JP2011222558A - 薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法、薄膜太陽電池付き遮光シート及び薄膜太陽電池モジュール - Google Patents
薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法、薄膜太陽電池付き遮光シート及び薄膜太陽電池モジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011222558A JP2011222558A JP2010086365A JP2010086365A JP2011222558A JP 2011222558 A JP2011222558 A JP 2011222558A JP 2010086365 A JP2010086365 A JP 2010086365A JP 2010086365 A JP2010086365 A JP 2010086365A JP 2011222558 A JP2011222558 A JP 2011222558A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film solar
- light
- shielding sheet
- thin
- solar cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/549—Organic PV cells
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】地面上の遮光対象区画に、複数の薄膜太陽電池付き遮光シート1を配置し、配置した薄膜太陽電池付き遮光シート1上に、当該薄膜太陽電池付き遮光シートと係合するように複数本のワイヤー33を配置し、配置した各ワイヤー33の端部を地面に対して固定することにより、薄膜太陽電池付き遮光シート1を遮光対象区画に敷設する。
【選択図】図5
Description
薄膜太陽電池付き遮光シートの少なくとも周縁部を複数の杭状部材により地面に対して固定した上で、当該周縁部が複数本のワイヤーで押さえつけられるようにしておくことが出来る。
薄膜太陽電池付き遮光シートが、所定サイズの遮光シート上に薄膜太陽電池を設けた薄膜太陽電池付き単位遮光シートを複数枚並べたシートとなるようにしておくことも出来る。
80%以上となっている遮光シートを採用しておくことが望ましい。
本発明の第1実施形態に係る敷設方法は、地面(土手地、盛土、法面、窪地等)上の遮光すべき区画(草を繁茂させたくない区画等;以下、遮光対象区画と表記する)に、薄膜太陽電池付き遮光シートを敷設するための方法である。
シート1の薄膜太陽電池10(図1参照)としては、薄膜型の太陽電池でありさえすれば、どのような太陽電池も使用することが出来る。ただし、薄膜太陽電池素子(図では、薄膜PV素子)13をそのまま薄膜太陽電池10として使用すると、薄膜太陽電池10(薄膜太陽電池素子13)の設置環境による性能劣化が早いシート1が得られてしまうことになる。そのため、薄膜太陽電池10としては、図1に示してあるように、薄膜太陽電池素子13の周囲が封止層12にて覆われ、その受光面側に耐候性層11が設けられているものを採用しておくことが望ましい。
防湿層15は、遮光シート20側からの水分により薄膜太陽電池素子13が劣化することを防止するための層である。
スルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタール系樹脂、セルロース系樹脂等を例示できる。
遮光シート20としては、遮光性、機械強度(耐風圧性能)が比較的に高く、透水性、可撓性を有する部材を採用しておくべきである。
6準拠)を有するものを採用しておくことが望ましい。遮光性が高い遮光シート20を採用しておかないと、雑草に日光が到達してしまう(防草性能が低いシート1が得られてしまう)からである。
1096に準拠)が、通常80N/5cm以上、好ましくは100N/5cm以上、より好ましくは300N/5cm、さらに好ましくは800N/5cm以上であり、引裂強度(JIS L1096準拠)が、通常50N以上、好ましくは80N以上、より好ましく
は100N以上であるものを採用しておくべきである。
00%、好ましくは8%〜80%、より好ましくは10%〜60%のものを採用しておくべきである。
〜1cm/sec以下、好ましくは10−3〜0.1cm/sec以下、好ましくは10−3〜0.05cm/sec以下のものか、排水のための穴を各所に形成したものを採用しておくべきである。
好ましくは0.90以下、より好ましくは0.8以下とされる。ただし、遮光シート20に対する薄膜太陽電池10の面積割合を、過度に小さくしておいた場合、実用上十分な電力量が得られないことになる。そのため、遮光シート20に対する薄膜太陽電池10の面積割合は、通常0.20以上、好ましくは0.25以上、より好ましくは0.3以上とされる。なお、遮光シート20に設けられる各貫通孔20aは、機械強度を確保するために、通常、輪状の金具(所謂はとめ)が取り付けられているか、穴の周囲に補強シートが貼られたものである。
本実施形態に係る敷設方法によるシート1の敷設時には、まず、図3に示したように、遮光対象区画に、複数のシート1が、隣接する2枚のシート1の一辺の各貫通孔20aが一致するように一部を重ねて配置される。この作業時には、所望の電力が取り出せるように、各シート1間のケーブル25(図示略)を、直接的に接続する作業や、延長ケーブル等を介して接続する作業も行われる。
以下、本発明の第2実施形態に係る敷設方法の内容を、上記した第1実施形態に係る敷設方法と異なる部分を中心に、説明する。
以下、本発明の第3実施形態に係る敷設方法の内容を、第2実施形態に係る敷設方法と異なる部分を中心に、説明する。
上記した各実施形態に係る敷設方法(薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法)は、各
種の変形を行うことが出来るものである。
10 薄膜太陽電池
11 耐候性層
12 封止層
13 薄膜太陽電池素子
15 防湿層
15a,20a 貫通孔
16 接着剤層
20 遮光シート
23 端子箱
25 ケーブル
30,40 固定具
33、37 ワイヤー
35 コンクリートブロック
38 リング
Claims (10)
- 薄膜太陽電池が一方の面上に設けられている遮光シートである薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法であって、
地面上の遮光対象区画に、薄膜太陽電池付き遮光シートを配置し、
配置した薄膜太陽電池付き遮光シートの少なくとも周縁部が複数本のワイヤーで押さえつけられるようにし、
各ワイヤーの端部を地面に対して固定する
ことを特徴する薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法。 - 配置した薄膜太陽電池付き遮光シートの少なくとも周縁部を複数の杭状部材により地面に対して固定した上で、当該周縁部が複数本のワイヤーで押さえつけられるようにする
ことを特徴する請求項1に記載の薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法。 - 薄膜太陽電池が一方の面上に設けられている遮光シートである薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法であって、
地面上の遮光対象区画を横切るように複数本のワイヤーを配設し、
配設した複数本のワイヤーに対して前記薄膜太陽電池付き遮光シートを固定する
ことを特徴する薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法。 - 前記複数本のワイヤーに対する前記薄膜太陽電池付き遮光シートの固定が、前記薄膜太陽電池付き遮光シートの周縁部に設けられている複数の貫通孔をして行われる
ことを特徴する請求項3に記載の薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法。 - 薄膜太陽電池が一方の面上に設けられている遮光シートである薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法であって、
地面上の遮光対象区画を覆うサイズのワイヤーネットに、前記薄膜太陽電池付き遮光シートを取り付け、
前記薄膜太陽電池付き遮光シートを取り付けた前記ワイヤーネットで前記遮光対象区画を覆ってから、前記ワイヤーネットの周囲を地面に対して固定する
ことを特徴する薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法。 - 前記薄膜太陽電池付き遮光シートが、前記遮光シートが露出している部分を有するものであり、
前記複数法のワイヤーのそれぞれが、前記薄膜太陽電池付き遮光シートの,前記遮光シートが露出している部分上に、配設される
ことを特徴する請求項1又は請求項2に記載の薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法。 - 前記薄膜太陽電池付き遮光シートが、所定サイズの遮光シート上に薄膜太陽電池を設けた薄膜太陽電池付き単位遮光シートを複数枚並べたシートである
ことを特徴する請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法。 - 遮光性を有する遮光シートと、
前記遮光シートの一方の面上に設けられた防湿層と、
前記防湿層上に設けられた薄膜太陽電池とを、備え、
前記防湿層のサイズが前記遮光シートのサイズよりも小さく、
前記薄膜太陽電池のサイズが前記防湿層のサイズよりも小さい
ことを特徴とする薄膜太陽電池付き遮光シート。 - 前記遮光シートの引張強度、JIS L1096による遮光率が、それぞれ、80N/
5cm以上、80%以上である
ことを特徴とする請求項8に記載の薄膜太陽電池付き遮光シート。 - 防湿性を有する防湿層と、
前記防湿層上に位置する,前記防湿層よりも小サイズの薄膜太陽電池素子と、
を備え、
前記防湿層の,前記薄膜太陽電池素子にて覆われていない部分に、複数の貫通孔が設けられている
ことを特徴とする薄膜太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010086365A JP2011222558A (ja) | 2010-04-02 | 2010-04-02 | 薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法、薄膜太陽電池付き遮光シート及び薄膜太陽電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010086365A JP2011222558A (ja) | 2010-04-02 | 2010-04-02 | 薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法、薄膜太陽電池付き遮光シート及び薄膜太陽電池モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011222558A true JP2011222558A (ja) | 2011-11-04 |
Family
ID=45039196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010086365A Pending JP2011222558A (ja) | 2010-04-02 | 2010-04-02 | 薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法、薄膜太陽電池付き遮光シート及び薄膜太陽電池モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011222558A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013088868A1 (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | 富士電機株式会社 | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
JP2013243302A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Taiyo Kogyo Corp | 膜体への太陽電池取付構造 |
WO2014088102A1 (ja) | 2012-12-07 | 2014-06-12 | 中興化成工業株式会社 | 太陽電池一体型膜材 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6344460U (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-25 | ||
JPH10144947A (ja) * | 1996-11-07 | 1998-05-29 | Fuji Electric Co Ltd | 太陽電池モジュールの固定方法ならびに太陽電池モジュール |
JP2000127249A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Hagihara Industries Inc | 熱風溶着装置 |
JP2001085726A (ja) * | 1999-09-14 | 2001-03-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 太陽電池パネル構造体 |
JP2006269610A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Canon Inc | 太陽電池モジュール及びその設置方法 |
-
2010
- 2010-04-02 JP JP2010086365A patent/JP2011222558A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6344460U (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-25 | ||
JPH10144947A (ja) * | 1996-11-07 | 1998-05-29 | Fuji Electric Co Ltd | 太陽電池モジュールの固定方法ならびに太陽電池モジュール |
JP2000127249A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Hagihara Industries Inc | 熱風溶着装置 |
JP2001085726A (ja) * | 1999-09-14 | 2001-03-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 太陽電池パネル構造体 |
JP2006269610A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Canon Inc | 太陽電池モジュール及びその設置方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013088868A1 (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-20 | 富士電機株式会社 | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
JP2013243302A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Taiyo Kogyo Corp | 膜体への太陽電池取付構造 |
WO2014088102A1 (ja) | 2012-12-07 | 2014-06-12 | 中興化成工業株式会社 | 太陽電池一体型膜材 |
US10396224B2 (en) | 2012-12-07 | 2019-08-27 | Chukoh Chemical Industries, Ltd. | Solar cell integrated film material |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6291761B1 (en) | Solar cell module, production method and installation method therefor and photovoltaic power generation system | |
US6307145B1 (en) | Solar cell module | |
CN102460721B (zh) | 光电转换装置及其制造方法 | |
US20090255573A1 (en) | Photovoltaic heat-weldable thermoplastic roofing membrane | |
US20110277809A1 (en) | Modular Tensile Structure with Integrated Photovoltaic Modules | |
JP3040582B2 (ja) | 太陽電池 | |
JP5176268B2 (ja) | 太陽電池モジュール | |
US9182152B2 (en) | Photovoltaic module support with cable clamps | |
KR20100133962A (ko) | 태양 전지 시스템 | |
CA3067373A1 (en) | Massively connected individual solar cells | |
US20110174365A1 (en) | System and method for forming roofing solar panels | |
JP2011222558A (ja) | 薄膜太陽電池付き遮光シートの敷設方法、薄膜太陽電池付き遮光シート及び薄膜太陽電池モジュール | |
JP2011219916A (ja) | 太陽電池モジュール一体型建材及びその施工方法 | |
JP4325107B2 (ja) | 太陽電池モジュールの設置方法および太陽電池幕構造体 | |
JP2000243989A (ja) | 透明フィルム型太陽電池モジュール | |
US20180219509A1 (en) | Easy to install flexible photovoltaic modules | |
JP4720174B2 (ja) | 太陽電池モジュール | |
JP2011134859A (ja) | 太陽電池 | |
JP3673635B2 (ja) | 太陽電池モジュールおよびその製造方法およびその施工方法および太陽電池発電システム | |
JP2013125778A (ja) | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 | |
JP5626012B2 (ja) | 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの接続方法 | |
JP2015135914A (ja) | 太陽電池モジュール一体型膜材 | |
US20140150851A1 (en) | Photovoltaic module | |
JP2012234961A (ja) | 薄膜太陽電池一体型遮光シート | |
JP2016025274A (ja) | 太陽電池モジュール一体型膜体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140729 |