JP2002191483A - 柄模様部を着脱交換可能な掛け布団カバー - Google Patents

柄模様部を着脱交換可能な掛け布団カバー

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JP2002191483A
JP2002191483A JP2000395019A JP2000395019A JP2002191483A JP 2002191483 A JP2002191483 A JP 2002191483A JP 2000395019 A JP2000395019 A JP 2000395019A JP 2000395019 A JP2000395019 A JP 2000395019A JP 2002191483 A JP2002191483 A JP 2002191483A
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Shuji Fujita
周慈 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口部から掛け布団のみならずこれに加えて
電気毛布等を重ねて出し入れすることを容易かつ速やか
に行い得るとともに、必要に応じて布団カバーの模様替
えを容易に行うことができる掛け布団カバーの提供。 【解決手段】 掛け布団を出し入れするための上面開口
部が形成されたカバー本体と、カバー本体の上面開口部
を覆うようにカバー本体の少なくとも左右両側縁部に着
脱可能に取り付けられる柄模様付き上布とから構成さ
れ、カバー本体は、掛け布団の頭側端部を収容する頭側
収容部と、掛け布団の足元側端部を収容する足元側収容
部と、頭側収容部と足元側収容部を連結し且つ掛け布団
の下面を支持する連結部とから構成され、上面開口部
は、連結部の真上に位置するとともにカバー本体の左右
両側縁を始端及び終端としており、カバー本体は、この
開口部から、掛け布団を長手方向に沿って折り曲げるこ
となく掛け布団を収容可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柄模様部を着脱交
換可能な掛け布団カバーに関し、より詳しくは、開口部
から掛け布団のみならずこれに加えて電気毛布等を重ね
て出し入れすることを容易かつ速やかに行い得るととも
に、必要に応じて布団カバーの模様替えを容易に行うこ
とができる柄模様部を着脱交換可能な掛け布団カバーの
提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来の掛け布団カバーは、長方形状のカ
バー本体の一側縁部にジッパーと称されるスライドファ
スナーを設けてこの一側縁部を開閉自在とし、更にカバ
ー本体の四隅部内面に紐体を設けた構造であり、この掛
け布団カバー内に収容される掛け布団は、四隅部に前記
紐体と結合可能な紐体を設けた構造であった。この掛け
布団カバーは、カバー本体の一側縁部を開いた状態でそ
こから掛け布団を挿入し、掛け布団の四隅をカバー本体
の四隅に一致させた後、カバー本体に設けた紐体と掛け
布団に設けた紐体を相互に結ぶことにより、内部に掛け
布団を収容固定するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術には、以下のような課題が存在した。すな
わち、従来の掛け布団カバーは、カバー本体の一側縁部
から掛け布団を収容するものであったため、カバー本体
の四隅と掛け布団の四隅を一致させる作業が非常に難し
く、手慣れた人でないと掛け布団の収容固定作業にかな
りの時間がかかるという問題があった。特に、病院、旅
館、ホテル等のように、短時間のうちに大量の掛け布団
にカバーを施す必要がある所では、その問題は顕著に現
れていた。また、この掛け布団カバーは、スライドファ
スナーをカバー本体の一側縁部に設けた構造であったた
め、スライドファスナーを閉じる際に、このファスナー
を構成する噛合子或いはスライダが掛け布団の側縁部を
噛んでしまい、掛け布団及びスライドファスナーを傷め
てしまうことが多かった。また、掛け布団収容性の悪さ
故に、掛け布団に加えて更に電気毛布や通常の毛布を重
ねて収容することは実質的に無理であった。本発明は、
このような実情に鑑みてなされたもので、開口部から掛
け布団のみならずこれに加えて電気毛布等を重ねて出し
入れすることを容易かつ速やかに行い得るとともに、必
要に応じて布団カバーの模様替えを容易に行うことがで
きる柄模様部を着脱交換可能な掛け布団カバーの提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
掛け布団を出し入れするための上面開口部が形成された
カバー本体と、このカバー本体の上面開口部を覆うよう
に該カバー本体の少なくとも左右両側縁部に着脱可能に
取り付けられる柄模様付き上布とから構成され、前記カ
バー本体は、掛け布団の頭側端部を収容する頭側収容部
と、掛け布団の足元側端部を収容する足元側収容部と、
これら頭側収容部と足元側収容部を連結し且つ掛け布団
の下面を支持する連結部とから構成され、前記上面開口
部は、前記連結部の真上に位置するとともにカバー本体
の左右両側縁を始端及び終端としており、カバー本体
は、この開口部から、掛け布団を長手方向に沿って折り
曲げることなく該掛け布団を収容可能とされていること
を特徴とする柄模様部を着脱交換可能な掛け布団カバー
である。
【0005】請求項2記載の発明は、前記カバー本体の
四隅部内面に面接合ファスナーの一端が取り付けられる
とともに、この面接合ファスナーは、その中途部を折り
返し接合面同士を向かい合わせて互いを押し付け合うこ
とによりその押し付け部同士を結合可能とされ、この面
接合ファスナーを掛け布団の四隅部に設けられた紐輪に
通して該ファスナーを折り返すことにより、カバー本体
と掛け布団を結合可能とされていることを特徴とする請
求項1に記載の柄模様部を着脱交換可能な掛け布団カバ
ーである。
【0006】請求項3記載の発明は、前記頭側収容部に
おいて前記上面開口部に臨む縁部にスライドファスナー
の片側体が設けられ、この片側体は、前記上布の頭側縁
部に設けられたスライドファスナーの片側体と着脱可能
に構成され、前記連結部において前記上面開口部に臨む
左右両側縁部には面接合ファスナーの一端が取り付けら
れるとともに、この面接合ファスナーは、その中途部を
折り返し接合面同士を向かい合わせて互いを押し付け合
うことによりその押し付け部同士を結合可能とされ、こ
の面接合ファスナーを掛け布団及び上布の各左右両側縁
部に設けられた紐輪に通して該ファスナーを折り返すこ
とにより、カバー本体と掛け布団と上布の3部材を結合
可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の柄
模様部を着脱交換可能な掛け布団カバーである。
【0007】請求項4記載の発明は、前記上布の足元側
縁部は、上布がカバー本体に取り付けられた状態におい
てカバー本体の足元側縁部よりも外方へ迫り出してお
り、この迫り出し部分がベッドの下側に巻き込み可能と
なっていることを特徴とする請求項1に記載の柄模様部
を着脱交換可能な掛け布団カバーである。
【0008】これらの発明を提供することにより上記課
題を悉く解決する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る掛け布団
カバーを示す斜視図であり、掛け布団を収容した状態で
示されている。図2は、図1におけるカバー本体を示す
図であり、(a)はその平面図、(b)はその側面図で
ある。図3は、図1における上布を示す平面図である。
本発明に係る掛け布団カバー(1)は、掛け布団(2)
を出し入れするための上面開口部(3)が形成されたカ
バー本体(4)と、このカバー本体(4)の上面開口部
(3)を覆うように該カバー本体(4)の少なくとも左
右両側縁部(9),(9)に着脱可能に取り付けられる
柄模様付き上布(5)とから構成されている。以下、こ
れら構成要素について、順次、詳説する。
【0010】カバー本体(4)は、掛け布団(2)の汚
れを防止し且つ掛け布団(2)の見栄えを良くするため
に掛け布団(2)をカバーするものである。このカバー
本体(4)は、通常、長方形状に形成される。カバー本
体(4)は、掛け布団(2)(図4乃至6参照)の頭側
端部(11)を収容する頭側収容部(6)と、掛け布団
(2)の足元側端部(12)を収容する足元側収容部
(7)と、これら頭側収容部(6)と足元側収容部
(7)を連結し且つ掛け布団(2)の中央部下面を支持
する連結部(8)とから構成されている。上面開口部
(3)は、連結部(8)の真上に位置するとともにカバ
ー本体(4)の左右両側縁部(9),(9)の縁を左右
方向の始端及び終端としている。このような形状とする
ことにより、図5に示す如く、カバー本体(4)は、上
面開口部(3)から、掛け布団(2)を長手方向に沿っ
て折り曲げることなく掛け布団(2)を収容可能とな
る。
【0011】図示例では、カバー本体(4)は、長方形
状布地の長手方向両端部をそれぞれ同じ側に折り返して
基部(13)(図2参照)と2つの折り返し部(14)
とを構成し、折り返し部(14)の側縁と基部(13)
の側縁とを縫着することにより構成されている。
【0012】このカバー本体(4)は、上面開口部
(3)の開口幅と掛け布団(2)の幅が略同じになるの
で、上記したように、掛け布団(2)を長手方向に沿っ
て折り曲げることなく、掛け布団(2)を収容すること
ができる。また、掛け布団(2)を長手方向に沿って折
り曲げることなく収容作業を行うことにより、掛け布団
(2)の頭側端部(11)及び足元側端部(12)は、
図5に示す如く、常に伸びた一定幅の状態で頭側収容部
(6)及び足元側収容部(7)内に挿入されていき、掛
け布団(2)の四隅をカバー本体(4)の四隅に一致さ
せることが極めて容易となる。
【0013】尚、カバー本体(4)の四隅部内面に面接
合ファスナー(15)の一端を取り付けるとともに、こ
の面接合ファスナー(15)を、掛け布団(2)の四隅
部に設けた紐輪(262)と着脱可能に構成しておくこ
とが好ましい。この面接合ファスナー(15)は、一枚
の接合体の片面に雄型係止部と雌型被係止部が混在した
状態で形成されたものである。従って、面接合ファスナ
ー(15)の中途部を折り返し接合面同士を向かい合わ
せて互いを押し付け合うことにより、その押し付け部同
士を結合することができる。本実施形態では、この面接
合ファスナー(15)を掛け布団(2)の四隅部に予め
設けられた紐輪(262)に通して該ファスナー(1
5)を折り返すことにより、カバー本体(4)と掛け布
団(2)を着脱可能に結合している。このような構成と
することにより、掛け布団(2)の四隅とカバー本体
(4)の四隅とが一致した状態において、これら隅部同
士を容易に結合し、また容易に結合を解除することがで
きる。隅部同士を結合した状態とすれば、掛け布団
(2)はカバー本体(4)内でずれることがない。
【0014】図示例では、カバー本体(4)の四辺各中
央部内面にも前記面接合ファスナー(15)と同形態の
面接合ファスナー(151)の一端が取り付けられてい
る。掛け布団(2)の四辺各中央部には紐輪(261)
が設けられている。このうちカバー本体(4)の左右両
辺の面接合ファスナー(151)を、掛け布団の左右2
辺に設けた紐輪(261)及び上布(5)の左右側縁部
付近に設けた紐輪(26)にそれぞれ挿通し、ファスナ
ー(151)を折り返すことにより、カバー本体(4)
と掛け布団(2)と上布(5)の3部材を着脱可能に結
合することができる。尚、カバー本体(4)の頭側の辺
中央部に設けた面接合ファスナー(15)(図2参照)
は、掛け布団(2)の頭側の辺中央部に予め設けた紐輪
(261)(図5参照)と着脱可能に結合され、カバー
本体(4)の足元側の辺中央部に設けた面接合ファスナ
ー(15)は、掛け布団(2)の足元側の辺中央部に設
けた紐輪(261)と着脱可能に結合される。
【0015】上布(5)は、カバー本体(4)の上面開
口部(3)を覆うためのものであり、少なくともその左
右両側縁部付近がカバー本体(4)の左右両側縁部
(9),(9)に着脱可能に取り付けられる。この上布
(5)は、掛け布団(2)の見栄えを良くするために柄
模様付きとされている。柄模様の種類は特に限定されな
い。また、上布(5)の布地の種類も限定されず、各種
織地あるいはレース編み等の各種編地等、種々の形態を
採用可能である。レース編地やメッシュ状生地を採用し
た場合には、下方の掛け布団(2)表面の模様が透けて
見える。上布(5)をカバー本体(4)に対して着脱可
能とすることにより、掛け布団カバー(1)の模様替え
を容易に行うことができる。
【0016】このように、上布(5)はカバー本体
(4)に対して着脱可能に取り付けられるものである
が、その取り付け手段は特に限定されない。また、上布
(5)は、カバー本体(4)の左右両側縁部(9),
(9)以外に、図示例の如くカバー本体(4)の頭側収
容部(6)、或いは、頭側収容部(6)と足元側収容部
(7)の双方にも着脱可能に取り付けることが可能であ
る。
【0017】ここで、上布(5)とカバー本体(4)の
着脱手段について説明する。図示例では、カバー本体
(4)の頭側収容部(6)において上面開口部(3)に
臨む縁部(17)にジッパーと称されるスライドファス
ナーの片側体(18)が設けられており、この片側体
(18)は、上布(5)の頭側縁部(19)に設けられ
たスライドファスナーの片側体(22)と着脱可能に構
成されている。また、カバー本体(4)のスライドファ
スナーの片側体(18)は、縁部(17)の内側すなわ
ち下面に設けられており、縁部(17)において片側体
(18)より先端側にある帯状の先端片(30)は、片
側体(18)の配設部位を基端部として起伏自在となっ
ている。この先端片(30)は、伏せた状態では片側体
(18)を被覆し、起きた状態では片側体(18)を外
側へ露出させることができる。
【0018】また、カバー本体(4)の連結部(8)に
おいて上面開口部(3)に臨む左右両側縁部(9),
(9)には、点接合型結合具の片側体(151)が設け
られており、各片側体(151)は、上布(5)の左右
両側縁部(24),(24)付近に設けられた点接合型
結合具の片側体(26)と着脱可能とされている。点接
合型結合具は、スライドファスナーの如く布体同士を噛
合子及びスライダによって線状且つ連続的に結合するも
のではなく、上記面接合ファスナー(151)と紐輪
(26)、ボタン(25)(図7参照)と紐輪(2
6)、ボタンとボタン孔、凹凸スナップ、フックアンド
アイ等の如く布体同士を点状に結合するものである。図
1乃至図6に示す例では面接合ファスナー(151)と
紐輪(26)が採用されているが、本発明においては、
図7に示す如く、ボタン(25)と紐輪(26)を採用
することもできる。
【0019】この構成によれば、点接合型結合具の結合
を解除する(図4、5参照)ことで掛け布団(2)の出
し入れを容易に行うことができるとともに、更にスライ
ドファスナーの結合を解除する(図6参照)ことで上布
(5)を取り外し、上布(5)の模様替えを容易に行う
ことができる。
【0020】また、本実施形態によれば、スライドファ
スナーを、カバー本体(4)の頭側収容部(6)におい
て上面開口部(3)に臨む縁部(17)に設けることに
より、スライドファスナーのスライダ(図示せず、カバ
ー本体(4)側に設けられている)をスライドさせてカ
バー本体(4)と上布(5)を結合する際に、ファスナ
ーの噛合子あるいはスライダが掛け布団(2)の表面生
地を噛んでしまうことがない。つまり、この位置にスラ
イドファスナーを設けた場合、ファスナーの取り付け部
分を若干持ち上げファスナーを掛け布団(2)から浮き
上がらせることができるので、ファスナーが掛け布団
(2)を噛む不都合をなくすことができる。
【0021】また、本実施形態によれば、連結部(8)
において上面開口部(3)に臨む左右両縁部(9),
(9)に点接合型結合具を設けることにより、スライド
ファスナーを設けた場合のようにファスナーが掛け布団
(2)を噛む不都合をなくすことができる。つまり、連
結部(8)と上布(5)の境界は掛け布団カバー(1)
の左右両側縁部(9),(9)に位置するが、この位置
においては連結部(8)と掛け布団(2)が密着してい
るのでこの位置にスライドファスナーを設けるとファス
ナーが掛け布団(2)を噛んでしまう可能性が大とな
る。これに対し、図5、6に示す如く面接合ファスナー
(151)と紐輪(26)、或いは図7に示す如くボタ
ン(25)と紐輪(26)、或いはボタンとボタン孔等
の点接合型結合具を設けると、そのような不都合は全く
生じない。尚、本発明においては、スライドファスナー
に代えて上記点接合型結合具を設け、上布(5)を点接
合型結合具のみによってカバー本体(4)に結合するこ
とも可能である。また、図2に示す例では、足元側収容
部(7)の上面にも、上記したものと同形態の面接合フ
ァスナー(150)の一端を取り付け(縫着し)、上布
(5)においてこの面接合ファスナー(150)と対応
する位置に紐輪(260)を設けている。これらを接合
することにより、上布(5)とカバー本体(4)をより
確実に結合することができる。
【0022】また、本発明においては、上布(5)の四
縁部のうち足元側縁部(20)は、上布(5)がカバー
本体(4)に取り付けられた状態においてカバー本体
(4)の足元側縁部(31)(図1参照)よりも外側に
迫り出し、この迫り出し部分(21)がベッド(図示せ
ず)の下側に巻き込み可能となっていることが好まし
い。このような構成とした場合、上布(5)の迫り出し
部分(21)をベッドの下側に巻き込むことができるの
で、ベッドメーキングの仕上げを見栄えよく行うことが
できるとともに、就寝者の寝相が悪くても、掛け布団カ
バー(1)及び掛け布団(2)の乱れを抑えることがで
きる。また、図示例では上布(5)の左右両側縁部(2
4),(24)の端縁に紐輪(26)、(260)を設
けているが、本発明においては、上布(5)の左右方向
の幅をカバー本体(4)の左右方向の幅よりも大きく設
定し、更に、左右両側縁部(24),(24)の端縁よ
り内側に点接合型結合具の紐輪(26)、(260)を
設けて、この紐輪(26)、(260)が上布(5)の
下に隠蔽されるように構成することもできる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、掛け布団を出し
入れするための上面開口部が形成されたカバー本体と、
このカバー本体の上面開口部を覆うように該カバー本体
の少なくとも左右両側縁部に着脱可能に取り付けられる
柄模様付き上布とから構成され、前記カバー本体は、掛
け布団の頭側端部を収容する頭側収容部と、掛け布団の
足元側端部を収容する足元側収容部と、これら頭側収容
部と足元側収容部を連結し且つ掛け布団の下面を支持す
る連結部とから構成され、前記上面開口部は、前記連結
部の真上に位置するとともにカバー本体の左右両側縁を
始端及び終端としており、カバー本体は、この開口部か
ら、掛け布団を長手方向に沿って折り曲げることなく該
掛け布団を収容可能とされていることを特徴とする柄模
様部を着脱交換可能な掛け布団カバーであるから以下の
効果を奏する。すなわち、開口部から掛け布団のみなら
ずこれに加えて電気毛布等を重ねて出し入れすることを
容易かつ速やかに行い得るとともに、必要に応じて布団
カバーの模様替えを容易に行うことができる掛け布団カ
バーを提供することができる。またこの掛け布団カバー
は、カバー本体の四隅と掛け布団の四隅を一致させる作
業が容易となる。
【0024】請求項2記載の発明は、前記カバー本体の
四隅部内面に面接合ファスナーが設けられるとともに、
この面接合ファスナーは、その中途部を折り返して接合
面同士を向かい合わせて互いを押し付け合うことにより
その押し付け部同士を結合可能とされ、この面接合ファ
スナーを掛け布団の四隅部に設けられた紐輪に通して該
ファスナーを折り返すことにより、カバー本体と掛け布
団を結合可能とされていることを特徴とする請求項1に
記載の柄模様部を着脱交換可能な掛け布団カバーである
から以下の効果を奏する。すなわち、面接合ファスナー
を掛け布団の四隅部に設けられた紐輪に通して該ファス
ナーを折り返すだけでこれらを結合できるので、カバー
本体と掛け布団の結合を容易かつ速やかに行うことがで
き、掛け布団のカバー本体内でのずれを確実に防止する
ことができる。
【0025】請求項3記載の発明は、前記頭側収容部に
おいて前記上面開口部に臨む縁部にスライドファスナー
の片側体が設けられ、この片側体は、前記上布の頭側縁
部に設けられたスライドファスナーの片側体と着脱可能
に構成され、前記連結部において前記上面開口部に臨む
左右両側縁部には面接合ファスナーの一端が取り付けら
れるとともに、この面接合ファスナーは、その中途部を
折り返し接合面同士を向かい合わせて互いを押し付け合
うことによりその押し付け部同士を結合可能とされ、こ
の面接合ファスナーを掛け布団及び上布の各左右両側縁
部に設けられた紐輪に通して該ファスナーを折り返すこ
とにより、カバー本体と掛け布団と上布の3部材を結合
可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の柄
模様部を着脱交換可能な掛け布団カバーであるから、以
下の効果を奏する。すなわち、スライドファスナーのス
ライダを移動させてカバー本体と上布を結合する際に、
ファスナーの噛合子あるいはスライダが掛け布団の表面
生地を噛んでしまうことがない。また、カバー本体と上
布の側縁部同士の結合を面接合ファスナーと紐輪で行う
ことにより、この部分の結合をスライドファスナーで行
った場合に生じる不都合を解消することができる。更
に、カバー本体と掛け布団と上布の計3部材の結合を少
ない部品点数で行うことができ、その結合も極めて容易
となる。
【0026】請求項4記載の発明は、前記上布の足元側
縁部は、上布がカバー本体に取り付けられた状態におい
てカバー本体の足元側縁部よりも外方へ迫り出してお
り、この迫り出し部分がベッドの下側に巻き込み可能と
なっていることを特徴とする請求項1に記載の柄模様部
を着脱交換可能な掛け布団カバーであるから以下の効果
を奏する。すなわち、上布の足元側迫り出し部分をベッ
ドの下側に巻き込むことができるので、ベッドメーキン
グの仕上げを見栄えよく行うことができるとともに、就
寝者の寝相が悪くても、掛け布団カバー及び掛け布団の
乱れの程度を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る掛け布団カバーを示す斜視図であ
る。
【図2】本発明におけるカバー本体を示す図であり、
(a)はその平面図、(b)はその側面図である。
【図3】本発明における上布を示す平面図である。
【図4】本発明に係る掛け布団カバーを、上布を開いた
状態で示す斜視図である。
【図5】本発明に係る掛け布団カバー内に掛け布団を収
容する様子を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る掛け布団カバーを、上布を取り外
した状態で示す斜視図である。
【図7】本発明に係る掛け布団カバーの他の例を示す斜
視図である。
【符号の説明】 1・・・・・掛け布団カバー 2・・・・・掛け布団 3・・・・・上面開口部 4・・・・・カバー本体 5・・・・・柄模様付き上布 6・・・・・カバー本体の頭側収容部 7・・・・・カバー本体の足元側収容部 8・・・・・連結部 9・・・・・カバー本体の側縁部 11・・・・掛け布団の頭側端部 12・・・・掛け布団の足元側端部 15,150,151・・・・面接合ファスナー 18・・・・スライドファスナーの片側体 20・・・・上布の足元側縁部 21・・・・上布の足元側迫り出し部分 22・・・・スライドファスナーの片側体 25・・・・点接合型結合具の片側体 26,260・・・・点接合型結合具の片側体(紐輪) 261,262・・・・紐輪 31・・・・カバー本体の足元側縁部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掛け布団を出し入れするための上面開口
    部が形成されたカバー本体と、このカバー本体の上面開
    口部を覆うように該カバー本体の少なくとも左右両側縁
    部に着脱可能に取り付けられる柄模様付き上布とから構
    成され、前記カバー本体は、掛け布団の頭側端部を収容
    する頭側収容部と、掛け布団の足元側端部を収容する足
    元側収容部と、これら頭側収容部と足元側収容部を連結
    し且つ掛け布団の下面を支持する連結部とから構成さ
    れ、前記上面開口部は、前記連結部の真上に位置すると
    ともにカバー本体の左右両側縁を始端及び終端としてお
    り、カバー本体は、この開口部から、掛け布団を長手方
    向に沿って折り曲げることなく該掛け布団を収容可能と
    されていることを特徴とする柄模様部を着脱交換可能な
    掛け布団カバー。
  2. 【請求項2】 前記カバー本体の四隅部内面に面接合フ
    ァスナーの一端が取り付けられるとともに、この面接合
    ファスナーは、その中途部を折り返し接合面同士を向か
    い合わせて互いを押し付け合うことによりその押し付け
    部同士を結合可能とされ、この面接合ファスナーを掛け
    布団の四隅部に設けられた紐輪に通して該ファスナーを
    折り返すことにより、カバー本体と掛け布団を結合可能
    とされていることを特徴とする請求項1に記載の柄模様
    部を着脱交換可能な掛け布団カバー。
  3. 【請求項3】 前記頭側収容部において前記上面開口部
    に臨む縁部にスライドファスナーの片側体が設けられ、
    この片側体は、前記上布の頭側縁部に設けられたスライ
    ドファスナーの片側体と着脱可能に構成され、前記連結
    部において前記上面開口部に臨む左右両側縁部には面接
    合ファスナーの一端が取り付けられるとともに、この面
    接合ファスナーは、その中途部を折り返し接合面同士を
    向かい合わせて互いを押し付け合うことによりその押し
    付け部同士を結合可能とされ、この面接合ファスナーを
    掛け布団及び上布の各左右両側縁部に設けられた紐輪に
    通して該ファスナーを折り返すことにより、カバー本体
    と掛け布団と上布の3部材を結合可能とされていること
    を特徴とする請求項1に記載の柄模様部を着脱交換可能
    な掛け布団カバー。
  4. 【請求項4】 前記上布の足元側縁部は、上布がカバー
    本体に取り付けられた状態においてカバー本体の足元側
    縁部よりも外方へ迫り出しており、この迫り出し部分が
    ベッドの下側に巻き込み可能となっていることを特徴と
    する請求項1に記載の柄模様部を着脱交換可能な掛け布
    団カバー。
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