JP2002191102A - 車両用電源装置及びそれに対する制御装置 - Google Patents

車両用電源装置及びそれに対する制御装置

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JP2002191102A JP2000387124A JP2000387124A JP2002191102A JP 2002191102 A JP2002191102 A JP 2002191102A JP 2000387124 A JP2000387124 A JP 2000387124A JP 2000387124 A JP2000387124 A JP 2000387124A JP 2002191102 A JP2002191102 A JP 2002191102A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VVVFインバータ側とSIVインバータ側
との直流側の部品共用化を図る。 【解決手段】 車両駆動用モータ110に給電するための
主インバータ109と、車両用補機210に給電するための副
インバータ209を備え、架線の電力をパンタグラフ100を
介して並列に受電する車両用電源装置において、主イン
バータのフィルタコンデンサ108に並列に放電抵抗111を
接続し、副インバータのフィルタコンデンサ208に並列
に放電抵抗211を接続し、主インバータ及び副インバー
タに対して、高速度遮断器103と、これに直列に接続さ
れる充電回路104,105と、この充電回路と並列に高速度
遮断器103に対して接続される接触器106と、充電回路と
接触器との並列回路に対して直列に接続されるフィルタ
リアクトル107とを共用するように接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電源装置及
びそれに対する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両駆動用モータに給電する可変
電圧可変周波数方式の主インバータ(以下、「VVVF
インバータ」と称する)と車両用補機に給電する補機用
インバータ(以下、「SIVインバータ」と称する)と
を備え、架線電力をパンタグラフを介して受電し、それ
ぞれの負荷に必要な電力に変換する車両用電源装置は、
図9に示す構成であった。
【0003】この従来の車両用電源装置において、VV
VFインバータ側の回路は、パンタグラフ(Pan)1
00、主フューズ(MF)101、主スイッチ(MS)
102、高速度遮断器103、充電接触器(CHK)1
04と充電抵抗器(CHRe)105の直列回路、この
直列回路に並列に設けられた接触器(LB)106、フ
ィルタリアクトル(FL)107及びフィルタコンデン
サ(FC1)108、直流電力を交流電力に変換するV
VVFインバータパワーユニット(VVVF−PU)1
09、これによって給電される誘導電動機110、フィ
ルタコンデンサ108の電荷を放電させるための放電用
抵抗器(FCRe)111、主スイッチ102に連動す
るスイッチ接点(MSA)112、そして接地スイッチ
113から構成されている。
【0004】一方、車両用電源装置におけるSIVイン
バータ側の回路は、パンタグラフ100に対してメイン
フューズ101と共に並列に設けられたSIV用フュー
ズ(AF)201、SIV用スイッチ(AS)202、
SIV用高速度遮断器(IvHB)203、SIV用充
電接触器(IvCHK)204とSIV用充電抵抗器
(IvCHRe)205の直列回路、この直列回路に並
列に設けられたSIV用接触器(IvLB)206、S
IV用フィルタリアクトル(IvFL)207及びSI
V用フィルタコンデンサ(FC2)208、SIVイン
バータパワーユニット(SIV−PU)209、これに
よって給電される負荷210、SIV用フィルタコンデ
ンサ208の電荷を放電させるための放電用抵抗器(I
vFCRe)211、接地スイッチ(IGS)213、
ブロッキングダイオード(BD)214、そして放電接
触器(HK)215から構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の車両
用電源装置の場合、VVVFインバータ回路とSIVイ
ンバータ回路との入力は、パンタグラフ100の低電位
側で完全に分かれていて、高速度遮断器、充電回路を含
めそれ以降の回路用品のすべてに同種のものが2個ずつ
並設された構成になっており、VVVFインバータ回路
とSIVインバータ回路とを含めた電源装置全体を1つ
のシステムとしてみると、高速度遮断器や充電回路のよ
うに重複している回路用品が数多くある。
【0006】このため、従来の車両用電源装置では、回
路用品数が多いために故障率がそれに伴って多くなり、
またコスト的にも高くなる問題点があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、回路用品数を削減し、それに伴って故
障率を低減し、またコストも低減できる車両用電源装置
及びそれに対する制御装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
駆動用モータに給電するための主インバータと、車両用
補機に給電するための副インバータを備え、架線の電力
をパンタグラフを介して並列に受電する車両用電源装置
において、前記主インバータのフィルタコンデンサに並
列に放電回路を接続し、前記副インバータのフィルタコ
ンデンサに並列に放電回路を接続し、前記主インバータ
及び副インバータに対して、高速度遮断器と、充電接触
器と充電抵抗器とで構成され、前記高速度遮断器に直列
に接続される充電回路と、前記高速度遮断器に対して前
記充電回路と並列に接続される接触器と、前記充電回路
と接触器との並列回路に直列に接続されるフィルタリア
クトルとを共用するように接続したものである。
【0009】請求項2の発明は、車両駆動用モータに給
電するための主インバータと、車両用補機に給電するた
めの副インバータを備え、架線の電力をパンタグラフを
介して並列に受電する車両用電源装置において、前記主
インバータ及び副インバータに対して、高速度遮断器
と、充電接触器と充電抵抗器とで構成され、前記高速度
遮断器に直列に接続される充電回路と、前記高速度遮断
器に対して前記充電回路と並列に接続される接触器と、
前記充電回路と接触器との並列回路に直列に接続される
フィルタリアクトルと、放電抵抗器と放電接触器とを直
列に接続した放電回路とを共用するように接続したもの
である。
【0010】請求項3の発明は、車両駆動用モータに給
電するための主インバータと、車両用補機に給電するた
めの副インバータを備え、架線の電力をパンタグラフを
介して並列に受電する車両用電源装置において、高速度
遮断器と、前記高速度遮断器に直列に接続される、充電
抵抗器と接触器の並列回路と、前記充電抵抗器と接触器
との並列回路に直列に接続されるフィルタリアクトルと
を、前記主インバータと副インバータとの両者に対して
接触器それぞれを介して接続したものである。
【0011】請求項4の発明は、車両駆動用モータに給
電するための主インバータと、車両用補機に給電するた
めの副インバータを備え、架線の電力をパンタグラフを
介して並列に受電する車両用電源装置において、高速度
遮断器と、前記高速度遮断器に直列に接続される、充電
抵抗器と接触器の並列回路とを、前記主インバータと副
インバータとの両者に対して接触器とフィルタリアクト
ルとの直列回路それぞれを介して接続したものである。
【0012】請求項5の発明は、車両駆動用モータに給
電するための主インバータと、車両用補機に給電するた
めの副インバータを備え、架線の電力をパンタグラフと
主スイッチを介して並列に受電する車両用電源装置にお
いて、前記主インバータのフィルタコンデンサに並列
に、放電用抵抗器と前記主スイッチに連動する放電用ス
イッチとを直列に接続した放電回路を接続し、前記副イ
ンバータのフィルタコンデンサに並列に、放電用抵抗器
と前記主スイッチに連動する放電用スイッチとを直列に
接続した放電回路を接続し、前記主インバータ及び副イ
ンバータに対して、高速度遮断器と、充電接触器と充電
抵抗器とで構成され、前記高速度遮断器に直列に接続さ
れる充電回路と、前記高速度遮断器に対して前記充電回
路と並列に接続される接触器と、前記充電回路と接触器
との並列回路に直列に接続されるフィルタリアクトルと
を共用するように接続したものである。
【0013】請求項1〜5の発明の車両用電源装置で
は、従来の装置と比較して、パンタグラフ以下主インバ
ータ及び副インバータに至る回路用品、例えば、主スイ
ッチ、高速度遮断器、充電回路、接触器、フィルタリア
クトルを共用することにより部品点数を削減し、故障率
の低減とコストの低減を図っている。
【0014】請求項6の発明の車両用電源装置に対する
制御装置は、請求項1又は2の車両用電源装置におい
て、前記主インバータの回生ブレーキ動作の検出部と、
前記副インバータに接続される間欠負荷に電流を流す間
欠負荷制御部とを備え、前記主インバータの回生ブレー
キを検出した時に前記間欠負荷に電流を流すように制御
するようにしたものである。
【0015】請求項6の発明の車両用電源装置に対する
制御装置では、電気車の架線状態にかかわらず主インバ
ータの回生電力を有効に利用する。
【0016】請求項7の発明の車両用電源装置に対する
制御装置は、請求項1又は2の車両用電源装置に対し
て、前記主インバータ、副インバータそれぞれの保護動
作の必要性を判定する保護動作検出部と、前記高速度遮
断器、充電接触器及び接触器を動作させるシーケンス制
御部と、前記主インバータのゲート信号を制御する主イ
ンバータゲート制御部と、前記副インバータのゲート信
号を制御する副インバータゲート制御部とを備え、前記
保護動作検出部が検出する保護動作の種類に応じて、前
記主インバータと副インバータとの相互の保護の影響を
最小にするように前記高速度遮断器、充電接触器、接触
器及びゲート信号を制御するようにしたものである。
【0017】請求項7の発明の車両用電源装置に対する
制御装置では、主インバータと副インバータとの相互の
保護動作の影響を最小にする。
【0018】請求項8の発明の車両用電源装置に対する
制御装置は、請求項3又は4の車両用電源装置に対し
て、主インバータのフィルタコンデンサの電圧を検出す
るフィルタコンデンサ電圧検出部と、副インバータのフ
ィルタコンデンサの電圧を検出するフィルタコンデンサ
電圧検出部と、前記主インバータのフィルタコンデンサ
電圧と副インバータのフィルタコンデンサ電圧とを比較
し、前記放電回路の放電用スイッチを動作させる放電回
路制御部とを備え、前記主インバータのフィルタコンデ
ンサ電圧が副インバータのフィルタコンデンサ電圧より
も高いときに前記放電回路を動作させるようにしたもの
である。
【0019】請求項8の発明の車両用電源装置に対する
制御装置では、主インバータから副インバータへ大電流
が流れ込むことを防止する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の
車両用電源装置の回路構成を示している。第1の実施の
形態の車両用電源装置は、車両駆動用の誘導電動機(I
M)110に給電するためのVVVFインバータパワー
ユニット(VVVF−PU)109と、照明灯、ACコ
ンプレッサその他の車両用補機(LOAD)210に給
電するためのSIVインバータパワーユニット(SIV
−PU)209とを備えている。
【0021】VVVF−PU109には、フィルタコン
デンサ(FC1)108と放電用抵抗器(FCRe)1
11を並列に設け、SIV−PU209には、フィルタ
コンデンサ(FC2)208とSIV放電用抵抗器(I
vFCRe)211を並列に設けている。
【0022】そしてVVVF−PU109とSIV−P
U209が架線の電力をパンタグラフ(Pan)100
を介して並列に受電するように、このパンタグラフ10
0の低電圧側に、メインフューズ(MF)101、メイ
ンスイッチ(MS)102、高速度遮断器(HB)10
3、充電接触器(CHK)104と充電抵抗器(CHR
e)105との直列回路で構成され、高速度遮断器10
3に直列に接続される充電回路、高速度遮断器103に
対して充電回路と並列に接続される接触器(LB)10
6、そして充電回路と接触器106との並列回路に直列
に接続されるフィルタリアクトル(FL)107が順に
接続してあり、このフィルタリアクトル107と接地ス
イッチ(GS)113との間に、VVVF−PU109
及びSIV−PU209が並列に接続してある。なお、
SIV−PU209の高圧側はフィルタリアクトル10
7に対してブロッキングダイオード(BD)214を介
して接続してある。
【0023】放電用抵抗器(FCRe)111とSIV
放電用抵抗器(IvFCRe)211の抵抗値は、主回
路が架線から切り離されたときにフィルタコンデンサ1
08,208それぞれの電圧が3分以内にほぼ0Vとな
るように選定する。
【0024】上記の回路構成の車両用電源装置は、次の
ように動作する。メインスイッチ102が投入状態にあ
る。そしてまず、SIV−PU209の投入指令によ
り、高速度遮断器103がオンする。次に充電用リアク
トル104がオンして、パンタグラフ100からの直流
電力が充電回路に流れ込み、充電抵抗器105によって
突入電流が抑制され、さらにフィルタリアクトル107
によって交流成分が除去された後、VVVFインバータ
側、SIVインバータ側のフィルタコンデンサ(FC
1,FC2)108,208を充電する。
【0025】フィルタコンデンサ108,208の充電
が完了すると、接触器(LB)106がオンし、その後
に充電接触器(CHK)104はオフする。そしてこの
時点で、SIV−PU209はゲートスタートし、補機
210への電力供給を開始する。なお、この時点では、
VVVF−PU109側はゲートスタートしていない。
【0026】VVVF−PU109側は、マスコンによ
る指令に基づいてゲートスタートし、誘導電動機110
に交流電力を給電して回転させる。
【0027】この第1の実施の形態の車両用電源装置で
は、図9の従来例の回路構成と比較して、VVVF−P
U109側ではメインスイッチ102に連動する連動接
点112を削減し、SIV−PU209側においては、
SIV用フューズ(AF)201、SIV用スイッチ
(AS)202、SIV用高速度遮断器(IvHB)2
03、SIV用充電接触器(IvCHK)204とSI
V用充電抵抗器(IvCHRe)205の直列回路、こ
の直列回路に並列に設けられたSIV用接触器(IvL
B)206、SIV用フィルタリアクトル(IvFL)
207、SIV用接地スイッチ(IGS)213及び放
電接触器(HK)215を削減することができ、部品点
数を削減して故障率を低減し、またコストも低減するこ
とができる。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態の車両用
電源装置を、図2に基づいて説明する。第2の実施の形
態の車両用電源装置では、図1に示した第1の実施の形
態に対して、VVVF−PU109にはフィルタコンデ
ンサ(FC1)108だけを並列に設け、SIV−PU
209にはフィルタコンデンサ(FC2)208だけを
並列に設けている。
【0029】そしてVVVF−PU109とSIV−P
U209が架線の電力をパンタグラフ(Pan)100
を介して並列に受電するように、パンタグラフ100の
低電圧側に、メインフューズ(MF)101、メインス
イッチ(MS)102、高速度遮断器(HB)103、
充電接触器(CHK)104と充電抵抗器(CHRe)
105とで構成される充電回路、高速度遮断器103に
対して充電回路と並列に接続される接触器(LB)10
6、そして充電回路と接触器106との並列回路に直列
に接続されるフィルタリアクトル(FL)107、ブロ
ッキングダイオード(BD)214、放電用抵抗器(F
CRe)111、放電用接触器(HK)215が順に接
続してある。
【0030】そしてフィルタコンデンサ(FC1)10
8とVVVF−PU109は、フィルタリアクトル10
7とブロッキングダイオード214との接続点と接地ス
イッチ(GS)113との間に、ブロッキングダイオー
ド214〜放電用接触器215の直列回路に並列に接続
してある。またフィルタコンデンサ(FC2)208と
SIV−PU209は、ブロッキングダイオード214
と放電用抵抗器111との接続点と接地スイッチ113
との間に、放電用抵抗器111と放電用接触器215と
の直列回路に並列になるように接続してある。
【0031】上記の回路構成の車両用電源装置は、次の
ように動作する。メインスイッチ102が投入状態にあ
る。また放電用接触器(HK)215はオフ状態であ
る。そしてまず、SIV−PU209の投入指令によ
り、第1の実施の形態と同様に順次に回路用品が動作
し、両方のフィルタコンデンサ(FC1,FC2)10
8,208を充電する。フィルタコンデンサ108,2
08の充電が完了すると、接触器(LB)106がオン
し、その後に充電接触器(CHK)104はオフする。
そしてこの時点で、SIV−PU209はゲートスター
トし、補機210への電力供給を開始する。なお、この
時点では、VVVF−PU109側はゲートスタートし
ていない。
【0032】VVVF−PU109側は、マスコンによ
る指令に基づいてゲートスタートし、誘導電動機110
に交流電流を給電して回転させる。
【0033】この第2の実施の形態の車両用電源装置で
は、図9の従来例の回路構成と比較して、SIV−PU
209側において、SIV用フューズ(AF)201、
SIV用スイッチ(AS)202、SIV用高速度遮断
器(IvHB)203、SIV用充電接触器(IvCH
K)204、SIV用充電抵抗器(IvCHRe)20
5、SIV用接触器(IvLB)206、SIV用フィ
ルタリアクトル(IvFL)207、SIV放電用抵抗
器(IvFCRe)211、SIV用接地スイッチ(I
GS)213を削減することができ、部品点数を削減し
て故障率を低減し、またコストも低減することができ
る。
【0034】次に、本発明の第3の実施の形態の車両用
電源装置について、図3に基づいて説明する。第3の実
施の形態の車両用電源装置では、VVVF−PU109
には、フィルタコンデンサ(FC1)108と放電用抵
抗器(FCRe)111を並列に設け、SIV−PU2
09には、フィルタコンデンサ(FC2)208とSI
V放電用抵抗器(IvFCRe)211を並列に設けて
いる。さらにVVVF−PU109側の放電用抵抗器1
11にはメインスイッチ102に連動する連動接点(M
SA)112が直列に接続され、SIV放電用抵抗器2
11には放電接触器215が直列に接続されている。
【0035】そしてVVVF−PU109とSIV−P
U209が架線の電力をパンタグラフ(Pan)100
を介して並列に受電するように、このパンタグラフ10
0の低電圧側に、メインフューズ(MF)101、メイ
ンスイッチ(MS)102、高速度遮断器(HB)10
3、充電抵抗器(CHRe)105と接触器(LB1)
106との並列回路、フィルタリアクトル(FL)10
7が順に接続してある。
【0036】さらに、このフィルタリアクトル107と
VVVF−PU109、フィルタコンデンサ108及び
放電用抵抗器111の間に接触器(LB2)114が挿
入されている。またフィルタリアクトル107とSIV
−PU209、SIV用フィルタコンデンサ208及び
SIV放電用抵抗器211との間にブロッキングダイオ
ード(BD)214と接触器(LB3)217が挿入さ
れている。
【0037】上記の回路構成の車両用電源装置は、次の
ように動作する。メインスイッチ102が投入状態にあ
る。そしてまず、SIV−PU209の投入指令によ
り、高速度遮断器103がオンする。次に接触器(LB
2)114とSIV用接触器(LB3)217をオンし
て、パンタグラフ100からの直流電力を充電抵抗器1
05とフィルタリアクトル107を介して両方のフィル
タコンデンサ(FC1,FC2)108,208に流し
て充電する。
【0038】フィルタコンデンサ108,208の充電
が完了すると、接触器(LB1)106がオンする。そ
してこの時点で、SIV−PU209はゲートスタート
し、補機210への電力供給を開始する。なお、この時
点では、VVVF−PU109側はゲートスタートして
いない。
【0039】VVVF−PU109側は、マスコンによ
る指令に基づいてゲートスタートし、誘導電動機110
に交流電流を給電して回転させる。
【0040】この第3の実施の形態の車両用電源装置で
は、機能的には、VVVF−PU109とSIV−PU
209のどちらかが故障した場合、接触器(LB2,L
B3)114,217により故障した側だけを切り離す
ことができる。
【0041】また第3の実施の形態の車両用電源装置で
は、図9の従来例の回路構成と比較して、SIV−PU
209側においては、SIV用フューズ(AF)20
1、SIV用スイッチ(AS)202、SIV用高速度
遮断器(IvHB)203、SIV用充電抵抗器(Iv
CHRe)205、SIV用接触器(IvLB)20
6、SIV用フィルタリアクトル(IvFL)207、
SIV用接地スイッチ(IGS)213及び放電接触器
(HK)215を削減することができ、部品点数を削減
して故障率を低減し、またコストも低減することができ
る。
【0042】次に、本発明の第4の実施の形態の車両用
電源装置について、図4及び図5に基づいて説明する。
第4の実施の形態は、図3に示した第3の実施の形態に
対して、フィルタリアクトル(FL)107を接触器
(LB2)114と1を入れ替え、同時に、SIV用接
触器(LB3)217とSIV−PU209、フィルタ
コンデンサ(FC2)208及びSIV放電用抵抗器
(IvFCRe)211との間にSIV用フィルタリア
クトル207を設けている。また、第3の実施の形態に
おける放電用接触器(HK)215に代えて、メインス
イッチ(MS)102に連動する連動接点(MSA2)
216を用いている。なお、VVVF−PU109側の
連動接点112は、ここでは連動接点(MSA1)とし
ている。
【0043】この第4の実施の形態の場合、VVVF−
PU109に接続するフィルタリアクトル(FL)10
7とSIV−PU209に接続するフィルタリアクトル
(IvFL)207とを分離した構成にすることによ
り、VVVF−PU109の接触器(LB2)114と
SIV−PU209の接触器(LB3)217のいずれ
かを開放しても、フィルタリアクトル(FL)107と
フィルタコンデンサ(FC1)108、及びフィルタリ
アクトル(IvFL)207とフィルタコンデンサ(F
C2)208から構成されるフィルタの特性(共振周波
数)を変更しないようにできる。
【0044】電気車の場合、図5に示すように、フィル
タリアクトルとフィルタコンデンサの定数から決定され
るフィルタの特性により、電力変換器であるVVVF−
PU109やSIV−PU209から線路に流れる電流
の低周波成分を抑制し、信号機器へ悪影響を与えないよ
うにしているシステムが存在するが、本実施の形態の場
合、フィルタ特性(共振周波数fc)を変更しないよう
にでき、第3の実施の形態の効果に加えて、高速度遮断
器、充電回路が共通化していてもVVVF−PU109
とSIV−PU209の冗長性を高くできる効果があ
る。
【0045】次に、本発明の第5の実施の形態の車両用
電源装置に対する制御装置を、図6に基づいて説明す
る。図6に示す第5の実施の形態は、図1に示した第1
の実施の形態の車両用電源装置に対する制御装置の構成
を示している。したがって、車両用電源装置の回路構成
は図1に示したものと共通である。そして制御装置の構
成は、VVVF−PU109のフィルタコンデンサ(F
C1)108に対する電圧検出器120からの電圧信号
(FC1電圧)とブレーキ信号を入力とし、回生ブレー
キ指令が入り、かつFC1電圧が所定値を超えた場合に
間欠負荷始動指令を出力する回生ブレーキ検出部1と、
複数の補機負荷(LOAD)210の中から動作可能な
間欠負荷を選択し、強制的に動作させるための始動信号
を出力するSIV間欠負荷制御部2から構成される。
【0046】次に、上記の構成の車両用電源装置に対す
る制御装置の動作について説明する。図1の車両用電源
装置においてVVVF−PU109が回生ブレーキ動作
すると、VVVF−PU109から架線に向けて回生電
力が出力される。ところが、架線電圧の変化や回生電力
を消費する負荷車両が存在しない場合、フィルタコンデ
ンサ(FC1)108の電圧が高くなるので、回生電力
の制御が必要になる。
【0047】一方、SIV−PU209には照明灯、A
Cコンプレッサその他の様々な負荷210が接続され、
常に架線から電力を供給する必要がある。そして様々な
負荷の中には、一定周期で動作する負荷もある。例え
ば、コンプレッサ、抵抗器用ブロアなどは一定間隔で動
作と停止を繰り返す。そしてこれらは停止期間中に強制
的に動作させたとしても支障を来すものではなく、場合
によっては回生電力を消費することによって電力料金を
節約できるメリットも期待できる。
【0048】そこで、本実施の形態の制御装置では、回
生ブレーキ検出部1が回生ブレーキ中に、VVVF−P
U109のフィルタコンデンサ(FC1)108の電圧
が上昇したことを検出した場合、SIV間欠負荷制御部
2が動作可能なSIV間欠負荷210を選択して起動さ
せ、回生電力をSIV−PU209側に供給して選択さ
れた間欠負荷210によって回生電力を消費させる。
【0049】これにより、車両用電源装置に関しては図
1の第1の実施の形態と同様の効果を奏し、しかも制御
装置としては回生電力を有効に利用して電力料金の節約
が図れることになる。
【0050】次に、本発明の第6の実施の形態の車両用
電源装置に対する制御装置を、図7に基づいて説明す
る。図7に示す第6の実施の形態は、図2に示した第2
の実施の形態の車両用電源装置に対する制御装置の構成
を示している。したがって、車両用電源装置の回路構成
は図2に示したものと共通である。そして制御装置は、
必要な箇所に設置されている各種センサからの信号と故
障信号とを入力し、VVVF−PU109とSIV−P
U209それぞれの保護動作の必要性と必要な保護動作
の種類を決定する保護動作検出部11と、高速度遮断器
(HB)103、充電接触器(CHK)104及び接触
器(LB)106を動作させるシーケンス制御部12
と、VVVF−PU109のゲート信号を制御するVV
VFゲート制御部13と、SIV−PU209のゲート
信号を制御するSIVゲート制御部14とを備え、保護
動作検出部11が検出する保護動作の種類に応じて、V
VVF−PU109とSIV−PU209との相互の保
護の影響を最小にするように高速度遮断器103、充電
接触器104、接触器106及びゲート信号を制御する
ようにしたものである。
【0051】上記の実施の形態の車両用電源装置に対す
る制御装置は、次のように動作する。保護動作検出部1
1は、VVVF−PU109、SIV−PU209の各
種センサや故障信号からシステムの保護動作を検出す
る。
【0052】例えば、VVVF−PU109において、
空転動作などの外乱によるモータ過電流を検出した場合
には、VVVF−PU109とSIV−PU209の共
通回路に故障はないと判断し、軽故障指令をシーケンス
制御部12に出力する。シーケンス制御部12では、軽
故障指令を受けると、高速度遮断器103、接触器10
6をオフしないように指令する。同時に、VVVFゲー
ト制御部13にも軽故障指令を出力し、VVVFゲート
制御部13はこれを受けてゲート信号をオフする。この
場合、保護の必要のあるのがVVVF−PU109側で
あり、軽故障であるのでSIV−PU209側の保護動
作は必要でないので、保護動作検出部11はSIVゲー
ト制御部14には軽故障指令を出力せず、SIVゲート
制御部14は継続してゲート信号を出力し、SIV−P
U209の動作を継続させる。
【0053】また、VVVF−PU109側ではなく、
SIV−PU209側の故障の場合には上記とは逆の動
作をさせ、SIV−PU209側のゲート信号をオフ
し、VVVF−PU109側は動作を継続させる制御を
行う。
【0054】さらに、共用化した部分の故障やVVVF
−PU109、SIV−PU209を同時に動作させる
ことができない保護動作である、例えば、高速度遮断器
103がトリップする保護のような場合は、保護動作検
出部11にて共用回路の故障と判断し、重事故指令をシ
ーケンス制御部12と出力する。シーケンス制御部12
はこの重事故指令を受けると、高速度遮断器103、接
触器104,106のすべてをオフさせるように制御す
る。同時に、重事故指令はVVVFゲート制御部13と
SIVげーと制御部14にも出力され、VVVF−PU
109もSIV−PU209も共にゲート信号をオフし
て停止させ、システムの保護協調をとる。
【0055】こうして、第6の実施の形態によれば、多
くの回路用品をVVVF−PU109とSIV−PU2
09とで共用化することによって車両用電源装置の故障
率を低減し、またコストも低減できる上に、軽事故に対
してはVVVF−PU109,SIV−PU209のい
ずれか必要な側だけを停止させ、反対側は継続して動作
させ、重事故の場合には両方を同時に停止させるという
柔軟な保護動作が可能となる。
【0056】次に、本発明の第7の実施の形態の車両用
電源装置に対する制御装置を、図8に基づいて説明す
る。第7の実施の形態は、図3に示した第3の実施の形
態の車両用電源装置又は図4に示した第4の実施の形態
の車両用電源装置に対する制御装置であり、VVVF−
PU109のフィルタコンデンサ(FC1)108の電
圧検出器120の信号に基づき、このフィルタコンデン
サ108の電圧を検出するVVVF・FCフィルタコン
デンサ電圧検出部21と、SIV−PU209のフィル
タコンデンサ(FC2)208の電圧検出器220の信
号に基づき、このフィルタコンデンサ208の電圧を検
出するSIV・FC電圧検出部22と、これらのVVV
F・FC電圧検出部21とSIV・FC電圧検出部22
との検出電圧同士を比較し、放電用抵抗器(0VRe)
116と放電用サイリスタ(0VTH)117との放電
回路に対してその放電用サイリスタ117を動作させる
放電回路制御部23から構成されている。
【0057】この車両用電源装置に対する制御装置は、
次のように動作する。図3に示した第3の実施の形態の
車両用電源装置あるいは図4に示した第4の実施の形態
の車両用電源装置の場合、システムを起動させるとき、
接触器(LB2,LB3)114,217を動作させ、
架線からパンタグラフ100を介してフィルタコンデン
サ(FC1,FC2)108,208を充電する。とこ
ろが、VVVF−PU109のフィルタコンデンサ(F
C1)108とSIV−PU209のフィルタコンデン
サ(FC2)208の電位に差があると、電流を制限す
る抵抗素子が両者間に介在していないため、図8に矢付
き破線で示したような大電流が流れ、部品が劣化する可
能性がある。
【0058】このため、システムを起動する前にVVV
F・FC電圧検出部21でVVVF−PU109のフィ
ルタコンデンサ108の電圧を検出し、SIV・FC電
圧検出部22でSIV−PU209のフィルタコンデン
サ208の電圧を検出し、放電回路制御部23におい
て、それぞれの検出電圧を比較し、VVVF−PU10
9側のフィルタコンデンサ電圧がSIV−PU209側
のフィルタコンデンサ電圧よりも高い場合には、VVV
F−PU109側の放電回路の放電用サイリスタ(0V
TH)117を動作させ、フィルタコンデンサ108に
貯まっている電荷を放電用抵抗器(0VRe)116に
よって放電させる。
【0059】これにより、VVVF−PU109側のフ
ィルタコンデンサ(FC1)108の電位が0Vとな
り、VVVF−PU109側のフィルタコンデンサ10
8からSIV−PU209側のフィルタコンデンサ20
8に大電流が流れるのを防止し、部品の劣化を防止する
ことができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように請求項1〜5の発明の車両
用電源装置によれば、従来の装置と比較して、パンタグ
ラフ以下主インバータ及び副インバータに至る回路用
品、例えば、主スイッチ、高速度遮断器、充電回路、接
触器、フィルタリアクトルを共用することにより部品点
数を削減し、故障率の低減とコストの低減が図れる。
【0061】請求項6の発明の車両用電源装置に対する
制御装置によれば、電気車の架線状態にかかわらず主イ
ンバータの回生電力を有効に利用することができる。
【0062】請求項7の発明の車両用電源装置に対する
制御装置によれば、主インバータと副インバータとの相
互の保護動作の影響を最小にすることができる。
【0063】請求項8の発明の車両用電源装置に対する
制御装置によれば、主インバータから副インバータへ大
電流が流れ込むことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の車両用電源装置の
回路ブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の車両用電源装置の
回路ブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の車両用電源装置の
回路ブロック図。
【図4】本発明の第4の実施の形態の車両用電源装置の
回路ブロック図。
【図5】上記の実施の形態のフィルタ特性図。
【図6】本発明の第5の実施の形態の車両用電源装置に
対する制御装置の回路ブロック図。
【図7】本発明の第6の実施の形態の車両用電源装置に
対する制御装置の回路ブロック図。
【図8】本発明の第7の実施の形態の車両用電源装置に
対する制御装置の回路ブロック図。
【図9】従来例の車両用電源装置の回路ブロック図。
【符号の説明】
1 回生ブレーキ検出部 2 SIV間欠負荷制御部 11 保護動作検出部 12 シーケンス制御部 13 VVVFゲート制御部 14 SIVゲート制御部 21 VVVF・FC電圧検出部 22 SIV・FC電圧検出部 23 放電回路制御部 100 パンタグラフ(Pan) 101 メインフューズ(MF) 102 メインスイッチ(MS) 103 高速度遮断器(HB) 104 充電接触器(CHK) 105 充電抵抗器(CHRe) 106 接触器(LB) 107 フィルタリアクトル(FL) 108 フィルタコンデンサ(FC1) 109 VVVFインバータパワーユニット(VVVF
−PU) 110 誘導電動機(IM) 111 放電用抵抗器(FCRe) 112 連動接点(MSA) 113 接地スイッチ(GS) 114 接触器(LB2) 116 放電用抵抗器(0VRe) 117 放電用サイリスタ(0VTH) 120 電圧検出器 208 フィルタコンデンサ(FC2) 209 SIVインバータパワーユニット(SIV−P
U) 210 補機負荷(LOAD) 211 放電用抵抗器(IvFCRe) 214 ブロッキングダイオード(BD) 215 放電用スイッチ(HK) 216 連動接点(MSA2) 217 接触器(LB3) 220 電圧検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江本 隆 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5H115 PC02 PG01 PI03 PI29 PI30 PU09 PV09 QA01 QA05 TO13 TZ03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両駆動用モータに給電するための主イ
    ンバータと、車両用補機に給電するための副インバータ
    を備え、架線の電力をパンタグラフを介して並列に受電
    する車両用電源装置において、 前記主インバータのフィルタコンデンサに並列に放電回
    路を接続し、 前記副インバータのフィルタコンデンサに並列に放電回
    路を接続し、 前記主インバータ及び副インバータに対して、高速度遮
    断器と、充電接触器と充電抵抗器とで構成され、前記高
    速度遮断器に直列に接続される充電回路と、前記高速度
    遮断器に対して前記充電回路と並列に接続される接触器
    と、前記充電回路と接触器との並列回路に直列に接続さ
    れるフィルタリアクトルとを共用するように接続したこ
    とを特徴とする車両用電源装置。
  2. 【請求項2】 車両駆動用モータに給電するための主イ
    ンバータと、車両用補機に給電するための副インバータ
    を備え、架線の電力をパンタグラフを介して並列に受電
    する車両用電源装置において、 前記主インバータ及び副インバータに対して、高速度遮
    断器と、充電接触器と充電抵抗器とで構成され、前記高
    速度遮断器に直列に接続される充電回路と、前記高速度
    遮断器に対して前記充電回路と並列に接続される接触器
    と、前記充電回路と接触器との並列回路に直列に接続さ
    れるフィルタリアクトルと、放電抵抗器と放電接触器と
    を直列に接続した放電回路とを共用するように接続した
    ことを特徴とする車両用電源装置。
  3. 【請求項3】 車両駆動用モータに給電するための主イ
    ンバータと、車両用補機に給電するための副インバータ
    を備え、架線の電力をパンタグラフを介して並列に受電
    する車両用電源装置において、 高速度遮断器と、前記高速度遮断器に直列に接続され
    る、充電抵抗器と接触器の並列回路と、前記充電抵抗器
    と接触器との並列回路に直列に接続されるフィルタリア
    クトルとを、前記主インバータと副インバータとの両者
    に対して接触器それぞれを介して接続したことを特徴と
    する車両用電源装置。
  4. 【請求項4】 車両駆動用モータに給電するための主イ
    ンバータと、車両用補機に給電するための副インバータ
    を備え、架線の電力をパンタグラフを介して並列に受電
    する車両用電源装置において、 高速度遮断器と、前記高速度遮断器に直列に接続され
    る、充電抵抗器と接触器の並列回路とを、前記主インバ
    ータと副インバータとの両者に対して接触器とフィルタ
    リアクトルとの直列回路それぞれを介して接続したこと
    を特徴とする車両用電源装置。
  5. 【請求項5】 車両駆動用モータに給電するための主イ
    ンバータと、車両用補機に給電するための副インバータ
    を備え、架線の電力をパンタグラフと主スイッチを介し
    て並列に受電する車両用電源装置において、 前記主インバータのフィルタコンデンサに並列に、放電
    用抵抗器と前記主スイッチに連動する放電用スイッチと
    を直列に接続した放電回路を接続し、 前記副インバータのフィルタコンデンサに並列に、放電
    用抵抗器と前記主スイッチに連動する放電用スイッチと
    を直列に接続した放電回路を接続し、 前記主インバータ及び副インバータに対して、高速度遮
    断器と、充電接触器と充電抵抗器とで構成され、前記高
    速度遮断器に直列に接続される充電回路と、前記高速度
    遮断器に対して前記充電回路と並列に接続される接触器
    と、前記充電回路と接触器との並列回路に直列に接続さ
    れるフィルタリアクトルとを共用するように接続したこ
    とを特徴とする車両用電源装置。
  6. 【請求項6】 前記主インバータの回生ブレーキ動作の
    検出部と、前記副インバータに接続される間欠負荷に電
    流を流す間欠負荷制御部とを備え、 前記主インバータの回生ブレーキを検出した時に前記間
    欠負荷に電流を流すように制御することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の車両用電源装置に対する制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記主インバータ、副インバータそれぞ
    れの保護動作の必要性を判定する保護動作検出部と、前
    記高速度遮断器、充電接触器及び接触器を動作させるシ
    ーケンス制御部と、前記主インバータのゲート信号を制
    御する主インバータゲート制御部と、前記副インバータ
    のゲート信号を制御する副インバータゲート制御部とを
    備え、 前記保護動作検出部が検出する保護動作の種類に応じ
    て、前記主インバータと副インバータとの相互の保護の
    影響を最小にするように前記高速度遮断器、充電接触
    器、接触器及びゲート信号を制御することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の車両用電源装置に対する制御装
    置。
  8. 【請求項8】 主インバータのフィルタコンデンサの電
    圧を検出するフィルタコンデンサ電圧検出部と、副イン
    バータのフィルタコンデンサの電圧を検出するフィルタ
    コンデンサ電圧検出部と、前記主インバータのフィルタ
    コンデンサ電圧と副インバータのフィルタコンデンサ電
    圧とを比較し、前記放電回路の放電用スイッチを動作さ
    せる放電回路制御部とを備え、 前記主インバータのフィルタコンデンサ電圧が副インバ
    ータのフィルタコンデンサ電圧よりも高いときに前記放
    電回路を動作させることを特徴とする請求項3又は4に
    記載の車両用電源装置に対する制御装置。
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