JP2002183055A - 電子メール情報の管理方法及びそのプログラムを格納する記録媒体 - Google Patents

電子メール情報の管理方法及びそのプログラムを格納する記録媒体

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JP2002183055A
JP2002183055A JP2000383200A JP2000383200A JP2002183055A JP 2002183055 A JP2002183055 A JP 2002183055A JP 2000383200 A JP2000383200 A JP 2000383200A JP 2000383200 A JP2000383200 A JP 2000383200A JP 2002183055 A JP2002183055 A JP 2002183055A
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JP2000383200A
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Katsumi Tada
勝己 多田
Hideko Kagimasa
秀子 鍵政
Akihiko Yamaguchi
明彦 山口
Tomomi Yonenaga
知泉 米永
Kazuya Kadani
和也 甲谷
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子メールを用いて送受信される意思決定の
過程を、業務履歴ごとに効率よくアーカイブ・削除する
ための保存期限の設定方法を提供する。 【構成】 記憶装置上の業務履歴格納領域は、複数の業
務履歴を格納する。各業務履歴は、関連する複数の電子
メール情報をまとめて格納する。また保存期間情報格納
領域は、電子メール情報の種別に対する保存期間を格納
する。保存年限付与プログラムは、各業務履歴の電子メ
ール情報からその種別を判定し、保存期間情報を参照し
て対応する保存期間に基づく保存期限をその業務履歴に
設定する。アーカイブ・削除プログラムは、各業務履歴
の保存期間を監視し、保存期限を経過した業務履歴をア
ーカイブ・削除の対象とする。また保存年限更新プログ
ラムは、各業務履歴の電子メール情報の内容に基づいて
条件に合致する場合には設定した保存期限を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いて利用者間でやり取りされる電子メール情報及び付属
の文書ファイルを保存し、管理する電子メール情報の管
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の急速な進展に伴い、
企業や官公庁、自治体において文書をパーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサなどを用いて作成し、配布す
る業務の形態が浸透しつつある。作成した電子化文書
は、当初紙に印刷した上で関係者に配布する業務形態が
主に用いられてきた。しかし、インターネットやイント
ラネットの急速な普及に伴い、電子化したままの状態で
回覧、管理される頻度が高くなってきている。
【0003】こうした業務を支援するシステムとして、
ワークフローシステムをベースとした文書管理システム
が用いられている。このシステムでは、作成される文書
の種別に応じて、予め業務設計者が回覧、合議を経て決
裁に至るまでのルートを業務プロセスとして定義してお
く。そして、担当者が文書を作成した時点で該当文書を
所定のルートに従って送信することにより、自動的に関
係者への書類配信を実現するものである。
【0004】しかし、ワークフローシステムでは、文書
の配布、回覧を行う際にあらかじめ業務プロセスを定義
しておく必要があり、定義されていない業務プロセスを
実行することはエンドユーザにとって極めて困難である
という問題があった。このため、実業務において担当者
ベースで取り交わされる非定型な業務文書を、ワークフ
ローシステムを用いて蓄積、管理することは極めて困難
であるという問題があった。
【0005】この問題を解決するためのシステムとして
特願平11-263157(以後、従来例1と呼ぶ)に示すシス
テムが提案されている。このシステムは、近年情報イン
フラとして急速に普及している電子メールに着目し、電
子メールにより送受信される情報を一連のメール履歴と
して管理し、必要に応じて再利用するものである。この
システムの概要を以下に示す。
【0006】このシステムは、電子メールサーバを介し
て送受信されるメールデータを一旦文書サーバ側で受信
するシステム形態をとる。そして文書サーバは、まず受
信したメールデータがデータベースへの格納対象となる
べき業務メールであるか否かの判定を行う。そして業務
メールでなかった場合には、そのメールデータに関する
情報をデータベースに登録することなく宛て先ユーザに
メール配信を行う。また、業務メールであった場合に
は、そのメールデータに対して、その業務履歴を一意に
示すための識別番号(以後、一連番号と呼ぶ)を文書サ
ーバ側で割り当てデータベースに登録する。また、その
一連番号をメールタイトル等に文字列データとして付与
する処理を行った上で、加工後のメールデータを宛て先
ユーザにメール配信する処理を行う。以降、メールタイ
トル等に業務履歴に関する一連番号が付与されたメール
については、その一連番号に関する業務履歴についての
追加の情報であると判断し、該当する業務履歴への追加
登録を行う。具体的には、返信メール等に含まれるメー
ル識別情報(例えば、SMTP(Simple Mai
l Transfer Protocol)におけるM
essage−ID)から、その返信メール等がどのメ
ールに対するリプライであるかというメールの接続関係
を判定し、該当する業務履歴に関するメールデータとし
て記録する。また、今回受信した返信メールに添付され
る添付ファイルと以前のメールに添付される添付ファイ
ルとの間で変更の有無を判定し、変更が生じた場合には
その添付ファイルについて更新履歴を記録する処理を行
う。また、文書サーバで蓄積対象とする業務メールにつ
いては複数の種別(従来例1における “公用メール”
および“起案メール”)を定義可能であり、メール送信
者が目的に応じて所定の種別を選択して送信する用途を
想定している。
【0007】このように、このシステムは、電子メール
により交換される意思決定の過程を自動的にデータベー
スに登録する処理を行うことにより、電子メール利用者
に登録の負担を余儀なくさせることなく、業務履歴を蓄
積し、後で参照と再利用を可能とするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、昨今の電子メ
ールの利用状況においては、メールデータを自動的にデ
ータベース化する上記システムにおいて、膨大な文書情
報が蓄積されることが予想される。例えば1,000人のユ
ーザが電子メールを利用するシステムにおいて、各ユー
ザが一日当たり10件の業務メールを発信するものと仮定
すると、本システムには一日当たり10,000件のメールデ
ータが、一年を通じると300万件ないしは400万件のメー
ルデータが登録されることになる。このため、データベ
ース中に登録された電子メールに基づく意思決定の過程
を効率的にアーカイブし、データベース上から削除する
機能が求められる。
【0009】一般に、電子メールサーバにおけるメール
データのアーカイブ、削除機能においては図3に示す通
り、(1)ある時期以前に送受信されたメールデータ全
てを一括して削除する方式、および(2)ユーザ毎に上
限とするメールデータの数または容量を設定し、その上
限値を越えたユーザについては古い順にメールデータを
削除する方式が用いられている。
【0010】しかし、前記(1)における、ある時期以
前に送受信されたメールデータ全てを一括して削除する
方式では、大半の業務履歴について初期時点の、議論が
最も盛んに交わされていた時点のメールデータが削除さ
れることになる。このため、後で意思決定の過程を参照
することが実質的にできなくなるという問題がある。
【0011】また、前記(2)におけるユーザ毎に上限
とするメールデータの数または容量を設定する方式で
は、多数の業務履歴に渡って重要な意見を述べてきた、
いわゆる中心メンバに関するメールデータが抜け落ちる
ことになる。このため、ある業務履歴について過去の経
緯を参照しようとしても、途中にある中心的メンバの意
見が参照できないことになり、後で意思決定の過程を参
照することが実質的にできなくなるという問題がある。
【0012】本発明の目的は、電子メールにより交換さ
れるメールデータを自動的にデータベースに登録するこ
とにより意思決定の過程を蓄積し、後で再利用すること
を可能にする電子メール情報の管理システムにおいて、
データベース中に登録されたメールデータを効率的にア
ーカイブし、データベースから削除する方法を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、一連の関連す
る複数の電子メール情報を1つのメール履歴としてまと
めて記憶手段に保存し、保存したメール履歴を閲覧に供
する電子メール情報の管理方法において、メール履歴の
最初の電子メール情報を保存する際に、当該電子メール
情報に含まれる識別文字列を含む複数の条件のうちの少
なくとも1つに合致するか否かによりそのメール履歴の
所定の保存期間を決定して当該メール履歴にその保存期
限を設定し、複数のメール履歴の中で保存期限を経過し
たメール履歴を上記の記憶手段からのアーカイブと削除
の少なくとも一方の処理の対象とする電子メール情報の
管理方法を特徴とする。
【0014】あるいは本発明は、メール履歴中の最新の
電子メール情報について、当該電子メール情報の種別を
含む複数の条件のうちの少なくとも1つに合致するか否
かにより、そのメール履歴の所定の保存期間に基づいて
そのメール履歴の保存期限を算出し、算出した保存期限
が経過している場合に当該メール履歴を上記の記憶手段
からのアーカイブと削除の少なくとも一方の処理の対象
とする電子メール情報の管理方法を特徴とする
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。
【0016】図4は、本発明の概要を説明する図であ
る。記憶装置上の業務履歴格納領域は、複数の業務履歴
(メール履歴)を格納する。各業務履歴は、初期メール
から始まり、返信メール、転送メールなどが続く関連す
る複数の電子メール情報をまとめて格納する。また保存
期間情報格納領域は、電子メール情報の種別に対する保
存期間を格納する。保存年限付与プログラムは、各業務
履歴の電子メール情報に含まれる識別文字列からその電
子メール情報の種別を判定し、保存期間情報を参照し
て、その種別に対応する保存期間に基づく保存期限をそ
の業務履歴に設定する。アーカイブ・削除プログラム
は、各業務履歴の保存期限を監視し、保存期限を経過し
た擬用務履歴をアーカイブ・削除の対象とする。また保
存年限更新プログラムは、各業務履歴の電子メール情報
の内容に基づいて条件に合致する場合には設定した保存
期限を更新する。
【0017】次に本発明を適用した第1の実施形態につ
いて、図面を用いて説明する。
【0018】はじめに、第1の実施形態のシステム構成
について説明する。図1は、本発明による電子メール蓄
積管理システムの第1の実施形態における全体構成を示
す図である。図1に示す通り、本実施形態における電子
メール蓄積管理システムは、登録・保守サブシステム1
000、検索・表示サブシステム2000、検索クライ
アント3000と4000、およびネットワーク500
0から構成される、登録・保守サブシステム1000
は、担当者間で送受信されるメールデータを入力として
メールデータに関する属性情報、メール本文および添付
ファイルに関する情報を抽出し、業務履歴として検索、
再利用するための情報を蓄積する。ここで蓄積された業
務履歴情報は、ネットワーク5000を介して検索・表
示サブシステム2000から参照され、業務履歴を検索
・表示する際に用いられる。
【0019】検索・表示サブシステム2000は、検索
クライアント3000および4000から検索コマンド
を受け取り、登録・保守サブシステム1000が作成し
た業務履歴情報を参照し、検索結果データを要求元の検
索クライアントに送り返す。
【0020】検索クライアント3000および4000
は、ユーザが対話的に検索条件を指定するための画面を
ディスプレイ上に表示し、この画面上でユーザが指定し
た検索条件を、検索・表示サブシステム2000で解釈
可能な検索コマンドの形に変換する。そして、このコマ
ンドをネットワーク5000を介して検索・表示サブシ
ステム2000に送信する。検索・表示サブシステム2
000において前述した通り検索コマンドに対応する検
索処理が行われ、検索結果データが返送されると、検索
クライアント3000および4000は受け取った検索
結果データを検索結果画面としてユーザに提示する。な
お、図1では2台のコンピュータ3000および400
0が検索用クライアントとして接続されている構成例を
示したが、検索クライアントが1台のみとする構成を取
ることもできる。また、3台以上の構成を取ることもで
きる。
【0021】最後に、ネットワーク5000はローカル
エリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)
により構成され、登録・保守サブシステム1000、検
索・表示サブシステム2000、検索クライアント30
00および4000が各種データやコマンドを交換する
ために用いられる。
【0022】なお、図1では登録・保守サブシステム1
000において蓄積された業務履歴情報はネットワーク
5000を介して検索・表示サブシステム2000から
参照されるものとしたが、ネットワーク5000を介し
て検索・表示サブシステム2000が登録・保守サブシ
ステム1000の業務履歴情報のコピーをデータベース
として保存する構成を取ることもできる。また、フロッ
ピー(登録商標)ディスクや光磁気ディスクなどの可搬
型媒体を用いて検索・表示サブシステム2000側で業
務履歴情報のコピーを保存することもできる。あるい
は、登録・保守サブシステム1000と検索・表示サブ
システム2000を1台のコンピュータ上に実装し、ネ
ットワーク5000を介する両者間のデータ転送を行わ
ない構成を取ることもできる。
【0023】さらに、図1では検索クライアント300
0および4000を文書検索サーバ2000と別のコン
ピュータ上に構成するものとしたが、1個以上の検索ク
ライアントを文書検索サーバ2000と同一のコンピュ
ータ上で実行する構成を取ることもできる。以上が第1
の実施形態のシステム構成に関する説明である。
【0024】次に、第1の実施形態の登録・保守サブシ
ステム1000について図を用いて説明する。図2は、
第1の実施形態における登録・保守サブシステム100
0の構成を示す図である。図2に示す登録・保守サブシ
ステム1000は、処理の実行状況などを表示するディ
スプレイ1010、登録用のコマンド等を入力するキー
ボード1020、登録処理を実行する中央演算処理装置
(CPU)1030、登録用のプログラムならびにデー
タなどを一時的に格納する主メモリ1040、各種デー
タおよびプログラムを格納する磁気ディスク1050お
よびこれらを接続するバス1060で構成される。
【0025】また、主メモリ1040にはシステム制御
プログラム1100、登録制御プログラム1110、業
務履歴記録プログラム1120、保存年限付与プログラ
ム1130、アーカイブ・削除制御プログラム114
0、保存年限抽出プログラム1150、アーカイブ・削
除対象業務履歴群抽出プログラム1160および業務履
歴アーカイブ・削除プログラム1170が磁気ディスク
1050から読み出されるとともに、ワークエリア11
80が確保される。
【0026】さらに、磁気ディスク1050には保存期
間情報格納領域1200及び業務履歴格納領域1210
が確保されている。業務履歴1,2,3,…の各々は、
後述の識別番号、後述の保存期限及び複数の電子メール
情報を含んでいる。各電子メール情報は、メールデータ
中の属性情報とメール本文、添付ファイルへのリンク及
び添付ファイルを含んでいる。1つの業務履歴中では一
連の関連する電子メール情報が時系列順に配列されてい
る。ここで1,2,3,…は識別番号を示す。なお、第
1の実施形態ではこれらの格納領域を磁気ディスク上1
050上に確保したが、その代りに光磁気ディスク装置
など他の二次記憶装置であっても構わない。
【0027】また、第1の実施形態における業務履歴記
録プログラム1120の処理内容としては、先に従来例
1として示した特願平11-263157公報に記載されている
処理内容相当のものである。
【0028】なおシステム制御プログラム1100を除
く上記プログラムを記録媒体に格納し、登録・保守サブ
システム1000に接続される駆動装置を介して登録・
保守サブシステム1000の主メモリ1040に読み込
むか、ネットワークを介する伝送によって主メモリ10
40に格納し、CPU1030によって実行することが
可能である。
【0029】以上が登録・保守サブシステム1000の
構成である。
【0030】次に、第1の実施形態における文書登録処
理の手順について説明する。始めに、登録・保守サブシ
ステム1000が、エンドユーザ間で送受信されるメー
ルデータをメールサーバ(図1において図示していな
い)から受信すると、登録・保守サブシステム1000
におけるシステム制御プログラム1100は登録制御プ
ログラム1110を起動し、受信したメールデータに関
する情報を業務履歴情報として業務履歴格納領域121
0に登録、蓄積する処理を開始する。
【0031】以下、業務履歴情報の登録、蓄積時処理の
概要について図5に示すPAD(Problem Analysis Diagra
m)を用いて説明する。まず始めに、登録制御プログラム
1110は、ステップ1300においてメールサーバ
(図1において図示していない)から受信したメールデ
ータを主メモリ1040上のワークエリア1180上に
格納する。そして、ステップ1310において業務履歴
記録プログラム1120を実行することにより、ワーク
エリア1180上のメールデータから属性情報、メール
本文および添付ファイルを抽出し、業務履歴情報として
磁気ディスク1050上の業務履歴格納領域1210に
格納する。属性情報とは、メールタイトル、宛先、送信
元、発信日時などメールのヘッダ部分の情報である。次
に、ステップ1320において、該当メールデータが該
当業務履歴の最初のメールであるか否かを判定する。そ
して、判定の結果が“Yes”の場合には、ステップ1
330において保存年限付与プログラム1130を実行
し、該当メールデータの送受信日時と磁気ディスク10
50上の保存期間情報格納領域1200に予め格納され
た保存期間情報から保存期限を算出し、これを磁気ディ
スク1050上の業務履歴格納領域1210内に格納さ
れている該当業務履歴の保存期限として登録する。判定
の結果が“No”の場合にはステップ1330の処理を
行わない。以上が、第1の実施形態における業務履歴情
報の登録・蓄積時の処理の概要である。
【0032】次に、図5において示した業務履歴記録プ
ログラム1120および保存年限付与ステップ1130
の処理手順について、それぞれ図6および図7を用いて
説明する。
【0033】まず、業務履歴記録プログラム1120
は、図6におけるステップ1400において、ワークエ
リア1180中に格納されたメールデータ中のメールタ
イトル(Subject)の部分を解析し、メールタイトル中
に該当メールが業務メールであることを示す所定の識別
文字列が付与されているか否かを判定する。識別文字列
は、例えば2つの所定のセパレータ記号によって囲まれ
る文字列である。そして、この判定の結果、メールタイ
トル中に該当する識別文字列が付与されていない場合に
は、ステップ1405を実行し、該当メールデータの登
録処理を行うことなく次の宛て先ユーザに対しメール配
信を行う。
【0034】また、この判定の結果、メールタイトル中
に該当する識別文字列が付与されている場合には、該当
メールデータがデータベースへの登録対象である業務メ
ールであるものと判定し、ステップ1410以降の一連
のステップを実行する。まず、ステップ1410では、
この業務メールの識別文字列中に、業務履歴の識別番号
が付与されているか否かを判定し、未だ付与されていな
い場合にはステップ1415を実行する。すなわち、新
たにこの業務履歴に対し業務履歴の識別番号を採番、付
与し、その業務履歴に関する初期情報を設定する。この
識別番号は、一連の関連するメールを通じて送信元の作
成するメールタイトルの識別文字列中に保存される。そ
して、既に業務履歴の識別番号が付与済みの場合には、
ステップ1420を実行し、その業務履歴に関する識別
番号としてメールタイトル中の業務メールの識別文字列
中に付与された業務履歴の識別番号を抽出する。
【0035】さらにステップ1425を実行し、当該業
務履歴を構成する情報として該当メールに関する本文と
属性情報を登録する。そして、メールデータのヘッダ情
報中に記載されている接続元メールに関するメール識別
情報などを抽出することにより、メール間の接続情報
(当該メールが過去に送受信されたどのメールに対する
リプライであるか)を取得し、これを磁気ディスク10
50中の業務履歴格納領域1210中の業務履歴に関す
る情報として登録する。
【0036】次に、ステップ1430を実行し、当該メ
ールデータに添付された全ての添付ファイルについてス
テップ1435からステップ1445に示す一連の処理
を実行する。すなわち、ステップ1435では当該業務
履歴に関して過去に送受信されたメールにおいて、当該
ファイル名の添付ファイルが付与されたメールが存在す
るか否か判定し、存在しない場合にはステップ1440
を実行する。ステップ1440では、そのファイル名に
関する添付ファイルを新規に登録し、当該メールデータ
との対応付けを設定する。また、そのファイル名の添付
ファイルが存在する場合にはステップ1445を実行
し、先に送信されたファイル名の添付ファイルとの差分
を判定し、更新が発生しているか否かを判定した上で当
該添付ファイルに関する更新履歴を生成する。これを磁
気ディスク1050中の業務履歴格納領域1210にお
ける該当業務履歴に関する情報として登録する。
【0037】最後にステップ1450を実行し、送受信
されるメールデータのメールタイトル中に当該業務履歴
の識別番号が付与されていない場合には、メールタイト
ルを加工し業務履歴の識別番号を付与したメールを生成
し、次の宛先ユーザにメールを配信する。する。またメ
ールタイトル中に当該業務履歴の識別番号が付与済みの
場合にはそのままのメールタイトルのメールを次の宛て
先ユーザに対しメール配信する。以上が、業務履歴記録
プログラム1120の処理内容である。
【0038】引き続き、保存年限付与プログラム113
0の処理フローについて図7に示すPADを用いて説明す
る。保存年限付与プログラム1130は、図7における
ステップ1500において磁気ディスク1050内の保
存期間情報格納領域1200を参照し、当該業務メール
の識別文字列が表す種別に対応する保存期間情報を抽出
する。次に、ステップ1510において前記保存期間情
報と該当メールの送受信日時から保存期限を生成し、業
務履歴格納領域1210内の当該メールデータの業務履
歴に保存期限を設定する。以上が、第1の実施形態にお
ける文書登録処理の手順である。
【0039】検索・表示サブシステム2000は、ユー
ザから指定されたメールデータ中の属性情報(例えばメ
ールタイトル、宛先、送信元、発信日時など)をキーに
して業務履歴格納領域1210中の業務履歴を検索し、
特定の業務履歴を抽出し、検索クライアント3000又
は4000に提示する。指定されたキーワードによって
メールタイトル及びメール本文の全文検索をすることも
可能である。
【0040】次に、上記登録処理により蓄積された情報
をアーカイブ・削除する際の処理手順について図8に示
すPADを用いて説明する。まず、システム管理者がキー
ボード1020を通じてアーカイブ、削除に関するコマ
ンドを入力すると、システム制御プログラム1100は
アーカイブ・削除制御プログラム1140を起動する。
アーカイブ・削除制御プログラム1140は、まず始め
にステップ1600において保存年限抽出プログラム1
150を実行し、磁気ディスク1050内の業務履歴格
納領域1210に格納された各業務履歴について保存期
限を抽出する。そして、ステップ1610においてアー
カイブ・削除対象業務履歴群抽出プログラム1160を
実行し、ステップ1600において抽出した保存期限を
経過している業務履歴群を抽出する。抽出する業務履歴
は、その添付ファイルも含めた業務履歴の全体である。
【0041】そしてステップ1620において、ステッ
プ1610で抽出した全ての業務履歴群に対し、ステッ
プ1630を実行する。すなわち、業務履歴アーカイブ
・削除プログラム1170を実行し、磁気ディスク10
50内の業務履歴格納領域1210から該当する業務履
歴に関する情報を読み出し、磁気ディスク1050上の
別領域又は磁気テープ上にアーカイブ情報を生成する。
そして、削除のコマンドが指定されている場合には、ア
ーカイブを完了した業務履歴情報を磁気ディスク105
0の業務履歴格納領域1210から削除する処理を行
う。なお、ここで生成されるアーカイブ情報の形式とし
ては、XMLなどの構造化文書の形式で所定の属性情報お
よびメール本文や添付ファイルに関する情報を格納する
方式であっても構わないし、SMTP等による元々のメール
データの形式として所定の属性情報およびメール本文や
添付ファイルに関する情報を格納する方法であっても構
わない。以上が、第1の実施形態におけるアーカイブ・
削除処理の概要である。
【0042】次に、第1の実施形態における登録処理お
よびアーカイブ・削除処理について、図9に示す内容の
メールデータが送受信される場合を例に、具体的に例を
用いて説明する。まず始めに登録処理では図5における
ステップ1300において図9に示すメールデータを主
メモリ1040上のワークエリア1180に格納する。
【0043】そして、ステップ1310において業務履
歴記録プログラム1120を実行する。すなわち業務履
歴記録プログラム1120の図6中のステップ1400
での判定において、当該メールタイトル中に業務メール
の識別文字列として予めシステム管理者により定義され
た識別文字列“[顧客対応]”が存在するため、業務メー
ルとして判定される。次に、ステップ1410において
業務履歴の識別番号が付与されているか否かの判定を行
う。その結果、未だ識別番号が付与されていないため、
ステップ1415において新たな識別番号として“3”
(既に識別番号“2”までが採番済みである状況を想
定)を付与し、業務履歴に関する初期情報を設定する。
そして、ステップ1425においてメール本文として
「To bbb課長Cc ccc主任・・・」といった文字列を、メ
ールの属性情報として送信元ユーザはaaa@xxxx.co.jp、
To宛て先ユーザは、bbb@xxxx.co.jp、その他Cc宛て先ユ
ーザ、メッセージID、日付、メールタイトルなどの情報
抽出するとともに、添付ファイルとして“A社提案.tx
t”という名称のファイルを抽出し、これを磁気ディス
ク1050上の業務履歴格納領域1210の業務履歴3
を構成する1情報として格納する。次にステップ143
0では当該メールに関する添付ファイルである“A社提
案.txt”についてステップ1435〜1445に関する
処理を実行する。すなわち、ステップ1435では“A
社提案.txt”という添付ファイルが当該業務履歴におい
て既に存在するか否かを判定する。本メールは、業務履
歴の識別番号“3”に関する最初のメールであり、“A
社提案.txt”という名称の添付ファイルは未だ存在しな
いため、ステップ1440が実行される。すなわち、当
該業務履歴について“A社提案.txt”という名称のファ
イルを新規に登録する。そして、ステップ1450にお
いて、メールタイトル中に業務履歴の識別番号を付与し
たメールとして、“[顧客対応:3]A社殿向け提案資料
の件”を付与して次の宛て先ユーザに対して配信する。
【0044】次に、ステップ1320における判定結果
としては、このメールデータは当該業務履歴の最初のメ
ールであるため、ステップ1330において保存年限付
与プログラム1130を実行する。すなわち保存年限付
与プログラム1130における図7中のステップ150
0では、例えば図10に示すテーブルを保存期間情報格
納領域1200から読み出す。そして、該当テーブルか
ら本業務履歴に関する種別である“[顧客対応]”に関す
る項目から保存期間情報として2年を抽出する。そし
て、ステップ1510において識別番号“3”に関する
業務履歴の保存期限として、該当メールの送受信日時で
ある“2000年8月8日”に対し保存期間情報2年を加え
た、“2002年8月8日”を設定する。
【0045】次にアーカイブ・削除処理では、まず始め
に図8におけるステップ1600において業務履歴格納
領域1210に格納された各業務履歴から保存期限が抽
出される。例えば、識別番号“3”に関する業務履歴か
らは“2002年8月8日”が抽出される。
【0046】さらに、ステップ1610ではアーカイブ
・削除コマンドが実行された時点での日時と各業務履歴
に関する保存期限とを比較し、保存期限を経過している
業務履歴群を抽出する。すなわち、本処理を2002年の8
月9日に実行した場合には、識別番号“3”に関する業
務履歴も保存期限を経過している業務履歴として抽出さ
れることになる。
【0047】そしてステップ1620において、識別番
号“3”に該当する業務履歴の含めステップ1610に
おいて抽出された保存期限を経過した全ての業務履歴群
に対し、ステップ1630が実行される。すなわち当該
業務履歴に属するメールの属性情報、メール本文および
添付ファイルを含む全ての情報が磁気ディスク1050
上の業務履歴格納領域1210から読み出され、磁気デ
ィスク1050上の別領域やテープなどの二次記憶上に
アーカイブ情報として格納される。そして当該業務履歴
に関する情報は磁気ディスク1050上の業務履歴格納
領域1210から削除される。以上が第1の実施形態に
おける登録処理およびアーカイブ・削除処理の具体例で
ある。
【0048】なお、実際の運用に際しては、上述した手
順により生成したアーカイブ情報を基に業務履歴格納領
域中に業務履歴情報をリストアするリストアプログラム
(図2において図示していない)が存在する。本プログ
ラムは、指定された業務履歴の識別番号に該当する業務
履歴について予め生成されたアーカイブ情報から所定の
情報を読み出し、磁気ディスク1050内の業務履歴格
納領域1210に削除前の情報を再生成する機能を提供
するものである。実現の方法としては、アーカイブ情報
としてXMLなどの構造化文書の形式で蓄積された所定の
属性情報、メール本文および添付ファイルから再度デー
タを業務履歴格納領域1210上にロードする方式であ
っても構わないし、図6に示す処理フローに基づき各業
務履歴を構成するメールデータを再登録する形で再度情
報を生成する方法であっても構わない。
【0049】以上に示したように、第1の実施形態の電
子メールの蓄積管理方法では、各業務履歴における最初
のメールを登録する際に、保存年限付与プログラムを起
動し、各業務履歴について保存期限を付与する。そして
保存期限を経過した業務履歴に対し、アーカイブ・削除
を実施することにより、過去の業務履歴を効率的にアー
カイブし、磁気ディスク上から削除することを可能とす
るものである。
【0050】ここで保存期限は、図10に示すように業
務履歴の種別に応じた保存期間情報を格納したテーブル
を参照し、そこで得た保存期間情報と対象とするメール
の送受信日時から保存期限を生成し各業務履歴に付与す
る構成を取っている。しかし、全ての業務履歴の種別に
ついて同一の保存期間情報を設定することも可能であ
る。また、メールの送信者や受信者の職位などの情報を
付与して格納しておくことにより、さらに木目の細かい
保存期間情報を設定することも可能である。また、業務
履歴に重要度に応じて、重要度の低い業務履歴について
は、保存期限に達した時点でアーカイブすることなく削
除を実施する構成を取ることもできる。
【0051】なお、第1の実施形態における業務履歴情
報の登録処理は、登録・保守サブシステム1000がメ
ールサーバ(図1において図示していない)からメール
データを受信した際に起動されるケースを想定して記載
している。しかし登録・蓄積処理はある時間間隔毎に起
動されるものとし、その間に登録・保守サブシステム1
000が受信したメールデータを一括して登録する構成
を取っても構わない。また本システムにおけるシステム
管理者が、例えばキーボード1020を介して入力した
登録コマンドに基づいて起動される構成を取っても構わ
ない。
【0052】また、第1の実施形態ではメールサーバ
(図1において図示していない)と登録・保守サブシス
テム1000の間で、SMTPに基づくデータ形式に基
づいて情報が授受されることを前提に説明を行っている
が、その他のデータ形式に基づいて情報が授受される方
法であっても構わない。すなわち、メール送受信プロト
コルに基づく方法であっても構わないし、メールサーバ
と登録・保守サブシステム1000を同一サーバ上に実
装し、専用のデータ形式に基づいて所定の情報を授受す
る方法であっても構わない。
【0053】また、第1の実施形態においては、業務履
歴情報の登録・格納時に保存年限付与プログラムを実行
し、予め各業務履歴について保存期限を生成しておく方
式について記載している。しかし、保存期限を予め業務
履歴蓄積時に生成することなく、アーカイブ・削除等の
処理が実行された時点で、各業務履歴の開始時刻(該当
業務履歴に関する最初のメールが発信された時刻)また
は最も新しいメールに関する送受信日時から動的に保存
期限を生成し、その保存期限を経過している業務履歴群
を抽出した上でアーカイブ・削除等の処理を実行する方
式を取ることも可能である。また検索・表示サブシステ
ム2000を通じて業務履歴が最後に参照された日時を
その業務履歴格納領域に格納し、最新の参照日時を起点
として保存期限を生成し、その保存期限の経過を判定し
てもよい。加えて、保存期限を抽出するための専用のコ
マンドによって実行することも可能であるし、他の運用
管理に関するコマンドが実行された際に、該当処理に付
随する形で保存期限の抽出を行う構成を取ることもでき
る。
【0054】さらに、第1の実施形態では保存期間に関
する情報が、予め磁気ディスク1050上の保存期間情
報格納領域1200に格納されていることを前提として
記載している。しかし、アーカイブ・削除コマンド入力
時にキーボード等により保存期間情報が指定される場合
についても同様の処理を実現可能である。すなわち、各
業務履歴の開始時刻(該当業務履歴に関する最初のメー
ルにおける送受信日時)とキーボード等により指定され
た保存期間情報から、動的に保存期限を生成し、その保
存期限を経過している業務履歴群を抽出した上でアーカ
イブ・削除等の処理を実行する方式を取ることも可能で
ある。また、これらの処理を所定時間間隔および負荷状
況の低いタイミング等に自動的に実行する構成を取るこ
とも可能である。
【0055】以上述べたように、第1の実施形態では業
務履歴における最初のメールを登録する時点で保存年限
付与プログラム1130を実行し、その業務履歴に関す
る保存期限を設定する方式を採用している。しかし、こ
の方式では各業務履歴において取り交わされるメールの
内容に応じて動的に変化する業務履歴の重要度を加味し
た保存期限の付与を実現することができない。
【0056】そこで、第2の実施形態として、各業務履
歴内において取り交わされるメールの内容およびメール
の取り扱われ方(振る舞い)を用いて柔軟な保存期限の
付与を実現するための電子メール情報の蓄積管理方式に
ついて説明する。
【0057】第2の実施形態における登録・保守サブシ
ステム1000の構成を図11に示す。第2の実施形態
における登録、保守サブシステム1000は、図2に示
す第1の実施形態における登録保守サブシステムとほぼ
同一の構成であるが、保存年限更新プログラム1190
が追加されている点が異なっている。以下、第1の実施
形態と異なる部分である登録処理を中心に処理フローを
説明する。
【0058】第2の実施形態における登録処理フローを
表すPADを図12に示す。本処理フローにおいても、図
5に示した第1の実施形態における登録処理とほぼ同一
であるが、ステップ1320における判定の結果が“N
o”の場合、すなわち登録対象となるメールデータがそ
の業務履歴における最初のメールでない場合にステップ
1340を実行する点が異なっている。ステップ134
0では、保存年限更新プログラム1190を実行し、そ
の業務履歴に関して過去に登録されたメールデータと、
今回登録対象となるメールデータに関する情報から保存
期限を生成し、磁気ディスク1050上の業務履歴格納
領域1210に格納されている当該業務履歴に関する保
存期限を更新する処理を行う。以上が、第2の実施形態
における登録処理フローの概要である。
【0059】次に、図12におけるステップ1340、
すなわち保存年限更新プログラム1190の処理フロー
について、図13を用いて説明する。まず始めに、ステ
ップ1700では磁気ディスク1050上の業務履歴格
納領域1210から当該業務履歴に関する保存期限を抽
出する。次に、ステップ1710において、当該業務履
歴に関して過去に送受信されたメールデータに関する情
報と、今回登録対象となるメールデータに関する情報お
よび磁気ディスク1050上に格納された保存期間情報
格納領域1200に格納された保存期間情報から更新後
保存期限を算出する。
【0060】さらにステップ1720において、ステッ
プ1710で算出した更新後保存期限がステップ170
0で抽出した保存期限より大きいか否かを判定する。そ
して、大きいと判定された場合には、引き続きステップ
1730を実行する。ステップ1730では、磁気ディ
スク1050上の業務履歴格納領域1210に格納され
ている当該業務履歴の保存年限をステップ1710で算
出した更新後保存期限に更新する処理を行う。以上が、
第2の実施形態における保存年限更新プログラム119
0の処理内容である。
【0061】次に、第1の実施形態において示した図9
に示す業務メール(接続元メール)に対し、図14に示
すメールが返信された場合を想定して、具体的な登録処
理の例について述べる。まず始めに、登録処理では図1
2におけるステップ1300において図14に示すメー
ルデータを主メモリ1040上のワークエリア1180
に格納する。そして、ステップ1310において業務履
歴記録プログラム1120を実行する(業務履歴記録プ
ログラム1120の処理内容については既に第一の実施
例において内容を説明済みであるため、ここでは説明を
省略する)。次に、ステップ1320を実行する。本メ
ールは図9に示すメールにおいて開始される業務履歴に
おける二番目のメールであるため、ここでの判定結果は
“No”となる。そこで、ステップ1340において保存
年限更新プログラム1190が実行されることになる。
すなわち保存年限付与プログラム1190のステップ1
700では、磁気ディスク1050の業務履歴格納領域
1210から当該業務履歴の保存期限を抽出する。すな
わち、図14におけるメールタイトル中の業務メール識
別文字列“[顧客提案:3]”から当該業務履歴の識別番
号が“3”であるという情報が得られる。さらに、第1
の実施形態において示した通り、識別番号“3”に相当
する業務履歴の保存期限として“2002年8月8日”が設定
されているため、ここでは保存期限として“2002年8月8
日”が抽出されることになる。
【0062】さらに、ステップ1710では当該業務履
歴に関して過去に送受信されたメールデータに関する方
法と、今回登録対象となるメールデータに関する情報お
よび磁気ディスク1050上に格納された保存期間情報
格納領域1200に格納された保存期間情報から更新後
保存期限を算出する。ここでは、保存期間情報領域12
00における保存期間情報として図15に示す保存期間
の設定ルールが格納されているケースについて説明す
る。
【0063】すなわち、図15に示す設定ルールにおい
て1行目の条件では、業務履歴が頻繁に議論が交わされ
結論に至るまでに紆余曲折を経たものについては保存期
間を長く設定するものであるが、本例では業務履歴に関
するメール総数が“2”であるため本条件に合致しな
い。2行目の条件では、業務履歴の過程で生成された情
報が社外者に展開されたものについて重要度が高いもの
と判断し、保存期間を長く設定するものであるが、本例
での宛て先は社内のddd部長であるため本条件にも合致
しない。3行目の条件では、業務履歴の過程で部長以上
の役職に展開されたものについては重要度が高いものと
判断し、保存期間を長く設定するものであり、本例では
部長であるddd部長に送信されているものであるため条
件に合致し、保存期間として“4年”が抽出される。最
後に、4行目の条件では検索機能を通じて文書を参照さ
れた回数が多いものについては重要度が高いものと判断
し、保存期間を長く設定するものであり、本例において
当該メールが受信されるまでにその業務履歴に関する情
報が6回参照されたものとすると、本条件による保存期
間としては“3年”が抽出される。
【0064】以上示した結果から、図13におけるステ
ップ1710では保存期間情報として“4年”と“3
年”の2種類の保存期間が抽出される。そして、この中
からより大きい値である“4年”に基づき、更新後保存
期限が算出される。すなわち、最初のメールの送受信日
時“2000年8月8日”に更新後保存期間“4年”を足した
値、すなわち“2004年8月8日”が更新後保存期限として
算出される。次に、ステップ1720における比較処理
ではステップ1710で算出した更新後保存期限“2004
年8月8日”とステップ1700で抽出した保存期限“20
02年8月8日”を比較する。その結果、ステップ1710
で算出した更新後保存期間の方が大きいため、引き続き
ステップ1730を実行する。最後にステップ1730
では、磁気ディスク1050上の業務履歴格納領域に格
納された業務履歴の識別番号“3”に対応する保存期限
として更新後保存期限“2004年8月8日”を設定する。以
上が第2の実施形態における登録処理の具体例である。
【0065】以上説明したように、第2の実施形態にお
ける電子メール情報の蓄積管理方法では、各業務履歴の
過程において取り交わされるメールの内容に応じて、メ
ール特有の重要度に応じた保存期限を業務履歴単位に柔
軟に設定することが可能になる。
【0066】なお、第2の実施形態においては業務履歴
情報の登録・格納時に保存年限更新プログラムを実行
し、予め各業務履歴について保存期限を生成しておく方
式について記載している。しかし、保存期限を予め業務
履歴蓄積特に生成することなく、アーカイブ・削除等の
処理が実行された時点で、各業務履歴の開始時刻(該当
業務履歴に関する最初のメールが発信された時刻)など
から動的に保存期限を生成し、その保存期限を経過して
いる業務履歴群を抽出した上でアーカイブ・削除等の処
理を実行する方式を取ることも可能である。加えて、保
存期限を抽出するための専用のコマンドにおいて実行す
ることも可能であるし、他の運用管理に関するコマンド
が実行された際に、その処理に付随する形で保存期限の
抽出を行う構成を取ることもできる。
【0067】また、第2の実施形態における保存期間情
報としては図15に示す通り、その業務履歴におけるメ
ールデータの総数、宛て先ユーザに社外者が含まれてい
るか否かといった送信先宛て先ユーザに関する情報、宛
て先ユーザの役職および検索、表示サブシステムによる
参照回数といった情報を利用する例について示している
が、その他のメールの送受信履歴から抽出される重要度
に応じて保存期限を設定することも可能である。すなわ
ち、その一例として(1)その業務履歴に関して所定の
ユーザが頻繁にメールの送受信を行った業務履歴を重要
な業務履歴として長い保存期限を与える保存期間情報の
定義方法であっても構わないし、(2)その業務履歴に
関して所定のユーザ間で頻繁にメールのやり取りがなさ
れた業務履歴、(3)その業務履歴に関して所定数以上
のユーザがメール送受信の対象者として関与した業務履
歴、(4)その業務履歴に関して所定の部署に属するユ
ーザがメール送受信の対象者として関与した業務履歴、
(5)その業務履歴に関して所定の部署に属するユーザ
間でメールのやりとりがなされた業務履歴、(6)その
業務履歴に関して所定のファイル名の添付ファイルが送
受信された業務履歴、(7)その業務履歴に関して所定
数以上の添付ファイルが送受信された業務履歴、(8)
その業務履歴に関する添付ファイルについて所定数以上
の更新が発生した業務履歴および(9)その業務履歴に
ついて登録された情報を所定のユーザないしは所定の役
職または組織に属するユーザが参照した業務履歴につい
ては重要な業務履歴として長い保存期限を与える構成で
あっても構わない。また、メールを用いて商品の発注を
行ったり、予算に関する連絡を行うなどの用途では、メ
ール本文等に記載された金額に関する情報を用いて、保
存期限を設定する構成を取ることも可能である。
【0068】また、第2の実施形態では業務履歴の種別
に依らず単一の保存期間の設定ルールが格納されている
場合について例を示しているが、保存期間の設定ルール
を業務履歴の種別毎に別々に定義する構成をとっても構
わない。
【0069】さらに、第2の実施形態における更新後保
存期限の算出においては、最初のメールの送受信日に対
し保存期間情報を足し合わせる処理を実行する例につい
て説明したが、業務履歴に関して最も新しいメールに関
する送受信日時に基づいて更新後保存期限を算出する方
法であっても構わない。また、検索・表示サブシステム
2000を通じて業務履歴が最後に参照された日時をそ
の業務履歴格納領域に格納し、最新の参照日時を起点と
して更新後保存期限を算出する方法であっても構わな
い。本方式によると、業務履歴に関する最初のメールの
送受信日時が古い場合であっても、その業務履歴につい
て最近にも議論が交わされている場合や検索・参照など
により頻繁に再利用が発生している場合については、ア
ーカイブ・削除の対象から除外することが可能になる。
【0070】
【発明の効果】本発明によると、該当業務履歴の種別や
該当業務履歴に属するメールの取り扱いに応じて業務履
歴毎に保存期限を設定し、その保存期限を経過した業務
履歴に関する情報を一括してアーカイブ、削除すること
により電子メールによる業務履歴を効率的に蓄積、管理
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるシステム構成を示す図
である。
【図2】第1の実施形態の登録・保守サブシステムの構
成を示す図である。
【図3】従来のメールデータのアーカイブ・削除方法を
示す図である。
【図4】本発明のメールデータのアーカイブ・削除の概
要を示す図である。
【図5】第1の実施形態の登録処理フローを示す図であ
る。
【図6】第1の実施形態の業務履歴記録プログラムの処
理フローを示す図である。
【図7】第1の実施形態の保存年限付与プログラムの処
理フローを示す図である。
【図8】第1の実施形態のアーカイブ・削除処理のフロ
ーを示す図である。
【図9】第1の実施形態の送受信されるメールデータの
例を示す図である。
【図10】第1の実施形態の保存期間情報の例を示す図
である。
【図11】第2の実施形態の登録・保守サブシステムの
構成を示す図である。
【図12】第2の実施形態の登録処理フローを示す図で
ある。
【図13】第2の実施形態の保存年限更新プログラムの
処理フローを示す図である。
【図14】第2の実施形態の送受信されるメールデータ
の例を示す図である。
【図15】第2の実施形態の保存期間情報の例を示す図
である。
【符号の説明】
1000・・・登録・保守サブシステム、1120・・
・業務履歴登録プログラム、1130・・・保存年限付
与プログラム、1140・・・アーカイブ・削除制御プ
ログラム、1150・・・保存年限抽出プログラム、1
160・・・アーカイブ・削除対象業務履歴群抽出プロ
グラム、1170・・・業務履歴履歴アーカイブ・削除
プログラム、1200・・・保存期間情報格納領域、1
210・・・業務履歴格納領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 明彦 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション開 発本部内 (72)発明者 米永 知泉 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション開 発本部内 (72)発明者 甲谷 和也 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内 Fターム(参考) 5B075 ND20 NR03 PP02 PP22 PQ02 PR03 UU24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の関連する複数の電子メール情報を1
    つのメール履歴としてまとめて記憶手段に保存し、前記
    メール履歴の閲覧に供する電子メール情報の管理方法に
    おいて、 前記メール履歴の最初の電子メール情報を保存する際
    に、当該電子メール情報に含まれる識別文字列を含む複
    数の条件のうちの少なくとも1つに合致するか否かによ
    り前記メール履歴の所定の保存期間を決定して前記メー
    ル履歴にその保存期限を設定し、複数の前記メール履歴
    の中で前記保存期限を経過したメール履歴を前記記憶手
    段からのアーカイブと削除の少なくとも一方の処理の対
    象とすることを特徴とする電子メール情報の管理方法。
  2. 【請求項2】一連の関連する複数の電子メール情報を1
    つのメール履歴としてまとめて記憶手段に保存し、前記
    メール履歴の閲覧に供する電子メール情報の管理方法に
    おいて、前記メール履歴中の最新の電子メール情報に対
    して、当該電子メール情報に含まれる識別文字列を含む
    複数の条件のうちの少なくとも1つに合致するか否かに
    より決定した前記メール履歴の所定の保存期間に基づい
    て前記メール履歴の保存期限を算出し、算出した前記保
    存期限が経過している場合に当該メール履歴を前記記憶
    手段からのアーカイブと削除の少なくとも一方の処理の
    対象とすることを特徴とする電子メール情報の管理方
    法。
  3. 【請求項3】前記保存期間を決定するための複数の条件
    として、当該電子メール情報に含まれる識別文字列によ
    り決定される当該電子メール情報の種別に関する情報、
    該当業務履歴における最初のメールデータに関する送信
    者、受信者、送受信日時、メールタイトル及びメール本
    文などの情報、または前記最初のメールデータ中に含ま
    れる添付ファイルに関する情報のうちの少なくとも1個
    以上の情報を用いることを特徴とする請求項1又は2記
    載の電子メール管理方法。
  4. 【請求項4】前記メール履歴として保存された複数の前
    記電子メール情報について、前記電子メール情報の内容
    に基づく複数の条件のうちの少なくとも1つに合致する
    か否かを判定し、条件に合致する場合にはその条件に応
    じて前記保存期限を更新することを特徴とする請求項1
    又は2記載の電子メール情報の管理方法。
  5. 【請求項5】前記保存期間を決定するための複数の条件
    として、該当メール履歴に関するメールデータの蓄積過
    程において送受信される、該当業務履歴におけるメール
    データの総数に関する情報、該当メール履歴において、
    所定ユーザが受信ないし送信したメールデータの総数に
    関する情報、当該メール履歴において、所定ユーザ間で
    送受信されたメールデータの総数に関する情報、当該メ
    ール履歴において、メール送受信の対象となったユーザ
    の総数に関する情報、当該メール履歴において、メール
    の送受信対象となったユーザの属する組織、職位ないし
    は組織外ユーザに発信されたか否かに関する情報、当該
    メールにおいて、所定の組織ないしは役職に属するユー
    ザ間でメールが送受信されたか否かに関する情報、当該
    メール履歴に関して送受信された添付ファイルの総数に
    関する情報、当該メール履歴に関して、添付ファイルに
    対して更新が発生した回数に関する情報、当該メール履
    歴に関して登録された情報を検索、参照した頻度に関す
    る情報、または当該メール履歴に関して登録された情報
    を、所定のユーザ、所定の役職に属するユーザないしは
    所定の組織に属するユーザが検索、参照した頻度に関す
    る情報のうちの、少なくとも1個以上の情報を用いるこ
    とを特徴とする請求項4記載の電子メール管理方法。
  6. 【請求項6】前記メール履歴が最後に閲覧に供せられた
    日時を前記メール履歴に対応して保存し、最後に参照さ
    れた日時を前記保存期間の起点とすることを特徴とする
    請求項1又は2記載の電子メール情報の管理方法。
  7. 【請求項7】コンピュータ読み取り可能なプログラムを
    格納する記録媒体であり、前記プログラムは、一連の関
    連する複数の電子メール情報を1つのメール履歴として
    まとめて記憶手段に保存し、前記メール履歴の閲覧に供
    する電子メール情報を管理するプログラムであって、 前記プログラムは、前記メール履歴の最初の電子メール
    情報を保存する際に、当該電子メール情報に含まれる識
    別文字列を含む複数の条件のうちの少なくとも1つに合
    致するか否かにより前記メール履歴の所定の保存期間を
    決定して前記メール履歴にその保存期限を設定する機能
    と、複数の前記メール履歴の中で前記保存期限を経過し
    たメール履歴を前記記憶手段からのアーカイブと削除の
    少なくとも一方の処理の対象とする機能とを有すること
    を特徴とするプログラムを格納する記録媒体。
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