JP2002179741A - ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの水溶性または水分散性(コ)ポリマー、その製造方法、ならびに医薬投与剤形における被覆剤、結合剤および/またはフィルム形成性賦形剤としてのその使用 - Google Patents
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの水溶性または水分散性(コ)ポリマー、その製造方法、ならびに医薬投与剤形における被覆剤、結合剤および/またはフィルム形成性賦形剤としてのその使用Info
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Abstract
ための、被覆剤、結合剤および/またはフィルム形成性
賦形剤としての、上記の欠点を有しない水溶性または水
分散性ポリマーを提供すること。 【解決手段】a)80〜20重量%のヒドロキシ-C1-C6-ア
ルキル(メタ)アクリレート、および場合により式(A)
または(B)の1種以上の化合物: 【化1】 〔式中、R1 =H、C1-C6-アルキル、R2 =H、CH3、R3
= C1-C24-アルキルである〕またはその混合物を、 b)20〜80重量%のポリビニルアルコール(PVA)およ
び c)場合により0〜20重量%の他の重合性化合物(C)の存
在下でフリーラジカル重合させることにより得られる水
溶性または水分散性コポリマー、その製造方法、ならび
に医薬投与剤形における被覆剤、結合剤および/または
フィルム形成性賦形剤としてのその使用。
Description
ル(メタ)アクリレートの水溶性または水分散性コポリ
マー、その製造方法、ならびに医薬投与剤形における被
覆剤、結合剤および/またはフィルム形成性賦形剤とし
てのその使用に関する。
ル剤、ペレット、顆粒剤、結晶などは、様々な理由で被
覆され、すなわちフィルム被覆が施される。このように
して、例えば不快な臭いや味を遮蔽し、嚥下性(飲み込
み易さ)を改善することができる。被覆により、有効成
分の安定性を向上させることができる。なぜならば錠剤
の内部に達する水蒸気および酸素の量が少ないからであ
る。投与剤形はより良好な外観を有し、染料を添加する
ことでより良好に識別できる。加えて、特に有効成分の
放出速度をフィルム被覆により調節しうる。
徐放性剤形とで区別がなされる。
与剤形からの有効成分の放出は、できるなら被覆で影響
を受けないようにする必要があるため、フィルム被覆は
胃液に速やかに溶解しなければならない。加えて、被覆
は良好なフィルム特性を有する必要がある。抗張力およ
び極限伸びは、フィルム被覆が製剤の加工中 −特に包
装中− ならびに輸送および貯蔵中に生じるような機械
的作用に耐えるほどに高くあるべきである。
生成物は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPM
C)である。ヒドロキシプロピルメチルセルロースは水
溶液中で濃度が上昇するにつれて粘度の急な上昇を示
す。ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)もまた同様
の挙動を示す。
液を微細に噴霧する必要があり、そして形成される液滴
が錠剤表面を充分に湿潤させる必要があり、その上、良
く広がる必要があり、粘度はある限界(150〜250 mPa
s)(これはスプレーノズルおよび装置の種類に依存す
る)を超えてなならない。それ故に HPMC の場合にはフ
ィルム形成剤を比較的低い濃度でしか使用できない。
製)の濃度に関して文献に記載された推奨は、5〜7重
量%である(Pharmaceutical Coating Technology, Gra
ham Cole 編集, Taylor and Francis Ltd. 1995 および
製造業者の技術データシート)。これらの低いスプレー
濃度によって、製造時間が比較的長くなり、そのためコ
ストが高くなる。
ースは、他の欠点、特に湿潤性、錠剤表面への接着力、
顔料結合能、フィルムの機械的特性、吸湿性、水蒸気お
よび酸素の透過性、溶解速度、ならびにフィルム被覆錠
剤とコアとの崩壊時間の差において欠点を有する。
ィルムの低い弾性は、湿潤条件下で貯蔵するとコアが膨
潤する結果として、フィルム被覆錠剤の割れを引き起こ
す。可塑剤を使用した場合でさえも、この問題のとるに
たらない改善がもたらされるにすぎない。反対に、可塑
剤はべたつくフィルムを生じさせ得、移動によって錠剤
特性の変化を生じさせる。
るために医薬投与剤形に用いられる。これらは通常、錠
剤、顆粒剤およびペレットに用いられ、改善された流動
性、より高い硬度およびより低い脆砕性をもたらす。
リドンのような現在使用されている結合剤は、多くの場
合、満足すべき硬度および脆砕性をもたらさない。澱粉
ペーストおよびヒドロキシプロピルメチルセルロース
(HPMC)のような他の結合剤は、その粘度が高いために
低濃度でしか使用できない。
しくは粘膜その他に適用されるか、または全身的に身体
中に導入される溶液またはスプレーに用いられる。その
例は、傷の治療およびスプレーオン包帯剤のための調製
物、そしてまた無傷の皮膚または粘膜に適用するための
調製物である。この場合、皮膚はフィルムで保護され、
有効成分は皮膚の中にまたは皮膚を通って浸透すること
ができる。
投与剤形と同様に、優れた可撓性(柔軟性)が必要であ
るが、現在利用可能な製品はこの特性を有しない。必要
な可撓性を得るために可能な可塑剤を使用することは、
毒物学的および薬理学的な理由で望ましくない。
比較して高い耐水性という点で優れているアクリレート
エマルジョンポリマーが記載されており、この性質のた
めこれらのポリマーを即時放出錠剤に使用するのは不適
当である。
ルで安定化されており、少なくとも60重量%の(メタ)
アクリレートおよび/またはスチレン単位を含むエマル
ジョンポリマーが記載されている。これらのポリマーは
エマルジョンペイントおよび接着剤のための結合剤とし
て用いられる。
成分であり、建築材料の出発材料として用いられる分散
液が開示されている。
投与剤形における、特に即時放出錠剤のための、被覆
剤、結合剤および/またはフィルム形成性賦形剤として
の、上記の欠点を有しない水溶性または水分散性ポリマ
ーを提供することである。
が、 a)80〜20重量%のヒドロキシ-C1-C6-アルキル(メ
タ)アクリレート、および場合により式(A)もしくは(B)
の1種以上の化合物:
= C1-C24-アルキルである〕またはその混合物を、 b)20〜80重量%のポリビニルアルコール(PVA)およ
び c)場合により0〜20重量%の他の重合性化合物(C)の存
在下で、フリーラジカル重合、好ましくはエマルジョン
重合させることにより得られる水溶性または水分散性コ
ポリマーによって達成されることを見出した。
であるが水混和性の溶剤中または非水性/水性混合溶剤
中でフリーラジカル重合、好ましくはエマルジョン重合
させることによる、上記コポリマーの製造方法に関す
る。溶剤または分散剤として水中での製造が好ましい。
ール、例えばメタノール、エタノール、n-プロパノール
およびイソプロパノール、ならびにグリコール、例えば
エチグリコールおよびグリセロールである。
ルキル(メタ)アクリレートは、ヒドロキシメチルメタ
クリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルメタク
リレートまたはヒドロキシペンチルメタクリレートであ
り、特に好ましくはヒドロキシエチルメタクリレートで
ある。好ましく用いられる式(A)の化合物は、C1-C6-ア
ルキル(メタ)アクリレートであり、特にメチルメタク
リレート、エチルアクリレートおよびメチルアクリレー
ト、またはこれらの混合物である。用いられる式Bの化
合物は、C3-C24ビニルエステルであり、特にビニルアセ
テートである。式Aの化合物のほうが式(B)の化合物よ
りも好ましい。
ル酸およびメタクリル酸である。他の化合物(C)は、ク
ロトン酸、モノ(C1-C8)-アルキルマレエート、マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、(メタ)アクリロニトリ
ル、エチレン性不飽和ジ(C1-C2 2)-アルキルジカルボキ
シレートであり、好ましくはブチルマレエート、エチレ
ン性不飽和スルホン酸またはスルホン酸誘導体(例えば
ビニルスルホン酸またはそのアルカリ金属塩)、非環式
N-ビニルカルボキサミドおよび N-ビニルラクタム(例
えばビニルピロリドン)である。
飽和共重合性化合物、好ましくはジビニルベンゼン、ジ
アリルフタレート、ブタンジオールジアクリレート、ブ
タンジオールジメタクリレートの群からの化合物を存在
させることも可能である。他の好ましい架橋モノマー
は、例えば DE 197 12 247 A1号の第5頁に挙げられて
いる。しかしながら、化合物(C)の含有量は好ましくは
0重量%である。
タ)アクリレート、および場合により式(A)もしくは(B)
の1種以上の化合物:
= C1-C24-アルキルである〕またはその混合物を、 b)20〜80重量%のポリビニルアルコール(PVA)およ
び c)場合により0〜20重量%の他の重合性化合物(C)の存
在下で、フリーラジカル重合、好ましくはエマルジョン
重合させることにより得られ、ヒドロキシ-C1-C6-アル
キル(メタ)アクリレートの重量%での含有量が、式
(A)または(B)の化合物の重量%での含有量の少なくとも
1倍、好ましくは2倍、特に3倍である、水溶性または
水分散性コポリマーを含む。
A)は、約 2000〜250,000、特に約10,000〜100,000 の
分子量を有する、部分的に加水分解ならびに完全に加水
分解された(冷)水溶性 PVA であり、ポリビニルエス
テル、好ましくはポリビニルアセテートのアルコール分
解または加水分解により得られるものである。好ましい
PVA は、65〜99%、特に好ましくは 80〜90%の加水分
解度を有するものである。
0重量%、特に 30〜55重量%のポリビニルアルコールの
存在下に行われる。100重量%までの「残り」は、それ
ぞれの場合に、ヒドロキシ-C1-C6-アルキル(メタ)ア
クリレート、Aおよび/またはBの化合物で構成され
る。
リレートに加えて、1種またはそれ以上の式AまたはB
の化合物を用いる場合、ヒドロキシ-C1-C6-アルキル
(メタ)アクリレートの重量%での含有量は、式(A)ま
たは(B)の化合物の重量%での含有量の少なくとも1
倍、好ましくは少なくとも2倍、特に好ましくは少なく
とも3倍である。
/またはCのモノマーを、PVA の存在下に、フリーラジ
カル開始剤を用い、かつ高エネルギー放射線の作用(こ
れは高エネルギー電子の作用を包含すると理解すべきで
あることを意図している)により、重合させることによ
って製造できる。
℃の温度で行われる。
を用いて開始される。開始剤または開始剤混合物の使用
量は、用いられるモノマー量に対して 0.01〜10重量
%、好ましくは 0.3〜5重量%である。
び無機過酸化物の双方、またはアゾ開始剤、例えばアゾ
ビスイソブチロニトリル、アゾビス(2-アミジノプロパ
ン)二塩酸塩もしくは2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニ
トリル) が適している。
オキシド、ジアセチルペルオキシド、スクシニルペルオ
キシド、tert-ブチルペルピバレート、tert-ブチルペル
-2-エチルヘキサノエート、tert-ブチルペルマレエー
ト、ビス(tert-ブチルペルオキシ)シクロヘキサン、ter
t-ブチルペルオキシソプロピルカルボネート、tert-ブ
チルペルアセテート、2,2-ビス(tert-ブチルペルオキ
シ)ブタン、ジクミルペルオキシド、ジ-tert-アミルペ
ルオキシド、ジ-tert-ブチルペルオキシド、p-メンタン
ヒドロペルオキシド、ピナンヒドロペルオキシド、クメ
ンヒドロペルオキシド、tert-ブチルヒドロペルオキシ
ド、過酸化水素、およびこれらの開始剤の混合物であ
る。これらの開始剤は、アスコルビン酸のようなレドッ
クス成分と組み合わせて用いてもよい。
開始剤として特に適している。
でポリビニルアルコールの存在下に、ならびにフリーラ
ジカル重合開始剤、場合により乳化剤、場合により他の
保護コロイド、場合により分子量調節剤、場合により緩
衝剤系の存在下に行われ、場合により続いて塩基または
酸を用いて pH を調節する。コポリマーは、500 mPas未
満、好ましくは 250 mPas、特に好ましくは 150 mPas
未満の粘度を有する水性分散液または水溶液として得ら
れるか、または水分を除去した後に水分散性または水溶
性の粉末として得られる。
性セルロース誘導体、好ましくはヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチ
ルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシエチ
ルセルロース、または N-ビニルアミド化合物もしくは
N-ビニルラクタム化合物の水溶性(コ)ポリマー、好ま
しくはポリビニルピロリドン(PVP)、または水溶性の
ポリマー、コポリマー、ブロックコポリマーのポリアル
キレンオキシド、好ましくはエチレンオキシドおよび/
もしくはプロピレンオキシドである。
タン、例えばN-ドデシルメルカプタン、tert-ドデシル
メルカプタン、チオグリコール酸およびそのエステル、
メルカプトアルカノール(例えばメルカプトエタノー
ル)などの水硫化物の化合物である。他の好適な調節剤
は、例えば DE 197 12 247 A1号の第4頁に挙げられて
いる。分子量調節剤の必要量は、重合すべき(コ)ポリ
マー量に対して0〜5重量%、特に 0.05〜2重量%、
特に好ましくは 0.1〜1.5重量%である。
常3〜13 の範囲にあるイオン性または非イオン性界面
活性剤である。HLB の定義に関しては、W.C. Griffin
による刊行物(J. Soc. Cosmetic Chem., 第5巻, 249
(1954))を参照のこと。
重合に影響を及ぼす:これに関して、例えば乳化剤が、
初期の装薬中に存在しているか、または共重合中に計量
添加されるかどうかに応じて、コポリマー分散液の粒
度、粒度分布、安定性、およびグラフト反応の程度の相
違を観察することができる。アニオン性エマルジョンコ
ポリマーを製造するための好ましいアニオン性乳化剤の
例は、界面活性を有するアルキルスルフェート、アルキ
ルスルホネート、アルキルアリールスルフェート、アル
キルアリールスルホネート、アルキルまたはアルキルア
リールモノグリコールまたはポリグリコールエーテルス
ルフェートのアルカリ金属塩および/またはアンモニウ
ム塩である。好ましい非イオン性乳化剤は、例えばエト
キシル化脂肪アルコールまたはエトキシル化アルキルフ
ェノールである。本発明により特に好ましく用いられる
ものは、ラウリル硫酸ナトリウムであり、これをポリソ
ルベート 80 と組み合わせてもよい。
5〜10重量%、好ましくは 0.1〜5重量%である。
自体でまたは水性エマルジョンとして計量添加するかど
うかは、決定的に重要な場合もある。モノマーの水性エ
マルジョンは通常、水、アニオン性および/もしくは非
イオン性乳化剤、ならびに/または保護コロイド(例え
ばポリビニルアルコール)および場合により他の保護コ
ロイド、および場合により調節剤を含有する。モノマー
またはモノマー混合物またはモノマーエマルジョンを、
一般的に溶液として存在する開始剤と一緒に、撹拌式反
応器中に重合温度で導入するか(回分法)、または場合
により連続的にもしくは複数の逐次段階的に重合反応器
中に計量添加する(供給法)。供給法では、実際の重合
を始める前に、反応器に、水(反応器の撹拌を可能にす
るため)のほかに、乳化剤、保護コロイド、モノマー、
調節剤などの出発材料の部分量(重合のために全量が意
図されるのはまれである)、または供給物(一般的にモ
ノマー供給物またはエマルジョン供給物および開始剤供
給物)の部分量も装入する。
原則として可能である必要があること、およびこの共重
合が実際に行われることを考慮する必要がある。最も簡
単な場合、これは共重合パラメーターまたはQ値および
e値を利用することにより評価できる(例えば B. Bran
drup, Immergut, Polymer Handbook, 第2版 (1975),Jo
hn Wiley & Sons, New York 参照)。
を初期装薬中に存在させ、残りのモノマーまたは残りの
モノマー混合物を重合中にのみ計量添加することによ
り、ある状況によっては共重合を実行可能にすることが
できる。
ー水溶液の固形分は、通常 10〜70重量%、好ましくは
20〜60重量%、特に好ましくは 25〜40重量%である。
レー乾燥、流動床スプレー乾燥、ドラム乾燥または凍結
乾燥のような種々の乾燥方法により粉末形態に変換する
ことができる。ポリマー分散液または溶液の粘度が有利
に低いため、乾燥方法としてスプレー乾燥が好ましく用
いられる。得られた乾燥ポリマー粉末から、水に再分散
させることにより、水性分散液または水溶液を新たに調
製することができる。粉末形態への変換は、貯蔵性が改
善され、輸送性がより簡単であり、かつ微生物により侵
食される傾向が低減するという利点を有する。
は、医薬投与剤形のための分散性のフィルム形成剤、結
合剤、湿潤助剤および/または可溶化剤として著しく適
している。
加の可塑剤が通常必要でないことを意味する。
本発明の水溶性または水分散性のポリマーを、被覆剤、
結合剤および/またはフィルム形成賦形剤として含む医
薬投与剤形に関する。
フィルム被覆微小錠剤、糖衣錠剤、被覆された香錠、カ
プセル剤、結晶、顆粒剤またはペレットであることが好
ましい。
剤、コア、顆粒剤またはペレットであることが好まし
い。
布したときにフィルムを形成する溶液およびスプレーを
製造するために用いることもできる。大きい弾性および
接着力とは、フィルムが皮膚または粘膜に長時間にわた
って接着することを意味する。従って塗布の頻度を減少
させることができ、着け心地の良さが増す。その例は、
創傷用スプレー包帯剤、殺菌消毒スプレー、糸状菌発育
抑制剤(mycostatic)を含む溶液、抗生物質を含む口内
スプレーまたは口内溶液などである。可撓性とは、経皮
治療系における使用が有利であることをも意味する。
性表面を容易に湿潤させ、優れた保護コロイド特性を有
する。懸濁液およびエマルジョン中に導入すると、これ
らのコポリマーはそれ自体が分散相の粒子に付着して、
これを安定化する。それ故にこれらのコポリマーは分散
系において湿潤助剤および安定化剤として用いられる。
物質の溶解性および溶解速度を薬用物質との相互作用に
より改善し、それゆえ薬用物質の吸収能および生体利用
性が改善される。この有利な効果は、例えば有効成分が
溶液として存在しない投与剤形、例えば錠剤、顆粒剤、
懸濁剤などで明白である。
により他の賦形剤とも組み合わせて、有効成分と一緒に
加工してポリマー/有効成分溶融物を生成させ、この溶
融物に押し出しおよびカレンダリングを行って医薬品を
得るか、またはこの溶融物を押し出した後に顆粒または
粉末に変換し、その後でのみ投与剤形に加工、例えば錠
剤に圧縮する。これらの場合、コポリマーは、上記で詳
述した特性を投与剤形に導入する。
おいて下記の機能を顕著に発揮することができる:すな
わち、分散助剤、懸濁助剤、湿潤剤、溶解度の低い薬用
物質の可溶化剤、乳化剤、結晶化防止剤、粘結防止助
剤、保護コロイド、拡散助剤、粘度調節剤、薬用物質と
の固溶体を製造するための賦形剤、有効成分の放出を調
節するための賦形剤。
合、ポリマーは一方では投与剤形の柔軟性を保証し、他
方では有効成分の崩壊および溶解を促進し、有効成分含
有フィルムで粘膜を被覆し、この被覆が吸収を向上させ
るものである。
77 mPas)と、ヒドロキシメチルプロピルセルロース
(Pharmacoat 606)の対応する溶液(実施例1、粘度 2
000 mPas)との比較が示すように、本発明のポリマーは
かなり低い粘度を有する。
場合、ならびに結合剤の用途のために、より濃縮したポ
リマー調製物を用いることができ、それにより加工方法
が原価効率および時間節約の点でかなりいっそう良好に
なりうる。
解または再分散して水性分散液または水溶液を生成する
ことは、他のフィルム形成剤または結合剤を用いるより
もかなり迅速に行われる。なぜならば本発明のポリマー
は、水で充分に湿潤され、凝集をほとんど示さず、極め
て速い溶解速度を示すからである。
錠剤は、コアの崩壊時間よりも僅かに長い崩壊時間を示
し、すなわちフィルム被覆は人工胃液に極めて速やかに
溶解する。
と、錠剤の機械的強度はヒドロキシプロピルメチルセル
ロースを用いる場合よりも極めていっそう増大する。
分、貯蔵時間および貯蔵条件(例えば温度および湿度)
に応じて種々の程度に膨潤する。硬質フィルム被覆はコ
アが膨潤すると亀裂を生じる。それ故にフィルム形成剤
の弾性は重要な数値である。本発明のコポリマーは、例
外的に高い可撓性および弾性を有する。従って極限伸び
は 300%までになりうる。それ故にコアが大きく膨潤し
た場合でさえも、亀裂の形成は予想されない。
でなければ従来の賦形剤と一緒に、有効成分含有コアに
施すことができる。従来の賦形剤の例は、着色用の有色
顔料、結合力を増大させる白色顔料(例えば二酸化チタ
ン)、粘着防止剤としてのタルクおよびシリカ、可塑剤
としてのポリエチレングリコール、グリセロール、プロ
ピレングリコール、トリアセチン、クエン酸トリエチ
ル、および湿潤性を改善する種々の界面活性物質(例え
ばラウリル硫酸ナトリウム、ポリソルベート 80、Pluro
nics および Cremophors )である。例示として挙げた
これらの物質は限定を表すものではない。胃液溶解性フ
ィルム被覆に適していることが知られている全ての添加
剤を用いることができる。
フィルム形成剤またはポリマーと、1:9〜9:1の比
率で組み合わせることも可能である。
下記のものである:ポリビニルピロリドン、ポリビニル
ピロリドンコポリマー、水溶性セルロース誘導体(例え
ばヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース)、アクリレートとメタクリレートのコポ
リマー、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリエチレンオキシド/ポリプロピレンオキシドブ
ロックコポリマー。
たは水平ドラムコーター中での被覆、ドリップ被覆法お
よびパン被覆法のような従来の方法である。錠剤に使用
するほかに、本発明のポリマーを他の医薬製剤、例えば
顆粒剤、ペレット、結晶またはカプセル剤の被覆に使用
してもよい。新規な被覆剤を、従来の方法により5〜20
0μm、好ましくは 10〜100μm の厚さに塗布する。
応じて湿潤結合剤と乾燥結合剤とで区別がなされる。後
者は特に直接の製錠および造粒または圧縮に用いられ
る。これらの場合、結合剤を有効成分および場合により
他の賦形剤と混合し、次いで直接に製錠するか、または
造粒もしくは圧縮する。
成分/賦形剤混合物を結合剤の水溶液または有機溶剤溶
液で湿潤させ、この湿った組成物を篩を通し、次いで乾
燥する。さらに湿潤および乾燥を、例えば流動床造粒の
場合のように並行して行ってもよい。
顆粒を生じるので、結合剤は低い溶液粘度を有するべき
である。
剤を製造可能であるべきである。多くの有効成分は圧縮
するのが困難であり、従って不充分な機械的安定性を有
する錠剤を与えるので、硬度は錠剤にとって重要であ
る。
有効成分の放出速度に対して無視しうる程度の有害作用
は与えるはずである。
ポリビニルピロリドン、ビニルアセテート/ビニルピロ
リドンコポリマー、ゼラチン、デンプンペースト、マル
トデキストリン、ヒドロキシアルキル化およびカルボキ
シアルキル化セルロース誘導体(例えばヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、メチルセルロース、ナトリウム
カルボキシメチルセルロース)、天然ゴム類(例えばア
ラビアゴム)、ペクチンまたはアルギン酸塩である。
し、加工するのが困難である。高い粘度とは、造粒すべ
き粉末顆粒の湿潤性が劣り、不均一であり、低すぎる顆
粒強度および好ましくない粒度分布をもたらす。
を吸収して膨潤する。これは顆粒および錠剤の性質を劇
的に変化させうる。
リマーが結合剤として優れた効果を有し、さらに製剤の
全量の 0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%の濃度
範囲で崩壊に対して無視しうる程度の作用を有すること
を見出した。さらに、これらのコポリマーは良好な湿潤
性を有するので、溶解性の低い有効成分の放出を改善す
ることができる。
の実施例で詳細に説明するが、本発明はこれらの例示的
実施形態に限定されるものではない。
物2を計量添加し、15分間重合させた。供給物1を 1.5
時間かけて添加し、供給物3を同時に 10分間かけて添
加した。供給物1の添加終了後、重合を 80℃で3時間
続けた。次いでこの混合物を冷却し、120 mm を通して
濾過した。
被膜)の製造 下記の組成のフィルム被覆液:
95.0 mg の Ludipress (登録商標)(BASF Aktiengesell
schaft 製)、12.50 mg の Kollidon(登録商標)VA 64
(BASF Aktiengesellschaft 製)および 2.50 mg のス
テアリン酸マグネシウムを含有する9mm 両凸錠剤コア
上に、水平ドラムコーター("Accela-Cota 24"、Manest
y 製)においてスプレーした。
レー乾燥ポリマーを水中に撹拌して再分散させ、Sicovi
t(登録商標) rot、二酸化チタンおよびタルクを加え、
次いでコランダムディスクミル中で均質化することによ
り調製した。1090g(スプレー損失のために 10%の過
剰分を含む)を、5000gのコアに、55℃の入口空気温度
ならびに 1.0 mm 幅を有するスプレーノズルを用いて 3
1 g/分 のスプレー速度および 1.8 バールのスプレー圧
力において塗布した。スプレーに続いて55℃で5分間乾
燥した。
色フィルム被覆錠剤が得られた: 外観: 極めて滑らかな表面、 精密に形成されたインプリント 崩壊(人工胃液): 5分13秒 崩壊時間の差 (被覆錠剤-コア): 55秒 硬度: 94 N 硬度の差 (被覆錠剤-コア): 24 N
ると、得られる顆粒剤または錠剤は例外的に機械的に安
定であり、また長期貯蔵に際しても安定である。
Claims (9)
- 【請求項1】 a)80〜20重量%のヒドロキシ-C1-C6-
アルキル(メタ)アクリレート、および場合により式
(A)もしくは(B)の1種以上の化合物: 【化1】 〔式中、R1 =H、C1-C6-アルキル、 R2 =H、CH3、 R3 = C1-C24-アルキルである〕またはその混合物を、 b)20〜80重量%のポリビニルアルコール(PVA)およ
び c)場合により0〜20重量%の他の重合性化合物(C)の
存在下で、フリーラジカル重合させることにより得られ
る水溶性または水分散性コポリマー。 - 【請求項2】 上記フリーラジカル重合がエマルジョン
重合である、請求項1に記載の水溶性または水分散性コ
ポリマー。 - 【請求項3】 上記ヒドロキシ-C1-C6-アルキル(メ
タ)アクリレートとしてヒドロキシエチルメタクリレー
トを用いる、請求項1または2に記載の水溶性または水
分散性コポリマー。 - 【請求項4】 式(A)の化合物がメチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、メチルアクリレートまたはそ
の混合物からなる群から選択される、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の水溶性または水分散性コポリマー。 - 【請求項5】 式(B)の化合物が C3-C24ビニルエステル
からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1
項に記載の水溶性または水分散性コポリマー。 - 【請求項6】 水性溶剤もしくは非水性であるが水混和
性の溶剤中または非水性/水性混合溶剤中でフリーラジ
カル重合させることによる、請求項1〜5のいずれか1
項に記載の水溶性または水分散性コポリマーの製造方
法。 - 【請求項7】 上記重合を30〜55重量%のポリビニルア
ルコールの存在下に行う、請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 被覆剤、結合剤および/またはフィルム
形成性賦形剤として、請求項1〜5のいずれか1項に記
載の1種またはそれ以上の水溶性または水分散性コポリ
マーを含む、医薬投与剤形。 - 【請求項9】 医薬投与剤形における被覆剤、結合剤お
よび/またはフィルム形成性賦形剤としての、請求項1
〜5のいずれか1項に記載の水溶性または水分散性コポ
リマーの使用。
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