JP7434868B2 - 情報処理装置、プログラム、及び情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び情報処理システムに関する。
近年、ストレージの大容量化に伴い、大量のドキュメント(文書)をより高速に検索できる文書管理ソフトが利用されるようになった。このような文書管理ソフトは、管理する文書の量を減らすことで、目的の文書を見つけるまでの時間を短縮できる。例えば文書保存ポリシーを用いてネットワーク上の電子文書を削除する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の文書保存ポリシーを用いてネットワーク上の電子文書を削除する方法では、文書分類ごとに文書保存ポリシーを設定する必要があり、例えば文書管理者などの負担が大きいという問題があった。
本発明の実施の形態は、保管対象に対する保管期間の設定を容易化できる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、保管対象を管理する情報処理装置であって、ユーザの操作するクライアント端末から、前記保管対象の保管期間を決定するための複数の設問それぞれに対する複数の回答候補の前記ユーザによる選択結果を受け付ける選択操作受付部と、前記回答候補ごとに値が設定されている情報を用いて、前記選択結果に対応する値を算出し、算出した値と前記保管対象の保管期間との対応関係に基づき、前記保管対象の保管期間を設定する保管期間設定部と、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、保管対象に対する保管期間の設定を容易化できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る文書管理サーバの一例の機能ブロック図である。 本実施形態に係る文書管理DBの一例の構成図である。 本実施形態に係る設問テーブルの一例の構成図である。 本実施形態に係る保管期間テーブルの一例の構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの一例の画面イメージ図である。 本実施形態に係るアンケート画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係る保管期間設定処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る文書一覧画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係る削除準備処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る削除処理の一例のフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、文書管理サーバ10、及びクライアント端末12が、LAN(Local Area Network)などのネットワーク14に接続される構成を一例として示している。
文書管理サーバ10は、クライアント端末12を操作するユーザから登録された文書を管理する。文書管理サーバ10は、例えば複数のコンピュータ上で動作するソフトウェアやサービスであってもよい。また、文書管理サーバ10は1つのコンピュータ上で動作するソフトウェアやサービスであってもよい。文書管理サーバ10は例えばクラウドサービスの形態をとることもできる。文書管理サーバ10は文書管理に関する後述の各種処理を行う。
クライアント端末12は、PC、スマートフォン、携帯電話、又はタブレット端末などの情報処理端末である。クライアント端末12は文書を文書管理サーバ10に登録して管理させるユーザにより操作される。なお、図1ではクライアント端末12が2台である例を示したが、1台又は3台以上であってもよい。ユーザはクライアント端末12から文書管理サーバ10に文書を登録して管理させる。
ユーザはクライアント端末12から文書管理サーバ10にアクセスし、文書管理サーバ10に登録した文書にプロパティ(書誌情報)を付けることができる。また、ユーザはクライアント端末12から文書管理サーバ10にアクセスし、文書一覧画面や文書閲覧画面を表示できる。さらに、ユーザはクライアント端末12から文書管理サーバ10にアクセスし、後述の文書削除機能設定を行うことができる。文書削除機能設定は文書管理サーバ10が管理する文書を文書管理サーバ10に自動で削除又はアーカイブさせるための設定である。
なお、本実施形態における文書は、文書管理サーバ10が管理する保管対象の呼び方の一例であって、画像ファイルやアプリケーションファイルなどの各種コンテンツを含むものであってもよい。
本実施形態に記載された装置群は本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、文書管理サーバ10は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、クライアント端末12は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、文書管理サーバ10およびクライアント端末12は、開示された処理ステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスはクライアント端末12によって実行され得る。同様に、所定のユニットの機能は、クライアント端末12によって実行することができる。また、文書管理サーバ10とクライアント端末12の各要素は、1つの装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1に示す文書管理サーバ10及びクライアント端末12は、例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータ500により実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示されているように、コンピュータ500はCPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、プログラムに従ってコンピュータ500全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワーク14を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス510は、CPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
文書管理サーバ10及びクライアント端末12は、例えば上記のハードウェア構成のコンピュータ500上でプログラムを実行することにより、後述するような各種機能を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《文書管理サーバ10》
図3は本実施形態に係る文書管理サーバの一例の機能ブロック図である。図3の文書管理サーバ10はプログラムを実行することにより、文書管理部20、通信部22、文書管理DB24、文書閲覧ログDB26、及び削除処理条件記憶部28を実現している。文書管理部20は、保管期間設定部40、削除対象抽出部42、削除処理部44、アーカイブ対象抽出部46、アーカイブ処理部48、及び表示制御部50を有する。
表示制御部50は、文書管理画面表示制御部60及びアンケート画面表示制御部62を有する。文書管理画面表示制御部60は、文書登録受付部70を有する。アンケート画面表示制御部62は、選択操作受付部72を有する。
文書管理部20は文書管理に関する処理を行う。文書管理部20の保管期間設定部40は文書管理サーバ10に登録された文書に対して、後述の文書保管期限、文書保管期間などの設定を行う。
削除対象抽出部42は、後述の文書保管期限、又は文書保管期間が経過した文書を削除候補文書として抽出する。また、削除対象抽出部42は抽出した削除候補文書から、後述の削除処理条件に基づき、削除対象の文書を抽出する。削除処理部44は、削除対象抽出部42が抽出した削除対象の文書を削除する。
アーカイブ対象抽出部46は、後述の文書保管期限又は文書保管期間が経過した文書をアーカイブ候補文書として抽出する。また、アーカイブ対象抽出部46はアーカイブ候補文書から、アーカイブ処理条件に基づき、アーカイブ対象の文書を抽出する。アーカイブ処理部48は、アーカイブ対象抽出部46が抽出したアーカイブ対象の文書をアーカイブする。なお、アーカイブとは文書の削除と異なり、アーカイブ対象の文書を元の保存領域からアーカイブ専用の保存領域に移動して保存しておき、必要に応じてアーカイブ専用の保存領域から元の保存領域に文書を戻すことができる機能である。
本実施形態では、文書のアーカイブを実行することにより、例えば検索する文書の量を減らすことができると共に、万が一に備え、文書をアーカイブ専用の保存領域に保存しておく運用が可能となる。なお、アーカイブした文書をリストアする方法は、例えば文書管理者などが操作メニューから操作を行うなど、運用によって決めておけばよい。
表示制御部50はクライアント端末12の表示を制御する。文書管理画面表示制御部60はクライアント端末12に後述の文書一覧画面や文書閲覧画面を表示させる。文書管理画面表示制御部60の文書登録受付部70はクライアント端末12を操作するユーザから文書の登録操作を受け付ける。
アンケート画面表示制御部62はクライアント端末12に後述のアンケート画面を表示させる。アンケート画面表示制御部62の選択操作受付部72はクライアント端末12を操作するユーザからアンケートの選択操作を受け付ける。
通信部22はクライアント端末12と通信する。文書管理DB24は、登録された文書に関する情報を保管している。文書閲覧ログDB26は、文書管理サーバ10に登録されて管理されている文書について、いつ、だれが、どの文書を閲覧したかを記録した文書閲覧ログを保管している。文書閲覧ログは例えばユーザによる文書の利用頻度情報を生成するための情報として利用できる。削除処理条件記憶部28は、削除候補文書から削除対象の文書を抽出するために利用する後述するような削除処理条件、後述の設問テーブル、及び保管期間テーブルを保管している。
図4は、本実施形態に係る文書管理DBの一例の構成図である。図4の文書管理DB24は、登録された文書ごとに文書データ、文書ID、文書保管期限、文書保管期間、及び削除フラグを対応付けて保管する。
文書データはユーザに登録された文書のデータである。文書IDはユーザに登録された文書を識別する識別情報の一例である。文書保管期限は、ユーザがプロパティに直接入力した文書を保管する期間である。文書保管期間は後述するようにユーザによるアンケートの選択結果に従って設定される文書を保管する期間である。図4では文書の文書保管期間に加えて、フォルダの文書保管期間が設定可能な例を示している。文書の文書保管期間及びフォルダの文書保管期間は何れか一方が省略されていてもよい。
図4の文書保管期限と、文書保管期間とが両方設定されている文書は、例えばユーザがプロパティに直接入力した文書保管期間に従ってもよいし、ユーザによるアンケートの選択結果に従って設定される文書を保管する期間に従ってもよい。本実施形態では、文書保管期限と、文書保管期間とが両方設定されている文書は、例えばユーザがプロパティに直接入力した文書保管期間に従う例を説明する。削除フラグは、削除対象の文書又はアーカイブ対象の文書を識別する識別情報の一例である。
図5は、本実施形態に係る設問テーブルの一例の構成図である。図5に示す設問テーブルは、アンケートの設問に対する回答候補と、それぞれの回答候補のポイントと、が設定された例である。図5の設問テーブルの回答候補が、後述のアンケート画面の設問に対する回答候補となる。例えば図5の設問「文書配布人数」の回答候補は「30名以上」「10名以上」「5名以上」及び「5名未満」となる。なお、図5に示した設問テーブルは一例であって、文書の保管期間に影響を与えそうな回答候補をユーザに選択させる設問であれば、図5の設問テーブルに限定されない。
図6は、本実施形態に係る保管期間テーブルの一例の構成図である。図6に示す保管期間テーブルは、アンケートの設問に対するユーザの回答のポイントの合計ポイントと対応付けて保管期間が設定された例である。図6では例えば合計ポイントが「5点未満」の文書の保管期間として「0年」が設定されている。また、合計ポイントが「5点以上15点未満」の文書の保管期間として「0.5年」が設定されている。その他の合計ポイントの範囲についても、それぞれ、文書の保管期間が設定されている。
なお、図6の保管期間テーブルは、アンケートの設問に対するユーザの回答のポイントの合計ポイントと保管期間とを対応付けた例であるが、合計ポイントに限定するものではなく、加算以外の四則演算も用いて算出した値(例えばアンケートの設問に対するユーザの回答のポイントの平均ポイントなど)であってもよい。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
《処理概要》
文書管理サーバ10を利用するユーザは、クライアント端末12から文書管理サーバ10にアクセスする。ユーザが操作するクライアント端末12からアクセスされた文書管理サーバ10は、ログイン処理などのユーザの認証処理を行った後、例えば図7に示すような画面を表示して、文書管理に関するサービスを提供する。
図7は本実施形態に係る情報処理システムの一例の画面イメージ図である。図7では文書一覧画面1000及び文書閲覧画面1100の画面イメージを示している。文書一覧画面1000は、ユーザが閲覧可能な文書一覧をサムネイル表示する欄と、文書が保管されているフォルダ一覧と、文書削除機能設定ボタン1002を含むメニューバーと、が表示されている。
文書閲覧画面1100には、文書一覧画面1000から文書を選択して「開く」ボタンを押下する操作などにより遷移する。文書閲覧画面1100には「開く」ボタンが押下されたときに文書一覧画面1000で選択されていた文書の内容が表示されると共に、その文書がアウトライン表示される。
また、文書一覧画面1000又は文書閲覧画面1100から文書を選択して、例えば右クリックなどの所定の操作を行うことで、ユーザは選択した文書のプロパティに文書の文書保管期限を直接設定できる画面に遷移できる。このように、ユーザは文書管理サーバ10に登録した文書のプロパティに、その文書の文書保管期限を設定することで、文書管理DB24の項目「文書保管期限」に文書の文書保管期限を設定できる。
さらに、文書一覧画面1000又は文書閲覧画面1100から文書を選択して、例えば文書削除機能設定ボタン1002の押下などの所定の操作を行うことにより、ユーザは例えば図8のようなアンケート画面を用いた、図9の文書保管期間の設定処理に進むことができる。
《文書保管期間の設定処理》
図8は本実施形態に係るアンケート画面の一例のイメージ図である。図9は本実施形態に係る保管期間設定処理の一例のフローチャートである。例えば文書削除機能設定ボタン1002の押下などの文書保管期間の設定処理に進むための操作をクライアント端末12から受け付けた文書管理サーバ10のアンケート画面表示制御部62はステップS10に進む。ステップS10においてアンケート画面表示制御部62はアンケート画面表示制御を行い、クライアント端末12に図8のアンケート画面を表示させる。
図8のアンケート画面は図5の設問テーブルのアンケートの設問に対する回答候補を用いて生成される。図8のアンケート画面に表示される回答候補は図5の設問テーブルによりポイントが対応付けられている。図8のアンケート画面は設問が「3つ」の例を表している。なお、アンケート画面には文書の削除処理とアーカイブ処理との選択をユーザから受け付ける設問を含めておいてもよい。アーカイブ処理が選択された文書は本実施形態の削除処理に替えてアーカイブ処理が実行される。
ユーザはクライアント端末12に表示された図8のようなアンケート画面の設問のそれぞれに対して回答候補から回答を選択する。ユーザによるアンケートの選択結果はクライアント端末12から文書管理サーバ10に送信される。
ステップS12において、文書管理サーバ10の選択操作受付部72はユーザによるアンケートの選択結果を受信する。ステップS14に進み、保管期間設定部40は例えば図5の設問テーブルからアンケートの選択結果に対応するポイントを取得し、取得したポイントの合計ポイントを算出する。
ステップS16に進み、保管期間設定部40は図6の保管期間テーブルから、ステップS14で算出した合計ポイントに対応する保管期間を取得する。ステップS16の処理ではユーザによるアンケートの選択結果に対応する保管期間を取得できる。ステップS18に進み、保管期間設定部40はステップS16で取得した保管期間を、文書管理DB24の項目「文書保管期間」に設定できる。
このように、図9のフローチャートの処理によれば、ユーザはアンケートに回答することにより、回答結果に応じた文書の保管期間を容易に設定できる。文書の保管期間の設定が完了すると、文書管理サーバ10の文書管理画面表示制御部60は例えば図10のような文書一覧画面1000を表示する。
図10は本実施形態に係る文書一覧画面の一例のイメージ図である。図10に示した文書一覧画面1000は、図9のフローチャートの処理により保管期間が設定された文書に対して、保管期間が設定された文書であることを示す印1004が付与されている。このように、本実施形態では印1004が付与されることで、文書保管期間の設定処理により保管期間が設定された文書を容易に識別できる。なお、図10に示した印1004は一例であって、丸以外の形の印1004であってもよいし、縁取り線などの視覚的に識別可能な表示であればよい。
《削除準備処理》
図11は本実施形態に係る削除準備処理の一例のフローチャートである。図11の削除準備処理は一日おき、一週間おき、一月おきなど、定期的に実行される。ステップS20において、文書管理サーバ10の削除対象抽出部42は文書ごとに、例えば図4の文書管理DB24の文書保管期限及び文書保管期間の設定を参照し、その文書で優先する保管期間を確認する。
ステップS20の処理は、例えば図4の文書管理DB24の項目において、文書保管期限及び文書保管期間の両方に設定がされている場合、及び何れか一方に設定がされている場合があるため、その文書で優先する保管期間を確認するための処理である。
例えば図4の文書管理DB24の項目において、文書保管期限及び文書保管期間の両方に設定がされている場合は、ユーザがプロパティに直接入力した文書保管期間を、その文書で優先する保管期間とする。また、図4の文書管理DB24の項目において、文書保管期限及び文書保管期間の何れか一方が設定されている場合は、設定されている方を、その文書で優先する保管期間とする。
ステップS22に進み、削除対象抽出部42はステップS20で確認した優先する保管期間を文書ごとに確認し、その優先する保管期間が経過した文書があるか否かを図4の文書管理DB24を参照して判定する。優先する保管期間が経過した文書が一つも無ければ図11のフローチャートの処理を終了する。
一方、優先する保管期間が経過した文書があれば、削除対象抽出部42はステップS24以降の処理を開始する。ステップS24に進み、削除対象抽出部42は優先する保管期間が経過した文書を削除候補文書として抽出する。
ステップS26に進み、削除対象抽出部42は削除処理条件に基づき、削除候補文書から削除対象の文書を抽出する。言い換えれば、削除対象抽出部42は削除候補文書から実際に削除する削除対象の文書を抽出する処理を、削除処理条件に基づいて行う。
削除処理条件の例としては、例えば特定のユーザによる閲覧回数が多い文書を、必要な文書(定型業務で利用されている文書)と判断して、削除候補文書から削除対象の文書として抽出されないような条件がある。
また、削除処理条件の例としては、例えば定期的に更新のある文書を、必要な文書(業務ルールなどの文書)と判断して、削除候補文書から削除対象の文書として抽出されないような条件がある。さらに、削除処理条件の例としては、例えばプロパティに契約書や重要などのキーワードが登録されている文書を、必要な文書と判断して、削除候補文書から削除対象の文書として抽出されないような条件がある。ステップS28に進み、削除対象抽出部42はステップS26で抽出された削除対象の文書の文書管理DB24の項目「削除フラグ」を「削除する」値に更新する。
図11のフローチャートの処理により、文書管理サーバ10はユーザにより登録された文書から保管期間の経過した文書を削除候補文書として抽出し、その削除候補文書から実際に削除する削除対象の文書を削除処理条件に基づいて抽出できる。このように、図11のフローチャートの処理によれば、保管期間の経過した文書であっても、削除処理条件に設定されている必要な文書の条件に合致すれば、削除候補文書から削除対象の文書として抽出されない。
なお、削除処理条件を設定する処理、又は削除処理条件を利用したステップS26の処理は、例えば人工知能を利用した処理(AI処理)であってもよい。例えば削除処理条件は機械学習の学習効果によって生成されたものでもよい。また、文書のプロパティの記載に含まれうるキーワードとユーザにより入力された文書保管期限との対応関係を機械学習にて分類付けすることで、対応テーブルを使用しなくてもよい。
ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを、事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し、新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。
機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
《削除処理》
図12は本実施形態に係る削除処理の一例のフローチャートである。図12の削除処理は一日おき、一週間おき、一月おきなど、定期的に実行される。ステップS30において文書管理サーバ10の削除処理部44は、例えば図4の文書管理DB24の削除フラグの設定を参照し、削除フラグが「削除する」の値の文書を抽出する。そして、ステップS32に進み、削除処理部44はステップS30で抽出した削除フラグが「削除する」の値の文書の削除処理を実行する。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム1は、ユーザがアンケートの設問に回答することで、文書ごとの保管期間(削除ルール)を生成できる。保管期間が経過した文書は削除候補文書として抽出される。なお、本実施形態に係る情報処理システム1では抽出した削除候補文書であっても、削除処理条件に基づき、必要な文書を削除対象の文書として抽出しないことが可能である。
ユーザはアンケートの設問に回答することで、文書ごとの保管期間(削除ルール)を容易に設定できる。また、文書ごとの保管期間の設定や削除処理条件の生成を機械学習の学習効果によって行うことで、文書ごとに適切な保管期間を設定し、その保管期間を経過した文書であって、ユーザにとって不要と判断された文書を高精度に削除できる。
上記では文書の保管期間を設定する例を説明したが、文書を保管するフォルダに、そのフォルダに保管されている文書の保管期間を設定するようにしてもよい。文書を保管するフォルダに、そのフォルダに保管されている文書の保管期間を設定するケースでは、例えば文書をフォルダに保管したタイミングで、その文書の保管期間が設定される。
また、文書を保管するフォルダに、そのフォルダに保管される文書の保管期間を設定するケースでは、保管期間が設定されている文書をフォルダに保管すると、フォルダに設定されている保管期間と文書に設定されている保管期間とが、重複することになる。このようなケースでは、例えばフォルダに設定されている保管期間と文書に設定されている保管期間の優先順位を決めておき、優先順位に従って文書の保管期間を決めればよい。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、本実施形態で説明した情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
なお、文書管理サーバ10は特許請求の範囲に記載した情報処理装置の一例である。
1 情報処理システム
10 文書管理サーバ
12 クライアント端末
14 ネットワーク
20 文書管理部
22 通信部
24 文書管理DB
26 文書閲覧ログDB
28 削除処理条件記憶部
40 保管期間設定部
42 削除対象抽出部
44 削除処理部
46 アーカイブ対象抽出部
48 アーカイブ処理部
50 表示制御部
60 文書管理画面表示制御部
62 アンケート画面表示制御部
70 文書登録受付部
72 選択操作受付部
特開2006-195998号公報

Claims (9)

  1. 保管対象を管理する情報処理装置であって、
    ユーザの操作するクライアント端末から、前記保管対象の保管期間を決定するための複数の設問それぞれに対する複数の回答候補の前記ユーザによる選択結果を受け付ける選択操作受付部と、
    前記回答候補ごとに値が設定されている情報を用いて、前記選択結果に対応する値を算出し、算出した値と前記保管対象の保管期間との対応関係に基づき、前記保管対象の保管期間を設定する保管期間設定部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記対応関係に基づいて設定された前記保管対象の保管期間が経過した前記保管対象を抽出する削除対象抽出部と、
    前記削除対象抽出部が抽出した前記保管対象を削除する削除処理部と、
    を更に有する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 削除機能設定ボタンを含む前記保管対象の一覧画面又は閲覧画面を前記クライアント端末に表示させる表示制御部、を更に有し、
    前記表示制御部は、前記削除機能設定ボタンに対する操作を受け付けると、前記複数の設問に対する前記回答候補の選択を受け付ける設問画面を前記クライアント端末に表示させる
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記一覧画面において前記保管対象が操作された場合に前記保管対象の内容を含む前記閲覧画面を前記クライアント端末に表示させること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記削除対象抽出部は、前記ユーザによる前記保管対象の利用頻度情報、及び前記保管対象の書誌情報を用いた削除処理条件に基づいて、前記保管対象の削除要否を判定すること、
    を特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 前記削除対象抽出部は、前記保管期間設定部により設定された前記保管対象の保管期間よりも、前記ユーザにより前記保管対象の書誌情報として設定された前記保管対象の保管期間を優先して扱うこと
    を特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  7. 前記対応関係に基づいて設定された前記保管対象の保管期間が経過した前記保管対象を抽出するアーカイブ対象抽出部と、
    前記アーカイブ対象抽出部が抽出した前記保管対象のアーカイブを実行するアーカイブ処理部と、
    を更に有する請求項記載の情報処理装置。
  8. 保管対象を管理する情報処理装置を、
    ユーザの操作するクライアント端末から、前記保管対象の保管期間を決定するための複数の設問それぞれに対する複数の回答候補の前記ユーザによる選択結果を受け付ける選択操作受付部、
    前記回答候補ごとに値が設定されている情報を用いて、前記選択結果に対応する値を算出し、算出した値と前記保管対象の保管期間との対応関係に基づき、前記保管対象の保管期間を設定する保管期間設定部、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 保管対象を管理する情報処理システムであって、
    ユーザの操作するクライアント端末から、前記保管対象の保管期間を決定するための複数の設問それぞれに対する複数の回答候補の前記ユーザによる選択結果を受け付ける選択操作受付部と、
    前記回答候補ごとに値が設定されている情報を用いて、前記選択結果に対応する値を算出し、算出した値と前記保管対象の保管期間との対応関係に基づき、前記保管対象の保管期間を設定する保管期間設定部と、
    を有する情報処理システム。
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