JP2001203811A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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JP2001203811A
JP2001203811A JP2000010706A JP2000010706A JP2001203811A JP 2001203811 A JP2001203811 A JP 2001203811A JP 2000010706 A JP2000010706 A JP 2000010706A JP 2000010706 A JP2000010706 A JP 2000010706A JP 2001203811 A JP2001203811 A JP 2001203811A
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Toshiharu Nagano
俊治 永野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、移動体端末ユーザが自己の
ライフスタイルや嗜好等に合った情報サービスを容易に
受けられるようにするとともに、情報提供事業者が情報
サービス事業の展開を容易にする移動体通信システムを
提供することである。 【解決手段】 情報提供装置53は、記憶された情報提
供処理プログラムに基づいて後述する情報提供処理を実
行し、交換機51から入力された位置情報を推論蓄積装
置55に出力するとともに、顧客データベース52から
取得した顧客情報に基づいて顧客嗜好データベース54
から当該携帯電話機ユーザの嗜好情報を読み出して推論
蓄積装置55に出力し、これら位置情報と嗜好情報に基
づいて推論蓄積装置508から入力されるユーザ嗜好が
反映されたメニュー情報を交換機51から携帯電話機に
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに係り、詳細には、携帯電話機等の移動体端末ユーザ
に対して各種情報サービスを提供する移動体通信システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、携帯電話機等の移動体端末を利用
した移動体通信システムでは、その通信サービス機能の
充実とともに各種情報提供サービス機能の充実が図られ
ることにより、例えば、インターネットへのアクセス機
能を備えた携帯電話機のユーザ数が急激に増加してい
る。
【0003】このような携帯電話機等の移動体端末ユー
ザに対しては、そのユーザのライフスタイルや嗜好に合
わせて各種情報を提供する情報提供事業者も増加してお
り、ユーザにとってより有益な情報源となっている。
【0004】ここで、従来の移動体通信システムにおけ
る情報サービスの具体的な流れについて図11を参照し
て説明する。図11は、情報サービスに際して、移動体
端末A側と情報提供者B側との間で実行される処理手順
の一例を示したものである。
【0005】図11において、まず、移動体端末Aは、
自己の識別情報(固有の電話番号等)とともにサービス
要求を通信経路(公衆回線網やISDN等)を介して情
報提供者Bに送信すると(A1)、情報提供者Bは、サ
ービス要求とともに受信した識別情報により移動体端末
ユーザを認証し(B1)、その蓄積装置に予め蓄積され
た情報サービス用のメニュー情報(MENU)を読み出
して移動体端末Aに送信する(B2)。
【0006】そして、移動体端末Aは、受信したメニュ
ー情報(MENU)を表示パネルに表示し(A2)、こ
のメニュー表示から移動端末ユーザにより情報項目が選
択されると、その選択情報を情報提供者Bに送信する
(A3)。情報提供者Bは、選択情報を受信すると、そ
の下位層メニューに移動し(B3)、下位メニュー情報
(下位MENU)を蓄積装置から読み出して移動体端末
Aに送信する(B4)。
【0007】移動体端末Aは、受信した下位メニュー情
報(下位MENU)を表示パネルに表示し、この下位メ
ニュー表示から移動端末ユーザにより下位情報項目が選
択されると(A4)、その下位選択情報を情報提供者B
に送信する(A5)。情報提供者Bは、下位選択情報を
受信すると、更に下位層メニューに移動する(B5)。
【0008】以後、移動体端末Aと情報提供者Bとの間
では、移動端末ユーザにより最終の情報項目が選択され
るまで、各階層メニュー情報の送受信処理と選択情報の
送受信処理が、選択可能なメニュー階層分繰り返し実行
される。
【0009】そして、移動体端末Aは、受信した最下位
メニュー情報(最下位MENU)を表示パネルに表示
し、この最下位メニュー表示から移動端末ユーザにより
情報項目が選択されると、その選択情報を情報提供者B
に送信する(A6)。情報提供者Bは、選択情報を受信
すると、提供する情報を選択し(B6)、その選択情報
を蓄積装置から読み出して移動体端末Aに送信する(B
7)。
【0010】移動体端末Aは、受信した提供情報を表示
パネルに表示して(A7)、今回の情報サービス処理を
終了する。この場合、移動体端末Aにおいて情報提供者
から受信して表示した情報(A8)は、例えば、「レス
トラン**,予算****,雰囲気***」等である。
【0011】以上のように、従来の移動体通信システム
における情報サービスでは、移動体端末のユーザは、情
報サービスの要求先である情報提供者から受信する各階
層メニューから順次メニュー項目を繰り返し選択するこ
とにより、最終的に所望の情報の送信サービスが受けら
れるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の移動体通信システムにおける情報サービスにあって
は、移動体端末のユーザは、情報サービスの要求先であ
る情報提供者から受信する各階層メニューから順次メニ
ュー項目を繰り返し選択することにより、最終的に所望
の情報の送信サービスが受けられるようになっていた
が、移動体端末の表示パネルの表示面積が小さく表示可
能な情報量も少なくなるため、所望の情報を選択するま
でに至る階層メニュー毎の選択操作が煩雑になり、ユー
ザの通信コストも増大するという問題があった。
【0013】また、移動体端末のユーザは、情報提供者
から送信されるメニュー項目が多くなる程、所望の情報
を選択するまでの操作時間と通信時間が長くなり、自己
のライフスタイルや嗜好に合った分類項目を選択するこ
とが益々困難になる。
【0014】このことは、移動体端末のユーザにとって
は、情報サービスの利用機会を喪失させる原因となり、
情報提供者にとっては、情報サービス事業を展開する際
の障害となる。
【0015】本発明の課題は、移動体端末ユーザが自己
のライフスタイルや嗜好等に合った情報サービスを容易
に受けられるようにするとともに、情報提供事業者が情
報サービス事業の展開を容易にする移動体通信システム
を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、無線通信機能を備えた移動
体通信端末(例えば、図1の携帯電話機10)と、この
移動体通信端末から送信された検索項目によりデータベ
ースを検索して各種情報を移動体通信端末に送信する情
報提供サービス処理を実行する情報提供装置(例えば、
図1の情報提供装置50)と、から構成された移動体通
信システム(例えば、図1の移動体通信システム10
0)において、前記情報提供装置は、前記移動体通信端
末から受信した検索項目の履歴情報を記憶する検索履歴
記憶手段(例えば、図3の検索テーブル541)と、こ
の検索履歴記憶手段に記憶された検索項目の履歴情報に
基づいて、前記移動体通信端末ユーザの嗜好を類推して
ユーザ嗜好情報を作成する嗜好情報作成手段(例えば、
図1の推論蓄積装置55)と、この嗜好情報作成手段に
より作成されたユーザ嗜好情報に基づいて、前記検索履
歴記憶手段に記憶された検索項目の履歴情報から当該ユ
ーザ嗜好を反映する検索項目を設定したユーザ別検索メ
ニューを作成する検索メニュー作成手段と、前記移動体
通信端末からのサービス要求に応じて、前記検索メニュ
ー作成手段により作成されたユーザ別検索メニューを当
該移動体通信端末に送信して情報提供サービス処理を実
行する情報提供処理手段(例えば、図1の情報提供サー
バ53により実行される図6の情報提供処理)と、を備
えることを特徴としている。
【0017】請求項1記載の発明によれば、無線通信機
能を備えた移動体通信端末と、この移動体通信端末から
送信された検索項目によりデータベースを検索して各種
情報を移動体通信端末に送信する情報提供サービス処理
を実行する情報提供装置と、から構成された移動体通信
システムにおいて、前記情報提供装置は、前記移動体通
信端末から受信した検索項目の履歴情報を検索履歴記憶
手段に記憶し、嗜好情報作成手段が、この検索履歴記憶
手段に記憶された検索項目の履歴情報に基づいて、前記
移動体通信端末ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好情報
を作成し、検索メニュー作成手段が、この嗜好情報作成
手段により作成されたユーザ嗜好情報に基づいて、前記
検索履歴記憶手段に記憶された検索項目の履歴情報から
当該ユーザ嗜好を反映する検索項目を設定したユーザ別
検索メニューを作成し、情報提供処理手段が、前記移動
体通信端末からのサービス要求に応じて、前記検索メニ
ュー作成手段により作成されたユーザ別検索メニューを
当該移動体通信端末に送信して情報提供サービス処理を
実行する。
【0018】したがって、移動体通信端末ユーザは、情
報提供装置から送信される検索メニューの内容が、常に
自分の嗜好に対応したものとなるため、所望の検索項目
を選択するまでの操作を簡便かつ操作回数を少なくで
き、情報提供装置との間の無駄な通信を削減できる。
【0019】その結果、移動体通信端末のユーザにとっ
ては、情報提供装置にアクセスして所望の情報を得るま
での時間を短縮でき、情報提供サービスの利用機会を促
進することができる。
【0020】また、情報提供装置を運営管理する企業側
にとっては、移動体通信端末ユーザの嗜好を把握した有
用な情報提供サービスを容易に提供でき、ユーザの嗜好
の変化に応じた情報提供サービス内容の変更や管理など
も容易にできるため、移動体通信システムを利用した情
報提供サービス事業の展開を容易にできる。
【0021】また、請求項2に記載する発明のように、
請求項1記載の移動対通信システムにおいて、前記情報
提供装置において、前記嗜好情報作成手段により作成さ
れたユーザ嗜好情報を複数の前記移動体通信端末ユーザ
毎に記憶する嗜好情報記憶手段を更に備えるようにして
もよい。
【0022】請求項2記載の発明によれば、前記情報提
供装置において、前記嗜好情報作成手段により作成され
たユーザ嗜好情報を複数の前記移動体通信端末ユーザ毎
に記憶する嗜好情報記憶手段を更に備えることにより、
複数の移動体通信端末ユーザ毎にユーザ嗜好情報を管理
して、ユーザ別検索メニューを容易に作成することがで
きる。
【0023】また、請求項3に記載する発明のように、
請求項1または2記載の移動体通信システムの前記情報
提供装置において、前記検索履歴記憶手段は、前記移動
体通信端末から受信した検索項目毎に受信回数を記憶
し、前記情報提供処理手段は、前記移動体通信端末から
サービス要求を受信した際に、その受信時の現在時刻や
日付を取得し、前記嗜好情報作成手段は、この検索履歴
記憶手段に記憶された検索項目毎の受信回数に基づい
て、前記移動体通信端末ユーザの嗜好を類推してユーザ
嗜好情報を作成するようにしてもよい。
【0024】請求項3記載の発明によれば、前記検索履
歴記憶手段は、前記移動体通信端末から受信した検索項
目毎に受信回数を記憶し、前記情報提供処理手段は、前
記移動体通信端末からサービス要求を受信した際に、そ
の受信時の現在時刻や日付を取得し、前記嗜好情報作成
手段は、この検索履歴記憶手段に記憶された検索項目毎
の受信回数に基づいて、前記移動体通信端末ユーザの嗜
好を類推してユーザ嗜好情報を作成することにより、各
検索項目の受信回数に応じて表示順位を設定したユーザ
別検索メニューを作成することができ、移動体通信端末
ユーザは使用頻度の高い検索項目の選択操作を容易にで
きる。
【0025】さらに、請求項4に記載する発明のよう
に、請求項1から3のいずれかに記載の移動体通信シス
テムにおいて、前記移動体通信端末は、移動中に最寄り
の無線通信基地局(例えば、図1の無線基地局20,3
0)を介して前記情報提供装置にサービス要求を送信
し、前記情報提供装置において、前記情報提供処理手段
は、前記移動体通信端末から無線通信基地局を介してサ
ービス要求を受信した際に、当該無線通信基地局から位
置情報を取得して当該移動体通信端末の現在位置を特定
し、前記嗜好情報作成手段は、この情報提供処理手段に
より特定された移動体通信端末の現在位置に基づいて、
当該移動体通信端末ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好
情報を作成するようにしてもよい。
【0026】請求項4記載の発明によれば、前記移動体
通信端末は、移動中に最寄りの無線通信基地局を介して
前記情報提供装置にサービス要求を送信し、前記情報提
供装置において、前記情報提供処理手段は、前記移動体
通信端末から無線通信基地局を介してサービス要求を受
信した際に、当該無線通信基地局から位置情報を取得し
て当該移動体通信端末の現在位置を特定し、前記嗜好情
報作成手段は、この情報提供処理手段により特定された
移動体通信端末の現在位置に基づいて、当該移動体通信
端末ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好情報を作成する
ことにより、サービス要求受信時の移動体通信端末ユー
ザの現在地に応じた各種情報(例えば、地域の店舗情報
など)を検索項目を設定したユーザ別検索メニューを作
成することができ、移動体通信端末ユーザは現在地に適
した検索項目の選択操作を容易にでき、移動中の移動体
通信端末ユーザに対しても利用価値の高い情報を短時間
で提供できる。
【0027】さらに、請求項5に記載する発明のよう
に、請求項1から3のいずれかに記載の移動体通信シス
テムの前記情報提供装置において、前記情報提供処理手
段は、前記移動体通信端末からサービス要求を受信した
際に、その受信時の現在時刻や曜日を取得し、前記嗜好
情報作成手段は、この情報提供処理手段により取得され
たサービス要求受信時の現在時刻や曜日に基づいて、当
該移動体通信端末ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好情
報を作成するようにしてもよい。
【0028】請求項5記載の発明によれば、前記情報提
供装置において、前記情報提供処理手段は、前記移動体
通信端末からサービス要求を受信した際に、その受信時
の現在時刻や曜日を取得し、前記嗜好情報作成手段は、
この情報提供処理手段により取得されたサービス要求受
信時の現在時刻や曜日に基づいて、当該移動体通信端末
ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好情報を作成すること
により、サービス要求受信時の移動体通信端末ユーザの
現在時刻や曜日などのシーンに応じた検索項目を設定し
たユーザ別検索メニューを作成することができ、移動体
通信端末ユーザはシーンに適した検索項目の選択操作を
容易にでき、移動体通信端末ユーザに対して時間帯や曜
日別に利用価値の高い情報を短時間で提供できる。
【0029】さらに、請求項6に記載する発明のよう
に、請求項1から3のいずれかに記載の移動体通信シス
テムの前記情報提供装置において、前記情報提供処理手
段は、前記移動体通信端末からサービス要求を受信した
際に、その受信時の気象情報を取得し、前記嗜好情報作
成手段は、この情報提供処理手段により取得されたサー
ビス要求受信時の気象情報に基づいて、当該移動体通信
端末ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好情報を作成する
ようにしてもよい。
【0030】請求項6記載の発明によれば、前記情報提
供装置において、前記情報提供処理手段は、前記移動体
通信端末からサービス要求を受信した際に、その受信時
の気象情報を取得し、前記嗜好情報作成手段は、この情
報提供処理手段により取得されたサービス要求受信時の
気象情報に基づいて、当該移動体通信端末ユーザの嗜好
を類推してユーザ嗜好情報を作成することにより、サー
ビス要求受信時の移動体通信端末ユーザの気象状態に応
じた検索項目を設定したユーザ別検索メニューを作成す
ることができ、移動体通信端末ユーザは気象状態に適し
た検索項目の選択操作を容易にでき、移動体通信端末ユ
ーザに対して移動場所の気象により利用価値の高い情報
を短時間で提供できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図10は、本発明を適
用した移動体通信システムの一実施の形態を示す図であ
る。まず、構成を説明する。図1は、本実施の形態にお
ける移動体通信システム100の概略構成を示す図であ
る。この図1において、移動体通信システム100は、
移動体端末である携帯電話機10と、無線基地局20,
30と、情報提供事業者が設置した情報提供装置50と
により構成されている。
【0032】なお、この図1では、本実施の形態の説明
を簡略化するために携帯電話機10と情報提供装置50
が1対1で構成された移動体通信システムである場合を
示したが、現実の移動体通信システムのように複数の携
帯電話機と複数の情報提供装置で構成された場合でも本
発明は適用可能である。
【0033】携帯電話機10は、通常の音声通話機能
と、無線基地局20,30を介して情報提供装置50が
ネットワークNを介してインターネット上で開設する情
報サービス用ホームページにアクセスするインターネッ
トアクセス機能とを備える。
【0034】また、携帯電話機10は、ユーザによりイ
ンターネットアクセス要求が入力されない場合にも、現
在位置の近くに設置された無線基地局20,30からの
位置情報の送信要求を受信し、その送信要求に対して自
動的に識別情報(登録電話番号情報等)を送信すること
により、無線基地局20,30を介して情報提供装置5
0が移動中の携帯電話機10の現在位置を把握できるよ
うにしている。
【0035】すなわち、携帯電話機10は、移動中の現
在位置を無線基地局20,30を利用して情報提装置5
0に自動的に送信する位置情報送信機能も有している。
【0036】なお、携帯電話機10の通信方式は、PD
C方式、CDMA方式、あるいはPHS方式など特に限
定するものではなく、情報提供装置50も携帯電話機1
0の通信方式に対応させて設置されるものである。
【0037】無線基地局20,30は、自己の設置場所
から通信可能範囲に存在する携帯電話機10から音声通
話要求先の電話番号を受信すると、ネットワークNを介
して接続された電話交換機(図示せず)に送信して、携
帯電話機10と音声通話要求先の携帯電話機あるいは宅
内固定電話機との間で音声通話処理に必要な通信プロト
コルを実行する。
【0038】また、無線基地局20,30は、自己の設
置場所から通信可能範囲に存在する携帯電話機10から
インターネットアクセス要求を受信すると、ネットワー
クNを介して携帯電話機10の識別情報と自己の設置場
所を示す位置情報とを情報提供装置50に送信して、携
帯電話機10と情報提供装置50との間で情報サービス
に必要な通信プロトコルを実行する。
【0039】情報提供装置50は、交換機51と、顧客
データベース52と、情報提供サーバ53と、顧客嗜好
データベース54と、推論蓄積装置55を備えている。
【0040】交換機51は、ネットワークNを介して無
線基地局20,30と接続されており、無線基地局2
0,30からそれぞれ送信される携帯電話機10の識別
情報と位置情報とを受信すると、その識別情報を顧客デ
ータベース52に出力するとともに、位置情報を情報提
供サーバ53に出力し、無線基地局20,30を介して
携帯電話機10との間の通信状態を監視して、情報サー
ビスに関する通信状態を制御する。
【0041】顧客データベース52は、情報サービスを
希望する各携帯電話機ユーザの識別情報(登録電話番
号)、氏名、性別、年齢、生年月日、職業等をデータベ
ース化して記憶しており、交換機51から入力された携
帯電話機10の識別情報に対応した顧客情報を情報提供
サーバ53に出力する。
【0042】情報提供サーバ53は、図2に示すブロッ
ク図のように、入力装置531、表示装置532、通信
制御装置533、制御装置534、記憶装置535、及
びI/F536により構成されており、各部はバス53
7に接続されている。
【0043】入力装置531は、カーソルキー、数字入
力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポイ
ンティングデバイスであるマウスとを備え、キーボード
で押下されたキーの押下信号を制御装置534に出力す
るとともに、マウスによる操作信号を制御装置534に
出力する。
【0044】表示装置532は、CRT(Cathode Ray
Tube)や、液晶表示装置等により構成され、制御装置5
34から入力される表示データに基づいて画面表示を行
う。
【0045】通信制御装置533は、モデム(MOdulato
r/DEModulator )、ターミナルアダプタ(Terminal Ada
pter)、またはルーター等によって構成され、インター
ネットに接続される複数の情報提供事業者コンピュータ
との間で通信を行うための通信制御を行う。
【0046】制御装置534は、記憶装置535に記憶
された情報提供処理プログラムに基づいて後述する情報
提供処理(図6参照)を実行し、交換機51から入力さ
れた位置情報を推論蓄積装置55に出力するとともに、
顧客データベース52から取得した顧客情報に基づいて
顧客嗜好データベース54から当該携帯電話機ユーザの
嗜好情報を読み出して推論蓄積装置55に出力し、これ
ら位置情報と嗜好情報に基づいて推論蓄積装置508か
ら入力されるユーザ嗜好が反映されたメニュー情報を交
換機51から携帯電話機に送信する。
【0047】また、制御装置534は、情報提供処理に
際して、通信制御装置533によりインターネットを介
して連携処理が可能な外部の情報提供装置(図示せず)
と接続し、後述する検索テーブル541(図3参照)に
設定された検索キー項目のうち、外部の情報提供装置の
インターネットアドレス(URL:Uniform ResourceLo
cator)が設定された検索キー項目が選択された場合、
そのインターネットアドレスに自動的にアクセスし、外
部の情報提供装置と連携して情報サービスを提供する機
能を有する。
【0048】この場合、情報提供サーバ53は、アクセ
スした外部の情報提供装置から送信される検索項目に対
応した情報を連携して交換機51に出力して、交換機5
1から無線基地局20,30を介して携帯電話機10に
送信する。
【0049】さらに、制御装置534は、携帯電話機ユ
ーザの個人情報を収集するためのイメージ画像やメッセ
ージなどを設定したユーザ入力画面を展開するため、後
述するユーザインターフェイス処理機能(図8〜図10
参照)も備える。
【0050】記憶装置535は、制御装置534におい
て実行される情報提供処理プログラムやユーザインター
フェイス処理プログラムなどを記憶する。
【0051】I/F536は、図1の交換機1、顧客デ
ータベース52、顧客嗜好データベース54、及び推論
蓄積装置55と接続されるインターフェイス機能を有
し、制御装置534の指示に応じて接続される各装置や
各データベースとの間で各種データを授受する。
【0052】また、図1の顧客嗜好データベース54
は、図3に示すような検索テーブル541を格納してお
り、これは情報サービスに関する検索キー項目を顧客嗜
好により関連づけて設定したものである。この場合、検
索番号X(n)(n:1〜5)と、検索キー項目(キー
1〜キー4)と、タグ(インターネットアドレスや関連
する下位階層のレコードNo.)とが、行方向に関連付
けられている。
【0053】また、各検索キー項目には「重み」が設定
されており、その重みの値によって携帯電話機に送信さ
れる検索メニュー内の表示順序が決定される。更に、検
索番号欄には、その行方向の各検索キー項目に設定され
た重み値の合計が、「総合点数」として格納されてい
る。
【0054】この場合、例えば、検索番号X(1)の行
方向には、「キー1:レストラン,重み:132」、
「キー2:フレンチ,重み:0」、「キー3:高い,重
み:0」、「キー4:荘厳,重み:0」、「タグ:WW
W.aaa.com」が設定され、その総合点数は「1
32」が設定される。以下、検索番号X(2)〜(5)
に対応した各行方向の設定ついても同様の見方である。
【0055】また、この検索テーブル541のキー1〜
キー4に設定した検索キー項目は、図4に示す分類条件
に基づいたものである。キー1は店舗形態による分類に
基づいて設定したもの、キー2は料理国籍による分類に
基づいて設定したもの、キー3は価格による分類に基づ
いて設定したもの、キー4は雰囲気による分類に基づい
て設定したものである。
【0056】また、図3の検索テーブル541の場合、
シーン番号毎に各検索キー項目に設定した重み値は、最
大値が「255」、最小値が「0」であり、これらの重
み値はユーザによる検索キー項目の選択履歴に応じて情
報提供サーバ53にり常に更新される。
【0057】なお、図3の検索テーブル541に示した
検索キー項目、その分類基準や重み値の設定内容は、あ
くまで一例であり、情報提供者の意向に応じて自由に変
更可能であることは勿論である。
【0058】また、顧客嗜好データベース54は、図5
(1)に示すようなシーン設定テーブル542と、同図
(2)に示すような個人嗜好テーブル543を格納して
いる。
【0059】図5(1)のシーン設定テーブル542
は、曜日毎にシーン番号を設定した例であり、月曜から
水曜までをシーン1とし、木曜と金曜をシーン2とし、
土曜と日曜をシーン3としている。
【0060】このシーン設定テーブル542に設定され
た曜日毎のシーン番号は、上記情報提供サーバ53にお
いて実行される情報提供処理に際して、携帯電話機ユー
ザによりアクセスされた時の曜日に応じて判定されるも
のである。
【0061】同図(2)に示す個人嗜好テーブル543
には、シーン設定テーブル542に設定されたシーン番
号毎に個人嗜好を反映させた検索メニューのキーワード
群(図3の検索テーブル541に設定された検索キー項
目に対応する)として、キーワード番号F(1)〜F
(9)のキーワード「レストラン,料亭,居酒屋,メキ
シコ,多国籍,明るい,安い,賑やか,清楚」を設定
し、そのキーワード毎にシーン番号に応じた重み値を設
定している。
【0062】この個人嗜好テーブル543は、情報提供
サービスを利用した携帯電話機ユーザ毎に記憶されるも
のであり、各個人嗜好テーブル543に設定されるキー
ワード群は、情報提供サービス利用時に携帯電話機ユー
ザにより選択されたキーワードの選択内容や選択履歴な
どに応じて、推論蓄積装置55において推論される個人
嗜好の傾向により任意に設定されるものである。
【0063】また、個人嗜好テーブル543に設定され
たシーン番号毎の重み値は、該当携帯電話機ユーザが情
報提供サービス利用時の検索キーワードの選択内容に応
じて自動的に更新される。
【0064】例えば、携帯電話機ユーザによりアクセス
された時の曜日が「火曜日」である場合、個人嗜好テー
ブル543内のシーン1のキーワード群に設定された重
み値が参照され、同図(3)に示すように重み値が大き
い順に検索キーワードメニューが設定されて、携帯電話
機に送信されて表示される。
【0065】なお、図5に示したシーン設定テーブル5
42及び個人嗜好テーブル543の各設定内容は、あく
まで一例であり、情報提供者の意向に応じて自由に変更
可能であることは勿論である。
【0066】推論蓄積装置55は、情報提供サーバ53
において実行される情報提供処理の際に、携帯電話機ユ
ーザにより選択される検索メニューキーワードの選択内
容を取得して、携帯電話機ユーザ毎に検索メニューキー
ワードの選択履歴を蓄積する選択履歴テーブル(図示せ
ず)を記憶し、その選択履歴に基づいて所定の推論方法
(例えば、AI(人工知能)技術を利用した推論方法)
により個人嗜好を推論処理し、当該携帯電話機ユーザの
個人嗜好を反映した検索キーワード群を設定した個人嗜
好テーブル543を作成する機能を有する。
【0067】例えば、推論蓄積装置55は、上記情報提
供サーバ53における情報提供処理に際してアクセスさ
れた携帯電話機ユーザによりシーン番号や検索キーワー
ドが選択されると、その選択結果に対応して当該ユーザ
の選択履歴テーブルに蓄積された各検索キーワードの評
価値w(X(n))を更新するため、上記推論方法を利
用した評価値計算処理を実行し、その計算した各評価値
w(X(n))を情報提供サーバ53に戻す。
【0068】この推論蓄積装置55により検索キーワー
ドの評価値wが戻された情報提供サーバ53は、上記情
報提供処理において当該携帯電話機ユーザの上記個人嗜
好テーブル543に設定された各検索キーワードの重み
値を評価値wにより更新し、検索メニューを構成する際
の各検索キーワードの順位付けを変更する。
【0069】次に、本実施の形態の情報提供装置50の
動作を説明する。
【0070】図1において、情報提供装置50は、携帯
電話機10から無線基地局20,30を介して交換機5
1にアクセスされると、無線基地局20,30から携帯
電話機10の位置情報を取得する。そして、この位置情
報が情報提供サーバ53に送信されると、情報提供サー
バ53は、図6に示す情報提供処理を開始する。
【0071】情報提供サーバ53において実行される情
報提供処理について図6に示すフローチャートに基づい
て説明する。図6において、情報提供サーバ53は、交
換機51から取得する携帯電話機10の位置情報の他
に、携帯電話番号を取得して顧客データベース52から
当該携帯電話機10の顧客情報と、アクセス時刻(日付
情報を含む)やインターネット上の気象情報サイトから
受信した無線基地局地域の気象情報なども取得する(ス
テップS1)。
【0072】次いで、情報提供サーバ53は、ステップ
S1において取得した情報のうち、アクセス時刻の日付
に基づいて顧客嗜好データベース54に記憶されたシー
ン設定テーブル542(図5(1)参照)からシーン番
号を判定する(ステップS2)。例えば、アクセス時の
日付から現在の曜日が火曜日であれば、該当シーン番号
としてシーン1が判定される。
【0073】次いで、先に取得した当該顧客情報に対応
する個人嗜好テーブル543(図5(2)参照)を顧客
嗜好データベース54から取得し、ステップS2で判定
されたシーン番号「シーン1」に対応する個人嗜好デー
タ(キーワード群の重み値)を検索して、そのシーン1
に設定された検索キーワード群を取得する(ステップS
3、S4)。
【0074】例えば、上記シーン1に対応する検索キー
ワード群として、図5(2)の個人嗜好テーブル543
から「レストラン:132,料亭:56,居酒屋:2
2,メキシコ:45,多国籍:10,明るい:190,
安い:255,賑やか:23,清楚:44」を取得す
る。
【0075】次いで、情報提供サーバ53は、先に取得
した顧客情報と、ステップS4において取得したシーン
1の検索キーワード群の内容とを推論蓄積装置55に通
知して評価値計算処理を実行させる(ステップS5)。
【0076】そして、推論蓄積装置55は、情報提供サ
ーバ53から通知された顧客情報とシーン1の検索キー
ワード群の内容に応じて、当該ユーザの選択履歴テーブ
ルに蓄積された各検索キーワードの評価値w(X
(n))を更新するため、上記推論方法を利用した評価
値計算処理を実行し、その計算した各評価値w(X
(n))を情報提供サーバ53に戻す。
【0077】次いで、情報提供サーバ53は、推論蓄積
装置55から戻された各評価値w(X(n))により各
検索キーワードの重み値を更新し、携帯電話機ユーザに
送信する検索メニューを構成する各検索キーワードの順
位付けを変更する(ステップS6)。
【0078】次いで、情報提供サーバ53は、順位付け
した各検索キーワードに対応する各検索キー項目を、顧
客嗜好デーベース54に記憶された検索テーブル541
(図3参照)から順次呼び出し、所定のデータ単位で交
換機1に送信して、交換機1から無線基地局20,30
を介して順次携帯電話機10に送信させる(ステップS
7、S8)。
【0079】次いで、情報提供サーバ53は、情報提供
サービス用の検索メニューを送信した携帯電話機10か
ら送信される指示信号の受信の有無を交換機1を介して
監視し(ステップS9)、受信した指示信号の指示内容
が検索キーワードの選択指示であることを確認するまで
受信を待機する(ステップS10)。
【0080】そして、情報提供サーバ53は、携帯電話
機10から送信される指示信号を交換機1を介して受信
し、その指示内容が検索キーワードの選択指示であるこ
とを確認すると、その選択された検索キー項目に対応す
るタグのレコードを顧客嗜好データベース54に記憶さ
れた検索テーブル541から取得し(ステップS1
1)、そのレコードを交換機1に送信して、交換機1か
ら無線基地局20,30を介して順次携帯電話機10に
送信させる(ステップS12)。
【0081】このとき、情報提供サーバ53は、選択さ
れた検索キー項目に対応して検索テーブル541に設定
されたタグがレコードでなく、他の情報提供サイトのU
RLであった場合は、通信制御装置533によりインタ
ーネット上の当該URLにアクセスして、その情報提供
サイトから検索メニューを受信して携帯電話機10に送
信する。
【0082】次いで、情報提供サーバ53は、今回の情
報提供サービスにより選択された検索キー項目内容によ
り、顧客嗜好データベース54内の当該携帯電話機ユー
ザの個人嗜好テーブル543に設定されたシーン1の各
検索キー項目の重み値を再計算して、当該個人嗜好テー
ブル543の設定内容を更新して(ステップS13)、
本情報提供処理を終了する。
【0083】ここで、上記情報提供処理により情報提供
サーバ53から携帯電話機10に提供された検索メニュ
ーと、その検索キー項目の選択内容と、個人嗜好テーブ
ル543の更新内容の具体例について図7を参照して説
明する。
【0084】図7(1)は、図5(3)に示したシーン
1に設定された各検索キー項目の重み値の順位に基づい
て、携帯電話機10に表示された検索メニューを示し、
この検索メニューにおいて携帯電話機ユーザにより「多
国籍」が選択された場合を示す。
【0085】この選択内容に応じて、同図(2)に示す
ように、選択された検索キー項目「多国籍」が検索メニ
ューの1番目に移動され、その重み値も最大値「25
5」に変更されるとともに、以下の順位の各検索キー項
目の順位も1段毎に下げられ、その各重み値もひより低
い値に変更される。
【0086】そして、この重み値の変更に応じて、同図
(3)に示すように、検索テーブル541内のシーン1
に設定された重み値も更新される。
【0087】したがって、検索テーブル541にシーン
番号別に設定された各検索キー項目の重み値は、ユーザ
による選択回数が多いほど最大の重み値「255」と上
位の位置が維持され、選択されない検索キー項目は重み
値が「0」に設定され、順位も最下位の位置となる。
【0088】このため、携帯電話機ユーザに提供される
検索メニューに表示される検索キー項目の表示順位は、
常にユーザの嗜好に対応したものとなる。
【0089】以上のように、本実施の形態の移動体通信
システム100は、情報提供サーバ53と推論蓄積装置
55により、携帯電話機10のユーザ毎の個人嗜好を反
映した情報提供サービス用の検索メニューを携帯電話機
ユーザに容易に提供することができる。
【0090】また、上記情報提供処理では、携帯電話機
ユーザによる検索キー項目の選択内容に応じて、シーン
毎に設定された検索キー項目の重み値が自動的に更新さ
れるため、当該携帯電話機ユーザに対する次回の情報提
供サービス時に検索メニューを表示する際に、前回の選
択内容を反映させたものを提供することができ、常にユ
ーザの嗜好を反映させた検索メニューの提供も容易にで
きる。
【0091】したがって、携帯電話機ユーザは、情報提
供装置50から送信される検索メニューの内容が、常に
自分の嗜好に対応したものとなるため、所望の検索キー
項目を選択するまでの操作を簡便かつ操作回数を少なく
でき、情報提供装置50との間の無駄なデータ通信を削
減できる。
【0092】その結果、携帯電話機10のユーザにとっ
ては、情報提供装置50にアクセスして所望の情報を得
るまでの時間を短縮でき、情報提供サービスの利用機会
を促進することができる。
【0093】また、情報提供装置50を運営管理する企
業側にとっては、携帯電話機ユーザの嗜好を把握した有
用な情報提供サービスを容易に提供でき、ユーザの嗜好
の変化に応じた情報提供サービス内容の変更や管理など
も容易にできるため、移動体通信システムを利用した情
報提供サービス事業の展開を容易にできる。
【0094】なお、上記実施の形態では、図5(1)の
シーン設定テーブル542において曜日毎にシーン番号
を設定する場合を示したが、例えば、時間帯、気象情
報、地域情報などを考慮してシーンを設定するようにし
てもよい。
【0095】また、上記実施の形態に示した情報提供処
理では、予め携帯電話機ユーザの個人嗜好が反映された
個人嗜好テーブル543や検索テーブル541を用いて
情報提供サービスを実行する場合を示したが、初めて情
報提供装置50にアクセスした携帯電話機ユーザに対し
ては、その個人情報を収集するための対応が必要とな
る。
【0096】以下に、携帯電話機10が情報提供装置5
0にアクセスした際に、情報提サーバ53が個人情報を
収集するために実行するユーザインターフェイス機能を
含めた入力処理について、図8〜図10に示す携帯電話
機10における画面表示例を参照して説明する。
【0097】なお、図8〜図10に示す各画面表示例に
おいて表示されるイメージ画像やメッセージ内容は、携
帯電話機10を起動して情報提供装置50にアクセスし
た際に、携帯電話機10が備えたユーザインターフェイ
ス機能と、情報提供サーバ53が備えたユーザインター
フェイス機能により提供されるものである。
【0098】図8は、携帯電話機10を購入したユーザ
が、携帯電話機10を起動して初めて情報提供装置50
を利用する場合に、携帯電話機10と情報提供サーバ5
3の各ユーザインターフェイス機能により携帯電話機1
0に表示される入力画面の流れを示した図である。
【0099】例えば、ユーザがプロサッカー選手の○○
さんであり、その使用目的がメールや文字情報サービス
を利用できるものであるため、携帯電話機10を購入し
たものとして、その入力画面の具体的な流れを図8によ
り説明する。
【0100】携帯電話機10の電源を入れると、そのユ
ーザインターフェース機能が軌道され、図8のD1に示
すようなキャラクタ画像が登場して挨拶「はじめまし
て、これから、よろしくね」が表示された後、D2に示
すようなデフォルトトップメニューが表示される。
【0101】ここで、まず、情報提供サービスに必要な
個人情報を登録させる。そして、例えば、ユーザにより
アドレス帳やスケジュールへの入力が行われ、スケジュ
ールで重要な練習メニューが入力され、一番親しい人に
電話で携帯電話機10を購入したことが告げられ、電源
を切ろうとしたとする。
【0102】すると、携帯電話機10からは、D3に示
すようにユーザの職業を聞くイメージ画面とメッセージ
「ところで何してる人?」が表示される。携帯電話機1
0では、このような個人情報を聞く画面を時々表示させ
るようにすることによって、個人情報の更新を促すよう
にする。
【0103】続いて、D4に示すようにユーザからの応
答として「プロサッカー選手だよ」が入力されると、携
帯電話機10からは、予め登録された情報提供サイトメ
ニュー情報からユーザの職業に関連しそうなインターネ
ット上のサイトメニュー情報が表示される。
【0104】例えば、D5に示すように「へぇー、そん
じゃさーINTERNETの中に、FIFAやUEFA
のサイトがあるよ。行ってみる?」が表示される。そし
て、ユーザの○○さんは、FIFAとUEFAのサイト
へのアクセスを選択することにより、直ちにFIFAと
UEFAの各サイトを閲覧することができる。ここで、
ユーザは一旦通信を切り、携帯電話機10の電源を切っ
たとする。
【0105】以上のように、携帯電話機10を購入した
直後のユーザに対しては、個人情報を入力させるための
デフォルトトップメニューが表示され、ユーザの個人情
報(アドレス情報、スケジュール情報、職業など)の収
集が行われる。
【0106】そして、入力された個人情報は、予め登録
された情報提供装置50に自動的に送信されて、顧客デ
ーベース52に登録される。また、上記のように、ユー
ザの職業に関連したインターネット上のメニューサイト
へのアクセスが選択された場合、その選択メニュー情報
が情報提供サーバ53により取得されて、顧客嗜好デー
タベース54内に当該ユーザに対応した検索テーブル5
41と個人嗜好テーブル543が作成される。
【0107】次いで、ユーザのプロサッカー選手の○○
さんが、図8の流れに続いて携帯電話機10の電源を入
れた際に、携帯電話機10により実行されるユーザイン
ターフェイス処理の一例ついて図9に基づいて説明す
る。
【0108】携帯電話機10は、図8の処理過程におい
て、ユーザが最初にスケジュールを利用したことを記憶
しており、再度電源が入れられたとき、図9のD11に
示すように、スケジュールを一番上にしたことを伝える
キャラクタ画像とメッセージとして、例えば、「スケジ
ュールをよく使うんだね。」を表示する。
【0109】続いて、D12に示すように、例えば、文
字情報サービスで使用頻度の高いものについて聞くメッ
セージ「テレビ番組表をよく観てるけど、それってサッ
カー関係」を表示した後、D13に示すように、「スケ
ジュール」を一番上に設定したトップメニュー画面を表
示する。
【0110】そして、ユーザがフィジカルコーチの○○
に電話をして通信を切ろうとすると、携帯電話機10
は、D14に示すようにユーザ嗜好に応じた番組予約専
用サイトの利用を促すメッセージとして、例えば、「サ
ッカー番組だけを予約できるサービスがあるんだよ行っ
てみる?」を表示する。
【0111】ここで、ユーザによりサイトへのアクセス
を許可する指示が入力されると、携帯電話機10は、サ
ッカー番組予約専用サイトへのアクセス要求を情報提供
装置50に送信して、当該サッカー番組予約専用サイト
にアクセスする。
【0112】そして、携帯電話機10は、情報提供装置
50からサッカー番組予約専用サイトの検索メニュー画
面を受信して表示し、検索項目として選手名「バッジ
ョ」が入力されたとすると、D15に示すようにバッジ
ョについて聞くメッセージ「ところで、バッジョって何
?」を表示する。
【0113】このメッセージに対して、ユーザがD16
に示す返事入力画面に「すっごい、うまいサッカー選手
だよ」と返答したとすると、携帯電話機10は、D17
に示すようなイメージ画面とメッセージとして、例え
ば、「へぇー、そうなんだーそれって、こんな感じ?ま
たねー」を表示する。
【0114】以上のように、携帯電話機10は、ユーザ
の使用履歴に応じてメニュー項目の表示順位を更新する
とともに、ユーザ嗜好を考慮したインターネット上の番
組サイトへのアクセスを促すようなユーザインターフェ
イス機能を備える。
【0115】次いで、ユーザのプロサッカー選手の○○
さんが、携帯電話機10の使用を継続してスケジュール
機能により主に練習メニューの入力を行った場合に、携
帯電話機10により実行されるユーザインターフェイス
処理の一例について図10に基づいて説明する。
【0116】携帯電話機10は、ユーザがスケジュール
を利用して練習メニューが一番上にくることを伝えるた
め、図10のD21に示すようにキャラクタ画像とメッ
セージとして、例えば、「練習メニューって、毎日使う
んだね。」を表示する。
【0117】ここで、当該ユーザ宛のメールが情報提供
サーバ53に蓄積されていて、直近のスケジュールとメ
ールが届いていることが携帯電話機10に通知されたと
すると、D22に示すように「○○さんからメール来て
るよ」と表示し、スケジュール内容に対応したメッセー
ジとしてD23に示すように「明日は10:00クラブ
ハウスで、契約更改交渉だよ。がんばってね。」を表示
する。
【0118】この場合、メールが届いていることのアナ
ウンス表示は、ユーザが頻繁に通話やメールを送信する
人に限定するものとする。これにより、ユーザにとって
重要でないメールについて頻繁にアナウンス表示するこ
とを回避できる。
【0119】続いて、携帯電話機10は、ユーザの番組
サイトの使用履歴や検索項目の入力履歴に基づいて、D
24に示すような遊び感覚のメッセージとして、例え
ば、「あ、そうそうバッジョからもメール来てるよ ・
・・ウソ」を表示することも可能である。
【0120】この後、D25に示すように、「練習メニ
ュー」を一番上、「文字情報サービス」を上位に上げ、
よく利用する番組サイトのメニュー「UEFA」と「F
IFA」を追加し、「INTERNET」をメニューか
ら削除したトップメニュー画面を表示する。
【0121】このように、ユーザの情報提供サービスの
使用履歴に応じてトップメニュー画面に表示されるメニ
ュー項目内容は、ユーザ嗜好を反映したものになる。
【0122】続いて、ユーザによりメールを受信した○
○さんへの返信メールが送信され、スケジュールに直近
の試合のスケジュールが設定されていたとすると、携帯
電話機10は、D26に示すように、キャラクタ画像と
メッセージとして、例えば、「○月○日前期優勝決定戦
がんばれ!」を表示した後、D27及びD28に示すよ
うに、「がんばれ!」の表示形態を変化させる。
【0123】以上のように、本実施の形態の移動体通信
システム100では、ユーザの個人情報と情報サイトの
使用履歴を利用することにより、図8〜図10に示した
ようなユーザインターフェイス処理機能を携帯電話機1
0に持たせることも可能であり、ユーザに対して親近感
を与えるようなユーザインターフェイスサービスも提供
できる。
【0124】したがって、携帯電話機ユーザが情報提供
サービスを利用する際に、より利用し易い環境を提供す
ることができ、移動体通信システムのサービス性を向上
できる。
【0125】なお、上記実施の形態では、情報提供処理
に際して、携帯電話機ユーザによる検索キー項目の選択
内容に応じて、シーン毎に設定された検索キー項目の重
み値を自動的に更新することにより、常にユーザの嗜好
を反映させた検索メニューを提供する場合を示したが、
その検索メニューに反映させるユーザ嗜好を推論する際
に利用可能なデータとして以下のようなものも考えられ
る。
【0126】例えば、携帯電話機10に脈拍計測機能
を内蔵させてユーザの脈拍を測定して、情報提供装置5
0に送信し、情報提供装置50では、受信した脈拍測定
データによりユーザの心理状態や体調などを推論蓄積装
置55が類推して、ユーザの心理状態や体調などを考慮
して検索キー項目を設定して検索メニューを作成するよ
うにしてもよい。
【0127】携帯電話機には、ユーザを撮影するため
のCCDやC−MOSなどの半導体撮像素子によるユー
ザ撮像機能と、撮像したユーザの顔画像データを情報提
供装置に送信する画像送信機能とを付加し、情報提供装
置50内の推論蓄積装置55には、携帯電話機から受信
したユーザ顔画像からユーザの心理状態や体調などを推
論蓄積装置55で類推して、ユーザの心理状態や体調な
どを考慮して検索キー項目を設定して検索メニューを作
成するようにしてもよい。
【0128】情報提供装置は、携帯電話機ユーザから
の発案による発案情報を受信し、この発案情報により検
索テーブルに設定する検索項目データや検索メニューの
整形などを変更するようにしてもよい。
【0129】上記とに示した例では、携帯電話機ユ
ーザの心理状態や体調などまでも考慮したユーザ別検索
メニューの作成が可能となり、ユーザにより便利な情報
提供サービスを提供することができる。
【0130】上記に示した例では、携帯電話機ユーザ
の意向までも反映させたユーザ別検索メニューの作成が
可能となり、ユーザにより便利な検索メニューのカスタ
マイズサービスを提供することができる。
【0131】また、本発明が適用可能な移動体通信シス
テムは、上記実施の形態に示した移動体通信システム1
00の構成や通信方式のみに限定されるものではなく、
様々な構成の移動体通信システムや通信方式に適用可能
である。
【0132】例えば、携帯電話機10に限らず携帯電話
機能を内蔵した携帯型情報端末や、携帯電話機能カード
を差し込んだノート型パソコンなどを使用した場合でも
上記情報提供サービスを提供できる。
【0133】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、移動体通
信端末ユーザは、情報提供装置から送信される検索メニ
ューの内容が、常に自分の嗜好に対応したものとなるた
め、所望の検索項目を選択するまでの操作を簡便かつ操
作回数を少なくでき、情報提供装置との間の無駄な通信
を削減できる。
【0134】その結果、移動体通信端末のユーザにとっ
ては、情報提供装置にアクセスして所望の情報を得るま
での時間を短縮でき、情報提供サービスの利用機会を促
進することができる。
【0135】また、情報提供装置を運営管理する企業側
にとっては、移動体通信端末ユーザの嗜好を把握した有
用な情報提供サービスを容易に提供でき、ユーザの嗜好
の変化に応じた情報提供サービス内容の変更や管理など
も容易にできるため、移動体通信システムを利用した情
報提供サービス事業の展開を容易にできる。
【0136】請求項2記載の発明によれば、複数の移動
体通信端末ユーザ毎にユーザ嗜好情報を管理して、ユー
ザ別検索メニューを容易に作成することができる。
【0137】請求項3記載の発明によれば、各検索項目
の受信回数に応じて表示順位を設定したユーザ別検索メ
ニューを作成することができ、移動体通信端末ユーザは
使用頻度の高い検索項目の選択操作を容易にできる。
【0138】請求項4記載の発明によれば、サービス要
求受信時の移動体通信端末ユーザの現在地に応じた各種
情報(例えば、地域の店舗情報など)を検索項目を設定
したユーザ別検索メニューを作成することができ、移動
体通信端末ユーザは現在地に適した検索項目の選択操作
を容易にでき、移動中の移動体通信端末ユーザに対して
も利用価値の高い情報を短時間で提供できる。
【0139】請求項5記載の発明によれば、サービス要
求受信時の移動体通信端末ユーザの現在時刻や曜日など
のシーンに応じた検索項目を設定したユーザ別検索メニ
ューを作成することができ、移動体通信端末ユーザはシ
ーンに適した検索項目の選択操作を容易にでき、移動体
通信端末ユーザに対して時間帯や曜日別に利用価値の高
い情報を短時間で提供できる。
【0140】請求項6記載の発明によれば、サービス要
求受信時の移動体通信端末ユーザの気象状態に応じた検
索項目を設定したユーザ別検索メニューを作成すること
ができ、移動体通信端末ユーザは気象状態に適した検索
項目の選択操作を容易にでき、移動体通信端末ユーザに
対して移動場所の気象により利用価値の高い情報を短時
間で提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態における移動体
通信システム100の概略構成を示す図である。
【図2】図1の情報提供サーバ53の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1の顧客嗜好データベース54に記憶された
検索テーブル541の一例を示す図である。
【図4】図3の検索テーブル541に設定されたキーワ
ード1〜4の分類例を示す図である。
【図5】図1の顧客嗜好データベース54に記憶された
シーン設定テーブル542(同図(1))と、検索テー
ブル541(同図(2))と、その検索メニューの表示
例(同図(3))の一例を示す図である。
【図6】図2の情報提供サーバ53により実行される情
報提供処理を示すフローチャートである。
【図7】図6の情報提供処理により携帯電話機に表示さ
れる検索メニューの具体例(同図(1)と(2))と、
更新された個人嗜好テーブルの具体例(同図(3))を
示す図である。
【図8】情報提供サービスを受けられる携帯電話機10
を初めて起動したときに表示されるユーザインターフェ
イス画面の流れの一例を示す図である。
【図9】ユーザの検索メニュー項目の選択履歴に応じて
携帯電話機10に表示されるユーザインターフェイス画
面の流れの一例を示す図である。
【図10】ユーザの検索メニュー項目の選択履歴に応じ
て携帯電話機10に表示されるユーザインターフェイス
画面の流れの他の一例を示す図である。
【図11】従来の移動体通信システムにおける情報提供
サービスの具体的な流れを示す図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機 20,30 無線基地局 50 情報提供装置 51 交換機 52 顧客データベース 53 情報提供サーバ 531 入力装置 532 表示装置 533 通信制御装置 534 制御装置 535 記憶装置 536 I/F 537 バス 54 顧客嗜好データベース 541 検索テーブル 542 シーン設定テーブル 543 個人嗜好テーブル 55 推論蓄積装置 100 移動体通信システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109T 9A001 Fターム(参考) 5B022 AA00 BA00 EA04 FA01 5K015 AA00 AB00 AB01 AF00 AF04 AF07 5K024 AA76 BB00 CC11 DD05 FF03 FF04 GG00 GG01 GG05 GG10 HH02 HH03 5K067 BB21 EE02 FF02 HH11 HH22 5K101 KK16 LL12 MM00 MM07 NN02 NN18 NN21 TT06 VV07 9A001 BB02 BB03 BB04 CC05 DD13 FF03 HH03 HZ15 JJ01 JJ18 JJ25 JJ27 JJ56 JJ72 KK37 KK56 KK60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線通信機能を備えた移動体通信端末と、
    この移動体通信端末から送信された検索項目によりデー
    タベースを検索して各種情報を移動体通信端末に送信す
    る情報提供サービス処理を実行する情報提供装置と、か
    ら構成された移動体通信システムにおいて、 前記情報提供装置は、 前記移動体通信端末から受信した検索項目の履歴情報を
    記憶する検索履歴記憶手段と、 この検索履歴記憶手段に記憶された検索項目の履歴情報
    に基づいて、前記移動体通信端末ユーザの嗜好を類推し
    てユーザ嗜好情報を作成する嗜好情報作成手段と、 この嗜好情報作成手段により作成されたユーザ嗜好情報
    に基づいて、前記検索履歴記憶手段に記憶された検索項
    目の履歴情報から当該ユーザ嗜好を反映する検索項目を
    設定したユーザ別検索メニューを作成する検索メニュー
    作成手段と、 前記移動体通信端末からのサービス要求に応じて、前記
    検索メニュー作成手段により作成されたユーザ別検索メ
    ニューを当該移動体通信端末に送信して情報提供サービ
    ス処理を実行する情報提供処理手段と、 を備えることを特徴とする移動体通信システム。
  2. 【請求項2】前記情報提供装置において、 前記嗜好情報作成手段により作成されたユーザ嗜好情報
    を複数の前記移動体通信端末ユーザ毎に記憶する嗜好情
    報記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載
    の移動体通信システム。
  3. 【請求項3】前記情報提供装置において、 前記検索履歴記憶手段は、前記移動体通信端末から受信
    した検索項目毎に受信回数を記憶し、 前記嗜好情報作成手段は、この検索履歴記憶手段に記憶
    された検索項目毎の受信回数に基づいて、前記移動体通
    信端末ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好情報を作成す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の移動体通信
    システム。
  4. 【請求項4】前記移動体通信端末は、移動中に最寄りの
    無線通信基地局を介して前記情報提供装置にサービス要
    求を送信し、 前記情報提供装置において、 前記情報提供処理手段は、前記移動体通信端末から無線
    通信基地局を介してサービス要求を受信した際に、当該
    無線通信基地局から位置情報を取得して当該移動体通信
    端末の現在位置を特定し、 前記嗜好情報作成手段は、この情報提供処理手段により
    特定された移動体通信端末の現在位置に基づいて、当該
    移動体通信端末ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好情報
    を作成することを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の移動体通信システム。
  5. 【請求項5】前記情報提供装置において、 前記情報提供処理手段は、前記移動体通信端末からサー
    ビス要求を受信した際に、その受信時の現在時刻や曜日
    を取得し、 前記嗜好情報作成手段は、この情報提供処理手段により
    取得されたサービス要求受信時の現在時刻や曜日に基づ
    いて、当該移動体通信端末ユーザの嗜好を類推してユー
    ザ嗜好情報を作成することを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載の移動体通信システム。
  6. 【請求項6】前記情報提供装置において、 前記情報提供処理手段は、前記移動体通信端末からサー
    ビス要求を受信した際に、その受信時の気象情報を取得
    し、 前記嗜好情報作成手段は、この情報提供処理手段により
    取得されたサービス要求受信時の気象情報に基づいて、
    当該移動体通信端末ユーザの嗜好を類推してユーザ嗜好
    情報を作成することを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載の移動体通信システム。
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