JP2002189704A - ブロック転送機能を持つ共有メモリ - Google Patents

ブロック転送機能を持つ共有メモリ

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JP2002189704A
JP2002189704A JP2000391098A JP2000391098A JP2002189704A JP 2002189704 A JP2002189704 A JP 2002189704A JP 2000391098 A JP2000391098 A JP 2000391098A JP 2000391098 A JP2000391098 A JP 2000391098A JP 2002189704 A JP2002189704 A JP 2002189704A
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JP
Japan
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memory
cpu
shared memory
data
transfer
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JP2000391098A
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Masanori Ikeda
正規 池田
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共有メモリからローカルメモリへのデータの
転送の必要がなく、処理速度の向上を図ることのできる
構成の共有メモリを提供する。 【解決手段】 共有メモリを利用しながら複数のCPU
間で通信を行うCPU間通信方式に使用される共有メモ
リにおいて、この共有メモリ3内に、複数のメモリブロ
ック4−1〜4−nを設け、各メモリブロック4−1〜
4−nに、各CPU1,2が個別にランダムアクセス可
能な複数のメモリセル5,6を設け、各CPUからの転
送指令により、複数のメモリセル5,6間のデータ転送
を可能とする転送制御回路7を設けた共有メモリ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPU間を共有メ
モリにて接続し、データを授受するシステムにおいて、
処理速度の向上を図ることのできる構成を有する共有メ
モリに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来技術のブロック図を示す。図
中10は共有メモリ、11は共有メモリ10内に設けら
れたメモリセルL11、12及び13はCPU1及び2
とのデータの授受を行うときにデータの一時格納を行う
バッファ、14,15はCPU1,2内部のローカルメ
モリである。図4に、従来技術において、同時性が必要
なデータA,BをCPU1で生成し、CPU2へ転送
し、CPU2で処理する場合の処理概要を示す。CPU
1,2間は共有メモリ(デュアルポートメモリ)10に
より接続される。データの同時性を確保するために、C
PU1が共有メモリ10をアクセスしている間は、CP
U2の共有メモリ10へのアクセスを停止する。また逆
に、CPU2が共有メモリ10にアクセス中はCPU1
の共有メモリ10へのアクセスを停止する必要がある。
【0003】そのため、CPU1の共有メモリ書き込み
(S22,S24)とCPU2の共有メモリからローカ
ルメモリのデータ転送(S31)は同時には行えず逐次
処理となり、処理は以下のようになる。CPU1はデー
タAの生成を行った後(S21)、その生成したデータ
Aを共有メモリ10へ書き込み(S22)、書き込みが
完了したことをCPU2に通知する。CPU2はCPU
1の書き込みが完了したことを確認後、共有メモリ10
のデータAをローカルメモリ15に転送し(S31)、
ローカルメモリ15のデータを使用し、データAの処理
を行う(S32)。またCPU1は、CPU2からのデ
ータを転送(共有メモリ10からローカルメモリ14へ
のデータ転送)完了通知を確認後、次のデータBの共有
メモリ10への書き込み(S24)を開始する。
【0004】このように、従来技術では、データの同時
性を保証するために、共有メモリ10のデータをローカ
ルメモリ14,15に伝送する必要がある。そのためデ
ータ量が大きくなると転送に時間がかかり処理速度が上
がらないという問題があった。たとえば、CPU1の共
有メモリアクセスを100ns/1ワード、CPU2の
共有メモリ及びローカルメモリのアクセス速度を100
ns/1ワードとしたとき、1kワードのデータを処理
する場合、CPU1の共有メモリ書き込みに100μ
s、CPU2の共有メモリのデータ書き込みに100μ
s、ローカルメモリへデータを書き込むのに100μs
の時間がかかる。これらの処理は同時には実行できない
ため、CPU1のデータ生成やCPU2のデータ処理を
高速化しても、前記のデータ転送で合計300μsの時
間がかかることになる。
【0005】一方、特開平5−81185号公報には、
ブロック転送型共有データバスを介して共有メモリを利
用しながらCPU間で通信を行うCPU間通信方式にお
いて、送信側CPUがデータバッファにデータを送信
し、フラグを立て、受信側CPUにデータが使用可能で
あることを通知した後、受信側CPUがデータバッファ
内のデータを使用し、処理を開始する方式が開示されて
いる。この方式では、データバッファ内のデータの同時
性が必要な場合、受信側CPUがデータ処理を行ってい
るときには、受信側はデータバッファにデータを送信で
きない。そのため、送信側の処理と受信側の処理が並行
処理ではなく逐次処理となって、処理時間が長くなると
いう問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、共有
メモリからローカルメモリへのデータの転送の必要がな
く、処理速度の向上を図ることのできる構成の共有メモ
リを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、共有メモリを利用しながら複数のCPU
間で通信を行うCPU間通信方式に使用される共有メモ
リにおいて、この共有メモリ内に、複数のメモリブロッ
クを設け、各メモリブロックに、各CPUが個別にラン
ダムアクセス可能な複数のメモリセルを設け、各CPU
からの転送指令により、前記複数のメモリセル間のデー
タ転送を可能とする転送制御回路を設けたことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明のブロック図である。同図
において、3はCPU1,2間に接続される共有メモリ
である。共有メモリ3は4−1〜4−nのブロックに分
割されており、各部ブロックはmバイトの容量を持つメ
モリセルL5とメモリセルR6により構成される。メモ
リセルL5はCPU2より、ランダムにアクセスが可能
であり、CPU1もしくはCPU2からの転送指令によ
りメモリセルL5からメモリセルR6へ、もしくはメモ
リセルR6からメモリセルL5へデータが転送される。
転送制御回路7はCPU1もしくは2からの転送指令を
解読し、メモリセル間のデータ伝送に必要な制御信号を
発生させる。図1において、8,9は共有メモリ3とC
PU1,2間のデータの処理速度の相違を緩衝するため
のバッファである。
【0009】図2に本発明のCPU1とCPU2処理の
概要を示す。図2において、CPU1はデータAの生成
と共有メモリ3のメモリセルL5への書き込みを行い
(S1)、その書き込み完了後、転送指令を発行し(S
2)、メモリセルL5からメモリセルR6にデータを転
送する。CPU2は転送完了を確認後、共有メモリ3の
メモリセルR6のデータを使用し、データAの処理(S
11)を行う。その間、CPU1は次の、データBの生
成と共有メモリ3への書き込みを行い(S3)、その書
き込み完了後、転送指令を発行し(S4)、メモリセル
L5からメモリセルR6にデータを転送する。CPU2
は転送完了を確認後、共有メモリ3のメモリセルR6の
データを使用し、データBの処理(S12)を行う。C
PU2がデータの処理を行っている間、CPU1はさら
に、データCの生成と共有メモリ3への書き込みを行
う。
【0010】このように、本発明では、CPU1が共有
メモリ(メモリセルL)5にデータを書き込んだ後(S
1)、共有メモリに転送指令(S2)を発行することに
より、共有メモリ内のメモリセルLからメモリセルRに
データが転送される。転送指令の完了後、CPU2は共
有メモリのメモリセルRのデータを使用し、データ処理
(S11)を行うため、CPU1が共有メモリ(メモリ
セルL)への書き込みを行っても、データの同時性は確
保される。そのため、CPU2は共有メモリからローカ
ルメモリへのデータを転送する必要がなく、またCPU
1とCPU2が同時に共有メモリへアクセスすることが
可能となるため、処理速度向上が図れる。前記の従来例
で説明した1kワードのデータを処理する場合、CPU
2のデータ処理時間が100μs以下であれば、CPU
1の共有メモリへのデータ書き込み(S3)の100μ
sと共有メモリデータ転送指令(S2)で処理が完了
し、処理の高速化が図れる。このようにして、CPU1
は、データ伝送後、CPU2が処理を行っている間に次
のジョブを実行できるので、全体の処理速度が向上す
る。
【0011】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、共有
メモリを利用しながら複数のCPU間で通信を行うCP
U間通信方式に使用される共有メモリにおいて、この共
有メモリ内に、複数のメモリブロックを設け、各メモリ
ブロックに、各CPUが個別にランダムアクセス可能な
複数のメモリセルを設け、各CPUからの転送指令によ
り、前記複数のメモリセル間のデータ転送が可能とする
転送制御回路を設けたことにより、一方のCPUからの
転送指令によりメモリセルLからメモリセルR、もしく
はメモリセルRからメモリセルLへデータが転送される
ため、共有メモリからローカルメモリへのデータ転送の
必要がなく処理速度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明における処理の概要を説明するタイム
チャートである。
【図3】 従来の共有メモリの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 従来技術における処理概要を説明するタイム
チャートである。
【符号の説明】
1,2 CPU、3 共有メモリ、4−1〜4−n メ
モリブロック、5 メモリセルL、6 メモリセルR、
7 転送制御回路、8,9 バッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共有メモリを利用しながら複数のCPU
    間で通信を行うCPU間通信方式に使用される共有メモ
    リにおいて、この共有メモリ内に、複数のメモリブロッ
    クを設け、各メモリブロックに、各CPUが個別にラン
    ダムアクセス可能な複数のメモリセルを設け、各CPU
    からの転送指令により、前記複数のメモリセル間のデー
    タ転送を可能とする転送制御回路を設けたことを特徴と
    するブロック転送機能を持つ共有メモリ。
JP2000391098A 2000-12-22 2000-12-22 ブロック転送機能を持つ共有メモリ Pending JP2002189704A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2000391098A JP2002189704A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 ブロック転送機能を持つ共有メモリ

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ID=18857321

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JP2000391098A Pending JP2002189704A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 ブロック転送機能を持つ共有メモリ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108582A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Denso Corp 情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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