JP2002183151A - 検索対象物の検索方法及びネットワークを用いた検索対象物の検索システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地域の任意の指定範囲の全地物の情報を全
て、容易な構成で提供できるネットワークを用いた地物
検索システムを得る。 【解決手段】 インターネット１にユーザ端末２と、オ
ーナ端末３と区域地物情報提供システム４とを接続し
て、この区域地物情報提供システム４にプロバイダ６、
ＷＷＷサーバ９、指定区域地物情報提供装置１０を備え
て、ユーザ端末２が画面に表示された地域内の所望の範
囲を指定するだけで、その指定範囲全体の地物の情報を
区域地物情報提供システム４のプロバイダ６、ＷＷＷサ
ーバ９を介して指定区域地物情報提供装置１０から全て
提供させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、検索依頼者端末の
画面で地域の地図上において所定範囲を指定すると、そ
の所定範囲内の全ての検索対象（地物、海上物を含む）
の属性情報（不動産物件情報、飲食店情報、洋品店情報
又は駐車場情報、船種類等）を画面上に容易に得るネッ
トワークを用いた検索対象物の検索方法及び検索システ
ムに関する。

【０００２】

【従来技術】近年はインターネットを用いてサーバ側か
ら端末に地図を供給し、不動産、洋品店、レストラン等
の情報を提供するシステムが提案されている。

【０００３】このようなシステムは、例えば地図上の緯
度経度に地物の情報を割り付けて記憶し、ユーザ端末に
ユーザ付近の地図を提供し、この地図の指定ポイントの
緯度経度の地物に割り当てられている情報をユーザ端末
に提供していた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ユーザ側においては、
入力手数を節減したいという要望がある。しかしなが
ら、従来のシステムはユーザ側の画面の地図上における
所望の指定ポイントを指定するものであるから、例えば
所定範囲の地物の各情報を必要とする場合には、その都
度、所定範囲内の地物の位置を画面の地図上に指定しな
けらばならないので、ユーザに取っては効率のよい検索
とは言えないという課題があった。

【０００５】また、ユーザが指定した範囲を地理座標地
図に基づいて決定するには、指定範囲の緯度経度をメッ
シュで区切られて緯度経度が割り付けらた地理座標地図
から検索しなければならないので、プログラムが複雑に
なり、結果としてコストが高くなるという課題があっ
た。

【０００６】本発明は上記課題を鑑みてなされたもの
で、地域の任意の指定範囲の全地物の情報を全て、容易
な構成で提供できるネットワークを用いた地物検索シス
テムを得ることを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の地物検索方法
は、サーバ側からコンピュータネットワークを介してコ
ンピュータシステムにより検索対象の属性情報の供給を
検索依頼者に行う検索方法である。

【０００８】前記検索対象の検索依頼者に対しては、前
記検索依頼者が要望する地域の概略地図を前記サーバ側
から提供する一方、前記検索する検索対象の条件の入力
を促す段階と、前記検索依頼者の端末に表示された前記
地域の概略地図上における所望の範囲を指定させる段階
と、前記検索依頼者が指定した前記概略地図上の指定範
囲内の画面上の各画面座標を前記サーバ側で送信させる
段階と、前記送信された各画面座標を、予め記憶されて
いる各画面座標に緯度経度を対応させた変換テーブルに
従って前記各画面座標の緯度経度をサーバ側で求める段
階と、前記変換テーブルの各緯度経度に予め割り当てら
れている各地物の属性情報を検索し、これを前記検索依
頼者に前記サーバ側から送信する段階とを備えたことを
要旨とする。

【０００９】また、本発明のネットワークを用いた地物
検索システムは、コンピュータネットワークを介してコ
ンピュータシステムにより検索対象の属性情報の供給を
検索依頼者端末にネットワークを用いて行う検索対象物
の検索システムである。

【００１０】前記ネットワークに接続された前記検索依
頼者端末に対しては、前記検索依頼者端末が要望する地
域の概略地図を提供する一方、前記検索する検索対象の
条件の入力を促す手段と、 前記検索依頼者端末に表示
された前記地域の概略地図上における所望の範囲の画面
座標を要求する手段とを備えたサーバを有する。

【００１１】また、前記サーバからの要望によって、予
め記憶されている前記地域の概略地図を前記サーバに送
信する手段と、前記サーバを介して前記検索依頼者端末
からの指定範囲内の画面上の各画面座標を受信し、これ
らの画面座標を、予め記憶されている各画面座標に緯度
経度を対応させた変換テーブルに従って前記各画面座標
の緯度経度を求める手段と、前記変換テーブルの各緯度
経度に予め割り当てられている各検索対象の属性情報を
検索し、これを前記検索依頼者端末に前記サーバ側を介
して送信する手段とを備えた検索対象情報提供装置とを
備えたことを要旨とする。

【００１２】

【発明の実施の形態】図１は本実施の形態の概略構成図
である。図１に示すネットワークを用いた地物検索シス
テムは、インターネット１にユーザ端末２と、オーナ端
末３と区域地物情報提供システム４とを接続して、区域
地図情報提供システム４がユーザが地域内の所望の範囲
を指定するだけで、その指定範囲全体の検索対象（地
物、海上物）の情報を容易に全て得る。

【００１３】この区域地図情報提供システム４は、図１
に示すように、ケーブルテレビネットワーク５のプロバ
イダ６にケーブルモデム７、ルータ８を介してＷＷＷサ
ーバ９が接続され、このＷＷＷサーバ９に指定区域地物
情報提供装置１０を接続している。

【００１４】前述のインターネット１に接続される各端
末（ユーザ端末、オーナ端末）はＮｅｔｓｃａｐｅ Ｎ
ａｖｉｇａｔｏｒに代表されるＷＷＷプラウザを備え、
ＷＷＷブラウザはテキスト及び書式付きテキストデータ
を表示する機能、画像データを再生するための機能等を
備えている。

【００１５】ＷＷＷサーバ９は、プロバイダ６によって
インターネット１に接続されると、物件検索入力画面又
は売り物件登録入力画面のホームページをインターネッ
ト１を介してアクセスがあった端末に提供する。

【００１６】指定区域地物情報提供装置１０は、ＷＷＷ
サーバ９からの要望に要望によって予め記憶している地
域の概要地図（緯度経度無し）をＷＷＷサーバ９を介し
て送信する。また、画面の検索範囲（画面上のＸ、Ｙ座
標…）、検索条件（予算、間取り、機種等）を入力し、
画面の検索範囲が示すＸ，Ｙ座標を拡大率で割って基準
画面における検索範囲のｘ、ｙ…座標を算出する。

【００１７】さらに、拡大率を受信すると、この拡大率
に応じた概要地図を生成する。つまり、拡大率に応じて
線分を太くした概要地図をその都度生成する。

【００１８】そして、予め記憶されているＸ、Ｙ変換テ
ーブルファイルを読み、検索範囲のｘ、ｙ…座標の緯度
経度に変換し、物件テーブルファイルからこの緯度経度
に対応する物件情報を検索してユーザ端末２にＷＷＷサ
ーバ９、プロバイダ６、インターネット１を介して提供
する。

【００１９】また、指定区域地物情報提供装置１０（以
下地物情報提供装置１０という）は、オーナ端末３から
送信される売り物件情報（郵便番号、住所、氏名、間取
り、金額、駅からの距離、時間等）、オーナ情報を入力
し、郵便番号、住所、氏名をキーとしてＸ−Ｙ変換座標
テーブルファイルの緯度経度を抽出する。

【００２０】そして、この緯度経度に売り物件情報に緯
度経度を対応させて物件テーブルファイルに記憶すると
共に、緯度経度にオーナ情報と物件情報を対応させて登
録者テーブルファイルに記憶する。

【００２１】前述のＸ，Ｙ変換テーブルファイル１２
は、例えば図２の（ａ）に示すように、北区の概要地図
をパソコン１１で生成し、このパソコン１１の画面（本
実施の形態では基準画面という）で北区の地図の画面の
ＸＹ座標に、図２の（ｂ）に示すように地理座標地図に
基づく緯度経度を対応させたものである。また、この緯
度経度に地物の住所情報（図示せず）を割り付ける。

【００２２】この図２の（ａ）は、基準画面のピクセル
座標のＸ方向を経度、Ｙ方向を緯度に対応させており、
Ｘ、Ｙ方向ともにメッシュ間隔を例えば１０ドットとし
ている。但し、画面上の１ドット単位では緯度経度は殆
ど変化しないので、１の位を四捨五入している。つま
り、図２の（ｂ）に示す基準画面のピクセル座標におい
て、原点からＹ方向８０画素、９０画素……と、Ｘ方向
が９０、８０…画素分の位置に地理座標座標に従った緯
度経度を割付している。

【００２３】上記のように構成されたネットワークを用
いた地物検索システムについて図３シーケンス図を用い
て以下に説明する。

【００２４】（地図検索）ユーザはユーザ端末２を操作
して指定区域地物情報提供装置のＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒ
ｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）を入力して地
図検索のホームページを要求する（ｄ１）。このＵＲＬ
の入力に伴ってプロバイダ６がケーブルモデム７、ルー
タ８を介してＷＷＷサーバ９とユーザ端末２とを接続
し、ＷＷＷサーバ９は物件情報提供装置１０と接続して
物件検索の地域の概要地図を提供する（ｄ２、ｄ３、ｄ
４、ｄ２ａ、ｄ２ｂ）。

【００２５】一方、ユーザは画面に表示された地域概要
地図Ｋｉが見にくい場合は、ユーザ端末２を操作してそ
の地図を拡大する。

【００２６】次に、ホームページを提供したＷＷＷサー
バ９はプロバイダ、インターネットを介して拡大率転送
要求コマンドをユーザ端末に送信する（ｄ５、ｄ６）。

【００２７】ユーザ端末は拡大率転送要求コマンドの受
信に伴って、地域概要地図Ｋｉの拡大率をプロバイダ６
を介してＷＷＷサーバ９に送信する（ｄ７、ｄ８）。Ｗ
ＷＷサーバ９は、この拡大率を物件情報提供装置１０に
送信する（ｄ９）。

【００２８】そして、ユーザはユーザ端末２のマウスを
操作して画面の地域概要地図Ｋｉ上において図４に示す
ように、所望の検索範囲Ｈｉをマウスを用いて定義する
（ｄ１０）。

【００２９】次に、ＷＷＷサーバ９は指定範囲座標転送
要求コマンド、機種転送コマンドをプロバイダ６、イン
ターネット１を介してユーザ端末２に送信する（ｄ１
１、ｄ１２）。

【００３０】ユーザ端末２は、指定範囲の全てのピクセ
ル座標（１０ピクセル毎）と、表示器の機種とをインタ
ーネット１、プロバイダ６を介してＷＷＷサーバ９に送
信する（ｄ１３、ｄ１４）。ＷＷＷサーバ９はこの指定
範囲座標と機種とを物件情報提供装置１０に送信する
（ｄ１５）。

【００３１】物件情報提供装置１０は、拡大率を入力す
ると、この拡大率に基づいて地図作成し、これをＷＷＷ
サーバ９、プロバイダ６を介してユーザ端末２に送信し
ている。また、指定範囲座標Ｘ、Ｙ、…と機種を受信す
ると、この指定範囲座標を基準画面の座標に変換する
（ｄ１６）。

【００３２】この変換処理は、例えばユーザ端末２にお
ける地域概要地図Ｋｉの拡大率でそれぞれの指定範囲座
標値を割って、機種に基づくパラメータをかけて元の地
域概要地図Ｋｉにおける指定範囲のＸ、Ｙ座標（Ｘ１、
Ｙ１、Ｘ２、Ｙ２、…）に変換する。

【００３３】この変換された指定座標の全てのピクセル
座標に対応する緯度経度をＸＹ変換テーブルファイル１
５から抽出する（ｄ１７）。

【００３４】次に、抽出した緯度経度…のそれぞれに対
応する物件情報を物件テーブルファイル１６から抽出す
る（ｄ１８）。

【００３５】この物件テーブルファイル１６は、図５に
示すように緯度経度と物件情報とが対応させられてい
る。

【００３６】次に、抽出した物件情報の全てをリストと
してＷＷＷサーバ９、プロバイダ６を介してユーザ端末
２に提供する（ｄ１９、ｄ２０、ｄ２１）。

【００３７】このリストは図４の（ｄ）に示すように、
各個別の物件項目に詳細アイコンｊｉが示されており、
ユーザは必要によって詳細アイコンｊｉを選択する。こ
の詳細表示要求（項目番号付き）がユーザ端末２からイ
ンターネット、プロバイダ６、ＷＷＷサーバ９を介して
物件情報提供装置１０に送信される（ｄ２２、ｄ２３、
ｄ２４）。

【００３８】次に、物件情報提供装置１０は、送信され
た項目の番号に対応する物件情報をファイルから検索し
て、ＷＷＷサーバ９、プロバイダ６、インターネット１
を介して送信する（ｄ２５、ｄ２６、ｄ２７）。すなわ
ち、図４の（ｅ）に示す詳細情報が画面に表示される。

【００３９】すなわち、本実施の形態の検索処理は図４
に示すように物件情報提供装置１０が地域概要地図Ｋｉ
をユーザ端末２に提供させ、この地域概要地図Ｋｉ上で
所望の範囲を指定（指定範囲Ｈｉ）させると共に、物件
種別、間取り、予算などを入力させる（図４の
（ａ））。

【００４０】次に、物件情報提供装置１０は、これらの
検索条件とユーザ端末２の画面上の指定範囲Ｈｉの座標
値（選択された範囲座標）を基準画面の座標値に変換し
て、一致する緯度経度をＸ−Ｙ座標変換テーブルファイ
ル１５から取得する（図４の（ｂ））。

【００４１】次に、取得した各緯度経度に該当する各物
件情報を物件情報テーブルファイル１６から検索し、検
索した物件情報のリストをユーザ端末２に送信して画面
に表示させる（図４の（ｃ））。

【００４２】そして、このリストの詳細アイコンＪｉが
選択したとき、該当する物件詳細情報を送信して画面に
表示させる（図４の（ｄ）、（ｅ））。例えば、図６に
示す物件情報を表示させる。

【００４３】（売り物件登録）図７は売り物件登録のシ
ーケンスである。売り物件登録に当たっては、オーナ端
末３が物件情報提供装置１０のＵＲＬを入力してプロバ
イダ６、ＷＷＷサーバ９に売り物件登録の入力画面を要
求する（ｄ３０、ｄ３１）。このとき、オーナ端末３は
パスワード（ケーブルテレビ用）を入力し、プロバイダ
６が認証を行って、ケーブルテレビに加盟しているオー
ナであれば、後日の請求において登録の手数料の割引を
行う等の処理を行うのが好ましい。

【００４４】次に、ＷＷＷサーバ９は、売り物件登録の
要求に伴って図８の（ａ）に示す入力画面をプロバイダ
６、インターネット１を介して提供する（ｄ３２、ｄ３
３）。

【００４５】オーナ側はオーナ端末３を操作して、図８
の（ａ）の入力画面に所定事項を入力する。オーナ端末
３は登録入力画面に入力された情報を物件登録情報とし
てインターネット１、プロバイダ６を介してＷＷＷサー
バ９に送信する（ｄ３４、ｄ３５）。ＷＷＷサーバ９
は、この物件登録情報を物件情報提供装置１０に送信す
る（ｄ３６）。物件情報提供装置１０は、この物件登録
情報の郵便番号、住所に対応する緯度経度をＸ−Ｙ緯座
標変換テーブル１５から取得し、この緯度経度と物件登
録情報とを対応させて物件テーブルファイル１６に記憶
すると共に、登録者テーブルファイル１８に登録する
（ｄ３８、ｄ３９）。

【００４６】そして、登録通知をプロバイダ９、ＷＷＷ
サーバ６、インターネット１を介してオーナ端末３に送
信する（ｄ４０、ｄ４１、ｄ４２）。

【００４７】すなわち、登録においては図８に示すよう
に売り物件情報入力の画面をオーナ端末３に提供し（図
８の（ａ））、プロバイダ６、ＷＷＷサーバ９を介して
物件情報提供装置１０が物件情報の入力画面の住所、番
地、郵便番号に対応するＸ−Ｙ座標変換テーブルファイ
ルの緯度経度を取得し（図８の（ｂ））、この緯度経度
を物件情報の住所、番地、郵便番号等（属性情報）に対
応させて保管する（図８の（ｃ））。 従って、物件
検索においては、ユーザは少ない操作で画面上の所望の
範囲の検索条件に一致する物件情報を一度に見ることが
できる。

【００４８】さらに、物件登録においては、ケーブルテ
レビに加入している登録者は登録割引となるからケーブ
ルテレビへの加入を促すことなる。

【００４９】なお、上記実施の形態では、物件情報を不
動産として説明したがレストラン、洋服店等を物件情報
としてもよい。

【００５０】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、地物の検
索依頼者に対しては、ネットワークを介して検索依頼者
が要望した地域の概略地図上において、所定の範囲が指
定されると、この所定範囲の検索対象者の画面上の各画
面座標を読み、これらの画面座標を、予め記憶されてい
る各画面座標に緯度経度を対応させた変換テーブルに従
って各画面座標の緯度経度を求め、この緯度経度に対応
させられている地物の属性情報（不動産物件情報、飲食
店情報、洋品店情報又は駐車場情報等）を検索依頼者に
提供する。

【００５１】このため、検索依頼者は単に地域の概略地
図上で所望の範囲を指定するだけで、この範囲の全ての
地物の属性情報を得ることができるので、検索依頼者の
操作回数を低減させて所望の地物の属性情報を提供させ
ることができるという効果が得られている。

【００５２】また、ネットワークを用いて行う地物検索
システムによれば、サーバ側から検索依頼者端末に地域
の概略地図、検索条件の入力を促して、検索依頼者端末
の画面の概略地図上における所望の範囲の画面座標を要
求し、これを地物情報提供装置に送信する。

【００５３】そして、地物情報提供装置は、これらの画
面座標を、予め記憶されている各画面座標に緯度経度を
対応させた変換テーブルに従って各画面座標の緯度経度
を求め、この緯度経度に対応する各地物の属性情報を検
索依頼者端末に送信する。

【００５４】このため、検索依頼者はインターネットで
地域の概略地図を提供させ、この地図上で所望の範囲を
指定するだけで、この範囲の全ての地物の属性情報を得
ることができるので、検索依頼者の操作回数を低減させ
ることができると共に、容易に緯度経度に対応して地物
の属性情報を得ることができるという効果が得られてい
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施の形態の概略構成図である。

【図２】Ｘ−Ｙ座標変換テーブルを説明する説明図であ
る。

【図３】地図検索のシーケンス図である。

【図４】本実施の形態の概略を説明する説明図である。

【図５】物件テーブルファイルの説明図である。

【図６】物件情報の一例の説明図である。

【図７】売り物件登録のシーケンスである。

【図８】売り物件登録の概要を説明する説明図である。

【符号の説明】

１ インターネット ２ ユーザ端末 ３ オーナ端末 ４ 区域地物情報提供システム ５ ケーブルテレビネットワーク ６ プロバイダ ９ ＷＷＷサーバ １０ 指定区域地物情報提供装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大熊 啓介 埼玉県戸田市喜沢南１−５−39 (72)発明者 仲原 英喜 東京都大田区矢口１−21−19 テラミック 矢口 203 (72)発明者 相川 政美 東京都北区赤羽西６丁目30番３−301号 Ｆターム(参考） 5B075 KK07 ND06 ND20 PP13 PQ02 QP05 UU13

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 サーバ側からコンピュータネットワーク
   を介してコンピュータシステムにより検索対象の属性情
   報の供給を検索依頼者に行う検索方法であって、 前記検索対象の検索依頼者に対しては、 前記検索依頼者が要望する地域の概略地図を前記サーバ
   側から提供する一方、前記検索する検索対象の条件の入
   力を促す段階と、 前記検索依頼者の端末に表示された前記地域の概略地図
   上における所望の範囲を指定させる段階と、 前記検索依頼者が指定した前記概略地図上の指定範囲内
   の画面上の各画面座標を前記サーバ側で送信させる段階
   と、 前記送信された各画面座標を、予め記憶されている各画
   面座標に緯度経度を対応させた変換テーブルに従って前
   記各画面座標の緯度経度をサーバ側で求める段階と、 前記変換テーブルの各緯度経度に予め割り当てられてい
   る各地物の属性情報を検索し、これを前記検索依頼者に
   前記サーバ側から送信する段階とを有することを特徴と
   する検索対象物の検索方法。
2. 【請求項２】 登録要求者に対しては、登録する検索対
   象の属性情報を入力する画面を前記サーバ側から提供さ
   せる段階と、 前記登録要求者からの検索対象の属性情報の所在地情報
   に、緯度経度及び前記概略地図を所定の画面に表示した
   ときのその画面上の前記所在地情報の画面座標を対応さ
   せて予めサーバ側で記憶する段階とを有することを特徴
   とする請求項１記載の検索対象物の検索方法。
3. 【請求項３】 前記検索対象の属性情報は、 少なくとも、不動産物件情報、飲食店情報、洋品店情報
   又は駐車場情報であることを特徴とする請求項１又は２
   記載の検索対象物の検索方法。
4. 【請求項４】 コンピュータネットワークを介してコン
   ピュータシステムにより検索対象の属性情報の供給を検
   索依頼者端末にネットワークを用いて行う検索対象物の
   検索システムであって、 前記ネットワークに接続された前記検索依頼者端末に対
   しては、前記検索依頼者端末が要望する地域の概略地図
   を提供する一方、前記検索する検索対象の条件の入力を
   促す手段と前記検索依頼者端末に表示された前記地域の
   概略地図上における所望の範囲の画面座標を要求する手
   段とを備えたサーバと、 前記サーバからの要望によって、予め記憶されている前
   記地域の概略地図を前記サーバに送信する手段と、 前記サーバを介して前記検索依頼者端末からの指定範囲
   内の画面上の各画面座標を受信し、これらの画面座標
   を、予め記憶されている各画面座標に緯度経度を対応さ
   せた変換テーブルに従って前記各画面座標の緯度経度を
   求める手段と、 前記変換テーブルの各緯度経度に予め割り当てられてい
   る各検索対象の属性情報を検索し、これを前記検索依頼
   者端末に前記サーバ側を介して送信する手段とを備えた
   検索対象情報提供装置とを有することを特徴とするネッ
   トワークを用いた検索対象物の検索システム。
5. 【請求項５】 前記サーバは、 前記ネットワークに接続された登録要求者端末に対して
   は、登録する検索対象の属性情報を入力する画面を提供
   する手段を備え、 前記検索対象情報提供装置は、 前記登録要求者端末からの地物の属性情報の所在地情報
   に、緯度経度及び前記概略地図を所定の画面に表示した
   ときのその画面上の前記所在地情報の画面座標を対応さ
   せて予め記憶する手段とを有することを特徴とする請求
   項４記載のネットワークを用いた検索対象物の検索シス
   テム。
6. 【請求項６】 前記検索対象の属性情報は、 少なくとも、不動産物件情報、飲食店情報、洋品店情報
   又は駐車場情報であることを特徴とする請求項４又は５
   記載のネットワークを用いた検索対象物の検索システ
   ム。
7. 【請求項７】 前記検索対象情報提供装置は、 前記所定の画面に前記地域の概要地図を表示して、各ピ
   クセル座標に対応させて地理座標に基づく緯度経度と地
   物の属性情報とを対応させた変換テーブルを備えること
   を特徴とする請求項４、５又は６記載のネットワークを
   用いた検索対象物の検索システム。