JP4563320B2 - 水素供給ステーション - Google Patents
水素供給ステーション Download PDFInfo
- Publication number
- JP4563320B2 JP4563320B2 JP2006000675A JP2006000675A JP4563320B2 JP 4563320 B2 JP4563320 B2 JP 4563320B2 JP 2006000675 A JP2006000675 A JP 2006000675A JP 2006000675 A JP2006000675 A JP 2006000675A JP 4563320 B2 JP4563320 B2 JP 4563320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen
- vehicle
- tank
- hydrogen supply
- slush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/32—Hydrogen storage
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
また、車載用水素充填タンクに充填された水素も液体の状態であるため、車載用水素充填タンク内に貯蔵された液体水素が蒸発(ボイルオフ)してしまうことを抑制することができず、水素の利用効率が低減してしまうといった問題点もあった。
本発明による水素供給ステーションは、水素を燃料として走行する車両に搭載される車載用水素充填タンクに水素を供給するための水素供給ステーションであって、その内部にスラッシュ水素が貯蔵されるスラッシュ水素貯蔵タンクと、その一端部が前記スラッシュ水素貯蔵タンクの内部に位置するように配置されているとともに、その他端部に、前記車載用水素充填タンクから延びる車両側水素供給ラインの一端部に取り付けられたカプラと着脱可能に構成されたカプラを備えた第1の水素供給ラインとを具備してなり、前記第1の水素供給ラインに、車載用水素充填タンクに供給される水素の固化率を調整する固化率調整手段が設けられているとともに、前記車載用水素充填タンク内の水素の情報、または前記車載用水素充填タンク内に供給しようとする水素の情報に基づいて、前記車載用水素充填タンクに、所望の固化率に調整された水素が自動的に供給されるように構成されている。
このような水素供給ステーションによれば、スラッシュ水素貯蔵タンクの内部および車載用水素充填タンクの内部には、潜熱および顕熱が大きく、蒸発(ボイルオフ)しにくいスラッシュ水素が貯蔵されていることとなるので、スラッシュ水素貯蔵タンク内および車載用水素充填タンク内に貯蔵された水素の蒸発(ボイルオフ)を低減させることができ、水素の利用効率を向上させることができる。
また、水素供給ステーションのスラッシュ水素貯蔵タンクの内部に、別の場所(例えば、スラッシュ水素を製造する製造工場等)で製造されたスラッシュ水素を充填(補充)する場合、別の場所から水素供給ステーションまで、スラッシュ水素の状態で移送(運搬)することができるので、移送中におけるスラッシュ水素の蒸発を低減させることができ、水素の利用効率を向上させることができる。
さらに、このような水素供給ステーションによれば、固化率調整手段により車載用水素充填タンクに充填される水素の固化率(スラッシュ水素の内、固体水素が占める割合)を所望の固化率となるように調整することができる。したがって、車両をあまり利用しないユーザーの場合には、固化率の高いスラッシュ水素を車載用水素充填タンクに充填することができ、車載用水素充填タンク内に充填された水素が蒸発(ボイルオフ)してしまう割合を低減させることができる。一方、車両を頻繁に利用するユーザーの場合には、固化率の低いスラッシュ水素を車載用水素充填タンクに充填することができる。
さらにまた、このような水素供給ステーションによれば、車載用水素充填タンク内の水素の情報や、車載用水素充填タンク内に供給しようとする水素の情報に基づいて、所望の固化率に調整された水素が自動的に車載用水素充填タンク内に供給することができる。
このような水素供給ステーションによれば、固化率調整手段において、スラッシュ水素貯蔵タンクから圧送されてきたスラッシュ水素と、液体水素貯蔵タンクから圧送されてきた液体水素とを混合することにより、所望の固化率に調整された水素を得るようにしているので、所望の固化率に調整された水素をより早く(短時間で)得ることができるとともに、エネルギーロスの低減化を図ることができる(すなわち、液状の水素をスラッシュ状の水素にするために要したエネルギーが極力無駄にならないようにすることができる)。
このような水素供給ステーションによれば、密度計によりスラッシュ水素貯蔵タンクの内部に貯蔵されているスラッシュ水素の密度を正確に計測することができるとともに、第1の流量計、第2の流量計、および第3の流量計により、スラッシュ水素貯蔵タンクから固化率調整手段に流れるスラッシュ水素の流量、液体水素貯蔵タンクから固化率調整手段に流れる液体水素の流量、および水素供給ステーションから車両の車載用水素充填タンクに供給される固化率の調整された水素の流量を正確に計測することができる。
これにより、車両の車載用水素充填タンクに供給される水素の固化率をより正確に、かつ、容易に調整することができる。
このような水素供給ステーションによれば、撹拌機によりスラッシュ水素貯蔵タンクの内部に貯蔵されているスラッシュ水素が、常に適切な流動性を有するように管理(調整)されているので、所望の量のスラッシュ水素を、第1の水素供給ラインを介していつでも確実に固化率調整手段に圧送することができる。
このような水素供給ステーションによれば、循環ポンプを用いる事によりスラッシュ水素貯蔵タンク内でスラッシュ水素が凝縮している場合には、その凝縮がほぐされるようになっている。また、取り出しポンプを用いる事で、取り出し用ラインの一端開口部からポンプの内部に取り入れられ、第1の水素供給ラインに吐出されるようになっている。一方、循環兼取り出し用ポンプにおいては、循環兼取り出し用ポンプが循環用ポンプとして使用される場合には、入口からポンプの内部に取り入れられ、出口から排出されるようになっている。このとき、入口からポンプの内部に取り入れられたスラッシュ水素が凝縮している場合には、ポンプ内においてその凝縮がほぐされるようになっている。一方、スラッシュ水素貯蔵タンクの内部に貯蔵されているスラッシュ水素は、循環兼取り出し用ポンプが取り出し用ポンプとして使用される場合には、取り出し用ラインの一端開口部からポンプの内部に取り入れられ、第1の水素供給ラインに吐出されるようになっている。
このように、循環兼取り出し用ポンプが循環用ポンプとして使用される場合に、入口からポンプの内部に取り入れられたスラッシュ水素が、ポンプ内においてその凝縮がほぐされて、常に適切な流動性を有するように管理(調整)されているので、所望の量のスラッシュ水素を、第1の水素供給ラインを介していつでも確実に固化率調整手段に圧送することができる。
このような水素供給ステーションによれば、例えば、車両の車載用水素充填タンク内の水素の情報や、車両の車載用水素充填タンク内に供給しようとする水素の情報に基づいて、所望の固化率に調整された水素が自動的に車両の車載用水素充填タンク内に供給することができる。
このような水素供給ステーションによれば、撹拌機によりスラッシュ水素貯蔵タンクから固化率調整手段に送出されるスラッシュ水素が、適切な流動性を有するように管理(調整)されることとなるので、所望の量のスラッシュ水素を、第1の水素供給ラインを介して確実に固化率調整手段に圧送することができる。
このような水素供給ステーションによれば、スラッシュ水素貯蔵タンク重量計測装置および液体水素貯蔵タンクにより、水素供給ステーションから車両に供給された水素の総量を把握することができる。
図1は本実施形態による水素供給ステーション10の概略構成図である。図1に示すように、本実施形態による水素供給ステーション10は、スラッシュ水素貯蔵タンク(以下、「SLH2タンク」という。)11と、加熱器(加熱手段:固化率調整手段)12と、水素供給ライン(第1の水素供給ライン)13とを主たる要素として構成されたものである。
断熱真空槽は、その内部が真空とされ、かつその内面に、例えば、銅板等の輻射シールド板(図示せず)が貼られた容器であり、この断熱真空槽の内部には、低温流体貯蔵槽が収容されるようになっている。
低温流体貯蔵層は、その内部に低温(例えば、13.8K)のスラッシュ水素(スラッシュ状の水素:固体水素と液体水素とがシャーベット状に混合したものであり、液体水素に比べて密度が大きく、保有する寒冷量が大きいもの)Sを貯蔵するものである。
そして、低温流体貯蔵層の内部に貯蔵されたスラッシュ水素Sは、低温流体貯蔵層の内部圧力により水素供給ライン13内に押し出されるようになっている。
また、SLH2タンク11には、液面計14が取り付けられており、作業者がスラッシュ水素Sの残量を一目で把握できるようになっている。
水素供給ライン13は、その一端部がSLH2タンク11の底部(すなわち、低温流体貯蔵槽の底部)に位置するように配置されているとともに、その他端部には、カプラ(継手)15が取り付けられている。
カプラ15は、車両(例えば、燃料電池自動車や水素エンジン自動車等)16に搭載された車載用水素充填タンク17から延びる車両側水素供給ライン18の一端部に取り付けられたカプラ19と接続可能(着脱可能)に構成されており、水素供給ステーション10から車載用水素充填タンク17に過冷却状態とされた過冷却水素を充填(補充)できるようになっている。
また、水素供給ステーション10のSLH2タンク11の内部に、別の場所(例えば、スラッシュ水素Sを製造する製造工場等)で製造されたスラッシュ水素Sを充填(補充)する場合、別の場所から水素供給ステーション10まで、スラッシュ水素Sの状態で移送(運搬)することができるので、移送中におけるスラッシュ水素Sの蒸発を低減させることができ、水素の利用効率を向上させることができる。
さらに、水素供給ライン13の途中に熱交換器12が配置されており、車載用水素充填タンク17に充填される水素の固化率(スラッシュ水素S(固体水素)が占める割合)を所望の固化率となるように調整することができる。したがって、車両16をあまり利用しないユーザーの場合には、固化率の高い水素を車載用水素充填タンク17に充填することができ、車載用水素充填タンク17内に充填された水素が蒸発(ボイルオフ)してしまう割合を低減させることができる。一方、車両16を頻繁に利用するユーザーの場合には、固化率の低い水素を車載用水素充填タンク17に充填することができる。
図2は本実施形態による水素供給ステーション20の概略構成図である。図2に示すように、本実施形態による水素供給ステーション20は、SLH2タンク11と、水素供給ライン13,13aと、液体水素貯蔵タンク(以下、「LH2タンク」という。)21と、固化率調整器(固化率調整手段)22とを主たる要素として構成されたものである。
なお、前述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
断熱真空槽は、その内部が真空とされ、かつその内面に、例えば、銅板等の輻射シールド板(図示せず)が貼られた容器であり、この断熱真空槽の内部には、低温流体貯蔵槽が収容されるようになっている。
低温流体貯蔵層は、その内部に低温(例えば、20.3K)の液体水素(液状の水素)Lを貯蔵するものである。
そして、低温流体貯蔵層の内部に貯蔵された液体水素Lは、低温流体貯蔵層の内部圧力により水素供給ライン(第2の水素供給ライン)13a内に押し出されるようになっている。
また、LH2タンク21には、図示しない液面計が取り付けられており、作業者が液体水素Lの残量を一目で把握できるようになっている。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態における水素供給ステーション30は、SLH2タンク11に密度計31が設置されているとともに、SLH2タンク11と固化率調整器22とを結ぶ水素供給ライン13に第1の流量計32が、LH2タンク21と固化率調整器22とを結ぶ水素供給ライン13aに第2の流量計33が、固化率調整器22とカプラ15とを結ぶ水素供給ライン13に第3の流量計34が設けられているという点で前述した第2実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第2実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
第1の流量計32、第2の流量計33、および第3の流量計34は、例えば、マイクロ波を利用した導波管型の流量計(例えば、(大平勝秀・中道憲治・木原勇一、「マイクロ波を利用したスラッシュ水素用導波管型流量計の開発研究」、日本機械学会論文集(B編)69巻648号(2003-8)、p.192-198)に開示されたもの)である。
これにより、上述した第1実施形態および第2実施形態のものよりも車両16の車載用水素充填タンク17に供給される水素の固化率をより正確に、かつ、容易に調整することができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態における水素供給ステーション40は、SLH2タンク11に撹拌機(「粉砕機」あるいは「分散機」ともいう。)41が設置されているという点で前述した第3実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態における水素供給ステーション50は、SLH2タンク11に循環兼取り出し用ポンプ(もしくは循環ポンプ、取り出し用ポンプ)51が、LH2タンク21に取り出し用ポンプ51aがそれぞれ設置されているという点で前述した第3実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
一方、取り出し用ポンプ51aは、LH2タンク21の底部に配置されているとともに、水素供給ライン13aの一端部に接続されている。この取り出し用ポンプ51aには、取り出し用ライン53が接続されている。そして、LH2タンク21の内部に貯蔵されている液体水素Lは、取り出し用ライン53の一端開口部からポンプ51aの内部に取り入れられ、水素供給ライン13aに吐出されるようになっている。
なお、本実施形態では、SLH2タンク11に取り出し用ポンプとして機能する循環兼取り出し用ポンプ51が、LH2タンク21に取り出し用ポンプ51aがそれぞれ配置されているので、SLH2タンク11およびLH2タンク21はそれぞれ圧送式のタンクでなくてもよい。
本実施形態における水素供給ステーション60は、SLH2タンク11と第1の流量計32との間(第1の流量計32の上流側近傍)に位置する水素供給ライン13に、第4実施形態のところで説明した撹拌機41が配置されているという点で前述した第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
その他の作用効果は、前述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態における水素供給ステーション70は、第2のLH2タンク71を備えているという点で前述した第6実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第6実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
断熱真空槽は、その内部が真空とされ、かつその内面に、例えば、銅板等の輻射シールド板(図示せず)が貼られた容器であり、この断熱真空槽の内部には、低温流体貯蔵槽が収容されるようになっている。
低温流体貯蔵層は、その内部に低温(例えば、13.8K)の液体水素(液状の水素)Lを貯蔵するものである。
そして、低温流体貯蔵層の内部に貯蔵された液体水素Lは、低温流体貯蔵層の内部圧力により水素供給ライン(第2の水素供給ライン)13b内に押し出されるようになっている。
また、第2のLH2タンク71には、図示しない液面計が取り付けられており、作業者が液体水素Lの残量を一目で把握できるようになっている。
その他の作用効果は、前述した第6実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態における水素供給ステーション80は、SLH2タンク11の重量を計測するSLH2タンク重量計測装置81と、LH2タンク21の重量を計測するLH2タンク重量計測装置82と、車両16の重量を計測する車両重量計測装置83とを備えているという点で前述した第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
その他の作用効果は、前述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態における水素供給ステーション90は、例えば、車両16の車載用水素充填タンク17内の水素の情報(例えば、液位や密度等の物性値)や、車両16の車載用水素充填タンク17内に供給しようとする水素の情報(例えば、固化率や供給量等)を、無線通信手段や有線通信手段を介して受信する制御器91を備えているという点で前述した第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
その他の作用効果は、前述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
11 スラッシュ水素貯蔵タンク
12 熱交換器(固化率調整手段)
13 第1の水素供給ライン
13a 第2の水素供給ライン
13b 第2の水素供給ライン
15 カプラ
16 車両
17 車載用水素充填タンク
18 車両側水素供給ライン
19 カプラ
20 水素供給ステーション
21 液体水素貯蔵タンク
22 固化率調整器(固化率調整手段)
30 水素供給ステーション
31 密度計
32 第1の流量計
33 第2の流量計
34 第3の流量計
40 水素供給ステーション
41 撹拌機
50 水素供給ステーション
51 循環兼取り出し用ポンプ
60 水素供給ステーション
70 水素供給ステーション
71 液体水素貯蔵タンク
72 第4の流量計(第2の流量計)
80 水素供給ステーション
81 スラッシュ水素貯蔵タンク重量計測装置
82 液体水素貯蔵タンク重量計測装置
90 水素供給ステーション
L 液体水素
S スラッシュ水素
Claims (8)
- 水素を燃料として走行する車両に搭載される車載用水素充填タンクに水素を供給するための水素供給ステーションであって、
その内部にスラッシュ水素が貯蔵されるスラッシュ水素貯蔵タンクと、
その一端部が前記スラッシュ水素貯蔵タンクの内部に位置するように配置されているとともに、その他端部に、前記車載用水素充填タンクから延びる車両側水素供給ラインの一端部に取り付けられたカプラと着脱可能に構成されたカプラを備えた第1の水素供給ラインとを具備してなり、
前記第1の水素供給ラインに、車載用水素充填タンクに供給される水素の固化率を調整する固化率調整手段が設けられているとともに、
前記車載用水素充填タンク内の水素の情報、または前記車載用水素充填タンク内に供給しようとする水素の情報に基づいて、前記車載用水素充填タンクに、所望の固化率に調整された水素が自動的に供給されるように構成されていることを特徴とする水素供給ステーション。 - その内部に液体水素が貯蔵される液体水素貯蔵タンクと、
その一端部が前記液体水素貯蔵タンクの内部に位置するように配置されているとともに、その他端部が前記固化率調整手段に接続された第2の水素供給ラインとを具備してなることを特徴とする請求項1に記載の水素供給ステーション。 - 前記スラッシュ水素貯蔵タンクに密度計が設置されているとともに、前記スラッシュ水素貯蔵タンクと前記固化率調整手段とを結ぶ前記第1の水素供給ラインに第1の流量計が、前記液体水素貯蔵タンクと前記固化率調整手段とを結ぶ前記第2の水素供給ラインに第2の流量計が、前記固化率調整手段と前記第1の水素供給ラインの他端部に配置されたカプラとを結ぶ第1の水素供給ラインに第3の流量計が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の水素供給ステーション。
- 前記スラッシュ水素貯蔵タンクに撹拌機が設置されていることを特徴とする請求項3に記載の水素供給ステーション。
- 前記第1の水素供給ラインの一端部に、循環ポンプ、取り出しポンプ、循環兼取り出し用ポンプのいずれかが配置されていることを特徴とする請求項3に記載の水素供給ステーション。
- 前記車載用水素充填タンク内の水素の情報、または前記車載用水素充填タンク内に供給しようとする水素の情報を、無線通信手段や有線通信手段を介して受信するとともに、前記固化率調整手段、前記第1の流量計、前記第2の流量計、前記第3の流量計、前記循環ポンプ、前記取り出しポンプ、前記循環兼取り出し用ポンプのそれぞれと電気的に接続され、
前記車載用水素充填タンク内の水素の情報、または前記車載用水素充填タンク内に供給しようとする水素の情報、および前記第1の流量計、前記第2の流量計、前記第3の流量計から送られてきた信号に基づいて、前記固化率調整手段、前記循環ポンプ、前記取り出しポンプ、前記循環兼取り出し用ポンプに制御信号を出力する制御器が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の水素供給ステーション。 - 前記スラッシュ水素貯蔵タンクと前記第1の流量計との間に位置する前記第1の水素供給ラインに、撹拌機が配置されていることを特徴とする請求項3に記載の水素供給ステーション。
- 前記スラッシュ水素貯蔵タンクの重量を計測するスラッシュ水素貯蔵タンク重量計測装置と、前記液体水素貯蔵タンクの重量を計測する液体水素貯蔵タンク重量計測装置とを備えていることを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の水素供給ステーション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000675A JP4563320B2 (ja) | 2006-01-05 | 2006-01-05 | 水素供給ステーション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000675A JP4563320B2 (ja) | 2006-01-05 | 2006-01-05 | 水素供給ステーション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007182918A JP2007182918A (ja) | 2007-07-19 |
JP4563320B2 true JP4563320B2 (ja) | 2010-10-13 |
Family
ID=38339186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000675A Expired - Fee Related JP4563320B2 (ja) | 2006-01-05 | 2006-01-05 | 水素供給ステーション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4563320B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7018011B2 (ja) * | 2018-12-07 | 2022-02-09 | 株式会社神戸製鋼所 | 水素ステーションの運用方法および水素ステーション |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05503735A (ja) * | 1990-10-29 | 1993-06-17 | フライン,トーマス・エム | 極低温燃料 |
JPH05215298A (ja) * | 1991-08-31 | 1993-08-24 | Deutsche Forsch & Vers Luft Raumfahrt Ev | クリオタンク充填用燃料補給方法及び手段 |
JPH07257497A (ja) * | 1994-03-22 | 1995-10-09 | Nippon Koku Uchu Kogyokai | スラッシュ水素燃料タンク充填装置 |
JPH08285420A (ja) * | 1995-04-18 | 1996-11-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スラッシュ水素の製造装置及び製造方法 |
JP2000028550A (ja) * | 1998-07-09 | 2000-01-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 極低温流体の密度計測装置 |
JP2001009728A (ja) * | 1999-04-28 | 2001-01-16 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 氷スラリ表面加工方法とその装置 |
JP2002189024A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固液二相流配管 |
JP2002295796A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Nippon Sanso Corp | ガス充填装置及び方法 |
WO2005075352A1 (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Mayekawa Mfg.Co.,Ltd. | スラッシュ窒素の製造方法及びその製造装置 |
-
2006
- 2006-01-05 JP JP2006000675A patent/JP4563320B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05503735A (ja) * | 1990-10-29 | 1993-06-17 | フライン,トーマス・エム | 極低温燃料 |
JPH05215298A (ja) * | 1991-08-31 | 1993-08-24 | Deutsche Forsch & Vers Luft Raumfahrt Ev | クリオタンク充填用燃料補給方法及び手段 |
JPH07257497A (ja) * | 1994-03-22 | 1995-10-09 | Nippon Koku Uchu Kogyokai | スラッシュ水素燃料タンク充填装置 |
JPH08285420A (ja) * | 1995-04-18 | 1996-11-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スラッシュ水素の製造装置及び製造方法 |
JP2000028550A (ja) * | 1998-07-09 | 2000-01-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 極低温流体の密度計測装置 |
JP2001009728A (ja) * | 1999-04-28 | 2001-01-16 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 氷スラリ表面加工方法とその装置 |
JP2002189024A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固液二相流配管 |
JP2002295796A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Nippon Sanso Corp | ガス充填装置及び方法 |
WO2005075352A1 (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Mayekawa Mfg.Co.,Ltd. | スラッシュ窒素の製造方法及びその製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007182918A (ja) | 2007-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7500598B2 (ja) | 流体燃料を貯蔵及び供給するための装置及び方法 | |
CN104821409B (zh) | 用于制氢的方法、装置和燃料 | |
US6354088B1 (en) | System and method for dispensing cryogenic liquids | |
CN203892874U (zh) | 用于分配低温流体的系统 | |
US9267645B2 (en) | Pumpless fluid dispenser | |
CN101326398B (zh) | 用于检测液态氢容器中剩余量的系统 | |
CN109074241A (zh) | 液化石油气供应方法及系统 | |
EP3719383B1 (en) | Pumpless fluid dispenser | |
CN102853253A (zh) | 液化气汽化和测量系统与方法 | |
Weiss-Ungethüm et al. | Experimental investigation of a liquid cooled high temperature proton exchange membrane (HT-PEM) fuel cell coupled to a sodium alanate tank | |
CN1854596B (zh) | 用于以填充气体或填充气体混合物填充容器的方法和装置 | |
KR20180008636A (ko) | 3 중점에서의 냉매에 의한 유체 냉각 | |
JP4563320B2 (ja) | 水素供給ステーション | |
KR101686912B1 (ko) | 액화가스 공급 장치 | |
JP2013527385A (ja) | 水素分配システム及びその方法 | |
CN110388677A (zh) | 一种低谷电加热导热油与熔盐共同蓄热供热系统及其方法 | |
CN106861552A (zh) | 配液装置 | |
JP2017510513A (ja) | 通貨動作式自動車用流体分配及び/又は回復装置及び方法 | |
CN102342753A (zh) | 饮用水装置以及饮用水调温方法 | |
CN106325322A (zh) | 一种泵驱两相流体回路用两级控温装置 | |
PL180087B1 (pl) | Urzadzenie dostarczajace ciecz kriogeniczna PL PL PL PL PL PL PL | |
JP2007009982A (ja) | 液化ガスのガス供給設備 | |
RU2269461C2 (ru) | Способ заправки жидкостного контура системы терморегулирования теплоносителем и устройство для его осуществления | |
CN202082619U (zh) | 一种除冰液固定式储存与加注系统 | |
JP5617641B2 (ja) | Lng気化設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070326 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100309 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100706 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100728 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |