JP2002179204A - 板状材ハンドリング設備 - Google Patents
板状材ハンドリング設備Info
- Publication number
- JP2002179204A JP2002179204A JP2000379090A JP2000379090A JP2002179204A JP 2002179204 A JP2002179204 A JP 2002179204A JP 2000379090 A JP2000379090 A JP 2000379090A JP 2000379090 A JP2000379090 A JP 2000379090A JP 2002179204 A JP2002179204 A JP 2002179204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- handling equipment
- storage
- traverser
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 板状材を垂直姿勢で入庫、保管あるいは出
庫する板状材のハンドリング設備において、上部空間を
低く抑えることができる板状材ハンドリング設備の提
供。 【解決手段】 板状材Ｂを縦置きに載置するラックを備
えた板状材の縦置き保管庫１の入庫側に設けられた、板
状材ｂを縦に傾転させ縦置き保管庫１へ移送する傾転移
送装置２と、保管庫１の下方を板状材の移送方向と直交
方向に前進後退するとともに、ラック内で板状材を移送
するピッキング装置３と、出庫側に設けられた、板状材
を前記ラックに出し入れするトラバーサー４とからなる
板状材ハンドリング設備であって、ラック及びトラバー
サー４が縦置きの板状材を支持し案内するローラを備
え、傾転移送装置、ピッキング装置及びトラバーサーが
板状材を載せて移送する駆動ローラを備え、前記駆動ロ
ーラが連動する。
庫する板状材のハンドリング設備において、上部空間を
低く抑えることができる板状材ハンドリング設備の提
供。 【解決手段】 板状材Ｂを縦置きに載置するラックを備
えた板状材の縦置き保管庫１の入庫側に設けられた、板
状材ｂを縦に傾転させ縦置き保管庫１へ移送する傾転移
送装置２と、保管庫１の下方を板状材の移送方向と直交
方向に前進後退するとともに、ラック内で板状材を移送
するピッキング装置３と、出庫側に設けられた、板状材
を前記ラックに出し入れするトラバーサー４とからなる
板状材ハンドリング設備であって、ラック及びトラバー
サー４が縦置きの板状材を支持し案内するローラを備
え、傾転移送装置、ピッキング装置及びトラバーサーが
板状材を載せて移送する駆動ローラを備え、前記駆動ロ
ーラが連動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板、ガラス板あ
るいはコンクリート板等の板状材を垂直姿勢で保管庫に
おいて入庫、保管、出庫することができる板状材ハンド
リング設備に関する。
るいはコンクリート板等の板状材を垂直姿勢で保管庫に
おいて入庫、保管、出庫することができる板状材ハンド
リング設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼板の製造設備における鋼板の保管の方
式として、各鋼板を寝かせて積層する方式があるが、こ
の保管方式では、鋼板が下の方にある時は、上方に位置
する鋼板をクレーンやハッカーで上から順に吊り上げに
より取り除いて、特定の一枚を取り出すことになり、ハ
ンドリングは極めて悪いものである。
式として、各鋼板を寝かせて積層する方式があるが、こ
の保管方式では、鋼板が下の方にある時は、上方に位置
する鋼板をクレーンやハッカーで上から順に吊り上げに
より取り除いて、特定の一枚を取り出すことになり、ハ
ンドリングは極めて悪いものである。
【０００３】この問題を解消するものとして、たとえ
ば、本出願人に係る特開平６−２２７６１４号公報に、
垂直姿勢及び水平姿勢に設定可能なサポートを台車に連
接し、サポートに、板状材を吸着するための吸着機構を
設けると共に垂直に立てた姿勢の板状材の上下両端を着
脱拘束可能なピックを連接し、ピックをサポートから前
記板状材の下端までストローク動作可能としてなる板状
材のハンドリング装置が記載されている。この装置によ
り、垂直姿勢で保管する板状材の保管位置への抜き差し
を立てたままの状態で行うことができるので、作業効率
の向上が可能となる。
ば、本出願人に係る特開平６−２２７６１４号公報に、
垂直姿勢及び水平姿勢に設定可能なサポートを台車に連
接し、サポートに、板状材を吸着するための吸着機構を
設けると共に垂直に立てた姿勢の板状材の上下両端を着
脱拘束可能なピックを連接し、ピックをサポートから前
記板状材の下端までストローク動作可能としてなる板状
材のハンドリング装置が記載されている。この装置によ
り、垂直姿勢で保管する板状材の保管位置への抜き差し
を立てたままの状態で行うことができるので、作業効率
の向上が可能となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ハ
ンドリング装置は保管庫の上部に設置されているため、
ハンドリング装置を設置するための上部空間を必要と
し、建屋が高くなり、架構費用、ハンドリング装置の費
用が割高になる。
ンドリング装置は保管庫の上部に設置されているため、
ハンドリング装置を設置するための上部空間を必要と
し、建屋が高くなり、架構費用、ハンドリング装置の費
用が割高になる。
【０００５】そこで、本発明は、板状材を垂直姿勢で入
庫、保管あるいは出庫する板状材のハンドリング設備に
おいて、上部空間を低く抑えることができる板状材ハン
ドリング設備を提供するものである。
庫、保管あるいは出庫する板状材のハンドリング設備に
おいて、上部空間を低く抑えることができる板状材ハン
ドリング設備を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の板状材ハンドリ
ング設備は、板状材を１枚づつ縦置きに載置するラック
を備えた板状材の縦置き保管庫と、該縦置き保管庫の入
庫側に隣接して設けられた、板状材を縦に傾転させ縦置
き保管庫へ移送する傾転移送装置と、前記縦置き保管庫
の下方を板状材の移送方向と直交方向に前進後退すると
ともに、ラック内で板状材を移送するピッキング装置
と、縦置き保管庫の出庫側に隣接して設けられた、板状
材を前記ラックに出し入れするトラバーサーとからなる
板状材ハンドリング設備であって、板状材を入出庫する
際に、傾転移送装置、ピッキング装置及びトラバーサー
が連動することを特徴とする。
ング設備は、板状材を１枚づつ縦置きに載置するラック
を備えた板状材の縦置き保管庫と、該縦置き保管庫の入
庫側に隣接して設けられた、板状材を縦に傾転させ縦置
き保管庫へ移送する傾転移送装置と、前記縦置き保管庫
の下方を板状材の移送方向と直交方向に前進後退すると
ともに、ラック内で板状材を移送するピッキング装置
と、縦置き保管庫の出庫側に隣接して設けられた、板状
材を前記ラックに出し入れするトラバーサーとからなる
板状材ハンドリング設備であって、板状材を入出庫する
際に、傾転移送装置、ピッキング装置及びトラバーサー
が連動することを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の板状材ハンドリン
グ設備の配置を示す全体図である。板状材ハンドリング
設備は、図１に示すように、板状材Ｂを縦置きで保管す
る縦置き保管庫１と、縦置き保管庫１の一方側に配置さ
れ、板状材を９０度以上に傾転させ移送する傾転移送装
置２と、縦置き保管庫１の任意の位置に板状材Ｂを入出
庫させるピッキング装置３、縦置き保管庫１の他方側に
配置され、縦置き保管庫内の板状材Ｂを入出庫させるト
ラバーサー４が配置されている。なお、図１においては
縦置き保管庫１がトラバーサー４を挟んで２ユニット配
置されているが、１ユニットでもよい。
グ設備の配置を示す全体図である。板状材ハンドリング
設備は、図１に示すように、板状材Ｂを縦置きで保管す
る縦置き保管庫１と、縦置き保管庫１の一方側に配置さ
れ、板状材を９０度以上に傾転させ移送する傾転移送装
置２と、縦置き保管庫１の任意の位置に板状材Ｂを入出
庫させるピッキング装置３、縦置き保管庫１の他方側に
配置され、縦置き保管庫内の板状材Ｂを入出庫させるト
ラバーサー４が配置されている。なお、図１においては
縦置き保管庫１がトラバーサー４を挟んで２ユニット配
置されているが、１ユニットでもよい。
【０００８】図２は縦置き保管庫を示し、（ａ）は正面
図、（ｂ）は側面図である。縦置き保管庫のラックは、
間隔をおいて複数の支柱１ａが立設され、各支柱１ａの
上部は上部梁１ｂで結合され、下部は横梁１ｃで結合さ
れている。各支柱１ａは、板状材Ｂが転倒しないように
安定して支持するために９０度あるいはそれ以上に５〜
１０度傾斜させて板状材Ｂがもたれかかるようにし、横
梁１ｃで支持する。
図、（ｂ）は側面図である。縦置き保管庫のラックは、
間隔をおいて複数の支柱１ａが立設され、各支柱１ａの
上部は上部梁１ｂで結合され、下部は横梁１ｃで結合さ
れている。各支柱１ａは、板状材Ｂが転倒しないように
安定して支持するために９０度あるいはそれ以上に５〜
１０度傾斜させて板状材Ｂがもたれかかるようにし、横
梁１ｃで支持する。
【０００９】各支柱１ａの一側面には、上下方向に間隔
をおいて複数のローラ１ｄが水平方向に回転自在に取り
付けられている。板状材Ｂは複数のローラ１ｄに支持さ
れて後述するピッキング装置３により入出庫する。
をおいて複数のローラ１ｄが水平方向に回転自在に取り
付けられている。板状材Ｂは複数のローラ１ｄに支持さ
れて後述するピッキング装置３により入出庫する。
【００１０】図３は本発明の傾転移送装置を示す側面図
で、（ａ）は板状材を横置きにした状態を示す図、
（ｂ）は板状材を傾転させた状態を示す図である。図３
（ａ）において、フレーム２ａには、板状材Ｂを載せる
傾転アーム２ｂが配置され、傾転アーム２ｂの一端が軸
２ｃを支点に傾転可能に枢着されている。傾転アーム２
ｂの支点より下方の下端はシリンダー２ｄのピストン２
ｅに連結され、シリンダー２ｄの駆動によりピストン２
ｅが傾転アーム２ｂを引っ張って、傾転アーム２ｂを倒
立させる。
で、（ａ）は板状材を横置きにした状態を示す図、
（ｂ）は板状材を傾転させた状態を示す図である。図３
（ａ）において、フレーム２ａには、板状材Ｂを載せる
傾転アーム２ｂが配置され、傾転アーム２ｂの一端が軸
２ｃを支点に傾転可能に枢着されている。傾転アーム２
ｂの支点より下方の下端はシリンダー２ｄのピストン２
ｅに連結され、シリンダー２ｄの駆動によりピストン２
ｅが傾転アーム２ｂを引っ張って、傾転アーム２ｂを倒
立させる。
【００１１】傾転アーム２ｂの支点側には、傾転アーム
２ｂの倒立時に水平状態になって、倒立した板状材Ｂの
下辺を支持する駆動ローラ２ｆを設ける。駆動ローラ２
ｆはモータＭにより回転して板状材Ｂを送り出す。
２ｂの倒立時に水平状態になって、倒立した板状材Ｂの
下辺を支持する駆動ローラ２ｆを設ける。駆動ローラ２
ｆはモータＭにより回転して板状材Ｂを送り出す。
【００１２】傾転アーム２ｂに隣接して、倒立した板状
材を支持する支持アーム２ｇがフレーム２ｈに回動自在
に配置されている。支持アーム２ｇの回動はシリンダー
２ｉを駆動して行う。支持アーム２ｇには、上下方向に
間隔をおいて複数のローラ２ｋが設けられている。
材を支持する支持アーム２ｇがフレーム２ｈに回動自在
に配置されている。支持アーム２ｇの回動はシリンダー
２ｉを駆動して行う。支持アーム２ｇには、上下方向に
間隔をおいて複数のローラ２ｋが設けられている。
【００１３】支持アーム２ｇは、図３（ｂ）に示すよう
に、倒立した板状材Ｂが転倒しないように安定して支持
するためにシリンダー２ｉを駆動させて９０度あるいは
それ以上に５〜１０度傾斜させてローラ２ｋにもたれか
かるようにする。
に、倒立した板状材Ｂが転倒しないように安定して支持
するためにシリンダー２ｉを駆動させて９０度あるいは
それ以上に５〜１０度傾斜させてローラ２ｋにもたれか
かるようにする。
【００１４】図４は本発明のピッキング装置の側面図
で、ピッキング装置３は、図１に示すように、保管庫１
内に間隔をおいて複数配置されている。ピッキング装置
１には板状材Ｂの入出庫方向と直交する方向にチェーン
３ａが駆動スプロケット３ｂと従動スプロケット３ｃの
間に張設され、駆動スプロケット３ｂはモータＭで駆動
する。
で、ピッキング装置３は、図１に示すように、保管庫１
内に間隔をおいて複数配置されている。ピッキング装置
１には板状材Ｂの入出庫方向と直交する方向にチェーン
３ａが駆動スプロケット３ｂと従動スプロケット３ｃの
間に張設され、駆動スプロケット３ｂはモータＭで駆動
する。
【００１５】チェーン３ａにはピッキング台車３ｄが連
結され、駆動スプロケット３ｂの正転・逆転により移動
するチェーン３ａにより、レール３ｉ上を前進後退す
る。ピッキング台車３ｄは、支柱１ａに干渉されない位
置に配置される。
結され、駆動スプロケット３ｂの正転・逆転により移動
するチェーン３ａにより、レール３ｉ上を前進後退す
る。ピッキング台車３ｄは、支柱１ａに干渉されない位
置に配置される。
【００１６】ピッキング台車３ｄには、シリンダー３ｅ
で駆動するリンク式昇降装置３ｆにより昇降する駆動ロ
ーラ３ｇが設けられている。駆動ローラ３ｇはモータＭ
によりチェーン３ｈを介して回転する。駆動ローラ３ｇ
の表面高さは、保管庫内を移動する際には、保管されて
いる板状材Ｂの下辺より低くしておき、保管庫１内から
板状材Ｂを入出庫する際にはリンク式昇降装置３ｆによ
り上昇して板状材Ｂを押し上げて支持する。
で駆動するリンク式昇降装置３ｆにより昇降する駆動ロ
ーラ３ｇが設けられている。駆動ローラ３ｇはモータＭ
によりチェーン３ｈを介して回転する。駆動ローラ３ｇ
の表面高さは、保管庫内を移動する際には、保管されて
いる板状材Ｂの下辺より低くしておき、保管庫１内から
板状材Ｂを入出庫する際にはリンク式昇降装置３ｆによ
り上昇して板状材Ｂを押し上げて支持する。
【００１７】図５は本発明のトラバーサーの側面図であ
る。トラバーサー４は板状材Ｂの入出庫方向と直交する
方向にレール４ａを前進後退する。台車４ｂの上には、
保管庫１のラックと同様に、側面に上下方向にローラ４
ｃを設けた支柱４ｄが立設され、支柱４ｄは倒立した板
状材Ｂが転倒しないように安定して支持するために９０
度以上に５〜１０度傾斜させる。板状材Ｂを支える支柱
４ｄは、板状材Ｂの入出庫を効率よく行うために複数設
けることが好ましい。支柱４ｄの下部には、板状材Ｂを
載せて移送する駆動ローラ４ｅを設け、駆動ローラ４ｅ
はモータＭで駆動する。
る。トラバーサー４は板状材Ｂの入出庫方向と直交する
方向にレール４ａを前進後退する。台車４ｂの上には、
保管庫１のラックと同様に、側面に上下方向にローラ４
ｃを設けた支柱４ｄが立設され、支柱４ｄは倒立した板
状材Ｂが転倒しないように安定して支持するために９０
度以上に５〜１０度傾斜させる。板状材Ｂを支える支柱
４ｄは、板状材Ｂの入出庫を効率よく行うために複数設
けることが好ましい。支柱４ｄの下部には、板状材Ｂを
載せて移送する駆動ローラ４ｅを設け、駆動ローラ４ｅ
はモータＭで駆動する。
【００１８】次に、本発明の板状材ハンドリング設備に
おける板状材の入出庫について説明する。
おける板状材の入出庫について説明する。
【００１９】図３（ａ）に示すように、傾転移送装置２
の傾転アーム２ｂに板状材Ｂがクレーンなどにより横置
きした後、図３（ｂ）に示すように、傾転アーム２ｂを
シリンダー２ｄの駆動により倒立させ、倒立した板状材
Ｂを駆動ローラ２ｆ及び支持アーム２ｇのローラ２ｋで
支持する。
の傾転アーム２ｂに板状材Ｂがクレーンなどにより横置
きした後、図３（ｂ）に示すように、傾転アーム２ｂを
シリンダー２ｄの駆動により倒立させ、倒立した板状材
Ｂを駆動ローラ２ｆ及び支持アーム２ｇのローラ２ｋで
支持する。
【００２０】同時に、図４に示すように、ピッキング台
車３ｄの駆動ローラ３ｇを、傾転移送装置２の駆動ロー
ラ２ｆと同列に位置決めするとともに、リンク式昇降装
置３ｆにより上昇させて傾転移送装置２の駆動ローラ２
ｆと同じレベルに保持する。
車３ｄの駆動ローラ３ｇを、傾転移送装置２の駆動ロー
ラ２ｆと同列に位置決めするとともに、リンク式昇降装
置３ｆにより上昇させて傾転移送装置２の駆動ローラ２
ｆと同じレベルに保持する。
【００２１】次いで、傾転移送装置２の駆動ローラ２ｆ
とピッキング台車３ｄの駆動ローラ３ｇを同期させて駆
動し、板状材Ｂを傾転移送装置２から保管庫１へ受け入
れる。受入位置に保管する場合は、ピッキング台車３ｄ
の駆動ローラ３ｇをリンク式昇降装置３ｆにより下降さ
せて板状材Ｂを保管庫１の横梁１ｃに載せる。
とピッキング台車３ｄの駆動ローラ３ｇを同期させて駆
動し、板状材Ｂを傾転移送装置２から保管庫１へ受け入
れる。受入位置に保管する場合は、ピッキング台車３ｄ
の駆動ローラ３ｇをリンク式昇降装置３ｆにより下降さ
せて板状材Ｂを保管庫１の横梁１ｃに載せる。
【００２２】別の位置に入庫させる場合は、トラバーサ
ー４を受入位置に待機させ、駆動ローラ４ｅをピッキン
グ台車３ｄの駆動ローラ３ｇと同列に位置決めしてお
き、傾転移送装置２の駆動ローラ２ｆとピッキング台車
３ｄの駆動ローラ３ｇとトラバーサー４の駆動ローラ４
ｅを同期させて駆動し、板状材Ｂを傾転移送装置２から
保管庫１を経由してトラバーサー４に受け入れる。
ー４を受入位置に待機させ、駆動ローラ４ｅをピッキン
グ台車３ｄの駆動ローラ３ｇと同列に位置決めしてお
き、傾転移送装置２の駆動ローラ２ｆとピッキング台車
３ｄの駆動ローラ３ｇとトラバーサー４の駆動ローラ４
ｅを同期させて駆動し、板状材Ｂを傾転移送装置２から
保管庫１を経由してトラバーサー４に受け入れる。
【００２３】同様の操作により板状材Ｂを傾転移送装置
２から保管庫１を経由してトラバーサー４の空いている
ラックの支柱４ｄに受け入れる。
２から保管庫１を経由してトラバーサー４の空いている
ラックの支柱４ｄに受け入れる。
【００２４】その後、トラバーサー４を走行させて所定
の入庫位置で停止させるととともに、ピッキング台車３
ｄを駆動ローラ３ｇを下降させた状態でチェーン３ａで
移動させて所定の入庫位置で停止させ、ピッキング台車
３ｄの駆動ローラ３ｇをトラバーサー４の駆動ローラ４
ｅと同列に位置決めするとともに、リンク式昇降装置３
ｆにより上昇させてトラバーサー４の駆動ローラ４ｅと
同じレベルに保持する。その後、ピッキング台車３ｄの
駆動ローラ３ｇとトラバーサー４の駆動ローラ４ｅを同
期させて駆動し、板状材Ｂをトラバーサー４からピッキ
ング台車３ｄに移送して保管庫１へ入庫させ、ピッキン
グ台車３ｄの駆動ローラ３ｇをリンク式昇降装置３ｆに
より下降させて板状材Ｂを横梁１ｃに載せる。
の入庫位置で停止させるととともに、ピッキング台車３
ｄを駆動ローラ３ｇを下降させた状態でチェーン３ａで
移動させて所定の入庫位置で停止させ、ピッキング台車
３ｄの駆動ローラ３ｇをトラバーサー４の駆動ローラ４
ｅと同列に位置決めするとともに、リンク式昇降装置３
ｆにより上昇させてトラバーサー４の駆動ローラ４ｅと
同じレベルに保持する。その後、ピッキング台車３ｄの
駆動ローラ３ｇとトラバーサー４の駆動ローラ４ｅを同
期させて駆動し、板状材Ｂをトラバーサー４からピッキ
ング台車３ｄに移送して保管庫１へ入庫させ、ピッキン
グ台車３ｄの駆動ローラ３ｇをリンク式昇降装置３ｆに
より下降させて板状材Ｂを横梁１ｃに載せる。
【００２５】以上のように、本発明により、傾転移送装
置の駆動ローラとピッキング台車の駆動ローラとトラバ
ーサーの駆動ローラを同期させて駆動し、板状材を傾転
移送装置から保管庫を経由してトラバーサーに受け入
れ、ついで、トラバーサーとピッキング台車を所定の入
庫位置に移動させ、ピッキング台車の駆動ローラとトラ
バーサーの駆動ローラを同期させて駆動してトラバーサ
ーから所定の入庫位置に入庫させることができる。
置の駆動ローラとピッキング台車の駆動ローラとトラバ
ーサーの駆動ローラを同期させて駆動し、板状材を傾転
移送装置から保管庫を経由してトラバーサーに受け入
れ、ついで、トラバーサーとピッキング台車を所定の入
庫位置に移動させ、ピッキング台車の駆動ローラとトラ
バーサーの駆動ローラを同期させて駆動してトラバーサ
ーから所定の入庫位置に入庫させることができる。
【００２６】
【発明の効果】本発明の板状材ハンドリング設備は、板
状材をハンドリングする傾転移送装置、ピッキング台車
及びトラバーサーが床に設置されるため、上部空間を低
く抑えることができ、建屋の高さを低くすることができ
る。
状材をハンドリングする傾転移送装置、ピッキング台車
及びトラバーサーが床に設置されるため、上部空間を低
く抑えることができ、建屋の高さを低くすることができ
る。
【図１】本発明の板状材ハンドリング設備の配置を示す
全体図である。
全体図である。
【図２】本発明の縦置き保管庫を示し、（ａ）は正面
図、（ｂ）は側面図である。
図、（ｂ）は側面図である。
【図３】本発明の傾転移送装置を示す側面図で、（ａ）
は板状材を横置きにした状態を示す図、（ｂ）は板状材
を傾転させた状態を示す図である。
は板状材を横置きにした状態を示す図、（ｂ）は板状材
を傾転させた状態を示す図である。
【図４】本発明のピッキング装置の側面図である。
【図５】本発明のトラバーサーの側面図である。
１：縦置き保管庫 １ａ：支柱 １ｂ：上部梁 １ｃ：
横梁 １ｄ：ローラ ２：傾転移送装置 ２ａ：フレーム ２ｂ：傾転アーム
２ｃ：軸 ２ｄ：シリンダー ２ｅ：ピストン ２ｆ：駆動ローラ
２ｇ：支持アーム ２ｈ：フレーム２ｉ：シリンダー ２ｋ：ローラ ３：
ピッキング装置 ３ａ：チェーン ３ｂ：駆動スプロケット ３ｃ：従動
スプロケット ３ｄ：ピッキング台車 ３ｅ：シリンダー ３ｆ：リン
ク式昇降装置 ３ｇ：駆動ローラ ３ｈ：チェーン ３ｉ：レール
４：トラバーサー ４ａ：レール ４ｂ：台車 ４ｃ：ローラ ４ｄ：支柱
４ｅ：駆動ローラ
横梁 １ｄ：ローラ ２：傾転移送装置 ２ａ：フレーム ２ｂ：傾転アーム
２ｃ：軸 ２ｄ：シリンダー ２ｅ：ピストン ２ｆ：駆動ローラ
２ｇ：支持アーム ２ｈ：フレーム２ｉ：シリンダー ２ｋ：ローラ ３：
ピッキング装置 ３ａ：チェーン ３ｂ：駆動スプロケット ３ｃ：従動
スプロケット ３ｄ：ピッキング台車 ３ｅ：シリンダー ３ｆ：リン
ク式昇降装置 ３ｇ：駆動ローラ ３ｈ：チェーン ３ｉ：レール
４：トラバーサー ４ａ：レール ４ｂ：台車 ４ｃ：ローラ ４ｄ：支柱
４ｅ：駆動ローラ
フロントページの続き (72)発明者 井形 末多 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プラ ント設計株式会社内 Ｆターム(参考） 3F022 DD03 FF08 JJ11 JJ16 LL12 MM01
Claims (5)
- 【請求項１】 板状材を１枚づつ縦置きに載置するラッ
クを備えた板状材の縦置き保管庫と、 該縦置き保管庫の入庫側に隣接して設けられた、板状材
を縦に傾転させ縦置き保管庫へ移送する傾転移送装置
と、 前記縦置き保管庫の下方を板状材の移送方向と直交方向
に前進後退するとともに、ラック内で板状材を移送する
ピッキング装置と、 縦置き保管庫の出庫側に隣接して設けられた、板状材を
前記ラックに出し入れするトラバーサーとからなる板状
材ハンドリング設備であって、板状材を入出庫する際
に、傾転移送装置、ピッキング装置及びトラバーサーが
連動することを特徴とする板状材ハンドリング設備。 - 【請求項２】 前記ラックが、傾斜させて間隔をおいて
立設された複数の支柱の下部が板状材を載置する横梁で
結合され、各支柱の上下方向に、板状材を支持し案内す
る複数のローラが取り付けられていることを特徴とする
請求項１記載の板状材ハンドリング設備。 - 【請求項３】 前記傾転移送装置が、板状材を載せる傾
転可能で且つ倒立時に板状材を載せて移送する駆動ロー
ラを設けた傾転アームと、傾転アームで倒立した板状材
を支持する複数のローラが上下方向に配置された回動自
在の支持アームとを備えたことを特徴とする請求項１記
載の板状材ハンドリング設備。 - 【請求項４】 前記ピッキング装置が、板状材の入出庫
方向と直交する方向に前進後退するピッキング台車の上
に昇降可能な、板状材を載せて移送する駆動ローラを備
えていることを特徴とする請求項１記載の板状材ハンド
リング設備。 - 【請求項５】 前記トラバーサーが、板状材の入出庫方
向と直交する方向に前進後退する台車の上に複数のラッ
クを備え、ラックの支柱が傾斜させて間隔をおいて立設
され、支柱の上下方向に板状材を支持し案内するローラ
と、支柱の下部に板状材を載せて移送する駆動ローラを
備えていることを特徴とする請求項１記載の板状材ハン
ドリング設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000379090A JP2002179204A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 板状材ハンドリング設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000379090A JP2002179204A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 板状材ハンドリング設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002179204A true JP2002179204A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18847535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000379090A Withdrawn JP2002179204A (ja) | 2000-12-13 | 2000-12-13 | 板状材ハンドリング設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002179204A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012004936A1 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | 川崎重工業株式会社 | 板状部材移載設備 |
| CN105480633A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-04-13 | 英德欧姆智能机械有限公司 | 全自动穿梭智能仓储系统 |
-
2000
- 2000-12-13 JP JP2000379090A patent/JP2002179204A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012004936A1 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | 川崎重工業株式会社 | 板状部材移載設備 |
| JP2012017203A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 板状部材移載設備 |
| CN102971236A (zh) * | 2010-07-09 | 2013-03-13 | 川崎重工业株式会社 | 板状构件移载设备 |
| KR101436764B1 (ko) * | 2010-07-09 | 2014-09-02 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 판형 부재 이재 설비 |
| CN102971236B (zh) * | 2010-07-09 | 2015-11-25 | 川崎重工业株式会社 | 板状构件移载设备 |
| US9260241B2 (en) | 2010-07-09 | 2016-02-16 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Plate-shaped member transfer facility |
| CN105480633A (zh) * | 2015-12-28 | 2016-04-13 | 英德欧姆智能机械有限公司 | 全自动穿梭智能仓储系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101377829B1 (ko) | 용기 교환 장치 및 용기 교환 방법 | |
| JP4941627B2 (ja) | ワーク収納装置 | |
| JPH11349105A (ja) | 物品処理装置 | |
| JP2890291B2 (ja) | 板材自動加工装置 | |
| JP2002179204A (ja) | 板状材ハンドリング設備 | |
| JPH1179388A (ja) | ガラス類枚葉処理装置 | |
| JP2005064431A (ja) | 基板搬送装置及び基板搬送方法 | |
| JPH06219511A (ja) | ピッキング用自動倉庫 | |
| JPH11100121A (ja) | ガラス板の供給装置 | |
| JPS63181441A (ja) | ウエ−ハ移し替え装置 | |
| JPWO2008129603A1 (ja) | 基板搬送システム | |
| JP4352438B2 (ja) | 平板のストック装置 | |
| KR100708216B1 (ko) | 기판 적재 장치 | |
| CN217832518U (zh) | 转运设备 | |
| JP3909597B2 (ja) | 基板搬入出装置 | |
| JP3004239B2 (ja) | 板状物移載装置 | |
| JPS6132213B2 (ja) | ||
| JP5348478B2 (ja) | 保管設備 | |
| TW200408595A (en) | Carrier system | |
| JPH023443Y2 (ja) | ||
| JP4631433B2 (ja) | 基板搬送装置及び基板搬送方法 | |
| JP2003045935A (ja) | 液晶ガラス基板などフラットパネルの縦型カセット、シフター及びロボット | |
| JP2005075643A (ja) | 基板収納装置 | |
| JP2000302204A (ja) | ワーク搬送装置及びワーク搬送方法 | |
| JP2001019164A (ja) | 管状物の整列積込み装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060804 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060818 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060818 |
|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |