JP2002192520A - プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板 - Google Patents

プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板

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JP2002192520A JP2000393666A JP2000393666A JP2002192520A JP 2002192520 A JP2002192520 A JP 2002192520A JP 2000393666 A JP2000393666 A JP 2000393666A JP 2000393666 A JP2000393666 A JP 2000393666A JP 2002192520 A JP2002192520 A JP 2002192520A
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woven fabric
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Kengo Yamanouchi
建吾 山野内
Toshiharu Takada
俊治 高田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反りが小さいプリプレグを提供する。 【解決手段】 フィラメント径が5μmの電気絶縁用の
E−ガラスフィラメント3を100本集束して得られる
ヤーン2が縦糸2a及び横糸2bとして織り込まれたガ
ラス織布1に、熱硬化性樹脂組成物が含浸されて半硬化
したプリプレグに関する。縦糸の幅W1が180〜26
0μm、かつ横糸の幅W2が250〜370μmであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリプレグとこの
プリプレグを用いて作製される積層板及び多層プリント
配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、プリント配線板に加工するた
めのプリプレグとしては、ガラス織布等からなる基材に
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸し半硬化して作製
されたものが利用されてきた。近年、このようなプリプ
レグを構成する基材としては、寸法安定性が良好である
という点から、特にMIL規格106タイプのガラス織
布が使用されている。このタイプのガラス織布は、ガラ
スフィラメントを約100本撚り合わせて得られるヤー
ンが縦糸及び横糸として織り込まれたものであって、さ
らに熱硬化性樹脂が浸入できる空隙を確保するため、織
物密度が56×56(本/25mm)すなわち縦糸及び
横糸の打ち込み本数がいずれも56本/25mmと設定
されているものである。
【0003】一方、プリント配線板へ電子部品を実装す
る方式としては、自動挿入機を用いて行う方式が増加し
ている。一般にこの方式に限らず電子部品の実装は、熱
履歴の影響を受けたプリント配線板に対してなされるも
のであるため、このようなプリント配線板にはある程度
の反りやねじれなどの寸法変化が生じている。そして、
これまではプリプレグを構成する基材として、上述した
ガラス織布が使用されていたため、このような寸法変化
の影響を小さくすることができるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
ト配線板の高密度化は年々急速に進展しており、これま
では特に問題とされなかったプリント配線板の反りやね
じれなどの寸法変化は無視できないものとなってきた。
すなわちこのような反りやねじれなどは実装性に影響を
及ぼすものであるため、高密度化の進展に伴ってこれら
の反りやねじれを低減していかなければ、プリント配線
板への電子部品の実装が困難となるものである。従っ
て、高密度化を達成するためには従来のような寸法安定
性では不十分であり、プリント配線板にはより高度な寸
法安定性が必要とされるものである。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、反りが小さいプリプレグとこのプリプレグを用い
て作製される反りが小さい積層板及び多層プリント配線
板を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
プリプレグは、フィラメント径が5μmの電気絶縁用の
E−ガラスフィラメント3を100本集束して得られる
ヤーン2が縦糸2a及び横糸2bとして織り込まれたガ
ラス織布1に、熱硬化性樹脂組成物が含浸されて半硬化
したプリプレグにおいて、縦糸2aの幅W1が180〜
260μm、かつ横糸2bの幅W2が250〜370μ
mであることを特徴とするものである。
【0007】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、ガラス織布1として、縦糸2a及び横糸2bの打ち
込み本数がいずれも60本/25mm以上であるものを
用いると共に、熱硬化性樹脂組成物を調製するための熱
硬化性樹脂として、少なくともエポキシ樹脂、ポリイミ
ド樹脂、PPO樹脂から選択されるいずれかのものを用
いて成ることを特徴とするものである。
【0008】また請求項3に係る積層板は、請求項1又
は2に記載のプリプレグを用いて成ることを特徴とする
ものである。
【0009】また請求項4に係る多層プリント配線板
は、請求項1又は2に記載のプリプレグを用いて成るこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】本発明においてプリプレグを作製するため
の基材としては、ヤーン2が縦糸2a及び横糸2bとし
て織り込まれたガラス織布1を用いるものであり、この
ようなガラス織布1として、例えば、図1に示すように
縦糸2aと横糸2bが一目ずつ交差した平織のものを用
いることができる。ここで上記のヤーン2としては、フ
ィラメント径が5μmの電気絶縁用のE−ガラスフィラ
メント3を100本集束したものを用いるものである。
【0012】そして、本発明では上記のようなガラス織
布1であって、特に縦糸2aの幅W1が180〜260
μm、かつ横糸2bの幅W2が250〜370μmとな
るように、縦糸2aと横糸2bとが共に扁平化されて織
り込まれたガラス織布1を用いるものである。ここで、
縦糸2aの幅W1及び横糸2bの幅W2とは、図1に示
すようにガラス織布1の面方向に平行な幅をいうもので
ある。縦糸2aの幅W1及び横糸2bの幅W2が上記の
範囲内にあるようなガラス織布1を用いると、含浸され
た熱硬化性樹脂組成物の乾燥時において、上記のように
扁平化された縦糸2a及び横糸2bが相互に支持し合っ
てガラス織布1全体の平滑性が保持され、結果として反
りやねじれが小さいプリプレグを作製することができる
ものである。なお、縦糸2aの幅W1が180μm未満
であったり、横糸2bの幅W2が250μm未満であっ
たりすると、ガラス織布1中における隙間が増大してガ
ラス織布1全体が屈曲し易くなり、反りやねじれの発生
を防止することができなくなるものである。逆に、縦糸
2aの幅W1が260μmを超えたり、横糸2bの幅W
2が370μmを超えたりすると、ガラス織布1におい
て縦糸2aや横糸2bが密に詰まり過ぎて、ガラス織布
1中に熱硬化性樹脂組成物を良好に含浸させることがで
きなくなるものである。
【0013】さらに、上記のようなガラス織布1であっ
て、縦糸2a及び横糸2bの打ち込み本数がいずれも6
0本/25mm以上となるように、すなわち25mm幅
の間に縦糸2aあるいは横糸2bが60本以上織り込ま
れたガラス織布1を用いるのが、以下の理由により好ま
しい。すなわち、プリプレグに反りやねじれが発生する
原因の1つとしては、ガラス織布1に含浸される熱硬化
性樹脂組成物の硬化収縮を挙げることができる。硬化収
縮は熱硬化性樹脂組成物の量が多くなるにつれて増大す
るため、これに伴ってプリプレグに反りやねじれが発生
し易くなるものである。そこで、本発明では縦糸2a及
び横糸2bの打ち込み本数を上記のように設定し、縦糸
2aと横糸2bとを相互に密に織り込むことによって、
ガラス織布1中に占める空隙を減少させ、ガラス織布1
中への熱硬化性樹脂組成物の含浸量を低減しているもの
である。このためガラス織布1は、硬化収縮の影響を受
け難くなり、反りやねじれが一層小さいプリプレグを作
製することができるものである。なお、縦糸2a及び横
糸2bの打ち込み本数の実質的な上限は、75本/25
mmである。また、縦糸2a及び横糸2bの打ち込み本
数がいずれも60本/25mm未満であったり、あるい
はいずれか一方の打ち込み本数が60本/25mm未満
であると、ガラス織布1に含浸される熱硬化性樹脂組成
物の量が十分に低減されず、乾燥時の硬化収縮によって
プリプレグに反りやねじれが発生するおそれがあるもの
である。
【0014】一方、本発明においてプリプレグを作製す
るための熱硬化性樹脂組成物としては、熱硬化性樹脂が
配合されているものであれば、硬化剤、硬化促進剤その
他の成分や各成分の配合量は特に限定されるものではな
く、従来と同様のものを用いることができる。また、こ
のような熱硬化性樹脂組成物を公知の有機溶剤などで希
釈することによってワニスを調製し、このワニスをプリ
プレグの作製に用いることもできる。
【0015】上記の熱硬化性樹脂としては、特に限定さ
れるものではないが、少なくともエポキシ樹脂、ポリイ
ミド樹脂、PPO(ポリフェニレンオキサイド)樹脂か
ら選択されるいずれかのものを用いるようにするのが好
ましい。すなわちエポキシ樹脂を用いることによって、
プリプレグ等の電気絶縁性、耐湿性、寸法安定性を向上
させることができるものであり、またポリイミド樹脂を
用いることによって、プリプレグ等の耐熱性を向上させ
ることができるものであり、さらにPPO樹脂を用いる
ことによって、プリプレグ等の誘電率を低減させること
ができるものである。そして、これらの樹脂を混合して
用いることによって、これらの相乗効果を得ることがで
きるものである。
【0016】そして、プリプレグを作製するにあたって
は、上記のガラス織布1に熱硬化性樹脂組成物を含浸
し、これを半硬化することによって行うことができる。
このようにして得られるプリプレグにあって、基材とし
ては、縦糸2a及び横糸2bが所定の幅を有するガラス
織布1が用いられているため、このガラス織布1に含浸
している熱硬化性樹脂組成物が半硬化状態まで乾燥する
間に硬化収縮が起こっても、プリプレグ全体の平滑性が
失われることは無いものであり、反りやねじれの発生を
低減することができるものである。
【0017】また、上記のプリプレグを所要枚数重ね合
わせると共に、140〜220℃、0.98〜5MPa
(10〜50kg/cm2)で加熱加圧し、積層成形す
ることによって、積層板を作製することができる。この
際に上記のプリプレグを所要枚数(1枚のみを含む)重
ね合わせると共に、この外側の片面もしくは両面に金属
箔を重ね合わせて加熱加圧し、積層成形することによっ
て、片面もしくは両面金属張積層板を作製することがで
きる。そして、これらの金属張積層板に対して公知のサ
ブトラクティブ法やアディティブ法などを行うことによ
って、プリント配線板を作製することができるものであ
る。なお、上記の金属箔としては、特に限定されるもの
ではなく、例えば、銅箔、銀箔、アルミニウム箔、ステ
ンレス箔等を用いることができる。
【0018】また、予め内層用の導体パターンが表面に
形成された内層材の片面もしくは両面に所要枚数(1枚
のみを含む)のプリプレグを重ねると共に、その外側に
金属箔を配置し、これを加熱加圧して積層成形すること
によって、多層プリント配線板に加工するための多層積
層板を作製することができる。そして、この多層積層板
に対して公知のサブトラクティブ法やアディティブ法な
どを行うことによって、多層プリント配線板を作製する
ことができるものである。
【0019】このようにして得られる積層板や多層積層
板にあって、プリプレグとしては、その内部に、縦糸2
a及び横糸2bが所定の幅を有するガラス織布1が用い
られているため、プリプレグに含まれる熱硬化性樹脂組
成物が半硬化状態から完全硬化状態まで乾燥する間に硬
化収縮が起こっても、積層板や多層積層板の平滑性が失
われることは無いものであり、反りやねじれの発生を低
減することができるものである。従って、このように反
りやねじれの小さい積層板や多層積層板から得られるプ
リント配線板や多層プリント配線板は、従来のものより
も優れた寸法安定性を有するものとなるものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0021】(実施例1)エポキシ樹脂として、ブロム
化エポキシ樹脂(東都化成社製、品番「YDB−50
0」、エポキシ当量500g/eq、臭素含有量21質
量%)を90質量部、クレゾールノボラック型エポキシ
樹脂(大日本インキ化学工業社製、品番「N−69
0」、エポキシ当量225g/eq)を10質量部混合
したものに、硬化剤として、ジシアンジアミドを2.5
質量部、硬化促進剤として、2−エチル−4−メチルイ
ミダゾールを0.1質量部配合し、さらに溶剤として、
メチルエチルケトンとジメチルホルムアミドとを質量比
1:1で混合した液を、前記のエポキシ樹脂組成物の含
有量が60質量%となるように配合し、混合して樹脂ワ
ニスを得た。
【0022】次に、上記のワニスを表1に示す基材に樹
脂含有率がプリプレグの全量に対して68質量%となる
ように含浸し、乾燥機で乾燥し、硬化時間が170℃で
150秒となるようにプリプレグを作製した。
【0023】そして、上記のプリプレグを4枚重ねて、
その両側に35μmの銅箔を配した積層体を金属プレー
ト間に挟み、熱盤間に挿入した。プリプレグに含浸した
樹脂が溶融するまでの間、温度130〜135℃、初期
の加圧を0.98MPaの低圧で行い、次いで2段目の
加圧を2.94MPaとし、熱盤温度を170℃に上昇
させて加熱加圧し、樹脂を完全に硬化させて両面銅張積
層板を得た。
【0024】(実施例2)日本GEプラスチック社製の
数平均分子量(Mn)20000のポリフェニレンエー
テル(PPE)50質量部と、スチレンブタジエンコポ
リマー(旭化成工業社製、品番「タフプレンA」)10
質量部と、トリアリルイソシアヌレート(TAIC、日
本化成社製)40質量部と、トルエン233質量部とを
配合して、90℃で60分間攪拌後、反応開始剤とし
て、日本油脂社製「パーブチルP」を1.5質量部加え
た後、30℃まで冷却しワニスを得た。
【0025】次に、上記のワニスを表1に示す基材に樹
脂含有率がプリプレグの全量に対して68質量%となる
ように含浸し、130℃、4分間乾燥機で乾燥し、プリ
プレグを作製した。
【0026】そして、上記のプリプレグを4枚重ねて、
その両側に35μmの銅箔を配した積層体を金属プレー
ト間に挟み、熱盤間に挿入した。その後、温度190
℃、圧力2.94MPa、60分間加熱加圧して樹脂を
完全に硬化させて両面銅張積層板を得た。
【0027】(実施例3)ビスマレイミドとして、ジフ
ェニルメタンビスマレイミドを100質量部、ポリアミ
ンとして、ジアミノジフェニルメタンを30質量部、溶
剤として、ジメチルアセトアミドを70質量部混合し、
攪拌しながら80℃で3時間加熱反応させた後、室温ま
で冷却しポリイミド樹脂ワニスを得た。
【0028】次に、上記のワニスを表1に示す基材に樹
脂含有率がプリプレグの全量に対して68質量%となる
ように含浸し、145℃、220秒間乾燥機で乾燥し、
プリプレグを作製した。
【0029】そして、上記のプリプレグを4枚重ねて、
その両側に35μmの銅箔を配した積層体を金属プレー
ト間に挟み、熱盤間に挿入した。その後、温度200
℃、圧力2.94MPa、3時間加熱加圧して樹脂を完
全に硬化させて両面銅張積層板を得た。
【0030】(実施例4)表1に示す基材を用いた以外
は、実施例1と同様にして両面銅張積層板を得た。
【0031】(比較例1)表1に示す基材を用いた以外
は、実施例1と同様にして両面銅張積層板を得た。
【0032】上記のようにして得られた実施例1〜4及
び比較例1の両面銅張積層板の表面の銅箔をエッチング
により除去した後、250mm×250mmのサンプル
にカットし、150℃の乾燥機で2時間エージングし
た。その後、乾燥機よりサンプルを取り出し、室温まで
冷却した。
【0033】そして、サンプルを定盤の上に置き、サン
プルの四隅で持ち上がり量のいちばん大きいところを最
大反り量として、これをハイトゲージで測定した。その
結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】表1にみられるように、実施例1〜4のも
のは比較例1のものよりも反りが大幅に低減されている
ことが確認される。
【0036】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係るプ
リプレグは、フィラメント径が5μmの電気絶縁用のE
−ガラスフィラメントを100本集束して得られるヤー
ンが縦糸及び横糸として織り込まれたガラス織布に、熱
硬化性樹脂組成物が含浸されて半硬化したプリプレグに
おいて、縦糸の幅が180〜260μm、かつ横糸の幅
が250〜370μmであるので、このように扁平化さ
れた縦糸及び横糸が相互に支持し合うことにより平滑性
が保たれ、反りやねじれを低減することができるもので
ある。
【0037】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、ガラス織布として、縦糸及び横糸の打ち込み本数が
いずれも60本/25mm以上であるものを用いると共
に、熱硬化性樹脂組成物を調製するための熱硬化性樹脂
として、少なくともエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、P
PO樹脂から選択されるいずれかのものを用いて成るの
で、縦糸と横糸とが密に織り込まれていることにより、
熱硬化性樹脂組成物による硬化収縮の影響が低減されて
プリプレグの平滑性が保たれ、反りやねじれを一層低減
することができるものである。しかも、熱硬化性樹脂と
して、エポキシ樹脂が用いられていると、電気絶縁性、
耐湿性、寸法安定性に優れたものとなり、またポリイミ
ド樹脂が用いられていると、耐熱性に優れたものとな
り、さらにPPO樹脂が用いられていると、誘電率が低
減されたものとなるものである。
【0038】また請求項3に係る積層板は、請求項1又
は2に記載のプリプレグを用いて成るので、従来のもの
よりも寸法安定性に優れているものである。
【0039】また請求項4に係る多層プリント配線板
は、請求項1又は2に記載のプリプレグを用いて成るの
で、従来のものよりも寸法安定性に優れているものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるガラス織布を示す一部破断した
斜視図である。
【符号の説明】
1 ガラス織布 2 ヤーン 2a 縦糸 2b 横糸 3 E−ガラスフィラメント W1 縦糸の幅 W2 横糸の幅
フロントページの続き Fターム(参考) 4F072 AA04 AA07 AB09 AB15 AB28 AD24 AD42 AD45 AG03 AH02 AK05 AK14 AL12 AL13 4F100 AG00A AG00B AK01A AK01B AK49A AK49B AK53A AK53B AK54A AK54B BA02 BA03 BA05 BA06 BA10A BA10B BA11 DG12A DG12B DH01A DH01B EJ17 EJ42 GB43 JB13A JB13B JL04 YY00A YY00B 5E346 CC04 CC05 CC08 CC09 CC10 EE09 EE38 GG08 GG09 GG28 HH08 HH31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィラメント径が5μmの電気絶縁用の
    E−ガラスフィラメントを100本集束して得られるヤ
    ーンが縦糸及び横糸として織り込まれたガラス織布に、
    熱硬化性樹脂組成物が含浸されて半硬化したプリプレグ
    において、縦糸の幅が180〜260μm、かつ横糸の
    幅が250〜370μmであることを特徴とするプリプ
    レグ。
  2. 【請求項2】 ガラス織布として、縦糸及び横糸の打ち
    込み本数がいずれも60本/25mm以上であるものを
    用いると共に、熱硬化性樹脂組成物を調製するための熱
    硬化性樹脂として、少なくともエポキシ樹脂、ポリイミ
    ド樹脂、PPO樹脂から選択されるいずれかのものを用
    いて成ることを特徴とする請求項1に記載のプリプレ
    グ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のプリプレグを用
    いて成ることを特徴とする積層板。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のプリプレグを用
    いて成ることを特徴とする多層プリント配線板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010098037A1 (ja) * 2009-02-25 2012-08-30 三菱瓦斯化学株式会社 プリプレグ及び積層板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010098037A1 (ja) * 2009-02-25 2012-08-30 三菱瓦斯化学株式会社 プリプレグ及び積層板
JP5747817B2 (ja) * 2009-02-25 2015-07-15 三菱瓦斯化学株式会社 プリプレグ及び積層板

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