JP2002181186A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

Info

Publication number
JP2002181186A
JP2002181186A JP2000384777A JP2000384777A JP2002181186A JP 2002181186 A JP2002181186 A JP 2002181186A JP 2000384777 A JP2000384777 A JP 2000384777A JP 2000384777 A JP2000384777 A JP 2000384777A JP 2002181186 A JP2002181186 A JP 2002181186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neutral control
vehicle speed
vehicle
automatic transmission
neutral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000384777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3912004B2 (ja
Inventor
Sei Kojima
星 児島
Kenjiro Fujita
憲次郎 藤田
Katsutoshi Usuki
克俊 臼杵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2000384777A priority Critical patent/JP3912004B2/ja
Publication of JP2002181186A publication Critical patent/JP2002181186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3912004B2 publication Critical patent/JP3912004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動変速機の制御装置において、ドライバビ
リティの向上を図る。 【解決手段】 シフト位置が走行レンジにあって所定の
条件が成立したときにニュートラル制御を可能とし、こ
のニュートラル制御が車速Vの発生により解除した場合
には、アクセルペダルの踏み込みが検出されて車速Vが
所定値以上になるまで、このニュートラル制御を禁止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機が走行
レンジにあって所定の条件が成立したときに、摩擦係合
要素を滑り状態に維持するニュートラル制御を行う自動
変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンに装着された自動変速
機は、トルクコンバータと歯車変速装置と油圧制御装置
とから構成され、ドライバによるシフト操作、アクセル
ペダルの踏み込み量、エンジン回転数などによりコント
ローラが変速制御するようになっている。この場合、ド
ライバはドライブレンジにシフト操作し、アクセルペダ
ルを踏み込んで車両を走行させるが、停止時には歯車変
速装置が第1速段であり、エンジンがアイドル回転速度
で回転しているため、若干のエンジントルクがトルクコ
ンバータから歯車変速装置を介して駆動輪に伝達され、
ここにクリープ現象が発生する。
【0003】このクリープ現象は、ドライバがニュート
ラルレンジにシフト操作することで解除されるが、停止
と発進が頻繁に行われる走行状態では、ドライバによる
シフト変更操作が面倒であり、フットブレーキによりこ
のクリープ現象を抑え込んでいる。このようなことか
ら、クリープ現象の発生時に所定の条件が成立するとク
ラッチを滑り状態にするニュートラル制御装置が各種提
案されている。従来のニュートラル制御装置では、例え
ば、ブレーキ力が所定値以上、アクセルペダルオ
フ、車速0、道路勾配が所定値以下、の4つの条件
が成立したときにニュートラル制御を開始してクラッチ
を滑り状態とする一方、〜の条件のいずれか1つが
不成立となったときにニュートラル制御を解除してい
る。
【0004】なお、このようなニュートラル制御を行う
自動変速機の制御装置としては、例えば、特開平4−1
94455号公報に開示されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のニュートラル制御装置において、その判定条件とし
て用いられる道路勾配は、エンジン発生目標トルク、車
両加速度、自動変速機のギヤ比、空気抵抗、転がり抵抗
などから演算により求めている。この場合、エンジン発
生目標トルクは、実際に発生しているエンジントルクで
はなく若干の誤差がある。また、フットブレーキがオン
しているときや車速が所定速度以下のときは、この道路
勾配の演算をやめてそれまでに算出した値をホールドし
ている。
【0006】そのため、自動変速機がドライブレンジに
あって、車両が信号等で停止した場合、ドライバはアク
セルペダルから足を放してブレーキペダルを踏むことと
なり、平坦路であればニュートラル制御を開始する。と
ころが、車両が停止直前に所定速度以下で登坂路に至っ
て停止した場合、道路勾配の演算誤差により登坂路を平
坦路と認識してしまう虞がある。
【0007】車両が登坂路で停止したとき、通常はの
条件が不成立となってニュートラル制御が開始されず、
クリープ力が発生して車両は弱いブレーキ力で停止する
ことができる。ところが、上述したように、コントロー
ラが登坂路を平坦路と誤って認識すると、車両が停止し
た時点ではクリープ力があるので、ドライバはブレーキ
ペダルを弱い力で踏むだけで車両を停止できるが、その
後、ニュートラル制御が開始されるとクリープ力がなく
なるので、ブレーキ力よりも道路勾配抵抗力が大きくな
り、ブレーキ力が一定であっても車両は登坂路を後ずさ
りする。
【0008】そして、車両の後ずさりによって車速が発
生し、の条件が不成立となるためにニュートラル制御
が解除され、クリープ力と弱いブレーキ力により車両が
停止する。しかし、車両が登坂路で停止すると、再び、
〜の条件が成立してニュートラル制御が開始され、
前述と同様に、クリープ力の減少により車両が登坂路を
後ずさりする。このようにニュートラル制御の開始と解
除、並びに車両の後退と停止が繰り返されることとな
り、ドライバに不快感を与えてしまう。
【0009】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、ドライバビリティの向上を図った自動変速機の
制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の自動変速機の制御装置は、自動変
速機が走行レンジにあって所定の条件が成立したときに
摩擦係合要素を滑り状態に維持するニュートラル制御を
行うニュートラル制御手段を有し、ニュートラル制御手
段は、車速の発生によりニュートラル制御を解除した場
合、アクセルペダルの踏み込みが検出されるまでニュー
トラル制御を禁止するようにしている。
【0011】また、請求項2の発明の自動変速機の制御
装置は、自動変速機が走行レンジにあって所定の条件が
成立したときに摩擦係合要素を滑り状態に維持するニュ
ートラル制御を行うニュートラル制御手段を有し、ニュ
ートラル制御手段は、車速の発生によりニュートラル制
御を解除した場合、車速が所定値以上になるまでニュー
トラル制御を禁止するようにしている。
【0012】従って、所定の条件が成立してニュートラ
ル制御状態にあるとき、車速の発生によりこのニュート
ラル制御が解除されたら、登坂路を平坦路と誤って認識
してニュートラル制御を開始したために車両が後ずさり
したと推定できるため、アクセルペダルの踏み込みが検
出されるまで、あるいは車速が所定値以上になるまで、
ニュートラル制御を禁止することで、ニュートラル制御
の誤った開始による車両の後ずさりを最小限に抑制でき
る。
【0013】なお、ニュートラル制御の禁止を解除する
ための所定車速とは、ドライバの発進意思を確認するた
めの車速であって、例えば、20km/h程度とすることが
望ましい。また、誤って登坂路でニュートラル制御開始
した場合、車両がある程度走行すれば登坂路を脱出でき
るため、ニュートラル制御の禁止を解除するための条件
をアクセルペダルの踏み込み及び所定車速以上としても
よい。更に、ニュートラル制御の開始条件に道路勾配の
データが必要であって、各種の検出データからこの道路
勾配を演算する必要がある場合、ニュートラル制御の禁
止を解除するための所定車速を、道路勾配を演算可能な
10km/h程度とし、車速10km/h以上が所定時間継続す
るなるまでニュートラル制御を禁止するようにしてもよ
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1に本発明の一実施形態に係る自動変速
機の制御装置の概略構成、図2に本実施形態の自動変速
機の制御装置によるニュートラル制御のフローチャート
を示す。
【0016】本実施形態の自動変速機の制御装置におい
て、図1に示すように、エンジン11に装着された自動
変速機12は、トルクコンバータ13及び摩擦係合要素
としてのクラッチを含む歯車変速装置14などから構成
され、油圧制御装置15により制御可能となっている。
コントローラ(ECU)16はエンジン11並びに自動
変速機12の油圧制御装置15を制御可能となってい
る。
【0017】また、このコントローラ16には、ブレー
キスイッチ17と、アクセルスイッチ(ポジションセン
サ)18と、車速センサ19とが接続されている。ブレ
ーキスイッチ17は、ドライバがブレーキペダルを所定
踏力で踏み込んだときにONし、このブレーキON信号
をコントローラ16に出力する。アクセルスイッチ18
は、ドライバがアクセルペダルを踏み込んだアクセル開
度APSを検出してコントローラ16に出力する。車速
センサ19は、車速Vを算出してコントローラ16に出
力する。
【0018】本実施形態の自動変速機の制御装置にて、
コントローラ16は、ドライバによるシフト操作、アク
セル開度、車速、エンジン回転数などにより油圧制御装
置15を介して自動変速機12を変速制御しており、シ
フト位置が走行レンジにあって所定の条件が成立したと
きに、自動変速機12の摩擦係合要素を滑り状態に維持
するニュートラル制御(ニュートラル制御手段)を可能
としており、この場合、所定の条件が成立してニュート
ラル制御状態にあるとき、車速Vの発生によりニュート
ラル制御を解除した場合、アクセルペダルの踏み込みが
検出されて車速Vが所定値以上になるまで、このニュー
トラル制御を禁止するようにしている。
【0019】以下、この自動変速機の制御装置によるニ
ュートラル制御を、図2に示すフローチャートに基づい
て具体的に説明する。
【0020】図2に示すように、ステップS1におい
て、現在、ニュートラル制御が許可状態であるかどう
か、ここではIFLAG=0(0:許可、1:禁止)で
あるかどうかを判定し、IFLAG=0でニュートラル
制御が許可されていれば、ステップS2にて、ニュート
ラル制御の開始条件が成立しているかどうかを判定す
る。本実施形態では、以下の4つの開始条件が設定され
ている。 ブレーキ力が所定値以上:ブレーキスイッチ17の
ON検出 アクセルペダルオフ:アクセルスイッチによるアク
セル開度APS=0 車速0:車速センサ19の検出値V=0 道路勾配が所定値以下:各種検出値から演算
【0021】なお、この道路勾配は、コントローラ16
がエンジン発生目標トルク、車両加速度、自動変速機の
ギヤ比、空気抵抗、転がり抵抗などから演算により求め
るものであるが、フットブレーキが踏み込まれている
(ブレーキスイッチON)とき、車速Vが演算可能な所
定車速10km/h未満のときは、この道路勾配の演算を行
わずにそれまでに算出した値をホールドしている。
【0022】このステップS2にて、上述した4つの開
始条件が成立していれば、ステップS3でニュートラル
制御を開始する。つまり、ステップS4のニュートラル
制御中では、自動変速機12の摩擦係合要素を滑り状態
に維持することで、クリープ力の発生を防止しており、
ドライバは弱いブレーキ力で車両を停止状態に維持でき
る。そして、このニュートラル制御中に、ステップS5
でニュートラル制御の解除条件が成立したかどうかを判
定しており、解除条件が成立するまでニュートラル制御
を継続する。本実施形態では、上述した〜の3つの
開始条件のいずれかが不成立となったときに解除条件の
成立としている。
【0023】そして、ステップS5でニュートラル制御
の解除条件が成立したら、ステップS6では、車速Vが
発生して車速V=0の条件が不成立となることでニュ
ートラル制御が解除されたのかどうかを判定する。即
ち、ドライバに車両を発進させる意思があってニュート
ラル制御が解除された場合、通常、ドライバはブレーキ
ペダルから足を放して、アクセルペダルを踏み込むこと
で車速が上昇するため、ニュートラル制御は、開始条件
ブレーキスイッチONが不成立となって解除される。
ところが、開始条件車速V=0が不成立となってニュ
ートラル制御が解除された場合、ドライバはアクセルペ
ダルを踏んではおらず発進意思がないということであ
り、登坂路でブレーキ力が低下して後ずさりして車速V
が発生しすることで、開始条件車速V=0の条件が不
成立となったと推定できる。
【0024】従って、ステップS6にて、開始条件車
速V=0以外のブレーキスイッチON、アクセル開
度APS=0の不成立でニュートラル制御が解除された
ときには、ドライバの発進意思による解除としてステッ
プS8でIFLAG=0、つまり、ニュートラル制御許
可のままで、ステップS9でニュートラル制御を解除す
る。一方、開始条件車速V=0の不成立でニュートラ
ル制御が解除されたときには、道路勾配の演算誤差によ
り登坂路を平坦路と認識してニュートラル制御を開始し
たため、この登坂路で車両が後ずさりして解除されたと
推定し、ステップS7でIFLAG=1、つまり、ニュ
ートラル制御禁止として、ステップS9でニュートラル
制御を解除する。なお、登坂路で誤ってニュートラル制
御が開始したことで車両が後ずさりしても、この後ずさ
りによる条件の不成立によって直ちにニュートラル制御
が解除されるため、車両の後ずさりは最小限に抑制され
る。そして、ステップS10でニュートラル制御を終了
する。
【0025】その後、ステップS1に戻って再びニュー
トラル制御を実行する場合、ステップS1において、現
在、ニュートラル制御が許可状態であるかどうかを判定
するが、前回のステップS8でIFLAG=0とされて
いれば、このステップS1の処理でニュートラル制御が
許可されおり、ステップS2以降で前述と同様の制御が
行われる。一方、このステップS1において、前回のス
テップS7でIFLAG=1と設定されていれば、この
ステップS1の処理ではニュートラル制御が禁止されお
り、ステップS11に移行する。
【0026】このステップS11では、アクセルペダル
が踏み込まれてONしたかどうかを判定し、アクセルO
Nでなければドライバに発進意思がまだないとしてニュ
ートラル制御を禁止のままとする。一方、ステップS1
1でアクセルONであれば、ドライバに発進意思がある
としてステップS12に移行し、ここで車速Vが所定車
速(例えば、20km/h)以上かどうかを判定する。この
ステップS12で、車速Vが所定車速未満であれば、車
速が足りずにまだ道路勾配の演算が適正に行われていな
いとしてニュートラル制御を禁止のままとする。一方、
ステップS12で車速Vが所定車速以上であれば、道路
勾配の演算を適正に実行できるとしてステップS13に
移行し、ここでIFLAG=0、つまり、ニュートラル
制御を許可に切り換え、その後、ステップS2からの通
常のニュートラル制御の開始判定処理が可能となる。
【0027】このように本実施形態の自動変速機の制御
装置にあっては、シフト位置が走行レンジにあって所定
の条件が成立したときにニュートラル制御を可能とし、
このニュートラル制御が車速Vの発生により解除した場
合には、アクセルペダルの踏み込みが検出されて車速V
が所定値以上になるまで、このニュートラル制御を禁止
している。
【0028】従って、ニュートラル制御が車速Vの発生
により解除された場合には、道路勾配の演算誤差により
登坂路を平坦路と誤って認識してニュートラル制御を開
始したために車両が後ずさりしたと推定できるため、ニ
ュートラル制御を禁止することで、ニュートラル制御の
誤った開始と解除、並びに車両の後退と停止の繰り返し
を防止できる。そして、アクセルペダルの踏み込みと所
定車速以上の発生により、ドライバの発進意思と車両の
走行による登坂路からの脱出が確認されたら、ニュート
ラル制御を許可する。
【0029】なお、上述した実施形態では、ニュートラ
ル制御が車速Vの発生により解除された場合、アクセル
ペダルの踏み込みが検出され、且つ、車速Vが所定値以
上になるまで、このニュートラル制御を禁止するように
したが、アクセルペダルの踏み込みが検出されるまで、
あるいは車速Vが所定値以上になるまでの一方の条件だ
けで、ニュートラル制御を禁止するようにしてもよい。
この場合、前述したステップS11でアクセルONであ
れば、IFLAG=0にしてニュートラル制御を許可に
切り換え、また、ステップS11でアクセルONでなく
ても、ステップS12で車速Vが所定車速以上であれ
ば、IFLAG=0にしてニュートラル制御を許可に切
り換えればよい。
【0030】この場合、前述したように、アクセルペダ
ルが踏み込みによりドライバの発進意思を確認すれば、
車両がある程度の距離を走行して登坂路を脱出したと推
定し、再度のニュートラル制御の誤った開始を阻止でき
る。また、車速Vが所定値以上になったら道路勾配の演
算を適正に行うことができるため、再度のニュートラル
制御の誤った開始を阻止できる。
【0031】そして、このようにニュートラル制御の開
始条件に道路勾配のデータが必要であって、各種の検出
データからこの道路勾配を演算する必要がある場合、ニ
ュートラル制御の禁止を解除するための所定車速を、道
路勾配を演算可能な10km/h程度とし、車速10km/h以
上が所定時間継続するまでニュートラル制御を禁止する
ようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、実施形態において説明したように
請求項1の発明の自動変速機の制御装置によれば、自動
変速機が走行レンジにあって所定の条件が成立したとき
に摩擦係合要素を滑り状態に維持するニュートラル制御
を行うニュートラル制御手段を有し、ニュートラル制御
手段は、車速の発生によりニュートラル制御を解除した
場合、アクセルペダルの踏み込みが検出されるまでニュ
ートラル制御を禁止するようにしたので、所定の条件が
成立してニュートラル制御状態にあるとき、車速の発生
によりニュートラル制御が解除されたら、登坂路を平坦
路と誤って認識してニュートラル制御を開始したために
車両が後ずさりしたと推定できるため、アクセルペダル
の踏み込みが検出されるまでニュートラル制御を禁止す
ることで、ニュートラル制御の誤った開始による車両の
後ずさりを最小限に抑制することができドライバビリテ
ィを向上することができる。
【0033】また、請求項2の発明の自動変速機の制御
装置によれば、ニュートラル制御手段は、車速の発生に
よりニュートラル制御を解除した場合、車速が所定値以
上になるまでニュートラル制御を禁止するようにしたの
で、所定の条件が成立してニュートラル制御状態にある
とき、車速の発生によりニュートラル制御が解除された
ら、登坂路を平坦路と誤って認識してニュートラル制御
を開始したために車両が後ずさりしたと推定できるた
め、車速が所定値以上になるまでニュートラル制御を禁
止することで、ニュートラル制御の誤った開始による車
両の後ずさりを最小限に抑制することができドライバビ
リティを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動変速機の制御装
置の概略構成図である。
【図2】本実施形態の自動変速機の制御装置によるニュ
ートラル制御のフローチャートである。
【符号の説明】
11 エンジン 12 自動変速機 13 トルクコンバータ 14 歯車変速装置 15 油圧制御装置 16 コントローラ(ニュートラル制御手段) 17 ブレーキスイッチ 18 アクセルスイッチ 19 車速センサ
フロントページの続き (72)発明者 臼杵 克俊 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3J552 MA03 MA12 NA01 NB01 PA47 RB02 SA02 TB13 VA62Z VA66W VB01W VC01Z VD02W VD02Z VD11Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機が走行レンジにあって所定の
    条件が成立したときに摩擦係合要素を滑り状態に維持す
    るニュートラル制御を行うニュートラル制御手段を有
    し、該ニュートラル制御手段は、車速の発生により前記
    ニュートラル制御を解除した場合、アクセルペダルの踏
    み込みが検出されるまで該ニュートラル制御を禁止する
    ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 自動変速機が走行レンジにあって所定の
    条件が成立したときに摩擦係合要素を滑り状態に維持す
    るニュートラル制御を行うニュートラル制御手段を有
    し、該ニュートラル制御手段は、車速の発生により前記
    ニュートラル制御を解除した場合、車速が所定値以上に
    なるまで該ニュートラル制御を禁止することを特徴とす
    る自動変速機の制御装置。
JP2000384777A 2000-12-19 2000-12-19 自動変速機の制御装置 Expired - Lifetime JP3912004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384777A JP3912004B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384777A JP3912004B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 自動変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002181186A true JP2002181186A (ja) 2002-06-26
JP3912004B2 JP3912004B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=18852164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000384777A Expired - Lifetime JP3912004B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 自動変速機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3912004B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1481944A2 (en) 2003-05-29 2004-12-01 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control system of self propellered industrial machine
JP2010071329A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Honda Motor Co Ltd 自動変速機の制御装置
JP2018122753A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 トヨタ自動車株式会社 運転制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1481944A2 (en) 2003-05-29 2004-12-01 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control system of self propellered industrial machine
US7240757B2 (en) 2003-05-29 2007-07-10 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control system of self propelled industrial machine
JP2010071329A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Honda Motor Co Ltd 自動変速機の制御装置
JP2018122753A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 トヨタ自動車株式会社 運転制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3912004B2 (ja) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120322617A1 (en) Reverse speed control apparatus
US8862303B2 (en) Industrial vehicle
JP2019182314A (ja) 運転支援装置
CN110450633B (zh) 驱动力控制装置
JP2011173586A (ja) 自動車用アクセル誤操作による暴走防止装置
JP2019142293A (ja) 運転支援装置
JP2012162146A (ja) 自動車
JP2014088067A (ja) 駆動制御装置
JP2020084884A (ja) 車両制御装置
JP6606989B2 (ja) 車両制御装置
JP2007076469A (ja) 車両の制御装置
US20130143716A1 (en) Drive control apparatus for vehicle
JP2002181186A (ja) 自動変速機の制御装置
WO2013125327A1 (ja) エンジンの自動停止再始動制御装置
JP2010215171A (ja) 定速走行制御装置
JP2009294014A (ja) シャシーダイナモメータ
KR20080037437A (ko) 차량의 밀림 방지장치 및 그것의 제어방법
JPH08113121A (ja) 坂道発進補助装置
JP2008213648A (ja) オートマティック車両用制御装置
JP3716652B2 (ja) オートクルーズ制御装置および方法
JPH08322105A (ja) モータの制御方法
JP2012007568A (ja) 車両の制御装置
JP4534840B2 (ja) ブレーキ制御装置
JP2007030807A (ja) 車両用走行制御装置
JP5017945B2 (ja) 車両制駆動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3912004

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term