JP2002184885A - 電子部品収納用パッケージおよびその製造方法 - Google Patents

電子部品収納用パッケージおよびその製造方法

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JP2002184885A JP2000385439A JP2000385439A JP2002184885A JP 2002184885 A JP2002184885 A JP 2002184885A JP 2000385439 A JP2000385439 A JP 2000385439A JP 2000385439 A JP2000385439 A JP 2000385439A JP 2002184885 A JP2002184885 A JP 2002184885A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁基体と金属枠体と蓋体とを強固に接合す
ることができる気密信頼性の高い電子部品収納用パッケ
ージを提供すること。 【解決手段】 上面に電子部品4が搭載される搭載部1
aおよびこの搭載部1aを取り囲む枠状のろう付け用メ
タライズ層6を有する絶縁基体1のろう付け用メタライ
ズ層6に、上下面と側面との間の角部にそれぞれ丸みR
1・R2を有する金属枠体2を絶縁基体1の搭載部1a
を取り囲むようにろう付けして成り、この金属枠体2上
面に金属蓋体3を接合するようになした電子部品収納用
パッケージにおいて、金属枠体2は、上面側の丸みR1
の曲率半径が5〜30μmであり、下面側の丸みR2の曲
率半径が40〜80μmである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や圧電
振動子、表面弾性波素子等の電子部品を収容するための
電子部品収納用パッケージおよびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子や圧電振動子等の電子
部品を収容するための小型の電子部品収納用パッケージ
は、図7に断面図で示すように、酸化アルミニウム質焼
結体や窒化アルミニウム質焼結体・ムライト質焼結体・
ガラス−セラミックス等の電気絶縁材料から成り、その
上面中央部に電子部品24を搭載するための凹状の搭載部
21aを有するとともに搭載部21a内から下面外周部にか
けて導出する複数のメタライズ配線導体25および上面に
搭載部21aを取り囲むように被着されたろう付け用メタ
ライズ層26を有する絶縁基体21と、この絶縁基体21のろ
う付け用メタライズ層26に、搭載部21aを取り囲むよう
にして銀−銅ろう等のろう材27を介して接合された鉄−
ニッケル−コバルト合金や鉄−ニッケル合金等の金属か
ら成る略四角枠状の金属枠体22と、この金属枠体22の上
面にシームウエルド法等により接合される鉄−ニッケル
−コバルト合金や鉄−ニッケル合金等の金属から成る金
属蓋体23とから構成されている。
【0003】そして、この従来の電子部品収納用パッケ
ージによれば、絶縁基体21の搭載部21a底面に電子部品
24を搭載するとともにこの電子部品24の電極を搭載部21
a内のメタライズ配線導体25に例えば半田や導電性樹脂
等から成る導電性接合材28を介して電気的に接続し、し
かる後、金属枠体22の上面に金属蓋体23をシームウエル
ド法により溶接することによって絶縁基体21と金属枠体
22と金属蓋体23とから成る容器の内部に電子部品24が気
密に封止され、それにより製品としての電子装置とな
る。
【0004】なお、金属枠体22は、通常であれば、鉄−
ニッケル−コバルト合金等の板材に打ち抜き金型により
打ち抜き加工を施すことにより枠状に形成されており、
打ち抜き加工時にその上下面と側面との間の角部の一方
にバリが形成されるので、例えば特開平5-343548号公報
に記載されているように、打ち抜き加工後にこのバリを
除去するためのバレル研磨が施され、それにより金属枠
体の上下面と側面との間の角部には、それぞれ曲率半径
が30〜50μmの略同じ程度の丸みが形成されている。
【0005】また、絶縁基体21のろう付け用メタライズ
層26に金属枠体22をろう付けするには、ろう付け用メタ
ライズ層26の上に厚みが10〜100μm程度の銀−銅合金
から成るろう材箔および金属枠体22を順次載置するとと
もにこれらを還元雰囲気中で800〜900℃程度の温度に加
熱してろう材箔を溶融させてろう付けする方法が採用さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 ところで、このよう
な従来の電子部品収納用パッケージにおいては、近時の
電子装置の小型化の要求に伴って急激な小型化が進めら
れており、そのため例えばろう付け用メタライズ層26の
幅を0.2〜0.5mm程度の狭いものとするとともに金属枠
体22の幅を0.15〜0.45mm程度の狭いものとしている。
このようにろう付け用メタライズ層26の幅を0.2〜0.5m
m程度の狭いものとするとともに金属枠体22の幅を0.15
〜0.45mm程度の狭いものとすることにより、電子部品
24を収容するための空間を可能な限り大きく取るととも
にその外形を可能な限り小さくしている。
【0007】しかしながら、このように小型化した電子
部品収納用パッケージによれば、ろう付け用メタライズ
層26の幅が0.2〜0.5mm程度と狭く、かつ金属枠体22の
幅が0.15〜0.45mm程度と狭いことから、金属枠体22の
上下面と側面との間の角部に形成された丸みの曲率半径
が小さい場合、ろう付け用メタライズ層26と金属枠体22
との間に十分な大きさのろう材27の溜まりが形成されに
くい。そのため、ろう付け用メタライズ層26と金属枠体
22との接合強度が小さくなり、絶縁基体21の搭載部21a
に電子部品24を搭載固定した後、金属枠体22の上面に金
属蓋体23をシームウエルド法等により溶接すると、溶接
の際に発生する熱応力により金属枠体22にろう付け用メ
タライズ層26からの剥離が発生しやすくなる。また逆
に、金属枠体22の上下面と側面との間の角部に形成され
た丸みの曲率半径が大きな場合、ろう付け用メタライズ
層26と金属枠体22との間に十分な大きさのろう材27の溜
まりを形成して両者を強固に接合させることができるも
のの、金属枠体22の上面に金属蓋体23をシームウエルド
法等により溶接する際に、金属枠体22の外周部と金属蓋
体23の外周部との間に金属枠体22の上面と側面との間の
角部に形成された丸みに起因して隙間が発生しやすくな
る。そのため、このパッケージを用いた電子装置の気密
信頼性が低くなってしまうという問題点を有していた。
【0008】さらに、このような電子部品収納用パッケ
ージにおいては、その生産性を向上させるために、下面
にろう材箔が予め接合された金属板を枠状に打ち抜くこ
とによってろう材27付きの金属枠体22を準備するととも
に、このろう材27付きの金属枠体22をろう材27を下にし
てろう付け用メタライズ層26上に載置し、しかる後、こ
れらを加熱してろう材27を溶融させることにより金属枠
体22をろう付け用メタライズ層26にろう付けすることも
行なわれているが、このようにろう材27付きの金属枠体
22をろう付け用メタライズ層26にろう付けする場合、金
属枠体22の上下面と側面との間の角部に形成された丸み
の曲率半径がそれぞれ略同一であることから金属枠体22
の上下面の判別が紛らわしく、そのため金属枠体22の上
下を間違えてしまい、その結果、金属枠体22をろう付け
用メタライズ層26に正常にろう付けすることができない
という問題点を有していた。
【0009】本発明は、かかる従来の問題点に鑑み案出
されたものであり、その目的は、ろう付け用メタライズ
層に金属枠体が強固に接合されているとともに金属枠体
に金属蓋体をシームウエルド法等により隙間なく接合す
ることが可能な気密信頼性の高い電子部品収納用パッケ
ージを提供することにある。また、本発明の別の目的
は、絶縁基体のろう付け用メタライズ層に金属枠体を効
率良くかつ正常に接合することが可能な電子部品収納用
パッケージの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品収納用
パッケージは、上面に電子部品が搭載される搭載部およ
びこの搭載部を取り囲む枠状のろう付け用メタライズ層
を有する絶縁基体のろう付け用メタライズ層に、上下面
と側面との間の角部にそれぞれ丸みを有する金属枠体を
絶縁基体の搭載部を取り囲むようにろう付けして成り、
この金属枠体上面に金属蓋体を接合するようになした電
子部品収納用パッケージにおいて、金属枠体は、上面側
の丸みの曲率半径が5〜30μmであり、かつ下面側の丸
みの曲率半径が40〜80μmであることを特徴とするもの
である。
【0011】また、本発明の電子部品収納用パッケージ
の製造方法は、下面にろう材層が接合された金属板を枠
状に打ち抜いて、上面と側面との間の角部にバリを有す
るとともに下面と側面との間の角部に丸みを有するろう
材付きの金属枠体を形成する工程と、次にこのろう材付
きの金属枠体をバレル研磨して上面と側面との間の角部
に曲率半径が5〜30μmの丸みを形成するとともに下面
と側面との間の角部に曲率半径が40〜80μmの丸みを形
成する工程と、次にこの金属枠体を、上面に電子部品が
搭載される搭載部およびこの搭載部を取り囲む枠状のろ
う付け用メタライズ層を有する絶縁基体のろう付け用メ
タライズ層に金属枠体の下面に接合させたろう材を介し
てろう付けする工程とを具備することを特徴とするもの
である。
【0012】本発明の電子部品収納用パッケージによれ
ば、金属枠体の上面側の丸みの曲率半径を5〜30μmと
したことから、金属枠体の外周部と金属蓋体の外周部と
の間に金属枠体の丸みに起因する隙間を形成することな
く両者を強固に接合することができる。また金属枠体の
下面側の丸みの曲率半径を40〜80μmとしたことから、
金属枠体の下面側の角部とろう付け用メタライズ層との
間にろう材の大きな溜まりを形成して両者を強固に接合
することができる。
【0013】また、本発明の電子部品収納用パッケージ
の製造方法によれば、上面と側面との間の角部に曲率半
径が5〜30μmの丸みが形成され、下面と側面との間の
角部に曲率半径が40〜80μmの丸みが形成されたろう材
付きの金属枠体を絶縁基体のろう付け用メタライズ層に
ろう付けすることから、このろう材付きの金属枠体の上
面側と下面側との丸みの大きさの違いにより金属枠体の
上下面を目視や画像認識装置により確実に認識させるこ
とができ、その結果、金属枠体を絶縁基体のろう付け用
メタライズ層に容易かつ正常にろう付けすることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付の図面を基に
説明する。
【0015】図1は、本発明の電子部品収納用パッケー
ジの実施の形態の一例を示す断面図であり、図中、1は
絶縁基体、2は金属枠体、3は金属蓋体である。そし
て、主にこれらで電子部品4を気密に収容する容器が構
成される。
【0016】絶縁基体1は、一辺の長さが2〜20mm程
度で厚みが0.5〜3mm程度の略四角形状であり、その
上面中央部に電子部品4を搭載するための略四角凹状の
搭載部1aが設けてある。この搭載部1aには電子部品
4が搭載固定される。
【0017】このような絶縁基体1は、酸化アルミニウ
ム質焼結体や窒化アルミニウム質焼結体・ムライト質焼
結体・ガラス−セラミックス等の電気絶縁材料から成
り、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合であ
れば、酸化アルミニウム・酸化珪素・酸化カルシウム・
酸化マグネシウム等の原料粉末に適当な有機バインダ・
溶剤を添加混合して泥漿状となすとともにこれを従来周
知のドクタブレード法等を採用してシート状となすこと
によって複数枚のセラミックグリーンシートを得、しか
る後、これらのセラミックグリーンシートの各々に適当
な打ち抜き加工を施すとともにこれらを上下に積層し、
約1600℃の温度で焼成することによって製作される。
【0018】また、絶縁基体1には、搭載部1aの底面
から側面を介して下面に導出する複数のメタライズ配線
導体5が被着形成されている。メタライズ配線導体5
は、搭載部1aに搭載される電子部品4の各電極を外部
の電気回路に電気的に接続するための導電路として機能
し、その搭載部1a底面部位には電子部品4の各電極が
半田や導電性樹脂等の導電性接合材8を介して電気的に
接続され、また絶縁基体1の下面に導出した部位は半田
等から成る導電性接合材を介して外部電気回路に接続さ
れる。
【0019】このようなメタライズ配線導体5は、タン
グステンやモリブデン・銅・銀等の金属粉末メタライズ
から成り、タングステン等の金属粉末に適当な有機バイ
ンダ・溶剤を添加混合して得た金属ペーストを絶縁基体
1用のセラミックグリーンシートにスクリーン印刷法に
より所定パターンに印刷塗布し、これを絶縁基体1用の
セラミックグリーンシート積層体とともに焼成すること
によって絶縁基体1の搭載部1a底面から側面を介して
下面に導出するように被着形成される。
【0020】なお、メタライズ配線導体5の表面には、
メタライズ配線導体5が酸化腐食するのを有効に防止す
るとともにメタライズ配線導体5と導電性接合材との接
続性を良好なものとするために、通常であれば、厚みが
1〜10μm程度のニッケルめっき層および厚みが0.1〜
3.0μm程度の金めっき層が従来周知の電解めっき法や
無電解めっき法により順次被着されている。
【0021】さらに、絶縁基体1の上面には、搭載部1
aを取り囲むようにしてタングステンやモリブデン・銅
・銀等の金属粉末メタライズから成る略四角枠状のろう
付け用メタライズ層6が被着形成されている。このろう
付け用メタライズ層6は、厚みが10〜20μm程度、各辺
の幅が0.2〜0.5mm程度であり、絶縁基体1に金属枠体
2を接合するための下地金属として機能する。そして、
このろう付け用メタライズ層6の上面には、搭載部1a
を取り囲む略四角枠状の金属枠体2が銀ろう等のろう材
7を介してろう付けされている。このようなろう付け用
メタライズ層6は、例えばタングステン等の金属粉末に
適当な有機バインダ・溶剤を添加混合して得た金属ペー
ストを絶縁基体1用のセラミックグリーンシートにスク
リーン印刷法により所定パターンに印刷塗布し、これを
絶縁基体1用のセラミックグリーンシート積層体ととも
に焼成することによって絶縁基体1の上面に搭載部1a
を取り囲むようにして被着形成される。
【0022】なお、ろう付け用メタライズ層6の表面に
は、ろう付け用メタライズ層6とろう材7との濡れ性を
良好とするために、通常であれば、厚みが0.5〜5μm
程度のニッケルめっき層がろう付けの前に予め被着され
ている。また、ろう付け用メタライズ層6に金属枠体2
をろう付けした後は、ろう付け用メタライズ層6および
ろう材7および金属枠体2の露出表面にはこれらのろう
付け用メタライズ層6およびろう材7および金属枠体2
が酸化腐食するのを防止するために、通常であれば、厚
みが0.5〜5μm程度のニッケルめっき層と厚みが0.1〜
3μm程度の金めっき層とが順次被着されている。
【0023】また、ろう付け用メタライズ層6に銀ろう
等のろう材7を介してろう付けされた金属枠体2は、例
えば鉄−ニッケル−コバルト合金や鉄−ニッケル合金等
の金属から成り、金属蓋体3を絶縁基体1に溶接するた
めの下地金属部材として機能する。この金属枠体2は、
その内周が凹部1aの開口と略同じ大きさであり、厚み
が0.1〜0.25mm程度、各辺の幅が0.15〜0.45mm程度
である。そして、この金属枠体2上に金属蓋体3を載置
するとともに、これらをシームウエルド法により溶接す
ることによって金属蓋体3が金属枠体2に接合される。
【0024】なお、本発明の電子部品収納用パッケージ
においては、金属枠体2は、図2に要部拡大断面図で示
すように、その上面と側面との間の角部に曲率半径が5
〜30μmの丸みR1が形成されているとともにその下面
と側面との間の角部に曲率半径が40〜80μmの丸みR2
が形成されている。そして、そのことが重要である。
【0025】金属枠体2の上面と側面との間の角部に曲
率半径が5〜30μmの丸みR1が形成されていることか
ら、この金属枠体2の上面に金属蓋体3をシームウエル
ド法により溶接する際、金属枠体2の外周部と金属蓋体
3の外周部との間に丸みR1に起因する隙間が形成され
ることがなく、両者を気密信頼性高く強固に接合させる
ことができる。なお、この金属枠体2の上面と側面との
間の角部に形成された丸みR1は、その曲率半径が5μ
m未満であると、後述するように、この金属枠体2を製
作する際にその上面と側面との間の角部にバリが残留す
る危険性が大きくなり、他方、30μmを超えると、金属
枠体2の上面に金属蓋体3をシームウエルド法により溶
接する際、金属枠体2の外周部と金属蓋体3の外周部と
の間に丸みR1に起因する隙間が形成される危険性が大
きくなり両者を気密信頼性高く強固に接合させることが
困難となる傾向にある。したがって、金属枠体2の上面
と側面との間の角部に形成された丸みR1の曲率半径
は、5〜30μmの範囲に特定される。
【0026】また、この金属枠体2の下面と側面との間
の角部には曲率半径が40〜80μmの丸みR2が形成され
ていることから、ろう付け用メタライズ層6と金属枠体
2の下面側角部との間に丸みR2によりろう材7の大き
な溜まりが形成され、金属枠体2とろう付け用メタライ
ズ層6とがろう材7を介して強固に接合される。そのた
め金属枠体2に金属蓋体3をシームウエルド法により溶
接する際に発生する熱応力等により金属枠体2がろう付
け用メタライズ層6から剥離するようなことはない。な
お、金属枠体2の下面と側面との間の角部に形成された
丸みR2は、その曲率半径が40μm未満であると、金属
枠体2の下面側の角部とろう付け用メタライズ層6との
間にろう材7の溜まりを十分な大きさに形成することが
できずに金属枠体2のろう付け用メタライズ層6に対す
る接合強度が低いものとなってしまう傾向にあり、他
方、80μmを超えると、そのような大きな丸みR2を形
成するために金属枠体2を効率よく製造することが困難
となってしまう傾向にある。したがって、金属枠体2の
下面と側面との間の角部に形成された丸みR2の曲率半
径は、40〜80μmの範囲に特定される。
【0027】また、金属枠体2の上面にシームウエルド
法により溶接される金属蓋体3は、例えば鉄−ニッケル
−コバルト合金や鉄−ニッケル合金等の金属から成り、
厚みが0.1〜0.25mm程度で大きさが金属枠体2の外径
よりも若干小さな略四角平板であり、金属枠体2の上面
にシームウエルド法により溶接されることにより絶縁基
体1と金属枠体2と金属蓋体3とから成る容器の内部に
電子部品4を気密に封止する。
【0028】かくして、本発明の電子部品収納用パッケ
ージによれば、絶縁基体1の搭載部1aに電子部品4を
その各電極がメタライズ配線導体5に電気的に接続され
るようにして導電性接合材8を介して搭載固定した後、
絶縁基体1にろう付けされた金属枠体2に金属蓋体3を
シームウエルド法により溶接し、内部に電子部品4を気
密に封止することによって気密信頼性に優れた電子装置
となる。
【0029】次に、本発明の電子部品収納用パッケージ
の製造方法について上述の電子部品収納用パッケージを
製造する場合を例にとって説明する。
【0030】まず、図3に断面図で示すように、鉄−ニ
ッケル−コバルト合金や鉄−ニッケル合金から成る厚み
が0.1〜0.25mm程度の板材11の下面に厚みが10〜100μ
m程度の銀−銅合金から成るろう材層12が接合された金
属板10を準備する。このような金属板10は、鉄−ニッケ
ル−コバルト合金や鉄−ニッケル合金から成る板材の下
面に銀−銅合金から成るろう材箔を重ねるとともに、こ
れらを上下からローラーで加圧しながら圧延することに
よって形成される。
【0031】次に、この金属板10を打ち抜き金型により
枠状に打ち抜いて、図4に断面図で示すように、下面と
側面との間の角部に丸みR3が形成され、上面と側面と
の間の角部にバリBが形成されたろう材7付きの金属枠
体2を製作する。なお、ろう材7付きの金属枠体2の下
面と側面との間の角部に丸みR3を形成し、上面と側面
との間の角部にバリBを形成するには、金属板10の下面
を打ち抜き金型のダイ側にして打ち抜けばよい。また、
丸みR3の大きさやバリBの大きさは打ち抜き金型のダ
イとパンチとのクリアランスや打ち抜き速度等を変更す
ることにより調整可能である。なおこのとき、ろう材7
のみならず金属枠体2自体の下面側にもR3と同程度の
曲率半径の丸みR2が形成される。したがって、このR
2の曲率半径を40〜80μmとしておき、その金属枠体2
を絶縁基体1のろう付け用メタライズ層6にろう付けす
ると、金属枠体2とろう付け用メタライズ層6との間に
丸みR2によるろう材7の大きな溜まりが形成されて金
属枠体2とろう付け用メタライズ層6とを強固に接合さ
せることが可能となる。
【0032】次に、このろう材7付きの金属枠体2をバ
レル研磨して図5に断面図で示すように、バリBを除去
して金属枠体2の上面と側面との間の角部に曲率半径が
5〜30μmの丸みR1を形成するとともに下面と側面と
の間に曲率半径が40〜80μmの丸みR3を形成する。こ
のとき、丸みR1の曲率半径が5μm未満であると、金
属枠体2の上面側にバリBが残留して金属枠体2に金属
蓋体3を接合する際に両者の接合が残留したバリBによ
り阻害される危険性があり、他方、丸みR1の曲率半径
が30μmを超えると、金属枠体2の上面に金属蓋体3を
シームウエルド法により溶接する際、金属枠体2の外周
部と金属蓋体3の外周部との間に丸みR1に起因する隙
間が発生して金属枠体2と金属蓋体3とを気密信頼性高
く強固に接合することが困難となる。したがって、金属
枠体2の上面と側面との間の角部に形成される丸みR1
の曲率半径は、5〜30μmの範囲に特定される。また、
ろう材7付きの金属枠体2の下面と側面との間に形成さ
れる丸みR3の曲率半径が40μm未満の場合、後述する
ようにこの丸みR3と上面側の丸みR1とを比較して金
属枠体2の上下面を判別することが困難となる傾向にあ
り、他方80μmを超えると、そのような大きな丸みR3
を有する金属枠体2を効率よく製作することが困難とな
る。したがって、ろう材7付きの金属枠体2の下面と側
面との間の角部に形成される丸みR3の曲率半径は40〜
80μmの範囲に特定される。
【0033】次に、図6に断面図で示すように、ろう材
7付きの金属枠体2をろう材7を下にして絶縁基体1の
ろう付け用メタライズ層6上に載置するとともにこれを
還元雰囲気中約800〜900℃の温度に加熱してろう材7を
溶融させ、ろう付け用メタライズ層6と金属枠体2とを
ろう材7を介して接合させることにより、図1に示す本
発明の電子部品収納用パッケージが完成する。
【0034】このとき、ろう材7付きの金属枠体2は、
その上面と側面との間の角部に形成された丸みR1の曲
率半径が5〜30μmであり、その下面と側面との間に形
成された丸みR3の曲率半径が40〜80μmであることか
ら、これらの丸みR1・R3の大きさの違いによって上
下面の判別を目視や画像認識装置を用いて確実に行なう
ことができる。したがって、絶縁基体1のろう付け用メ
タライズ層6に金属枠体2を容易かつ正常に接合させる
ことができる。また、金属枠体2の上面と側面との間に
形成された丸みR1の曲率半径が5〜30μmと小さいこ
とから、この金属枠体2の上面に金属蓋体3をシームウ
エルド法により溶接する際に、金属枠体2の外周部と金
属蓋体3の外周部との間に丸みR1に起因する隙間が形
成されることがなく、金属枠体2と金属蓋体3とを気密
信頼性高く強固に接合させることができる。さらに、金
属枠体2の下面側に形成された丸みR2の曲率半径を40
〜80μmとしておくと、金属枠体2とろう付け用メタラ
イズ層6との間にろう材7の大きな溜まりを形成して金
属枠体2とろう付け用メタライズ層6とを強固に接合す
ることができる。
【0035】かくして、本発明の電子部品収納用パッケ
ージの製造方法によれば、ろう材7付きの金属枠体2に
形成された上面側の丸みR1と下面側の丸みR3との大
きさを比較することにより金属枠体2の上下面の判別を
目視や画像認識装置により確実に行なうことができ、そ
の結果、絶縁基体1のろう付け用メタライズ層6に金属
枠体2をろう材7を介して容易かつ正常に接合すること
ができる。
【0036】なお、本発明は、上述の実施の形態例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
であれば種々の変更は可能であることはいうまでもな
い。
【0037】
【発明の効果】 本発明の電子部品収納用パッケージに
よれば、金属枠体の上面側の丸みの曲率半径を5〜30μ
mとしたことから、金属枠体の外周部と金属蓋体の外周
部との間に金属枠体の上面と側面との間の角部に形成さ
れた丸みに起因する隙間を形成することなく両者を強固
に接合することができる。また金属枠体の下面側の丸み
の曲率半径を40〜80μmとしたことから、金属枠体の下
面側角部とろう付け用メタライズ層との間にろう材の大
きな溜まりが形成されて両者を強固に接合することがで
きる。したがって、気密信頼性に優れた電子部品収納用
パッケージを提供することができる。
【0038】また、本発明の電子部品収納用パッケージ
の製造方法によれば、上面と側面との間の角部に曲率半
径が5〜30μmの丸みが形成され、下面と側面との間の
角部に曲率半径が40〜80μmの丸みが形成されたろう材
付きの金属枠体を絶縁基体のろう付け用メタライズ層に
ろう付けすることから、このろう材付きの金属枠体の上
面側と下面側との丸みの大きさの違いにより金属枠体の
上下面を目視や画像認識装置により確実に認識させるこ
とができ、金属枠体を絶縁基体のろう付け用メタライズ
層に容易かつ正常にろう付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品収納用パッケージの実施の形
態の一例を示す断面図である。
【図2】図1に示す電子部品収納用パッケージの要部拡
大断面図である。
【図3】本発明の電子部品収納用パッケージの製造方法
を説明するための断面図である。
【図4】本発明の電子部品収納用パッケージの製造方法
を説明するための断面図である。
【図5】本発明の電子部品収納用パッケージの製造方法
を説明するための断面図である。
【図6】本発明の電子部品収納用パッケージの製造方法
を説明するための断面図である。
【図7】従来の電子部品収納用パッケージの断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・絶縁基体 1a・・・搭載部 2・・・・金属枠体 R1・・・・金属枠体2の上面側の丸み R2・・・・金属枠体2の下面側の丸み R3・・・・ろう材7付きの金属枠体2の下面側の丸み 3・・・・金属蓋体 4・・・・電子部品 6・・・・ろう付け用メタライズ層 7・・・・ろう材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に電子部品が搭載される搭載部およ
    び該搭載部を取り囲む枠状のろう付け用メタライズ層を
    有する絶縁基体の前記ろう付け用メタライズ層に、上下
    面と側面との間の角部にそれぞれ丸みを有する金属枠体
    を前記搭載部を取り囲むようにろう付けして成り、前記
    金属枠体上面に金属蓋体を接合するようになした電子部
    品収納用パッケージにおいて、前記金属枠体は、前記上
    面側の丸みの曲率半径が5〜30μmであり、かつ前記
    下面側の丸みの曲率半径が40〜80μmであることを
    特徴とする電子部品収納用パッケージ。
  2. 【請求項2】 下面にろう材層が接合された金属板を枠
    状に打ち抜いて、上面と側面との間の角部にバリを有す
    るとともに下面と側面との間の角部に丸みを有するろう
    材付きの金属枠体を形成する工程と、次に前記ろう材付
    きの金属枠体をバレル研磨して上面と側面との間の角部
    に曲率半径が5〜30μmの丸みを形成するとともに下
    面と側面との間の角部に曲率半径が40〜80μmの丸
    みを形成する工程と、次に前記金属枠体を、上面に電子
    部品が搭載される搭載部および該搭載部を取り囲む枠状
    のろう付け用メタライズ層を有する絶縁基体の前記ろう
    付け用メタライズ層に前記ろう材を介してろう付けする
    工程とを具備することを特徴とする電子部品収納用パッ
    ケージの製造方法。
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