JP2002183815A - 自動販売機用ダミー缶 - Google Patents

自動販売機用ダミー缶

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JP2002183815A
JP2002183815A JP2000380218A JP2000380218A JP2002183815A JP 2002183815 A JP2002183815 A JP 2002183815A JP 2000380218 A JP2000380218 A JP 2000380218A JP 2000380218 A JP2000380218 A JP 2000380218A JP 2002183815 A JP2002183815 A JP 2002183815A
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dummy
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vending machine
holding
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JP2000380218A
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Tatsuya Nakamura
達矢 中村
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HANWA KOGEI KK
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HANWA KOGEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダミー缶本体の材料費を安価に抑えるととも
に、表示シートの缶本体への取り付けが容易で、かつ確
実な自動販売機用ダミー缶を提供することを目的とす
る。 【解決手段】自動販売機用ダミー缶Aは、略円形に形成
された上端板11と、この上端板11に対向する略円形
に形成された下端板12と、これら上端板11及び下端
板12を連結して設けられ、略柱状に形成されたフレー
ム13とから断面略コ字型に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清涼飲料、コーヒ
ーなどの自動販売機に用いられる見本缶(以下、自動販
売機用ダミー缶と称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、清涼飲料、コーヒー等の自動販売
機には、実物缶と同様の形状のプラスチック製などのダ
ミー缶を展示ステージに取付け、後方又は下方、或いは
正面前方又は正面上方から照明装置からの光をダミー缶
に導入して該ダミー缶の照明を行っているのが通常であ
る。
【0003】上記ダミー缶は、プラスチック製などの円
筒形状に形成されたダミー缶本体と、該ダミー缶の表面
に装着され、内容物などを表示する表示シールとから構
成されている。この表示シールをダミー缶本体表面に固
定する方法としては、例えば、表示シールの両端部分に
接着剤を塗布し、その接着剤塗布部分に離型紙を貼り付
けておき、表示シールの貼り付け固定時に、この離型紙
を剥がして接着部分を露出させ、この接着剤部分を介し
てダミー缶表面に表示シールを接着固定する。
【0004】また、表示シールをダミー缶本体表面に固
定する別の方法として、ダミー缶本体の上下端部を構成
する上端板と下端板とを後側の連結板で連結して側面視
略コ字形の支持体を形成し、この支持体に対して、可撓
性を有する表示シートを弾力性を持たした状態で丸めて
支持体内で展開することで表示シートのもつ弾性力で支
持体内に内側から押し当てた状態で取り付ける。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかしながら、上記のように構成されたダ
ミー缶においては、それぞれ問題を有していた。すなわ
ち、上記第1のダミー缶においては、ダミー缶本体が円
筒形状に形成されているため、材料費が高価になるとい
う問題を有しているとともに、表示シールを接着剤によ
って取り付ける構成であるため、内容物の変更を行う場
合に古い表示シールを剥がして新しい表示シールを貼り
付ける必要があるという問題を有していた。
【0006】また、第2のダミー缶においては、支持体
に対して、可撓性を有する表示シートを弾力性を持たし
た状態で丸めて支持体内で展開することで表示シートの
弾性力により取り付けるため、表示シートのダミー缶本
体への装着は容易であるが、逆に表示シートの装着を表
示シートの弾性力に頼っているため、係止が不十分にな
る恐れがあった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、ダミー缶本体の材料費を安価に抑え
るとともに、表示シートの缶本体への取り付けが容易
で、かつ確実な自動販売機用ダミー缶を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、上端板と、この上端板に対向す
る下端板と、上端板と下端板とを連結して設けられたフ
レームとを備え、略矩形状に形成されたフィルムが前記
上端板と下端板との間に装着される自動販売機用ダミー
缶であって、該ダミー缶は、上端板の外周縁に沿って下
向きに突設されてフィルムを装着した状態においてフィ
ルムの上端縁を保持する第1の保持突起と、下端板の外
周縁に沿って上向きに突設されてフィルムを装着した状
態においてフィルムの下端縁を保持する第2の保持突起
とを備え、フィルムを装着した状態において、下端板の
上面から第1の保持突起の下方先端までの高さ寸法がフ
ィルムの高さ寸法よりも短く、下端板の上面から上端板
の下面までの高さ寸法がフィルムの高さ寸法よりも長く
なるようにフレームの高さ寸法を形成したことを特徴と
する。請求項2の発明は、請求項1記載の自動販売機用
ダミー缶であって、フィルムがダミー缶のフレームに着
脱可能に係止される係止構造を備え、上記係止構造は、
ダミー缶のフレームに設けられ、フィルムの側端部を係
止する係止突起と、フィルムの両側端部付近に設けら
れ、フィルムを装着した状態において前記係止突起に係
合する係止孔とからなることを特徴とする。請求項3の
発明は、請求項1又は2記載の自動販売機用ダミー缶で
あって、ダミー缶の上端板と下端板は、略半円形状に形
成され、下端板の外周部位にフィルムの下端縁を保持す
る保持溝を形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる自動販売
機用ダミー缶について、その実施の形態を示した図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の自動販売機用
ダミー缶の一実施の形態を示す斜視図である。同図に示
すように、本発明の自動販売機用ダミー缶Aは、略円形
に形成された上端板11と、この上端板11に対向する
略円形に形成された下端板12と、これら上端板11及
び下端板12を連結して設けられ、略柱状に形成された
フレーム13とから断面略コ字型に構成されている。
【0010】図2は、上記自動販売機用ダミー缶Aにフ
ィルム20が装着された状態を示す断面図である。フィ
ルム20は、略矩形状に形成され、ポリカーボネート又
はポリエチレンテレフタレート等の透光性を有する合成
樹脂製のシート部材からなり、その表面には実物缶の周
壁に施された表示と同一の表示が印刷されている。ま
た、このフィルム20の両側端部付近には、該フィルム
20を自動販売機用ダミー缶Aに装着するための係止孔
が形成されている。上記フィルム20は、筒状に丸めた
状態では、平坦な状態に戻ろうとする弾力を有してお
り、本実施形態においては、図2に示すように、略円筒
形状に撓められた状態で、自動販売機用ダミー缶Aに装
着される。
【0011】自動販売機用ダミー缶Aの上端板11は、
その外周縁に沿って垂直下方に保持突起11aを有し、
該保持突起11aは、フィルム20を装着した状態にお
いてフィルム20の上端縁に当接して保持する。すなわ
ち、上記フィルム20は、自動販売機用ダミー缶Aに円
筒形状に撓められた状態で装着されるため、フィルム2
0の平坦な状態に戻ろうとする弾性力により、フィルム
20の上端縁が保持突起11aに常に当接する構成とな
っている。
【0012】また、下端板12は、その外周縁に沿って
垂直上方に保持突起12aを有しており、該保持突起1
2aは、フィルム20を装着した状態においてフィルム
20の下端に当接して保持する。この場合において、上
記上端板11の場合と同様に、フィルム20の弾性力に
より、フィルム20の下端縁が前記保持突起12aに当
接する。
【0013】ここで、上記下端板12の前記上端板11
と対向する側の面には、図3及び図4に示すように、フ
ィルム20の下端縁を保持する保持溝12bがその外周
縁に沿って形成されている。これにより、この保持溝1
2bにフィルム20の下端縁をはめ込み、上記した保持
突起12aとともにフィルム20の下端縁を保持する構
成となっている。なお、この下端板12の裏面側には、
この自動販売機用ダミー缶Aを自動販売機の見本陳列部
のステージ(図示せず)に装着するための突起14が突
設されている。而して、上記突起14を自動販売機の見
本陳列部のステージに設けられた凹部、或いは孔に嵌合
して、この自動販売機用ダミー缶Aを着脱自在にステー
ジに取り付けることができる構成となっている。
【0014】フレーム13は、上端板11及び下端板1
2を連結するもので、本実施形態においては、略柱状に
形成された一対のフレーム片14及び15とから構成さ
れている。上記フレーム片14及び15は、互いに所定
間隔dを空けて前記上端板11及び下端板12の背面側
に設けられ、この間隔dが前記ステージに取り付けられ
た光源から発せられた光を導入する導入口として機能す
る。なお、上記フレーム14及び15は、互いに所定間
隔dを空けて上端板11及び下端板12の斜め後方に設
けることも可能である。
【0015】ここで、上記フレーム片14及び15に
は、上述したフィルム20の両端部付近に形成された係
止孔に係合する係止突起14a,15aがそれぞれ突設
されており、図2に示すように、フィルム20が装着さ
れた状態において、係止孔20a及び他方の係止孔(図
示せず)に係止突起14a,15aがそれぞれ係合して
係止されている。
【0016】この場合において、上述したように、フィ
ルム20は撓められてダミー缶Aに装着されるため、各
係止孔に係止突起が係合した状態において、フィルム2
0は外側に向かって反発し、これにより容易にダミー缶
Aとフィルム20の係合状態が解除されない構成となっ
ている。また、上記フィルム20を取り外す際には、フ
ィルム20を装着した状態から、さらにフィルム20を
内側に撓めることにより、係合状態を簡単に解除するこ
とができるため、フィルムの交換時には、片手で、さら
にワンタッチでフィルム20をダミー缶Aから取り外す
ことができる。
【0017】つぎに、図2を用いて、上記自動販売機用
ダミー缶Aの各構成物品の高さ寸法と、このダミー缶A
に装着されるフィルム20の高さ寸法の関係について説
明する。なお、以下に述べる説明においては、上端板1
1の下端板12と対向する側の面を下面、下端板12の
上端板11と対向する側の面を上面とする。同図に示す
ように、この自動販売機用ダミー缶Aは、下端板12の
上面から保持突起11aの下方先端までの高さ寸法h1
がフィルムの高さ寸法hよりも短い寸法になるように構
成されている。このため、ダミー缶Aにフィルム20を
装着した状態において、保持突起11aがフィルム20
の上端縁に常に当接し、フィルム20の反発力を利用し
て保持することができる。なお、本実施形態において
は、下端板12の外周部位に保持溝12bが形成されて
いるため、該保持溝12の底部から保持突起11aの下
方先端までの高さ寸法をh1としている。
【0018】また、ダミー缶Aの下端板12の上面から
上端板11の下面までの高さ寸法、すなわち、フレーム
の高さ寸法h2がフィルムの高さ寸法hよりも長くなる
よう構成されている。このため、フィルム20は、ダミ
ー缶Aの上端板11と下端板12との間に確実に装着す
ることができる。なお、本実施形態においては、下端板
12の外周部位に保持溝12bが形成されているため、
該保持溝12bの底部から上端板11の下面までの高さ
寸法をh2としている。そして、本実施形態において
は、フレーム13の高さ寸法h2とフィルム20の高さ
寸法hとの間には、空間αが形成されている。この空間
αは、ダミー缶Aにフィルム20を取り付ける際、或い
は取り外す際に、フィルム20をダミー缶A内で可動す
ることができる余裕の空間となり、これによりフィルム
20の着脱時に、フィルム20の上端縁が上端板11に
引っかかることもない。
【0019】而して、フィルム20をダミー缶Aに取り
付ける際には、図5に示すように、先ず、フィルム20
を円筒形状に丸め、傾斜させた状態で、該フィルム20
の上端縁を前記ダミー缶Aの上端板11の裏面側、すな
わち、フィルム20を装着した状態において形成される
上記空間αに挿入し、フィルム20をダミー缶A内に収
納した後、その状態でフィルム20を下方に移動させ、
該フィルム20の下端縁を下端板12に設けられた保持
溝12bにはめ込んで保持させることにより、フィルム
20をダミー缶Aに装着する。この場合において、フィ
ルム20は、円筒形状から元の矩形状に戻ろうとする弾
性力が働くが、該フィルム20の上端縁及び下端縁は、
それぞれ保持突起に当接して保持される。
【0020】以上述べたように、本発明の自動販売機用
ダミー缶Aによれば、フィルム20を装着した状態にお
いて、下端板12の上面から保持突起11aの下方先端
までの高さ寸法h1がフィルム20の高さ寸法hよりも
短く、また、下端板12の上面から上端板11の下面ま
での高さ寸法h2がフィルム20の高さ寸法hよりも長
くなるようにフレーム13の高さ寸法h2を形成するこ
とにより、空間αを形成してフィルム20の着脱を容易
にするとともに、フィルム20の上端縁を保持突起11
aに常に当接させて確実にフィルム20を保持すること
ができる。
【0021】また、上記保持突起11aとともに下端板
12に設けられた保持突起12a及び保持溝12bによ
りフィルム20を保持する構成としているため、より確
実かつ綺麗にフィルム20をダミー缶Aに装着すること
ができる。
【0022】さらにまた、上記フィルム20の両側端
は、その端部付近に設けられた係合孔にフレーム13に
設けられた係止突起が係合することにより係止されてい
るため、より確実にフィルム20をダミー缶Aに装着す
ることができるとともに、フィルム20を取り外す際に
は、片手で、さらにワンタッチで取り外すことができ
る。この結果、フィルム20を糊付けをする場合と比較
してフィルム20の交換作業をスムーズにすることがで
きるという効果がある。
【0023】また、このダミー缶Aのフレーム13は、
一対のフレーム片14、15により構成されているた
め、従来の円筒形状のダミー缶と比較して材料費を削減
することができるという効果がある。さらにまた、上記
ダミー缶Aにおいては、その背面側に設けられた導入口
としての間隔dより光源の光を導入する構成としている
ため、光の導入率が高く、より明確にフィルム20の表
面に印刷された実物缶の表示を照らし出すことができる
という効果がある。
【0024】以上、本発明の自動販売機用ダミー缶Aの
一実施の形態について詳細に述べたが、本発明のダミー
缶Aは、上記実施の形態に限定されるものではなく、特
許請求の記載の範囲内において種々に変更可能であっ
て、上記実施の形態においては、フィルム20の両側端
は、その端部付近に設けられた係合孔にダミー缶Aのフ
レーム13に設けられた係止突起が係合することにより
係止されていたが、フィルム20に係合孔を設けず、さ
らにフレーム13の長手方向に沿って係止突起を設け、
フィルム20の両側端部を前記係止突起に当接させるこ
とによりフィルム20をダミー缶Aに着脱自在に取り付
ける構成としてもよい。上記のように、ダミー缶A及び
フィルム20を構成すれば、フィルム20に係合孔を設
ける必要がなくなり、さらにより容易にフィルム20を
ダミー缶Aの係止突起に当接させて装着することができ
るという効果がある。
【0025】また、上記実施形態においては、上端板1
1及び下端板12の形状は略円形状に形成されていた
が、例えば、図6に示すように、これら上端板及び下端
板の形状を略半円形状、或いは、図7に示すように、フ
レーム14及び15の形状を断面略L字形状に形成する
ことも可能である。さらにまた、上端板及び下端板を、
図8に示すような形状に形成することも可能である。こ
れらの場合において、上述した略円形状の上下端板及び
柱状のフレームを備えて構成されている自動販売機用ダ
ミー缶に比較して、材料費をより安価に抑えることがで
きるという効果がある。
【0026】また、上述したダミー缶Aの下端板12に
傾斜をもたせる構成とすることも可能である。すなわ
ち、この場合においては、ダミー缶Aをステージに取り
付けた際に、ダミー缶Aの上端板11の背面側の縁がス
テージ方向に付勢される方向に、下端板12を傾斜させ
る。
【0027】而して、ダミー缶Aをステージに取り付け
ると、ダミー缶Aの下端板12が傾斜していることによ
り、ダミー缶Aの下端板12がステージに当接し、安定
した状態でダミー缶Aをステージに取り付けることがで
きる。この結果、清涼飲料等の補給等の作業時に、自動
販売機の扉の開閉を行う際の衝撃により、ダミー缶がス
テージからはずれる、或いは、ダミー缶ががたつくとい
った不都合を回避することができる。
【0028】また、上記の実施の形態においては、自動
販売機用ダミー缶Aは、見本陳列部のステージに装着す
るための突起14が設けられており、該突起14を前記
ステージに設けられた凹部、或いは孔に嵌合することに
より、この自動販売機用ダミー缶Aを着脱自在に取り付
けていたが、例えば、この自動販売機用ダミー缶Aのフ
レーム13の背面側にステージに支持するための支持体
を設け、該支持体を前記ステージに着脱自在に取り付け
ることにより、この自動販売機用ダミー缶Aをステージ
に支持した状態で装着することも可能である。この場合
においては、フィルム20に孔を設ける必要がなく、確
実に、かつ、より容易にフィルム20をダミー缶Aに取
り付け、或いは取り外すことができる。
【0029】さらにまた、上記突起14の形状を、図9
及び図10に示すように、爪形状或いは円弧形状にする
ことも可能である。この場合において、下端板12の裏
面側に各突起を2個、或いは3個設ける。而して、上記
各突起14を自動販売機の見本陳列部のステージに設け
られた凹部、或いは孔に上記爪形状或いは円弧形状の突
起14を押し込み、該突起14をステージに設けられた
凹部或いは孔の周縁に引っかけ係止することができる。
これにより、確実かつ容易に自動販売機用ダミー缶Aを
ステージに取り付けることができる。
【0030】また、上記のように突起14を押し込んで
ステージにダミー缶を係止する方法以外にも、例えば、
ダミー缶Aの下端板12をステージに押し当てた状態で
ねじ込むことにより、下端板12の裏面側に設けられた
突起14をステージに設けられた凹部に嵌合させ、ダミ
ー缶Aをステージに取り付ける構成とすることも可能で
ある。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、上端板と、この上端
板に対向する下端板と、上端板と下端板とを連結して設
けられたフレームとを備え、略矩形状に形成されたフィ
ルムが前記上端板と下端板との間に装着される自動販売
機用ダミー缶であって、該ダミー缶は、上端板の外周縁
に沿って下向きに突設されてフィルムを装着した状態に
おいてフィルムの上端縁を保持する第1の保持突起と、
下端板の外周縁に沿って上向きに突設されてフィルムを
装着した状態においてフィルムの下端縁を保持する第2
の保持突起とを備え、フィルムを装着した状態におい
て、下端板の上面から第1の保持突起の下方先端までの
高さ寸法がフィルムの高さ寸法よりも短く、下端板の上
面から上端板の下面までの高さ寸法がフィルムの高さ寸
法よりも長くなるようにフレームの高さ寸法を形成した
ため、フィルムをダミー缶に装着する際に、ダミー缶の
上端板がフィルムの上端縁に引っかかることなく、スム
ーズにフィルムを装着することができ、かつ、フィルム
を装着した状態においては、フィルムの上端縁が常に第
1の保持突起に当接して保持されるとともに、フィルム
の下端縁が常に第2の保持突起に当接して保持されるた
め、より容易で確実にフィルムをダミー缶に装着するこ
とができるという効果がある。請求項2の発明は、請求
項1記載の自動販売機用ダミー缶であって、フィルムが
ダミー缶のフレームに着脱可能に係止される係止構造を
備え、上記係止構造は、ダミー缶のフレームに設けら
れ、フィルムの側端部を係止する係止突起と、フィルム
の両側端部付近に設けられ、フィルムを装着した状態に
おいて前記係止突起に係合する係止孔とからなるため、
該フィルムの係止孔にフレームに設けられた係止突起を
引っかけ係止することにより、より確実にフィルムをダ
ミー缶に装着することができるとともに、フィルムの交
換時においては、片手でワンタッチで交換作業を行うこ
とができる。この結果、請求項1記載の自動販売機用ダ
ミー缶の効果に加えて、交換作業の作業効率が上がると
いう効果がある。請求項3の発明は、請求項1又は2記
載の自動販売機用ダミー缶であって、ダミー缶の上端板
と下端板は、略半円形状に形成され、下端板の外周部位
にフィルムの下端縁を保持する保持溝を形成したため、
請求項1又は2記載の自動販売機用ダミー缶の効果に加
えて、材料費を低く抑えることができるとともに、下端
板の保持溝にフィルムの下端縁をはめ込んで装着するこ
とにより、より確実、かつ見栄え良くフィルムを自動販
売機用ダミー缶に装着することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の斜視図
である。
【図2】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の断面を
示す断面図である。
【図3】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の断面を
示す断面図である。
【図4】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の一部断
面を示す断面図である。
【図5】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶にフィル
ムを装着する場合を示す断面図である。
【図6】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の別の実
施形態の断面を示す断面図である。
【図7】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の別の実
施形態の断面を示す断面図である。
【図8】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の別の実
施形態の断面を示す断面図である。
【図9】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の一部断
面を示す断面図である。
【図10】本発明にかかる自動販売機用ダミー缶の一部
断面を示す断面図である。
【符号の説明】
A 自動販売機用ダミー缶 11 上端板 12 下端板 11a 保持突起 12a 保持突起 12b 保持溝 13 フレーム 14 フレーム片 15 フレーム片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端板と、この上端板に対向する下端板
    と、上端板と下端板とを連結して設けられたフレームと
    を備え、略矩形状に形成されたフィルムが前記上端板と
    下端板との間に装着される自動販売機用ダミー缶であっ
    て、 該ダミー缶は、上端板の外周縁に沿って下向きに突設さ
    れてフィルムを装着した状態においてフィルムの上端縁
    を保持する第1の保持突起と、下端板の外周縁に沿って
    上向きに突設されてフィルムを装着した状態においてフ
    ィルムの下端縁を保持する第2の保持突起とを備え、 フィルムを装着した状態において、下端板の上面から第
    1の保持突起の下方先端までの高さ寸法がフィルムの高
    さ寸法よりも短く、下端板の上面から上端板の下面まで
    の高さ寸法がフィルムの高さ寸法よりも長くなるように
    フレームの高さ寸法を形成したことを特徴とする自動販
    売機用ダミー缶。
  2. 【請求項2】フィルムがダミー缶のフレームに着脱可能
    に係止される係止構造を備え、 上記係止構造は、ダミー缶のフレームに設けられ、フィ
    ルムの側端部を係止する係止突起と、フィルムの両側端
    部付近に設けられ、フィルムを装着した状態において前
    記係止突起に係合する係止孔とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の自動販売機用ダミー缶。
  3. 【請求項3】ダミー缶の上端板と下端板は、略半円形状
    に形成され、下端板の外周部位にフィルムの下端縁を保
    持する保持溝を形成したことを特徴とする請求項1又は
    2記載の自動販売機用ダミー缶。
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