JP2002189024A - 固液二相流配管 - Google Patents

固液二相流配管

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JP2002189024A JP2000390927A JP2000390927A JP2002189024A JP 2002189024 A JP2002189024 A JP 2002189024A JP 2000390927 A JP2000390927 A JP 2000390927A JP 2000390927 A JP2000390927 A JP 2000390927A JP 2002189024 A JP2002189024 A JP 2002189024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に固体の偏在を検出して撹拌できる固液
二相流配管の提供。 【解決手段】 攪拌羽根(27A)の羽根部材(27A
a,27Ab,27Ac,27Ad)からの静電容量出
力は、金属シート(29)とリード線(30)を介して
LCRメータ(31)に送信される。LCRメータは攪
拌羽根の隣接する羽根部材27Aa−27Ab,27A
b−27Ac,27Ac−27Ad,27Ad−27A
a間の静電容量を計算し、LCRメータに接続された制
御器(49)は液体水素(23)中の固体水素(24)
の偏在により、各羽根部材間の静電容量の差が大きくな
ると駆動モータ(32)を回転せしめ、攪拌羽根が回転
して固体水素は均等に分布し偏在が解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】固体と液体が混流する固液二
相流配管に関し、特には固体の偏在を検出して攪拌する
固液二相流配管に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、将来の再使用型ロケット等に
適用が検討されている燃料注入装置である。図11にお
いて、ライン3を通って液体水素タンク2からスラッシ
ュ水素容器4に液体水素1が移送される。真空ポンプ7
によりスラッシュ水素容器4を減圧し、排気ライン8か
ら気体になった水素ガスを放出することで固体水素6が
生成される。この固体水素6と液体水素5が混合してシ
ャーベット状態になったものがスラッシュ水素と呼ばれ
る。
【0003】混合されたスラッシュ水素は、固液二相流
として、水素9およびヘリウム10ガスの加圧ラインに
よって、移送ライン13を介してロケット12内部のス
ラッシュ水素タンク17に移送される。加圧ラインに
は、水素9とヘリウム10ガスの加圧流量をコントロー
ルするバルブ11が設けられている。また、移送ライン
13には、移送用ポンプ14とスラッシュ水素の流量計
15が設置されている。スラッシュ水素タンク17の底
部には、ロケット12の燃料として液体水素5を燃焼さ
せるために酸化剤として用いる液体酸素タンク16が配
設されている。
【0004】図12は図11におけるスラッシュ水素の
移送ライン13の拡大図である。移送ライン13は、外
管20と内管21の断熱二重構造で、外管20と内管2
1の間は外部から浸入する熱を遮断するために真空層2
2となっている。内管21を移送される液体水素23と
固体水素24は、スラッシュ水素容器4から排出された
直後の上流側25では均一な分布で一様に流れるが、下
流側26では比重が大きいため固体水素24が沈降して
均一な分布で一様に流れないという問題がある。そこ
で、固体水素の偏在の有無を検出し、偏在があれば攪拌
を実施して固体水素の分布を均等にする固液二相配管が
望まれている。
【0005】上記のような固液二相流配管の問題に関す
るものとして特開2000−118713号に記載の装
置があるが、この装置は管内圧力で固体による閉塞を検
出するものである。このような検出方法は、固体、およ
び、または、液体の物性値の差に基づいたものではな
く、圧力という状態量を検出しているので異常がある程
度進行しないと検出できず、固体の偏在を、速やかに、
確実に検出することはできず、上記のような極低温の液
体水素と固体水素の固液二相流配管には不適当である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
み、固体の偏在を、速やかに、確実に検出して撹拌をお
こなう固液二相流配管を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、固体と液体が混流し、固体の偏在を検出する固体偏
在検出手段と、固体の偏在が検出されたときに攪拌をお
こなう攪拌手段とを備える固液二相流配管であって、固
体偏在検出手段は、流路断面内に略均等に複数配設され
た、固体と液体の物性値の差に基づき固液割合に応じて
変化する固液変化物性パラメータを検出する固液変化物
性パラメータ検出手段から成り、該複数の固液変化物性
パラメータ検出手段の検出値に基づき固体の偏在を検出
する固液二相流配管が提供される。このように構成され
た固液二相流配管では、固液変化物性パラメータ検出手
段の検出値に基づき固体の偏在が検出されると攪拌手段
により攪拌がおこなわれる。
【0008】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、固液変化物性パラメータ検出手段は、断面方
向に配設される羽根の間の静電容量を検出する静電容量
検出手段である固液二相流配管が提供される。請求項3
の発明によれば、請求項2の発明において、攪拌手段が
放射状に配設される複数の回転羽根を有し、静電容量検
出手段は該回転羽根に付設されている固液二相流配管が
提供される。請求項4の発明によれば、請求項2の発明
において、静電容量検出手段は、固定羽根に付設されて
いる固液二相流配管が提供される。
【0009】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
において、固液変化物性パラメータ検出手段は、流れ方
向に離間した距離間の光の減衰を検出する光減衰検出手
段である固液二相流配管が提供される。請求項6の発明
によれば、請求項5の発明において、光減衰検出手段
は、レーザ光の減衰を検出する固液二相流配管が提供さ
れる。請求項7の発明によれば、請求項5の発明におい
て、光減衰検出手段は、発光手段と受光手段を含み、発
光手段と受光手段の間に攪拌手段が配設されている固液
二相流配管が提供される。
【0010】請求項8の発明によれば、請求項1の発明
において、固体偏在検出手段は、攪拌手段の後流に付設
されている固液二相流配管が提供される。請求項9の発
明によれば、請求項1の発明において、攪拌手段は、回
転ドラムの内面に羽根を付設して成る固液二相流配管が
提供される。請求項10の発明によれば、請求項1の発
明において、固体水素と液体水素が混流する固液二相流
配管が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、従
来技術で説明したロケットへ固体水素と液体水素を送る
配管に適用した場合の本発明による固液二相流配管の実
施の形態を説明する。初めに第1の実施の形態について
説明するが、この第1の実施の形態は、流路配管内に設
置された回転する攪拌羽根の羽根部材を電極として使用
し、羽根部材間の静電容量を測定し、その結果に基づき
固体の偏在を検出し、攪拌羽根を回転して固体の分布を
均等にするものである。
【0012】図1,2が第1の実施の形態の構成を説明
する図であて、内管21の流路内には、攪拌羽根27A
が流れ方向に離間して複数配置されていて、これらは同
じ構造を有し、同じように作動する。攪拌羽根27A
は、それぞれ支持棒28に取り付けられた4枚の羽根部
材27Aa,27Ab,27Ac,27Adを有する。
攪拌羽根27Aは回転軸33、34と、回転軸の方向を
変換するギア37、38を介して、駆動モータ32で支
持棒28を回転させることにより回転せしめられる。な
お、回転軸33が貫通する外管20と内管21の部分に
は、シールを兼用した軸受け35、36が設置されてい
る。
【0013】この第1の実施の形態では、攪拌羽根27
Aの羽根部材27Aa,27Ab,27Ac,27Ad
は、それぞれ、隣接する2枚の羽根部材の間の静電容量
を検出するための電極としての作用をおこなうので、表
面は導電性の材料で形成されている。そして、対向する
内管21の流路壁には、羽根部材27Aa,27Ab,
27Ac,27Adが回転しても静電容量出力が検出可
能なように、回転する羽根部材27Aa,27Ab,2
7Ac,27Adと接触可能な金属シート29a,29
b,29c,29dが貼り付けてある。
【0014】攪拌羽根27Aの羽根部材27Aa,27
Ab,27Ac,27Adからの静電容量出力は、金属
シート29とリード線30を介してLCRメータ31に
送信される。LCRメータ31は攪拌羽根27Aの隣接
する羽根部材27Aa−27Ab,27Ab−27A
c,27Ac−27Ad,27Ad−27Aa間の静電
容量を計算し、LCRメータ31に接続された制御器4
9は各羽根部材間の静電容量の差が大きくなると駆動モ
ータ32を回転せしめる。
【0015】図3は、上記のように構成された第1の実
施の形態の効果を説明する図であって、図2に示すよう
に配管内の固体水素の分布に偏在がある場合、攪拌羽根
27Aの隣接する羽根部材27Aa−27Ab,27A
b−27Ac,27Ac−27Ad,27Ad−27A
a間の静電容量は図3の(A)に示すように大きく異な
るが、この結果の基づき制御器により駆動モータ32を
回転制御することで、固体水素の偏在は解消され、図6
の(B)に示すように各羽根部材間の静電容量は均等に
なる。そして、静電容量は物性であり状態量ではないの
で、固体水素24と液体水素23の割合が変化すればそ
れに応じて変化するので、固体水素24の偏在を確実に
検出することができる。
【0016】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態は、配管内における流れ方向
の離間した距離の間のレーザ光の減衰を複数の断面位置
で計測することによって、流路配管内の固体の偏在を検
出し、流路内に設置した攪拌羽根によって攪拌し固体の
分布を均等にするものである。
【0017】図4,5が、この第2の実施の形態の構造
を説明する図であって、図4に示すように、内管21内
には、第1の実施の形態と同様な攪拌羽根27Bが流れ
方向に複数配設され、それぞれ、第1の実施の形態と同
様に駆動モータ32で駆動される。この第2の実施の形
態は静電容量を検出するものではないので、特に表面を
導電性材料で形成する必要はない。
【0018】最後流側の撹拌羽根27Bの直後流には、
レーザ発振器40に基端が接続された光ファイバー39
の先端が、周方向に略均等に、かつ光ファイバー39の
先端から出射されるレーザ光が流路配管に平行になるよ
うに配置されている。一方、最上流側の撹拌機27Bの
直上流には、光ファイバー39の先端から出射したレー
ザ光を受光する光ファイバー41の先端が設置され、光
ファイバーの基端は分光器42に接続され、分光器42
からの信号は制御器49に送られる。
【0019】制御器49は光ファイバー39から出射し
た光の強度に対する光ファイバー41が受光した光の強
度の割合、すなわち、レーザ光の減衰率を計算する。光
路中に存在する固体水素の量によりレーザ光の減衰率は
変化するのでこの減衰率から固体水素の偏在を検出する
ことができ、偏在が大きくなると制御器49は駆動モー
タ32を回転せしめる。
【0020】図6は、上記のように構成された第2の実
施の形態の効果を説明する図であって、図5に示すよう
に配管内の固体水素の分布に偏在がある場合、レーザ光
43a,43b,43c,43dの減衰率は図6の
(A)に示すように大きく異なるが、この結果の基づき
制御器により駆動モータ32を回転制御することで、固
体水素の偏在は解消され、図6の(B)に示すよう減衰
率は均等になる。
【0021】次に、第3の実施の形態について説明する
が、この第3の実施の形態は、流路配管内の回転ドラム
式の攪拌機の後流側に配設された回転しない固定羽根の
羽根部材間の静電容量を測定し、その結果に基づき、流
路配管内の固体の偏在を検出し、流路内に設置した攪拌
羽根によって流路内部を攪拌し固体の分布を均等にする
ものである。図7,8,9が第3の実施の形態の構成を
説明する図であって、内管21の流路の上流側に回転ド
ラム45の内面に撹拌羽根45Aを複数設置した回転ド
ラム式の撹拌機44が配設されている。
【0022】撹拌機44は回転ドラム45がスムーズに
回転するように回転面受け46で支持されている。回転
面受け46と流路配管内面の段差部分には、固体水素が
撹拌機44の回転ドラム45にスムーズに入り込むよう
に円環型のガイド47が設けられている。攪拌機44
は、回転軸33、34と、ギア37、38、および、ギ
ア48を介して駆動モータ32で回転駆動される。回転
軸33が貫通する外管20と内管21の部分には、シー
ルを兼用した軸受け35、36が設置されている。
【0023】攪拌機44の後流には、回転しない固定羽
根27Cが配設されていて、固定羽根27Cは、それぞ
れ支持棒28に取り付けられた4枚の羽根部材27C
a,27Cb,27Cc,27Cdを有する。固定羽根
27Cの羽根部材27Ca,27Cb,27Cc,27
Cdは、それぞれ、第1の実施の形態と同様に、隣接す
る2枚の羽根部材の間の静電容量を検出するための電極
としての作用をおこなうので、表面は導電性の材料で形
成されている。
【0024】固定羽根27Cの羽根部材27Ca,27
Cb,27Cc,27Cdからの静電容量出力は、金属
シート29とリード線30を介してLCRメータ31に
送信される。LCRメータ31は固定羽根27Cの隣接
する羽根部材27Ca−27Cb,27Cb−27C
c,27Cc−27Cd,27Cd−27Ca間の静電
容量を計算し、LCRメータ31に接続された制御器4
9は各羽根部材間の静電容量の差が大きくなると駆動モ
ータ32を回転せしめる。
【0025】図10は、上記のように構成された第1の
実施の形態の効果を説明する図であって、図9に示すよ
うに配管内の固体水素の分布に偏在がある場合、攪拌羽
根27Cの隣接する羽根部材27Ca−27Cb,27
Cb−27Cc,27Cc−27Cd,27Cd−27
Ca間の静電容量は図10の(A)に示すように大きく
異なるが、この結果の基づき制御器により駆動モータ3
2を回転制御することで、固体水素の偏在は解消され、
図10の(B)に示すように各羽根部材間の静電容量は
均等になる。
【0026】
【発明の効果】各請求項に記載の発明は、固体と液体が
混流し、固体の偏在を検出する固体偏在検出手段と、固
体の偏在が検出されたときに攪拌をおこなう攪拌手段と
を備える固液二相流配管であるが、固体偏在検出手段
は、流路断面内に略均等に複数配設された、固体と液体
の物性値の差に基づき固液割合に応じて変化する固液変
化物性パラメータを検出する固液変化物性パラメータ検
出手段から成り、該複数の固液変化物性パラメータ検出
手段の検出値に基づき固体の偏在を検出するようにされ
ていて、固体の偏在が、速やかに、確実に検出され、攪
拌手段により攪拌され、固体の偏在が確実に防止され
る。特に、請求項3のように、固液変化物性パラメータ
検出手段を、断面方向に配設される羽根の間の静電容量
を検出する静電容量検出手段とし、静電容量検出手段
を、攪拌手段の羽根に付設すれば、別個に静電容量検出
手段を付設する必要がなくコンパクトに形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構造を流れに平行な方向に
示した図である。
【図2】第1の実施の形態の構造を流れに垂直な方向に
示した図である。
【図3】第1の実施の形態の効果を説明する図であっ
て、(A)は攪拌前の各羽根の間の静電容量を示し、
(B)は攪拌後の各羽根の間の静電容量を示している。
【図4】第2の実施の形態の構造を流れに平行な方向に
示した図である。
【図5】第2の実施の形態の構造を流れに垂直な方向に
示した図である。
【図6】第1の実施の形態の効果を説明する図であっ
て、(A)は攪拌前の各羽根の間のレーザ強度を示し、
(B)は攪拌後の各羽根の間のレーザ強度を示してい
る。
【図7】第3の実施の形態の構造を流れに平行な方向に
示した図である。
【図8】第3の実施の形態における円筒内面に取り付け
た攪拌バネを示した図である。
【図9】第3の実施の形態の構造を流れに垂直な方向に
示した図である。
【図10】第3の実施の形態の効果を説明する図であっ
て、(A)は攪拌前の各羽根の間の静電容量を示し、
(B)は攪拌後の各羽根の間の静電容量を示している。
【図11】従来技術および本発明が適用されるロケット
への水素燃料送給システムの全体構成を示す図である。
【図12】従来技術の固液二相流配管を示した図であ
る。
【符号の説明】
23…液体水素 24…固体水素 27A…攪拌羽根 27Aa,27Ab,27Ac,27Ad…(静電容量
を検出するための電極に使用される)羽根部材 27B…攪拌羽根 27Ba,27Bb,27Bc,27Bd…羽根部材 27C…固定羽根 27Ca,27Cb,27Cc,27Cd…羽根部材 29…金属シート 31…(静電容量値を計算する)LCRメータ 32…駆動モータ 39、41…光ファイバー 40…レーザ発振器 44…(回転ドラム式)攪拌機 49…制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 21/59 G01N 27/22 B 27/22 F16L 55/00 D G Fターム(参考) 2G059 AA02 AA10 BB04 CC20 DD05 EE01 GG01 JJ17 2G060 AA19 AE40 AF10 FB01 HC10 3H025 BA25 BB02 4G035 AB46 AE02 4G078 AA02 AB20 BA01 BA09 CA20 DA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体と液体が混流し、固体の偏在を検出
    する固体偏在検出手段と、固体の偏在が検出されたとき
    に攪拌をおこなう攪拌手段とを備える固液二相流配管で
    あって、 固体偏在検出手段は、流路断面内に略均等に複数配設さ
    れた、固体と液体の物性値の差に基づき固液割合に応じ
    て変化する固液変化物性パラメータを検出する固液変化
    物性パラメータ検出手段から成り、該複数の固液変化物
    性パラメータ検出手段の検出値に基づき固体の偏在を検
    出することを特徴とする固液二相流配管。
  2. 【請求項2】 固液変化物性パラメータ検出手段は、断
    面方向に配設される羽根の間の静電容量を検出する静電
    容量検出手段であることを特徴とする請求項1に記載の
    固液二相流配管。
  3. 【請求項3】 攪拌手段が放射状に配設される複数の回
    転羽根を有し、静電容量検出手段は該回転羽根に付設さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の固液二相流
    配管。
  4. 【請求項4】 静電容量検出手段は、固定羽根に付設さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の固液二相流
    配管。
  5. 【請求項5】 固液変化物性パラメータ検出手段は、流
    れ方向に離間した距離間の光の減衰を検出する光減衰検
    出手段であることを特徴とする請求項1に記載の固液二
    相流配管。
  6. 【請求項6】 光減衰検出手段は、レーザ光の減衰を検
    出することを特徴とする請求項5に記載の固液二相流配
    管。
  7. 【請求項7】 光減衰検出手段は、発光手段と受光手段
    を含み、発光手段と受光手段の間に攪拌手段が配設され
    ていることを特徴とする請求項5に記載の固液二相流配
    管。
  8. 【請求項8】 固体偏在検出手段は、攪拌手段の後流に
    付設されていることを特徴とする請求項1に記載の固液
    二相流配管。
  9. 【請求項9】 攪拌手段は、回転ドラムの内面に羽根を
    付設して成ることを特徴とする請求項1に記載の固液二
    相流配管。
  10. 【請求項10】 固体水素と液体水素が混流することを
    特徴とする請求項1に記載の固液二相流配管。
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