JP2002185149A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

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JP2002185149A
JP2002185149A JP2000381838A JP2000381838A JP2002185149A JP 2002185149 A JP2002185149 A JP 2002185149A JP 2000381838 A JP2000381838 A JP 2000381838A JP 2000381838 A JP2000381838 A JP 2000381838A JP 2002185149 A JP2002185149 A JP 2002185149A
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JP
Japan
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layer
printed wiring
wiring board
copper foil
build
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JP2000381838A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Harada
博司 原田
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビルドアップ工法のプリント配線板製造方法に
おいて、マイクロビアパッドとビアの穴壁との位置精度
を向上し、座切れ不良が発生することのない接続信頼性
が高いプリント配線板の製造方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】ビルドアップ工法によるプリント配線板の
製造にあたって、次に示す工程を有することを特徴とす
る。 (a)ビルドアップ層2形成後下層1に設けられた基準
マーク3該当位置のビルドアップ層銅箔をエッチングに
より除去する。 (b)ビルドアップ層の銅箔全面6をハーフエッチング
する。 (c)前記銅箔除去部7のビルドアップ層樹脂5を透し
て前記下層に設けられた基準マーク3を認識し、該基準
マーク3を基準にレーザによりマイクロビア用穴9を穿
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント配線板の製
造方法に係り、特にレーザ穿孔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板の導体パターンは、近年
の電子機器の高速化、小型化の影響で微細化の一途をた
どっている。プリント配線板の導体パターンを微細化す
るには従来の製造方法、製造設備では製造歩留りが悪く
なったり、製造不可能になってしまう。そのため、プリ
ント配線板の製造方法、製造設備は、微細な導体パター
ンの形成に有利な種々改善がなされ、今日に至ってい
る。ビルドアップ工法やレーザ穿孔機の導入も導体パタ
ーンの微細化に寄与しているものに数えることができ
る。
【0003】従来のビルドアップ工法におけるビルドア
ップ層へのレーザ穿孔工程について1層目のビルドアッ
プ層を例に図2を参照して説明する。図2(a)は下層
1に樹脂付き銅箔を積層してビルドアップ層2を形成し
た状態を断面で示す。図2(a)において、3は下層1
の銅箔に形成した第一基準マーク、4は下層1に形成し
たマイクロビアパッド、5はビルドアップ層2の樹脂、
6はビルドアップ層2の銅箔である。図2(b)に示す
ように、X線スコープ付きボール盤を使用して下層1の
第一基準マーク3を照準に基準孔10を穿設する。次い
で、図2(c)に示すように、基準孔10を基準にビル
ドアップ層の銅箔6上に第二基準マーク11およびレー
ザ穿孔用ガイド孔12をエッチングにより形成する。
【0004】続いて、図2(d)に示すように、レーザ
穿孔機により第二基準マーク11を基準に樹脂5に下層
1のマイクロビアパッドまで達する穴を穿設することで
ビア用穴壁13を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、下層1
のパターン形成時のフィルム伸縮等による誤差、基準孔
10穿設時の誤差、第二基準マーク11およびレーザ穿
孔用ガイド孔12形成時のフィルム伸縮等による誤差等
が積算されることにより、たとえば図2(d)の14に
示すように下層1のマイクロビアパッド4の半径とビア
の穴壁13底部半径の差よりも中心位置がずれてしまう
と、ビアの穴壁13がマイクロビアパッド4からはみ出
してしまい、ビアホールの接続信頼性が損なわれる所謂
座切れ不良が発生してしまうことがあるという問題点が
あった。本発明は、上記課題を解決するためになされた
もので、マイクロビアパッド4とビアの穴壁13との位
置精度を向上し、座切れ不良が発生することのない接続
信頼性の高いプリント配線板の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のプリント配線
板の製造方法は、ビルドアップ工法によるプリント配線
板の製造にあたって、次に示す工程を有することを特徴
とする。 a)ビルドアップ層形成後下層に設けられた基準マーク
該当位置のビルドアップ層銅箔をエッチングにより除去
すること b)ビルドアップ層の銅箔全面をハーフエッチングする
こと c)前記銅箔除去部のビルドアップ層樹脂を透して前記
下層に設けられた基準マークを認識し、該基準マークを
基準にレーザによりマイクロビア用穴を穿設すること
【0007】請求項1のプリント配線板の製造方法によ
れば、下層のマイクロビアパッドと同時に形成された下
層の基準マークを基準にしてビルドアップ層と下層を接
続するマイクロビア用穴を穿設するので、マイクロビア
パッドとビアの穴壁との中心位置ずれが許容誤差内とな
るから座切れ不良の発生がない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1(a)は下層1に樹脂
付き銅箔を積層してビルドアップ層2を形成した状態を
示す。図1(a)において、3は下層1の銅箔に形成し
た第一基準マーク、4は下層1の銅箔に形成したマイク
ロビアパッド、5はビルドアップ層2の樹脂、6はビル
ドアップ層2の銅箔である。ここまでは、従来工法と同
じである。
【0009】次に、図1(b)に示すように、第一基準
マーク3上のビルドアップ層2の銅箔6を狭い範囲でエ
ッチング除去し視認窓7を形成する。これは、ビルドア
ップ層2から下層1の第一基準マーク3が透けて視認可
能にするためである。続いて、図1(c)に示すよう
に、ビルドアップ層2の残りの銅箔6を全面に渡ってハ
ーフエッチングする。これは、レーザ穴あけ可能な薄い
銅箔8を形成するためである。ここで、図1(b)と図
1(c)の工程順序を入れ替えても支障がないのはもち
ろんである。なお、視認窓7を形成するにあたっての位
置精度は、後工程のマイクロビア用穴の製造精度に影響
しないので加工精度は問わず単に第一基準マーク3が視
認可能であればよい。
【0010】最後に、図1(d)に示すように、第一基
準マーク3を基準にレーザ穿孔機と穿孔データにより樹
脂5に下層1のマイクロビアパッドまで達する穴を穿設
することでビアの穴壁9を形成する。このようにして、
下層のマイクロビアパッドと同時に形成された下層の基
準マークを基準にしてビルドアップ層と下層を接続する
マイクロビア用穴を穿設するので、マイクロビアパッド
とビアの穴壁との中心位置ずれが許容誤差内となる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、下層の基準マークを直
接読み取りビア穴を穿設することができるので、従来工
法の下層基準マーク、ビルドアップ層形成後の基準孔、
ビルドアップ層の基準マークと3段に渡る基準の移り変
わりにより誤差が積算されることが無くなり、マイクロ
ビアパッドとビアの穴壁との位置精度が向上し、座切れ
不良が発生することのない接続信頼性の高いプリント配
線板を製造することができる。また、銅箔に直接レーザ
穿孔できるように銅箔を薄くハーフエッチングするの
で、後工程において微細パターンのエッチングが容易に
なりエッチング精度が向上しパターン幅の製造誤差が減
少する。従って、プリント配線板導体パターンのインピ
ーダンス整合が良好で高速信号線路の特性を向上させる
ことが可能なプリント配線板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるレーザ穿孔工程を
示す図である。
【図2】従来のビルドアップ層へのレーザ穿孔工程を示
す図である。
【符号の説明】
1 下層基板 2 ビルドアップ層 3 第一基準マーク 4 マイクロビアパッド 5 ビルドアップ層2の樹脂 6 ビルドアップ層2の銅箔 7 第一基準マーク視認窓 8 銅箔6を全面に渡ってハーフエッチングした薄い銅
箔 9 ビアの穴壁 10 基準孔 11 第二基準マーク 12 レーザ穿孔用ガイド孔 13 ビアの穴壁 14 座切れ不良が発生した状態
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/00 H05K 3/00 N P // B23K 101:42 B23K 101:42

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビルドアップ工法によるプリント配線板
    の製造において、 次に示す工程を有することを特徴とするプリント配線板
    の製造方法。 a)ビルドアップ層形成後下層に設けられた基準マーク
    該当位置のビルドアップ層銅箔をエッチングにより除去
    すること b)ビルドアップ層の銅箔全面をハーフエッチングする
    こと c)前記銅箔除去部のビルドアップ層樹脂を透して前記
    下層に設けられた基準マークを認識し、該基準マークを
    基準にレーザによりマイクロビア用穴を穿設すること
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7893792B2 (en) 2003-08-21 2011-02-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Duplexer using an embedded PCB and method of fabricating the same
JP2013038280A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Ibiden Co Ltd 配線板の製造方法
JP2013080823A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Ibiden Co Ltd プリント配線板及びその製造方法
CN103286455A (zh) * 2013-04-26 2013-09-11 淳华科技(昆山)有限公司 防止软性印刷电路板重复镭射的方法

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