JP2002187124A - 繊維補強コンクリ−トの製造方法 - Google Patents
繊維補強コンクリ−トの製造方法Info
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- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 補強用繊維の損傷を防止し、且つ、繊維補強
コンクリ−トの製造にかかる工期及び施工費用を低減さ
せることを可能とした繊維補強コンクリ−トの製造方法
を提供する。 【解決方法】 表面に凹凸が形成され、且つ表面に界面
活性剤が付着されたポリプロピレン繊維チップ2を、コ
ンクリ−トプラントで混練された生コンクリ−ト3とと
もに、生コンクリ−ト3を運搬するためのアジテ−タ車
6のドラム7に投入し、運搬中にドラム7で行われる低
速回転によって、生コンクリ−ト3へポリプロピレン繊
維チップ2を均一に混入させる。
コンクリ−トの製造にかかる工期及び施工費用を低減さ
せることを可能とした繊維補強コンクリ−トの製造方法
を提供する。 【解決方法】 表面に凹凸が形成され、且つ表面に界面
活性剤が付着されたポリプロピレン繊維チップ2を、コ
ンクリ−トプラントで混練された生コンクリ−ト3とと
もに、生コンクリ−ト3を運搬するためのアジテ−タ車
6のドラム7に投入し、運搬中にドラム7で行われる低
速回転によって、生コンクリ−ト3へポリプロピレン繊
維チップ2を均一に混入させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引張強度や曲げ強
度を補強するために、コンクリ−トに補強用繊維を混入
してなる繊維補強コンクリ−トの製造方法に関する。
度を補強するために、コンクリ−トに補強用繊維を混入
してなる繊維補強コンクリ−トの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、コンクリ−トに引張強度や曲げ強
度を補強するために、金属繊維や鉱物繊維、及び合成繊
維等の補強用繊維をコンクリ−トに混入してなる繊維補
強コンクリ−トが周知であり、その製造方法として次の
2つの方法が知られている。まず、第1の方法として、
コンクリ−トプラントで製造する方法であって、ミキサ
にコンクリ−ト材料とともに補強用繊維を投入して混練
するか、或いは、生コンクリ−トの混練終了後に補強用
繊維を投入して混練することで、繊維補強コンクリ−ト
を製造する方法である。
度を補強するために、金属繊維や鉱物繊維、及び合成繊
維等の補強用繊維をコンクリ−トに混入してなる繊維補
強コンクリ−トが周知であり、その製造方法として次の
2つの方法が知られている。まず、第1の方法として、
コンクリ−トプラントで製造する方法であって、ミキサ
にコンクリ−ト材料とともに補強用繊維を投入して混練
するか、或いは、生コンクリ−トの混練終了後に補強用
繊維を投入して混練することで、繊維補強コンクリ−ト
を製造する方法である。
【0003】次に、第2の方法として、コンクリ−ト打
設現場で製造する方法であって、コンクリ−トプラント
で製造された生コンクリ−トをアジテ−タ車(生コン
車)でコンクリ−ト打設現場まで運搬し、該打設現場に
おいて、生コンクリ−トを積載したアジテ−タ車(生コ
ン車)のドラムに補強用繊維を投入する。その後、アジ
テ−タ車(生コン車)のドラムを高速回転させ、生コン
クリ−トと補強用繊維とを混練することで、繊維補強コ
ンクリ−トを製造する方法である。
設現場で製造する方法であって、コンクリ−トプラント
で製造された生コンクリ−トをアジテ−タ車(生コン
車)でコンクリ−ト打設現場まで運搬し、該打設現場に
おいて、生コンクリ−トを積載したアジテ−タ車(生コ
ン車)のドラムに補強用繊維を投入する。その後、アジ
テ−タ車(生コン車)のドラムを高速回転させ、生コン
クリ−トと補強用繊維とを混練することで、繊維補強コ
ンクリ−トを製造する方法である。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、前述の
第1及び第2の方法には次のような問題点があった。ま
ず、第1の方法においては、コンクリ−トプラントにお
けるミキサで補強用繊維の混入作業を行うため、繊維補
強コンクリ−トの製造後には、ミキサ内に補強用繊維が
残留してしまう。よって、他の配合のコンクリ−トと混
在してしまわないように、コンクリ−トプラントを繊維
補強コンクリ−ト製造用の専用にしなければならず、施
工効率及び施工費用の面で問題があった。また、コンク
リ−トプラントにおける大型のミキサで補強用繊維の混
練が行われるため、混練中に補強用繊維が折れ曲がった
り、破断したりするといった損傷が生じてしまう恐れが
ある。よって、形成した繊維補強コンクリ−ト構造物の
強度に影響を及ぼす危険性があった。
第1及び第2の方法には次のような問題点があった。ま
ず、第1の方法においては、コンクリ−トプラントにお
けるミキサで補強用繊維の混入作業を行うため、繊維補
強コンクリ−トの製造後には、ミキサ内に補強用繊維が
残留してしまう。よって、他の配合のコンクリ−トと混
在してしまわないように、コンクリ−トプラントを繊維
補強コンクリ−ト製造用の専用にしなければならず、施
工効率及び施工費用の面で問題があった。また、コンク
リ−トプラントにおける大型のミキサで補強用繊維の混
練が行われるため、混練中に補強用繊維が折れ曲がった
り、破断したりするといった損傷が生じてしまう恐れが
ある。よって、形成した繊維補強コンクリ−ト構造物の
強度に影響を及ぼす危険性があった。
【0005】次に、第2の方法においては、アジテ−タ
車(生コン車)のドラム内で補強用繊維の混入作業を行
うため、専用のコンクリ−トプラントにする必要がない
が、打設現場での補強用繊維投入のための仮設設備が必
要となり、施工費用が高騰してしまう。また、短時間で
攪拌できるように、ドラムを高速回転させるため、アジ
テ−タ車(生コン車)の損耗が生じるばかりでなく、騒
音問題が発生する恐れがある。さらに、ドラムへの補強
用繊維投入から混練完了までの時間として、一般的に3
〜5分必要であり、コンクリ−トの大量打設を行う場合
には、施工効率が良好ではなかった。
車(生コン車)のドラム内で補強用繊維の混入作業を行
うため、専用のコンクリ−トプラントにする必要がない
が、打設現場での補強用繊維投入のための仮設設備が必
要となり、施工費用が高騰してしまう。また、短時間で
攪拌できるように、ドラムを高速回転させるため、アジ
テ−タ車(生コン車)の損耗が生じるばかりでなく、騒
音問題が発生する恐れがある。さらに、ドラムへの補強
用繊維投入から混練完了までの時間として、一般的に3
〜5分必要であり、コンクリ−トの大量打設を行う場合
には、施工効率が良好ではなかった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、補強用繊維の損傷を防止し、且つ、繊維補強コ
ンクリ−ト製造のための工期及び施工費用を低減させる
ことを可能とした繊維補強コンクリ−トを提供すること
を課題としている。
であり、補強用繊維の損傷を防止し、且つ、繊維補強コ
ンクリ−ト製造のための工期及び施工費用を低減させる
ことを可能とした繊維補強コンクリ−トを提供すること
を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、請求項1に係る発明は、コンクリ−トの引張
強度や曲げ強度を補強するために、前記コンクリ−トに
補強用繊維を混入してなる繊維補強コンクリ−トの製造
方法であって、表面に凹凸が形成され且つ前記表面に界
面活性剤が付着された前記補強用繊維を、予めコンクリ
−トプラントにおいて混練された生コンクリ−トととも
に、前記生コンクリ−トを運搬するためのアジテ−タ車
のドラムに投入し、当該ドラムで前記生コンクリ−トの
運搬中に行われる低速回転によって、前記生コンクリ−
トに前記補強用繊維を均一に混入させることを特徴とす
る繊維補強コンクリ−トの製造方法としている。
るために、請求項1に係る発明は、コンクリ−トの引張
強度や曲げ強度を補強するために、前記コンクリ−トに
補強用繊維を混入してなる繊維補強コンクリ−トの製造
方法であって、表面に凹凸が形成され且つ前記表面に界
面活性剤が付着された前記補強用繊維を、予めコンクリ
−トプラントにおいて混練された生コンクリ−トととも
に、前記生コンクリ−トを運搬するためのアジテ−タ車
のドラムに投入し、当該ドラムで前記生コンクリ−トの
運搬中に行われる低速回転によって、前記生コンクリ−
トに前記補強用繊維を均一に混入させることを特徴とす
る繊維補強コンクリ−トの製造方法としている。
【0008】請求項1に係る発明において、予めコンク
リ−トプラントで混練された生コンクリ−トとともに補
強用繊維を運搬用のアジテ−タ車に投入し、生コンクリ
−トの運搬中にアジテ−タ車のドラムで通常に行われて
いる低速回転によって、生コンクリ−トと補強用繊維と
を混入させて繊維補強コンクリ−トを形成するという製
造方法としたことによって、アジテ−タ車のドラム内で
生コンクリ−トへの補強用繊維の混入が行われるため、
専用のコンクリ−トプラントにする必要がなくなる。ま
た、コンクリ−ト打設現場での補強用繊維投入用の仮設
設備も不要となる。よって、施工費用を削減することが
可能となる。
リ−トプラントで混練された生コンクリ−トとともに補
強用繊維を運搬用のアジテ−タ車に投入し、生コンクリ
−トの運搬中にアジテ−タ車のドラムで通常に行われて
いる低速回転によって、生コンクリ−トと補強用繊維と
を混入させて繊維補強コンクリ−トを形成するという製
造方法としたことによって、アジテ−タ車のドラム内で
生コンクリ−トへの補強用繊維の混入が行われるため、
専用のコンクリ−トプラントにする必要がなくなる。ま
た、コンクリ−ト打設現場での補強用繊維投入用の仮設
設備も不要となる。よって、施工費用を削減することが
可能となる。
【0009】また、アジテ−タ車のドラムにおける低速
回転を利用して混入することによって、補強用繊維の損
傷を防止するのみならず、高速回転によるアジテ−タ車
の損耗及び騒音問題の発生を抑制するために有効とな
る。さらに、生コンクリ−トを打設現場までの運搬中
に、生コンクリ−トと補強用繊維との混入を行えるた
め、工事のタイムサイクルを短縮させることが可能とな
る。
回転を利用して混入することによって、補強用繊維の損
傷を防止するのみならず、高速回転によるアジテ−タ車
の損耗及び騒音問題の発生を抑制するために有効とな
る。さらに、生コンクリ−トを打設現場までの運搬中
に、生コンクリ−トと補強用繊維との混入を行えるた
め、工事のタイムサイクルを短縮させることが可能とな
る。
【0010】さらに、コンクリ−トを補強するための補
強用繊維の表面に凹凸を形成したことによって、補強用
繊維表面の生コンクリ−トに対する付着力を向上させ
る。また、補強用繊維の表面に界面活性剤を付着させた
ことによって、補強用繊維表面と生コンクリ−トとの付
着力をさらに向上させるのみならず、補強用繊維どうし
が絡まった状態のファイバ−ボ−ル(塊)の発生を防止
する。よって、補強用繊維の生コンクリ−トへの分散性
を向上させるため、短時間の低速回転であっても、生コ
ンクリ−ト中に均一に補強用繊維を混入させることが可
能となる。
強用繊維の表面に凹凸を形成したことによって、補強用
繊維表面の生コンクリ−トに対する付着力を向上させ
る。また、補強用繊維の表面に界面活性剤を付着させた
ことによって、補強用繊維表面と生コンクリ−トとの付
着力をさらに向上させるのみならず、補強用繊維どうし
が絡まった状態のファイバ−ボ−ル(塊)の発生を防止
する。よって、補強用繊維の生コンクリ−トへの分散性
を向上させるため、短時間の低速回転であっても、生コ
ンクリ−ト中に均一に補強用繊維を混入させることが可
能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の繊維補強
コンクリ−トの製造方法を説明する図である。本実施の
形態における繊維補強コンクリ−ト1は、生コンクリ−
ト3に、補強用繊維として、ポリプロピレン繊維を混入
することによって製造される。ポリプロピレン繊維に
は、エンボス加工によって表面に凹凸が形成され、その
後、アルキル脂肪酸塩やアルキル硫酸エステル塩、及び
ベンゼンスルホン酸塩等の界面活性剤が付着されること
で親水処理が施される。さらに、ポリプロピレン繊維に
は、引張強度を向上させるために、熱風オ−ブン式や熱
ロ−ル式、或いは熱板接触式等の熱延伸が施されている
が、この熱延伸工程は、表面形状の維持のため、前述の
エンボス加工及び親水処理加工の以前に行われる方が望
ましい。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の繊維補強
コンクリ−トの製造方法を説明する図である。本実施の
形態における繊維補強コンクリ−ト1は、生コンクリ−
ト3に、補強用繊維として、ポリプロピレン繊維を混入
することによって製造される。ポリプロピレン繊維に
は、エンボス加工によって表面に凹凸が形成され、その
後、アルキル脂肪酸塩やアルキル硫酸エステル塩、及び
ベンゼンスルホン酸塩等の界面活性剤が付着されること
で親水処理が施される。さらに、ポリプロピレン繊維に
は、引張強度を向上させるために、熱風オ−ブン式や熱
ロ−ル式、或いは熱板接触式等の熱延伸が施されている
が、この熱延伸工程は、表面形状の維持のため、前述の
エンボス加工及び親水処理加工の以前に行われる方が望
ましい。
【0012】本実施の形態においては、前述の処理が施
された長尺のポリプロピレン繊維を、任意の引張力を付
与しつつ標準繊維長さおよそ30mm程度に切断した短
尺のポリプロピレン繊維チップ2(例えば、荻原工業
(株)製のバルチップM)を使用している。このとき、
長尺のポリプロピレン繊維を切断する際に、任意の引張
力を付与しつつ切断したことによって、切断後、短尺の
ポリプロピレン繊維チップ2には、引張力に抗する弾性
収縮力が付与されている。
された長尺のポリプロピレン繊維を、任意の引張力を付
与しつつ標準繊維長さおよそ30mm程度に切断した短
尺のポリプロピレン繊維チップ2(例えば、荻原工業
(株)製のバルチップM)を使用している。このとき、
長尺のポリプロピレン繊維を切断する際に、任意の引張
力を付与しつつ切断したことによって、切断後、短尺の
ポリプロピレン繊維チップ2には、引張力に抗する弾性
収縮力が付与されている。
【0013】ここで、本発明における繊維補強コンクリ
−ト1の製造方法では、まず、図1(a)に示すよう
に、コンクリ−トプラント(コンクリ−ト製造工場)に
おけるミキサ4で、任意の配合のセメント、水、砂、砂
利を混練して生コンクリ−ト3を形成する。この生コン
クリ−ト3は、コンクリ−トプラントにおける最終受け
ホッパ5よりアジテ−タ車6のドラム7に投入される。
この際、最終受けホッパ5内の生コンクリ−ト3の上面
中央に、ポリプロピレン繊維チップ2の集合体を乗せ、
生コンクリ−ト3とともにドラム7に投入するようにす
る。ここで、最終受けホッパ5は、下部から上部に向け
てテ−パ形状をしており、生コンクリ−ト3は上面中央
を凹ませる状態で落下していく。このため、生コンクリ
−ト3の上面中央に乗せたポリプロピレン繊維チップ2
の集合体は、生コンクリ−ト3に包まれるようにドラム
7に落下していくため、最終受けホッパ5へのポリプロ
ピレン繊維チップの付着を防止している。
−ト1の製造方法では、まず、図1(a)に示すよう
に、コンクリ−トプラント(コンクリ−ト製造工場)に
おけるミキサ4で、任意の配合のセメント、水、砂、砂
利を混練して生コンクリ−ト3を形成する。この生コン
クリ−ト3は、コンクリ−トプラントにおける最終受け
ホッパ5よりアジテ−タ車6のドラム7に投入される。
この際、最終受けホッパ5内の生コンクリ−ト3の上面
中央に、ポリプロピレン繊維チップ2の集合体を乗せ、
生コンクリ−ト3とともにドラム7に投入するようにす
る。ここで、最終受けホッパ5は、下部から上部に向け
てテ−パ形状をしており、生コンクリ−ト3は上面中央
を凹ませる状態で落下していく。このため、生コンクリ
−ト3の上面中央に乗せたポリプロピレン繊維チップ2
の集合体は、生コンクリ−ト3に包まれるようにドラム
7に落下していくため、最終受けホッパ5へのポリプロ
ピレン繊維チップの付着を防止している。
【0014】次に、アジテ−タ車(生コン車)6は、ド
ラム7に投入された生コンクリ−ト3とポリプロピレン
繊維チップ2を、コンクリ−ト打設現場まで運搬する。
このとき、一般的に、図1(b)に示すように、生コン
クリ−ト3の材料分離を防止するために、ドラム7を低
速回転させて生コンクリ−ト3を攪拌させながら運搬を
行う。ここで、ドラム7に生コンクリ−ト3とともに、
ポリプロピレン繊維チップ2が投入されているため、ド
ラム7の低速回転によって、生コンクリ−ト3へのポリ
プロピレン繊維チップ2の混入が行われる。
ラム7に投入された生コンクリ−ト3とポリプロピレン
繊維チップ2を、コンクリ−ト打設現場まで運搬する。
このとき、一般的に、図1(b)に示すように、生コン
クリ−ト3の材料分離を防止するために、ドラム7を低
速回転させて生コンクリ−ト3を攪拌させながら運搬を
行う。ここで、ドラム7に生コンクリ−ト3とともに、
ポリプロピレン繊維チップ2が投入されているため、ド
ラム7の低速回転によって、生コンクリ−ト3へのポリ
プロピレン繊維チップ2の混入が行われる。
【0015】ここで、配合設計上生コンクリ−ト3中へ
の繊維混入率Vfが0.5重量%であることが望ましい
場合は、アジテ−タ車(生コン車)6による低速回転を
15分間以上行うことで、配合設計上望ましい繊維混入
率Vfが得られる。よって、この場合、少なくとも15
分間以上低速回転させる必要があり、コンクリ−トプラ
ントからコンクリ−ト打設現場までの走行時間が15分
以下である場合には、コンクリ−トプラント或いは、コ
ンクリ−ト打設現場等において、その不足時間を低速回
転させる必要がある。ここで、本実施の形態において
は、望ましい繊維混入率Vfを0.5重量%としたが、
繊維混入率Vfはこれに限らず、例えば、コンクリ−ト
構造物の施工目的等によって変更可能であり、各々に最
適な繊維混入率Vfとなるように低速回転を行う。
の繊維混入率Vfが0.5重量%であることが望ましい
場合は、アジテ−タ車(生コン車)6による低速回転を
15分間以上行うことで、配合設計上望ましい繊維混入
率Vfが得られる。よって、この場合、少なくとも15
分間以上低速回転させる必要があり、コンクリ−トプラ
ントからコンクリ−ト打設現場までの走行時間が15分
以下である場合には、コンクリ−トプラント或いは、コ
ンクリ−ト打設現場等において、その不足時間を低速回
転させる必要がある。ここで、本実施の形態において
は、望ましい繊維混入率Vfを0.5重量%としたが、
繊維混入率Vfはこれに限らず、例えば、コンクリ−ト
構造物の施工目的等によって変更可能であり、各々に最
適な繊維混入率Vfとなるように低速回転を行う。
【0016】その後、図1(c)に示すように、コンク
リ−ト打設現場に到着後、15分以上の低速回転を行っ
た後のアジテ−タ車(生コン車)6からは、均一にポリ
プロピレン繊維チップ2が混入された繊維補強コンクリ
−ト1を供給することが可能となる。そして、該繊維補
強コンクリ−ト1が硬化すると、弾性収縮力で補強され
たポリプロピレン繊維チップ2を含有する繊維補強コン
クリ−ト1の構造物が完成する。この繊維補強コンクリ
−ト1からなる構造物は、大きな引張外力や曲げ外力が
加わってもコンクリ−トの靱性を保持することができる
ため、ひび割れや剥離崩壊を生じない優れた性能を有し
ている。このため、トンネルやダム施設等の大型土木構
造物に適用することが可能である。
リ−ト打設現場に到着後、15分以上の低速回転を行っ
た後のアジテ−タ車(生コン車)6からは、均一にポリ
プロピレン繊維チップ2が混入された繊維補強コンクリ
−ト1を供給することが可能となる。そして、該繊維補
強コンクリ−ト1が硬化すると、弾性収縮力で補強され
たポリプロピレン繊維チップ2を含有する繊維補強コン
クリ−ト1の構造物が完成する。この繊維補強コンクリ
−ト1からなる構造物は、大きな引張外力や曲げ外力が
加わってもコンクリ−トの靱性を保持することができる
ため、ひび割れや剥離崩壊を生じない優れた性能を有し
ている。このため、トンネルやダム施設等の大型土木構
造物に適用することが可能である。
【0017】このような繊維補強コンクリ−ト1の製造
方法において、生コンクリ−ト3をコンクリ−ト打設現
場等へ運搬するためのアジテ−タ車(生コン車)6に、
コンクリ−トプラントで混練させた生コンクリ−ト3と
ともに合成繊維を投入し、コンクリ−ト材料の分離防止
のための低速回転を利用して、生コンクリ−ト3への合
成繊維の混入を行ったことによって、繊維補強コンクリ
−ト製造用に専用のコンクリ−トプラントを設ける必要
がなくなる。また、コンクリ−ト打設現場においても合
成繊維投入用の仮設設備が不要となる。よって、繊維補
強コンクリ−ト1の製造にかかる施工費用を大幅に削減
させることが可能となる。
方法において、生コンクリ−ト3をコンクリ−ト打設現
場等へ運搬するためのアジテ−タ車(生コン車)6に、
コンクリ−トプラントで混練させた生コンクリ−ト3と
ともに合成繊維を投入し、コンクリ−ト材料の分離防止
のための低速回転を利用して、生コンクリ−ト3への合
成繊維の混入を行ったことによって、繊維補強コンクリ
−ト製造用に専用のコンクリ−トプラントを設ける必要
がなくなる。また、コンクリ−ト打設現場においても合
成繊維投入用の仮設設備が不要となる。よって、繊維補
強コンクリ−ト1の製造にかかる施工費用を大幅に削減
させることが可能となる。
【0018】また、アジテ−タ車(生コン車)6のドラ
ム7における低速回転を利用して生コンクリ−ト3に合
成繊維を混入することによって、合成繊維への損傷を防
止することができる。さらに、高速回転によるアジテ−
タ車(生コン車)6の損耗を抑制し、且つ騒音問題の発
生を防止することができる。さらに、生コンクリ−ト3
を打設現場へ運搬中に、生コンクリ−ト3への合成繊維
の混入を可能としたことによって、繊維補強コンクリ−
ト1の製造にかかる施工効率を向上させるとともに、工
期を低減させることが可能となる。ここで、コンクリ−
トプラントからコンクリ−ト打設現場までの走行時間
が、計画の配合通りの繊維混入率(Vf)に達する時間
以上であれば、コンクリ−ト打設現場に到着後、直ぐさ
ま繊維補強コンクリ−ト1の打設が行えるため、工事の
施工時間を大幅に削減させることが可能となる。
ム7における低速回転を利用して生コンクリ−ト3に合
成繊維を混入することによって、合成繊維への損傷を防
止することができる。さらに、高速回転によるアジテ−
タ車(生コン車)6の損耗を抑制し、且つ騒音問題の発
生を防止することができる。さらに、生コンクリ−ト3
を打設現場へ運搬中に、生コンクリ−ト3への合成繊維
の混入を可能としたことによって、繊維補強コンクリ−
ト1の製造にかかる施工効率を向上させるとともに、工
期を低減させることが可能となる。ここで、コンクリ−
トプラントからコンクリ−ト打設現場までの走行時間
が、計画の配合通りの繊維混入率(Vf)に達する時間
以上であれば、コンクリ−ト打設現場に到着後、直ぐさ
ま繊維補強コンクリ−ト1の打設が行えるため、工事の
施工時間を大幅に削減させることが可能となる。
【0019】さらに、合成繊維の表面にエンボス加工を
施して、凹凸を形成したことによって、合成繊維表面の
生コンクリ−ト3に対する付着力を向上させることがで
きる。さらに、合成繊維表面に界面活性剤を付着させた
ことによって、合成繊維表面の生コンクリ−ト3に対す
る付着力を向上させるのみならず、合成繊維どうしが絡
まった状態のファイバ−ボ−ル(塊)の発生を防止する
ことができる。よって、合成繊維の生コンクリ−ト3へ
の分散性を良好にし、アジテ−タ車(生コン車)6のド
ラム7における短時間の低速回転であっても、生コンク
リ−ト3に合成繊維を均一に混入させることが可能とな
る。また、合成繊維の生コンクリ−ト3への付着力を向
上させたことによって、強度及び靱性を大幅に向上させ
た繊維補強コンクリ−ト1を製造することが可能とな
る。
施して、凹凸を形成したことによって、合成繊維表面の
生コンクリ−ト3に対する付着力を向上させることがで
きる。さらに、合成繊維表面に界面活性剤を付着させた
ことによって、合成繊維表面の生コンクリ−ト3に対す
る付着力を向上させるのみならず、合成繊維どうしが絡
まった状態のファイバ−ボ−ル(塊)の発生を防止する
ことができる。よって、合成繊維の生コンクリ−ト3へ
の分散性を良好にし、アジテ−タ車(生コン車)6のド
ラム7における短時間の低速回転であっても、生コンク
リ−ト3に合成繊維を均一に混入させることが可能とな
る。また、合成繊維の生コンクリ−ト3への付着力を向
上させたことによって、強度及び靱性を大幅に向上させ
た繊維補強コンクリ−ト1を製造することが可能とな
る。
【0020】さらに、生コンクリ−ト3に合成繊維を均
一に混入させることを可能としたことによって、配合設
計上予想通りの強度を有する繊維補強コンクリ−ト1の
構造物を得ることができる。よって、合成繊維の混入率
を変えるだけで、コンクリ−ト構造物の施工目的に最適
な繊維補強コンクリ−ト1を容易に製造することができ
る。
一に混入させることを可能としたことによって、配合設
計上予想通りの強度を有する繊維補強コンクリ−ト1の
構造物を得ることができる。よって、合成繊維の混入率
を変えるだけで、コンクリ−ト構造物の施工目的に最適
な繊維補強コンクリ−ト1を容易に製造することができ
る。
【0021】ここで、本実施の形態において、補強用繊
維としてポリプロピレン繊維チップ2を使用したが、繊
維表面に凹凸が形成されており、且つ、表面に界面活性
剤が付着されているのであれば、本実施の形態に限ら
ず、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニ
ルアルコ−ル、ナイロン、アラミド等の合成繊維、その
他金属繊維や鉱物繊維でも構わない。
維としてポリプロピレン繊維チップ2を使用したが、繊
維表面に凹凸が形成されており、且つ、表面に界面活性
剤が付着されているのであれば、本実施の形態に限ら
ず、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニ
ルアルコ−ル、ナイロン、アラミド等の合成繊維、その
他金属繊維や鉱物繊維でも構わない。
【0022】また、本発明における繊維補強コンクリ−
ト1は、現場で構築されるトンネルやダム等の建造物ば
かりでなく、工場で製造されるヒュ−ム管、溝蓋、U字
溝、耐火炉材等のコンクリ−ト二次製品にも適用でき
る。さらに、アジテ−タ車(生コン車)6へ合成繊維を
投入する際、最終受けホッパ5から落下させる生コンク
リ−ト3の中央上面に載置させて、生コンクリ−ト3と
ともに投入したが、合成繊維の投入方法はこれに限ら
ず、最終受けホッパ5に合成繊維が付着しないような方
法であれば、生コンクリ−ト3を投入した後に、アジテ
−タ車6のドラム7に合成繊維を直接投入する等その他
の投入方法であっても構わない。
ト1は、現場で構築されるトンネルやダム等の建造物ば
かりでなく、工場で製造されるヒュ−ム管、溝蓋、U字
溝、耐火炉材等のコンクリ−ト二次製品にも適用でき
る。さらに、アジテ−タ車(生コン車)6へ合成繊維を
投入する際、最終受けホッパ5から落下させる生コンク
リ−ト3の中央上面に載置させて、生コンクリ−ト3と
ともに投入したが、合成繊維の投入方法はこれに限ら
ず、最終受けホッパ5に合成繊維が付着しないような方
法であれば、生コンクリ−ト3を投入した後に、アジテ
−タ車6のドラム7に合成繊維を直接投入する等その他
の投入方法であっても構わない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によると、アジテ−タ車のドラム内で補強用繊維の
混入が行われるため、繊維補強コンクリ−ト製造用に専
用のコンクリ−トプラントを設ける必要がなくなる。ま
た、打設現場において、補強用繊維投入用の仮設設備も
不要となる。よって、施工費用を削減させることが可能
となる。
発明によると、アジテ−タ車のドラム内で補強用繊維の
混入が行われるため、繊維補強コンクリ−ト製造用に専
用のコンクリ−トプラントを設ける必要がなくなる。ま
た、打設現場において、補強用繊維投入用の仮設設備も
不要となる。よって、施工費用を削減させることが可能
となる。
【0024】また、アジテ−タ車のドラムにおける低速
回転を利用して混入することによって、補強用繊維への
損傷を防止することができる。さらに、コンクリ−トを
打設現場へ運搬中に、生コンクリ−トと補強用繊維との
混入を可能としたため、施工効率を向上させるととも
に、工期を低減させることが可能となる。
回転を利用して混入することによって、補強用繊維への
損傷を防止することができる。さらに、コンクリ−トを
打設現場へ運搬中に、生コンクリ−トと補強用繊維との
混入を可能としたため、施工効率を向上させるととも
に、工期を低減させることが可能となる。
【0025】さらに、コンクリ−トを補強するための補
強用繊維の表面に凹凸を形成したことによって、生コン
クリ−トに対する付着力を向上させる。また、補強用繊
維の表面に界面活性剤を付着させたことによって、補強
用繊維表面と生コンクリ−トとの付着力をさらに向上さ
せるのみならず、補強用繊維どうしが絡まった状態のフ
ァイバ−ボ−ル(塊)の発生を防止する。よって、補強
用繊維の生コンクリ−トへの分散性を向上させる。この
ため、アジテ−タ車のドラムにおける短時間の低速回転
であっても、生コンクリ−トと補強用繊維とを均一に混
入させることが可能となるため、施工効率を向上させる
ことが可能となる。
強用繊維の表面に凹凸を形成したことによって、生コン
クリ−トに対する付着力を向上させる。また、補強用繊
維の表面に界面活性剤を付着させたことによって、補強
用繊維表面と生コンクリ−トとの付着力をさらに向上さ
せるのみならず、補強用繊維どうしが絡まった状態のフ
ァイバ−ボ−ル(塊)の発生を防止する。よって、補強
用繊維の生コンクリ−トへの分散性を向上させる。この
ため、アジテ−タ車のドラムにおける短時間の低速回転
であっても、生コンクリ−トと補強用繊維とを均一に混
入させることが可能となるため、施工効率を向上させる
ことが可能となる。
【0026】すなわち、補強用繊維への損傷を防止し、
且つ、繊維補強コンクリ−ト製造のための工期及び施工
費用を低減させることを可能とした繊維補強コンクリ−
トの製造方法を提供することができる。
且つ、繊維補強コンクリ−ト製造のための工期及び施工
費用を低減させることを可能とした繊維補強コンクリ−
トの製造方法を提供することができる。
【図1】本発明における繊維補強コンクリ−トの製造方
法を説明する図である。
法を説明する図である。
1 繊維補強コンクリ−ト 2 ポリプロピレン繊維チップ 3 生コンクリ−ト 4 ミキサ 5 最終受けホッパ 6 アジテ−タ車(生コン車) 7 ドラム
Claims (1)
- 【請求項1】 コンクリ−トの引張強度や曲げ強度を補
強するために、前記コンクリ−トに補強用繊維を混入し
てなる繊維補強コンクリ−トの製造方法であって、 表面に凹凸が形成され且つ前記表面に界面活性剤が付着
された前記補強用繊維を、予めコンクリ−トプラントに
おいて混練された生コンクリ−トとともに、前記生コン
クリ−トを運搬するためのアジテ−タ車のドラムに投入
し、当該ドラムで前記生コンクリ−トの運搬中に行われ
る低速回転によって、前記生コンクリ−トに前記補強用
繊維を均一に混入させることを特徴とする繊維補強コン
クリ−トの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000386322A JP2002187124A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 繊維補強コンクリ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000386322A JP2002187124A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 繊維補強コンクリ−トの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002187124A true JP2002187124A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18853439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000386322A Pending JP2002187124A (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 繊維補強コンクリ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002187124A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005220498A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | セメント補強用ポリオレフィン短繊維及びこれを用いたセメント系成形体 |
FR2867185A1 (fr) * | 2004-03-03 | 2005-09-09 | Saint Gobain Vetrotex | Procede d'introduction et de dosage d'une matiere de renforcement au sein d'un liant mineral |
WO2005102637A1 (ja) * | 2004-04-19 | 2005-11-03 | Civil Engineering Research Institute Of Hokkaido, Independent Administrative Institution | 高靱性frc材料の製造法 |
US6971784B1 (en) * | 2002-09-06 | 2005-12-06 | Bracegirdle Paul E | Process for producing fiber reinforced hot-mix asphaltic and cementitous structural materials with fiber pellets produced from carpet waste |
US7563017B1 (en) * | 2002-09-06 | 2009-07-21 | Bracegirdle Paul E | Process for mixing congealable materials such as cement, asphalt, and glue with fibers from waste carpet |
JP2010053014A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-03-11 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 繊維補強コンクリート複合材料 |
JP2020151972A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 太平洋セメント株式会社 | 繊維補強コンクリートの製造方法 |
-
2000
- 2000-12-20 JP JP2000386322A patent/JP2002187124A/ja active Pending
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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JP2020151972A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 太平洋セメント株式会社 | 繊維補強コンクリートの製造方法 |
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