JP2002183108A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JP2002183108A
JP2002183108A JP2000375828A JP2000375828A JP2002183108A JP 2002183108 A JP2002183108 A JP 2002183108A JP 2000375828 A JP2000375828 A JP 2000375828A JP 2000375828 A JP2000375828 A JP 2000375828A JP 2002183108 A JP2002183108 A JP 2002183108A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティビットをセットした後でも、特
定の操作によりJTAGポートが使用できるマイコンを
提供する。 【解決手段】 JTAGポート11からアドレスAD2
とデータDT2が入力されると、これらのアドレスAD
2とデータDT2は、TAP24を介してそれぞれシフ
トレジスタ26,25に保持される。アドレスAD2は
フラッシュROMに与えられ、このアドレスAD2で指
定される番地のデータDT1が読み出されて比較器27
に出力される。シフトレジスタ25に保持されたデータ
DT2も比較器27に出力される。データDT1,DT
2が一致すると、比較器27の出力が“H”となり、A
ND23の出力はセキュリティ信号SEQに拘らず
“L”となる。これによりスイッチ部12がオン状態と
なり、JTAGポート11がスイッチ部12を介してT
AP13,14に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デバッグ用の試験
ポートを備え、デバッグ終了後にこの試験ポートによる
アクセスを禁止するためのセキュリティビットを有する
マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のセキュリティビットを有
するマイコンの構成図である。このマイコンは、デバッ
グ時にデバッグ装置等を接続するためのインタフェース
であるJTAG(Joint Test Action Group)ポート11
を有している。JTAGポート11は、試験用のクロッ
ク信号TCK、入力データTDI、モード選択信号TM
S、リセット信号TRST、及び出力データTDO等の
信号やシリアルデータを入出力するものである。
【0003】JTAGポート11は、スイッチ部12を
介してTAP(Test Access Port)13,14に接続さ
れている。スイッチ部12は、制御端子に後述するセキ
ュリティ信号SEQが与えられていないときにはオン状
態となってJTAGポート11とTAP13,14の間
を接続し、セキュリティ信号SEQが与えられたときに
はオフ状態となってJTAGポート11とTAP13,
14の間を切り離すものである。
【0004】TAP13は、制御線15を介して中央処
理装置(以下、「CPU」という)16に接続され、T
AP14は、制御線17を介してフラッシュROM(書
き換え可能な不揮発性メモリ)18に接続されている。
TAP13は、デバッグ時にデバッグ装置からJTAG
ポート11を介して与えられる試験信号を解読してCP
U16を制御すると共に、このCPU16の状態等をデ
バッグ装置側へ出力するものである。また、TAP14
は、試験信号を解読してフラッシュROM18のデータ
を読み書きするものである。
【0005】CPU16とフラッシュROM18は、ア
ドレスバス19、制御バス20及びデータバス21で接
続されている。フラッシュROM18は、セキュリティ
ビットと呼ばれる書き換え可能な不揮発性の独立したレ
ジスタを有しており、このレジスタがセットされたとき
に、前記セキュリティ信号SEQがスイッチ部12の制
御端子に与えられるようになっている。
【0006】このようなマイコンでは、フラッシュRO
M18にデータが書き込まれていないときには、セキュ
リティビットはリセット状態となっており、セキュリテ
ィ信号SEQは出力されていない。従って、JTAGポ
ート11は、スイッチ部12を介してTAP13,14
に接続されている。
【0007】この状態で、JTAGポート11にデバッ
グ装置を接続し、フラッシュROM18にデータやプロ
グラムを書き込むと共に、CPU16の動作チェック及
びプログラム・デバッグ等を行う。そして、デバッグが
完了した時点で、デバッグ装置からのコマンドによっ
て、セキュリティビットをセットする。
【0008】セキュリティビットがセットされると、フ
ラッシュROM18からセキュリティ信号SEQが出力
され、スイッチ部12がオフ状態となる。これにより、
JTAGポート11がTAP13,14から切り離さ
れ、外部からこのJTAGポート11を介してCPU1
6やフラッシュROM18にアクセスすることができな
くなる。このようにして、マイコンのCPU16やフラ
ッシュROM18内のデータ等のセキュリティが保護さ
れるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイコンでは、次のような課題があった。例えば、完成
したプログラムをフラッシュROM18に書き込んで製
品として出荷した後に、プログラムのバグが発見された
り、仕様変更によって固定データを変更する必要が生じ
ることがある。このような場合、JTAGポート11が
使用できないので、このマイコンを廃棄しなければなら
ない。また、場合によっては、このマイコンを組み込ん
だ装置全体を取り替える必要が生じることもある。
【0010】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
を解決し、セキュリティビットをセットした後でも、特
定の操作によりJTAGポート11が使用できるマイコ
ンを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、制御処理用のプログラ
ム及びデータを記憶する記憶装置と、前記プログラムに
従って所定の制御処理を行うCPUと、試験信号の入出
力を行う試験ポートと、不揮発性のレジスタに設定され
たセキュリティビットに従って前記試験ポートと記憶装
置及び/またはCPUと間をオン/オフ制御するスイッ
チとを有するマイコンにおいて、前記試験ポートに入力
されたデータと前記記憶装置に記憶されたデータを比較
し、両者が一致したときに前記スイッチをオン状態にす
るセキュリティ解除手段を設けている。
【0012】第2の発明は、第1の発明におけるセキュ
リティ解除手段を、試験ポートから入力されるアドレス
情報を保持して記憶装置の記憶領域を指定するアドレス
レジスタと、前記試験ポートから入力されるデータ情報
を保持するデータレジスタと、前記アドレス情報に従っ
て前記記憶装置から読み出されたデータを前記データレ
ジスタに保持されたデータと比較する比較器と、前記比
較器の比較結果が一致のときに前記セキュリティビット
の状態に拘らず前記スイッチをオン状態に設定する論理
ゲートとで構成している。
【0013】第3の発明は、第1の発明におけるセキュ
リティ解除手段を、試験ポートから順次入力されるタイ
ミング情報をカウントして記憶装置の記憶領域を指定す
るアドレスカウンタと、前記タイミング情報に対応して
前記試験ポートから入力されるデータ情報を保持するデ
ータレジスタと、前記アドレスカウンタの指定に従って
前記記憶装置から読み出されたデータを前記データレジ
スタに保持されたデータと比較する比較器と、前記比較
器の比較結果が一致した回数をカウントしてその結果が
所定の値に達したときに解除信号を出力する一致回数カ
ウンタと、前記解除信号が与えられたときに前記セキュ
リティビットの状態に拘らず前記スイッチをオン状態に
設定する論理ゲートとで構成している。
【0014】第4の発明は、第3の発明のマイコンに、
試験ポートから入力されるアドレス情報を保持してアド
レスカウンタの初期値を設定するアドレスレジスタを設
けている。
【0015】第1〜第4の発明によれば、以上のように
マイコンを構成したので、次のような作用が行われる。
【0016】試験ポートから記憶装置のアドレス情報と
そのアドレスに記憶されたデータ情報が入力されると、
これらのアドレス情報とデータ情報は、例えば、アドレ
スレジスタとデータレジスタにそれぞれ保持される。ア
ドレスレジスタに保持されたアドレス情報によって、記
憶装置の記憶領域が指定され、この記憶装置から記憶さ
れたデータが読み出される。記憶装置から読み出された
データは、比較器に与えられ、データレジスタに保持さ
れたデータと比較される。比較器の比較結果は論理ゲー
トに与えられ、この比較結果が一致のときには、セキュ
リティビットの状態に拘らずスイッチがオン状態に設定
される。
【0017】第5の発明は、マイコンにおいて、制御処
理用のプログラム及びデータを記憶する記憶装置と、前
記プログラムに従って所定の制御処理を行うCPUと、
試験信号の入出力を行う試験ポートと、前記試験ポート
と前記CPUと間をオン/オフ制御するスイッチと、前
記試験ポートに入力されたデータと前記記憶装置に記憶
されたデータを比較して両者が一致したときに前記スイ
ッチをオン状態にするセキュリティ解除手段とを備えて
いる。
【0018】第5の発明によれば、次のような作用が行
われる。試験ポートにデータが入力されると、このデー
タはセキュリティ解除手段に与えられ、記憶装置に記憶
されたデータと比較される。そして、両者が一致する
と、セキュリティ解除手段によってスイッチがオン状態
にされ、試験ポートとCPUの間が接続されてこのCP
Uに対する試験信号の入出力が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態を示すマイコンの構成図であり、図
2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されてい
る。このマイコンは、デバッグ時にデバッグ装置等を接
続するためのインタフェースであるJTAGポート11
を有している。JTAGポート11は、試験用のクロッ
ク信号TCK、入力データTDI、モード選択信号TM
S、リセット信号TRST、及び出力データTDO等の
信号やシリアルデータを入出力するものである。
【0020】JTAGポート11は、スイッチ部12を
介してTAP13,14に接続されている。スイッチ部
12は、例えば制御端子がレベル“L”のときはオン状
態となってJTAGポート11とTAP13,14の間
を接続し、レベル“H”のときにはオフ状態となってJ
TAGポート11とTAP13,14の間を切り離すも
のである。
【0021】TAP13は、制御線15を介してCPU
16に接続され、TAP14は、制御線17を介してフ
ラッシュROM18に接続されている。TAP13は、
デバッグ時に、デバッグ装置からJTAGポート11を
介して与えられる試験信号を解読してCPU16を制御
すると共に、このCPU16の状態等をデバッグ装置側
へ出力するものである。また、TAP14は、デバッグ
時に試験信号を解読して、フラッシュROM18のデー
タを読み書きするものである。
【0022】CPU16とフラッシュROM18は、制
御バス20及びデータバス21で接続され、このCPU
16から出力されるアドレス信号AD1は、アドレスバ
ス19からセレクタ(SEL)22を介してフラッシュ
ROM18に与えられるようになっている。また、フラ
ッシュROM18は、セキュリティビットと呼ばれる書
き換え可能な不揮発性の独立したレジスタを有してお
り、このレジスタの出力信号が、AND(論理積ゲー
ト)23を介してスイッチ部12の制御端子に与えられ
るようになっている。
【0023】更に、このマイコンは、JTAGポート1
1にスイッチを介さずに接続されたTAP24を有して
いる。TAP24は、JTAGポート11から与えられ
たクロック信号TCKと入力データTDIに従って、シ
リアルデータSDを出力するものである。また、TAP
24は、スイッチ部12とJTAGポート11との間の
出力データTDOを中継する機能を有している。
【0024】TAP24から出力されるシリアルデータ
SDは、データ用のシフトレジスタ25に入力され、更
にこのシフトレジスタ25の直列出力側が、アドレス用
のシフトレジスタ26に与えられるようになっている。
シフトレジスタ25,26は、直列に入力されたデータ
を順次シフトして保持し、並列データとして出力するも
のである。
【0025】シフトレジスタ25,26の並列出力側
は、それぞれ比較器(CMP)27及びセレクタ22の
第2の入力側に接続されている。比較器27の第1の入
力側は、データバス21に接続されている。比較器27
は、第1及び第2の入力側に与えられるデータを比較
し、一致した時に“H”の出力信号を出力するものであ
り、この比較器27の出力側が、インバータ28を介し
てAND23の第2の入力側に接続されている。
【0026】次に、動作を説明する。図1のマイコンに
おいて、フラッシュROM18のセキュリティビットが
セットされていないときの動作は、図2のマイコンと同
様である。即ち、フラッシュROM18から出力される
セキュリティ信号SEQは“L”であり、スイッチ部1
2はオン状態となり、JTAGポート11は、このスイ
ッチ部12を介してTAP13,14に接続される。ま
た、セレクタ22は、図示しない制御信号によって第1
の入力側が選択され、CPU16のアドレス信号AD1
がフラッシュROM18に与えられる。
【0027】この状態で、JTAGポート11にデバッ
グ装置を接続し、フラッシュROM18にデータやプロ
グラムを書き込むと共に、CPU16の動作チェック及
びプログラム・デバッグ等を行う。そして、デバッグが
完了した時点で、デバッグ装置からのコマンドによっ
て、セキュリティビットをセットする。
【0028】セキュリティビットがセットされると、フ
ラッシュROM18から出力されるセキュリティ信号S
EQが“H”となる。また、比較器27の出力信号は通
常“L”であるので、AND23の出力信号は“H”と
なり、スイッチ部12がオフ状態となる。これにより、
JTAGポート11がTAP13,14から切り離さ
れ、外部からこのJTAGポート11を介してCPU1
6やフラッシュROM18へのアクセスが禁止され、マ
イコンのセキュリティが保護される。一方、CPU16
は、アドレスバス19、制御バス20及びデータバス2
1を介してフラッシュROM18と接続され、このフラ
ッシュROM18に書き込まれたプログラムに基づいて
所定の制御処理が行われる。
【0029】ここで、例えば、マイコンの誤動作を解析
するためのデバッグや、フラッシュROM18中のプロ
グラム等を修正するために、セキュリティビットを解除
する場合の動作について説明する。
【0030】まず、デバッグ装置をJTAGポート11
に接続し、セレクタ22が第2の入力側を選択するよう
なコマンドを入力する。これにより、アドレスバス19
が切り離され、シフトレジスタ26の並列出力側がセレ
クタ22を介してフラッシュROM18のアドレス端子
に接続される。
【0031】次に、フラッシュROM18の記憶内容
は、デバッグする人にとっては既知であるので、任意の
アドレスAD2とそのアドレスAD2に対応するデータ
DT2を、連続してデバッグ装置からJTAGポート1
1に与える。アドレスAD2とデータDT2は順次TA
P24に送られ、このTAP24から直列データSDと
してシフトレジスタ25,26に出力される。直列デー
タSDは、シフトレジスタ25,26によって順次シフ
トして保持される。これにより、シフトレジスタ26,
25には、それぞれアドレスAD2及びデータDT2が
保持される。
【0032】シフトレジスタ26に保持されたアドレス
AD2は、セレクタ22を介してフラッシュROM18
のアドレス端子に与えられ、このフラッシュROM18
のアドレスAD2の内容、即ちデータDT1がデータバ
ス21に出力される。また、シフトレジスタ25に保持
されたデータDT2は、比較器27の第2の入力側に与
えられる。そして、比較器27において、フラッシュR
OM18から読み出されたデータDT1とデバッグ装置
から与えられたデータDT2が比較される。データDT
1,DT2は当然等しいので、比較器27の出力信号は
“H”となり、AND23の出力信号は“L”となっ
て、スイッチ部12はオン状態となる。
【0033】これにより、JTAGポート11はTAP
13,14に接続され、デバッグ装置からCPU16及
びフラッシュROM18にアクセスすることができるよ
うになる。ここで、デバッグ装置からフラッシュROM
18のセキュリティビットをリセットすれば、セキュリ
ティ信号SEQが“L”となり、マイコンはデバッグ可
能な状態に戻される。
【0034】以上のように、この第1の実施形態のマイ
コンは、JTAGポート11に直接接続されるTAP2
4と、このTAP24を介して与えられたアドレスAD
2とデータDT2をシフトして保持するシフトレジスタ
26,25と、このシフトレジスタ25の保持内容によ
ってフラッシュROM18をアクセスし、読み出したデ
ータDT1とシフトレジスタ26のデータDT2が一致
しているか否かを比較する比較器27を有している。こ
れにより、フラッシュROM18の記憶データを知って
いる人のみが、セキュリティビットを解除することがで
きるという利点がある。
【0035】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態を示すマイコンの構成図であり、図1中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0036】このマイコンは、図1中のシフトレジスタ
26に代えて、TAP24から与えられるクロック信号
CKをカウントするカウンタ29を設けると共に、比較
器27の比較結果をカウントするカウンタ30を設けて
いる。カウンタ29の出力信号は、アドレスAD2とし
てセレクタ22を介してフラッシュROM18に与えら
れるようになっている。また、カウンタ30は、カウン
ト値が一定値を超えた時に、オーバーフロー信号OVF
を“H”にして出力するものであり、このオーバーフロ
ー信号OVFがインバータ28を介してAND23の第
2の入力側に与えられるようになっている。その他の構
成は、図1と同様である。
【0037】このようなマイコンにおいて、一旦セット
したセキュリティビットの解除は、次のように行われ
る。
【0038】まず、デバッグ装置をJTAGポート11
に接続し、セレクタ22が第2の入力側を選択するよう
なコマンドを入力する。これにより、アドレスバス19
が切り離され、カウンタ29の出力側がセレクタ22を
介してフラッシュROM18のアドレス端子に接続され
る。また、カウンタ29,30の値を0にクリアするコ
マンドを入力する。
【0039】次に、デバッグ装置からJTAGポート1
1に、フラッシュROM18の0番地のデータDT2を
与える。データDT2は、JTAGポート11からTA
P24を介してシフトレジスタ25に与えられて保持さ
れる。シフトレジスタ25に保持されたデータDT2
は、比較器27の第2の入力側に与えられる。一方、カ
ウンタ29の値は0であるので、フラッシュROM18
から0番地の内容が読み出され、データDT1として比
較器27の第1の入力側に与えられる。データDT1,
DT2は当然等しいので、比較器27の出力信号は
“H”となり、カウンタ30の値は増加して1となる。
【0040】引き続いて、デバッグ装置からJTAGポ
ート11に、フラッシュROM18の1番地のデータD
T2を与えると共に、クロック信号CKによってカウン
タ29の値を1だけ増加させる。これにより、デバッグ
装置から与えられたデータDT2と、フラッシュROM
18の1番地から読み出されたデータDT1が比較され
る。当然両者は等しいので、カウンタ30の値は増加し
て2となる。
【0041】同様に、フラッシュROM18の全番地の
データを順次入力し、すべてのデータが一致していれ
ば、カウンタ30からオーバーフロー信号OVFが出力
される。これにより、AND23の出力信号は“L”と
なって、スイッチ部12はオン状態となる。以降の動作
は、第1の実施形態と同様である。
【0042】以上のように、この第2の実施形態のマイ
コンは、JTAGポート11に直接接続されるTAP2
4と、このTAP24を介して与えられたデータDT2
を保持するシフトレジスタ25と、アドレス信号AD2
を順次カウントアップしてフラッシュROM18へ与え
るカウンタ29と、このフラッシュROM18から読み
出されたデータDT1とデバッグ装置から与えられたデ
ータDT2を比較して一致回数をカウントするカウンタ
30を有している。これにより、フラッシュROM18
の全記憶データを知っている人のみが、セキュリティビ
ットを解除することが可能であり、第1の実施形態より
も更に厳密なセキュリティ管理が可能になる。
【0043】(第3の実施形態)図4は、本発明の第3
の実施形態を示すマイコンの構成図であり、図3中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0044】このマイコンは、図3中のカウンタ29に
代えて、初期値設定機能付きのカウンタ29Aを設ける
と共に、このカウンタ29Aの初期値入力側に、図1と
同様のシフトレジスタ26を接続している。その他の構
成は、図3と同様である。
【0045】このようなマイコンにおいて、一旦セット
したセキュリティビットの解除は、次のように行われ
る。
【0046】まず、デバッグ装置をJTAGポート11
に接続し、セレクタ22が第2の入力側を選択するよう
なコマンドを入力する。これにより、カウンタ29Aの
出力側が、セレクタ22を介してフラッシュROM18
のアドレス端子に接続される。また、カウンタ30の値
を0にクリアするコマンドを入力する。
【0047】次に、デバッグ装置からJTAGポート1
1に、任意のアドレスAD2(ここではn番地とする)
と、フラッシュROM18のn番地のデータDT2を与
える。アドレスAD2とデータDT2は、JTAGポー
ト11からTAP24を介して、シフトレジスタ26,
25にそれぞれ保持される。
【0048】更に、デバッグ装置から、シフトレジスタ
26の保持内容をカウンタ29Aに初期値として設定す
るためのコマンドを入力する。これにより、カウンタ2
9Aの値がnに設定され、フラッシュROM18からn
番地の内容が読み出され、データDT1として比較器2
7の第1の入力側に与えられる。一方、比較器27の第
2の入力側には、シフトレジスタ25に保持されたデー
タDT2が与えられる。データDT1,DT2は当然等
しいので、比較器27の出力信号は“H”となり、カウ
ンタ30の値は増加して1となる。
【0049】引き続いて、デバッグ装置からJTAGポ
ート11に、フラッシュROM18のn+1番地のデー
タDT2を与えると共に、クロック信号CKによってカ
ウンタ29Aの値を1だけ増加させる。これにより、デ
バッグ装置から与えられたデータDT2と、フラッシュ
ROM18のn+1番地から読み出されたデータDT1
が比較される。当然両者は等しいので、カウンタ30の
値は増加して2となる。以降の動作は、第2の実施形態
と同様である。
【0050】以上のように、この第3の実施形態のマイ
コンは、JTAGポート11に直接接続されるTAP2
4と、このTAP24を介して与えられたデータDT2
を保持するシフトレジスタ25と、比較対象の開始アド
レスを保持するシフトレジスタ26と、アドレス信号A
D2を順次カウントアップしてフラッシュROM18へ
与えるカウンタ29Aと、このフラッシュROM18か
ら読み出されたデータDT1とデバッグ装置から与えら
れたデータDT2を比較して一致回数をカウントするカ
ウンタ30を有している。これにより、フラッシュRO
M18の任意の番地以降の記憶データを知っている人の
みが、セキュリティビットを解除することが可能であ
り、第1の実施形態よりも厳密なセキュリティ管理が可
能になる。また、フラッシュROM18の一部の記憶デ
ータをチェックするようにしているので、第2の実施形
態よりも短時間でセキュリティビットを解除することが
できる。
【0051】(第4の実施形態)図5は、本発明の第4
の実施形態を示すマイコンの構成図であり、図4中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0052】このマイコンは、図4中のフラッシュRO
M18に代えて、マスクROM(書き換え不可能な読出
専用メモリ)31を設けている。これに伴い、TAP1
4とAND23を削除し、インバータ28の出力側をス
イッチ部12の制御端子に接続している。その他の構成
は、図4と同様である。
【0053】このようなマスクROM31を使用した製
品の場合、セキュリティの関係から常にCPU16のデ
バッグは禁止状態であることが望ましい。しかし、第1
〜第3の実施形態と同様に、テストの問題からCPU1
6のデバッグを可能にする機能が必要である。本実施形
態では、CPU16に対応するTAP13の機能を、図
4と同様にカウンタ30のオーバーフロー信号OVFに
基づいて可能にするように構成している。
【0054】従って、このマイコンにおいてセキュリテ
ィ機能を解除するための動作は、第3の実施形態と同様
であり、同様の利点がある。
【0055】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a),(b)のようなものがある。
【0056】(a) JTAGポート11の入出力信号
は一例であり、どのようなインタフェースに対しても同
様に適用可能である。
【0057】(b) セキュリティ信号SEQやスイッ
チ部12に対する制御信号は正論理で説明したが、論理
レベルは任意である。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、試験ポートに入力されたデータが記憶装置に
記憶されたデータと一致したときに、スイッチをオン状
態にするセキュリティ解除手段を設けている。これによ
り、セキュリティビットがセットされていても、記憶装
置の内容を知っていれば試験ポートを介してCPUや記
憶装置にアクセスすることができる。
【0059】第2の発明によれば、セキュリティ解除手
段は、試験ポートから入力されたアドレス情報とデータ
情報をそれぞれ保持するアドレスレジスタとデータレジ
スタを有している。更に、アドレス情報に基づいて記憶
装置から読み出されたデータと、データレジスタに保持
されたデータを比較する比較器を有している。これによ
り、任意のアドレスとそのアドレスに対応したデータを
入力するだけで、セキュリティを解除することができ
る。
【0060】第3の発明によれば、セキュリティ解除手
段は、タイミング情報をカウントして記憶領域を指定す
るアドレスカウンタと、試験ポートから入力されたデー
タ情報を保持するデータレジスタを有している。更に、
データの一致回数が所定の値に達したときに解除信号を
出力する一致回数カウンタを有している。これにより、
記憶装置の一定数の内容が一致した段階で解除信号が出
力されるので、より厳密なセキュリティ管理が可能にな
る。
【0061】第4の発明によれば、セキュリティ解除手
段は、試験ポートから入力されるアドレス情報に従っ
て、アドレスカウンタの初期値を設定するためのアドレ
スレジスタを有している。これにより、任意の番地以降
のデータを入力し、このデータが一致していれば解除信
号が出力されるようになり、セキュリティ解除のための
時間を短縮することができる。
【0062】第5の発明によれば、試験ポートに入力さ
れたデータと記憶装置に記憶されたデータを比較して両
者が一致したときにスイッチをオン状態にするセキュリ
ティ解除手段を有している。これにより、記憶装置の記
憶内容を知らない人は、試験ポートを使用することがで
きず、CPUのセキュリティを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すマイコンの構成
図である。
【図2】従来のセキュリティビットを有するマイコンの
構成図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示すマイコンの構成
図である。
【図4】本発明の第3の実施形態を示すマイコンの構成
図である。
【図5】本発明の第4の実施形態を示すマイコンの構成
図である。
【符号の説明】
11 JTAGポート 12 スイッチ部 13,14,24 TAP 16 CPU 18 フラッシュROM 25,26 シフトレジスタ 27 比較器 29,29A,30 カウンタ 31 マスクROM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御処理用のプログラム及びデータを記
    憶する記憶装置と、前記プログラムに従って所定の制御
    処理を行う中央処理装置と、試験信号の入出力を行う試
    験ポートと、不揮発性のレジスタに設定されたセキュリ
    ティビットに従って前記試験ポートと記憶装置及び/ま
    たは中央処理装置と間をオン/オフ制御するスイッチと
    を有するマイクロコンピュータにおいて、 前記試験ポートに入力されたデータと前記記憶装置に記
    憶されたデータを比較し、両者が一致したときに前記ス
    イッチをオン状態にするセキュリティ解除手段を設けた
    ことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記セキュリティ解除手段は、 前記試験ポートから入力されるアドレス情報を保持して
    前記記憶装置の記憶領域を指定するアドレスレジスタ
    と、 前記試験ポートから入力されるデータ情報を保持するデ
    ータレジスタと、 前記アドレス情報に従って前記記憶装置から読み出され
    たデータを前記データレジスタに保持されたデータと比
    較する比較器と、 前記比較器の比較結果が一致のときに前記セキュリティ
    ビットの状態に拘らず前記スイッチをオン状態に設定す
    る論理ゲートとを、 備えたことを特徴とする請求項1記載のマイクロコンピ
    ュータ。
  3. 【請求項3】 前記セキュリティ解除手段は、 前記試験ポートから順次入力されるタイミング情報をカ
    ウントして前記記憶装置の記憶領域を指定するアドレス
    カウンタと、 前記タイミング情報に対応して前記試験ポートから入力
    されるデータ情報を保持するデータレジスタと、 前記アドレスカウンタの指定に従って前記記憶装置から
    読み出されたデータを前記データレジスタに保持された
    データと比較する比較器と、 前記比較器の比較結果が一致した回数をカウントしてそ
    の結果が所定の値に達したときに解除信号を出力する一
    致回数カウンタと、 前記解除信号が与えられたときに前記セキュリティビッ
    トの状態に拘らず前記スイッチをオン状態に設定する論
    理ゲートとを、 備えたことを特徴とする請求項1記載のマイクロコンピ
    ュータ。
  4. 【請求項4】 前記試験ポートから入力されるアドレス
    情報を保持して前記アドレスカウンタの初期値を設定す
    るアドレスレジスタを設けたことを特徴とする請求項3
    記載のマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 制御処理用のプログラム及びデータを記
    憶する記憶装置と、 前記プログラムに従って所定の制御処理を行う中央処理
    装置と、 試験信号の入出力を行う試験ポートと、 前記試験ポートと前記中央処理装置と間をオン/オフ制
    御するスイッチと、 前記試験ポートに入力されたデータと前記記憶装置に記
    憶されたデータを比較して両者が一致したときに前記ス
    イッチをオン状態にするセキュリティ解除手段とを、 備えたことを特徴とするマイクロコンピュータ。
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