JP2002189662A - 移動通信体に対するダイレクトメールの配信サーバ、配信システム及び配信方法 - Google Patents

移動通信体に対するダイレクトメールの配信サーバ、配信システム及び配信方法

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JP2002189662A
JP2002189662A JP2000385839A JP2000385839A JP2002189662A JP 2002189662 A JP2002189662 A JP 2002189662A JP 2000385839 A JP2000385839 A JP 2000385839A JP 2000385839 A JP2000385839 A JP 2000385839A JP 2002189662 A JP2002189662 A JP 2002189662A
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Yoshifumi Yamazaki
善史 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客から認識されやすく、広告効果の高いダ
イレクトメールを移動通信体に配信するダイレクトメー
ルの配信システムを提供すること。 【解決手段】 インターネットにより通信可能な配信サ
ーバは、商業主端末から受信した顧客の条件により顧客
データベースから顧客を抽出し、顧客が希望する配信希
望時間が記憶されている場合(S4501:YES)は
配信希望時刻に(S4503)、商業主の指定した商業
主指定時間があるときは(S4505:YES)商業主
指定時刻(S4507)に、職業等特定の顧客の抽出条
件がある場合は(S4511,4515,4519:Y
ES)その抽出条件に応じた時刻に(S4513,45
17,4521)、それ以外の場合は直ちに(S452
3,4525)、指定された顧客の携帯電話等の移動通
信体に電子メールを電子メール送信手段によりインター
ネットを介し同報送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信体に対す
るダイレクトメールの配信方法及び配信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、郵送によるダイレクトメール
は特定の顧客に絞った有効な広告方法として広く用いら
れている。このダイレクトメールによれば、選別した顧
客に対して、広告主である商業主の行うイベントやサー
ビスを知らせることができる。しかしながら、郵送によ
るダイレクトメールでは、ダイレクトメール自体やこれ
を送付するための封筒などをまず印刷して準備しなけれ
ばならず、また、配送に当たっては、ダイレクトメール
をダイレクトメール業者に発注したり、郵便局に持参若
しくは投函しなければならない上郵送料が必要となり、
準備のために多大な時間と費用がかかるという問題があ
った。また、郵送では顧客に到着するまでに一定の時間
がかかるため、顧客に実際に見てもらいたいタイミング
より余裕を見て早めに郵送する必要がある。そのため早
めにダイレクトメールを受け取った顧客は、うっかりイ
ベントの内容や日時を忘れたり徒過してしまうという問
題があった。そこで、近年、インターネットを用いた電
子メールによるダイレクトメールの配信も行われるよう
になってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メ
ールを用いたダイレクトメールでは、郵送に比較すれば
多大な費用や準備のための時間がかからず、配信自体に
もあまり時間がかからないといえるが、いわゆるスパム
メールとしてすべての顧客に無差別、一律に電子メール
によるダイレクトメールを配信すれば、このダイレクト
メールは見られることもなく顧客により削除されてしま
うことも多いという問題があった。また、顧客が、コン
ピュータ、特に可搬性のないデスクトップ型のコンピュ
ータなどによって電子メールの着信を確認する場合は、
まず、そのコンピュータの設置場所にいなければ電子メ
ールが確認できない。さらに、携帯可能なモバイルコン
ピュータ等であっても、そのコンピュータの電源を入れ
て立ち上げてから、電子メール送付用のアプリケーショ
ンソフトを開いて通信回線に接続しなければ電子メール
を確認することができなかった。このような煩雑さか
ら、電子メールによりタイムリーにダイレクトメールを
送信しても、即座にこれを読んでくれるという保証がな
かった。そのため、結局電子メールによれば配信自体に
は時間がかからないが、顧客に実際に見てもらいたいタ
イミングより余裕を見て早めにダイレクトメールを配信
しなければならなかった。その結果顧客は早めに電子メ
ール受け取ることになるが、早く見過ぎることで却って
イベントの内容をうっかり忘れたりや日時を徒過してし
まうという問題があった。また、電子メールによるダイ
レクトメールなどは、一般に一度読んだら二度と読み返
さないことが多いので、後から確認することも期待でき
なかった。
【0004】また、ダイレクトメールは、そのサービス
や商品の内容によって配信するのに適した時間帯があ
る。例えば、昼食のランチメニューの紹介であれば、昼
前の11時半頃が一般にタイムリーな時間といえる。一
方、顧客自身にも仕事や生活のパターンがあり、例えば
仕事の都合上昼の11時半頃には電子メールが確認でき
ない人にとっては、昼の11時半に受けたダイレクトメ
ールは読むことができず、例えば朝9時までにダイレク
トメールを受け取りたいというケースがある。このよう
な人に対しては一律に他の顧客と同じ時間、例えば昼の
11時半にダイレクトメールを配信しても全く効果がな
いという問題もあった。
【0005】この発明は上記課題を解決するものであ
り、最も顧客からの認識されやすく、かつ広告効果の高
いダイレクトメールを郵送によらず低コストで配信する
移動通信体に対するダイレクトメールの配信サーバ、配
信システム及び配信方法を提供することを目的とする。
また、従来、広告を予算的問題や広告を投入する規模や
範囲などの面で出稿することが出来なかった商業主に対
して、きわめて低予算で、かつ絞り込まれた顧客に限定
した、広告メッセージを配布することが可能になってい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の移動通信体に対するダイレクトメールの配
信サーバは、入力手段と表示手段と商業主に関する情報
を記憶した記憶手段である商業主データベースと、顧客
のメールアドレス・氏名・属性を含む顧客情報を記憶し
た記憶手段である顧客データベースと、配信する広告内
容を記憶した記憶手段である広告データベースと、現在
の時刻を示す計時手段と、電子メールを同報送信可能な
電子メール送信手段とを備えたインターネットに接続可
能なコンピュータからなる配信サーバであって、前記顧
客データベースから顧客を抽出するための任意の条件に
関するデータと、ダイレクトメールを配信する任意の時
刻の指定に関するデータと、前記広告データベースに配
信すべき広告の内容に関するデータとを、インターネッ
トを介して通信可能なコンピュータからなる商業主端末
から受信する受信処理手段と、前記商業主端末から受信
したデータ若しくは前記入力手段から入力したデータに
基づき、ダイレクトメールを配信すべき顧客を前記顧客
データベースから抽出し、前記任意の広告を、前記計時
手段に基づいて前記商業主から指定された時刻に、前記
電子メール送信手段により電子メールが受信可能な顧客
の移動通信体にインターネットを介して同報送信する送
信処理手段とを備え、インターネットに接続可能なコン
ピュータからなる配信サーバに、顧客のメールアドレス
・氏名・属性を含む顧客情報を記憶した記憶手段である
顧客データベースから顧客を抽出する任意の条件に関す
るデータと、ダイレクトメールを配信する任意の時刻の
指定に関するデータと、配信すべき任意の広告内容に関
するデータとをインターネットを介して通信可能なコン
ピュータからなる商業主端末から受信する受信処理のス
テップと、前記商業主端末から受信したデータ若しくは
入力手段から入力したデータに基づき、ダイレクトメー
ルを配信すべき顧客を前記顧客データベースから抽出
し、前記任意の広告を、現在の時刻を示す計時手段に基
づいて商業主の指定した時刻に、電子メールを同報送信
可能な電子メール送信手段により、電子メールを受信可
能な顧客の移動通信体にインターネットを介して同報送
信する送信処理のステップとを実行させることを特徴と
する。
【0007】本発明は、このように構成することで、サ
ービスの内容やサービスの提供時間に合わせた時間を狙
って顧客の移動通信体に電子メールによりダイレクトメ
ールを送信することで、顧客からタイムリーに認識さ
れ、高い広告効果をあげることができ、その上、郵送に
比較して少ない労力と低いコストで迅速かつ容易にダイ
レクトメールを送信することができる。
【0008】また、本発明の移動通信体に対するダイレ
クトメールの配信サーバは、入力手段と、表示手段と、
前記顧客データベースから顧客を抽出する任意の条件に
関するデータと、前記広告データベースに配信すべき広
告の内容に関するデータとをインターネットを介して通
信可能なコンピュータからなる商業主端末から受信する
受信処理手段と、前記商業主端末から受信したデータ若
しくは前記入力手段から入力されたデータに基づき、ダ
イレクトメールを配信すべき顧客を前記顧客データベー
スから抽出し、当該顧客を抽出した条件に基づき所定の
テーブルデータを参照して配信時刻を決定する配信時刻
決定手段により決定された時刻に、前記任意の広告を、
前記計時手段の示す時刻に基づいて、前記電子メール送
信手段により電子メールが受信可能な顧客の移動通信体
にインターネットを介して電子メールを同報送信する送
信処理手段とを備え、インターネットに接続可能なコン
ピュータからなる配信サーバに、顧客のメールアドレス
・氏名・属性を含む顧客情報を記憶した記憶手段である
顧客データベースから顧客を抽出するための任意の条件
に関するデータと、ダイレクトメールを配信する任意の
時刻に関するデータと、配信すべき任意の広告内容に関
するデータとをインターネットを介して通信可能なコン
ピュータからなる商業主端末から受信する受信処理のス
テップと、前記商業主端末から受信したデータ若しくは
入力手段から入力したデータに基づき、ダイレクトメー
ルを配信すべき顧客を前記顧客データベースから抽出
し、当該顧客を抽出した条件に基づき所定のテーブルデ
ータを参照して配信時刻を決定する配信時刻決定のステ
ップにより決定された時刻に、前記任意の広告を、現在
の時刻を示す計時手段の示す時刻に基づいて、電子メー
ルを同報送信可能な電子メール送信手段により、電子メ
ールを受信可能な顧客の移動通信体にインターネットを
介して電子メールを同報送信するステップとを実行させ
ることを特徴とする。
【0009】本発明は、このように構成することで、顧
客の属性を考慮した広告の認識率が高い時間を狙って顧
客に電子メールによりダイレクトメールを送信すること
で、顧客からタイムリーに認識され、高い広告効果をあ
げることができる。
【0010】また、本発明の移動通信体に対するダイレ
クトメールの配信サーバは、前記配信時刻決定手段が、
前記条件又は条件の組合せに対して予め優先順位を設定
し、前記優先順位の高い条件から順にその条件に基づい
て配信時刻を決定することを特徴とし、配信時刻決定の
ステップが、前記条件又は条件の組合せに対して予め優
先順位を設定し、前記優先順位の高い条件から順にその
条件に基づいて配信時刻を決定する。
【0011】本発明は、このように構成することで、さ
らに、顧客毎の属性に最も適した時間に送信することが
できるため、広告効果の高い時間を狙って顧客に電子メ
ールによりダイレクトメールを送信することで、顧客か
らタイムリーに認識され、さらに高い広告効果をあげる
ことができる。
【0012】そして、本発明の移動通信体に対するダイ
レクトメールの配信システムは、前記受信処理手段が、
前記移動通信体から電子メールの配信希望時刻に関する
データを受信し、配信希望時刻をその顧客と関係付けて
記憶する配信希望時刻記憶手段を備え、前記送信処理手
段が、配信する時刻を、前記配信希望時刻記憶手段に配
信希望時刻が記憶された顧客の場合はその配信希望時刻
に、配信希望時刻が記憶されていない顧客の場合は前記
商業主が指定した時刻若しくは前記配信時刻決定手段に
より決定された時刻に前記任意の広告を前記電子メール
によりそれぞれの顧客に配信することを特徴とする移動
通信体に対するダイレクトメールの配信サーバを備え
る。
【0013】本発明は、このように構成することで、顧
客自身が望む場合は、その指定した時刻に送信すること
ができるため、最も広告効果の高い時間を狙って顧客に
電子メールによりダイレクトメールを送信することで、
顧客からタイムリーに認識され、さらに高い広告効果を
あげることができる。なお、配信無効時間を記憶した配
信無効時間記憶手段を備え、配信無効時間を経過した場
合には配信無効フラグを記憶し、配信無効フラグが記憶
されている場合には、所定のダイレクトメールの配信の
準備ができている場合であっても、そのダイレクトメー
ルを配信をしないように構成してもよい。このように構
成することで、例えば、ランチについてのダイレクトメ
ールを昼食時間帯を過ぎた時間に送信するような不都合
を防止できる。また、顧客データベースに記憶された顧
客の生年月日に基づいて、計時手段を用いて現在の年齢
を推定することにより、現在の職業(学校を含む)を推
定し、その推定された職業に基づいて、顧客データベー
スに記憶された顧客の職業を更新する顧客データベース
更新手段を備え、更新された職業に基づいて前記送信処
理手段により送信されるようにしてもよい。このように
構成することで、顧客の職業、特に小学生、中学生、高
校生、大学生、専門学校生のように、時間の経過により
次年度の職業が概ね推定できる場合は、推定された職業
に基づいてダイレクトメールの配信時間を設定できるの
で、いちいち年齢を変更したりする手間が不要で、また
変更し忘れて旧来の職業としてダイレクトメールを配信
してしまうこともない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の移動通信体に対するダイ
レクトメールの配信システム及び配信方法を図面を参照
して説明する。図1は、配信システム1全体を示す概念
図である。配信システム1は、配信サーバ2と、インタ
ーネットに接続して通信可能なコンピュータからなる商
業主端末3と、電子メールが受信可能な顧客の移動通信
体4とから構成されている。配信サーバ2は、インター
ネット7に通信可能に接続されたコンピュータを備え、
商業主端末3もインターネット7に通信可能に接続され
たコンピュータを備える。また、移動通信体4は、パケ
ット網5を介してサービスセンター6と通信し、さらに
サービスセンター6からインターネット7に接続され
る。また、商業主の担当者がダイレクトメールの配信を
確認するための担当携帯電話27もパケット網5から受
信可能に備えられる。但し、商業主端末3は、パーソナ
ルコンピュータに限らず、WWWブラウザにより配信サ
ーバ2と通信可能なデバイスであればよく、テレビゲー
ム機、セットトップボックス等によっても実施でき、そ
の形態は限定されるものではない。なお、商業主端末3
は、配信サーバ2に接続し、必要事項を入力できればよ
いので、それだけの機能をもった移動通信体4であれ
ば、商業主端末3に成り代わることも可能である。
【0015】図2は、配信サーバ2の構成の概略を示す
図である。配信サーバ2は、サーバコンピュータ22を
備える。サーバコンピュータ22は、CPU(Cent
ral Processing Unit)22a、R
AM(Random Access Memory)2
2b、ROM(Read Only Memory)2
2c、発振装置を備え現在時刻を示す計時手段であるタ
イマー22d等を備えた周知のコンピュータで、モデム
21を介して、公衆電話回線8、インターネットプロバ
イダ(図示を省略)を介し、インターネット7により通
信可能な構成となっている。なお、インターネット7へ
の接続は、DSU(Disital Service
Unit)を介しISDN回線や専用線によりインター
ネットプロバイダに接続するようなものであってもよい
ことはもちろんである。また、タイマー22dは、サー
バコンピュータ22に内蔵されたものを用いてもよい
が、精度の高い外部時計を用いてもよい。
【0016】また、サーバコンピュータ22には、例え
ばCRTディスプレーからなる表示手段である表示装置
23、キーボード及びマウス(不図示)からなる入力手
段である入力装置24、また音声やペンなど、その他の
入力手段(図示を省略)、外部記憶手段であるHDD
(Hard Disc Drive)25、データベー
ス(DB)26が接続される。
【0017】HDD25には、サーバコンピュータを制
御するサーバ部25a、商業主の管理を行うプログラム
である商業主管理処理部25b、顧客の管理を行うプロ
グラムである顧客管理処理部25c、ダイレクトメール
(DM)の管理を行うプログラムであるDM管理処理部
25d、配信するダイレクトメールを顧客毎にその配信
時間を決定するプログラムである配信時刻決定処理部2
5e、同報送信が可能なメールアプリケーションソフト
を構成するプログラムである送信処理部25fを備え
る。また、図示は省略するが、サーバコンピュータのO
S(Operating System)やその他の処
理を行うのに必要なプログラムが格納される。なお、こ
こでは説明のため、それぞれのプログラムを独立した形
で図示するが、これらのプログラムは一体となったプロ
グラムであってもよく、要は以後説明する機能が実行可
能に構成されていればよい。
【0018】データベース26は、各種のデータを記憶
する記憶手段であり、HDDを備えて構成される。この
HDDは、サーバコンピュータ22から直接接続されて
制御されているが、別途コンピュータを備えたファイル
サーバとして構成してもよいことは言うまでもない。デ
ータべース26には、商業主DB26a、顧客DB26
b、メッセージDB26c、題名DB26d、商業主配
信DB26e、配信メールDB26gを備えている。な
お、ここでは説明のため、それぞれのデータベースを独
立した形で図示するが、これらのデータベースは、一体
となったデータベースであってもよく、要は必要な記憶
内容が記憶可能に構成されていればよい。
【0019】ここで、HDD25に格納された各プログ
ラムについて説明する。サーバ部25aは、WWW(W
orld Wide Web)を介してクライアントコ
ンピュータと通信するためのプログラムとして、例えば
Unix(登録商標)により記述されたサーバソフトで
ある。もちろんこれに限らずウインドウズNT(登録商
標)等なども好適に使用でき、その種類を問うものでは
ない。サーバ部25aは、クライアントコンピュータ及
び携帯端末のWWWブラウザからのHTTP(Hype
r Text Transfer Protocol)
によるHTML(Hyper Text Markup
Language)で記述された要求により、URL
(Uniform Resource Locato
r)又はIPアドレスで指定されたファイルを表示す
る。さらに、CGI(CommonGateway I
nterface)を備え、WWWブラウザからの要求
により外部プログラムを呼び出して処理し、クライアン
トコンピュータ及び携帯端末にHTML形式で返送する
ように構成されている。なお、ここではUnixサーバ
を用いてCGIプログラムにより所定のプログラムの呼
び出しなどをおこなっているが、ウインドウズNT等に
おいてはASP(Active ServerPage
s)(登録商標)などによりプログラムの呼び出しなど
を行ってもよく、そのときのサーバの構成に適合したサ
ーバーサイドスクリプトエンジンにて構成されていても
よいことはもちろんである。
【0020】商業主管理処理部25bは、主に商業主端
末3からの要求により、商業主に関するデータを商業主
DB26aに書き込みまたは削除するプログラムであ
る。顧客管理処理部25cは、おもに顧客の登録、更
新、削除等顧客に関するデータを顧客DB26bに書き
込みまたは削除するプログラムである。DM管理処理部
25dは、商業主端末3から受信した広告のメッセージ
及び題名を、それぞれメッセージDB26c、題名DB
26dに記憶し、更新し削除するプログラムである。配
信時刻決定処理部25eは、商業主の要求や、顧客の属
性などから、所定の基準によりダイレクトメールを配信
する時刻を決定するプログラムである。送信処理部25
fは、配信メールDBに記憶されたダイレクトメール
を、配信時刻決定処理部25eにより決定された時刻に
同報送信するプログラムである、メールアプリケーショ
ンである。また、年齢、職業は、サーバの日付と生年月
日を照合して自動的に更新されるものとする。特に職業
は、一般的に年齢で大部分が判断できるため、小学校、
中学校、高校、大学、専門学校の分野に関しては、対象
年齢に達したら早生まれ遅生まれを考慮して顧客管理処
理部25cの命令によって自動的に更新される。
【0021】次に、データベース26について説明す
る。ここで図3は、商業主DB26aのテーブル構造を
概念的に示す図である。商業主DB26aは、商業主毎
に個別に付された識別コードである商業主IDをキー
に、商業主名、支店名、電話番号、代表者名、商業主メ
ールアドレス、担当者名、担当者メールアドレス、パス
ワード、商業主ホームページアドレスのデータとが関係
付けられて記憶されたリレーショナル型データベースで
ある。
【0022】図4は、顧客DB26bのテーブル構造を
概念的に示す図である。顧客DB26bは、顧客毎に個
別に付された識別コードである顧客IDと商業主IDと
をキーに、氏名、年齢、性別、生年月日、携帯メールア
ドレス、職業、そしてこの商業主からのダイレクトメー
ルの配信を許可するか否かの送信許可のデータ、顧客が
配信を望んだ場合は配信希望時刻のデータ、申込日、希
望時間の変更をした更新日とが関係付けられて記憶され
たリレーショナル型データベースである。従って、同一
の顧客氏名、携帯メールアドレスであっても、商業主I
Dが異なれば異なるレコードを構成する。また、年齢
は、サーバの日付と生年月日を照合して自動的に更新さ
れるものとする。なお、配信希望時刻のデータを記憶し
た顧客DB26bが本発明の配信希望時刻記憶手段に対
応する手段の一例である。
【0023】図5は、メッセージDB26cのテーブル
構造を概念的に示す図である。メッセージDB26c
は、後述する題名DB26dとともに本発明の広告デー
タベース(DB)を構成するものである。メッセージD
B26cは、メッセージ毎に個別に付与されたメッセー
ジIDをキーに、ダイレクトメールの本文を構成するメ
ッセージと、商業主IDと、配信無効時間のデータとが
関係付けられて記憶されたリレーショナル型データベー
スである。なお、配信無効時間とは、広告の送信の有効
時間の期限を示すもので、例えばランチのお知らせにお
いて、配信無効時間を昼食時間を経過した14:00に
設定すれば、14:00以降は所定の配信無効フラグが
立てられ、広告の配信を行うように準備されていても、
この配信無効フラグにより配信を無効にするものであ
る。配信無効フラグは、1日に1回所定時間例えば午前
0時に解除される。
【0024】図6は、題名DB26dのテーブル構造を
概念的に示す図である。題名DB26dは、前述したメ
ッセージDB26cとともに本発明の広告DBを構成す
るものである。題名DB26dは、題名毎に個別に付与
された題名IDをキーに、ダイレクトメールの本文と併
せて表示される題名と、商業主IDのデータとが関係付
けられて記憶されたリレーショナル型データベースであ
る。このように、広告のメッセージ本文とその題名を、
メッセージDB26cと題名DBとに分けたのは、商業
主がダイレクトメールを作成する場合に、その入力を容
易にするものである。
【0025】図7は、商業主配信DB26eのテーブル
構造を概念的に示す図である。商業主配信DB26e
は、同報発信されたダイレクトメール毎に個別に付され
た識別コードである配信IDをキーに、商業主ID、日
付型データである利用日、配信時間、メッセージID、
題名ID、配信件数のデータとが関係付けられてクエリ
ーより抽出、記憶されたリレーショナル型データベース
である。これは、商業主IDのフィールドから同一商業
主ID毎に、利用日のフィールドから利用期間の条件を
範囲指定して選択されたファイルが抽出されて、一定期
間の特定の商業主によるダイレクトメールの配信件数の
合計件数が計算され、配信サーバから商業主にダイレク
トメールの課金をする際の算定の基礎になるデータとさ
れる。なお、図示はしないが、後日、どの顧客にメール
を配信したのかを確認する必要がある場合に備えて、商
業主配信DB26eに顧客IDを付け加えてもよい。
【0026】図8は、配信メールDB26gのテーブル
構造を概念的に示す図である。配信メールDB26g
は、配信IDをキーに、商業主ID、利用日、配信時
間、メッセージID、題名ID、顧客ID、携帯メール
アドレス、配信件数、商業主名、支店名、電話番号、商
業主メールアドレス、担当者メールアドレス、商業主ホ
ームページアドレスとが関係付けられて記憶されたリレ
ーショナル型データベースである。
【0027】続いて、商業主端末3を説明する。図10
は、商業主端末3の構成の概略を示す図である。商業主
端末3は、図示しないCPU、RAM、ROM、HDD
を備えた周知のパーソナルコンピュータであるクライア
ントコンピュータ31を備える。クライアントコンピュ
ータ31には、ネットスケープナビゲーター(登録商
標)、インターネットエクスプローラ(登録商標)など
のWWWブラウザが備えられており、配信サーバ2にモ
デム32、インターネット7(図1参照)を介してアク
セス可能に構成される。また、キーボード及びマウスを
備えた入力装置33及びCRTディスプレーからなる表
示装置34を備える。但し、商業主端末3は、パーソナ
ルコンピュータに限らず、WWWブラウザにより配信サ
ーバ2と通信可能なデバイスであればよく、テレビゲー
ム機、セットトップボックス等によっても実施でき、そ
の形態は限定されるものではない。なお、商業主端末3
は、配信サーバ2を接続し、必要事項を入力できればよ
いので、それだけの機能を持った移動通信体4であれ
ば、商業主端末3に成り代わることも可能である。
【0028】図11は、移動通信体4の構成の概略を示
す図である。移動通信体4は、ここでは携帯電話、具体
的にはエヌティティドコモ株式会社のi−mode(登
録商標)の機能を備えた携帯電話を例に説明する。移動
通信体4は、セルラー式の無線機で、アンテナ41によ
り図示しない基地局のアンテナと送受信し、基地局を介
してパケット網5(図1参照)にパケット通信可能なデ
ィジタル無線機として構成されている。アンテナ41か
ら受信した電波は、無線部42で増幅等処理され、制御
部43でデータが取り出されて、音声信号が受話器を介
して音声として利用者に伝達される。また、制御部43
にはWWWブラウザが備えられ、コンパクトHTML等
で記述された文字データ及び画像データが表示部に表示
される。さらに、制御部43には専用のメールアプリケ
ーションソフトも備えられパケット網5内の文字情報の
受信が可能なだけでなくインターネットを介しての電子
メールの送受信も可能になっている。
【0029】また、テンキーを含む複数のキーを備えた
入力部44により電話番号を入力することで、無線回線
制御局であるサービスセンター6の交換機により希望の
携帯電話等に接続され、アンテナ41から入力され無線
部42で増幅され、制御部でD/A変換されて受話器4
6から使用者に音声による情報を伝える。一方、送話器
47から入力された利用者の音声が制御部43によりA
/D変換されて無線部42からアンテナ41によりパケ
ット網5に送信できる。また、入力部44からは、文字
の入力が可能で、ここで入力された文字データで制御部
43のWWWブラウザによりパケット網5、サービスセ
ンター6を介してインターネット7の所定のIPアドレ
スのサーバにアクセスすることができる。また制御部4
3のメールアプリケーションソフトによりパケット網5
内の他の携帯電話への文字情報の送信が可能なだけでな
くインターネットを介しての電子メールの送信も可能に
なっている。さらに、なお、移動通信体は、その他各社
のセルラー式の携帯電話や、例えばPHS(Perso
nal Handy Phone、登録商標)等のマイ
クロセルラー式のものでもよく、さらに通信機能を備え
たPDA(Personal Digital Ass
istant)等の移動通信体で、メールが着信したこ
とを人間の五感に対してリアルタイムで知らせる機能さ
え持っていればよい。要は、形式に拘わらずインターネ
ット7を経由した電子メールの送受信が可能な移動通信
体であればよい。従って、音声による送受話は必ずしも
必要ではない。
【0030】以上のように構成された移動通信体に対す
るダイレクトメールの配信システム1は、以下のように
ダイレクトメールの配信を行う。以下図1及び図2を参
照して説明する。まず、配信サーバ2が、顧客のメール
アドレス・氏名・属性等を含む顧客情報を記憶した顧客
DB26bから顧客を抽出する任意の条件に関するデー
タと、ダイレクトメールを配信する任意の時刻に関する
データと、配信すべき広告の内容に関するデータとをイ
ンターネット7を介して商業主端末3から受信する。そ
して、商業主端末3から受信したデータに基づき、ダイ
レクトメールを配信すべき顧客を顧客DB26bから抽
出し、任意の広告を、タイマー22dに基づいて任意の
時刻に、送信処理部25fにより、電子メールを受信可
能な顧客の移動通信体にインターネットを介して同報送
信する。
【0031】また、商業主端末3から受信したデータに
配信すべき時刻に関するデータが含まれていない場合
は、ダイレクトメールを配信すべき顧客を顧客DB26
bから抽出する条件に基づき、配信時刻決定処理部25
eにより決定された時刻に、送信処理部25fにより移
動通信体4にインターネット7を介して電子メールを同
報送信する。なお、ダイレクトメールを送信する顧客を
抽出する条件が複数ある場合は、その条件に優先順位を
設け、優先順位の高い条件から順にその条件に基づいて
配信時刻を決定する。
【0032】さらに、移動通信体4から電子メールの配
信希望時刻に関するデータを受信し、顧客DB26bに
配信希望時刻が記憶された顧客の場合はその配信希望時
刻に、配信希望時刻が記憶されていない顧客の場合は商
業主が指定した時刻若しくはダイレクトメールを配信す
べき顧客を顧客DB26bから抽出する条件に基づき、
配信時刻決定処理部25eにより決定された時刻にダイ
レクトメールを電子メールによりそれぞれの顧客に配信
する。
【0033】以下、フローチャート及び商業主端末3の
表示装置34及び移動通信体4の表示部45に表示され
る画面を示す模式図に沿って以上の手順を詳細に説明す
る。図12及び図13は、配信するためのダイレクトメ
ールを準備する配信サーバ2の手順を示すフローチャー
トである。なお、この図12及び図13に示す手順が、
本発明の受信処理のステップに対応する方法の一例であ
り、このステップが実行されるコンピュータが本発明の
受信処理手段に対応する手段の一例である。配信サーバ
2は、常時インターネット7に接続されており、商業主
端末3からのアクセスに対して待機している。まず、商
業主端末3は、配信サーバ2の所定のURLをWWWブ
ラウザに入力して、配信サーバ2にアクセスする。そう
すると配信サーバ2はこのデータを受け取ってCGI、
またはASPなどに記述されたプログラムによって解析
し、DM管理処理部25dを起動して、商業主端末3に
初期画面を送信する(ステップ1(以下ステップをSと
略記する。))。図17は、商業主端末3の表示装置3
4に表示される商業主選択画面を模式的に示した図であ
る。商業主端末3の表示装置34に図17に示すような
画面が表示されると、商業主IDとパスワードの入力待
ちの状態になるので、商業主端末3では、入力装置33
から商業主IDとパスワードを入力テキストボックス1
71,172に入力し、内容が正しければOKボタン1
73を操作する。そうすれば入力した商業主IDとパス
ワードが配信サーバ2へ送信される。なお、キャンセル
ボタン174を操作すれば、通信自体が終了する。ま
た、商業主IDとパスワードが間違って入力された場合
は、図18に示すような商業主IDとパスワードの再入
力を促すウインドが開き訂正を求める。
【0034】配信サーバ2は、商業主端末3からの商業
主IDとパスワードを受信する。そして、認証されれば
配信メールDB26g(図8参照)に新たなレコードを
作成する(S3)。そして、このレコードに新たな配信
IDを付与し、受信した商業主IDを記憶する(S
5)。受信した商業主IDをキーに、商業主DB26a
(図3参照)から、商業主名、支店名、電話番号、担当
者メールアドレスを抽出する(S7)。抽出した商業主
名、支店名、電話番号、担当者メールアドレスを先に作
成したレコードに記憶する(S9)。
【0035】図19は、メッセージ一覧選択画面を模式
的に示した図である。配信サーバ2はメッセージDB2
6c(図5参照)からデータを読み出し、メッセージ一
覧選択画面を商業主端末3に表示させ、配信するダイレ
クトメールの本文に相当するメッセージの選択を促す
(S11)。メッセージ一覧選択画面では、既に入力さ
れた商業主ID181と、商業主IDに基づいて抽出さ
れた商業主名182と支店名183が確認のため表示さ
れる。そして、その下部にはこれまでに登録されたメッ
セージの内容の一覧184aと配信無効時間184b
が、メッセージ毎に付与された識別記号であるメッセー
ジID185と共に表示される。さらにその下部には、
メッセージIDを入力するテキストボックス186と、
OKボタン187、キャンセルボタン188、新規メッ
セージボタン189、変更ボタン190が表示される。
【0036】商業主が希望のメッセージを選択して、そ
のメッセージIDをテキストボックス186に入力しO
Kボタン187を操作した場合は(S13:ある)、図
20に示すような選択メッセージ画面を表示して、選択
されたメッセージ191とメッセージID192と配信
無効時間193を表示する(S19)。選択されたメッ
セージが正しければ「次へ」ボタン194を操作する
と、メッセージIDが配信メールDB26g(図8参
照)に送られ(S21)、次の入力に進む。もし、入力
ミスなどがあった場合は、「戻る」ボタン195でメッ
セージ一覧選択画面(図19)へ戻る。
【0037】一方、希望するメッセージがない場合は
(S13:ない)、メッセージ一覧選択画面の新規メッ
セージボタン189を操作すると、図21に示すような
新規メッセージ画面が表示される。新規メッセージ画面
には、メッセージ入力テキストボックス201と配信無
効時間テキストボックス204があるので、ここに希望
の文章と無効時間(時間は必要なければ空白でも可)を
入力する(S15)。入力された文章が正しければ、
「次へ」ボタン202を操作して次の入力に進む。ここ
で「次へ」ボタン202を操作した場合は、入力された
メッセージが商業主端末3から配信サーバ2へ送信さ
れ、配信サーバ2は受信したメッセージをメッセージD
B26c(図5参照)に送り(S17)、新たなメッセ
ージとしてメッセージIDを付与して商業主IDととも
に新たなレコードを作成する。そして付与されたメッセ
ージIDが配信メールDB26g(図8参照)に送られ
る(S21)。
【0038】また、「戻る」ボタン203を操作した場
合は、メッセージ一覧選択画面(図19)へ戻り、もう
一度登録されたメッセージを参照することができる。も
し、メッセージに記載されている内容(特に価格、商品
名)に変更があった場合や、配信無効時間に変更がある
場合には、メッセージIDをテキストボックス186に
入力してから変更ボタン190を操作すると(S1
6)、図32に示すメッセージ、配信無効時間変更画面
が表示され、メッセージ変更テキストボックス302と
配信無効時間変更テキストボックス303に該当するメ
ッセージと配信無効時間が表示され、直接そこに変更項
目を入力する。そして、「OK」ボタン304を操作す
れば、メッセージIDが配信メールDB26g(図8参
照)に送られる(S18)。なお、この場合、レコード
の一部が変更されるだけなので、メッセージDB26c
に新たなメッセージIDとレコードは追加されない。ま
た、「戻る」ボタン305を操作した場合は、何も変更
されずにメッセージ一覧選択画面(図19)に戻ること
ができる。
【0039】図12のフローチャートは、接続子Aを介
して図13のフローチャートに進む。メッセージの入力
が完了した後(S13〜S15)、題名の入力を行う。
図22は、題名一覧選択画面を模式的に示した図であ
る。配信サーバ2は題名DB26d(図6参照)からデ
ータを読み出し、題名一覧選択画面を商業主端末3に表
示させ、配信するメッセージの題名の選択を促す(S2
3)。題名一覧選択画面では、既に入力された商業主I
D211と、商業主名212と支店名213が確認のた
め表示される。そして、その下部にはこれまでに登録さ
れた題名内容214の一覧が、題名毎に付与された識別
記号である題名ID215と共に表示される。さらにそ
の下部には、題名IDを入力するテキストボックス21
6と、OKボタン217、キャンセルボタン218、新
規題名219、題名変更ボタン220が表示される。
【0040】商業主が希望の題名を選択して、その題名
IDをテキストボックス216に入力しOKボタン21
7を操作した場合は(S25:ある)、図23に示すよ
うな選択題名画面を表示して、選択された題名221と
題名ID222を表示する(S31)。選択されたメッ
セージが正しければ「次へ」ボタン223を操作する
と、題名IDが配信メールDB26g(図8参照)に送
られ(S29)、次の入力に進む。もし、入力ミスなど
があった場合は、「戻る」ボタン224で題名一覧選択
画面(図22)へ戻る。
【0041】一方、希望する題名がない場合は(S2
5:ない)、題名一覧選択画面の新規題名219を操作
すると、図24に示すような新規題名画面が表示され
る。新規題名画面には、題名入力テキストボックス23
1があるので、ここに希望の題名を入力する(S2
7)。入力された題名が正しければ、「次へ」ボタン2
32を操作して次の入力に進む。ここで「次へ」ボタン
232を操作した場合は、入力された題名が商号主端末
3から配信サーバ2へ送信され、配信サーバ2は受信し
た題名を題名DB26d(図6参照)に送り(S2
9)、新たな題名として題名IDを付与して商業主ID
とともに新たなレコードを作成する。そして付与された
題名IDが配信メールDB26g(図8参照)に送られ
る(S33)。
【0042】また、「戻る」ボタン233を操作した場
合は、メッセージ一覧選択画面へ戻り、もう一度登録さ
れたメッセージを参照することができる。もし、題名に
記載されている内容に変更があった場合には、図22に
示す題名IDをテキストボックス216に入力してから
題名変更ボタン220を操作すると(S26)、図33
に示す題名変更画面が表示され、題名変更テキストボッ
クス306に該当するメッセージが表示され、直接そこ
に変更項目を入力する。そして、「OK」ボタン307
を操作すれば、題名IDが配信メールDB26g(図8
参照)に送られる(S28)。なお、この場合、レコー
ドの一部が変更されるだけなので、題名DB26dに新
たな題名IDとレコードは追加されない。また、「戻
る」ボタン308を操作した場合は、何も変更されずに
題名選択画面(図22)に戻ることができる。
【0043】次に顧客DB26b(図4参照)から、ダ
イレクトメールを配信すべき顧客を抽出する(S3
5)。これは、まず、入力された商業主に対して登録さ
れた会員数のすべてを顧客DB26bから抽出して抽出
件数表示241を表示する(S37)。ここで、件数が
多すぎる場合や、メッセージの内容が特定の顧客を対象
にしているような場合は、顧客の属性である性別、年
齢、職業、生年月日を条件にしてさらに顧客を絞り込ん
で抽出することができる。S37における抽出件数の表
示241は、図25に示すような顧客性別選択画面にお
いてなされるので、抽出を絞り込む条件がある場合は
(S39:YES)、抽出条件を付加して顧客を絞り込
む(S41)。この絞り込みは、逐次表示される画面の
指示によって行う。まず図25に示すように顧客性別選
択画面に「両方」「男性」「女性」のラジオボタン24
2が表示されるので、希望の条件によりいずれかのラジ
オボタン242を選択して、「次へ」ボタン243を操
作して次の画面に移行する。デフォルト値は「両方」に
なっているので、性別の条件を付加しない場合は、「選
択せず次へ」ボタン244を操作して次の画面に移行す
る。なお、「戻る」ボタン245を操作すれば前の画面
に戻る。
【0044】顧客性別選択画面(図25)の「選択せず
次へ」ボタン244若しくは「次へ」ボタン243を操
作すると、画面は、図26に示す顧客年齢選択画面に移
行する。顧客年齢選択画面には、ラジオボタン251が
表示され、年齢制限を付けない場合は、「すべて」を選
択し、年齢制限を付ける場合は、「選択」を選択する。
年齢制限を付ける場合は、下限年齢入力テキストボック
ス252と上限年齢入力テキストボックス253に数値
を入力するとともに、条件ドロップダウンリスト254
で、この範囲を対象にするか除外するかの条件を定め
る。年齢制限を付けた場合は、入力が完了したら、「次
へ」ボタン255で、次の画面に移行する。また、年齢
制限を付けない場合は、「選択せず次へ」ボタン256
で、次の画面に移行する。また、年齢はサーバの日付を
照合して自動的に更新される。
【0045】顧客年齢選択画面(図26)の「選択せず
次へ」ボタン256若しくは「次へ」ボタン255を操
作すると、画面は、図27に示す顧客職業選択画面に移
行する。顧客職業選択画面では、オプションボタン26
1が表示され、職業で限定しない場合は、「すべて」を
選択し、限定する場合は、表示された「小学生」「中学
生」「高校生」「大学生」「専門学校生」「フリータ
ー」「会社員」「自営」「主婦」から選択する。なお、
選択は「すべて」以外は複数選択が可能である。職業を
限定した場合は、入力が完了したら、「次へ」ボタン2
62で、次の画面に移行する。また、職業を限定しない
場合は、「選択せず次へ」ボタン263で、次の画面に
移行する。また、職業は、一般的に年齢で大部分が判断
できるため、サーバの日付と生年月日を照合して、小学
校、中学校、高校、大学、専門学校の分野に関しては、
対象年齢に達したら早生まれ、遅生まれを考慮して顧客
管理処理部25cの命令によって自動的に更新される。
例えば、4月1日現在で18歳であれば自動的に高校生
から大学生に変更される。
【0046】顧客職業選択画面(図27)の「選択せず
次へ」ボタン263若しくは「次へ」ボタン262を操
作すると、画面は、図28に示す顧客生年月日選択画面
に移行する。顧客生年月日選択画面では、生年月日入力
テキストボックス271が表示され、この生年月日選択
テキストボックス271に顧客の生年月日を入力する。
このテキストボックスはデフォルトでは未記入になって
おり、必ずしも記入する必要はない。また、記入する場
合でも、年を省略して、月日のみを入力してもよい。生
年月日を限定した場合は、入力が完了したら、「次へ」
ボタン272で、次の画面に移行する。また、職業を限
定しない場合は、「選択せず次へ」ボタン273で、次
の画面に移行する。以上で、抽出条件を付加して絞り込
みをする手順を終了する(S41)。
【0047】顧客を絞り込む条件がない場合は(S3
9:NO)、顧客性別選択画面(図25)、顧客年齢選
択画面(図26)、顧客職業選択画面(図27)、顧客
生年月日選択画面(図28)において、それぞれ選択を
せずに「選択せず次へ」ボタン244,256,26
3,273を操作してスキップする。
【0048】顧客生年月日選択画面(図28)におい
て、「選択せず次へ」ボタン273若しくは、「次へ」
ボタン272を操作すると、図29に示す配信時間選択
画面に移行する。配信時間選択画面では、ダイレクトメ
ールを配信する時間を指定する(S43)。配信時間選
択画面には、配信年月日を入力する入力テキストボック
ス281と、配信時間入力テキストボックス282と配
信無効時間の入力テキストボックス283とが入力され
る。原則的にここに入力された配信年月日及び配信時間
に従ってダイレクトメールが送信される。入力が完了し
たら完了ボタン284を操作すれば、次の画面に移行す
る。なお、配信年月日と、配信時間と配信無効時間とは
必ずしも入力しなくてもよく、顧客生年月日選択画面か
ら次画面に移行可能である。なお、その場合は、予めデ
フォルト値として定めた時間に配信するようにする。こ
のデフォルト値は、配信準備が完了すれば直ちに配信さ
れるようにしてもよい。
【0049】配信時刻の指定の手順が終了すると(S4
3)、配信時刻を決定し、異なる配信時刻毎に配信メー
ルDB26g(図8)にレコードを再作成し、記憶する
(S45)。なお、S43及びS45の手順が本発明の
配信時刻決定のステップに対応する方法の一例であり、
このステップが実行されるコンピュータが本発明の配信
時刻決定手段に対応する手段の一例である。ここで図1
4は、図13に示すS45の手順を詳細に示すフローチ
ャートである。ここでの処理がスタートすると、まず、
配信メールDB26gに抽出された顧客の一人一人につ
いて、顧客DB26b(図4)から顧客ID及び商業主
IDをキーに配信希望時刻が設定されているかどうかを
判断し(S4501)、配信希望時刻の設定がある場合
は(S4501:YES)、ダイレクトメールの配信時
刻をこの顧客DB26bに設定された配信希望時刻に決
定する(S4503)。
【0050】配信希望時刻が設定されていない場合は
(S4501:NO)、商業主指定時刻が設定されてい
るかを判断する(S4505)。商業主指定時刻とは、
図13のフローチャートのS43の手順により図29に
示す配信時間選択画面から入力され、配信メールDB2
6gに記憶された年月日、時刻をいう。配信メールDB
26gを参照して商業主指定時刻が設定されている判断
された場合は(S4505:YES)、ダイレクトメー
ルの配信時刻をこの配信メールDB26gに設定された
商業主指定時刻に決定する(S4507)。
【0051】また、商業主指定時刻の設定がない場合は
(S4505:NO)、顧客抽出条件があるか否かが判
断される(S4509)。顧客抽出条件とは、図13の
フローチャートのS41の抽出条件を付加して絞り込み
の手順において顧客性別選択画面(図25)、顧客年齢
選択画面(図26)、顧客職業選択画面(図27)、顧
客生年月日選択画面(図28)により入力され、図示し
ない一時記憶エリアに記憶された、ダイレクトメールを
配信する顧客を絞り込むための条件をいう。
【0052】顧客抽出条件によって、一般に顧客にとっ
て電子メールを確認しやすい時間がある。例えば、中学
生、高校生などでは授業の終了する15時以降がよく、
逆に主婦などでは家事が一段落する10時〜11時頃、
また女性でありかつ会社員であるいわゆるOLでは、退
社時間である17時頃がよい。そこで、本実施の形態で
は、顧客の属性の1つ又は組合せを条件として、顧客の
最もダイレクトメールを確認しやすいであろう時間を推
測する。
【0053】ここで、図9は、顧客抽出条件−配信時刻
テーブルを概念的に示す図である。顧客抽出条件−配信
時刻テーブルは、顧客の属性の1つ又は組合せを条件
に、これに対応する配信時刻が記憶される。顧客DB5
6bから読み出された顧客ID毎の属性が、このテーブ
ルの属性と比較され、属性が一致した場合には、対応す
る配信時刻が配信メールDB26gに読み込まれる。属
性の条件は、2つの場合もあり、その場合は完全一致で
参照する。例えば、職業が、主婦の場合を第1の条件、
職業が中学生、高校生、大学生、専門学校生のいずれか
である場合を第2の条件、性別が女性で且つ職業が会社
員の場合を第3の条件として、第1の条件の場合は、最
適な配信時間を10時とし、第2の条件の場合は15
時、第3の条件の場合は17時と設定する。また、この
条件を外れる場合、例えば職業がフリーターや自営業の
場合や、性別が男性で且つ職業が会社員の場合は、時間
的な行動パターンが特定しにくいため、デフォルト値と
して定めた時刻、ここでは、配信準備が完了した時刻に
直ちに配信するものとする。
【0054】顧客抽出条件がなかった場合は(S450
9:NO)、このような判断ができないため、配信すべ
き時間はデフォルト時刻に決定される(S4525)。
一方、顧客抽出条件があった場合(S4509:YE
S)、その条件が第1の条件か否かが判断される(S4
511)。ここでは、第1の条件は、職業が主婦の場合
であるので、この顧客の顧客IDをキーに顧客DB26
b(図4)から職業が抽出され顧客抽出条件−配信時刻
テーブルにより判断される。その結果、第1の条件に該
当すると判断された場合は(S4511:YES)、第
1の時刻である10時に決定される(S4513)。
【0055】また、第1の条件に該当しない場合は(S
4511:NO)、その条件が第2の条件か否かが判断
される(S4515)。ここでは、第2の条件は、職業
が中学生、高校生、大学生、専門学校生のいずれかであ
る場合であるので、この顧客の顧客IDをキーに顧客D
B26b(図4)から職業が抽出され顧客抽出条件−配
信時刻テーブルにより判断される。その結果、第2の条
件に該当すると判断された場合は(S4515:YE
S)、第2の時刻である15時に決定される(S451
7)。
【0056】さらに、第2の条件に該当しない場合は
(S4515:NO)、その条件が第3の条件か否かが
判断される(S4519)。ここでは、第3の条件は、
性別が女性で且つ職業が会社員の場合であるので、この
顧客の顧客IDをキーに顧客DB26b(図4)から性
別及び職業が抽出され、顧客抽出条件−配信時刻テーブ
ルにより判断される。その結果、第3の条件に該当する
と判断された場合は(S4519:YES)、第3の時
刻である17時に決定される(S4521)。そして、
第3の条件に該当しない場合は(S4519:NO)、
デフォルト時刻に指定する(S4523)。
【0057】以上のような手順により、ダイレクトメー
ルを配信すべき時刻が、顧客の配信希望時刻(S450
3)、商業主指定時刻(S4507)、デフォルト時刻
(S4523,S4525)、第1の時刻(S451
3)、第2の時刻(S4517)、第3の時刻(S45
21)のいずれかに決定されると、これらの時刻が、配
信メールDB26g(図8)に記憶される。このとき、
既に作成され配信IDを付されたレコード(図12:S
3,S5)に記録された時刻と、決定された時刻とを同
一の時刻か否かを比較し、決定された時刻と同一のレコ
ードがあるかを判断する(S4527)。同一のレコー
ドがある場合は(S4527:YES)、そのレコード
に顧客IDとその顧客の携帯メールアドレスを記録する
(S4531)。また、同一時刻のレコードがない場合
は(S4527:NO)、現在あるレコードから配信I
D、利用日、配信時間、顧客ID、携帯メールアドレ
ス、配信件数を削除した新たなレコードを作成する(S
4529)。そして、新たに配信ID、利用日、配信時
間、顧客ID、携帯メールアドレス、配信件数に関する
データを記憶する(S4531)。このとき、配信ID
は、他のレコードと共に利用日、配信時間の早いものか
ら順にレコードを並び替えて配信IDを付け替えてもよ
い。
【0058】レコードへの記録が完了したら、次に未処
理の顧客がまだあるかどうか判断し(S4533)、未
処理の顧客があれば(S4533:YES)、S450
1から、次に処理すべき顧客の処理を同様に行う。この
ようにして順次、最初のレコードに記憶された顧客に関
して、顧客ID順に処理をしていき、未処理の顧客がな
くなったら(S4533:NO)、顧客の記録の処理を
完了し、図13に示すフローチャートのS47に移行す
る(リターン)。
【0059】しかし、S4501で決定された時間は、
あくまでも顧客の希望時間であり、商業主から見れば、
不都合な場合もある。例えばランチタイムに関するダイ
レクトメールを商業主が配信しようとした場合、顧客が
14時以降を希望していたとすると、ランチタイムの終
わった14時にダイレクトメールを顧客が受け取っても
無意味である。このため、配信時刻選択(図29)に配
信無効時間のテキストボックス283を設けて、レコー
ドから除外することもできる。また、毎回、配信無効時
間を入力するのは面倒なので、予めメッセージDB26
cに配信無効時間が指定されていればそちらも考慮され
る。しかし、最終的に配信無効時間の判定は、配信時刻
選択(図29)で入力された時間を優先するものとす
る。
【0060】ここでは、図30に示すような入力確認画
面を表示させて(S47)、最終的に配信するダイレク
トメールの内容を確認する。なお、この入力確認画面
は、配信メールDB26g(図8)のデータに基づいて
表示されるので、同一商業主が登録したダイレクトメー
ルは、配信時刻毎に作成されたレコードに基づいて、配
信時間毎に表示される。入力確認画面には、商業主ID
291、商業主アドレス292、商業主名293、支店
名294、題名295、メッセージ296、配信件数2
97、配信顧客メールアドレスリスト298、完了ボタ
ン299a、次の時間を見るボタン299b、戻るボタ
ン300が表示され、配信前の記憶内容が確認できる。
また、配信件数297aには、配信件数の総合計を分母
で、その時間に対応する個々の件数が分子で表示され、
配信時間297bに異なるレコードがあれば、分母と分
子の表示が異なるように表示となり他の時間に配信され
ることが一目で分かるようにしている。また、次の時間
を見るボタン299bを押せば、他の配信時間を確認す
ることもできる。確認をして、変更したい項目があれ
ば、戻るボタン300を押して訂正が必要な画面まで戻
って修正し、修正がなければ完了ボタン299aを操作
して処理を終了する(エンド)。
【0061】このようにして、送信準備が完了したダイ
レクトメールは、送信処理部25f(図2参照)の一部
であるメールアプリケーションにより電子メールとして
の送信準備及び送信が行われる。ここでメールアプリケ
ーションは、インターネット経由で設定した時間に電子
メールを同報送信できる専用のプログラムである。
【0062】図15は、メールアプリケーションにより
実行される電子メールの送信準備及び送信の手順を示す
フローチャートである。なお、この図15に示す手順
が、本発明の受信処理のステップに対応する方法の一例
であり、このステップが実行されるコンピュータが本発
明の受信処理手段に対応する手段の一例である。以下図
15に沿って、メールアプリケーションにより実行され
る電子メールの送信準備及び送信の手順を説明する。ま
ず、メールアプリケーションが起動され、メールアプリ
ケーションの送信者欄に検索手順で抽出され、配信メー
ルDB26g(図8)に記憶された商業主メールアドレ
スが入力される(S50)。次に、メールアプリケーシ
ョンの題名欄に検索手順で抽出され配信メールDB26
g(図8)に記憶された題名が入力される(S52)。
【0063】また、メールアプリケーションの宛先欄に
は担当者のメールアドレスを入力する。これはメールが
希望時間に配信されているかを確認するためである(S
58)。次に、検索手順で抽出され配信メールDB26
g(図8)に記憶された複数の顧客メールアドレスを宛
先欄のBCC(ブラインドカーボンコピー)に入力する
(S60)。BCCを使うことにより、顧客のメールア
ドレスは同報発信した他の顧客に知られることもなく、
プライバシーに配慮することができる。そしてメールア
プリケーションのメッセージ欄には、テキスト形式では
なく、HTML形式で以下の事項が入力される。検索手
順で抽出され配信メールDB26g(図8)に記憶され
た商業主名、支店名が入力され(S54)、続いてその
後にメッセージが入力される(S56)。そして、メッ
セージ欄に広告メール拒否や配信希望時間の要求を行う
ため配信メールDB26gの商業主ホームページアドレ
スをハイパーリンクとして入力し、また、予約等の連絡
用に商業主の電話番号をハイパーリンクとして入力す
る。これは、携帯電話の画面に表示させ電話番号を発信
できる機能で、例えばi−modeのPhoneto
(登録商標)ようなものが挙げられる。なお、電話番号
の発信機能は、機種依存する場合もある。また、メール
の形式については、HTMLだけに限定されるものでは
なく、将来的に新たな記述言語が開発された場合は、そ
れを使用してもよい。要は移動通信体がこちらのメッセ
ージに対して何らかの反応を返せればよいのである。
【0064】以上のように入力が完了したら、図13の
S45で決定され、配信メールDB26g(図8)に記
憶された利用日、配信時間が指定されて(S64)、電
子メールの配信準備が完了する。配信準備が完了した
ら、サーバコンピュータ22のタイマ22dを基準とし
て、ダイレクトメールを電子メールとしてインターネッ
ト7経由で自動配信する(S66)。このとき、宛先と
して入力された担当者にも電子メールが配信されるの
で、この電子メールの着信で顧客への電子メールの着信
が推測できる。配信が終了したレコードは、配信メール
DB26g(図8)から削除されるとともに、ここから
必要なデータが抽出されて商業主配信DBに記憶する
(S68)。
【0065】ここで図34は、移動通信体4である携帯
電話及びここに配信され、表示された電子メールを示す
図である。移動通信体4本体の任意の場所に設けられた
液晶ディスプレー等の表示デバイスからなる表示部45
が、また、テンキーやペン、タッチパネルなどを含む入
力デバイスからなる入力部44が設けられる。また、任
意の場所には、アンテナ相当のデバイス41を備え、本
体の任意の場所に受話器46、送話器47を備える。な
お、この図では一般的な携帯電話の形態を図示するが、
必ずしもこの形にこだわるものではなく、ユーザが、デ
ータを確認するためのデバイスと入力するためのデバイ
ス、及び電波や光による通信に拘わらず、何らかの方法
で通信するためのデバイスを備えた携帯端末であればよ
いものとする。
【0066】この端末の表示部45には、ヘッダーとし
て「From izakayaoo@ma.com」、
「Date:2000/1/1 11:30」と発信元
である商業主のメールアドレスと、発信した日付と時間
が表示される。その下方には、「題名:本日のランチ」
のように題名が表示され、その下方に、「居酒屋○○屋
××店 本日のランチメニューは、焼き魚定食850円
です。」のようにメッセージとして、商業主名、支店
名、メッセージの本文が表示される。さらに、その下方
には、「ご予約は、 03−****−4141」のよ
うに電話番号が表示される。この電話番号はハイパーリ
ンクになっており、この電話番号の部分を選択し送信手
順をとることで電話番号の相手に接続する。なお、この
操作は、端末の機種によって異なることもある。また、
表示部45の一番下方には、「このメールの変更・停止
には下記のリンクを選択して下さい。http://www.izaka
ya00xx.co.jp/change.htm」などと表示され、ドメイン
ネームの部分を選択すると、配信サーバ2へインターネ
ット経由で接続するようになっている。
【0067】インターネット経由で配信サーバ2と接続
されると、移動通信体4には、図35に示すような広告
メール変更・停止画面451が表示される。ラジオボタ
ンから希望する項目を選び、次へのボタンを押すと、選
択したラジオボタンに応じた時間変更画面452、氏名
変更画面453、職業変更画面454、広告メール停止
画面455のいずれかが表示される。時間変更の場合
は、希望する時間をドロップダウンリストから選び、顧
客のメールアドレスを入力する。また、氏名変更の場合
は、変更後の氏名をボックスに入力し、顧客のメールア
ドレスを入力する。職業変更の場合は、ドロップダウン
リストから該当する職業を選択し、顧客のメールアドレ
スを入力する。広告メール停止の場合は、顧客自身のメ
ールアドレスを確認のため2回入力する。これらを入力
し、送信すると、配信サーバのCGI、ASPなどサー
バサイトスクリプトエンジンによって、あらかじめプロ
グラムされた内容に沿って顧客管理処理部25cに該当
データが渡さ処理される。また、変更された結果は、顧
客管理処理部25cから顧客の名前と変更内容を記載し
た確認変更画面456,457,458,459が表示
される。なお、移動通信体に表示されるラジオボタン、
ドロップダウンリストなどのGUIは、機種によって使
えない場合がある。この場合は代替GUIによって対応
してもよい。要は、顧客が移動通信体から何らかの方法
でサーバに対して自分の情報を送ることができればよい
のであり、この作業は、一般的なコンピュータから行っ
てもよい。
【0068】ここで図16は、配信サーバ2における広
告メール変更・停止処理の手順を示すフローチャートで
ある。顧客が専用ホームページの送信ボタンによって送
信すると配信サーバ2はデータを受信する(S70)。
そしてこのデータに基づいてCGIまたはAPSのプロ
グラムによって、該当商業主IDが自動的に生成され、
配信サーバ2に送られる(S71)。配信サーバ2で
は、同時に送信されたメールアドレスから顧客DB26
b(図4)を参照して商業主IDと合致した顧客IDを
検索して抽出する(S72)。抽出された顧客レコード
から、受信したデータに応じた処理が行われる(S7
3)。具体的には、時間の変更、氏名の変更、職業の変
更なら、それぞれ送信希望時間、氏名、職業の変更をす
る。また、メール停止なら(S74:YES)、送信許
可に不許可のフラグが立てられ(S75)、送信を不可
にして、処理を終了する(エンド)。このフラグが立っ
ている場合は、ダイレクトメールの送付先として検索さ
れた場合でも抽出されない。また、移動通信体4の図示
しない画面において、停止したメールを再開することが
できる。この場合は、不許可のフラグが変更され再び検
索により抽出可能になる。また、メール停止でなければ
(S74:NO)、処理を終了する(エンド)。なお、
商業主が、料金の課金等で後日調査できるよう、変更や
停止した日付も自動的にこの顧客DB26bに入力され
る。
【0069】次に、商業主端末3の登録について説明す
る。ここで、図31は、商業主登録用のページを模式的
に示す図である。商業主端末3から配信サーバ2のホー
ムページにアクセスし、配信サーバ2のホームページに
設けられたハイパーリンクにより図31に示す商業主登
録用ページにアクセスする。この商業主登録用ページを
呼び出すと、CGIやASPにより商業主管理処理部2
5b(図2参照)が呼び出され、商業主端末3の表示装
置23(図2参照)に商業主名、支店名、商業主メール
アドレス、担当者名、担当者メールアドレス、パスワー
ド、銀行名、支店名、口座番号を入力するウインドウが
表示されるので、これらの事項を入力する。その他電話
番号、商業主の代表者等を表示してもよい。そして、商
業主登録用ページの送信ボタン301を操作することで
これらのデータが配信サーバ2に送信される。
【0070】配信サーバ2ではこれらのデータを受信し
て、商業主管理処理部25bは、商業主DB26aに新
たなレコードを作成して記憶する。また、配信サーバ2
は、広告メールの新規申し込み、変更、停止のために専
用のホームページが必要になるため上記処理の後、自動
的にURLを生成し、商業主DB26aにURLを渡し
レコードに記録する。上記処理が完了すると、作成され
た商業主IDを商業主端末3に送信する。以後、商業主
端末3からは、この商業主IDとパスワードを入力する
ことでメッセージ等の登録が可能になる。また、商業主
登録用ページにおいては、登録事項の更新も可能に構成
される。なお、すでにホームページを所有する商業主に
対しては、このURLへのハイパーリンクを現行ホーム
ページへ挿入するか、または、配信サーバにアクセスす
るCGIかASPなどのスクリプトを既存の商業主ホー
ムページに挿入することで対応してもよい。
【0071】次に、移動通信体4からの会員登録につい
て説明する。図36は、表示部45に会員登録用のペー
ジが表示された移動通信体4を示す図である。移動通信
体4から所定のURLにより商業主のホームページにア
クセスし、そこに設けられたハイパーリンクにより顧客
の会員登録用のページにリンクする。この会員登録用の
ページには、図36に示すように氏名、顧客のメールア
ドレス、性別、生年月日、年齢、職業の各入力用のウイ
ンドウが表示されるので、これらの事項を入力する。こ
の会員登録用ページに所定の事項を入力し送信ボタンを
押し送信すると、CGIまたはASPのプログラムによ
り商業主IDを生成され、会員データとともに配信サー
バ2に送信される。配信サーバ2では、これらのデータ
を受信して、上述のように顧客管理処理部25cにより
顧客DB26bに新たなレコードを作成して記憶する。
以後顧客は、移動通信体4から、専用ホームページに自
分のメールアドレスを入力することで、当該商業主にお
ける自分の顧客データを変更できるようになる。この変
更できるデータに関しては、前述したメールの停止、配
信時間の変更、ならびに氏名、職業に限って行えるもの
とする。また、会員登録用ページへは、通常のコンピュ
ータからのアクセスも可能である。なお、会員登録用ペ
ージにおける変更手続き関しては、パスワードを設けて
もよい。
【0072】通信移動体に対するダイレクトメールの配
信システム1は上記構成を備え、その配信方法は上記の
ように行われるため、以下のような効果がある。即ち、
サービスの内容やサービスの提供時間に合わせた時間を
狙って商業主が望む時刻に顧客の移動通信体4にに電子
メールによりダイレクトメールを送信することで、顧客
からタイムリーに認識され、高い広告効果をあげること
ができるという効果がある。
【0073】また、顧客毎の属性に適した時間に送信す
ることができるため、顧客から認識されやすい時間を狙
って顧客に電子メールによりダイレクトメールを送信す
ることで、顧客からの認識率を高め、さらに高い広告効
果をあげることができるという効果がある。
【0074】そして、顧客自身が望む場合は、その指定
した時刻に送信することができるため、最も広告効果の
高い時間を狙って顧客の移動通信体に電子メールにより
ダイレクトメールを送信することで、顧客からの認識を
確実にし、さらに高い広告効果をあげることができると
いう効果がある。
【0075】また、従来、広告を予算的問題や広告を投
入する規模や範囲などの面で出稿することが出来なかっ
た商業主に対して、電子メールを用いることで極めて低
コストのダイレクトメールとすることが出来る。さらに
絞り込まれた顧客に限定して配信することで、さらに低
予算で広告メッセージを配布することが可能になってい
る。
【0076】以上、一の実施の形態に基づき本発明を説
明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の
改良変更が可能であることは容易に推察できるものであ
る。
【0077】
【発明の効果】上記説明より明らかなように、本発明の
移動通信体に対するおけるダイレクトメールの配信サー
バ、配信システム、及び配信方法は、最も顧客からの認
識されやすく、かつ広告効果の高いダイレクトメールを
配信することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】配信システム1全体を示す概念図である。
【図2】配信サーバ2の構成の概略を示す図である。
【図3】商業主DB26aのテーブル構造を概念的に示
す図である。
【図4】顧客DB26bのテーブル構造を概念的に示す
図である。
【図5】メッセージDB26cのテーブル構造を概念的
に示す図である。
【図6】題名DB26dのテーブル構造を概念的に示す
図である。
【図7】商業主配信DB26eのテーブル構造を概念的
に示す図である。
【図8】配信メールDB26gのテーブル構造を概念的
に示す図である。
【図9】顧客抽出条件−配信時刻テーブルを概念的に示
す図である。
【図10】商業主端末3の構成の概略を示す図である。
【図11】移動通信体4の構成の概略を示す図である。
【図12】図13とともに、配信するためのダイレクト
メールを準備する配信サーバ2の手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】図12とともに、配信するためのダイレクト
メールを準備する配信サーバ2の手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】図13に示すS43の手順を詳細に示すフロ
ーチャートである。
【図15】メールアプリケーションにより実行される電
子メールの送信準備及び送信の手順を示すフローチャー
トである。
【図16】配信サーバ2における広告メール変更・停止
処理の手順を示すフローチャートである。
【図17】商業主端末3の表示装置34に表示される商
業主選択画面を模式的に示した図である。
【図18】商業主IDとパスワードの再入力を促すウイ
ンドを模式的に示した図である。
【図19】メッセージ一覧選択画面を模式的に示した図
である。
【図20】選択メッセージ画面を模式的に示した図であ
る。
【図21】新規メッセージ画面を模式的に示した図であ
る。
【図22】題名一覧選択画面を模式的に示した図であ
る。
【図23】選択題名画面を模式的に示した図である。
【図24】新規題名画面を模式的に示した図である。
【図25】顧客性別選択画面を模式的に示した図であ
る。
【図26】顧客年齢選択画面を模式的に示した図であ
る。
【図27】顧客職業選択画面を模式的に示した図であ
る。
【図28】顧客生年月日選択画面を模式的に示した図で
ある。
【図29】配信時間選択画面を模式的に示した図であ
る。
【図30】入力確認画面を模式的に示した図である。
【図31】商業主登録用のページを模式的に示す図であ
る。
【図32】メッセージ、配信無効時間変更画面を模式的
に示した図である。
【図33】題名変更画面を模式的に示した図である。
【図34】移動通信体4である携帯電話及びここに配信
され、表示された電子メールを示す図である。
【図35】移動通信体4に表示される広告メール変更・
停止画面の遷移を示す模式図である。
【図36】表示部45に会員登録用のページが表示され
た移動通信体4を示す図である。
【符号の説明】
1 配信システム 2 配信サーバ 3 商業主端末 4 移動通信体 5 パケット網 6 サービスセンター 7 インターネット 8 公衆電話回線 21 モデム 22 サーバコンピュータ 22a CPU 22b RAM 22c ROM 22d タイマー 23 表示装置 24 入力装置 25 HDD 25a サーバ部 25b 商業主管理処理部 25c 顧客管理処理部 25d DM管理処理部 25e 配信時刻決定処理部 25f 配信処理部 26 データベース 26a 商業主DB 26b 顧客DB 26c メッセージDB 26d 題名DB 26e 商業主配信DB 26g 配信メールDB 27 担当者携帯電話

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段と、表示手段と、商業主に関す
    る情報を記憶した記憶手段である商業主データベース
    と、顧客のメールアドレス・氏名・属性を含む顧客情報
    を記憶した記憶手段である顧客データベースと、配信す
    る広告内容を記憶した記憶手段である広告データベース
    と、現在の時刻を示す計時手段と、電子メールを同報送
    信可能な電子メール送信手段とを備えたインターネット
    に接続可能なコンピュータからなる配信サーバであっ
    て、 前記顧客データベースから顧客を抽出するための任意の
    条件に関するデータと、ダイレクトメールを配信する任
    意の時刻の指定に関するデータと、前記広告データベー
    スに配信すべき広告の内容に関するデータとを、インタ
    ーネットを介して通信可能なコンピュータからなる商業
    主端末から受信する受信処理手段と、 前記商業主端末から受信したデータ若しくは前記入力手
    段から入力したデータに基づき、ダイレクトメールを配
    信すべき顧客を前記顧客データベースから抽出し、前記
    任意の広告を、前記計時手段に基づいて前記商業主から
    指定された時刻に、前記電子メール送信手段により電子
    メールが受信可能な顧客の移動通信体にインターネット
    を介して同報送信する送信処理手段とを備えたことを特
    徴とする移動通信体に対するダイレクトメールの配信サ
    ーバ。
  2. 【請求項2】 入力手段と、表示手段と、商業主に関す
    る情報を記憶した記憶手段である商業主データベース
    と、顧客のメールアドレス・氏名・属性を含む顧客情報
    を記憶した記憶手段である顧客データベースと、配信す
    る広告内容を記憶した記憶手段である広告データベース
    と、現在の時刻を示す計時手段と、電子メールを同報送
    信可能な電子メール送信手段とを備えたインターネット
    に接続可能なコンピュータからなる配信サーバであっ
    て、 前記顧客データベースから顧客を抽出するための任意の
    条件に関するデータと、前記広告データベースに配信す
    べき広告の内容に関するデータとをインターネットを介
    して通信可能なコンピュータからなる商業主端末から受
    信する受信処理手段と、 前記商業主端末から受信したデータ若しくは前記入力手
    段から入力したデータに基づき、ダイレクトメールを配
    信すべき顧客を前記顧客データベースから抽出し、 当該顧客を抽出した条件に基づき所定の顧客を抽出した
    条件と配信時刻とを対応させて記載したテーブルデータ
    を参照して配信時刻を決定する配信時刻決定手段により
    決定された時刻に、前記任意の広告を、前記計時手段の
    示す時刻に基づいて、前記電子メール送信手段により電
    子メールが受信可能な顧客の移動通信体にインターネッ
    トを介して電子メールを同報送信する送信処理手段とを
    備えたことを特徴とする移動通信体に対するダイレクト
    メールの配信サーバ。
  3. 【請求項3】 前記配信時刻決定手段は、前記条件又は
    条件の組合せに対して予め優先順位を設定し、前記優先
    順位の高い条件から順にその条件に基づいて配信時刻を
    決定することを特徴とする請求項2に記載の移動通信体
    に対するダイレクトメールの配信サーバ。
  4. 【請求項4】 前記受信処理手段は、前記移動通信体か
    ら電子メールの配信希望時刻に関するデータを受信し、
    配信希望時刻をその顧客と関係付けて記憶する配信希望
    時刻記憶手段を備え、 前記送信処理手段は、配信する時刻を、前記配信希望時
    刻記憶手段に配信希望時刻が記憶された顧客の場合はそ
    の配信希望時刻に、配信希望時刻が記憶されていない顧
    客の場合は前記商業主から指定された時刻若しくは前記
    配信時刻決定手段により決定された時刻に前記任意の広
    告を前記電子メールによりそれぞれの顧客に配信するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の移動通信体に対するダイレクトメールの配信サーバ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の配信サーバと、 インターネットに接続して通信可能なコンピュータから
    なる商業主端末と、 電子メールを受信可能な顧客の移動通信体を備えたこと
    を特徴とする移動通信体に対するダイレクトメールの配
    信システム。
  6. 【請求項6】 インターネットに接続可能なコンピュー
    タからなる配信サーバに、 顧客のメールアドレス・氏名・属性を含む顧客情報を記
    憶した記憶手段である顧客データベースから顧客を抽出
    する任意の条件に関するデータと、ダイレクトメールを
    配信する任意の時刻の指定に関するデータと、配信すべ
    き任意の広告内容に関するデータとをインターネットを
    介して通信可能なコンピュータからなる商業主端末から
    受信する受信処理のステップと、 前記商業主端末から受信したデータ若しくは入力手段か
    ら入力したデータに基づき、ダイレクトメールを配信す
    べき顧客を前記顧客データベースから抽出し、前記任意
    の広告を、現在の時刻を示す計時手段に基づいて商業主
    の指定した時刻に、電子メールを同報送信可能な電子メ
    ール送信手段により、電子メールを受信可能な顧客の移
    動通信体にインターネットを介して同報送信する送信処
    理のステップとを実行させることを特徴とする移動通信
    体に対するダイレクトメールの配信方法。
  7. 【請求項7】 インターネットに接続可能なコンピュー
    タからなる配信サーバに、 顧客のメールアドレス・氏名・属性を含む顧客情報を記
    憶した記憶手段である顧客データベースから顧客を抽出
    する任意の条件に関するデータと、ダイレクトメールを
    配信する任意の時刻に関するデータと、配信すべき任意
    の広告内容に関するデータとをインターネットを介して
    通信可能なコンピュータからなる商業主端末から受信す
    る受信処理のステップと、 前記商業主端末から受信したデータ若しくは入力手段か
    ら入力したデータに基づき、ダイレクトメールを配信す
    べき顧客を前記顧客データベースから抽出し、 当該顧客を抽出した条件に基づき所定のテーブルデータ
    を参照して配信時刻を決定する配信時刻決定のステップ
    により決定された時刻に、前記任意の広告を、現在の時
    刻を示す計時手段の示す時刻に基づいて、電子メールを
    同報送信可能な電子メール送信手段により、電子メール
    を受信可能な顧客の移動通信体にインターネットを介し
    て電子メールを同報送信するステップとを実行させるこ
    とを特徴とする移動通信体に対するダイレクトメールの
    配信方法。
  8. 【請求項8】 前記配信時刻決定のステップは、前記条
    件又は条件の組合せに対して予め優先順位を設定し、前
    記優先順位の高い条件から順にその条件に基づいて配信
    時刻を決定することを特徴とする請求項7に記載の移動
    通信体に対するダイレクトメールの配信方法。
  9. 【請求項9】 前記移動通信体から電子メールの配信希
    望時刻に関するデータを受信し、配信希望時刻をその顧
    客と関係付けて記憶する配信希望時刻記憶手段に配信希
    望時刻が記憶された顧客の場合はその配信希望時刻に、
    配信希望時刻が記憶されていない顧客の場合は前記商業
    主から指定された時刻若しくは前記配信時刻決定のステ
    ップにより決定された時刻に前記任意の広告を前記電子
    メールによりそれぞれの顧客に配信するステップを備え
    たことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに
    記載の移動通信体に対するダイレクトメールの配信方
    法。
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