JP2002185031A - 太陽電池モジュールの設置方法および太陽電池幕構造体 - Google Patents

太陽電池モジュールの設置方法および太陽電池幕構造体

Info

Publication number
JP2002185031A
JP2002185031A JP2000384678A JP2000384678A JP2002185031A JP 2002185031 A JP2002185031 A JP 2002185031A JP 2000384678 A JP2000384678 A JP 2000384678A JP 2000384678 A JP2000384678 A JP 2000384678A JP 2002185031 A JP2002185031 A JP 2002185031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
curtain
cell module
module
solar battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000384678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4325107B2 (ja
Inventor
Shigeru Maruyama
茂 丸山
Masahiro Osawa
正弘 大澤
Hiroshi Fujii
浩 藤井
Yujiro Watanuki
勇次郎 綿貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2000384678A priority Critical patent/JP4325107B2/ja
Publication of JP2002185031A publication Critical patent/JP2002185031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325107B2 publication Critical patent/JP4325107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建物などの構造物の変形から太陽電池モジュー
ルを保護できる太陽電池モジュールの設置方法と幕体と
モジュールを一体化した太陽電池幕構造体を提供する。 【解決手段】フレキシブルなフィルム基体とその上に形
成された太陽電池セルを受光面側およびその反対側(以
下背面側という)がそれぞれ表面保護フィルムにより被
覆されたフレキシブルな太陽電池モジュールの建物やテ
ントなどの構造物への設置方法において、前記太陽電池
モジュール1 を構造物L に載置または固定し、太陽電池
モジュールの受光側から網2 を被せ構造物に太陽電池モ
ジュールを沿わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルな太
陽電池モジュールを網を用いて建屋の屋根等へ固定する
太陽電池モジュールの設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池は、クリーンエネルギー源とし
て期待されている。有用な太陽電池の例としてフレキシ
ブルな太陽電池モジュールがある。図6はフレキシブル
な太陽電池モジュールを示し、(a)平面図であり、
(b)は(a)におけるXX断面図である。
【0003】フレキシブルな基板に形成された太陽電池
セル1aと電力を取り出すための配線1b、1cとが封止樹脂
フィルム1d、1eおよび表面保護フィルム1f、1gにより被
覆されている。封止樹脂フィルム1d、1eとしては、シー
ト状で供給されるエチレン−酢酸ビニール共重合樹脂
(以下、EVAと記す)、エチレン・アクリル酸エステ
ル共重合体、シリコーン樹脂、テトラフルオロエチレン
・ヘキサフルオロプロピレン・ビニリデンフロライド共
重合体、エチレン・環状脂肪族共重合体等が用いられて
いる。
【0004】表面保護フィルム1f、1gとしては、高耐候
性フィルムで、片面もしくは、両面にコロナ放電処理等
の方法で表面処理した、エチレン−テトラフルオロエチ
レン共重合体(以下、ETFEと記す)、ヘキサフルオ
ロプロピレン・テトラフルオロエチレン共重合体(以
下、FEPと記す)等のフッ素系フィルムを用いられて
いる。さらにこれらのフィルムにSiOX 等の無機防湿
膜を蒸着したもを用いることもできる。
【0005】太陽電池を普及させるためには、多くの建
屋の屋根等に設置する必要があり、簡便な設置方法が求
められている。フレキシブルな太陽電池モジュールを太
陽電池を屋根等に取り付ける方法として、太陽電池モジ
ュールの裏面の4つの辺や全面を直接を屋根や外壁に接
着する方法がある。しかし、屋根や外壁には、コンクリ
ートの脱水、硬化収縮、熱膨張、地盤の変化等による部
分的寸法変化があり、それに伴ない太陽電池モジュール
に歪みが引き起こされ、極端な場合には内部配線の断線
やショートなどの不具合が生じていた。
【0006】また、たとえば特公平9-2698200 号公報に
は、屋根上に縦横に張られたワイヤに太陽電池の所定複
数個所を連結することにより、あるいは、太陽電池の周
縁部の所要複数個所にフックを設けておき、屋根上に屋
根面に沿うような金属製ネットを張り、ネット上に太陽
電池を載置し、太陽電池のフックをネットに掛けて太陽
電池をネットに取り付けることにより、太陽電池を屋根
に設置する方法が記載されている。
【0007】用いられる太陽電池には、強化ガラス等の
基板が用いられており、特に記載はないがフック取り付
け部が風圧等の応力に十分耐える構造が必要である。こ
のためモジュールが重くなる欠点があると推察される。
また、テントなどの幕体に設置する場合には、幕体は2
から5 %伸ばされて張付けられるので、幕体に接着剤に
よる接着、および熱融着などにより固定された太陽電池
モジュールにもこの伸び応力が印加される問題があり実
現が困難である。このためモジュールの周囲に伸びる素
材で耐侯性のあるFEP等で構成し膜素材と熱融着し一
体化する方法がある。しかしこの方法では、熱融着部の
端部に集中応力がかかる欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、建物
の屋根あるいはテントなどの構造物の変形から太陽電池
モジュールを保護でき、風等の自然環境に耐えられ、ま
た簡便に実施できる、フレキシブルな太陽電池モジュー
ルの設置方法を提供し、また特にテントなどの膜体に太
陽電池モジュールを設置した太陽電池幕構造体を提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、フレキシブルなフィルム基体とその上に形成され
た太陽電池セルを受光面側およびその反対側(以下背面
側という)がそれぞれ表面保護フィルムにより被覆され
たフレキシブルな太陽電池モジュールの建物やテントな
どの構造物への設置方法において、前記太陽電池モジュ
ールを構造物に載置または固定し、太陽電池モジュール
の受光側から網を被せ構造物に太陽電池モジュールを沿
わせることとする。
【0010】フレキシブルなフィルム基体とその上に形
成された太陽電池セルを受光面側およびその背面側がそ
れぞれ表面保護フィルムにより被覆されたフレキシブル
な太陽電池モジュールを支持枠に張架された幕体と網の
間に挟み込んだ太陽電池幕構造体とする。前記網の素線
の主体はガラス繊維であると良い。
【0011】前記幕体に前記太陽電池モジュールが固定
されていると良い。前記太陽電池モジュールの背面保護
フィルムにはさらに伸縮性を有する織布からなる固定部
補強部材が付加され、この固定部補強部材の一部または
全体は前記幕体に固定されていると良い。前記幕体への
固定方法は熱融着であり、前記太陽電池モジュールの背
面側保護フィルムおよび前記幕体は互いに熱融着可能な
同種の材料からなり、この太陽電池モジュールの一辺の
全部または、その一部はこの幕体に熱融着固定されてい
ると良い。
【0012】前記幕体はその表面にテトラフロロエチレ
ン−六フッ化プロピレン共重合体(以下、FEPと略
記)を被覆してあり、かつ、前記太陽電池モジュールの
背面側保護フィルムはFEPまたは/およびテトラフル
オロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン・ビニリデン
フロライド共重合体(以下、THVと略記)からなると
良い。
【0013】前記幕体への固定方法は接着であり、前記
幕体の少なくとも太陽電池モジュールを接着する部分は
塩化ビニル系材料で被覆され、かつ前記太陽電池モジュ
ールの背面側保護フィルムの接着面側の表面は塩化ビニ
ル系材料で被覆されていると良い。前記幕体への固定方
法は太陽電池モジュールの幕体への縫合であると良い。
【0014】構造物の伸縮には、伸縮性のあるモジュー
ル端部固定部が伸縮し応力を吸収太陽電池セルへの応力
を低減する。構造体と太陽電池モジュールを完全に一体
化しないため、すくなくとも太陽電池セル構成部のモジ
ュールは構造体と一緒に伸びることはなく太陽電池セル
の安定性が向上する。
【0015】幕構造体との固定にフレキシブルで耐久性
のある網構造体を用いているため、風等による膜の変形
に十分追従し耐久性のある太陽電池モジュール設置構造
体がえられる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る太陽電池モジ
ュールの設置方法を示し(a)は平面図であり、(b)
は(a)におけるXX断面図である。平面状のまたは上
方に凸形状の屋根または外壁等の構造物L に太陽電池モ
ジュール1 の背面側の中央の一部1uのみを接着剤により
接着固定してあり、太陽電池モジュール1 の受光側を網
2 により覆ってある。網2 の周縁部は編み目より太く強
固な綱やワイヤ等からなる補強材2fで補強されている。
この補強材2fを構造物L に取り付けたフックに引っかけ
網2 を固定している。
【0017】太陽電池モジュール1 は構造物の傾斜が小
さければ必ずしも固定せず載置するだけでも全体がずれ
て移動することはない。また、固定方法は構造物の表面
材質に応じて、熱融着や他の機械的固定でもよい。網2
の素線としては、ガラス繊維、SUS針金あるいはプラ
スチック繊維等にフッ素系樹脂などを被覆し、太陽電池
モジュールの表面に傷を与えないものが良い。
【0018】網の固定方法は上記にとどまらず、例えば
補強材を他の支持棒で押さえたり、補強材と建物の突起
部等とを綱やワイヤで結んだりしてもよい。また屋根が
構造物の表面の凹凸が大きければ平板あるいは支持部材
枠とこれに張架した幕体を敷き太陽電池モジュール1 を
載置または固定してもよい。太陽電池モジュール1 は固
定された以外の部分は網2 に押さえられているだけであ
り構造物L の表面方向に自由であり、構造物に歪みが生
じても太陽電池モジュール1 には歪みは生じず、太陽電
池モジュール1 に損傷は生じない。
【0019】また、風等の風圧には網の張力で固定され
揺れることはない。また太陽電池モジュールが大きくて
も部分固定することにより構造物がテントの一部を成す
幕体である場合もあり、本発明は、幕構造物に太陽電池
モジュールを取り付けるのに特に適した太陽電池幕構造
体を提供している。
【0020】図2は本発明に係る太陽電池幕構造体を示
し、(a)は平面図であり、(b)は(a)におけるX
X断面図である。太陽電池モジュール1 は太陽電池セル
の無い周縁部の一部3tが幕体3 と一体化されている。幕
体3 および幕体3 は支持枠4 または支持部材部材4 に張
架されている。膜3 は取り付けの際に支持部材4 により
A-A'方向および、B-B'方向に引っ張りながら取り付けら
れ、このときの幕体3 の伸び量は、2〜5 %に達する。
網2 は太陽電池モジュール1 を覆い、支持部材4 に張架
されている。
【0021】太陽電池モジュールの周縁部の一部の幕体
への一体化の方法には、熱融着、接着あるいは、機械的
一体化などがある。熱融着の場合は、太陽電池モジュー
ルの背面保護フィルムを熱融着に適した幕体の表面膜材
と同質材に変えておくとよい。図3は本発明に用いる改
良された太陽電池モジュールの断面図である。改良され
た太陽電池モジュールは、表面側より表面保護フィルム
1f、封止樹脂フィルム1d、ガラス不織布1h、太陽電池セ
ル1a、背面保護フィルム1g、ガラス不織布1h、固定部補
強材1iから構成される。太陽電池セルから電力を取出す
ための配線は図示してない(図6に同じである)。
【0022】たとえば、幕体3 としてA種膜材((社)
日本幕構造協会の定めた幕構造技術基準による、ガラス
繊維織物に四フッ化エチレン樹脂(FEP)を主成分と
する樹脂がコーティングされている幕体で、高い耐久性
が要求される構造物(テント)に適している)を用いる
場合は、背面保護フィルム1gの材料はFEPに限定され
る。
【0023】幕体材料がA種膜材以外にも、耐久性の異
なるB種膜材、C種膜材が知られており、それぞれと熱
融着可能な材料を背面保護フィルム1gとして選定する必
要がある。改良された太陽電池モジュールの背面側封止
樹脂フィルム1eには、補強材としてガラス不織布1hを含
むことが好ましい。ガラス不織布のバインダーとして
は、EVA系、アクリル樹脂系の材料が好ましい。ガラ
ス不織布を含有させることにより封止樹脂フィルムの加
熱収縮が小さくなり、接着面に働く応力を小さくするこ
とができる。
【0024】さらに、太陽電池モジュールと幕構造体を
熱融着する太陽電池モジュールの周縁部分には、固定部
補強材1iを挿入すことが好ましい。固定部補強材1iがな
いとこの部分の強度が弱く、熱融着時に変形する恐れが
あるためである。用いられる固定部補強材1iとしては、
伸縮性のある織り方をしたガラス織布、プラスチック織
布、金属繊維織布を用いることができる。ガラス繊維織
布が柔軟性、熱伝達性の両方を満足し好ましい。
【0025】太陽電池モジュールと幕体が同じ材質間の
熱融着であると、雨水などの浸透による剥離が起こりに
くい。幕体の表面が熱融着しにくい材質であれば、太陽
電池モジュールを接着して固定してもよい。例えば幕体
の表面が塩化ビニル系樹脂で被覆されている場合は太陽
電池モジュールの背面保護フィルムを塩化ビニル系樹脂
とし、塩化ビニル系接着剤により接着固定することがで
きる。
【0026】あるいは、太陽電池モジュールの1辺を幕
体に縫合して固定することもできる。この場合、幕体を
構成する主繊維と同じ糸を用いると、幕体の支持枠への
取り付け時の伸長時に縫合部に大きな応力が懸からな
い。また、このような太陽電池幕構造体を単独に建造物
屋根や空き地に設置することもできる。
【0027】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。 実施例1 図1参照。コンクリート打放なしの平面状の屋根に従来
の太陽電池モジュール(約0.4×0.9m2)16枚の
各背面中央部を接着し、ガラス繊維を樹脂コートした素
線を編んだ網で覆った。網はステンレス製の四角い枠の
下側に張架し、この枠を屋根にボルトで固定した。送風
機により風速20m/sec の風を斜め上から断続的に吹き
つけたところ、太陽電池モジュールは殆ど揺れなかっ
た。また、発生電力に変動は無かった。 実施例2 図2、3参照 幕体には、厚さ1mmのA種膜材を用いた。
【0028】A種膜材は、ガラス織布の面積当たり重量
が150g/m2以上、テトラフロロエチレンの使用樹脂重
量比率が90 %以上、膜材料の厚みが0.5mm以上の材
料である(前出幕構造技術基準)。図4は幕体の接合部
と太陽電池モジュールとの断面図である。A種膜材は、
幅1m 、長さ100 mで供給されるので、所定長さに裁
断し、辺を重ね合わせて熱融着し(熱融着部3t)幕体と
した。
【0029】用いた太陽電池モジュール1 は、表面側よ
り表面保護フィルム1fとして接着面をコロナ処理したE
TFE、受光面側および背面側の封止樹脂フィルム1d
1eとして厚み0.3mmのガラス不織布1hを含有した厚み
0.4mmのシート状EVA、太陽電池セル1aとしてアラ
ミド樹脂基板およびa-Si太陽電池素子、太陽電池セルか
ら電力を取出すための配線として幅3mm 、厚み50μm
の錫メッキ銅箔、背面保護フィルム1gとして両面をコロ
ナ処理した厚み25μm のFEPを用いた。用いた太陽
電池セル1aでは、基板の太陽電池素子面(受光面)の反
対面に正極、および負極が形成されている。
【0030】図5は本発明に係る実施例1の太陽電池モ
ジュール固定部の断面図である。太陽電池セル1aのない
太陽電池モジュールの周縁部に固定部補強材1iとして
0.5mm厚みのガラス織布を付加した。その部分を幕体
3 への固定部1tとした。さらに幕体と同じ幕体小片3Pを
幕体3 (熱融着部3t)と固定部1tに熱融着部した。図で
封止樹脂フィルムと保護フィルムは一括して符号1Zを付
してある。
【0031】網は、ガラス繊維をテトラフロロエチレン
で被覆した素線を編んだ網を用いた。素線のクロス部は
熱融着により突起とならないようにした。突起がある
と、太陽電池モジュールに局所的に当たり、損傷の原因
となるのでこれを避けたものである。幕体と太陽電池モ
ジュールの接合においては、太陽電池モジュールが幕体
の段差に当たらないようにした。また太陽電池モジュー
ルの端部の固定部補強材11が取り付けられた部分のみを
幕体に熱融着し、熱融着部1tにはさらに固定用のA種膜
材の小片3pを補強のため熱融着した。
【0032】このような、太陽電池モジュールを搭載し
た幕体および網を公知の構造の取り付け治具を備えた支
持枠に取り付け、幕体と網に同時に縦横両方向に所定の
張力を加え、固定し、太陽電池幕構造体とした。 比較例1 太陽電池モジュールは固定部補強材がない以外は実施例
2と同様に構成した。幕構造体を構成するA種膜材の表
面には、接着性を向上させる目的であらかじめコロナ処
理を実施した。接着材としてシート状EVAを用い真空
ラミネータによりA種膜材と太陽電池モジュールを全面
接着した。網の被覆は行わなかった。 比較例2 太陽電池モジュールは固定部補強材がない以外は実施例
2と同様に構成した。幕構造体を構成するA種膜材の表
面には、融着性を向上させる目的であらかじめコロナ処
理を実施した。熱融着装置によりA種膜材と太陽電池モ
ジュールの周囲のみを熱融着した。網の被覆は行わなか
った。
【0033】次のサイズの、上記の実施例2、比較例
1、2の幕構造体の試料に次の信頼性試験を行った。図
2に示した構造で、約1 m角の太陽電池幕構造体を作製
し、パイプに取り付けられたネジ(図2には図示せず)
により幕体に200Kg/m の張力を加えた状態とし、試験試
料とした。
【0034】試料は、光安定化処理のため200時間、
模擬太陽光を照射した後、各試験を実施した。試料数は
各試験ともn=3とした。実施例2の試料では、幕構造
体への張力を印加によりモジュール特性および外観変化
は観察されなかった。なお、比較例1の太陽電池幕構造
体では、設置し幕構造体に張力を加えることによりモジ
ュール特性が低下しため以下の試験は実施しなかった。
また、比較例2の太陽電池モジュール設置構造体で
は、設置し幕構造体に張力を加えることによりモジュー
ル固定部近傍が伸びのため白濁すると同時に、発電効率
が3 %低下しため以下のHHV試験のみ実施し他の試験
は省略した。
【0035】JISC8938に記載の信頼性試験のう
ち、高温高湿放置試験(85℃、85 %RH、1000
h、以下HH試験と記載)、ヒートサイクル試験(−2
0℃、90℃、200サイクル、以下HC試験と記
載)、温湿度サイクル試験(−40℃〜85℃、85%R
H 、20サイクル、以下HHC試験と記載)、ウエザロ
試験および風圧試験をJISに準拠し実施した。これ以
外に屋外暴露試験(3ヶ月)を実施し、特性変化、外観
観察を実施した。
【0036】判定は、特性変動が5 %以内であり、腐食
等の外観異常が無いことを合格とした。試験前後の比較
は、モジュール製造時の発電効率を100とし、設置後
幕構造体に張力を加えた後の発電効率の比を表す。信頼
性試験後の値は太陽電池幕構造体の光照射による安定化
後の変換効率の値を100とした場合の各試験後の変換
効率の比である。
【0037】なお実施例1のモジュールでは、信頼性試
験による外観変化は認められなかった。試験結果を次表
に示す。
【0038】
【表1】 比較例1および比較例2の太陽電池モジュール設置構造
体の出力特性の低下は、太陽電池セルの伸びによる応力
が原因の特性低下であると推定される。屋外暴露による
変換効率の変化は、表面汚れによるものであり、洗浄後
に測定した結果変換効率の変化は1 %であった。
【0039】このように太陽電池モジュール幕構造体
は、各種信頼性試験および、屋外暴露試験においても太
陽電池特性、および外観に変化がなく比較例にくらべ良
好であった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、フレキシブルなフィル
ム基体とその上に形成された太陽電池セルを受光面側お
よびその背面側がそれぞれ表面保護フィルムにより被覆
されたフレキシブルな太陽電池モジュールの建物やテン
トなどの構造物への設置方法において、前記太陽電池モ
ジュールを構造物に載置または固定し、太陽電池モジュ
ールの受光側から網を被せ構造物に太陽電池モジュール
を沿わせるようにしたため、太陽電池モジュール1 は固
定された以外の部分は網2 に押さえられているだけであ
り構造物L の表面方向に自由であり、構造物に歪みが生
じても太陽電池モジュール1 には歪みは生じず、太陽電
池モジュール1 に損傷は生じない。
【0041】また、風等の風圧には網の張力で固定され
揺れることはない。 上記の太陽電池モジュールを支持
枠に張架された幕体と網の間に挟み込んだ構造の太陽電
池幕構造体はテントなどの幕体を用いる構造物に太陽電
池モジュールを適用することが容易になる。また、この
ような太陽電池幕構造体を屋根や空き地などに簡便に設
置することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池モジュールの設置方法を
示し(a)は平面図であり、(b)は(a)におけるX
X断面図である。
【図2】本発明に係る太陽電池幕構造体を示し、(a)
は平面図であり、(b)は(a)におけるXX断面図で
ある。
【図3】本発明に用いる改良された太陽電池モジュール
の断面図である。
【図4】幕体の接合部と太陽電池モジュールとの断面図
である。
【図5】本発明に係る実施例1の太陽電池モジュール固
定部の断面図である。
【図6】フレキシブルな太陽電池モジュールを示し、
(a)平面図であり、(b)は(a)におけるXX断面
図である。
【符号の説明】
1 太陽電池モジュール 1a 太陽電池セル 1b 配線 1c 配線 1d 封止樹脂フィルム 1e 封止樹脂フィルム 1f 表面保護フィルム 1g 表面保護フィルム 1h ガラス不織布 1i 固定部補強材 1u モジュール固定部 2 網 3 幕体 3p 幕体小片 3t 幕体接合部 4 支持枠/支持部材 L 屋根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 浩 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 綿貫 勇次郎 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 2E108 KK01 LL01 MM00 NN07 5F051 BA03 BA15 BA17 BA18 EA18 GA05 HA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレキシブルなフィルム基体とその上に形
    成された太陽電池セルを受光面側およびその反対側(以
    下背面側という)がそれぞれ表面保護フィルムにより被
    覆されたフレキシブルな太陽電池モジュールの建物やテ
    ントなどの構造物への設置方法において、前記太陽電池
    モジュールを構造物に載置または固定し、太陽電池モジ
    ュールの受光側から網を被せ構造物に太陽電池モジュー
    ルを沿わせることを特徴とする太陽電池モジュールの設
    置方法。
  2. 【請求項2】フレキシブルなフィルム基体とその上に形
    成された太陽電池セルを受光面側およびその背面側がそ
    れぞれ表面保護フィルムにより被覆されたフレキシブル
    な太陽電池モジュールを支持枠に張架された幕体と網の
    間に挟み込んだことを特徴とする太陽電池幕構造体。
  3. 【請求項3】前記網の素線の主体はガラス繊維であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の太陽電池幕構造体。
  4. 【請求項4】前記幕体に前記太陽電池モジュールが固定
    されていることを特徴とする請求項2または3に記載の
    太陽電池幕構造体。
  5. 【請求項5】前記太陽電池モジュールの背面保護フィル
    ムにはさらに伸縮性を有する織布からなる固定部補強部
    材が付加され、この固定部補強部材の一部または全体は
    前記幕体に固定されていることを特徴とする請求項2な
    いし4のいずれかに記載の太陽電池幕構造体。
  6. 【請求項6】前記幕体への固定方法は熱融着であり、前
    記太陽電池モジュールの背面側保護フィルムおよび前記
    幕体は互いに熱融着可能な同種の材料からなり、この太
    陽電池モジュールの一辺の全部または、その一部はこの
    幕体に熱融着固定されていることを特徴とする請求項4
    または5に記載の太陽電池幕構造体。
  7. 【請求項7】前記幕体はその表面にテトラフロロエチレ
    ン−六フッ化プロピレン共重合体(以下、FEPと略
    記)を被覆してあり、かつ、前記太陽電池モジュールの
    背面側保護フィルムはFEPまたは/およびテトラフル
    オロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン・ビニリデン
    フロライド共重合体(以下、THVと略記)からなるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の太陽電池幕構造体。
  8. 【請求項8】前記幕体への固定方法は接着であり、前記
    幕体の少なくとも太陽電池モジュールを接着する部分は
    塩化ビニル系材料で被覆され、かつ前記太陽電池モジュ
    ールの背面側保護フィルムの接着面側の表面は塩化ビニ
    ル系材料で被覆されていることを特徴とする請求項4ま
    たは5に記載の太陽電池幕構造体。
  9. 【請求項9】前記幕体への固定方法は太陽電池モジュー
    ルの幕体への縫合であることを特徴とする請求項4また
    は5に記載の太陽電池幕構造体。
JP2000384678A 2000-12-19 2000-12-19 太陽電池モジュールの設置方法および太陽電池幕構造体 Expired - Fee Related JP4325107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384678A JP4325107B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 太陽電池モジュールの設置方法および太陽電池幕構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384678A JP4325107B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 太陽電池モジュールの設置方法および太陽電池幕構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002185031A true JP2002185031A (ja) 2002-06-28
JP4325107B2 JP4325107B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=18852078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000384678A Expired - Fee Related JP4325107B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 太陽電池モジュールの設置方法および太陽電池幕構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4325107B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156124A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Noguchi Kosan Kk 太陽電池シートの防水構造
JP2010199173A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Nec Toshiba Space Systems Ltd 薄膜太陽電池パネルの縫合による結合構造
JP2011169076A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Noguchi Kosan Kk 太陽電池シートを用いた建築用防水構造
WO2011111286A1 (ja) * 2010-03-08 2011-09-15 富士電機システムズ株式会社 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの補強方法
JP2011253917A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Mitsubishi Chemicals Corp 太陽電池膜構造体
US8084990B2 (en) 2005-09-28 2011-12-27 Tarter Kevin J Camping kit
JP2012250468A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Takenaka Komuten Co Ltd 電子部材固定構造
JP2013004694A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Takenaka Komuten Co Ltd 電子部材固定構造
JP2013518451A (ja) * 2010-02-18 2013-05-20 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション スロット付き押出部材を使用する、基材への光電池デバイスの取付け
JP2015159209A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 三菱化学株式会社 太陽電池モジュール一体型膜体

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8082937B2 (en) 2005-09-28 2011-12-27 Tarter Kevin J Tent electrical system
US8698455B2 (en) 2005-09-28 2014-04-15 The Coleman Company, Inc. Camping devices powered by a common battery pack
US8084990B2 (en) 2005-09-28 2011-12-27 Tarter Kevin J Camping kit
JP2010156124A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Noguchi Kosan Kk 太陽電池シートの防水構造
JP2010199173A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Nec Toshiba Space Systems Ltd 薄膜太陽電池パネルの縫合による結合構造
JP2013518451A (ja) * 2010-02-18 2013-05-20 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション スロット付き押出部材を使用する、基材への光電池デバイスの取付け
JP2011169076A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Noguchi Kosan Kk 太陽電池シートを用いた建築用防水構造
WO2011111286A1 (ja) * 2010-03-08 2011-09-15 富士電機システムズ株式会社 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの補強方法
JP2011187657A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Fuji Electric Co Ltd 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの補強方法
JP2011253917A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Mitsubishi Chemicals Corp 太陽電池膜構造体
JP2012250468A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Takenaka Komuten Co Ltd 電子部材固定構造
JP2013004694A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Takenaka Komuten Co Ltd 電子部材固定構造
JP2015159209A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 三菱化学株式会社 太陽電池モジュール一体型膜体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4325107B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3937654B2 (ja) 太陽電池モジュール、その設置方法、ならびにそれを用いた太陽光発電装置および屋根
US20120118355A1 (en) Flexible solar shell and support structure for use with rooftops
US20050224108A1 (en) Enhanced photovoltaic module
JP3757498B2 (ja) 太陽電池モジュールの固定方法
US20200176622A1 (en) Massively connected individual solar cells
JP2011512650A (ja) 剛性プレート固定用の異形材
JPH0685305A (ja) 屋根材一体型太陽電池モジュール
JPH1082152A (ja) 屋根材一体型太陽電池及びその施工方法
US20120137601A1 (en) Photovoltaic module assembly
JP4325107B2 (ja) 太陽電池モジュールの設置方法および太陽電池幕構造体
JP5648323B2 (ja) 太陽電池膜構造体
JP2586865B2 (ja) 屋根材一体型太陽電池及び太陽電池の設置方法
JP4556956B2 (ja) 太陽電池モジュールの設置方法
JP3932008B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2011134859A (ja) 太陽電池
US20180219509A1 (en) Easy to install flexible photovoltaic modules
EP2232586B1 (en) A photovoltaic panel
JP2000252510A (ja) 太陽電池モジュール及びその製造方法、施工方法並びに太陽光発電システム
JP4025679B2 (ja) 太陽電池モジュールの取り付け方法
JP3932012B2 (ja) 太陽電池モジュールの設置方法
JP2011222558A (ja) 薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法、薄膜太陽電池付き遮光シート及び薄膜太陽電池モジュール
JP3166958U (ja) 太陽電池設置構造
JP2613723B2 (ja) 屋根材一体型太陽電池及びその設置方法
JP2012234961A (ja) 薄膜太陽電池一体型遮光シート
JP3849863B2 (ja) 屋根材一体型太陽電池モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060215

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060703

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060704

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20081016

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081215

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees