JP2002188531A - 吸気加熱装置 - Google Patents

吸気加熱装置

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JP2002188531A
JP2002188531A JP2000389125A JP2000389125A JP2002188531A JP 2002188531 A JP2002188531 A JP 2002188531A JP 2000389125 A JP2000389125 A JP 2000389125A JP 2000389125 A JP2000389125 A JP 2000389125A JP 2002188531 A JP2002188531 A JP 2002188531A
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JP
Japan
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intake air
engine
temperature
intake
heating
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JP2000389125A
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English (en)
Inventor
Yutaka Bito
豊 尾藤
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの運転に応答し効率を向上させる吸
気加熱装置を実現する。特に低・中負荷運転時と吸気を
高温にし、かつ高負荷および加速運転時には吸気の温度
を常温にするように制御する装置で、運転状態の切替え
時にエンジン性能を低下させない装置を実現する。 【解決手段】エンジンの排気管を囲むように形成された
空間を有する加熱室を構成し、加熱室の空間の中に有っ
て、この空間の中での吸気の通路長さを変更することが
できるように、開または閉のいずれかの状態を選択に切
替えることができるバルブを備えて、吸気温度の変化速
度を緩和できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの排気の熱を
利用してエンジンの吸気を加熱するようにしたエンジン
の吸気加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気の熱を利用してエンジン
の吸気を加熱し、特にエンジンの負荷に応じて吸気の温
度を制御し、エンジンの運転効率を高めようとする吸気
加熱装置としては、例えば特開平3−225059に示
されるものがある。この技術では、エンジンの低・中負
荷運転時には吸気の温度を略80℃以上の高温に、かつ
高負荷および加速運転時には吸気の温度を常温にするよ
うにバルブ装置を用いて外気と暖気の混合割合を制御し
て、エンジンの運転効率を向上させようとするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な運転状態に応
じ吸気温度を制御しようとする吸気加熱装置において
は、外気と暖気の混合割合を調節するバルブ装置の応答
遅れ、および吸気の温度を検知するためのセンサーの計
測の時間遅れが避けられず、エンジンの運転状態が変化
して、吸気の温度が高温から常温に、または常温から高
温に切り替えられたとき、吸気の質量が正確に把握でき
なくなり、エンジン効率を低下させるばかりでなく、排
気ガス中のCO,HCを増加させてしまう恐れがある。
上記した従来技術の実施例では、このような問題が生じ
ないように、吸気の常温から高温への切替えに対して
は、温度センサーの追従を許すように外気と暖気の混合
割合を調節して吸気の温度上昇を遅く制御できるように
したバルブ装置が採用されている。しかしながら、この
様なバルブ装置は、バルブの開度を連続的に変更させる
必要から、いわゆるリニアバルブが採用される。このよ
うなリニアバルブは、バキュームモータとバキュームを
連続的に調整するバルブ等の複雑で高価な構成部品を必
要とする。また、この様なリニアバルブを用いた吸気加
熱装置では、開度を連続的に変更させるため、低・中負
荷運転の高温吸気の状態から、高負荷および加速運転の
常温吸気の状態へ完全に切替るのに時間がかかる。従っ
て、切替え過渡状態で加熱吸気によるノックの発生を避
けるため、点火のタイミングを遅くして対応する必要が
あった。このときに、エンジンの運転効率の低下が生じ
てしまう。本発明は高温と常温の吸気の状態を切り替え
た場合にもエンジンの運転効率を低下させない吸気加熱
装置を実現することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、エンジン
のエキゾーストマニホールドの各排気管を囲むように形
成された加熱空間を有する加熱室を備える吸気加熱装置
において、前記加熱室の前記加熱空間の中に有って、前
記加熱空間内での吸気の通路長さを変更することができ
るように、開または閉のいずれかの状態を選択に切替え
ることができる切替えバルブを備えて、吸気の温度の変
化速度を緩和できるように構成したことである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて説明する。
【0006】図1に示されるように、エンジン6の吸気
系は、上流側から順に外気ダクト7、エアクリーナ8、
エアダクト10、スロットルバルブ11が内蔵されるス
ロットルチャンバ12、コレクタ13、インテークマニ
ホールド14によって構成され、エンジン6の燃焼室1
5に吸気が導入される。また、エンジン6の燃焼室15
には、排気のためのエキゾーストマニホールド16が接
続されている。
【0007】エンジン6へ吸気を供給するインテークマ
ニホールド14内の吸気路14aとエキゾーストマニホ
ールド16を囲む加熱空間19aを有する加熱室19と
を接続して、吸気を加熱室19に導くための第1の導管
21が備えられ、インテークマニホールド14内の導管
21の導入口21aには、導入口21aを開もしくは閉
のいずれかの状態に選択的に切替える導入バルブ17が
取付けられている。また、加熱室19から吸気をインテ
ークマニホールド14に返還させるための第2の導管2
0が取付けられ、導管20のインテークマニホールド1
4内での吐出口20aは、導入口21aの下流に設けら
れている。
【0008】導入バルブ17の切替え作動をさせるため
のアクチュエータ22は、負圧を利用したアクチュアー
タとスプリング(図示せず)等の組み合わせによって、
開閉の2つの状態を選択的にとるように作動する簡単な
構成のものが採用される。インテークマニホールド14
内には、第2の導管20の吐出口20aとエンジン6と
の間に、吸気の温度を検出するための吸気温センサー2
8が取付けられている。吸気温センサー28からの出力
信号は、エンジン制御用のコントール装置(図示せず)
に入力され、後述するエンジン負荷状況等のデータと合
わせて総合的に処理され、導入バルブ17、および後述
する切替えバルブ50の開閉を制御するように構成され
ている。
【0009】図2、3および図4に示されるように、加
熱室19は、エキゾーストマニホールド16を部分的に
囲み加熱空間19aを形成している。加熱室19の一方
端には夫々導管20と導管21が対向するように接合さ
れ、吸気が導入され、加熱室19内部の加熱空間19a
を循環して吐出される構造となっている。図3に示すよ
うに、エキゾーストマニホールド16の複数の排気管1
6aの内で、空間19aの中央に位置する一対の排気管
16aの間には隙間16cが設けられている。また、導
管20、導管21との接合端とは反対の端に位置する一
対の排気管16aの間に隙間16dが設けられている。
加熱空間19a内には、隙間16cを開放したり遮蔽で
きるように作動する切替えバルブ50が取付けられてい
る。切替えバルブ50は、図3に示される隙間16cを
遮蔽する第1の位置と、図4に示される排気管16aを
挟むように位置する加熱室19の内壁との間で、加熱空
間19aを分割する第2の位置のいづれかを選択的にと
るように回転作動するように構成されている。切替えバ
ルブ50が第1の位置をとるとき、導管21で導入され
た吸気は、加熱空間19a内に囲われたすべての排気管
16aの片側と接して流れ、加熱空間19aの他端の隙
間16dから回り込んで全ての排気管16aの反対側で
接して流れ加熱された後に、導管20からインテークマ
ニホールド14内へ吐出される。一方切替えバルブ50
が第2の位置をとるとき、吸気は、切替えバルブ50が
開放した隙間16cを通って加熱空間19aの中央部で
流路を短絡して回り込む、導管20へ吐出される。従っ
てこの時は、吸気は、半数の排気管16aとしか接しな
い。この構造から明らかなように切替えバルブ50が第
2の位置をとるときは、第1の位置をとるときより吸気
は高温の排気管16aに少なく接し、常温と高温の中間
の温度に加熱される。
【0010】以上のように構成された吸気加熱装置1を
有するエンジン6が、低・中負荷で運転されるときは、
吸気を加熱室19に導くように導入バルブ17を作動さ
せ、さらに加熱室内の切替えバルブ50を第1の位置に
なるように、エンジンコントローラ(図示せず)の指令
で制御される。このとき、吸気は80℃以上の温度まで
加熱されてエンジンに供給される。加熱された吸気の温
度は吸気温センサー28で検知されエンジンコントロー
ラ(図示せず)に入力される。エンジンコントローラ
(図示せず)の制御プログラムが有するエンジン制御用
のマップに従って、高温で膨張した吸気でも適正な空燃
比を確保するように、スロットルバルブ11は、その開
度を大きく調整して吸気量を多くするように制御され
る。このため、加熱されない吸気での運転の場合より、
スロットルバルブ11での抵抗が減少し、エンジンのポ
ンピングロスが低減され、運転効率が向上する。
【0011】一方、高負荷及び加速運転時には導入バル
ブ17によって、導管21を閉じ、エンジン6には常温
の吸気が送られ、体積効率の向上が図られ必要な出力が
得られる。
【0012】しかしながら、高負荷及び加速運転から、
低・中負荷の運転に移行する場合、吸気は常温から高温
に切り替えられる。急激に吸気が高温に切り替えられる
と、吸気温センサー28による計測が追従できずに、低
い温度のデータが出力される。エンジン制御用のマップ
では吸気温度が低いときは、スロットル11は小さい開
度で運転するようになっている上に、エンジン6には加
熱された低い密度の吸気が急激に供給される。このた
め、必要なエンジン6の出力が得られなくなってしま
う。このように急激に吸気が高温へ切り替わることを避
けるために、本発明の構成では、上記のように吸気を加
熱室19に導く導入バルブ17の作動と同時に、加熱室
19の切替えバルブ50を第2の位置になるように制御
し、加熱室19内で吸気が排気管16aと接するのを少
なくして、加熱を緩和し、吸気の温度上昇を遅くするよ
うに制御される。これによって、吸気温センサー28の
検知速度は吸気温度の変化に追従でき、エンジン制御用
のマップに適切に従いエンジンは運転され出力が確保さ
れる。この作動方式からも明らかなように切替えバルブ
50を複数備えて、温度変化をより細かく制御すること
も可能である。
【0013】一方、低・中負荷の運転から、高負荷及び
加速運転に移行する場合は、導入バルブ17は、アクチ
ュエータ22による開閉の2段階の切替え作動するだけ
の構成なので、応答が十分速く、エンジンに密度の高い
低温の空気を遅れなく供給できる。従来技術のように、
全開位置から全閉位置まで連続的に開度を制御できるリ
ニアバルブでは切替の応答性が遅く、エンジンの高負荷
または加速運転に移行するときに、加熱された密度の低
い吸気が供給されてノッキングの発生を防止するため
に、点火時期を遅らせる対策が必要であったが、本発明
の吸気加熱装置では出力性能を低下を招くエンジンの点
火時期を遅らせる対策は必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸気加熱装置を備えるエンジンの
構造説明図である。
【図2】本発明に係る吸気加熱装置を備えるエンジンの
平面図である。
【図3】図2におけるA-Aでの断面図で、バルブ50が
第1の位置にある状態を示す。
【図4】図2におけるA-Aでの断面図で、バルブ50が
第2の位置にある状態を示す。
【符号の説明】
1 吸気加熱装置 6 エンジン 16 エキゾーストマニホールド 16a 排気管 19 加熱室 19a 加熱空間 50 切替えバルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのエキゾーストマニホールドの
    各排気管を囲むように形成された加熱空間を有する加熱
    室を備える吸気加熱装置において、前記加熱室の前記加
    熱空間の中に有って、前記加熱空間内での吸気の通路長
    さを変更することができるように、開または閉のいずれ
    かの状態を選択に切替えることができる切替えバルブを
    備えて、吸気の温度の変化速度を緩和できるように構成
    したことを特長とする吸気加熱装置。
JP2000389125A 2000-12-21 2000-12-21 吸気加熱装置 Pending JP2002188531A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108204315A (zh) * 2016-12-19 2018-06-26 李仕清 一种油气预处理发动机
JP2019157854A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 タオ・リィTao LI 温度制御スロットル装置

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