データ121か
ら道路データを取得して道路形状を特定し、この道路形
状と車速センサで検出した車速vとから、T秒後車両位
置を照射するための配光角θhを算出し、配光制御EC
U40に供給する。配光制御ECU40では、供給され
た配光角θhとなるように、前照灯装置50の第2機構
を制御する。これにより、最適な地点が照射される。
【0044】以上説明したように本実施形態の配光制御
によれば、目的地までの走行経路案内を行っている場合
に、次の進路変更地点での進路変更の方向を照射するよ
うにしたので、進路変更すべき道路の発見が容易にな
る。また、進路変更方向にいる人や障害物の発見が容易
になるとともに、進路変更方向にいる人や車両に対して
自車が進行することを認識させることができる。
【0045】以上、本発明の配光制御装置における1実
施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態
に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲に
おいて各種の変形を行うことが可能である。例えば、説
明した実施形態では、前照灯装置50により進路変更の
方向を照射するようにしたが、フォグライト等の補助照
明装置により進路変更方向を照射するようにしてもよ
い。図6は、補助照明装置を使用し、進行方向である矢
印n方向を照射した状態を表したものである。この図に
示されるように、ナビ連動配光制御により前照灯装置5
0の照射領域P2に加えて補助照明装置による進行方向
の照射S1、S2を照射することで、進路変更すべき道
路の発見が容易になる。この場合、ナビゲーション処理
部11は、補助照明装置の配光制御角θ4を配光制御E
CU40に供給し、配光制御ECU40は角θ4となる
ように補助照明装置の照射角を制御する。なお、図6に
示したように、補助照明装置で進路変更方向を表示する
場合には、第3制御モードのみが選択可能になる。
【0046】また、説明した実施形態における第3制御
モード及び、図6で説明した変形例では、前照灯又は補
助照明灯が車両の左右両側に存在する場合、両側の前照
灯又は補助照明灯を配光角θ3、θ4となるように制御
する場合について説明したが、進路変更の地点に対し、
旋回半径が大きい側の照明灯又は補助照明灯のみの配光
角を制御するようにしてもよい。進路変更地点に対して
外側の照明灯又は補助照明灯による照射を制御すること
で、運転者の視角にあわせて進路変更地点周辺の路上を
広範に照射することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の配光制御装置によれば、ナビゲ
ーション装置により経路案内がされた進路変更地点を発
見しやすい配光制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態における配光制御装置の構
成例を表したブロック図である。
【図3】同上、実施形態における第1制御モードの照射
状態を表した説明図である。
【図4】同上、実施形態における第3制御モードの照射
状態を表した説明図である。
【図5】同上、実施形態における配光制御の動作を表し
たフローチャートである。
【図6】同上実施形態の変形例における照射状態を表し
た説明図である。
【符号の説明】
10 ナビゲーション装置 11 ナビゲーション処理部 12 データ記憶部 120 地図データ 121 目的地データ 122 走行経路データ 123 制御モードデータ 13 現在位置検出部 15 通信部 16 入力部 17 表示部 18 音声入力部 19 音声出力部 20 車速センサ 40 配光制御ECU 50 前照灯装置 100 情報センタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎窓 利博 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 Fターム(参考) 3K039 AA08 CC01 DA02 DB01 DC01 DC02 FD01 JA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的地までの走行経路を取得する走行経
    路取得手段と、 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 前記検出した車両の現在位置における走行案内を前記走
    行経路に従って行う経路案内手段と、 照明装置の照射領域を制御する照明制御手段とを備え、 前記照明制御手段は、前記経路案内手段による走行経路
    の案内中において、経路案内の対象となる分岐点におけ
    る案内方向を照射するように制御することを特徴とする
    配光制御装置。
  2. 【請求項2】 前記照明制御手段は、前記案内方向に対
    する照射領域を拡張することで、前記経路案内の対象と
    なる分岐点における案内方向を照射することを特徴とす
    る請求項1に記載の配光制御装置。
  3. 【請求項3】 前記照明制御手段は、前記照明装置を補
    助する補助照明装置により、前記照射領域を拡張するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の配光制御装置。
  4. 【請求項4】 前記照明制御手段は、前記照明装置の照
    射方向を変更することで、前記経路案内の対象となる分
    岐点における案内方向を照射することを特徴とする請求
    項1に記載の配光制御装置。
  5. 【請求項5】 前記照明制御手段は、前記照明装置又は
    補助照明装置が車両の左右両側に存在する場合、分岐点
    に対し、少なくとも旋回半径が大きい側の照明装置又は
    補助照明装置を制御することを特徴とする請求項1から
    請求項4のうちのいずれか1の請求項に記載した配光制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記分岐点が暗いか否かを判断する暗路
    判断手段を備え、 前記照明制御手段は、前記暗路判断手段で暗いと判断さ
    れた場合に前記照射領域を拡張する制御を実行すること
    を特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1
    の請求項に記載した配光制御装置。
  7. 【請求項7】 目的地までの走行経路を取得する走行経
    路取得手段と、 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 照射方向を制御可能な照明装置と、 前記検出した現在位置の前方の前記走行経路を照射する
    ように前記照明装置の照射方向を制御することで走行経
    路の案内を行う経路案内手段と、を具備することを特徴
    とする配光制御装置。
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