JP2002189578A - 通信制御装置および印刷制御装置および通信制御装置のデータ通信方法および印刷制御装置の印刷制御方法および記憶媒体 - Google Patents

通信制御装置および印刷制御装置および通信制御装置のデータ通信方法および印刷制御装置の印刷制御方法および記憶媒体

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JP2002189578A
JP2002189578A JP2000387107A JP2000387107A JP2002189578A JP 2002189578 A JP2002189578 A JP 2002189578A JP 2000387107 A JP2000387107 A JP 2000387107A JP 2000387107 A JP2000387107 A JP 2000387107A JP 2002189578 A JP2002189578 A JP 2002189578A
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JP2000387107A
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Toshihiko Ikeno
俊彦 池野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ジョブを他の印刷装置に転送する等の操
作を行うことなく、当該印刷ジョブを転送先の印刷装置
から速やかに処理させて印刷結果を得ることである。 【解決手段】 印刷ジョブの依頼元のホストから受信し
た印刷ジョブを前もってあらかじめ設定されている転送
先の印刷装置に転送しておき、印刷装置100のNWボ
ード110がPDLボード120との通信によりPDL
解析異常や、印刷エンジン部140のジャム等の発生を
検出したら、転送先の印刷装置に転送している印刷ジョ
ブに対する解析処理開始をNWボード110が指示する
構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して複数のデータ処理装置と他の印刷装置と通信して
取得する印刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制
御手段を備える通信制御装置および該データ解析手段を
備える印刷制御装置および通信制御装置のデータ通信方
法および印刷制御装置の印刷制御方法および記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は、従来例の印刷システムの構成
を説明するブロック図である。
【0003】図19において、印刷装置(印刷装置A)
1200は、ネットワークとデータとの間で送受信を行
なうネットワークインタフェース部であるネットワーク
ボード(NWボード)1210と、受信したデータの解
析を行なうデータ解析部であるPDLボード1220
と、(PDLはPrint DescriptionL
anguageの略で、印刷ジョブが記述されている印
刷言語)PDLボード1220で作成された描画データ
を印刷用紙に印刷する印刷エンジン部1240と、印刷
用紙を蓄積する用紙カセット1241とから成る。
【0004】NWボード1210は、NWボード121
0全体の制御を行なう制御手段であるCPU1211
と、CPU1211の制御プログラムを記憶しているR
OM1212と、CPU1211のデータ記憶領域であ
るRAM1213と、ネットワークと接続し、データの
送受信を行なうネットワークインタフェース1214
と、PDLボード1220と接続し、データの送受信を
行なうPDLボードインタフェース1215と、ネット
ワークから受信したデータをPDLボード1220に送
る制御を行なうデータ取得手段1216とから成る。
【0005】PDLボード1220は、PDLボード1
220全体の制御を行なう制御手段であるCPU122
1と、CPU1221の制御プログラムを記憶している
ROM1222と、CPU1221のデータ記憶手段で
あるRAM1223と、NWボード1210と接続し、
印刷ジョブのデータの送受信を行なうNWボードインタ
フェース1224と、印刷エンジン部1240と接続
し、描画データの送信制御を行なうエンジンインタフェ
ース1225と、NWボード1210から受信したデー
タを蓄積する受信バッファ1226と、印刷エンジン部
1240に送信するページの描画データを蓄積するペー
ジバッファ1228と、印刷ジョブのデータを解析し、
印刷用紙に描画する描画データを作成するジョブ解析手
段1229とから成る。
【0006】従来例において、ネットワークには複数の
パソコンと複数の印刷装置が接続されている。それぞれ
のパソコンや印刷装置を端末と呼ぶ。各端末はネットワ
ークアドレスを有する。ネットワーク上である端末から
別の端末にデータを送信する場合は、送信先端末の宛先
ネットワークアドレスと自端末の送信元ネットワークア
ドレスを付加し、データをパケット化して送信する。
【0007】この宛先ネットワークアドレスと送信元ネ
ットワークアドレスの部分をパケットヘッダと呼び、実
際の送信データの部分をパケットボディと呼ぶ。
【0008】ネットワーク上を流れるパケットの大きさ
には上限があり、送信データの大きさがその上限よりも
大きい場合にはそのデータを複数のパケットに分割して
送信する。データを複数のパケットに分割して送信する
場合でも、それぞれのパケットにパケットヘッダを付加
する。ネットワーク上の各端末はネットワーク上を流れ
るデータを全て検索し、宛先ネットワークアドレスが自
端末であるデータだけ取り込む。
【0009】以下、図19を参照して具体的なデータ処
理について説明する。
【0010】印刷装置1200において、ネットワーク
からデータを受信する際には、NWボード1210のネ
ットワークインタフェース1214がネットワーク上の
パケットを全て検索し、自端末宛のパケットがあればそ
のパケットを取り込む。取り込んだパネットのデータは
RAM1213に記憶する。
【0011】一方、ネットワークにデータを送信する際
にはNWボード1210のRAM1213に送信データ
を蓄積し、そのデータに宛先ネットワークアドレスと送
信元ネットワークアドレスを付加し、ネットワークイン
タフェース1214がその送信データをパケット化して
ネットワークに送信する。送信したデータはRAM12
13上から削除する。
【0012】NWボード1210からPDLボード12
20にデータを送信する際には、NWボード1210で
はRAM1213に送信データを蓄積し、PDLボード
インタフェース1215を介してそのデータをPDLボ
ード1220に送信する。送信したデータはRAM12
13上から削除する。PDLボード1220ではNWボ
ードインタフェース1224を介してそのデータを受信
し、受信したデータをRAM1223上の受信バッファ
1226に蓄積する。
【0013】PDLボード1220からNWボード12
10にデータを送信する際には、PDLボード1220
ではRAM1223上の送信バッファ1227に送信デ
ータを蓄積し、NWボードインタフェース1224を介
してそのデータをNWボード1210に送信する。送信
したデータは送信バッファ1227から削除する。NW
ボード1210ではPDLボードインタフェース121
5を介してそのデータを受信する。受信したデータをR
AM1213に蓄積する。
【0014】PDLボード1220から印刷エンジン部
1240にデータを送信する際には、ページバッファ1
228上に送信データを蓄積し、PDLボード1220
のエンジンインタフェース1225を介してそのデータ
を送信する。送信したデータはページバッファ1228
から削除する。
【0015】次に、ネットワーク上のパソコンAから印
刷装置1200にジョブ名が「ジョブJOB1」の印刷
ジョブを送信した時の動作について図20に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0016】ジョブJOB1の印刷ジョブはジョブ開始
命令で始まり、ジョブ終了命令で終るデータフォーマッ
トになっている。ジョブ名「ジョブJOB1」はジョブ
開始命令に含まれている。印刷装置1200のNWボー
ド1210がジョブJOB1の印刷ジョブのデータを受
信すると、受信したデータを一旦RAM1213に蓄積
する。RAM1213に蓄積したデータは、データ取得
手段1216がPDLボード1220に送信する。送信
が終了するとRAM1213のデータを削除する。
【0017】図20は、従来の印刷制御装置のデータ処
理手順の一例を示すフローチャートであり、図19に示
したPDLボード1220によるデータ処理手順に対応
する。なお、S1301〜S1308は各ステップを示
す。
【0018】PDLボード1220はNWボード121
0からデータを受信すると(S1301)、そのデータ
を受信バッファ1226に蓄積する(S1302)。受
信バッファ1226にデータが蓄積されると、ジョブ解
析手段1229がそのデータをコマンド単位で解析し
(S1303)、該コマンドが排紙命令かどうかを判断
し(1304),YESならば印刷用紙に描画する描画
データを作成し、その描画データをページバッファ12
28に蓄積していく(S1305)。
【0019】そして、解析の終ったデータは受信バッフ
ァ1226から削除する(S1306)。この動作は受
信バッファ1226に未処理のデータがある限り繰り返
し(S1307−YES)、受信バッファ1226に未
処理のデータがなくなると(S1307−NO)、新し
いデータを受信するのを待ち、なければ処理を終了す
る。
【0020】一方、ジョブ解析手段1229がこのよう
にして印刷データを解析していき、「0Ch(16進
数)」などの排紙命令を見つけると(S1304−YE
S)、ページバッファ1228に蓄積された描画データ
を印刷エンジン部1240に送信する(S1308)。
印刷エンジン部1240はPDLボード1220から描
画データが送られてくると用紙カセット1241から印
刷用紙を取り込み、その描画データを印刷し、排紙した
ら、ステップS1306へ進む。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、例えば印刷装置のPDLボード1220のC
PU1221が暴走した場合、暴走中に処理していた印
刷ジョブあるいは暴走後にパソコン(ホストと呼ぶ)か
ら送信した印刷ジョブは印刷装置1200で正常に印刷
されない。
【0022】このような場合、印刷装置1200の使用
者は、印刷ジョブの送信元であるホストからデータ送信
を止め、ネットワーク上の他の印刷装置に同じ印刷ジョ
ブを送り直し印刷するか、印刷装置1200のところに
行き、印刷装置1200のリセットあるいは電源オフ/
オンしてリブート(再起動)して、ホストから同じ印刷
ジョブを送り直し印刷する必要があった。
【0023】そのため、印刷装置1200の使用者が印
刷装置1200の暴走状態に気付かなければ長時間印刷
ジョブが処理されず、印刷物を得ることが出来なかっ
た。
【0024】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の第1の目的は、複数の印刷装
置がネットワーク上に接続されているプリント環境下に
おいて、いずれかの印刷装置に転送した印刷ジョブを処
理中に、印刷装置内の印刷制御装置におけるPDL解析
異常や、印刷部のジャム等が発生する場合を想定して、
当該印刷ジョブの依頼元のホストから受信した印刷ジョ
ブを前もってあらかじめ設定されている転送先の印刷装
置に転送しておき、印刷装置の通信制御装置が印刷制御
装置との通信によりPDL解析異常や、印刷部のジャム
等の発生を検出したら、転送先の印刷装置に転送してい
る印刷ジョブに対する解析処理開始を指示することによ
り、ユーザは最初に依頼した印刷ジョブの転送先にPD
L解析異常や、印刷部のジャム等を含む障害が発生して
も、当該印刷ジョブを他の印刷装置に転送する等の操作
を行うことなく、当該印刷ジョブを転送先の印刷装置か
ら速やかに処理させて印刷結果を得ることができる通信
制御装置および印刷制御装置および通信制御装置のデー
タ通信方法および印刷制御装置の印刷制御方法および記
憶媒体を提供することである。
【0025】第2の目的は、複数の印刷装置がネットワ
ーク上に接続されているプリント環境下において、いず
れかの印刷装置に転送した印刷ジョブを処理中に、印刷
装置内の印刷制御装置におけるPDL解析異常や、印刷
部のジャム等が発生する場合を想定して、当該印刷ジョ
ブの依頼元のホストから受信した印刷ジョブを前もって
あらかじめ設定されている転送先の印刷装置に転送して
おくとともに、正常処理されたページ番号情報を順次転
送先の印刷装置に通知しておき、印刷装置の通信制御装
置が印刷制御装置との通信によりPDL解析異常や、印
刷部のジャム等の発生を検出したら、転送先の印刷装置
に転送している印刷ジョブに対する解析処理開始を指示
することにより、ユーザは最初に依頼した印刷ジョブの
転送先にPDL解析異常や、印刷部のジャム等を含む障
害が発生しても、当該印刷ジョブを他の印刷装置に転送
する等の操作を行うことなく、当該印刷ジョブ中で障害
により中断した残るページから転送先の印刷装置から速
やかに処理させて印刷結果を得ることができる通信制御
装置および印刷制御装置および通信制御装置のデータ通
信方法および印刷制御装置の印刷制御方法および記憶媒
体を提供することである。
【0026】第3の目的は、複数の印刷装置がネットワ
ーク上に接続されているプリント環境下において、いず
れかの印刷装置に転送した印刷ジョブを処理中に、印刷
装置内の印刷制御装置におけるPDL解析異常や、印刷
部のジャム等が発生する場合を想定して、当該印刷ジョ
ブの依頼元のホストから受信した印刷ジョブを前もって
あらかじめ設定されている転送先の印刷装置に転送して
おくとともに、転送元の印刷装置内の印刷制御装置から
の正常処理状態を示す正常信号を転送先の印刷装置内の
印刷制御装置に通知しておくことにより、転送元の印刷
装置内の印刷制御装置の状態を転送先の印刷制御装置が
判定して、正常信号を受信しない事態が生じた場合に、
転送元の印刷装置に障害が発生したものと認知して、当
該印刷ジョブを他の印刷装置に転送する等の操作をユー
ザが行うことなく、当該印刷ジョブを転送先の印刷装置
から速やかに処理させて印刷結果を得ることができる通
信制御装置および印刷制御装置および通信制御装置のデ
ータ通信方法および印刷制御装置の印刷制御方法および
記憶媒体を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(ネットワーク)を介してデータ処
理装置からの印刷ジョブをデータ解析手段(図1に示す
PDLボード120)に転送する通信制御装置であっ
て、前記所定の通信媒体を介して受信した印刷ジョブを
記憶する記憶手段(図1に示すRAM113に相当)
と、前記印刷ジョブの受信後、他の印刷装置に対して前
記記憶手段に記憶されている印刷ジョブを転送する転送
手段(図1に示す転送手段117に相当)と、前記デー
タ解析手段によるジョブ解析状態を監視して解析異常を
検出する監視手段(図1に示す監視手段118に相当)
と、前記監視手段により前記データ解析手段の解析異常
が検出された場合に、前記他の印刷装置に対して解析異
常を通知するジョブ処理通知手段(図1に示す暴走通知
手段119に相当)とを有するものである。
【0028】本発明に係る第2の発明は、前記監視手段
は、ジョブ正常終了を検出し、前記ジョブ処理通知手段
は、前記監視手段によりジョブ終了通知が検出された場
合に、前記他の印刷装置に対してジョブ終了を通知し、
前記記憶手段に記憶された印刷ジョブを削除するもので
ある。
【0029】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体(ネットワーク)を介して複数のデータ処理装置と他
の印刷装置と通信して取得する印刷ジョブをデータ解析
手段(図11に示すPDLボード120)に転送する通
信制御手段(図11に示すネットワークインタフェース
114を含むNWボード110)を備える通信制御装置
であって、前記所定の通信媒体を介して受信した印刷ジ
ョブを記憶するジョブ記憶手段(図11に示すRAM8
13に相当)と、前記データ解析手段により設定される
印刷ジョブ転送先を記憶する転送先記憶手段(図11に
示す転送先記憶部842に相当)と、前記印刷ジョブの
受信後、前記転送先記憶手段により記憶されている他の
印刷装置に対して前記ジョブ記憶手段に記憶されている
印刷ジョブを転送する第1の転送手段(図11に示す転
送手段817に相当)と、前記データ解析手段より順次
通知される正常処理済みページ番号を前記転送先記憶手
段により記憶されている他の印刷装置に対して転送する
第2の転送手段(図11に示す転送手段817に相当)
と、前記データ解析手段から通知される印刷部のページ
処理障害を検出して、前記他の印刷装置に対して印刷部
の異常を通知する通知手段(図11に示す暴走検知手段
819に相当)とを有するものである。
【0030】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体(ネットワーク)を介してデータ処理装置からの印刷
ジョブをデータ解析手段に転送する通信制御手段を備え
る通信制御装置であって、前記所定の通信媒体を介して
受信した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段(図15
に示すRAM1013に相当)と、前記データ解析手段
により設定される印刷ジョブ転送先を記憶する転送先記
憶手段(図15に示すRAM1013に相当)と、前記
印刷ジョブの受信後、前記転送先記憶手段により記憶さ
れている他の印刷装置に対して前記ジョブ記憶手段に記
憶されている印刷ジョブを転送する第1の転送手段(図
15に示す転送手段1017に相当)と、前記データ解
析手段より順次通知される印刷部が正常印刷可能な状態
を示す情報を前記転送先記憶手段により記憶されている
他の印刷装置に対して順次転送する第2の転送手段(図
15に示す転送手段1017に相当)とを有するもので
ある。
【0031】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印刷
装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジョ
ブを処理する印刷制御装置であって、前記印刷ジョブの
解析を行なうデータ解析手段と、前記データ解析手段の
解析異常時に印刷ジョブを代替処理する他の印刷装置を
設定する設定手段(図1に示す操作パネル142に相
当)と、前記印刷ジョブの正常終了を検出してジョブ終
了通知を前記通信制御手段を介して前記設定手段により
設定された他の印刷装置に通知するジョブ終了手段(図
1に示すジョブ終了通知手段130に相当)とを有する
ものである。
【0032】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印刷
装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジョ
ブを処理する印刷制御装置であって、他の印刷装置から
受信した印刷ジョブおよび該印刷ジョブに付加されるホ
スト情報を記憶する記憶手段(図2に示すジョブ記憶手
段180に相当)と、前記記憶手段に記憶された前記印
刷ジョブの解析を行なうデータ解析手段(図2に示すジ
ョブ解析手段179に相当)と、前記他の印刷装置から
通知される通知内容に基づき、前記記憶手段に記憶され
た印刷ジョブの削除または前記記憶手段に記憶された印
刷ジョブの解析開始を前記データ解析手段に指示するジ
ョブ処理手段(図2に示すジョブ終了検出手段181,
暴走検出手段182に相当)とを有するものである。
【0033】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印刷
装置と通信するための通信制御手段(図11に示すNW
ボード810に相当)が取得した印刷ジョブを処理する
印刷制御装置であって、前記印刷ジョブの解析を行なう
データ解析手段(図11に示すジョブ解析手段829に
相当)と、前記データ解析手段により解析されて印刷部
で正常に印刷されるページ番号を順次前記通信制御手段
に通知するページ終了通知手段(図11に示すページ終
了通知手段831に相当)と、前記印刷部の印刷障害発
生有無を監視して前記通信制御手段に印刷部の異常を通
知する異常通知手段(図11に示す異常通知手段832
に相当)とを有するものである。
【0034】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印刷
装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジョ
ブを処理する印刷制御装置であって、他の印刷装置から
受信した印刷ジョブおよび該印刷ジョブに付加されるホ
スト情報を記憶する記憶手段(図12に示すジョブ記憶
手段880に相当)と、前記記憶手段に記憶された前記
印刷ジョブの解析を行なうデータ解析手段(図12に示
すジョブ解析手段879に相当)と、前記他の印刷装置
から順次通知されるページ番号を更新可能に記憶するペ
ージ番号記憶手段(図12に示すRAM873に確保さ
れる)と、前記他の印刷装置から通知される印刷部の異
常を検出して、前記ページ番号記憶手段に記憶されてい
る終了ページの次ページから前記記憶手段に記憶されて
いる印刷ジョブのページ解析処理開始を指示するジョブ
処理手段(図12に示すページ終了検出手段883,暴
走検出手段882に相当)とを有するものである。
【0035】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印刷
装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジョ
ブを処理する印刷制御装置であって、他の印刷装置から
受信した印刷ジョブおよび該印刷ジョブに付加されるホ
スト情報を記憶する記憶手段(図16に示すジョブ記憶
手段1080に相当)と、前記記憶手段に記憶された前
記印刷ジョブの解析を行なうデータ解析手段と、前記他
の印刷装置から順次通知される該他の印刷装置が正常印
刷可能なことを示す情報を監視して前記他の印刷装置の
異常を検出して、前記記憶手段に記憶されている印刷ジ
ョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処理手段
(図16に示す暴走検出手段1082,ジョブ終了検出
手段1081に相当)とを有するものである。
【0036】本発明に係る第10の発明は、前記ジョブ
解析手段は、前記データ解析手段による印刷ジョブの解
析終了後、正常印刷処理終了を検出して、前記ホスト情
報に従ういずれかのデータ処理装置に対して印刷処理終
了を通知するものである。
【0037】本発明に係る第11の発明は、前記データ
解析手段は、前記ページ番号記憶手段に記憶されている
終了ページまで前記印刷ジョブの解析を読み飛ばすもの
である。
【0038】本発明に係る第12の発明は、前記データ
解析手段は、前記ページ番号記憶手段に記憶されている
終了ページまで解析して生成される描画データを破棄す
るものである。
【0039】本発明に係る第13の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置からの印
刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制御装置のデ
ータ通信方法であって、前記印刷ジョブの受信後、前記
他の印刷装置に対して記憶手段に記憶されている印刷ジ
ョブを転送する転送ステップ(図5に示すステップS4
04)と、前記データ解析手段によるジョブ解析状態を
監視して解析異常を検出する監視ステップ(図10に示
すステップS421)と、前記監視ステップにより前記
データ解析手段の解析異常が検出された場合に、前記他
の印刷装置に対して解析異常を通知するジョブ処理通知
ステップ(図10に示すステップS422)とを有する
ものである。
【0040】本発明に係る第14の発明は、前記監視ス
テップは、ジョブ正常終了を検出し、前記ジョブ処理通
知ステップは、前記監視ステップによりジョブ終了通知
が検出された場合に、前記他の印刷装置に対してジョブ
終了を通知し、前記記憶手段に記憶された印刷ジョブを
削除するものである。
【0041】本発明に係る第15の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介して複数のデータ処理装置と
他の印刷装置と通信して取得する印刷ジョブをデータ解
析手段に転送する通信制御手段を備える通信制御装置の
データ通信方法であって、前記印刷ジョブの受信後、前
記データ解析手段により設定される印刷ジョブ転送先を
記憶する転送先記憶手段により記憶されている他の印刷
装置に対してジョブ記憶手段に記憶されている印刷ジョ
ブを転送する第1の転送ステップ(図5に示すステップ
S404)と、前記データ解析手段より順次通知される
正常処理済みページ番号を前記転送先記憶手段により記
憶されている他の印刷装置に対して転送する第2の転送
ステップ(図示しない)と、前記データ解析手段から通
知される印刷部のページ処理障害を検出して、前記他の
印刷装置に対して印刷部の異常を通知する通知ステップ
(図10に示すステップS422)とを有するものであ
る。
【0042】本発明に係る第16の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置からの印
刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制御手段を備
える通信制御装置のデータ通信方法であって、前記印刷
ジョブの受信後、前記データ解析手段により設定される
印刷ジョブ転送先を記憶する転送先記憶手段により記憶
されている他の印刷装置に対してジョブ記憶手段に記憶
されている印刷ジョブを転送する第1の転送ステップ
(図5に示すステップS404)と、前記データ解析手
段より順次通知される印刷部が正常印刷可能な状態を示
す情報を前記転送先記憶手段により記憶されている他の
印刷装置に対して順次転送する第2の転送ステップ(図
示しない)とを有するものである。
【0043】本発明に係る第17の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理する印刷制御装置の印刷制御方法であって、
前記印刷ジョブの解析を行なうデータ解析手段の解析異
常時に印刷ジョブを代替処理する他の印刷装置を設定す
る設定ステップ(図示しない)と、前記印刷ジョブの正
常終了を検出してジョブ終了通知を前記通信制御手段を
介して前記設定手段により設定された他の印刷装置に通
知するジョブ終了ステップ(図6に示すステップS50
6)とを有するものである。
【0044】本発明に係る第18の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理するデータ解析手段を備える印刷制御装置の
印刷制御方法であって、他の印刷装置から受信した印刷
ジョブおよび該印刷ジョブに付加されるホスト情報を記
憶手段に記憶する記憶ステップ(図9に示すステップS
718)と、前記他の印刷装置から通知される通知内容
に基づき、前記記憶手段に記憶された印刷ジョブの削除
または前記記憶手段に記憶された印刷ジョブの解析開始
を前記データ解析手段に指示するジョブ処理ステップ
(図9に示すステップS715)とを有するものであ
る。
【0045】本発明に係る第19の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理するデータ解析手段を有する印刷制御装置の
印刷制御方法であって、前記データ解析手段により解析
されて印刷部で正常に印刷されるページ番号を順次前記
通信制御手段に通知するページ終了通知ステップ(図9
のステップS723)と、前記印刷部の印刷障害発生有
無を監視して前記通信制御手段に印刷部の異常を通知す
る異常通知ステップ(図10のステップS422)とを
有するものである。
【0046】本発明に係る第20の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理するデータ解析手段を有する印刷制御装置の
印刷制御方法であって、他の印刷装置から受信した印刷
ジョブおよび該印刷ジョブに付加されるホスト情報を記
憶手段に記憶する記憶ステップ(図13に示すステップ
S905)と、前記他の印刷装置から順次通知されるペ
ージ番号をページ番号記憶手段に更新可能に記憶するペ
ージ番号記憶ステップ(図13に示すステップS96
2)と、前記他の印刷装置から通知される印刷部の異常
を検出して、前記ページ番号記憶手段に記憶されている
終了ページの次ページから前記記憶手段に記憶されてい
る印刷ジョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処
理ステップ(図13に示すステップS911)とを有す
るものである。
【0047】本発明に係る第21の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理するデータ解析手段を有する印刷制御装置の
印刷制御方法であって、他の印刷装置から受信した印刷
ジョブおよび該印刷ジョブに付加されるホスト情報を記
憶手段に記憶する記憶ステップ(図13に示すステップ
S905)と、前記他の印刷装置から順次通知される該
他の印刷装置が正常印刷可能なことを示す情報を監視し
て前記他の印刷装置の異常を検出して、前記記憶手段に
記憶されている印刷ジョブのページ解析処理開始を指示
するジョブ処理ステップ(図17のステップS110
1)とを有するものである。
【0048】本発明に係る第22の発明は、前記ジョブ
処理ステップ(図17のステップS1123)は、前記
データ解析手段による印刷ジョブの解析終了後、正常印
刷処理終了を検出して、前記ホスト情報に従ういずれか
のデータ処理装置に対して印刷処理終了を通知するもの
である。
【0049】本発明に係る第23の発明は、前記データ
解析手段は、前記ページ番号記憶手段に記憶されている
終了ページまで前記印刷ジョブの解析を読み飛ばすもの
である。
【0050】本発明に係る第24の発明は、前記データ
解析手段は、前記ページ番号記憶手段に記憶されている
終了ページまで解析して生成される描画データを破棄す
るものである。
【0051】本発明に係る第25の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置からの印
刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制御装置に、
前記印刷ジョブの受信後、前記他の印刷装置に対して記
憶手段に記憶されている印刷ジョブを転送する転送ステ
ップ(図5に示すステップS404)と、前記データ解
析手段によるジョブ解析状態を監視して解析異常を検出
する監視ステップ(図10に示すステップS421)
と、前記監視ステップにより前記データ解析手段の解析
異常が検出された場合に、前記他の印刷装置に対して解
析異常を通知するジョブ処理通知ステップ(図10に示
すステップS422)とを実行させるためのプログラム
を記録媒体にコンピュータが読み取り可能に記録させた
ものである。
【0052】本発明に係る第26の発明は、前記監視ス
テップは、ジョブ正常終了を検出し、前記ジョブ処理通
知ステップは、前記監視ステップによりジョブ終了通知
が検出された場合に、前記他の印刷装置に対してジョブ
終了を通知し、前記記憶手段に記憶された印刷ジョブを
削除するものである。
【0053】本発明に係る第27の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介して複数のデータ処理装置と
他の印刷装置と通信して取得する印刷ジョブをデータ解
析手段に転送する通信制御手段を備える通信制御装置
に、前記印刷ジョブの受信後、前記データ解析手段によ
り設定される印刷ジョブ転送先を記憶する転送先記憶手
段により記憶されている他の印刷装置に対してジョブ記
憶手段に記憶されている印刷ジョブを転送する第1の転
送ステップ(図5に示すステップS404)と、前記デ
ータ解析手段より順次通知される正常処理済みページ番
号を前記転送先記憶手段により記憶されている他の印刷
装置に対して転送する第2の転送ステップ(図示しな
い)と、前記データ解析手段から通知される印刷部のペ
ージ処理障害を検出して、前記他の印刷装置に対して印
刷部の異常を通知する通知ステップ(図10に示すステ
ップS422)とを実行させるためのプログラムを記録
媒体にコンピュータが読み取り可能に記録させたもので
ある。
【0054】本発明に係る第28の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置からの印
刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制御手段を備
える通信制御装置に、前記印刷ジョブの受信後、前記デ
ータ解析手段により設定される印刷ジョブ転送先を記憶
する転送先記憶手段により記憶されている他の印刷装置
に対してジョブ記憶手段に記憶されている印刷ジョブを
転送する第1の転送ステップ(図5に示すステップS4
04)と、前記データ解析手段より順次通知される印刷
部が正常印刷可能な状態を示す情報を前記転送先記憶手
段により記憶されている他の印刷装置に対して順次転送
する第2の転送ステップ(図示しない)とを実行させる
ためのプログラムを記録媒体にコンピュータが読み取り
可能に記録させたものである。
【0055】本発明に係る第29の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理する印刷制御装置に、前記印刷ジョブの解析
を行なうデータ解析手段の解析異常時に印刷ジョブを代
替処理する他の印刷装置を設定する設定ステップ(図示
しない)と、前記印刷ジョブの正常終了を検出してジョ
ブ終了通知を前記通信制御手段を介して前記設定ステッ
プにより設定された他の印刷装置に通知するジョブ終了
ステップ(図6に示すステップS506)とを実行させ
るためのプログラムを記録媒体にコンピュータが読み取
り可能に記録させたものである。
【0056】本発明に係る第30の発明は、所定の通信
媒体を介してデータ処理装置と他の印刷装置と通信する
ための通信制御手段が取得した印刷ジョブを処理するデ
ータ解析手段を備える印刷制御装置に、他の印刷装置か
ら受信した印刷ジョブおよび該印刷ジョブに付加される
ホスト情報を記憶手段に記憶する記憶ステップ(図9に
示すステップS718)と、前記他の印刷装置から通知
される通知内容に基づき、前記記憶手段に記憶された印
刷ジョブの削除または前記記憶手段に記憶された印刷ジ
ョブの解析開始を前記データ解析手段に指示するジョブ
処理ステップ(図9に示すステップS715)とを実行
させるためのプログラムを記録媒体にコンピュータが読
み取り可能に記録させたものである。
【0057】本発明に係る第31の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理するデータ解析手段を有する印刷制御装置
に、前記データ解析手段により解析されて印刷部で正常
に印刷されるページ番号を順次前記通信制御手段に通知
するページ終了通知ステップ(図9のステップS72
3)と、前記印刷部の印刷障害発生有無を監視して前記
通信制御手段に印刷部の異常を通知する異常通知ステッ
プ(図10のステップS422)とを実行させるための
プログラムを記録媒体にコンピュータが読み取り可能に
記録させたものである。
【0058】本発明に係る第32の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理するデータ解析手段を有する印刷制御装置
に、他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
ジョブに付加されるホスト情報を記憶手段に記憶する記
憶ステップ(図13に示すステップS905)と、前記
他の印刷装置から順次通知されるページ番号をページ番
号記憶手段に更新可能に記憶するページ番号記憶ステッ
プ(図13に示すステップS962)と、前記他の印刷
装置から通知される印刷部の異常を検出して、前記ペー
ジ番号記憶手段に記憶されている終了ページの次ページ
から前記記憶手段に記憶されている印刷ジョブのページ
解析処理開始を指示するジョブ処理ステップ(図13に
示すステップS911)とを実行させるためのプログラ
ムを記録媒体にコンピュータが読み取り可能に記録させ
たものである。
【0059】本発明に係る第33の発明は、所定の通信
媒体(ネットワーク)を介してデータ処理装置と他の印
刷装置と通信するための通信制御手段が取得した印刷ジ
ョブを処理するデータ解析手段を有する印刷制御装置
に、他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
ジョブに付加されるホスト情報を記憶手段に記憶する記
憶ステップ(図13に示すステップS905)と、前記
他の印刷装置から順次通知される該他の印刷装置が正常
印刷可能なことを示す情報を監視して前記他の印刷装置
の異常を検出して、前記記憶手段に記憶されている印刷
ジョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処理ステ
ップ(図17のステップS1101)とを実行させるた
めのプログラムを記録媒体にコンピュータが読み取り可
能に記録させたものである。
【0060】本発明に係る第34の発明は、前記ジョブ
処理ステップ(図17のステップS1123)は、前記
データ解析手段による印刷ジョブの解析終了後、正常印
刷処理終了を検出して、前記ホスト情報に従ういずれか
のデータ処理装置に対して印刷処理終了を通知するもの
である。
【0061】本発明に係る第35の発明は、前記データ
解析手段は、前記ページ番号記憶手段に記憶されている
終了ページまで前記印刷ジョブの解析を読み飛ばすもの
である。
【0062】本発明に係る第36の発明は、前記データ
解析手段は、前記ページ番号記憶手段に記憶されている
終了ページまで解析して生成される描画データを破棄す
るものである。
【0063】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1,図2は、
本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置を適用可能な
印刷システムの構成を説明するブロック図であり、ネッ
トワーク上に複数の印刷装置が接続され、後述する図2
に示すように複数のホストからの印刷ジョブを受信して
処理する印刷システムに対応する。
【0064】図1において、100は印刷ジョブの転送
元の印刷装置、150は転送先の印刷装置である。
【0065】転送元の印刷装置100はネットワークと
データとの間で送受信を行なうネットワークインタフェ
ース部であるネットワークボード(NWボード)11
0、受信したデータの解析を行なうデータ解析部である
PDLボード120、PDLボード120で作成された
描画データを印刷用紙に印刷する印刷エンジン部14
0、印刷用紙を蓄積する用紙カセット141から成る。
なお、ここで、PDLは、Print Descrip
tion Languageの略で、印刷ジョブが記述
されている印刷言語である。
【0066】NWボード110は、NWボード110全
体の制御を行なう制御手段であるCPU111と、CP
U111の制御プログラムを記憶しているROM112
と、CPU111のデータ記憶領域であるRAM113
と、ネットワークと接続し、データの送受信を行なうネ
ットワークインタフェース114と、PDLボード12
0と接続し、データの送受信を行なうPDLボードイン
タフェース115と、ネットワークから受信したデータ
をPDLボード120に送る制御を行なうデータ取得手
段116と、印刷ジョブのデータを転送先の印刷装置1
50に転送するための制御を行なう転送手段117と、
PDLボード120の正常性(正常動作状態)を監視
し、異常を検出する監視手段118と、PDLボード1
20の異常を検出した時に転送先の印刷装置150に暴
走通知を行なう暴走通知手段119と、PDLボード1
20から正常通知のデータを受信する時間間隔を計測す
る暴走監視タイマ144とから成る。
【0067】PDLボード120は、PDLボード12
0全体の制御を行なう制御手段であるCPU121と、
CPU121の制御プログラムを記憶しているROM1
22と、CPU121のデータ記憶手段であるRAM1
23と、NWボード110と接続し、印刷ジョブのデー
タの送受信を行なうNWボードインタフェース124
と、印刷エンジン部140と接続し、描画データの送信
制御を行なうエンジンインタフェース125と、NWボ
ード110から受信したデータを蓄積する受信バッファ
126と、NWボード110に送信するデータを蓄積す
る送信バッファ127と、印刷エンジン部140に送信
するページの描画データを蓄積するページバッファ12
8と、印刷ジョブのデータを解析し、印刷用紙に描画す
る描画データを作成するジョブ解析手段129と、印刷
ジョブの最後のページを印刷し、印刷ジョブの全てのデ
ータの解析処理を終了すると転送先の印刷装置150に
ジョブ終了通知を行なうジョブ終了通知手段130と、
印刷ジョブの転送先の印刷装置150のネットワークア
ドレスを設定する設定手段である操作パネル142と、
操作パネル142から設定されたメニュー値を記憶する
メニュー記憶部143とから成る。
【0068】図2において、転送先の印刷装置150
は、転送元の印刷装置110と同様にNWボード16
0、PDLボード170、印刷エンジン部190、用紙
カセット191から成る。
【0069】NWボード160は、NWボード110と
同様にCPU161と、ROM162と、RAM163
と、ネットワークインタフェース164と、PDLボー
ドインタフェース165と、データ取得手段166とを
有する。
【0070】PDLボード170は、PDLボード12
0と同様にCPU171と、ROM172と、RAM1
73と、NWボードインタフェース174と、エンジン
インタフェース175と、受信バッファ176と、送信
バッファ177と、ページバッファ178と、ジョブ解
析手段179とを有し、更に、転送元の印刷装置100
から転送されてきた印刷ジョブを蓄積しておくジョブ記
憶手段180と、転送元の印刷装置100からジョブ終
了通知を受けた時にそれを検出し、終了した印刷ジョブ
をジョブ記憶手段180から削除するジョブ終了検出手
段181と、転送元の印刷装置100から暴走通知を受
けた時にそれを検出し、ジョブ記憶手段180に記憶さ
れている印刷ジョブの解析をジョブ解析手段179に指
示する暴走検出手段182とを有する。
【0071】図3は、図1,図2に示した印刷装置を適
用したネットワーク印刷システムの一例を示す図であ
り、図1,図2と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0072】第1実施形態において、ネットワークに
は、図3に示すように複数のパソコン10−1〜10−
Nと複数の印刷装置(印刷装置100,150を含む)
が接続されている。それぞれのパソコンや印刷装置を端
末と呼ぶ。各端末はネットワークアドレスを有する。
【0073】図4は、図3に示したネットワーク印刷シ
ステムでやり取りされるデータの構造を説明する図であ
り、(a)はネットワーク上のある端末から別の端末に
送られるデータに対応し、(b)はパソコン10−1か
ら印刷装置(印刷装置A)100に送信した印刷ジョブ
のデータに対応し、(c)は印刷装置100から印刷装
置150に転送した印刷ジョブのデータに対応し、
(d)は印刷装置100から印刷装置150に送信した
ジョブ終了通知のデータに対応し、(e)は印刷装置1
00から印刷装置150に送信した暴走通知のデータに
対応し、(f)は印刷装置(印刷装置B)150からパ
ソコン10−Nに送信したジョブ転送通知のデータに対
応する。
【0074】ネットワーク上である端末から別の端末に
データを送信する場合は、図4の(a)に示すように送
信先端末の宛先ネットヮークアドレスと自端末の送信元
ネットワークアドレスを付加したデータをパケット化し
て送信する。この宛先ネットワークアドレスと送信元ネ
ットワークアドレスの部分をパケットヘッダと呼び、実
際の送信データの部分をパケットボディと呼ぶ。ネット
ワーク上を流れるパケットの大きさには上限があり、送
信データの大きさがその上限よりも大きい場合にはその
データを複数のパケットに分割して送信する。データを
複数のパケットに分割して送信する場合でもそれぞれの
パケットにパケットヘッダを付加する。ネットワーク上
の各端末はネットワーク上を流れるデータを全て検索
し、宛先ネットワークアドレスが自端末であるデータだ
け取り込む。
【0075】以下、図1,図2を参照してデータ転送処
理動作について説明する。
【0076】印刷装置100において、ネットワークか
らデータを受信する際には、NWボード110のネット
ワークインタフェース114がネットワーク上のパケッ
トを全て検索し、自端末宛のパケットがあればそのパケ
ットを取り込み、該取り込んだパケットのデータをRA
M113に記憶する。
【0077】ネットワークにデータを送信する際には、
NWボード110のRAM113に送信データを蓄積
し、そのデータに宛先ネットワークアドレスと送信元ネ
ットワークアドレスを付加し、ネットワークインタフェ
ース114がその送信データをパケット化してネットワ
ークに送信する。そして、送信した該データをRAM1
13上から削除する。
【0078】NWボード110からPDLボード120
にデータを送信する際には、NWボード110では、R
AM113に送信データを蓄積し、PDLボードインタ
フェース115を介してそのデータをPDLボード12
0に送信して、該送信したデータをRAM113上から
削除する。PDLボード120では、NWボードインタ
フェース124を介してそのデータを受信し、該受信し
たデータをRAM123上の受信バッファ126に蓄積
する。
【0079】PDLボード120からNWボード110
にデータを送信する際には、PDLボード120ではR
AM123上の送信バッファ127に送信データを蓄積
し、NWボードインタフェース124を介してそのデー
タをNWボード110に送信する。そして、該送信した
データを送信バッファ127から削除する。NWボード
110ではPDLボードインタフェース115を介して
そのデータを受信する。そして、該受信したデータをR
AM113に蓄積する。
【0080】PDLボード120から印刷エンジン部1
40にデータを送信する際には、ページバッファ128
上に送信データを蓄積し、PDLボード120のエンジ
ンインタフェース125を介してそのデータを送信す
る。そして、該送信したデータはページバッファ128
から削除する。
【0081】印刷装置150も各部のデータ送受信につ
いては同様の方法で行なう。
【0082】印刷装置100では、NWボード110が
PDLボード120の正常動作を監視している。PDL
ボード120は、CPU121が正常に動作している間
は、例えば9秒の間隔で正常通知のデータをNWボード
110に送信する。NWボード110では暴走監視タイ
マ144が動作しており、PDLボード120から正常
通知のデータを受信する毎に、監視手段118が暴走監
視タイマ144をリスタートする。暴走監視タイマ14
4は、リスタート後、例えば10秒でタイムアウトす
る。暴走監視タイマ144がタイムアウトすると、監視
手段118がPDLボード120の暴走を検出する。
【0083】ネットワーク上に接続される各印刷装置を
管理している管理者は、印刷装置100の操作パネル1
42を操作し、印刷ジョブの転送先の印刷装置を印刷装
置150に設定する。そして、操作パネル142から設
定されたメニュー値はメニュー記憶部143に記憶す
る。なお、メニュー記憶部143は、電気的に書き変え
可能な不揮発性のEEPROMで構成されており、電源
をオフ/オンしてもメニュー値は記憶されており、メニ
ュー値は操作パネル142から新しい値を設定した時に
書き変わる。また、転送先の印刷装置の設定はネットワ
ークアドレスを入力することによって行なうものとす
る。
【0084】ここでは、印刷装置150のネットワーク
アドレス「150.XX.XX.205」を入力する。
印刷ジョブを他の印刷装置に転送しない場合は、「0
0.00.00.00」を入力する。転送先の印刷装置
のネットワークアドレスは、操作パネル142から新し
いメニュー値が設定された時か、電源オフ/オンにより
リブート(再起動)された時に、PDLボード120か
らNWボード110に通知する。NWボード110では
そのアドレスをRAM113に記憶しておく。
【0085】次に、図3に示したパソコン10−1から
印刷装置100にジョブ名が「ジョブJOB1」の印刷
ジョブを送信した時の動作について、図5に示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0086】ジョブJOB1の印刷ジョブはジョブ開始
命令で始まり、ジョブ終了命令で終る図4の(b)に示
すようなデータフォーマットになっている。ジョブ名
「ジョブJOB1」はジョブ開始命令に含まれている。
【0087】図5は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図1に転送元の印刷装置100のNWボード11
0のデータ受信処理手順に対応する。なお、S401〜
S405は各ステップを示す。
【0088】印刷装置100のNWボード110がジョ
ブJOB1の印刷ジョブのデータを受信すると(S40
1)、受信したデータを一旦RAM113に蓄積する
(S402)。そして、RAM113に蓄積したデータ
は、データ取得手段116がPDLボード120に送信
する(S403)。
【0089】その後、転送手段117がRAM113の
データに転送情報を付加し、ネットワーク経由で印刷装
置150に送信する(S404)。このデータフォーマ
ットを図4の(c)に示す。転送情報は、送信元のパソ
コン10ー1のネットワークアドレスと転送元の印刷装
置100のネットワークアドレスを含んでいる。
【0090】このようにしてデータ送信を終了すると、
RAM113のデータを削除して(S405)、処理を
終了する。
【0091】図6は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図1に示した転送元の印刷装置100のPDLボ
ード120の処理手順に対応する。なお、S501〜S
511は各ステップを示す。
【0092】先ず、PDLボード120はNWボード1
10からデータを受信すると(S501)、そのデータ
を受信バッファ126に蓄積する(S502)。そし
て、受信バッファ126にデータが蓄積されると、ジョ
ブ解析手段129がそのデータをコマンド単位で解析し
(S503)、該コマンドがジョブ終了命令かどうかを
判断して(S504)、ジョブ終了命令でないと判断し
た場合は、該コマンドが排紙命令かどうかを判断して
(S507)、排紙命令でないと判定した場合には、印
刷用紙に描画する描画データを作成し、その描画データ
をページバッファ128に蓄積していく(S508)。
【0093】そして、解析の終ったデータは受信バッフ
ァ126から削除する(S510)。この動作は受信バ
ッファ126に未処理のデータがある限り繰り返し(S
511−YES)、受信バッファ126に未処理のデー
タがなくなると(S511−NO)、新しいデータを受
信するのを待ち、受信しない場合は処理を終了する。
【0094】一方、ステップS507で、ジョブ解析手
段129がこのようにして印刷データを解析していき、
「0Ch(16進数)」などの排紙命令を見つけると
(S507−YES)、ページバッファ128に蓄積さ
れた描画データを印刷エンジン部140に送信する(S
509)。そして、印刷エンジン部140はPDLボー
ド120から描画データが送られてくると、用紙カセッ
ト141から印刷用紙を取り込み、その描画データを印
刷し、排紙する。そして、ステップS510へ進む。
【0095】一方、印刷装置100ではジョブJOB1
の印刷ジョブのページを次々に排紙していき、ステップ
(504)で、ジョブ解析手段129がジョブJOB1
のジョブ終了命令を検出したら、すなわち、YESなら
ば、ジョブJOB1の最後のページを印刷したかどうか
を判断し(S505)、NOならば排紙待ちとなり、Y
ESならばジョブ終了通知手段130がジョブJOB1
が終了したしたことを知らせるジョブ終了通知のデータ
を作成し、転送先の印刷装置150に送信して(S50
6)、ステップS510へ進む。このジョブ終了通知の
データのデータフォーマットを図4の(d)に示す。
【0096】図7は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、図1に示した転送先の印刷装置150のNWボー
ド160の処理手順に対応する。なお、S601〜S6
04は各ステップを示す。
【0097】印刷装置150は、印刷装置100からジ
ョブJOB1の印刷ジョブのデータが転送されてくると
(S601)、そのデータを受信し、受信したデータを
一旦RAM163に蓄積する(S602)。そして、R
AM163上に蓄積されたデータは、データ取得手段1
66がPDLボード170に送信する(S603)。こ
のデータには、印刷ジョブのデータの前に図4の(c)
に示すように転送情報のデータが含まれている。
【0098】そして、データ送信が終了すると、RAM
163に記憶した受信データを削除して(S604)、
処理を終了する。そして、次のパケットが送られてくる
とまた同様の動作をする。
【0099】図8,図9は、本発明に係る印刷制御装置
における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャ
ートであり、図1に示した転送先の印刷装置150のP
DLボード170のデータ処理手順に対応する。なお、
S701〜S723は各ステップを示す。
【0100】先ず、PDLボード170はNWボード1
60からデータが送られてくると(S701)、そのデ
ータを受信バッファ176に蓄積する(S702)。
【0101】そして、受信バッファ126にデータが蓄
積されると、ジョブ解析手段179がそのデータをコマ
ンド単位で解析する(S703)。ジョブ解析手段17
9は転送情報のデータを検出したかどうかを判断し(S
704)、検出した場合には(S704−YES)、転
送情報とともにその後ろにある印刷ジョブのデータをジ
ョブ記憶手段180に記憶する(S705)。処理の終
ったデータは受信バッファ176から削除する(S70
6)。
【0102】そして、受信バッファ176に未処理のデ
ータがあるかどうかを判断して(S707)、YESな
らば、ステップS703へ戻り、受信バッファ176に
未処理のデータがないと判断した場合には、処理を終了
する。
【0103】一方、ステップ(S704)で、ジョブ解
析手段179は転送情報のデータを検出していないと判
断した場合には、すなわち、印刷装置150では、ジョ
ブ終了通知のデータを受信したかどうかを判断して(S
708)、ジョブ終了通知のデータを受信したと判断し
た場合には、すなわち、PDLボード170のジョブ解
析手段179がそのデータを解析し、ジョブ終了通知の
データであることを知ると(S708−YES)、ジョ
ブ終了検出手段181を起動する。ジョブ終了検出手段
181はジョブ終了通知のデータからジョブ名「ジョブ
JOB1」を読み取り(S709)、ジョブ記憶手段1
80からジョブJOB1の印刷ジョブのデータを全て削
除して(S710)、ステップS706へ進む。
【0104】一方、ステップS708で、ジョブ終了通
知のデータでないと判断された場合には、ジョブ解析手
段179がそのデータを解析し、そのデータが暴走通知
かどうかを判定して(S711)、暴走通知でないと判
断した場合は、ステップS712で、該データが排紙命
令かどうかを判断して(S712)、排紙命令でないと
判断した場合は、描画データを作成し、ページバッファ
178に蓄積して、ステップS706へ進む。
【0105】一方、ステップS712で、該データが排
紙命令であると判断した場合は、ページバッファ178
の描画データを印刷エンジン部190へ送り、このペー
ジを印刷して(S714)、ステップS706へ戻る。
【0106】一方、ステップS711で、暴走通知であ
ると判断した場合には、例えばパソコン10−Nから印
刷装置100にジョブJOB2の印刷ジョブが送信さ
れ、印刷装置100でジョブJOB2の印刷中にPDL
ボード120のCPU121が暴走し、印刷装置100
でジョブJOB2の印刷処理が正常に行なえなくなった
場合には、ステップS715へ進む。
【0107】先ず、暴走検出手段182を起動する。暴
走検出手段182は印刷装置100の暴走を検出する
と、ジョブ記憶手段180に記憶してある印刷ジョブの
解析をジョブ解析手段179に指示する。ジョブ解析手
段179はその指示を受けると、ジョブ記憶手段180
に記憶されているジョブJOB2のデータをコマンド単
位で解析し(S715)、該データがジョブ終了命令か
どうかを判断して(S716)、ジョブ終了命令でない
と判断した場合は、該データが排紙命令かどうかを判断
して(S717)、排紙命令でないと判断した場合に
は、印刷用紙に描画する描画データを作成し、描画デー
タをページバッファ178に蓄積していく(S71
8)。
【0108】そして、解析の終ったデータはジョブ記憶
手段180から削除する(S719)。次に、ジョブ記
憶手段180に未処理のデータがあるかどうかを判断し
て(S720)、YESならばステップS715へ戻
り、同様の処理を繰り返し行い、NOならばステップS
706へ戻る。
【0109】一方、ステップS716で、ジョブ解析手
段179がジョブJOB2のジョブ終了命令を検出した
と判断した場合には、さらに、ジョブJOB2の最後の
ページを印刷し終えたかどうかを判断し(S722)、
すなわち、このようにしてジョブJOB2の印刷ジョブ
のページを次々に排紙していき、ジョブ解析手段179
がジョブJOB2のジョブ終了命令を検出し、ジョブJ
OB2の最後のページを印刷し終えた判断した場合に
は、ジョブ解析手段179は、印刷装置100から転送
されてきたジョブJOB2の印刷が終了したしたことを
ジョブJOB2の送信元のホストであるパソコン10−
Nに通知するため、ジョブ転送通知のデータを作成し、
パソコン10−Nに送信して(S723)、ステップS
720へ進む。このジョブ転送通知のデータのデータフ
ォーマットを図4の(f)に示す。
【0110】一方、ステップS716で、ジョブ終了命
令でないと判断した場合は、ジョブ解析手段129がこ
のようにしてジョブ記憶手段180の印刷データを解析
していき、「0Ch(16進数)」などの排紙命令を検
出したかどうかを判断して(S717)、YESのとき
は、ページバッファ178に蓄積された描画データを印
刷エンジン部190に送信する(S721)。そして、
印刷エンジン部190はPDLボード170から描画デ
ータが送られてくると、用紙カセット191から印刷用
紙を取り込み、その描画データを印刷し、排紙する。
【0111】図9に示したステップS723で、パソコ
ン10−Nから印刷装置100にジョブ名が「ジョブJ
OB2」の印刷ジョブが送信されると、すなわち、印刷
装置100はジョブJOB2の印刷ジョブを受信する
と、ジョブJOB1の時と同様に処理する。
【0112】印刷装置100で、ジョブJOB2の印刷
ジョブの印刷処理中にPDLボード120のCPU12
1が暴走すると、ジョブJOB2を正常に印刷すること
が出来なくなる。PDLボード120のCPU121は
正常に動作している間は9秒間隔でNWボード110に
正常通知のデータを送信しているが、暴走するとこの正
常通知のデータを送信することが出来なくなる。
【0113】図10は、本発明に係る印刷制御装置にお
ける第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、暴走通知処理手順に対応する。なお、S42
1,S422は各ステップを示す。
【0114】NWボード110ではPDLボード120
から、例えば10秒間正常通知のデータを受信しないと
暴走監視タイマ144がタイムアップし、監視手段11
8がPDLボード120の暴走を検出する(S42
1)。そして、監視手段118が暴走を検出すると暴走
通知手段119を起動する。暴走通知手段119は暴走
通知のデータを作成し、印刷ジョブの転送先である印刷
装置150に送信して(S422)、処理を終了する。
この暴走通知のデータのデータフォーマットを図4の
(e)に示す。
【0115】パソコン10−1ではドライバ・ソフトあ
るいは印刷装置用のユーティリテイ・ソフトが動作して
おり、ジョブ転送通知のデータを受信すると、そのデー
タを解析してジョブ転送情報を画面に表示する。ジョブ
転送情報を表示した画面の様子を図3に示す。
【0116】パソコン10−1の操作者は、この内容
「転送先=150.XX.XX.201」「転送元=1
50.XX.XX.205」を参照し、印刷装置100
に送信したジョブJOB2が印刷装置150で印刷され
たことを知る。
【0117】〔第2実施形態〕図11,図12は、本発
明の第2実施形態を示す印刷制御装置を適用可能な印刷
システムの構成を説明するブロック図であり、ネットワ
ーク上に複数の印刷装置が接続され、図3に示した複数
のホストからの印刷ジョブを受信して処理する印刷シス
テムに対応する。
【0118】図11において、800は印刷ジョブの転
送元の印刷装置、850は転送先の印刷装置である。
【0119】転送元の印刷装置800はネットワークと
データとの間で送受信を行なうネットワークインタフェ
ース部であるネットワークボード(NWボード)81
0、受信したデータの解析を行なうデータ解析部である
PDLボード820(PDLはPrint Descr
iption Languageの略で、印刷ジョブが
記述されている印刷言語)、PDLボード820で作成
された描画データを印刷用紙に印刷する印刷エンジン部
840、印刷用紙を蓄積する用紙カセット841から成
る。
【0120】図12において、NWボード810は、N
Wボード810全体の制御を行なう制御手段であるCP
U811と、CPU811の制御プログラムを記憶して
いるROM812と、CPU811のデータ記憶領域で
あるRAM813と、ネットワークと接続し、データの
送受信を行なうネットワークインタフェース814と、
PDLボード820と接続し、データの送受信を行なう
PDLボードインタフェース815と、ネットワークか
ら受信したデータをPDLボード820に送る制御を行
なうデータ取得手段816と、印刷ジョブのデータを転
送先の印刷装置850に転送するための制御を行なう転
送手段817と、PDLボード820の正常性を監視
し、異常を検出する監視手段818と、PDLボード8
20の異常を検出した時に転送先の印刷装置850に暴
走通知を行なう暴走通知手段819とから成る。
【0121】PDLボード820は、PDLボード82
0全体の制御を行なう制御手段であるCPU821と、
CPU821の制御プログラムを記憶しているROM8
22と、CPU821のデータ記憶手段であるRAM8
23と、NWボード810と接続し、印刷ジョブのデー
タの送受信を行なうNWボードインタフェース824
と、印刷エンジン部840と接続し、描画データの送信
制御を行なうエンジンインタフェース825と、NWボ
ード810から受信したデータを蓄積する受信バッファ
826と、NWボード810に送信するデータを蓄積す
る送信バッファ827と、印刷エンジン部840に送信
するページの描画データを蓄積するページバッファ82
8と、印刷ジョブのデータを解析し、印刷用紙に描画す
る描画データを作成するジョブ解析手段829と、印刷
ジョブの最後のページを印刷し、印刷ジョブの全てのデ
ータの解析処理を終了すると転送先の印刷装置850に
ジョブ終了通知を行なうジョブ終了通知手段830と、
各ページの印刷が終了する毎に転送先の印刷装置850
にページ終了通知を行なうページ終了通知手段831
と、印刷装置800内で紙ジャムや用紙切れなどの異常
が発生し、印刷不可能な状態に陥った時にそれを検出
し、NWボード810に異常通知を行なう異常通知手段
832とを有する。なお、第1実施形態にあった操作パ
ネル142、メニュー記憶部143は備えていない。
【0122】転送先の印刷装置850は、転送元の印刷
装置800と同様にNWボード860、PDLボード8
70、印刷エンジン部890、用紙カセット891から
成る。
【0123】NWボード860は、NWボード810と
同様にCPU861と、ROM862と、RAM863
と、ネットワークインタフェース864と、PDLボー
ドインタフェース865と、データ取得手段866とを
有する。
【0124】PDLボード870は、PDLボード82
0と同様にCPU871と、ROM872と、RAM8
73と、NWボードインタフェース874と、エンジン
インタフェース875と、受信バッファ876と、送信
バッファ877と、ページバッファ878と、ジョブ解
析手段879とを有し、更に、転送元の印刷装置800
から転送されてきた印刷ジョブを蓄積しておくジョブ記
憶手段880と、転送元の印刷装置800からジョブ終
了通知を受けた時にそれを検出し、終了した印刷ジョブ
をジョブ記憶手段880から削除するジョブ終了検出手
段881と、転送元の印刷装置800から暴走通知を受
けた時にそれを検出し、ジョブ記憶手段880に記憶さ
れている印刷ジョブの解析をジョブ解析手段879に指
示する暴走検出手段882と、転送元の印刷装置800
からページ終了通知を受けた時にそれを検出し、そのペ
ージ番号をRAM873に記憶しておくページ終了検出
手段883とを有する。
【0125】まず、印刷装置の管理者が、ホストパソコ
ンから印刷装置800に印刷ジョブの転送先を設定する
ためのデータを送信する。印刷装置800のNWボード
810のCPU811はその設定データを受信すると、
そのデータから転送先の印刷装置のネットワークアドレ
スを読み取り、転送先記憶部842に記憶する。転送先
記憶部842は電気的に書き換え可能な不揮発性のEE
PROMで構成されており、電源をオフ/オンしても値
(転送先のネットワークアドレス)は記憶されている。
【0126】ここでは印刷装置850のネットワークア
ドレス「150.XX.XX.205」に設定されたも
のとする。転送しない場合は、「00.00.00.0
0」に設定されている。転送先記憶部842の値はホス
トパソコンから印刷ジョブの転送先を設定するデータを
受信した時だけ書き変わる。
【0127】次に、パソコン10−1から印刷装置80
0にジョブ名が「ジョブ1」の印刷ジョブを送信した時
の動作について説明する。なお、印刷装置800のNW
ボード810の動作については、第1実施形態と同様で
ある。
【0128】印刷装置800のPDLボード810が印
刷ジョブのデータを受信し、各ページの描画データを作
成するする動作については、第1実施形態と同様であ
る。ジョブ解析手段829が印刷データを解析してい
き、「0Ch(16進数)」などの排紙命令を見つける
と、ページバッファ828に蓄積された描画データを印
刷エンジン部840に送信する。印刷エンジン部840
はPDLボード820から描画データが送られてくると
用紙カセット841から印刷用紙を取り込み、その描画
データを印刷し、排紙する。印刷エンジン部840は各
ページを印刷し終えるとPDLボード820にページ終
了信号を送る。印刷ジョブのページの排紙状況はページ
終了通知手段831が監視している。ページ終了通知手
段831は、印刷エンジン部840からページ終了信号
を受けると、どの印刷ジョブの何ページ目の印刷が終っ
たかを表すページ終了通知のデータを作成し、印刷装置
(印刷装置B)850に送信する。
【0129】印刷装置800から印刷装置850に印刷
ジョブが転送されてきた時の印刷装置850の動作につ
いては、第1実施形態と同様である。
【0130】図13,図14は、本発明に係る印刷制御
装置における第6のデータ処理手順の一例を示すフロー
チャートであり、図8,図9と同等のステップS701
〜S723は、ステップS901〜S923に対応す
る。本実施形態の特徴的ステップは、ステップS961
〜S964である。以下、特徴的ステップを中心とし
て、図12に示した転送先の印刷装置850のPDLボ
ード870のデータ処理手順について説明する。
【0131】印刷装置850ではページ終了通知のデー
タを受信すると、PDLボード870のジョブ解析手段
879がそのデータを解析し、ページ終了通知のデータ
であるかどうかを判断し(S961)、ページ終了通知
のデータであることを知ると(S961−YES)、ペ
ージ終了検出手段883を起動する。
【0132】そして、ページ終了検出手段883は、ペ
ージ終了通知のデータからページ番号を読み取り、RA
M873に記憶する(S962)。
【0133】その後、新たなページ終了通知のデータを
受信すると先ほどRAM873に記憶したページ番号の
情報を更新し、印刷装置800で印刷した最後のページ
番号をRAM873に記憶しておく。
【0134】なお、印刷装置800でジョブJOB1の
最後のページを印刷した時の動作、および印刷装850
でジョブJOB1のジョブ終了通知のデータを受信した
時の動作については第1実施形態と同様である。
【0135】次に、パソコンBから印刷装置800にジ
ョブJOB2の印刷ジョブが送信され、印刷装置A80
0でジョブ2の途中のページまで印刷した後、紙ジャム
が発生し、以降のページから印刷出来なくなった時の動
作について説明する。
【0136】パソコン10−Nから印刷装置800にジ
ョブ名が「ジョブJOB2」の印刷ジョブを送信する。
印刷装置800はジョブJOB2の印刷ジョブを受信す
るとジョブJOB1の時と同様に処理する。
【0137】印刷装置800でジョブJOB2の印刷ジ
ョブの印刷処理中に印刷エンジン部890で紙ジャムが
発生すると、異常通知手段832が検出する。異常通知
手段832は印刷装置800内で異常が発生し、ジョブ
JOB2の印刷ジョブの印刷が行なえなくなったため異
常通知のデータを作成し、NWボード810に送信す
る。NWボード810は異常通知のデータを受信する
と、監視手段818がそのデータを検出する。監視手段
818が異常を検出すると暴走通知手段819を起動す
る。暴走通知手段819は暴走通知のデータを作成し、
印刷ジョブの転送先である印刷装置850に送信する。
【0138】印刷装置850では暴走通知のデータを受
信すると、ジョブ解析手段879がそのデータを解析
し、そのデータが暴走通知のデータであることを知ると
(S911−YES)、暴走検出手段882を起動す
る。暴走検出手段882は印刷装置800の暴走を検出
すると、ページ終了検出手段883が最後に記憶したペ
ージ番号を読み取り(S963)、ジョブ記憶手段88
0に記憶してある印刷ジョブを解析し、前記ページ番号
の次のページ(印刷開始ページと呼ぶ)の描画データか
ら作成することをジョブ解析手段879に指示する。
【0139】そして、ジョブ解析手段879はその指示
を受けると、ジョブ記憶手段880に記憶されているジ
ョブ2のデータをコマンド単位で解析する(S91
5)。その際、ジョブ解析手段879は暴走検出手段8
82から指示された印刷開始ページ迄のデータを読みと
ばし(S964)、印刷開始ページのデータから通常の
解析処理を行ない描画データを作成し、印刷装置800
で印刷されたページ以降のページの印刷を行なう。以後
の動作については第1実施形態とほぼ同様である。
【0140】〔第3実施形態〕図15,図16は、本発
明の第3実施形態を示す印刷制御装置を適用可能な印刷
システムの構成を説明するブロック図であり、ネットワ
ーク上に複数の印刷装置が接続され、図3に示した複数
のホストからの印刷ジョブを受信して処理する印刷シス
テムに対応する。
【0141】図15において、1000は印刷ジョブの
転送元の印刷装置、1050は転送先の印刷装置であ
る。
【0142】転送元の印刷装置1000は、第1実施形
態と同様にネットワークボード(NWボード)101
0、PDLボード1020、印刷エンジン部1040、
用紙カセット1041から成る。
【0143】NWボード1010は、第1実施形態と同
様のCPU1011、ROM1012、RAM101
3、ネットワークインタフェース1014、PDLボー
ドインタフェース1015、データ取得手段1016、
転送手段1017を有する。第1実施形態にあった監視
手段118、暴走通知手段119、暴走監視タイマ14
4は備えていない。
【0144】PDLボード1020は、第1実施形態と
同様のCPU1021と、ROM1022と、RAM1
023と、NWボードインタフェース1024と、エン
ジンインタフェース1025と、受信バッファ1026
と、送信バッファ1027と、ページバッファ1028
と、ジョブ解析手段1029と、ジョブ終了通知手段1
030と、操作パネル142と、メニュー記憶部143
とを有し、新たに、印刷装置1000が正常に動作して
いる間は9秒間隔で定期的に転送先の印刷装置1050
に正常通知を行なう正常通知手段1031とを有する。
【0145】図16に示す転送先の印刷装置(印刷装置
B)1050は、第1実施形態と同様にNWボード10
60、PDLボード1070、印刷エンジン部109
0、用紙カセット1091から成る。
【0146】NWボード1060は、第1実施形態と同
様のCPU1061と、ROM1062と、RAM10
63と、ネットワークインタフェース1064と、PD
Lボードインタフェース1065と、データ取得手段1
066とから成る。
【0147】PDLボード1070は、第1実施形態と
同様のCPU1071と、ROM1072と、RAM1
073と、NWボードインタフェース1074と、エン
ジンインタフェース1075と、受信バッファ1076
と、送信バッファ1077と、ページバッファ1078
と、ジョブ解析手段1079と、ジョブ記憶手段108
0と、ジョブ終了検出手段1081と、暴走検出手段1
082とを有し、新たに印刷装置1000から正常通知
のデータを受信する時間間隔を計測する暴走監視タイマ
1092とを有する。暴走検出手段1082について
は、第1実施形態に示した暴走検出手段182とは動作
が異なる。
【0148】第3実施形態においては、印刷装置105
0が印刷装置1000の正常動作を監視している。
【0149】印刷装置1000の正常通知手段1031
は正常に動作している間は、9秒の間隔で正常通知のデ
ータを印刷装置1000に送信する。印刷装置1050
のPDLボード1070では暴走監視タイマ1092が
動作しており、暴走検出手段1082が印刷装置100
0から正常通知のデータを受信する毎に暴走監視タイマ
1092をリスタートする。暴走監視タイマ1092が
タイムアウトすると、暴走検出手段1082が印刷装置
1000の暴走を検出する。暴走監視タイマ1092は
30秒でタイムアウトする。印刷装置1000の正常通
知手段1031は9秒間隔で正常通知のデータを送信す
るが、ネットワークのトラフィック(混雑)状況によ
り、正常通知のデータが規定の時間内に受信できない場
合もあるためタイムアウト値は長めに設定してある。
【0150】印刷装置の管理者が印刷装置1000の操
作パネル1042を操作し、印刷ジョブの転送先の印刷
装置を印刷装置(印刷装置B)1050に設定した場合
の動作については第1実施形態と同様である。
【0151】次に、パソコン10−1から印刷装置10
00にジョブ名が「ジョブJOB1」の印刷ジョブを送
信した時の印刷装置1000および印刷装置1050の
動作、及び印刷装置1000でジョブJOB1の最後の
ページを印刷した時の動作、及び印刷装置1050でジ
ョブJOB1のジョブ終了通知のデータを受信した時の
動作については第1実施形態と同様である。
【0152】次に、パソコンBから印刷装置1000に
ジョブJOB2の印刷ジョブが送信され、印刷装置10
00でジョブ2の印刷中にPDLボード1020のCP
U1021が暴走し、印刷装置1000でジョブJOB
2の印刷処理が正常に行なえなくなった場合の動作につ
いて図17に示すフローチャートを参照して説明する。
【0153】図17は、本発明に係る印刷制御装置にお
ける第7のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図15に示した転送先の印刷装置1050のP
DLボード1070の暴走検出時の処理手順に対応す
る。なお、S1101〜S1103,S1116〜S1
123は各ステップを示す。また、ステップS1116
〜S1123は、図14に示したステップS916〜S
923と同様のステップである。
【0154】印刷装置1000でジョブJOB2の印刷
ジョブの印刷処理中にPDLボード1020のCPU1
021が暴走すると、ジョブJOB2を正常に印刷する
ことが出来なくなる。PDLボード1020の正常通知
手段1031は、CPU1021が正常に動作している
間は、例えば9秒間隔で印刷装置1050に正常通知の
データを送信しているが、CPU1021が暴走すると
正常通知のデータを送信できなくなる。
【0155】印刷装置1050では、印刷装置1000
から正常通知のデータが30秒以上経っても送られてこ
なければ、PDLボードの暴走検出手段1082が暴走
監視タイマ1092をリスタートできず、タイムアウト
する。
【0156】そこで、暴走監視タイマ1092がタイム
アウトすると、CPU1071に割り込みが入り、暴走
検出手段1082が印刷装置1000の暴走を検出する
(S1101)。このようして暴走検出手段1082は
印刷装置1000の暴走を検出すると、ジョブ記憶手段
1080に記憶してある印刷ジョブの解析をジョブ解析
手段1079に指示する。ジョブ解析手段1079はそ
の指示を受けると、ジョブ記憶手段1080に記憶され
ているジョブ2のデータをコマンド単位で解析する(S
1102)。その際、ジョブ解析手段1079は暴走検
出手段1082から指示された印刷開始ページ迄のデー
タを読みとばし(S1103)、以後の動作について
は、図14に示した手順に従い同様の処理を行う。
【0157】上記各実施形態によれば、ネットワーク上
でパソコン(以後ホストと呼ぶ)から印刷装置Aに印刷
ジョブを送信し、印刷装置Aが印刷ジョブの処理中に暴
走あるいは印刷不可能な状態に陥った場合に印刷装置A
の使用者が他の印刷装置Bに印刷ジョブを送り直すか、
あるいは、印刷装置Aのリセットあるいは電源オフ/オ
ンしてリブー卜(再起動)し、印刷ジョブを送り直すと
いった煩わしい手順をふまなくても、本印刷システムに
より他の印刷装置Bでその印刷ジョブの印刷を行なうこ
とができる。そのため、印刷装置Aの使用者が印刷装置
Aの暴走状態に気付かなくても、他の印刷装置Bで目的
の印刷物を得ることが出来る。
【0158】また、ホストから印刷装置Aに印刷ジョブ
を送信し、印刷装置Aがその印刷ジョブの途中のページ
まで印刷した後で暴走するか、あるいは、印刷不可能な
状態に陥った時に他の印刷装置Bでは印刷装置Aで印刷
したページ以降のページから印刷を行なうこともできる
ため同じ印刷物を印刷装置Aと印刷装置Bで重複して出
力することなく印刷用紙を節約することができる。
【0159】以下、図18に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る印刷制御装置を適用可能なネットワーク
印刷システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの
構成について説明する。
【0160】図18は、本発明に係る印刷制御装置を適
用可能なネットワーク印刷システムで読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【0161】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0162】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0163】本実施形態における図5〜図10,図1
3,図14,図17,に示す機能が外部からインストー
ルされるプログラムによって、ホストコンピュータによ
り遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−R
OMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あ
るいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プロ
グラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本
発明は適用されるものである。
【0164】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0165】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0166】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0167】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0168】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0169】上記各実施形態では、2台の印刷装置にそ
れぞれ転送元の印刷装置の機能と転送先の印刷装置の機
能を有する場合の例を示したが、1台の印刷装置に転送
元/転送先の印刷装置の機能が含まれるものであっても
良い。
【0170】また、上記実施形態では、設定手段から転
送先の印刷装置を設定する際に操作パネルからネットワ
ークアドレスを入力する場合の例を示したが、操作パネ
ルから転送先の印刷装置のホスト名やプリンタキュー名
を入力し、それらの名称を使用してDNS(ドメイン・
ネーム・システム)サーバからネットワークアドレスを
得るようなものであっても良い。
【0171】さらに、上記第3実施形態では、転送先の
印刷装置Bが転送元の印刷装置Aの暴走を常に監視して
いる場合の例を示したが、転送先の印刷装置Bの暴走検
出手段は、転送元の印刷装置Aから印刷ジョブが転送さ
れてきてからその印刷ジョブのジョブ終了通知のデータ
を受信するまでの間だけ暴走を監視するようなものであ
っても良い。
【0172】また、各実施形態を組み合わせることは、
本発明の適用範囲であり、これらの組み合わせにより各
実施形態による組み合わせの効果を奏する。
【0173】さらに、本発明に係る通信制御装置および
印刷制御装置を印刷システムとして構成すること、およ
び該印刷システムを備える印刷装置も本発明の適用の範
囲である。
【0174】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第36の発明によれば、複数の印刷装置がネットワー
ク上に接続されているプリント環境下において、いずれ
かの印刷装置に転送した印刷ジョブを処理中に、印刷装
置内の印刷制御装置におけるPDL解析異常や、印刷部
のジャム等が発生する場合を想定して、当該印刷ジョブ
の依頼元のホストから受信した印刷ジョブを前もってあ
らかじめ設定されている転送先の印刷装置に転送してお
き、印刷装置の通信制御装置が印刷制御装置との通信に
よりPDL解析異常や、印刷部のジャム等が発生を検出
したら、転送先の印刷装置に転送している印刷ジョブに
対する解析処理開始を指示することにより、ユーザは最
初に依頼した印刷ジョブの転送先にPDL解析異常や、
印刷部のジャム等を含む障害が発生しても、当該印刷ジ
ョブを他の印刷装置に転送する等の操作を行うことな
く、当該印刷ジョブを転送先の印刷装置から速やかに処
理させて印刷結果を得ることができる。
【0175】また、複数の印刷装置がネットワーク上に
接続されているプリント環境下において、いずれかの印
刷装置に転送した印刷ジョブを処理中に、印刷装置内の
印刷制御装置におけるPDL解析異常や、印刷部のジャ
ム等が発生する場合を想定して、当該印刷ジョブの依頼
元のホストから受信した印刷ジョブを前もってあらかじ
め設定されている転送先の印刷装置に転送しておくとと
もに、正常処理されたページ番号情報を順次転送先の印
刷装置に通知しておき、印刷装置の通信制御装置が印刷
制御装置との通信によりPDL解析異常や、印刷部のジ
ャム等が発生を検出したら、転送先の印刷装置に転送し
ている印刷ジョブに対する解析処理開始を指示すること
により、ユーザは最初に依頼した印刷ジョブの転送先に
PDL解析異常や、印刷部のジャム等を含む障害が発生
しても、当該印刷ジョブを他の印刷装置に転送する等の
操作を行うことなく、当該印刷ジョブ中で障害により中
断した残るページから転送先の印刷装置から速やかに処
理させて印刷結果を得ることができる。
【0176】さらに、複数の印刷装置がネットワーク上
に接続されているプリント環境下において、いずれかの
印刷装置に転送した印刷ジョブを処理中に、印刷装置内
の印刷制御装置におけるPDL解析異常や、印刷部のジ
ャム等が発生する場合を想定して、当該印刷ジョブの依
頼元のホストから受信した印刷ジョブを前もってあらか
じめ設定されている転送先の印刷装置に転送しておくと
ともに、転送元の印刷装置内の印刷制御装置からの正常
処理状態を示す正常信号を転送先の印刷装置内の印刷制
御装置に通知しておくことにより、転送元の印刷装置内
の印刷制御装置の状態を転送先の印刷制御装置が判定し
て、正常信号を受信しない事態が生じた場合に、転送元
の印刷装置に障害が発生したものと認知して、当該印刷
ジョブを他の印刷装置に転送する等の操作をユーザが行
うことなく、当該印刷ジョブを転送先の印刷装置から速
やかに処理させて印刷結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置を適
用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置を適
用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図であ
る。
【図3】図1に示した印刷装置を適用したネットワーク
印刷システムの一例を示す図である。
【図4】図2に示したネットワーク印刷システムでやり
取りされるデータの構造を説明する図である。
【図5】本発明に係る印刷制御装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る印刷制御装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る印刷制御装置における第3のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る印刷制御装置における第4のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る印刷制御装置における第4のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る印刷制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施形態を示す印刷制御装置を
適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図で
ある。
【図12】本発明の第2実施形態を示す印刷制御装置を
適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図で
ある。
【図13】本発明に係る印刷制御装置における第6のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る印刷制御装置における第6のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第3実施形態を示す印刷制御装置を
適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図で
ある。
【図16】本発明の第3実施形態を示す印刷制御装置を
適用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図で
ある。
【図17】本発明に係る印刷制御装置における第7のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図18】本発明に係る印刷制御装置を適用可能なネッ
トワーク印刷システムで読み出し可能な各種データ処理
プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明す
る図である。
【図19】従来例の印刷システムの構成を説明するブロ
ック図である。
【図20】従来の印刷制御装置のデータ処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 転送元の印刷装置 150 転送先の印刷装置 110 ネットワークボード(NWボード) 120 PDLボード 140 印刷エンジン部 141 用紙カセット 111 CPU 112 ROM 113 RAM 114 ネットワークインタフェース 115 PDLボードインタフェース 116 データ取得手段 117 転送手段 118 監視手段 119 暴走通知手段 121 CPU 122 ROM 123 RAM 124 NWボードインタフェース 125 エンジンインタフェース 126 受信バッファ 127 送信バッファ 128 ページバッファ 129 ジョブ解析手段 130 ジョブ解析手段 142 操作パネル 143 メニュー設定部 144 暴走監視タイマ 160 ネットワークボード(NWボード) 170 PDLボード 190 印刷エンジン部 191 用紙カセット 161 CPU 162 ROM 163 RAM 164 ネットワークインタフェース 165 PDLボードインタフェース 166 データ取得手段 171 CPU 172 ROM 173 RAM 174 NWボードインタフェース 175 エンジンインタフェース 176 受信バッファ 177 送信バッファ 178 ページバッファ 179 ジョブ解析手段 180 ジョブ記憶手段 181 ジョブ終了検出手段 182 暴走検出手段

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    からの印刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制御
    装置であって、 前記所定の通信媒体を介して受信した印刷ジョブを記憶
    する記憶手段と、 前記印刷ジョブの受信後、他の印刷装置に対して前記記
    憶手段に記憶されている印刷ジョブを転送する転送手段
    と、 前記データ解析手段によるジョブ解析状態を監視して解
    析異常を検出する監視手段と、 前記監視手段により前記データ解析手段の解析異常が検
    出された場合に、前記他の印刷装置に対して解析異常を
    通知するジョブ処理通知手段と、を有することを特徴と
    する通信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記監視手段は、ジョブ正常終了を検出
    し、 前記ジョブ処理通知手段は、前記監視手段によりジョブ
    終了通知が検出された場合に、前記他の印刷装置に対し
    てジョブ終了を通知し、前記記憶手段に記憶された印刷
    ジョブを削除することを特徴とする請求項1記載の通信
    制御装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して複数のデータ処
    理装置と他の印刷装置と通信して取得する印刷ジョブを
    データ解析手段に転送する通信制御手段を備える通信制
    御装置であって、 前記所定の通信媒体を介して受信した印刷ジョブを記憶
    するジョブ記憶手段と、 前記データ解析手段により設定される印刷ジョブ転送先
    を記憶する転送先記憶手段と、 前記印刷ジョブの受信後、前記転送先記憶手段により記
    憶されている前記他の印刷装置に対して前記ジョブ記憶
    手段に記憶されている印刷ジョブを転送する第1の転送
    手段と、 前記データ解析手段より順次通知される正常処理済みペ
    ージ番号を前記転送先記憶手段により記憶されている他
    の印刷装置に対して転送する第2の転送手段と、 前記データ解析手段から通知される印刷部のページ処理
    障害を検出して、前記他の印刷装置に対して印刷部の異
    常を通知する通知手段と、を有することを特徴とする通
    信制御装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    からの印刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制御
    手段を備える通信制御装置であって、 前記所定の通信媒体を介して受信した印刷ジョブを記憶
    するジョブ記憶手段と、 前記データ解析手段により設定される印刷ジョブ転送先
    を記憶する転送先記憶手段と、 前記印刷ジョブの受信後、前記転送先記憶手段により記
    憶されている他の印刷装置に対して前記ジョブ記憶手段
    に記憶されている印刷ジョブを転送する第1の転送手段
    と、 前記データ解析手段より順次通知される印刷部が正常印
    刷可能な状態を示す情報を前記転送先記憶手段により記
    憶されている他の印刷装置に対して順次転送する第2の
    転送手段と、を有することを特徴とする通信制御装置。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得し
    た印刷ジョブを処理する印刷制御装置であって、 前記印刷ジョブの解析を行なうデータ解析手段と、 前記データ解析手段の解析異常時に印刷ジョブを代替処
    理する他の印刷装置を設定する設定手段と、 前記印刷ジョブの正常終了を検出してジョブ終了通知を
    前記通信制御手段を介して前記設定手段により設定され
    た他の印刷装置に通知するジョブ終了手段と、を有する
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得し
    た印刷ジョブを処理する印刷制御装置であって、 前記他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
    ジョブに付加されるホスト情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記印刷ジョブの解析を行な
    うデータ解析手段と、前記他の印刷装置から通知される
    通知内容に基づき、前記記憶手段に記憶された印刷ジョ
    ブ削除または前記記憶手段に記憶された印刷ジョブの解
    析開始を前記データ解析手段に指示するジョブ処理手段
    と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得し
    た印刷ジョブを処理する印刷制御装置であって、 前記印刷ジョブの解析を行なうデータ解析手段と、 前記データ解析手段により解析されて印刷部で正常に印
    刷されるページ番号を順次前記通信制御手段に通知する
    ページ終了通知手段と、 前記印刷部の印刷障害発生有無を監視して前記通信制御
    手段に印刷部の異常を通知する異常通知手段と、を有す
    ることを特徴とする印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得し
    た印刷ジョブを処理する印刷制御装置であって、 他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷ジョ
    ブに付加されるホスト情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記印刷ジョブの解析を行な
    うデータ解析手段と、 前記他の印刷装置から順次通知されるページ番号を更新
    可能に記憶するページ番号記憶手段と、 前記他の印刷装置から通知される印刷部の異常を検出し
    て、前記ページ番号記憶手段に記憶されている終了ペー
    ジの次ページから前記記憶手段に記憶されている印刷ジ
    ョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処理手段
    と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介してデータ処理装置
    と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得し
    た印刷ジョブを処理する印刷制御装置であって、 前記他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
    ジョブに付加されるホスト情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記印刷ジョブの解析を行な
    うデータ解析手段と、 前記他の印刷装置から順次通知される該他の印刷装置が
    正常印刷可能なことを示す情報を監視して前記他の印刷
    装置の異常を検出して、前記記憶手段に記憶されている
    印刷ジョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処理
    手段と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 前記ジョブ解析手段は、前記データ解
    析手段による印刷ジョブの解析終了後、正常印刷処理終
    了を検出して、前記ホスト情報に従ういずれかのデータ
    処理装置に対して印刷処理終了を通知することを特徴と
    する請求項7〜9のいずれかに記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 前記データ解析手段は、前記ページ番
    号記憶手段に記憶されている終了ページまで前記印刷ジ
    ョブの解析を読み飛ばすことを特徴とする請求項10記
    載の印刷制御装置。
  12. 【請求項12】 前記データ解析手段は、前記ページ番
    号記憶手段に記憶されている終了ページまで解析して生
    成される描画データを破棄することを特徴とする請求項
    10記載の印刷制御装置。
  13. 【請求項13】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置からの印刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制
    御装置のデータ通信方法であって、 前記印刷ジョブの受信後、前記他の印刷装置に対して記
    憶手段に記憶されている印刷ジョブを転送する転送ステ
    ップと、 前記データ解析手段によるジョブ解析状態を監視して解
    析異常を検出する監視ステップと、 前記監視ステップにより前記データ解析手段の解析異常
    が検出された場合に、前記他の印刷装置に対して解析異
    常を通知するジョブ処理通知ステップと、を有すること
    を特徴とする通信制御装置のデータ通信方法。
  14. 【請求項14】 前記監視ステップは、ジョブ正常終了
    を検出し、 前記ジョブ処理通知ステップは、前記監視ステップによ
    りジョブ終了通知が検出された場合に、前記他の印刷装
    置に対してジョブ終了を通知し、前記記憶手段に記憶さ
    れた印刷ジョブを削除することを特徴とする請求項13
    記載の通信制御装置のデータ通信方法。
  15. 【請求項15】 所定の通信媒体を介して複数のデータ
    処理装置と他の印刷装置と通信して取得する印刷ジョブ
    をデータ解析手段に転送する通信制御手段を備える通信
    制御装置のデータ通信方法であって、 前記印刷ジョブの受信後、前記データ解析手段により設
    定される印刷ジョブ転送先を記憶する転送先記憶手段に
    より記憶されている他の印刷装置に対してジョブ記憶手
    段に記憶されている印刷ジョブを転送する第1の転送ス
    テップと、 前記データ解析手段より順次通知される正常処理済みペ
    ージ番号を前記転送先記憶手段により記憶されている他
    の印刷装置に対して転送する第2の転送ステップと、 前記データ解析手段から通知される印刷部のページ処理
    障害を検出して、前記他の印刷装置に対して印刷部の異
    常を通知する通知ステップと、を有することを特徴とす
    る通信制御装置のデータ通信方法。
  16. 【請求項16】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置からの印刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制
    御手段を備える通信制御装置のデータ通信方法であっ
    て、 前記印刷ジョブの受信後、前記データ解析手段により設
    定される印刷ジョブ転送先を記憶する転送先記憶手段に
    より記憶されている他の印刷装置に対してジョブ記憶手
    段に記憶されている印刷ジョブを転送する第1の転送ス
    テップと、 前記データ解析手段より順次通知される印刷部が正常印
    刷可能な状態を示す情報を前記転送先記憶手段により記
    憶されている他の印刷装置に対して順次転送する第2の
    転送ステップと、を有することを特徴とする通信制御装
    置のデータ通信方法。
  17. 【請求項17】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理する印刷制御装置の印刷制御方法
    であって、 前記印刷ジョブの解析を行なうデータ解析手段の解析異
    常時に印刷ジョブを代替処理する他の印刷装置を設定す
    る設定ステップと、 前記印刷ジョブの正常終了を検出してジョブ終了通知を
    前記通信制御手段を介して前記設定手段により設定され
    た他の印刷装置に通知するジョブ終了ステップと、を有
    することを特徴とする印刷制御装置の印刷制御方法。
  18. 【請求項18】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理するデータ解析手段を備える印刷
    制御装置の印刷制御方法であって、 前記他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
    ジョブに付加されるホスト情報を記憶手段に記憶する記
    憶ステップと、 前記他の印刷装置から通知される通知内容に基づき、前
    記記憶手段に記憶された印刷ジョブの削除または前記記
    憶手段に記憶された印刷ジョブの解析開始を前記データ
    解析手段に指示するジョブ処理ステップと、を有するこ
    とを特徴とする印刷制御装置の印刷制御方法。
  19. 【請求項19】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理するデータ解析手段を有する印刷
    制御装置の印刷制御方法であって、 前記データ解析手段により解析されて印刷部で正常に印
    刷されるページ番号を順次前記通信制御手段に通知する
    ページ終了通知ステップと、 前記印刷部の印刷障害発生有無を監視して前記通信制御
    手段に印刷部の異常を通知する異常通知ステップと、を
    有することを特徴とする印刷制御装置の印刷制御方法。
  20. 【請求項20】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理するデータ解析手段を有する印刷
    制御装置の印刷制御方法であって、 前記他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
    ジョブに付加されるホスト情報を記憶手段に記憶する記
    憶ステップと、 前記他の印刷装置から順次通知されるページ番号をペー
    ジ番号記憶手段に更新可能に記憶するページ番号記憶ス
    テップと、 前記他の印刷装置から通知される印刷部の異常を検出し
    て、前記ページ番号記憶手段に記憶されている終了ペー
    ジの次ページから前記記憶手段に記憶されている印刷ジ
    ョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処理ステッ
    プと、を有することを特徴とする印刷制御装置の印刷制
    御方法。
  21. 【請求項21】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理するデータ解析手段を有する印刷
    制御装置の印刷制御方法であって、 前記他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
    ジョブに付加されるホスト情報を記憶手段に記憶する記
    憶ステップと、 前記他の印刷装置から順次通知される該他の印刷装置が
    正常印刷可能なことを示す情報を監視して前記他の印刷
    装置の異常を検出して、前記記憶手段に記憶されている
    印刷ジョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処理
    ステップと、を有することを特徴とする印刷制御装置の
    印刷制御方法。
  22. 【請求項22】 前記ジョブ処理ステップは、前記デー
    タ解析手段による印刷ジョブの解析終了後、正常印刷処
    理終了を検出して、前記ホスト情報に従ういずれかのデ
    ータ処理装置に対して印刷処理終了を通知することを特
    徴とする請求項19〜21のいずれかに記載の印刷制御
    装置の印刷制御方法。
  23. 【請求項23】 前記データ解析手段は、前記ページ番
    号記憶手段に記憶されている終了ページまで前記印刷ジ
    ョブの解析を読み飛ばすことを特徴とする請求項22記
    載の印刷制御装置の印刷制御方法。
  24. 【請求項24】 前記データ解析手段は、前記ページ番
    号記憶手段に記憶されている終了ページまで解析して生
    成される描画データを破棄することを特徴とする請求項
    22記載の印刷制御装置の印刷制御方法。
  25. 【請求項25】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置からの印刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制
    御装置に、 前記印刷ジョブの受信後、前記他の印刷装置に対して記
    憶手段に記憶されている印刷ジョブを転送する転送ステ
    ップと、 前記データ解析手段によるジョブ解析状態を監視して解
    析異常を検出する監視ステップと、 前記監視ステップにより前記データ解析手段の解析異常
    が検出された場合に、前記他の印刷装置に対して解析異
    常を通知するジョブ処理通知ステップとを実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能
    な記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記監視ステップは、ジョブ正常終了
    を検出し、 前記ジョブ処理通知ステップは、前記監視ステップによ
    りジョブ終了通知が検出された場合に、前記他の印刷装
    置に対してジョブ終了を通知し、前記記憶手段に記憶さ
    れた印刷ジョブを削除することを特徴とする請求項25
    記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 所定の通信媒体を介して複数のデータ
    処理装置と他の印刷装置と通信して取得する印刷ジョブ
    をデータ解析手段に転送する通信制御手段を備える通信
    制御装置に、 前記印刷ジョブの受信後、前記データ解析手段により設
    定される印刷ジョブ転送先を記憶する転送先記憶手段に
    より記憶されている他の印刷装置に対してジョブ記憶手
    段に記憶されている印刷ジョブを転送する第1の転送ス
    テップと、 前記データ解析手段より順次通知される正常処理済みペ
    ージ番号を前記転送先記憶手段により記憶されている他
    の印刷装置に対して転送する第2の転送ステップと、 前記データ解析手段から通知される印刷部のページ処理
    障害を検出して、前記他の印刷装置に対して印刷部の異
    常を通知する通知ステップとを実行させるためのプログ
    ラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒
    体。
  28. 【請求項28】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置からの印刷ジョブをデータ解析手段に転送する通信制
    御手段を備える通信制御装置に、 前記印刷ジョブの受信後、前記データ解析手段により設
    定される印刷ジョブ転送先を記憶する転送先記憶手段に
    より記憶されている他の印刷装置に対してジョブ記憶手
    段に記憶されている印刷ジョブを転送する第1の転送ス
    テップと、 前記データ解析手段より順次通知される印刷部が正常印
    刷可能な状態を示す情報を前記転送先記憶手段により記
    憶されている他の印刷装置に対して順次転送する第2の
    転送ステップとを実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  29. 【請求項29】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理する印刷制御装置に、 前記印刷ジョブの解析を行なうデータ解析手段の解析異
    常時に印刷ジョブを代替処理する他の印刷装置を設定す
    る設定ステップと、 前記印刷ジョブの正常終了を検出してジョブ終了通知を
    前記通信制御手段を介して前記設定手段により設定され
    た他の印刷装置に通知するジョブ終了ステップとを実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み
    取り可能な記憶媒体。
  30. 【請求項30】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理するデータ解析手段を備える印刷
    制御装置に、 前記他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
    ジョブに付加されるホスト情報を記憶手段に記憶する記
    憶ステップと、 前記他の印刷装置から通知される通知内容に基づき、前
    記記憶手段に記憶された印刷ジョブの削除または前記記
    憶手段に記憶された印刷ジョブの解析開始を前記データ
    解析手段に指示するジョブ処理ステップとを実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可
    能な記憶媒体。
  31. 【請求項31】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理するデータ解析手段を有する印刷
    制御装置に、 前記データ解析手段により解析されて印刷部で正常に印
    刷されるページ番号を順次前記通信制御手段に通知する
    ページ終了通知ステップと、 前記印刷部の印刷障害発生有無を監視して前記通信制御
    手段に印刷部の異常を通知する異常通知ステップとを実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータが読
    み取り可能な記憶媒体。
  32. 【請求項32】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理するデータ解析手段を有する印刷
    制御装置に、 前記他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
    ジョブに付加されるホスト情報を記憶手段に記憶する記
    憶ステップと、 前記他の印刷装置から順次通知されるページ番号をペー
    ジ番号記憶手段に更新可能に記憶するページ番号記憶ス
    テップと、 前記他の印刷装置から通知される印刷部の異常を検出し
    て、前記ページ番号記憶手段に記憶されている終了ペー
    ジの次ページから前記記憶手段に記憶されている印刷ジ
    ョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処理ステッ
    プとを実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータが読み取り可能な記憶媒体。
  33. 【請求項33】 所定の通信媒体を介してデータ処理装
    置と他の印刷装置と通信するための通信制御手段が取得
    した印刷ジョブを処理するデータ解析手段を有する印刷
    制御装置に、 前記他の印刷装置から受信した印刷ジョブおよび該印刷
    ジョブに付加されるホスト情報を記憶手段に記憶する記
    憶ステップと、 前記他の印刷装置から順次通知される該他の印刷装置が
    正常印刷可能なことを示す情報を監視して前記他の印刷
    装置の異常を検出して、前記記憶手段に記憶されている
    印刷ジョブのページ解析処理開始を指示するジョブ処理
    ステップとを実行させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記ジョブ処理ステップは、前記デー
    タ解析手段による印刷ジョブの解析終了後、正常印刷処
    理終了を検出して、前記ホスト情報に従ういずれかのデ
    ータ処理装置に対して印刷処理終了を通知することを特
    徴とする請求項31〜33のいずれかに記載の記憶媒
    体。
  35. 【請求項35】 前記データ解析手段は、前記ページ番
    号記憶手段に記憶されている終了ページまで前記印刷ジ
    ョブの解析を読み飛ばすことを特徴とする請求項34記
    載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記データ解析手段は、前記ページ番
    号記憶手段に記憶されている終了ページまで解析して生
    成される描画データを破棄することを特徴とする請求項
    34記載の記憶媒体。
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