JP2002179221A - ピッキング方法及びピッキングシステム - Google Patents

ピッキング方法及びピッキングシステム

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JP2002179221A JP2000384553A JP2000384553A JP2002179221A JP 2002179221 A JP2002179221 A JP 2002179221A JP 2000384553 A JP2000384553 A JP 2000384553A JP 2000384553 A JP2000384553 A JP 2000384553A JP 2002179221 A JP2002179221 A JP 2002179221A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】納品先で物品の検品作業の手間を省くことを可
能にしうるピッキングシステムを提供すること。 【解決手段】本発明に係るピッキングシステムは、コン
テナ11を運搬可能な台車10であって、所定の情報を
表示可能な表示パネル21と、所定の物品情報を入力可
能なハンドスキャナ23と、所定の入力情報を出荷ラベ
ル26に記録可能なラベルプリンタ24とを有するカー
ト10と、所定の物品をピッキングする旨の情報をカー
ト10の表示パネル21に表示させるピッキング指示手
段31と、コンテナ11に含まれる物品に相当するコン
テナ情報についてラベルプリンタ24に出力させるよう
に構成された出荷ラベル出力手段33とを有する制御部
30とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、物流セン
タに適用されるピッキングシステムに関し、特に、台車
を用いたピッキングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、物流センタにおいては、例え
ば、店舗等の顧客からの注文に応じた物品を、複数の物
品棚から選択して台車上のコンテナに投入し、そのコン
テナを顧客先に納入することを目的としたピッキングシ
ステムが採用されている。
【0003】このピッキングシステムにおいては、コン
テナを積載する台車に表示パネルやハンドスキャナ等を
搭載し、このような台車に対して、コンピュータサーバ
により物品に関する所定のデータを双方向の無線通信に
より集中的に管理するようにしている。
【0004】具体的には、ピッキングすべき物品名やそ
の物品の数等の顧客に納入すべき物品に関する受注デー
タの一部が、その物品を収めた物品棚の位置に関するデ
ータとともに、コンピュータサーバから台車に送信され
てその台車の表示パネルに表示される。
【0005】その一方で、台車の表示パネルに表示され
た指示内容に従って作業者が、ピッキングした物品につ
いて、その物品コードをハンドスキャナよって読み取る
とともにその物品の数を表示パネルから入力し、これに
より、その都度実際にピッキングした物品や物品数と表
示パネルの指示内容とが照合される。
【0006】そして、表示パネルの指示内容のすべての
物品がピッキングされると、そのコンテナが識別番号を
付された状態で納入先に出荷される一方で、そのコンテ
ナ内に含まれるすべての物品データがその識別番号と対
応付けられてコンピュータサーバから納入先に送信され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のピッキングシステムにおいては、納入先で物
流センタから送信された物品データに基づいてコンテナ
の内容物を検品する際に、まず、物品データに対応する
識別番号と、その番号が付されたコンテナとを照合させ
なければならず、その手間がかかるという問題があっ
た。
【0008】また、納入先で検品する際に、物品データ
を受け取っているにもかかわらず、その物品データにつ
いての物品を収容したコンテナがまだ納入されていない
という事態が生じるおそれがあった。
【0009】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、納品先で物品の検品作業の手間を省くことを可能に
しうるピッキングシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、所定の情報を表示可
能な表示部(21)と、所定の物品情報を入力可能な入
力部(23)とを有し、コンテナ(11)を運搬可能な
台車(10)を用い、所定の物品をピッキングする旨の
情報を台車(10)の表示部(21)に表示させる一方
で、当該情報に基づいてピッキングしてコンテナ(1
1)に投入する物品についての物品情報を台車(10)
の入力部(23)から入力するピッキング方法におい
て、コンテナ(11)に投入された物品に相当するコン
テナ情報を台車(10)で所定の記録媒体(26)に記
録し、当該記録媒体(26)をコンテナ(11)に付す
ることを特徴とするピッキング方法である。
【0011】請求項1記載の発明の場合、コンテナ(1
1)にその内容物に関するコンテナ情報を記録媒体(2
6)を介して付することにより、納品先において入荷さ
れたコンテナ(11)を検品する際には、従来技術のよ
うに、検品の対象となるコンテナと、コンテナと別個に
送信された物品情報に対応するコンテナとを照合する手
間を省くことができ、コンテナ(11)自体をそれに付
された記録媒体(26)からコンテナ情報を読み取るこ
とにより直接検品することができる。
【0012】その一方で、コンテナ(11)の内容物に
関するコンテナ情報を、台車(10)上で記録媒体(2
6)に記録し、その記録媒体(26)を台車(10)に
おいてコンテナ11に付するようにしたことから、物品
のピッキングや物品情報の入力に加えて記録媒体(2
6)を記録してこれを付することなど、ピッキングに関
わる一連の作業をすべて台車(10)上で行うことがで
きるため、ピッキングの作業性を向上させることができ
る。
【0013】請求項2記載の発明のように、請求項1記
載の発明において、コンテナ情報を台車(10)で2次
元バーコード(25)に変換したものをラベル(26)
に記録し、当該ラベル(26)をコンテナ(11)の所
定の部位に貼付することも効果的である。
【0014】また、請求項3記載の発明のように、請求
項1記載の発明において、コンテナ情報を台車(10)
で磁気情報に変換したものをICカードに記録し、当該
ICカードをコンテナ(11)の所定の部位に挿入する
ことも効果的である。請求項2又は3記載の発明によれ
ば、大量の情報を2次元バーコード(25)やICカー
ドに記録することができる。
【0015】一方、請求項4記載の発明は、所定の情報
を表示可能な表示部(21)と、所定の物品情報を入力
可能な入力部(23)とを有し、コンテナ(11)を運
搬可能な台車(10)と、所定の物品をピッキングする
旨の情報を台車(10)の表示部(21)に表示させる
ピッキング指示手段(31)を有する制御部(30)を
備えたピッキングシステムにおいて、台車(10)は、
所定の入力情報を所定の記録媒体(26)に記録可能な
出力部(24)を有する一方で、制御部(30)は、コ
ンテナ(11)に収容された物品に相当するコンテナ情
報について出力部(24)に出力させるように構成され
た記録媒体出力手段(33)を有することを特徴とする
ピッキングシステムである。請求項4記載の発明によれ
ば、請求項1〜3記載のピッキング方法を実施可能なシ
ステムを得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るピッキングシ
ステムの好ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1は、本実施の形態のピッキングシステムが
適用される物流センタの概略構成を示す平面図である。
図2は、同ピッキングシステムの概略を示す図である。
図3は、同ピッキングシステムに用いられるカートの概
略構成を示す斜視図である。
【0017】図1に示すように、本実施の形態のピッキ
ングシステム1は、例えば、以下に述べるような物流セ
ンタに適用されるものである。この物流センタにおいて
は、物品ごとにその物品名などの物品データを示す物品
コードが付されており、同じ物品コードをもつ物品は、
同一の物品箱51に収容された状態で物品棚52に陳列
されている。その物品棚52は、物流センタ内の所定の
エリアに、所定の間隔をおいてそこに搬送通路53を確
保したうえで、所定の方向に延びるように複数設置され
る。また、これらの物品棚52の側方には、一対のコン
ベヤ54が物品棚52から延びる搬送通路53と交わる
ように設置されている。
【0018】図1又は図2に示すように、本実施の形態
のピッキングシステム1は、複数のカート管理サーバ2
と、複数のカート(台車)10とを有している。このカ
ート管理サーバ2は、コンピュータを用いたもので、例
えば、物品棚52ごとにその端部分の近傍に設置されて
いる。また、カート管理サーバ2は、受注データに基づ
いた所定のピッキングデータを含む内容を、図示しない
ホストコンピュータとの間に送受信する第1のデータ送
受信手段3と、そのピッキングデータを含む内容を、特
定のカート10の間に送受信する第2のデータ送受信手
段4とを有している。
【0019】ここで、ピッキングデータには、特定の物
品棚52の物品箱51からピッキングすべき物品につい
ての物品コードや物品数、あるいは、物品箱51の位置
を示す箱番号等が含まれている。
【0020】一方、図3に示すように、カート10は、
例えば鉄パイプを用いたフレーム構造を有し、複数のコ
ンテナ11を積載可能な大きさの略直方体枠状に形成さ
れている。このようなフレーム構造の上部分と下部分に
は、それぞれ、天板12と底板13が設けられており、
その底板12には複数のホイール14が取り付けられて
いる。
【0021】また、図2又は図3に示すように、本実施
の形態の場合、カート10の天板12上には、端末装置
20として、表示パネル(表示部)21と、無線器22
と、ハンドスキャナ(入力部)23と、ラベルプリンタ
(出力部)24とが設置されている。無線器22、ハン
ドスキャナ23、ラベルプリンタ24は、それぞれ、表
示パネル21に電気的に接続されている。
【0022】無線器22は、カート管理サーバ2との間
に所定のデータを無線通信により送受信可能に構成され
ている。
【0023】ハンドスキャナ23は、物品の物品コード
に対してその読み取った画像を物品コードに含まれる物
品データに変換するように構成されている。
【0024】ラベルプリンタ24は、所定の入力情報を
この内容を含む所定の情報に変換する機能を有し、当該
情報を二次元バーコード25としてラベル(記録媒体)
26に印字するように構成されている。
【0025】表示パネル21は、外部に例えば文字情報
等を表示するためのディスプレー部21aと、外部入力
するための複数の操作ボタン21bとが設けられるとと
もに、内部に所定の制御部30を有している。
【0026】この制御部30は、例えば、ピッキング表
示手段31、物品データ入力手段32、物品ラベル出力
手段(記録媒体出力手段)33等からなり、この制御部
31自身と、カート管理サーバ2や、ハンドスキャナ2
3等の他の機器との間に所定のデータを出入力するとと
もに、操作ボタン21bからこれらに応じた所定のデー
タを制御部31自身に入力するように構成されている。
【0027】そして、ピッキング表示手段31は、カー
ト管理サーバ2の第2のデータ送受信手段4からのピッ
キングデータを、無線器22を介して導入することによ
って表示パネル21のディスプレー21a上に表示させ
るように構成されている。
【0028】また、物品データ入力手段32は、ハンド
スキャナ23から入力された物品データや、表示パネル
21の操作ボタン21bの一つから入力された物品数に
ついてのデータを導入し、この物品データや物品数とピ
ッキングデータとを照合させるともに、ピッキングデー
タのうちハンドスキャナ23から入力された物品データ
と残りの物品データとを区別できるように表示パネル2
1のディスプレー21a上に表示させるように構成され
ている。
【0029】さらに、物品ラベル出力手段33は、表示
パネル21の操作ボタン21bの一つから入力された、
ピッキングを終了する旨のデータを受信した段階で、物
品データ入力手段32によって照合されたすべての物品
データについてのコンテナデータを、ラベルプリンタ2
4に印字させるように構成されている。
【0030】なお、物品ラベル出力手段33は、表示パ
ネル21の操作ボタン21bの一つからの、ピッキング
が終了せずにコンテナ11が満杯になった旨のデータを
受信した段階で、上記同様のコンテナデータの内容を、
同一のピッキングデータに基づく他のコンテナ11と関
連させるための枝番号とともに、ラベルプリンタ24に
印字させる機能をも有している。
【0031】図4は、本実施の形態のピッキングシステ
ムの処理の流れを示す図である。以下、図4を参照しつ
つ、適宜他の図面を用いて、本実施の形態の作用及びピ
ッキング方法を説明する。
【0032】まず、ホストコンピュータが、納品先から
受けた受注データに基づき物流センタの物品棚52ごと
にピッキングデータを分配して送信し、各カート管理サ
ーバ2が、そのピッキングデータを第1のデータ送信手
段3により受信した後、第2のデータ送信手段4により
そのピッキングデータを特定のカート10にさらに分配
して送信する。
【0033】ステップ1では、このようなピッキングデ
ータをカート10が受信した後、ステップ2では、表示
パネル21が、ピッキング表示手段31によりピッキン
グデータに含まれる物品コード、物品数、箱番号等をデ
ィスプレー部21aに表示させる。
【0034】ステップ3では、作業者が、表示パネル2
1の表示内容に基づき、箱番号に示された物品箱51ま
でカート10を運び、その物品箱51に収められた物品
をピッキングする。
【0035】ステップ4では、作業者が、物品の物品コ
ードをハンドスキャナ23により読み取る。この際、作
業者は、ピッキングした物品数を表示パネル21の操作
ボタン21bの押下により入力する。
【0036】この場合、表示パネル21の物品コード手
段32は、ハンドスキャナ23から送られる物品データ
や入力された物品数を、ピッキングデータとその都度照
合してこれらが一致した場合には、例えば、表示パネル
21のディスプレー部21a上の物品コードや物品数の
欄にピッキングした旨を示す所定のマークを表示してま
だピッキングされていない物品と区別させる。
【0037】ステップ5では、作業者が、コンテナ11
が満杯であるか否かの判断をし、コンテナ11が満杯で
ない場合には、ステップ8に分岐し、コンテナ11が満
杯である場合には、ステップ6に進む。
【0038】ステップ8では、作業者が、表示パネル2
1の表示内容からピッキングが終了したか否かを判断
し、終了していない場合には、ステップ3に戻って上述
したピッキング作業及び物品コードの入力作業を行い、
終了した場合には、ステップ9に進む。
【0039】一方、コンテナ11が満杯である場合に
は、ステップ6において、作業者が、表示パネル21の
操作ボタン21bのうち満杯を表すものを押下する。こ
れにより、表示パネル21の物品ラベル出力手段33
は、この時点でピッキングしたすべての物品データとと
もにコンテナ11の枝番号に関するデータを含むコンテ
ナデータをラベルプリンタ24に送信し、これらの内容
を2次元バーコード25に変換したものを出荷ラベル2
6に印字させる。
【0040】そして、ステップ7では、作業者が、満杯
になったコンテナ11を梱包してこのコンテナ11の所
定の部位に出荷ラベル26を貼付した後、ステップ8の
ピッキング終了の判断を行う。
【0041】その一方で、ピッキングが終了した場合に
は、ステップ9において、作業者が、表示パネル21の
操作ボタン21bのうち終了を表すものを押下する。こ
れにより、表示パネル21のラベル出力手段33は、ス
テップ6の場合とほぼ同様に、終了した時点でピッキン
グしたすべての物品データを含むコンテナデータを、同
一のピッキングデータに基づく他のコンテナ11がある
場合にはこれらの枝番号に関するデータとともにラベル
プリンタ24に送信し、この内容を2次元バーコードに
変換したものを出荷ラベル26に印字させる。
【0042】そして、ステップ10では、作業者が、ピ
ッキングの終了したコンテナ11を梱包してこのコンテ
ナ11の所定の部位に出荷ラベル26を貼付した後、ス
テップ11において、カート10をコンベヤ54にまで
運び、カート10内のすべてのコンテナ11をコンベヤ
54上に積載して出荷する。
【0043】以上述べたように本実施の形態によれば、
コンテナ11にその内容物に関する情報を出荷ラベル2
6を介して付するようにしたことから、納品先において
入荷されたコンテナ11を検品する際には、従来技術の
ように、検品の対象となるコンテナと、コンテナと別個
に送信された物品データに対応するコンテナとを照合す
る手間を省くことができ、コンテナ11自体を、それに
付された2次元バーコード25を読み取ることにより直
接検品することができる。
【0044】その一方で、コンテナ11の内容物に関す
る情報を、カート10上で独立して出荷ラベル26に出
力し、その出荷ラベル26をカート10においてコンテ
ナ11に貼付するようにしたことから、物品のピッキン
グや物品コードの入力に加えて出荷ラベル26の出力や
出荷ラベル26の貼付など、ピッキングに関わる一連の
作業をすべて、カート上で行うことができ、しかも、か
かる一連の作業を物流センタのいずれの場所でも行うこ
とができるため、ピッキングの作業性を向上させること
ができる。
【0045】また、本実施の形態の場合、物流センタに
おいて、ピッキングした物品を、その都度、受注データ
に基づくピッキングデータと照合することによって、コ
ンテナ11の内容物に対する信頼性を従来技術と同様に
確保したうえで、納品先において、コンテナ11に付さ
れた2次元バーコード25に含まれる物品データを、コ
ンテナ11内の現物と逐一突き合わせなくてもコンピュ
ータ上で発注データと照合することが可能になり納品先
での検品作業を簡素にすることができる。
【0046】特に、この場合において、納入先で物品を
検品する際に限らず、例えば、何らかの不手際が生じて
コンテナ11の内容物についての情報を得たいとき、わ
ざわざコンテナ11を開梱しなくてもコンテナ11に付
された2次元バーコード26を読み取れば足りるため、
コンテナ11に付随させた内容物の情報を他物流の過程
でも利用することが可能になる。
【0047】さらに、本実施の形態によれば、コンテナ
11にその内容物に関する情報を付随させたことから、
物流センタから納品先に物品データを送信する手間を省
くことができるとともに、ピッキングシステムに関する
コンピュータ上のアーキテクチャを簡素なものにするこ
とができる。なお、本発明は、上述の実施の形態に限ら
れることなく、種々の変更を行うことができる。例え
ば、上記実施の形態においては、コンテナ11に記録媒
体を介して内容物の情報を付するものとして、ラベルプ
リンタ24と、ラベル26に印字された二次元バーコー
ド26とを用いたが、本発明は、磁気情報を記録する機
器によって、ICカードにコンテナの内容物の情報を記
録し、このようなICカードをコンテナの所定の部位に
挿入することもできる。この場合、ICカードに繰返し
読み書き可能なものを用いることが望ましく、これによ
り、ICカードを再利用したり、あるいは、コンテナか
ら出荷ラベルを引き剥がす手間を省くことができる。
【0048】また、本発明は、カート上のコンテナに物
品棚から特定の物品をピッキングするシステムに係るも
のであるが、本発明の要旨となる部分を、カート上に積
載された物品を特定のコンテナに仕分けるようなソーテ
ィングシステムに適用することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、納品
先で物品の検品作業の手間を省くことを可能にしうるピ
ッキングシステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のピッキングシステムが適用され
る物流センタの概略構成を示す平面図である。
【図2】同ピッキングシステムの概略を示す図である。
【図3】同ピッキングシステムに用いられるカートの概
略構成を示す斜視図である。
【図4】同ピッキングシステムの処理の流れを示す図で
ある。
【符号の説明】
10…カート(台車) 11…コンテナ 21…表示パ
ネル(表示部) 23…ハンドスキャナ(入力部) 2
4…ラベルプリンタ(出力部) 25…2次元バーコー
ド 26…出荷ラベル(記録媒体) 30…制御部 3
1…ピッキング表示手段 33…出荷ラベル出力手段
(記録媒体出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/06 G06K 19/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の情報を表示可能な表示部(21)
    と、所定の物品情報を入力可能な入力部(23)とを有
    し、コンテナ(11)を運搬可能な台車(10)を用
    い、所定の物品をピッキングする旨の情報を台車(1
    0)の表示部(21)に表示させる一方で、当該情報に
    基づいてピッキングしてコンテナ(11)に投入する物
    品についての物品情報を台車(10)の入力部(23)
    から入力するピッキング方法において、 コンテナ(11)に投入された物品に相当するコンテナ
    情報を台車(10)で所定の記録媒体(26)に記録
    し、当該記録媒体(26)をコンテナ(11)に付する
    ことを特徴とするピッキング方法。
  2. 【請求項2】前記コンテナ情報を台車(10)で2次元
    バーコード(25)に変換したものをラベル(26)に
    記録し、当該ラベル(26)をコンテナ(11)の所定
    の部位に貼付することを特徴とする請求項1記載のピッ
    キング方法。
  3. 【請求項3】前記コンテナ情報を台車(10)で磁気情
    報に変換したものをICカードに記録し、当該ICカー
    ドをコンテナ(11)の所定の部位に挿入することを特
    徴とする請求項1記載のピッキング方法。
  4. 【請求項4】所定の情報を表示可能な表示部(21)
    と、所定の物品情報を入力可能な入力部(23)とを有
    し、コンテナ(11)を運搬可能な台車(10)と、所
    定の物品をピッキングする旨の情報を台車(10)の表
    示部(21)に表示させるピッキング指示手段(31)
    を有する制御部(30)を備えたピッキングシステムに
    おいて、 前記台車(10)は、所定の入力情報を所定の記録媒体
    (26)に記録可能な出力部(24)を有する一方で、
    前記制御部(30)は、コンテナ(11)に収容された
    物品に相当するコンテナ情報について前記出力部(2
    4)に出力させるように構成された記録媒体出力手段
    (33)を有することを特徴とするピッキングシステ
    ム。
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