JP2002189674A - 画像情報配信システム - Google Patents

画像情報配信システム

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JP2002189674A
JP2002189674A JP2000390489A JP2000390489A JP2002189674A JP 2002189674 A JP2002189674 A JP 2002189674A JP 2000390489 A JP2000390489 A JP 2000390489A JP 2000390489 A JP2000390489 A JP 2000390489A JP 2002189674 A JP2002189674 A JP 2002189674A
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Yasuhiro Imamura
泰裕 今村
Atsushi Ito
篤 伊藤
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Kokusai Kogyo Co Ltd
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Kokusai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントが使用する情報端末機器の機種
や基本ソフトウエア体系(OS)の制約を受けることな
く、画像情報を配信することができる画像情報配信シス
テムを提供すること。 【解決手段】 クライアントPC2の中で2xは、要求
XでGISなどを操作し検索、登録を行い表示するフレ
−ム、2yは要求Yで一般的なHTMLやASPを表示
するフレ−ムである。WWWサ−バ1は、IIS11、
画像処理部13を有し、画像生成プログラムセクション
13cはクライアントからの要求を処理するために、A
Pセクション13bにGISなどのベクトルデ−タソ−
ス15、文字などのキャラクタデ−タソ−ス16へのア
クセスを命令する。画像情報はJPEG形式等に生成し
て、HTTPでクライアントPCに配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントが使
用する情報端末機器の機種や基本ソフトウエア体系(O
S)の制約を受けることなく、画像情報を配信すること
ができる画像情報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のコンピュ−タ技術や画像処理技術
の向上に伴い、個人がパ−ソナルコンピュ−タ(以下、
PCと略記する。)により種々の画像情報にアクセスで
きるようになってきている。このような画像情報の例と
しては、地理情報システム(Geographical Information
System、以下、GISと略記する。)、コンピュ−タ
支援設計(Computer Aided Design、以下、CADと略記
する。)、コンピュ−タグラフィック(Computer Graph
ics、以下、CGと略記する。)等がある。
【0003】これらの画像情報のソフトウエアを、個々
のPCにインスト−ルする場合がある。この際に、個々
のPCをスタンドアロンで使用し、コンパクトデスク
(CD)等の媒体から直接ソフトウエアをインスト−ル
する方式と、クライアント/サ−バ構成として、サ−バ
からクライアントのPCにソフトウエアを配信する方式
がある。また、クライアントPCからサ−バにインスト
−ルしたソフトウエアにプラグインすることも行われて
いる。
【0004】このように、PCをスタンドアロンで使用
する場合や、クライアント/サ−バ構成としてサ−バか
ら画像情報を配信する場合には、画像情報のソフトウエ
アをインスト−ルできるPCは、処理速度やメモリ容量
等の性能の高い機種が要求される。このため、適用可能
なPCは制約されて汎用性がないという問題がある。ま
た、クライアント/サ−バ構成とする場合には、専用の
LAN(Local Area Network)を敷設しなければならな
いので、コストが高くなるという問題もある。
【0005】近年、インタ−ネットの急速な普及と通信
技術の進展がもたらされたことにより、PCがインタ−
ネット上で直接GIS、CAD、CG等の画像情報にア
クセスする例が増大してきている。このような、インタ
−ネット上で画像情報にアクセスする場合には、多くの
クライアントPCの要求に対応できて汎用性が得られ
る。また、クライアントPCは比較的安価に画像情報に
アクセスできるという利点がある。
【0006】図18は、クライアントPCがインタ−ネ
ットを経由して画像情報の配信を要求する例を示す概略
のブロック図である。図18において、1は、WWW
(World Wide Web)サ−バ、2はクライアントPC、3
はインタ−ネットである。WWWサ−バ1はインタ−ネ
ット3を通してクライアントPC2に画像情報のソフト
ウエアを配信する。
【0007】図18において、クライアントPC2は、
GISによる地図情報をWWWサ−バ1に要求するもの
とする。WWWサ−バ1は、GIS アプリケ−ション
(AP、サ−ビス)のソフトウエアと、このGIS A
Pをインタ−ネットを介して配信するためのWeb G
ISエンジン(GIS画像生成プログラム)とを備えて
いる。
【0008】図18の例では、クライアントPC2は、
インタ−ネット3を介してWWWサ−バ1のWeb G
ISエンジンに対して直接に処理を要求し、GIS A
PとWeb GISエンジンのソフトウエアをダウンロ
−ドしている。このように、クライアントPCから直接
にWeb GISエンジンに処理を要求しているので、
地図関連の画像処理の動作がWeb GISエンジンの
仕様に制限される。
【0009】すなわち、Web GISエンジンの処理
能力には限界があるので、WebGISエンジンに対し
て同時に接続されるクライアントPC2の数が制限され
る。また、クライアントPC2の機種や基本ソフトウエ
ア体系(OS)についても、Web GISエンジンと
のマッチングが必要であり、この点での制約を受ける。
更に、クライアントPC2からのアクセスにおいて、A
Pのサ−バライセンスに抵触する場合がある。
【0010】ところで、GISやCAD、CG等のデ−
タは、デ−タソ−スはベクトルデ−タとして形成されて
いる。このようなベクトルデ−タから、GIS APと
GIS画像生成プログラムの処理により画像デ−タを生
成している。図18の例では、GIS AP(ベクトル
デ−タを含む)とGIS画像生成プログラムのソフトウ
エアを、インタ−ネット3を介してクライアントPC2
にダウンロ−ドしている。
【0011】ベクトルデ−タのデ−タ量は相当に大きい
ので、クライアントPCにベクトルデ−タをダウンロ−
ドすると、インタ−ネットの回線容量が小さい場合には
当該クライアントPCに回線が占有されてしまう。この
ため、他のクライアントがインタ−ネットを利用する際
の妨げとなるという問題も生ずる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような問題は、G
ISの地図情報に限らずCADやCGの画像情報につい
ても同様の問題が発生する。このように、GIS等のデ
−タ量が多いソフトウエアをクライアントPCがインタ
−ネット上で利用する場合には、Web GISエンジ
ンの仕様やインタ−ネットの回線容量に起因する前記の
ような種々の制約を伴うという問題があった。
【0013】本発明はこのような問題に鑑み、クライア
ントが使用する情報端末機器の機種や基本ソフトウエア
体系(OS)の制約を受けることなく、画像情報を配信
することができる画像情報配信システムの提供を目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明において、画像情報配信システ
ムを、クライアントの情報端末機器と、サ−バとをネッ
トワ−クを介して接続し、サ−バはクライアントから要
求される画像情報をネットワ−クを通してクライアント
に配信する画像情報配信システムであって、サ−バは、
画像生成プログラムセクションおよびアプリケ−ション
セクションを有する画像処理部と、ベクトルデ−タとキ
ャラクタデ−タと独自デ−タとを格納する記憶部とを備
え、前記画像処理部は、前記記憶部に格納されているベ
クトルデ−タからクライアントの要求に対応した画像デ
−タを生成し、当該画像デ−タにキャラクタデ−タと独
自デ−タとを適宜組み合わせて画像情報を生成してクラ
イアントに配信する構成としている。
【0015】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の画像情報配信システムにおいて、前記サ−バをW
WWサ−バ、ネットワ−クをインタ−ネットとして、前
記画像情報をインタ−ネットで配信できる画像ファイル
形式に変換して、汎用通信プロトコルによりクライアン
トに配信することを特徴としている。
【0016】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の画像情報配信システムにおいて、
前記サ−バは、クライアントの情報端末機器の画面に表
示される画像情報を区分して形成されるウインドウの、
各ウインドウに割り当てられた内部ハンドルの処理を行
なうことを特徴としている。
【0017】また、請求項4に係る発明は、請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の画像情報配信システム
において、前記画像情報は、地理情報システム(GI
S)による地図情報であり、サ−バは、GISベクトル
デ−タベ−スのデ−タに基づきクライアントが要求した
地図情報を生成することを特徴としている。
【0018】また、請求項5に係る発明は、請求項1な
いし請求項4のいずれかに記載の画像情報配信システム
において、前記クライアントは、サ−バから配信されて
情報端末機器の画面に表示された地図情報に所定の書き
込みを行なってサ−バに返信し、サ−バは、クライアン
トの書き込みで要求された処理を行なって地図情報をク
ライアントに再配信することを特徴としている。
【0019】また、請求項6に係る発明は、請求項1な
いし請求項5のいずれかに記載の画像情報配信システム
において、前記サ−バは、クライアントから前記ベクト
ルデ−タを用いない、文書記述言語のペ−ジのような一
般的な要求に対応できるデ−タを有することを特徴とし
ている。
【0020】上記請求項1に係る発明は、ベクトルデ−
タからクライアントの要求に対応した画像デ−タを生成
し、当該画像デ−タにキャラクタデ−タと独自デ−タと
を適宜組み合わせて画像情報を生成してクライアントに
配信している。このため、クライアント側ではベクトル
デ−タや、ベクトルデ−タから画像デ−タを生成するた
めのソフトウエアをインスト−ルする必要がない。した
がって、クライアントが使用する情報端末装置の機種
や、基本ソフトウエア体系(OS)の制約を受けること
なく、画像情報を配信することができる。
【0021】また、請求項2に係る発明においては、画
像情報をインタ−ネットで配信できる画像ファイル形式
に変換して、汎用通信プロトコルによりクライアントに
配信している。このため、インタ−ネットで送信される
デ−タ量が少なくなり、他のクライアントがインタ−ネ
ットを使用する際の妨げとならない。また、多くのクラ
イアントに手軽に画像情報を配信することができる。
【0022】また、上記請求項3に係る発明において
は、サ−バは、クライアントの情報端末機器の画面に表
示される画像情報を区分して形成されるウインドウの、
各ウインドウに割り当てられた内部ハンドルの処理を行
なっている。このため、複数のクライアントからの同時
画像処理の要求に対応することができる。
【0023】また、上記請求項4に係る発明において
は、サ−バは、GISベクトルデ−タベ−スのデ−タに
基づきクライアントが要求した地図情報を生成してい
る。このため、GISベクトルデ−タベ−スのデ−タの
有効利用が図れる。
【0024】また、上記請求項5に係る発明において
は、クライアントが所定の書き込みをした地図情報に基
づいて、サ−バがクライアントから要求された加工を施
した地図情報をクライアントに再返信している。このた
め、サ−バはクライアントと会話形式で地図情報を提供
できることになり、地図情報を有効に活用することがで
きる。
【0025】また、上記請求項6に係る発明において
は、サ−バは、クライアントからの文書記述言語のペ−
ジのような一般的なデ−タの要求に対応することができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図13は、本発明の基本的構成を示す概略
のブロック図である。図13において、クライアントP
C2は、WWWサ−バ1上の汎用ホ−ムペ−ジを介して
間接的にGISエンジンに処理を要求している。このた
め、GISエンジンが直接Web配信を行なわないの
で、Web用のGISエンジンは不要となり、コストを
低減できる。
【0027】また、クライアントPC2側では、WWW
サ−バ1のGISエンジンの仕様には制約を受けない。
すなわち、PCの機種、基本ソフトウエア体系(O
S)、プラウザに制約されずにWWWサ−バ1の汎用ホ
−ムペ−ジにアクセスできる。更に、接続ユ−ザ数にも
制限がない。
【0028】また、クライアントPC2からのアクセス
において、APのサ−バライセンスに抵触することがな
い。更に、インタ−ネット3を介してクライアントPC
に送信されるデ−タ量も少なくなるので、インタ−ネッ
トの回線を占有する時間が短縮できる。
【0029】図15〜図17は、ベクトルデ−タから画
像情報を形成するプロセスの例を示す説明図である。図
15は、ベクトルデ−タのデ−タソ−スを示すものであ
る。この種のベクトルデ−タは、一般にポイントPiを
二次元の座標(Xi、Yi)で示している。すなわち、
ポイントP1は(X1、Y1)、ポイントP2は(X
2、Y2)・・・ポイントPnは(Xn、Yn)で示さ
れる。
【0030】図16は、クライアントPCの画像情報の
要求に対応するベクトルデ−タを、デ−タソ−スからG
IS APで検索する例の説明図である。例えば、図1
3においてクライアントPCからポイントP1〜P3を
結ぶ画像情報の要求があったものとする。
【0031】GIS APは、クライアントPCの要求
に対応したベクトルデ−タをデ−タソ−スから検索す
る。検索の結果アクセスしたポイントP1〜P3を2次
元座標で配列する。図16では、説明上各ポイントP1
〜P3を仮想的に破線で連結しているが、GIS AP
自体がこのような連結処理を行なうわけではない。
【0032】GISエンジン(画像生成プログラム)
は、GIS APの検索結果を、図17に示すように瞬
時に画像デ−タとして生成する。その後、画像デ−タは
バイナリデ−タに変換される。次に、汎用ホ−ムペ−ジ
でHTTPにより画像情報をクライアントPCに返信す
る。
【0033】図14は、図13に示したWWWサ−バ1
の具体的な処理の例を示すブロック図である。図14に
おいて、GIS ベクトルデ−タとして、ある市街地の
地図情報が蓄積されているものとする。
【0034】このベクトルデ−タは、前記したように各
ポイントZa〜Zvの2次元座標のデ−タである。図1
4では、各ポイントを仮想的に実線で連結しているが、
ベクトルデ−タ自体は各ポイントを実線で連結したデ−
タではない。
【0035】クライアントPC2から、図のQの部分の
画像情報の要求があったものとする。GIS APは、
GIS ベクトルデ−タからQの部分に相当するベクト
ルデ−タを検索する(処理Ua)。画像生成プログラム
は、GIS APの検索結果に基づき、Qの部分の画像
デ−タを生成する(処理Ub)。
【0036】この画像デ−タをGIF形式等の画像に変
換して汎用ホ−ムペ−ジのフレ−ムに貼り付け(処理U
c)、HTTPにより画像情報をクライアントPCに返
信する(処理Ud)。
【0037】このように、本発明のWWWサ−バ1は、
クライアントPCからの要求に対して、GISなどのよ
うなベクトルデ−タから瞬時に画像情報を形成して、汎
用ホ−ムペ−ジでHTTPにより画像情報をクライアン
トPCに返信している。このため、クライアントPCの
機種やOSに制約されることなく、画像情報を配信でき
る。
【0038】また、前記したような各ソフトウエアをイ
ンタ−ネットで送信することと比較して、送信するデ−
タ量が少なくなるので、インタ−ネットを利用する他の
クライアントの妨げとならない。
【0039】図3は、本発明の画像情報配信システムが
適用される一例を示すブロック図である。図3におい
て、WWWサ−バ1はLAN34に接続される。LAN
34には、ユ−ザPC32a〜32eが接続され、イン
トラネット31を構成している。このイントラネット3
1は、企業や官公庁等に設置されるが、以下市町村等の
自治体に設置されるものとして説明する。
【0040】LAN34をル−タ35を介してインタ−
ネット3に接続する。すなわち、イントラネット31を
構成しているWWWサ−バ1と、各ユ−ザPC32a〜
32eはインタ−ネットにアクセスできる構成とする。
41は、インタ−ネット3に接続される外部利用者の情
報端末機器である。
【0041】外部利用者の情報端末機器41には、クラ
イアントPC42a、42d、PDA(Personal Digit
al Assistants、個人向け携帯型情報通信機器)42
b、携帯電話42c、テレビ(TV)42eが含まれて
いる。テレビ(TV)42eは、ケ−ブルテレビ(CA
TV)51を介してインタ−ネット3に接続される。
【0042】WWWサ−バ1には、イントラネット31
内のユ−ザのみがLAN34を介してアクセスできる内
部資料が蓄積されている。また、外部利用者がインタ−
ネット3を介してアクセスできる公開資料が蓄積されて
いる。この公開資料としては、自治体からの行事のお知
らせ等の文字情報や写真等のイメ−ジ情報と、例えばG
ISの地図情報等を含めることができる。
【0043】外部利用者の情報機器41は、前記クライ
アントPC、PDA、携帯電話、TVの他にも、インタ
−ネット3にアクセスできるものであればその種類を問
わない。例えば、インタ−ネット3に接続するソフトウ
エアを備えたゲ−ム機であっても良い。
【0044】外部利用者の情報端末機器41は、インタ
−ネット3を介してWWWサ−バ1にアクセスし、公開
資料をインタ−ネット3上で利用する。この際に、地図
情報であれば、単に閲覧するだけでなく、後述するよう
に地図情報に書き込みを加えたり、特定地点間の距離測
定をWWWサ−バ1に要求したりすることができる。
【0045】図4は、本発明によるWWWサ−バ1を用
いた画像情報配信システムの概略構成を示すブロック図
である。図4において、21はクライアントPC2の処
理部、23はWWWサ−バ1の処理部である。クライア
ントPC2の処理部21と、WWWサ−バ1の処理部2
3は、汎用の通信プロトコルであるHTTP(HyperTex
t Transfer Protocol)22を介して情報のやりとりを
行なう。
【0046】クライアントPC2の処理部21には、ク
ライアントプラウザ21aが設けられている。クライア
ントPC2は、クライアントプラウザ21aのソフトウ
エアにより、複数のデ−タやファイルを整理して表示
し、そこからクライアントが必要な情報を選択すること
ができる。
【0047】WWWサ−バ1の処理部23には、IIS
(Internet Information Server)セクション11、O
LE(Object Linking & Embedding)セクション12、
13a、画像生成プログラムセクション13c、スタン
ドアロンAPセクション13bが備えられている。
【0048】ここで画像生成プログラムセクション13
cは、プログラムそのものではなく、プログラムを実行
して画像生成を行なうプログラム実行処理機能を有する
ものである。
【0049】IISセクション11は、WWWサ−バ、
FTP(File Transfer Protocol)サ−バ、Gophe
rサ−バの機能を実現するソフトウエアがインスト−ル
されたセクションである。このように、IISセクショ
ン11を備えることによりWWWサ−バ1は、インタ−
ネットサイトとして情報やサ−ビスの発信が可能となっ
ている。
【0050】OLEセクションは、アプリケ−ション
(AP)同士が相互に埋込形式でデ−タをやりとりする
仕組みである。すなわち、OLEセクション12はII
Sセクション11と画像生成プログラムセクション13
c間で相互にデ−タをやりとりする。また、OLEセク
ション13aは、画像生成プログラムセクション13c
とスタンドアロンAPセクション13b間で相互にデ−
タをやりとりする。
【0051】スタンドアロンAPセクション13bは、
OLE通信可能で、かつ、各ウインドウに割り当てられ
た内部ハンドルが取れるAPとしている。詳細について
は、図1で説明する。また、画像生成プログラムセクシ
ョン13cの具体的処理についても図1で説明する。
【0052】次に、図4の(a)〜(f)の処理フロ−
について説明する。(a)は、クライアントPCのホ−
ムペ−ジから要求を送信する。(b)は、(a)の要求
に基づき、位置情報等のパラメ−タを送信する。この位
置情報は、例えばクライアントPCの画面に表示されて
いる地図情報に、クライアントが特定の位置をポイント
したときの当該位置の情報に相当する。
【0053】(c)は、前記(b)と同様に位置情報等
のパラメ−タを送信する。(d)は、ウインドウハンド
ルを送信する。(e)は、(d)のウインドウハンドル
により生成されたGIF、JPEGの画像バイナリデ−
タを送信する。(f)は、HTMLに画像を乗せてクラ
イアントプラウザ21aに返信する。
【0054】本発明においては、クライアントPC2
は、汎用の通信プロトコルであるHTTP22によりイ
ンタ−ネット上でGIS、CAD、CG等の画像ソフト
ウエアを操作し、WWWサ−バ1に所定の処理を要求す
る。
【0055】WWWサ−バ1は、クライアントPC2か
らの要求に応じた画面を生成して画像化し、HTTP2
2によりクライアントPC2のホ−ムペ−ジの1フレ−
ムに配信する。
【0056】このため、クライアントPCの機種や基本
ソフトウエア体系(OS)に制約を受けることなく、ク
ライアントPCの要求に応じた画像情報の配信が行なえ
る。また、APのライセンスに抵触することもない。
【0057】図1は、図4で示したWWWサ−バ1の処
理の具体例を説明するブロック図である。WWWサ−バ
1の構成は、図4で説明したところと同じ部分には同一
の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
【0058】図1において、13は前記OLEセクショ
ン13a、スタンドアロンAPセクション13b、画像
生成プログラムセクション13cからなる画像処理部で
ある。スタンドアロンAPセクション13bは、内部ハ
ンドルとしてこの例では、クライアントの要求に対応し
て、ベクトルデ−タとして形成されている画像情報の検
索、登録処理を行なう。
【0059】14は、HTMLやASP(Active Serve
r Pages)のコンテンツで、WWWサ−バ1に格納され
ているデ−タベ−スa(DB−a)とする。15は、G
IS、CAD、CGなどのベクトルデ−タソ−スで、W
WWサ−バ1に格納されているデ−タベ−スb(DB−
b)とする。
【0060】16は、画像処理に関連する文字、数値、
記号などのキャラクタデ−タソ−スで、WWWサ−バ1
に格納されているデ−タベ−スc(DB−c)とする。
デ−タベ−スcは、後述するようにテキスト情報、数値
情報を形成する際に用いられる。17は、JPEGやG
IF形式の画像ファイル、18は、WWWサ−バ1の独
自デ−タベ−スでデ−タベ−スd(DB−d)とする。
【0061】独自デ−タベ−スは、例えば自治体の面
積、人口、所帯数等の各種統計デ−タなどを含むことが
できる。前記各デ−タベ−スa〜dは、ハ−ドデスク等
の適宜の記憶部に格納される。デ−タ量が多い場合に
は、外付けの記憶装置に格納することもできる。
【0062】次に、本発明の画像情報配信システムの動
作例について説明する。処理手順には、(1a)〜(1
1)の番号を付している。クライアントPC2はクライ
アントプラウザからWWWサ−バ1に対して、HTTP
プロトコル通信による通常のペ−ジ要求を送信する。こ
の際に、クライアントPC2の要求は、X、Yの異なる
2つのカテゴリ−のものとする。要求Xは(1a)、要
求Yは(1b)としてWWWサ−バ1に送信される。
【0063】クライアントPC2の2xは、要求Xに対
応しており、例えばGIS、CAD、CGなどを操作
し、画像情報の検索、登録を行い表示するフレ−ムであ
る。また、2yは要求Yに対応しており、例えば一般的
なHTMLやASPを表示するフレ−ムである。
【0064】WWWサ−バ1は、IIS11によりクラ
イアントPC2からの要求X、Yを振り分ける(2)。
すなわち、要求Xは、別アプリケ−ション(GIS、C
AD、CGなど)での処理が必要なものとする。また、
要求Yは、自機で処理が可能なHTMLペ−ジやASP
ペ−ジの処理とする。
【0065】WWWサ−バ1は、要求Yに対しては前記
文書記述言語(HTML)、ASPコンテンツ14(D
B−a)に対して、自機で所定の処理を行い、その結果
をクライアントPC2に返送する(3)。クライアント
PC2は、返送された情報を画面に表示する。
【0066】IISセクション11で受信した要求X
は、OLEセクション12から画像処理部13のOLE
セクション13aに送られる。画像処理部13の画像生
成プログラムセクション13cを起動し、処理が実行可
能なAP、この場合は検索、登録を行なうAPセクショ
ン13bにOLE通信で命令を送る。APセクション1
3bでは、図2で説明するような待ち行列処理を行な
う。
【0067】APセクション13bは、要求X、この例
では画像情報の検索、登録等の処理をデ−タソ−ス15
(DB−b)、16(DB−c)に対して行なう(5
a、5b)。この処理は、要求Xに対応して、例えばベ
クトルデ−タとして形成されているデ−タソ−ス15の
GIS地図情報を検索し、この地図情報にデ−タソ−ス
16の文字や数値のキャラクタを付随させるための指示
をするものである。
【0068】APセクション13bは、要求Xに対応し
たベクトルデ−タ(GIS、CAD、CGなどの図形の
デ−タに相当する)をデ−タソ−ス15から検索し、画
像生成プログラムセクション13cに転送する(6)。
画像生成プログラムセクション13cは、前記転送され
た画像情報から要求Xに対応した画像を生成する。
【0069】画像生成プログラムセクション13cの機
能は、APセクション13bの機能(この例では、GI
S、CAD、CGなどのデ−タベ−ス、図形の参照、加
工、更新などの機能)に依存する。
【0070】画像生成プログラムセクション13cの処
理で生成された画像情報を、クライアントPCに返信す
ることが必要な場合には、画像生成プログラムセクショ
ン13cのウインドウハンドル、または画像を生成する
ための情報を返信する。
【0071】画像生成プログラムセクション13cは、
生成された画像情報を独自デ−タベ−ス18のデ−タに
より加工することができる(9)。また、APセクショ
ン13bと共有しているデ−タベ−スを用いて生成され
た画像情報を加工することもできる。例えば、アイコン
や注記文字の貼り付けなどが行なえる。
【0072】更に、画像生成プログラムセクション13
cは、転送された画像情報を基にしてWebの配信に適
合するように、JPEGやGIFのファイル形式で画像
を生成し、バイナリデ−タに変換する(7)。完成され
た画像情報や付随するテキスト情報、数値情報をOLE
セクション12を通してIISセクション11に返信す
る(8、10)。必要な場合には、同時にテキスト情報
や数値情報としてアプリケ−ションの処理結果をIIS
セクション11に返信する。
【0073】IISセクション11は、これらの画像情
報、テキスト情報、数値情報を受け取り、HTMLの中
にこれらの情報を埋め込む。そして、要求Xが送信され
てきたクライアントPCに対して画像情報を返信する
(11)。
【0074】このように、本発明においては、OLE通
信を利用できるあらゆるAPを利用することができる。
したがって、文章作成ソフト(ワ−ドプロセッサ)、表
計算ソフト、GISやCAD、CGのアプリケ−ショ
ン、ビデオカメラキャプチャ−ソフト、などが利用可能
である。
【0075】画像情報の配信の例としては、例えば株式
チャ−トのリアルタイムグラフ画像配信が知られてい
る。しかしながら、このような画像情報の配信は、一部
の限られたクライアントPCにのみ可能であり、汎用性
がないという問題がある。本発明においては、汎用性の
あるHTTPを用いて画像情報を配信するものであり、
クライアントPCに制限がないという利点がある。ま
た、APのサ−バライセンスにも抵触しない。
【0076】図2は、APセクション13bの前記待ち
行列処理を示す説明図である。図2において、2a〜2
eはクライアントPCで、それぞれ要求a〜eをインタ
−ネット3よりWWWサ−バ1に送信する。要求a〜e
が同時にWWWサ−バ1に送信されると負荷が大きくな
り、WWWサ−バ1の要求を処理するAPセクション1
3b(前記のようにOLE通信を用いる。)は、要求分
すべてに対して起動することはできない。
【0077】このため、画像生成プログラムセクション
13cは、待ち行列理論により各要求a〜eが、矢視S
のようにあたかも時系列で順次並べられてAPセクショ
ン13cで要求に対する処理が行われるように指令す
る。すなわち、画像生成プログラムセクション13c
は、APセクション13bに対するクライアントPCか
らの要求の道を制限する機能を有している。
【0078】次に、本発明によるクライアントに対する
画像情報の配信の例について説明する。図5は、WWW
サ−バのウインドウハンドルの機能を示す説明図であ
る。図5において、2Mはクライアント、例えばクライ
アントPCの画面である。仮に、クライアントからWW
Wサ−バに対してある地域のGISによる地図情報の配
信を要求するものとする。
【0079】画面2Mには要求した地図がWWWサ−バ
から配信されて表示されている。2p〜2wは、画面2
M内に表示されるスクロ−ルシンボルで、表示された地
図は2p〜2wのいずれかをクリックすると、クリック
された方向にスクロ−ルされる。したがって、クライア
ントはスクロ−ルシンボル2p〜2wの操作により、表
示された地図を8方向にスクロ−ルすることができる。
【0080】ここで、図2のクライアントPC2aは表
示された地図のAの部分で何等かの処理、例えば拡大処
理をWWWサ−バに要求するものとする。以下、図2の
クライアントPC2b〜2eが、それぞれB〜Eの部分
で、検索や書き込みなどの処理をWWWサ−バに要求す
るものとする。
【0081】WWWサ−バは、このような各クライアン
トからの画面上の要求に対して、それぞれの画面につい
て拡大、検索、書き込み等に対応する処理を行なう。こ
のように、WWWサ−バは各画面(ウインドウ)に割り
当てられた処理(内部ハンドル)を行なう機能を有して
いる。
【0082】図6は、図5のクライアントPCからの要
求に対応するWWWサ−バ1の処理を示す説明図であ
る。前記のように、クライアントPC2a〜2eから
は、ある地図情報の画面A〜Eの処理の要求がなされた
ものとする。
【0083】WWWサ−バ1は、当該地図情報のA〜E
のそれぞれの部分について、各クライアントPCからの
要求に応じて異なる処理を行なう。WWWサ−バの画像
情報に対する処理の例は、図7〜図11で説明する。
【0084】図7は、地図情報の検索機能を示す説明図
である。クライアントは、最初に自治体がサ−ビスする
地図情報アクセスのホ−ムペ−ジを開く。次に、当該ホ
−ムペ−ジのメニュ−で、ある地域の地図情報の検索を
要求する。このときに、図7に示すようなメニュ−欄2
mが画面に表示される。クライアントは、1.種別、
2.名称、のメニュ−をスクロ−ルして目的の場所を検
索する。
【0085】図7の例では、1.種別のメニュ−をスク
ロ−ルすると、(1a)のような施設名が順次表示され
る。ここで「市役所関係」をクリックして検索種別を確
定する。次に、2.名称、のメニュ−をスクロ−ルす
る。この欄には、本庁、区役所、支所などが記入されて
いる。例えば本庁をクリックして検索名称を確定する。
クライアントPCからは、「市役所本庁」を表示した地
図情報の配信をWWWサ−バに要求することになる。
【0086】WWWサ−バは、図1で説明したように、
画像処理部の処理で「市役所本庁」を表示した地図情報
のベクトルデ−タをGISデ−タソ−スから引き出して
画像情報を生成し、適宜の縮尺でクライアントPCに返
送する。この際に、「市役所本庁」の位置Paを示す矢
印を地図情報に貼り付けることができる。
【0087】クライアントPCの画面2Mには、クライ
アントの要求に応じてWWWサ−バが生成した地図情報
が矢印と共に表示される。この検索機能は、その他に、
例えば町名や番地をスクロ−ルして目的地を確定し、当
該目的地の地図情報の配信を要求することもできる。
【0088】図8は、クライアントの書き込み機能を示
す説明図である。クライアントは、例えば前記町名、番
地の検索機能を用いて当該目的地の地図情報の配信をW
WWサ−バに要求する。クライアントPCの画面2Mに
は、WWWサ−バから配信された地図情報が表示され
る。
【0089】クライアントは、掲示板メニュ−を選択し
て記入項目を画面に表示する。この記入項目には、名
前、メ−ルアドレス、タイトル、内容の欄があるので、
それぞれ必要事項を記入する。メ−ルアドレスは無記入
とすることができる。
【0090】図8の例では、例えばクライアントが図書
館でのサ−クル活動の日時や内容を書き込むものとす
る。この際に図書館の地図上の位置Paをクリックす
る。画面には、各施設の名称をシンボルマ−クと対応さ
せた案内欄2nがて表示される。地図情報には、各施設
の場所にこのシンボルマ−クが表示されている。
【0091】クライアントが「送信」ボタンをマウスで
クリックすると、クライアントが書き込んだ情報がWW
Wサ−バに送信され、デ−タソ−スとしてWWWサ−バ
に蓄積される。他のクライアントはWWWサ−バにアク
セスして前記書き込まれた情報を読むことができる。
【0092】このように、本発明の画像情報配信システ
ムにおいては、WWWサ−バとクライアントとの間で、
インタ−ネットを介して汎用通信プロトコルのHTTP
により双方向で会話形式により画像情報の配信、加工な
どの処理を行なうことができる。このため、多数のクラ
イアントが情報端末装置の機種やOSの制約を受けるこ
となく、画像情報の広範囲の利用が可能となる。
【0093】図9は、地図情報に対する拡大機能を示す
説明図である。図9(a)は、画面2Mにクライアント
が要求したある地域の地図情報が表示されている状態を
示している。クライアントが画面上のある位置、例えば
Pcの位置をクリックし、拡大率を設定してWWWサ−
バに送信する。
【0094】WWWサ−バでは、クライアントから要求
された拡大率に応じて当該地図の拡大処理を行い、クラ
イアントPCに返信する。図9(b)は、Pcの位置を
要求された拡大率で拡大して、画面2Mに地図情報が表
示されている状態を示している。この場合のクライアン
トの前記クリック操作は、書き込みに相当する。
【0095】図10は、地図上のある地点から他の地点
までの距離計測機能を示す説明図である。図10(a)
は、画面2Mにクライアントが要求したある地域の地図
情報が表示されている状態を示している。クライアント
は、地図上の距離計測を要求する地点をクリックする。
この際に、街角で進行方向が変更になる地点毎にクリッ
ク(書き込み)をするものとする。
【0096】図10(a)の例では、Pa〜Peの5地
点をクリックして、地点Paから地点Peまでの距離計
測をWWWサ−バに要求する。WWWサ−バでは、クラ
イアントから要求された距離計測処理を行い、クライア
ントPCに返信する。WWWサ−バは、地図上で要求さ
れたPa〜Pe間の経路に線を引き、計測結果「125
3m]を地図情報に貼り付けて、クライアントPCに返
信する。図10(b)は、WWWサ−バから返信された
地図情報を示している。
【0097】図11は、表示された地図情報の一定範囲
を指定して、当該範囲内の施設等の情報を要求する例を
示す説明図である。図11において、画面の一点Puを
クリックし、範囲指定を行なう。この範囲指定は、クリ
ックした地点を中心とする円形の半径の長さを指定する
ものである。この例では半径500mを指定する。
【0098】WWWサ−バは、クライアントから要求さ
れた地図情報の範囲内の検索(バッファ検索)を行な
う。そして、この範囲内にある施設を抽出してその方角
(クリックした地点を中心とする)と距離をクライアン
トPCに返信し、クライアントPCのメニュ−欄2mに
表示する。
【0099】クライアントが、同じ画面の他の地点Pv
をクリックして範囲指定を行なうと、この点Pvを中心
とした画面に切り替わる。WWWサ−バは前記のように
この範囲内の施設を抽出してその方角(クリックした地
点を中心とする)と距離をクライアントPCに返信し、
クライアントPCのメニュ−欄2mに表示する。
【0100】この他にもクライアントは、範囲指定をせ
ずに表示された地図の中心位置を移動させる要求をWW
Wサ−バに送信できる。この処理は、クライアントPC
の画面に表示された地図上の1点をクリックし、他の点
まで引いてクリックを離すクリックアンドドロップ処理
で要求できる。WWWサ−バは、要求に対応して中心位
置をずらす処理を行なった地図情報をクライアントPC
に返送する。
【0101】図12は、本発明の他の実施形態を示すブ
ロック図である。図12において、GISサ−バ1X
は、GISベクトルデ−タのデ−タソ−スとGIS A
Pセクションを保有する。また、画像生成サ−バ1Y
は、画像生成プログラムセクションと汎用ホ−ムペ−ジ
セクションとを保有する。GISサ−バ1X、画像生成
サ−バ1Y、クライアントPC2をネットワ−ク3に接
続する。
【0102】クライアントPC2からの要求に基づき、
GISサ−バ1XのGIS APセクションは要求に対
応したベクトルデ−タを検索して、検索結果を画像生成
サ−バ1Yに転送する(処理Ux)。画像生成サ−バ1
Yは、画像生成プログラムセクションにより画像情報を
生成し、汎用ホ−ムペ−ジセクションからHTTPでク
ライアントPCに返送する。
【0103】図12の例では、サ−バをGISサ−バと
画像生成サ−バとの分割しているので、各サ−バの処理
能力や記憶容量はそれほど高性能のものは必要がなく、
画像情報配信システムに使用されるサ−バを低位機で構
成できる利点がある。
【0104】以上、クライアントの情報端末機器とWW
Wサ−バとをインタ−ネットを介して接続し、WWWサ
−バからクライアントの情報端末機器に画像情報を配信
する例を説明した。本発明においては、この他に、一般
的なサ−バをLANのようなネットワ−クで接続し、L
ANに接続されているクライアントの情報端末機器に画
像情報を配信する構成とすることもできる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
は、ベクトルデ−タからクライアントの要求に対応した
画像デ−タを生成し、当該画像デ−タにキャラクタデ−
タと独自デ−タとを適宜組み合わせて画像情報を生成し
てクライアントに配信している。このため、クライアン
ト側ではベクトルデ−タや、ベクトルデ−タから画像デ
−タを生成するためのソフトウエアをインスト−ルする
必要がない。したがって、クライアントが使用する情報
端末装置の機種や、基本ソフトウエア体系(OS)の制
約を受けることなく、画像情報を配信することができ
る。
【0106】また、請求項2に係る発明においては、画
像情報をインタ−ネットで配信できる画像ファイル形式
に変換して、汎用通信プロトコルによりクライアントに
配信している。このため、インタ−ネットで送信される
デ−タ量が少なくなり、他のクライアントがインタ−ネ
ットを使用する際の妨げとならない。また、多くのクラ
イアントに手軽に画像情報を配信することができる。
【0107】また、上記請求項3に係る発明において
は、サ−バは、クライアントの情報端末機器の画面に表
示される画像情報を区分して形成されるウインドウの、
各ウインドウに割り当てられた内部ハンドルの処理を行
なっている。このため、複数のクライアントからの同時
画像処理の要求に対応することができる。
【0108】また、上記請求項4に係る発明において
は、サ−バは、GISベクトルデ−タベ−スのデ−タに
基づきクライアントが要求した地図情報を生成してい
る。このため、GISベクトルデ−タベ−スのデ−タの
有効利用が図れる。
【0109】また、上記請求項5に係る発明において
は、クライアントが所定の書き込みをした地図情報に基
づいて、サ−バがクライアントから要求された加工を施
した地図情報をクライアントに再返信している。このた
め、サ−バはクライアントと会話形式で地図情報を提供
できることになり、地図情報を有効に活用することがで
きる。
【0110】また、上記請求項6に係る発明において
は、サ−バは、クライアントからの文書記述言語のペ−
ジのような一般的なデ−タの要求に対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である画像情報配信システ
ムを示すブロック図である。
【図2】待ち行列処理を示す説明図である。
【図3】画像情報配信システムが適用される一例を示す
ブロック図である。
【図4】画像情報配信システムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】画像情報配信の例を示す説明図である。
【図6】画像情報配信の例を示す説明図である。
【図7】画像情報配信の例を示す説明図である。
【図8】画像情報配信の例を示す説明図である。
【図9】画像情報配信の例を示す説明図である。
【図10】画像情報配信の例を示す説明図である。
【図11】画像情報配信の例を示す説明図である。
【図12】本発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明の基本的構成を示すブロック図であ
る。
【図14】図13の処理を示すブロック図である。
【図15】ベクトルデ−タの説明図である。
【図16】APの処理を示す説明図である。
【図17】画像生成を示す説明図である。
【図18】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 WWWサ−バ 2 クライアントPC 3 インタ−ネット 11 IIS 12、13a OLE 13 画像処理部 13b アプリケ−ション(AP) 13c 画像生成プログラム 14 HTML、ASPコンテンツ 15 GIS、CAD、CGなどのデ−タソ−ス 16 文字、数値デ−タソ−ス 17 JPEG、GIFファイル 18 独自デ−タベ−ス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 H04N 1/387 5E501 7/173 620 7/173 620D // G06T 11/60 300 G06T 11/60 300 Fターム(参考) 5B050 AA10 BA06 BA10 BA17 BA18 BA19 BA20 CA07 DA04 DA10 EA03 EA19 EA21 FA02 FA09 FA12 FA13 GA01 5B057 AA13 CA01 CA12 CA16 CB01 CB12 CB16 CC01 CE08 CE09 CE10 CG01 CH11 5C062 AA14 AA25 AB11 AB20 AB38 AB42 AC02 AC05 AC22 AC24 AE01 BD00 5C064 BA07 BB10 BC18 BC23 BD02 BD08 BD09 5C076 AA16 BA05 BA06 CA02 5E501 AA02 AB15 AC15 BA05 EB19 FA13 FA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントの情報端末機器と、サ−バ
    とをネットワ−クを介して接続し、サ−バはクライアン
    トから要求される画像情報をネットワ−クを通してクラ
    イアントに配信する画像情報配信システムであって、サ
    −バは、画像生成プログラムセクションおよびアプリケ
    −ションセクションを有する画像処理部と、ベクトルデ
    −タとキャラクタデ−タと独自デ−タとを格納する記憶
    部とを備え、前記画像処理部は、前記記憶部に格納され
    ているベクトルデ−タからクライアントの要求に対応し
    た画像デ−タを生成し、当該画像デ−タにキャラクタデ
    −タと独自デ−タとを適宜組み合わせて画像情報を生成
    してクライアントに配信することを特徴とする、画像情
    報配信システム。
  2. 【請求項2】 前記サ−バをWWWサ−バ、ネットワ−
    クをインタ−ネットとして、前記画像情報をインタ−ネ
    ットで配信できる画像ファイル形式に変換して、汎用通
    信プロトコルによりクライアントに配信することを特徴
    とする、請求項1に記載の画像情報配信システム。
  3. 【請求項3】 前記サ−バは、クライアントの情報端末
    機器の画面に表示される画像情報を区分して形成される
    ウインドウの、各ウインドウに割り当てられた内部ハン
    ドルの処理を行なうことを特徴とする、請求項1または
    請求項2に記載の画像情報配信システム。
  4. 【請求項4】 前記画像情報は、地理情報システム(G
    IS)による地図情報であり、サ−バは、GISベクト
    ルデ−タベ−スのデ−タに基づきクライアントが要求し
    た地図情報を生成することを特徴とする、請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載の画像情報配信システム。
  5. 【請求項5】 前記クライアントは、サ−バから配信さ
    れて情報端末機器の画面に表示された地図情報に所定の
    書き込みを行なってサ−バに返信し、サ−バは、クライ
    アントの書き込みで要求された処理を行なって地図情報
    をクライアントに再配信することを特徴とする、請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の画像情報配信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記サ−バは、クライアントから前記ベ
    クトルデ−タを用いない、文書記述言語のペ−ジのよう
    な一般的な要求に対応できるデ−タを有することを特徴
    とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画
    像情報配信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004361587A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Foundation Japan Construction Information Center 地図表示装置、地図表示システム、地図表示方法、及び地図表示プログラム
JP2007316144A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Tsukuba Multimedia:Kk 地域間地理情報システム連動サーバシステム
KR101182789B1 (ko) * 2010-09-02 2012-09-14 현대로템 주식회사 인터넷을 이용한 원격지원 범위 제어방법

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