JPH11304682A - 極低温流体の密度計測装置 - Google Patents

極低温流体の密度計測装置

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JPH11304682A
JPH11304682A JP11346398A JP11346398A JPH11304682A JP H11304682 A JPH11304682 A JP H11304682A JP 11346398 A JP11346398 A JP 11346398A JP 11346398 A JP11346398 A JP 11346398A JP H11304682 A JPH11304682 A JP H11304682A
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JP
Japan
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density
electrodes
electrode
hydrogen
cryogenic fluid
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JP11346398A
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English (en)
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Kenji Nakamichi
憲治 中道
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極間における固体水素等の固体分の詰まり
を回避して実際の密度に合致し、計測誤差の発生を防止
した静電容量型密度計測装置を提供する。 【解決手段】 密度が不均一な極低温流体内に対をなす
電極を浸漬し、同電極間に挟まれた上記極低温流体の誘
電率を検出することにより、同極低温流体の密度を計測
するようにした極低温流体の密度計測装置において、上
記電極の一方を回転体に取付けて同回転体と同期して回
転させるとともに、他方の電極を固定部材に固定し、上
記移動電極は、上記固定電極と正対する位置と離隔位置
との間を移動可能に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体水素と液体水素
とをシャーベット状に混合してなるスラッシュ水素等の
極低温流体の密度を測定する静電容量型密度計測装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】固体水素と流体水素とをシャーベット状
に混合してなるスラッシュ水素は、輸送、貯蔵コストの
面で液体水素等よりも有利な新燃料として注目されてい
る。
【0003】かかるスラッシュ水素の密度を計測するた
めの静電容量型密度計の従来の1例を図3に示す。図3
において、1はスラッシュ水素容器であり、中空の2重
構造の有底円筒体に形成されており、同スラッシュ水素
容器1内のスラッシュ水素収容部3には上記スラッシュ
水素が収容されている。上記スラッシュ水素容器1の中
空内部2は真空ポンプ(図示省略)によって真空に保持
され、この真空断熱により上記スラッシュ水素収容部3
への侵入熱を低減している。
【0004】4は液体窒素容器であり、上記スラッシュ
水素容器1の外側を囲んで形成された2重構造の有底円
筒体に形成され、その内部に形成された環状の液体窒素
収容部6には液体窒素が収容されている。そして上記液
体窒素容器4の中空内部5も上記スラッシュ水素容器1
と同様、真空ポンプによって真空に保持され、この真空
断熱によって外部からの侵入熱を抑制している。即ち、
上記液体窒素は常温からの侵入熱によって蒸発し、これ
により内側にあるスラッシュ水素に対する常温からの侵
入熱が低減される。
【0005】9は下部支持台、12は上部支持台、11
は同上部支持台12に溶接され上部フランジ10を有す
る円筒容器である。そして、上記スラッシュ水素容器1
はその上部をゴムバンド7によって上記下部支持台9の
上部位置に固定され、また上記液体窒素容器4はその上
部をゴムバンド8により上記円筒容器11の下部位置に
固定されている。
【0006】13は上記スラッシュ水素収容部3内に液
体水素を供給するための液体水素供給管、14はスラッ
シュ水素収容部3内における液体水素の蒸発ガスを排出
するための蒸発ガス排出管である。
【0007】上記スラッシュ水素収容部3内に収容され
ているスラッシュ水素は、上記蒸発ガス排出管14に真
空ポンプ(図示省略)を接続して、上記収容部3内を間
欠的に減圧、昇圧することによって製造される。
【0008】次に上記スラッシュ水素収容部3内におけ
るスラッシュ水素の密度を計測するための静電容量型密
度計の詳細について説明する。
【0009】15a,15bは上記密度計の電極、16
は双方の電極15a,15bを電気的に絶縁するための
絶縁材である。17は上記電極15a及び15bを絶縁
材16に固定するためのボルトで、FRP材等の絶縁材
料からなる。18は中空の固定ロッドであり、上端部を
上記フランジ10に固定され、下端部に上記電極15
a,15b、絶縁材16、ボルト17等が吊り下げられ
ている。
【0010】20はインピーダンス測定器であり、上記
固定ロッド18内に貫通されたリード線19a,19b
を介して上記電極15a,15bに接続されており、同
電極15a,15bの両端でのインピーダンスを同イン
ピーダンス測定器20によって測定することにより、上
記電極15aと15bとの間の静電容量を検出するよう
になっている。
【0011】21は上記スラッシュ水素収容部3内に設
けられた攪拌機であり、上記スラッシュ水素収容部3内
に垂下された回転軸22の軸端に固定されている。24
はモータ、25はベルト機構であり、上記攪拌機21は
上記モータ24によって、その出力軸24a、ベルト機
構25及び回転軸22を介して回転駆動されてスラッシ
ュ水素を攪拌するようになっている。即ち、上記のよう
に、スラッシュ水素は固体水素と液体水素とが混合され
た状態で上記スラッシュ水素収容部3内に収容されてい
るが、固体水素の密度が液体水素の密度に較べて大きい
ため、固体水素が上記収容部3の底部に沈下するので、
この固体水素の沈下、堆積を防止するため、上記攪拌機
21を運転して上記スラッシュ水素収容部3内を攪拌す
る。23は上記回転軸22の外周をシールするシール材
である。
【0012】上記のように構成された静電容量型密度計
によって、スラッシュ水素収容部3内におけるスラッシ
ュ水素の密度を計測する際において、上記電極15aと
15bとの間に挟まれたスラッシュ水素の誘電率をεと
すると、上記インピーダンス測定器20にて計測される
キャパシタンスCは、 C=Co ε+Cd (1) ここでCo 及びCd は上記電極15a,15bの形状に
よって決まる定数である。
【0013】従って、上記インピーダンス測定器20に
てキャパシタンスCを計測すれば、上記(1)式によっ
て誘電率εが求められる。そして、上記スラッシュ水素
の密度は、上記誘電率εの関数として物性値表に与えら
れているので、上記によって算出された誘電率εから密
度を求めることができる。
【0014】また、上記静電容量型密度計として特開平
7−35670号の発明が提供されている。この発明
は、密度の不均一な極低温流体を入れる容器と、上記容
器の内側面に沿い対向して配置されかつ下辺が上記容器
の低面近くにあるとともに上辺が上記極低温流体の液面
下近くにある円筒状の第1電極および第2電極とを備
え、上記容器内の極低温流体の大部分が上記第1電極と
第2電極との間に存在するように構成されてなることを
特徴としている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図3に示される従来の
静電容量型密度計においては、相対する電極15aと1
5bとが接近した状態で固定配置されているため、スラ
ッシュ水素中の固体水素の量が多くなると、両電極15
a,15b間にスラッシュ水素が入らずに流動性の良好
な液体水素が侵入するようになる。その結果、上記従来
の静電容量型密度計においては、計測される密度が密度
計が検出すべきスラッシュ水素の密度(実際の密度)よ
りも小さくなり、計測誤差が生ずるという問題点があ
る。
【0016】また、特開平7−35670号の発明にあ
っては、半円筒状の2つの電極が夫々の両端部に所定の
小間隙を存して固定されているため、図3のものと同様
に、上記小間隙間部に液体水素が侵入して実際の密度よ
りも小さい計測結果が得られ、計測誤差が発生する。
【0017】本発明の目的は、電極間における固体水素
等の固体分の詰まりを回避して実際の密度に合致し、計
測誤差の発生を防止した静電容量型密度計測装置を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決するもので、その要旨とする第1の手段は、
断熱容器内に収容され密度が不均一な極低温流体内に対
をなす電極を浸漬し、同電極間に挟まれた上記極低温流
体の誘電率を検出することにより、同極低温流体の密度
を計測するようにした極低温流体の密度計測装置であっ
て、上記対をなす電極の一方を回転体に取付けて同回転
体と同期して回転する移動電極となすとともに、上記他
方の電極を固定部材に固定して固定電極となし、上記移
動電極は、上記固定電極と正対する位置と、所定量離隔
する位置との間を移動可能に構成されたことを特徴とす
る極低温流体の密度計測装置にある。
【0019】また第2の手段は、上記第1の手段に加え
て、上記回転体に上記断熱容器内を攪拌する攪拌装置を
取付けてなる。
【0020】上記手段によれば、回転体に取付けられた
移動電極が回転体及び攪拌装置とともに回転することに
より、同移動電極と固定部材に固定された固定電極と
を、密度を計測可能な正対位置と同正対位置から離隔し
た離隔位置との間において相対位置を自由に変えること
ができる。
【0021】これによって、両電極間に極低温流体の固
体分の詰まりを生ずることが無く、また上記電極の離隔
位置において攪拌装置によって攪拌されて密度が平均化
された上記流体が電極間に流動せしめられることとな
り、実際の密度に一致した高精度の密度計測が可能とな
る。
【0022】また、上記のように2つの電極が正対位置
と離隔位置との間を相対移動するため、電極間には、攪
拌装置によって攪拌されて密度が平均化された流体が流
入し易く、電極間の距離を短縮しても、上記のような正
確な密度の計測が可能となり、静電容量型密度計測装置
の感度が向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図1〜図2を参照して本発明
の実施形態につき詳細に説明する。図1は本発明の実施
形態に係るスラッシュ水素製造装置及び静電容量型密度
計の断面図、図2は図1に応当する作用説明図である。
【0024】図1において、1はスラッシュ水素容器
で、中空2重構造の有底円筒体に形成されている。同ス
ラッシュ水素容器1内のスラッシュ水素収容部3には上
記スラッシュ水素が収容されている。上記スラッシュ水
素容器1の中空内部2は真空ポンプ(図示省略)によっ
て真空に保持され、この真空断熱により上記スラッシュ
水素収容部3への侵入熱を低減している。
【0025】4は液体窒素容器であり、上記スラッシュ
水素容器1の外側を囲んで2重構造の有底円筒体に形成
される。同液体窒素容器4の内部に形成された環状の液
体窒素収容部6には液体窒素が収容されている。そして
上記液体窒素容器4の中空内部5も上記スラッシュ水素
容器1と同様、真空ポンプによって真空に保持され、こ
の真空断熱によって外部からの侵入熱を抑制している。
【0026】9は下部支持台、12は上記支持台、11
は同上部支持台12に溶接され上部フランジ10を有す
る円筒容器である。そして、上記スラッシュ水素容器1
はその上部をゴムバンド7によって上記下部支持台9の
上部位置に固定され、また上記液体窒素容器4はその上
部をゴムバンド8により上記円筒容器11の下部位置に
固定されている。
【0027】13は上記スラッシュ水素収容部3内に液
体水素を供給するための液体水素供給管、14はスラッ
シュ水素収容部3内における液体水素の蒸発ガスを排出
するための蒸発ガス排出管である。
【0028】上記のように構成されたスラッシュ水素製
造装置において、上記スラッシュ水素収容部3内に収容
されているスラッシュ水素は、上記蒸発ガス排出管14
に真空ポンプ(図示省略)を接続して、上記収容部3内
を間欠的に減圧、昇圧することによって製造される。
【0029】以上に示されたスラッシュ水素製造装置の
構成は図3に示す従来のものと同様である。本発明にお
いては、上記スラッシュ水素製造装置に併設された静電
容量型密度計を改良している。以下、その詳細について
説明する。
【0030】図1において、21は上記スラッシュ水素
収容部3内に設けられた攪拌機であり、上記スラッシュ
水素収容部3内に垂下された回転軸22の軸端に固定さ
れている。24はモータ、25はベルト機構であり、上
記攪拌機21は上記モータ24によって、その出力軸2
4a、ベルト機構25及び回転軸22を介して回転駆動
されてスラッシュ水素を攪拌するようになっている。
【0031】上記モータ24及び回転軸22には、これ
らの回転角を検出するためのロータリーエンコーダ等の
回転角検出手段(図示省略)が設けられている。23は
上記回転軸22の外周をシールするシール材である。
【0032】15a,15bは密度計の電極である。ま
た、18は中空の固定ロッドであり、上端部を上記フラ
ンジ10に固定され、下部が上記スラッシュ水素収容部
3内に垂下され、先端に上記電極の一方側15aが絶縁
材16を介してFRP材等の絶縁材からなるボルト17
によって固定されている。
【0033】また、上記電極の他方15bは、絶縁材か
らなる固定治具26を介して上記回転軸22の軸端に固
定され、同回転軸22の回転と同時回転するようになっ
ており、図1のように、回転側の電極15bが固定側の
電極15aに対向する位置にきたとき、両電極間には図
3に示す従来のものと同様な間隔が形成され、この位置
から回転軸22が回転すると固定側の電極15aから遠
ざかり180°の回転位置で最も遠ざかるようになって
いる。
【0034】29は導電体からなる円筒ブロック、28
は同円筒ブロック29の内周に常時摺接する銅ブロック
で、同銅ブロック28には上記回転側の電極15bから
回転軸22の内部を通したリード線27が接続されてい
る。30は上記円筒ブロック29を支持する支持台で絶
縁材からなり、上記フランジ10の上面に固定されてい
る。
【0035】20はインピーダンス測定器、31は上記
円筒ブロック29と同インビーダンス測定器20とを接
続するリード線である。また19は上記インピーダンス
測定器20の一方側に接続されるリード線で、上記固定
ロッド18の内部を通して上記固定側の電極15aに接
続されている。
【0036】次に上記のように構成された静電容量型密
度計の動作を説明する。先ず、上記ようにスラッシュ水
素は、固体水素と液体水素とが混合された状態で上記ス
ラッシュ水素収容部3内に収容されているが、固体水素
の密度が液体水素の密度に較べて大きいため、固体水素
が上記収容部3の底部に沈下するので、この固体水素の
沈下、堆積を防止するため上記攪拌機21を運転して上
記スラッシュ水素収容部3内を攪拌する。
【0037】上記攪拌機21及び回転軸22の回転によ
って、上記回転側の電極15bは、固定治具26ととも
に回転軸22廻りに回転する。そして上記回転軸22及
び攪拌機21の回転によって、回転側の電極15bが、
図2に示されるように、固定側の電極15aから離れた
位置(図2は180°回転した位置を示す)にくると、
攪拌機21によって2つの電極15a,15b間に一様
に攪拌されたスラッシュ水素(図の矢印にて示す)が流
動する。
【0038】次に、さらに回転軸22が回転して、回転
側の電極15bが図1に示す穴の位置つまり正対位置に
戻ると、上記のようにして流入したスラッシュ水素が電
極15a,15b間に詰まった状態で密度計測が可能と
なる。
【0039】上記スラッシュ水素の密度は、従来のもの
と同様にして計測する。即ち、上記電極15aと15b
との間に挟まれたスラッシュ水素の誘電率をεとする
と、上記インピーダンス測定器20にて計測されるキャ
パシタンスCは、 C=Co ε+Cd (1) ここでCo 及びCd は上記電極15a,15bの形状に
よって決まる定数である。
【0040】従って、上記インピーダンス測定器20に
てキャパシタンスCを計測すれば、上記(1)式によっ
て誘電率εが求められる。そして、上記スラッシュ水素
の密度は、上記誘電率εの関数として物性値表に与えら
れているので、上記によって算出された誘電率εから密
度を求めることができる。
【0041】上記密度の計測時において、回転軸22に
取付けられた電極15bが移動するが、上記移動する電
極15bと固定ロッド18に固定された電極15aとの
相対位置は、回転軸22に取付けられたロータリーエン
コーダ等の回転角検出手段(あるいはモータ24に取付
けられた回転角検出手段)により、密度の計測位置を原
点とする原点合わせを行ってから検出して、上記2つの
電極15a,15bが正対位置になったときを検知し、
そのときの密度を計測する。
【0042】また、上記インピーダンス測定器20にて
キャパシタンスCを計測し誘電率εを求める際におい
て、同インピーダンス測定器20にピーク値検出手段を
設けて、上記誘電率εのピーク値を検出し、そのときの
密度を求める。
【0043】上記実施形態によれば、電極の一方が回転
軸22及び攪拌機21とともに回転することにより、2
つの電極15aと15bとを、密度の測定位置への接近
とこの位置からの離隔とに自由に相対移動することがで
き、電極15a,15b間に固体水素の詰まりを生ずる
ことが無く、また2つの電極15a,15bが離隔した
位置において攪拌機21によって攪拌され密度のばらつ
きの無いスラッシュ水素が両電極15a,15b間に流
動せしめられる。これによって、両電極15a,15b
の間には常時スラッシュ水素収容部3内の平均的な流体
が流入することとなり、実際の密度に一致した、高精度
の密度計測が可能となる。
【0044】また、上記のように電極15a,15bが
相対回転するため、電極15a,15b間には攪拌機2
1によって攪拌されたスラッシュ水素が流入し易いの
で、電極15a,15b間の距離を短縮しても上記のよ
うな、密度の正しい計測が可能となるので、静電容量型
密度計の感度を向上させることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれば、回転体に取付けられた移動電極と固定
電極とを正対位置から離隔位置まで自由に相対移動可能
としたので、両電極間に極低温流体の固体分の詰まりを
生ずることが無く、また上記電極の離隔位置において攪
拌装置によって攪拌されて密度が平均化された上記流体
が電極間に流動せしめられることとなり、実際の密度に
一致した高精度の密度計測をなすことができる。
【0046】また、上記のように2つの電極が正対位置
と離隔位置との間を相対移動するため、電極間には、攪
拌装置によって攪拌されて密度が平均化された流体が流
入し易く、電極間の距離を短縮しても上記のような正確
な密度の計測が可能となり、静電容量型密度計測装置の
感度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスラッシュ水素製造装
置及び密度計測装置の縦断面図。
【図2】上記実施形態における作用説明図で、図1に応
当する図。
【図3】従来例を示す図1応当図。
【符号の説明】
1 スラッシュ水素容器 3 スラッシュ水素収容部 4 液体窒素容器 6 液体窒素収容部 10 上部フランジ 11 円筒容器 12 上部支持台 13 液体水素供給管 14 蒸発ガス排出管 15a 電極(固定) 15b 電極(移動) 18 固定ロッド 19,27,31 ソード線 20 インピーダンス測定器 21 攪拌機 22 回転軸 24 モータ 25 ベルト機構 26 固定治具 28 銅ブロック 29 円筒ブロック 30 支持台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱容器内に収容され密度が不均一な極
    低温流体内に対をなす電極を浸漬し、同電極間に挟まれ
    た上記極低温流体の誘電率を検出することにより、同極
    低温流体の密度を計測するようにした極低温流体の密度
    計測装置において、上記対をなす電極の一方を回転体に
    取付けて同回転体と同期して回転する移動電極となすと
    ともに、上記他方の電極を固定部材に固定して固定電極
    となし、上記移動電極は、上記固定電極と正対する位置
    と、所定量離隔する位置との間を移動可能に構成された
    ことを特徴とする極低温流体の密度計測装置。
  2. 【請求項2】 上記回転体に、上記断熱容器内を攪拌す
    る攪拌装置を取付けてなる請求項1に記載の極低温流体
    の密度計測装置。
JP11346398A 1998-04-23 1998-04-23 極低温流体の密度計測装置 Withdrawn JPH11304682A (ja)

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