JP2002178317A - セラミックシート成形用キャリアフィルム - Google Patents

セラミックシート成形用キャリアフィルム

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JP2002178317A JP2000379892A JP2000379892A JP2002178317A JP 2002178317 A JP2002178317 A JP 2002178317A JP 2000379892 A JP2000379892 A JP 2000379892A JP 2000379892 A JP2000379892 A JP 2000379892A JP 2002178317 A JP2002178317 A JP 2002178317A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミックシート成形用キャリアフィルムに
おいて、熱収縮が小さく、かつ、セラミックシートの離
型性が優れた、セラミックシート成形用キャリアフィル
ムを提供すること。 【解決手段】 ポリエステルフィルムの少なくとも一方
の面に硬化型シリコーンを主たる構成成分とする離型層
を設け、離型層表面に積層されるセラミックシートのダ
イナミック硬度DH(A)と離型層のダイナミック硬度
DH(B)との差が下記式(1)の範囲であり、150
℃×30分における最大収縮方向の熱収縮率HSが下記
式(2)の範囲にあることを特徴とする。 |DH(A)−DH(B)|≦20(gf/μm2) ・・・(1) 0.3%≦HS≦1.2% ・・・(2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミックシート成
形用キャリアフィルムに関し、詳しくはセラミック泥し
ょうをセラミックシート成形用キャリアフィルムに塗
布、乾燥したあとにセラミックシート成形用キャリアフ
ィルムの収縮がおこらず、また、上記キャリアフィルム
の離型層の表面から剥離する際のセラミックシートの離
型性が優れたセラミックシート成形用キャリアフィルム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、パーソナルコンピュー
ターなどの電子機器は軽量、小型化の波が一層高くなり
つつある。それにより、使用される電子部品も小型、大
容量化が進みつつあり、その開発競争も激しくなってい
る。その中でもコンデンサー、特に積層セラミックコン
デンサーの技術進歩は驚異的である。これは、誘電体
層、導電体層の薄層化、多層化の技術により、従来のコ
ンデンサーでは得られなかった小型、大容量化に適した
積層セラミックコンデンサーが開発されたことによる。
このため、他のコンデンサーからの置き換えによる需要
も予想され、さらに、今後他の用途への拡大も大きい。
【0003】一般に、積層セラミックコンデンサーに使
用されるセラミック焼成シートはキャリアフィルム上に
セラミック泥しょう(泥漿)を一定厚みに塗布、乾燥
し、その後、キャリアフィルムから剥離してセラミック
シートを得、かかるセラミックシートを焼成することに
より得ることができる。
【0004】上記の方法でセラミックシートを製造する
のに用いるキャリアフィルムは、セラミックシートの剥
離をスムーズに行うために、一般に離型処理がされてい
るのが通常である。しかし、コンデンサーが小型化、大
容量化することにより、より厚みの薄いセラミック焼成
シートを多積層する必要があるため、その原材料となる
セラミックシートの厚みを薄く成形する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】市場で求められるセラ
ミック焼成シートが薄層化するためには、その原材料と
なるセラミックシートを薄くする必要がある。そのため
に、キャリアシートにコートするときのセラミック泥し
ょうのバインダー比率を低くすると、セラミックシート
の剥離に大きな力を要する傾向がみられる。その結果、
剥離不良や破れが発生する。また、セラミック泥しょう
を塗布、乾燥させる際、セラミックシート成形用キャリ
アフィルムは熱収縮に合わせてセラミックシートは熱収
縮しない。そのため、両者に熱収縮によるずれが生じ
る。このため、セラミックシート乾燥後にセラミックシ
ート成形用キャリアフィルム側の熱収縮が大きくなり、
カールしたり、収縮に耐えられず、セラミックシートが
浮き上がったりするような問題がおこる。このことか
ら、キャリアフィルムの離型性は軽剥離のものが好まれ
るようになった。
【0006】本発明は、上記従来のセラミックシート成
形用キャリアフィルムの有する問題点を解決し、セラミ
ックシート成形用キャリアフィルムにおいて、熱収縮が
小さく、かつ、セラミックシートの離型性が優れた、セ
ラミックシート成形用キャリアフィルムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のセラミックシート成形用キャリアフィルム
は、ポリエステルフィルムの少なくとも一方の面に硬化
型シリコーンを主たる構成成分とする離型層を設け、離
型層表面に積層されるセラミックシートのダイナミック
硬度DH(A)と離型層のダイナミック硬度DH(B)
との差が下記式(1)の範囲であり、150℃×30分
における最大収縮方向の熱収縮率HSが下記式(2)の
範囲にあることを特徴とする。 |DH(A)−DH(B)|≦20(gf/μm2) ・・・(1) 0.3%≦HS≦1.2% ・・・(2)
【0008】上記の構成からなる本発明のセラミックシ
ート成形用キャリアフィルムは、熱収縮が小さく、か
つ、セラミックシートの離型性が優れている。
【0009】この場合、厚みが1〜5μmのセラミック
シートを対象とすることができる。
【0010】また、この場合、ポリエステルフィルムが
ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレン−
2,6−ナフタレートフィルム及びポリテトラメチレン
テレフタレートフィルムから選ばれた少なくとも1種の
フィルムであることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のセラミックシート
成形用キャリアフィルムの実施の形態を説明する。
【0012】本発明は、ポリエステルフィルムの一方の
面又は両方の面に硬化型シリコーンを主たる構成成分と
する離型層を設けたセラミックシート成形用キャリアフ
ィルムであって、セラミックシート成形用キャリアフィ
ルムの熱収縮率が特定の範囲にあり、離型層のダイナミ
ック硬度と離型層表面に積層されるセラミックシートの
ダイナミック硬度との差が特定の範囲にあるセラミック
シート成形用キャリアフィルムが、セラミックシートを
積層、乾燥後、セラミックシート成形用キャリアフィル
ムの収縮、カールによりセラミックシートが浮き上がっ
たりせず、好ましい剥離性能を示すことを見出したもの
である。
【0013】本発明においてはセラミックシート成形用
キャリアフィルムのベースフィルムとしてポリエステル
フィルムを用いる。特に、機械的強度が優れるなどの理
由で二軸延伸ポリエステルフィルムが好ましく、ポリエ
ステルフィルムを構成するポリエステルは、芳香族二塩
基酸成分、例えば、テレフタル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸などとジオール成分、例えば、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、テトラメチレングリ
コールなどとからなる結晶性の線状飽和ポリエステルで
あることが好ましく、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン−2,6−ナフタレート、ポリテトラメチレ
ンテレフタレートなどを例示することができる。上記ポ
リエステルには、フィルムの取り扱い性や滑り性をよく
するために、有機や無機の微粒子を配合することができ
る。特に、平均粒径が0.01〜10μmの微粒子を
0.005〜5重量%の割合で含有させることが好まし
い。
【0014】本発明において用いる上記ポリエステルフ
ィルムは、従来から知られている方法で製造することが
できる。例えば、溶融ポリエステルを押出機にて溶融フ
ィルム状に押出し、回転冷却ドラムにて冷却することに
より未延伸フィルムを得ることができ、該未延伸フィル
ムを縦方向あるいは横方向に一軸延伸することにより一
軸延伸フィルムを得ることができる。また二軸延伸フィ
ルムは縦方向又は横方向に延伸された一軸延伸フィルム
を横方向又は縦方向に逐次二軸延伸する方法、あるいは
未延伸フィルムを縦方向と横方向に同時二軸延伸する方
法で得ることができる。上記の延伸温度はポリエステル
の二次転移点(Tg)以上とすることが好ましい。ま
た、二軸延伸フィルムの場合は各々の方向に1.1〜8
倍、特に2〜6倍の延伸倍率とすることが好ましい。ポ
リエステルフィルムの厚みとしては、例えば、2〜30
0μmであることが好ましく、特に10〜125μmで
あることが好ましい。
【0015】本発明のセラミックシート成形用キャリア
フィルムの150℃×30分における最大収縮方向の熱
収縮率は0.3〜1.2%の範囲である。好ましくは、
0.4〜0.8%である。この値が0.3%未満である
と、セラミックシートの収縮の方がセラミックシート成
形用キャリアフィルムより大きくなりセラミックシート
層側にカールが発生し、セラミックシートが浮き上がっ
たりする。また、この値が1.2%を超えると離型面の
収縮が大きくなり、セラミックシート成形用キャリアフ
ィルム側にカールが発生する。
【0016】本発明のセラミックシート成形用キャリア
フィルムの150℃×30分における最大収縮方向の熱
収縮を低減する方法としては、熱固定処理後に低張力で
巻き取りを行う方法、もしくは、オフラインコートで離
型層を付与する際に、コーティング後の乾燥機前後のロ
ール速度を変えて、張力を低減させる方法、また、一度
離型層を形成したフィルムを巻き取り、再度加熱下で低
張力で巻き返す方法などが挙げられる。
【0017】熱収縮率が上記の範囲にあることにより、
セラミックシートとセラミックシート成形用キャリアフ
ィルムの熱収縮率の差が少なくなり、セラミックシート
作成後にいずれか一方にカールするようなことがなくな
る。また、両者の収縮特性の差によって発生するセラミ
ックシートの浮き上がりもなくなり、それによって、両
者の剥離力が部分的に変化するといった問題もなくな
り、安定した剥離性能を得ることができる。
【0018】また、ポリエステルフィルムの一方の面又
は両方の面に硬化型シリコーンを主たる構成成分とする
離型層を設け、該離型層表面に積層されるセラミックシ
ートのダイナミック硬度DH(A)と離型層のダイナミ
ック硬度DH(B)との差が20(gf/μm2)以下
であることを要件の1つとしている。上記のダイナミッ
ク硬度の差の絶対値が20(gf/μm2)を越える
と、後記のようなセラミックシート製造時の剥離工程に
おけるセラミックシート剥離性能が低下し、薄層、特に
厚さ1〜5μmのセラミックシートを製造する場合、剥
離時にセラミックシートの破れや剥離不良が多く発生
し、歩留まりが低下するなどの問題が発生する。
【0019】離型層表面に積層されるセラミックシート
のダイナミック硬度DH(A)と離型層のダイナミック
硬度DH(B)との差が、前記範囲にあることにより、
セラミックシート成形用キャリアフィルムをロール状で
保管した場合でも、巻き圧力により密着ブロッキングが
おこることがない。このため、セラミックシート成形用
キャリアフィルム背面の凹凸が離型層に転写されず離型
層表面の凹凸が大きくなることがないので、セラミック
泥しょうを塗布、乾燥してセラミックシートを製造する
際に容易に剥離することができるため剥離面が平滑なセ
ラミックシートを得ることができる。
【0020】セラミックシートなどのような硬い表面に
対する剥離性の評価は、通常用いられる粘着剤剥離評価
法では、明確な剥離力値が得られない。すなわち、セラ
ミックシートが硬い場合又はセラミックシートの厚みが
薄い場合には、セラミックシート層を剥離する際にセラ
ミックシート層の粘性の影響はほとんどみられないた
め、セラミックシート成形用キャリアフィルムの離型層
の構成成分である硬化型シリコーンを硬くすることが好
ましい。
【0021】セラミックシートとセラミックシート成形
用キャリアフィルムの離型層との界面の剥離挙動は、通
常の粘着シートとセラミックシート成形用キャリアフィ
ルムの離型層との界面の剥離挙動とは異なる。すなわ
ち、粘着シートの粘着剤層とセラミックシート成形用キ
ャリアフィルムの離型層との界面の剥離の場合には、界
面の凝集エネルギーが支配的となる。一方、硬いセラミ
ックシートとセラミックシート成形用キャリアフィルム
の離型層との界面の剥離の場合には、離型層が硬い場合
には剥離時の離型層の変形が小さく、結果として剥離力
が小さくなる。また、離型層が柔らかい場合には剥離時
の離型層の変形が大きく、結果として剥離力が大きくな
る。
【0022】したがって、硬いセラミックシートと硬い
セラミックシート成形用キャリアフィルムの離型層との
剥離挙動は、粘着シートと通常の離型フィルムの離型層
との剥離のような界面剥離力ではなく、界面剪断力に支
配されているものと考えられる。
【0023】セラミックシート成形用キャリアフィルム
における離型層は、セラミック薄膜のような硬い剥離に
対し、軽剥離が要求されるものである。そのため、離型
層としてはある程度硬度を有する樹脂層である必要があ
る。このようなことから、適度な軽剥離性を達成するに
は、離型層のダイナミック硬度と離型層表面に積層され
るセラミックシートのダイナミック硬度が同じような値
であることが好ましい。
【0024】そして、前記ダイナミック硬度の差の絶対
値|DH(A)−DH(B)|を20gf/μm2以下
とするためには、セラミックシートのダイナミック硬度
に応じてセラミックシート成形用キャリアフィルムの離
型層のダイナミック硬度を設計することが必要である。
【0025】例えば、セラミックシートはセラミック粒
子(チタン酸バリウム、アルミナ、窒化アルミニウムな
ど)とバインダー(ポリビニルブチラール、ポリビニル
アルコールなど)とから構成された未焼成のシートであ
るが、セラミック粒子に対するバインダーの含有量比
(重量比)が大きい場合、またはセラミックシートの厚
みが厚い場合には、セラミックシート成形用キャリアフ
ィルムの離型層表面にセラミックシートを積層した際の
セラミックシートのダイナミック硬度は小さくなる。ま
た、セラミックスラリー中でのセラミック粒子の分散性
もセラミックシートのダイナミック硬度に影響し、セラ
ミックスラリー調合時のセラミック粒子の分散性が不十
分であると、セラミックシートのダイナミック硬度は小
さくなる。
【0026】上記のようなダイナミック硬度の小さいセ
ラミックシートを剥離する場合には、硬化型シリコーン
を主たる構成成分とする離型層のダイナミック硬度を小
さくすることが必要であり、例えば1)硬化型シリコー
ン中の疎水基の含有量を可能な限り多くする、2)硬化
型シリコーン中に導入する架橋基の含有量を少なくす
る、3)リニアーな分子構造を有する硬化型シリコーン
を使用する、ことなどによって達成することができる。
また、セラミックシート成形用キャリアフィルムの離型
層の厚みを厚くすることも有効である。
【0027】また、セラミック粒子に対するバインダー
の含有量比(重量比)が小さい場合、またはセラミック
シートの厚みが薄い場合には、セラミックシート成形用
キャリアフィルムの離型層表面にセラミックシートを積
層した際のセラミックシートの硬度は大きくなる。
【0028】上記のような、ダイナミック硬度の大きい
セラミックシートを剥離する場合には、硬化型シリコー
ンを主たる構成成分とする離型層のダイナミック硬度を
大きくすることが必要であり、これは、例えば硬化型シ
リコーン中に導入する疎水基の含有量の調整は必要であ
るが、硬化型シリコーン中に導入する架橋基の含有量を
多くするなどの方法で硬化型シリコーンの架橋密度を大
きくすることにより達成することができる。
【0029】また、硬化型シリコーンを主たる構成成分
とする離型層の厚みがポリエステルフィルム面上で均一
であれば、厚みが薄いほど一定の硬化エネルギーでも架
橋密度が大きくなるため、厚みを可能な限り小さくする
ことにより、離型層の硬度を大きくすることもできる。
さらに、ポリエステルフィルムの機械的強度を高くする
ことで離型層のダイナミック硬度を大きくしてもよい。
【0030】さらに、離型層の硬化条件によってもダイ
ナミック硬度を制御することができ、例えば紫外線又は
電子線硬化型のシリコーンなどの活性エネルギー線硬化
系シリコーンを離型層の構成成分として用いる場合に
は、活性エネルギー線照射時の温度及び照射量が高いほ
ど、離型層を構成する紫外線又は電子線硬化型のシリコ
ーンの架橋密度が大きくなり、離型層のダイナミック硬
度を高くすることができる。
【0031】また、離型層は平滑な方が、セラミックシ
ート剥離後に表面が平滑なセラミックシートを得ること
ができるが、離型層背面も同じように平滑であると、セ
ラミック泥しょうを塗布するときのセラミックシート成
形用キャリアフィルムの巻き出しとき、滑り性が悪い。
このため、セラミックシート成形用キャリアフィルムの
背面はある程度表面に凹凸をつけることで滑り性をもた
せ、ハンチングなどによっておこる振動を抑え、厚みの
変動のないセラミックシートを製造することができる。
【0032】ポリエステルフィルムの一方の面又は両方
の面に硬化型シリコーンをコートして硬化させる工程に
おいては、手段としてそれ自体公知の熱硬化や活性エネ
ルギー線硬化法で、離型層を形成させることができる。
【0033】硬化型シリコーンとしては、特に限定され
るものでないが、例えば、溶剤付加型、無溶剤付加型な
どの付加反応系のもの、溶剤縮合型、無溶剤縮合型など
の縮合反応系のもの、溶剤紫外線硬化型、無溶剤紫外線
硬化型、無溶剤電子線硬化型などの活性エネルギー線硬
化系などのいずれの硬化反応タイプでも好適に使用する
ことができる。また、これらは、1種だけでなく2種以
上を併用して用いることができる。
【0034】付加反応系のシリコーンとしては、例え
ば、末端にビニル基を導入したポリジメチルシロキサン
とハイドロジェンシランを白金触媒を用いて反応させ、
3次元架橋構造をつくることにより塗膜を形成するもの
が挙げられる。
【0035】縮合反応系のシリコーンとしては、有機錫
触媒下(例えば、有機錫アシレート触媒)、ベースシリ
コーンポリマーにあるシラノール基(Si−OH基)と
架橋剤の官能基(例えば、末端−OH基をもつポリジメ
チルシロキサンと末端に−H基をもつポリジメチルシロ
キサン(ハイドロジェンシラン))との間で、脱水素縮
合して、シロキサン結合(Si−O−Si)を形成する
ことにより架橋し、三次元架橋構造をつくるものが挙げ
られる。
【0036】活性エネルギー線硬化系シリコーンとして
は紫外線硬化型又は電子線硬化型のシリコーンが代表的
であるが、例えば、最も基本的なタイプとしては、1)
アルケニル基とメルカプト基を含有するシロキサンに、
光重合開始剤を加え架橋反応させるラジカル付加型、
2)メタクリル基やアクリル基を含有するシロキサンに
光重合開始剤を加えラジカル重合により硬化させるラジ
カル重合型、3)白金系触媒の存在化でビニルシロキサ
ンをヒドロシリル化反応させる付加反応型、4)紫外線
でオニウム塩光開始剤を分解してブレンステッド酸を生
成させ、これでエポキシ基を開裂させて架橋させるカチ
オン重合型などが挙げられる。なかでも、紫外線カチオ
ン硬化型シリコーンは、官能基にエポキシ基を有してお
り、コロナ処理したフィルムへの密着性に優れることか
ら特に好適である。また、電子線硬化型シリコーンの場
合、電子線は紫外線よりもエネルギーが強いため、紫外
線硬化型のように開始剤を用いなくてもラジカルによる
架橋反応がおこる。
【0037】本発明において、硬化型シリコーンを主た
る構成成分とする離型層を形成するために用いるシリコ
ーン系剥離剤の具体例としては、剥離性を有する層を形
成することができる公知の硬化型シリコーンはいずれも
使用することができるが、軽剥離タイプの硬化型シリコ
ーンを用いることが望ましい。
【0038】具体例を挙げると、紫外線硬化型シリコー
ンでは、東芝シリコーン社製シリコーンTPR650
0、TPR6501、UV9300、UV9315、U
V9425、XS56−A2775、XS56−A29
82、UV9430、東レダウコーニングシリコーン社
製シリコーンBY24−535、BY24−542、B
Y24−551A/B、BY24−538など、信越化
学工業社製シリコーンX−62−7296、X−62−
7305、KS−5504、KS−5505、KS−5
514、X−62−5039、X−62−5040、K
NS−5100、X−62−7028、KNS−530
0、X−62−7540、X−62−7192などが挙
げられる。
【0039】熱硬化型シリコーンでは、具体例を挙げる
と、信越化学工業社製シリコーンKS−718、KS−
708A、KS−774、KS−8300、KS−77
5、KS−778、KS−779H、KS−847H、
KS−847、KS−776、X−62−2422、X
−62−2461、KS−3600、KS−856な
ど、ダウ・コーニング・アジア社製シリコーンDKQ3
−202、DKQ3−203、DKQ3−204、DK
Q3−205、DKQ3−210、東レダウコーニング
シリコーン社製シリコーンSRX−357、SRX−2
11、SREX211、SP7243Sなど、東芝シリ
コーン社製シリコーンTPR−6700、TPR−67
01、TPR−6721、TPR−6720などが挙げ
られる。
【0040】本発明において、ポリエステルフィルムの
表面に硬化型シリコーンを主たる構成成分とする離型層
を設ける方法は特に限定されない。例えば、1)無溶剤
型の硬化型シリコーンをポリエステルフィルムの少なく
とも一方の面に塗布し、次いで活性エネルギー線を照射
して硬化させる、あるいは熱硬化する方法、2)硬化型
シリコーンを溶剤に溶解あるいは分散したものをポリエ
ステルフィルムに塗布し溶剤を乾燥除去した後、活性エ
ネルギー線を照射して硬化させる、あるいは熱硬化させ
る方法などが挙げられる。塗布の方法としては、ワイヤ
ーバーコート法、ドクターブレード法、マイクログラビ
アコート法、グラビアロールコート法、リバースロール
コート法、エアーナイフコート法、ロッドコート法、ダ
イコート法、キスコート法、リバースキスコート法、含
浸法、カーテンコート法、スプレーコート法などを単独
又は組み合わせて適用することができる。硬化型シリコ
ーンの硬化条件及び溶剤の乾燥条件は、使用する硬化型
シリコーンの種類、離型層の厚み、セラミックシート成
形用キャリアフィルムのサイズなどにより、適宜選択す
ればよい。
【0041】硬化型シリコーンの塗布量としては、通常
1〜20g/m2、好ましくは2〜15g/m2程度であ
ることが望ましい。硬化型シリコーンを主たる構成成分
とする離型層の厚さとしては、乾燥状態で0.01〜
0.30μm、さらには0.03〜0.15μmである
ことが好ましい。この厚さが、0.01μmより薄いと
離型性能が悪くなり、満足する性能が得られにくく、セ
ラミックシートをセラミックシート成形用キャリアフィ
ルムから剥離する際、剥離に大きな力を要するようにな
り、破れたりする場合もある。また、均一な離型層を得
ることが困難であるため、部分的に剥離力がばらつき安
定性に欠ける傾向となる。また、0.30μmより厚く
なると、塗膜の乾燥に時間がかかり、生産上不都合が生
じるだけでなく、硬化型シリコーンを主たる構成成分と
する離型層の硬化が不十分となり、背面非転写性の不
足、ブロッキングなど剥離性能以外でも問題が生じ好ま
しくない。
【0042】本発明において、硬化型シリコーンを主た
る構成成分とする離型層を成形するには、シリコーン単
独もしくは、溶剤に希釈して使用することができる。例
えば、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、シク
ロヘキサン、ノルマルヘキサン、ノルマルヘプタンなど
の脂肪族炭化水素、酢酸エチル、ケトンなどの有機溶媒
に使用濃度に合わせ溶解することができる。
【0043】本発明で、形成された硬化型シリコーンの
硬化方法としては、シリコーン溶液を塗布した後、乾燥
温度として熱硬化型シリコーンでは、100〜160℃
で30秒程度が好ましい。乾燥温度が160℃を越える
と平面性が損なわれる。また紫外線硬化型シリコーンで
は120℃以下で30秒程度が好ましい。120℃を越
えるとUV硬化触媒が失活して照射時にうまく硬化が進
まない。照射は積算照射量で100〜500mj/cm
2程度、好ましくは150〜500mj/cm2であるの
が好ましい。紫外線硬化型シリコーンは、ポリエステル
フィルムに塗布させた後、紫外線又は電子線などの活性
エネルギーを照射することにより、硬化皮膜を得ること
ができる。
【0044】硬化型シリコーンを硬化させるのに使用さ
れる光源としては、例えば高圧水銀灯(オゾン、オゾン
レス)、メタルハライドランプ、フュージョンランプな
どを使用することができる。使用ランプ数は必要とする
積算照射量に合わせ、適宜使用できる。光硬化の波長と
しては、200〜300nmの短波長域に吸収域をもっ
ており、その範囲内で照射を行うことが好ましい。本発
明で行った評価は下記方法で測定した。
【0045】セラミックシートは、まず、チタン酸バリ
ウム、アルミナ、窒化アルミニウムなどのセラミック粉
末を水系ないし有機系溶剤に混合・分散させる。有機系
溶剤としてはエタノール、イソプロピルアルコール(I
PA)、トルオールなどを用いる。次いでポリメチルメ
タクリレート、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルアルコールなどの高分子バインダ
ー、フタル酸エステル、ポリエチレングリコールなどの
可塑剤、グリセリン、オレイン酸エステルなどの分散剤
を加え、高速ミキサーやボールミルにより混合分散し、
次いで濾過処理(例えば、孔径3μmのフィルター)を
行い、得られたセラミック泥しょうをセラミックシート
成形用キャリアフィルムの離型層面に乾燥後の厚みが約
十〜数十μmとなるように塗布・乾燥させた後、このキ
ャリアフィルムから剥離して巻き取ることにより製造す
ることができる。
【0046】セラミック泥しょうを塗布する方法として
は、例えば、ドクターブレード法、マイクログラビアロ
ール法、リバースロール法、スロットダイコーターやブ
レードコーターなどが挙げられ、具体的には、両面コー
トの場合は、セラミック泥しょうを入れた容器にキャリ
アフィルムを浸漬し、引き上げ時に金属バーやドクター
ブレードにて余分な泥しょうをかきとり、均一な厚みと
なるようにレベリングをする。次いで、乾燥機を通して
溶剤を蒸発させることにより得ることができる。片面コ
ートの場合は、走行しているキャリアフィルム上に泥し
ょうを流し、ドクターブレードで余分な泥しょうをかき
とり、一定厚みにして、乾燥させてセラミックシートに
した後、キャリアフィルムごと巻き取ることにより得る
ことができる。
【0047】
【実施例】以下に実施例を用いてさらに詳細に本発明の
説明をするが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。なお、本発明で使用する特性及
び物性評価は、下記の方法により測定した。
【0048】(1)ダイナミック硬度 島津ダイナミック超微小硬度計(島津製作所製、DUH
−201−202)を用いて、荷重2gfの三角錐を試
料(セラミックシート又は離型層)に押しつけ、2秒保
持した後、下式により求めた値。ダイナミック硬度DH
は、離型層表面に積層されるセラミックシートのダイナ
ミック硬度DH(A)と離型層のダイナミック硬度DH
(B)の値をそれぞれ求めた。なお、測定はそれぞれ1
0回行い、それらの平均値を使用した。また、セラミッ
クシート成形用キャリアフィルムの離型層におけるダイ
ナミック強度の測定はセラミック層を設ける前の離型層
に対して行ってもよいし、セラミックシートを設けたあ
とにセラミックシートを剥離した離型層に対して行って
もよい。 ダイナミック硬度DH=α(P/D2) (gf/μm2) P(gf):試験荷重 D(μm):圧子の試料への侵入量 α :圧子形状による定数、115度三角錐の場
合は37.838
【0049】(2)セラミックシートの剥離性 溶剤(トルエン)中に、セラミック原料(BaTi
3、平均一次粒径0.6μm、富士チタン社製)10
0重量部、バインダー(ポリビニルブチラール、積水化
学工業社製)10重量部、可塑剤(フタル酸ジオクチ
ル)4重量部を混合し、ペースト状にした後、ボールミ
ル(粒径10mmのセラミックボール、充填量200
g)にて24時間分散し、セラミック泥しょうを得た。
セラミックシート成形用キャリアフィルムの離型層の表
面にドクターブレード法にて、上記セラミック泥しょう
を乾燥厚みが5μmとなるようコートし、120℃×1
分で乾燥してセラミックシートを得た。このセラミック
シートを5cm巾にカットし、ピール法(剥離速度50
0mm/minでT型剥離する)により剥離して、下記
基準により評価した。なお、測定はそれぞれ5回行っ
た。 セラミックシートが1回も破れることなく、剥離した。 ・・1(級) セラミックシートが1回又はそれ以上一部分が破れた。 ・・2(級) セラミックシートが1回又はそれ以上完全に破れ、破損した。・・3(級)
【0050】(3)セラミックシートのカール セラミックシート成形用キャリアフィルムの離型層表面
にセラミック泥しょうを塗布、乾燥後に15×20cm
にカッターでカットし、セラミックシート面を上にし
て、ガラス板の上に置き、最大カール高さを測定し、下
記の判定で確認した。 最大カール高さ:0〜1mm・・・1(級) 最大カール高さ:1〜3mm・・・2(級) 最大カール高さ:3mm以上・・・3(級)
【0051】(4)セラミックシートの浮き 上記サンプルを5kg荷重ロールで一往復させて、強制
的にカールを緩和させて、セラミックシートとベースフ
ィルムの密着を下記判定基準にて確認した。 セラミックの浮きが全くない。 ・・・1(級) セラミックの浮きが部分的にみられる。 ・・・2(級) セラミックシートがベースフィルムより、剥離した。・・・3(級)
【0052】(5)熱収縮率 離型層を設けたポリエステルフィルムを乾燥機で150
℃×30分処理し、熱収縮率(%)を測定した。 熱収縮率(%)=((加熱前寸法−加熱後寸法)/加熱前
寸法)×100 なお、最大収縮方向とは、上記方法で、「離型層を設け
たポリエステルフィルムを乾燥機で150℃×30分処
理」した後に、フィルムの縦及び横方向の寸法を測定
し、収縮率が大きい方の方向を意味する。
【0053】(6)熱収縮評価 最大収縮方向の熱収縮率HS(%)の値により下記の基
準により評価した。 0.3≦HS≦1.2 ・・・○ HS<0.3 , HS>1.2 ・・・×
【0054】(実施例1)紫外線カチオン硬化型シリコ
ーン(東芝シリコーン社製XS−56−A1652)を
溶剤(ノルマルヘキサン)に分散し(2重量%濃度)、
シリコーンレジン100重量%に対し、1重量%のビス
(アルキルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロアン
チモネートを硬化触媒として添加し、シリコーン塗液を
製造した。次いで、コーターを使用して厚さ38μmの
二軸延伸ポリエステルフィルム(東洋紡績社製)の一方
の面に上記塗液を塗布し、乾燥機で100℃×30秒溶
剤を除去後、150W/cmの高圧水銀灯3灯を備え
た、紫外線照射設備に通し、積算照射量300mj/c
2の紫外線を照射させて塗布量0.1g/m2、の硬化
被膜を有する積層フィルムを得た。次いで、上記セラミ
ックシート成形用キャリアフィルムを150℃×30秒
で再度熱処理を行い、低張力で巻き取った。上記で得ら
れたセラミックシート成形用キャリアフィルムの離型層
面上にセラミックシート(セラミック原料/結着剤=1
00/10:重量比)層(乾燥時厚み5μm)を設け
た。設定条件及び得られたセラミックシート成形用キャ
リアフィルムの評価を表1に示す。
【0055】(実施例2)実施例1において、用いるセ
ラミックシート成形用キャリアフィルムの離型層を次の
ようにした。離型層を熱硬化型シリコーン(信越化学社
製KS830)を溶剤(トルエン)に分散し(3重量%
濃度)、シリコーンレジン100重量%に対し、1重量
%の白金触媒を添加してシリコーン塗液を作成して、ワ
イヤーバーにて塗布し、140℃×30秒で乾燥し、離
型層(シリコーン離型層の乾燥後重量0.05g/
2)を形成した。このセラミックシート成形用キャリ
アフィルムを使用した以外は、実施例1と同様にした。
設定条件及び得られたセラミックシート成形用キャリア
フィルムの評価を表1に示す。
【0056】(実施例3)実施例2のシリコーン離型層
の乾燥後重量を0.5g/m2にし、セラミックシート
の組成を(セラミック原料/結着剤:100/50:重
量比)にした以外は、実施例2と同様にした。設定条件
及び得られたセラミックシート成形用キャリアフィルム
の評価を表1に示す。
【0057】(比較例1)実施例3のセラミックシート
の組成を(セラミック原料/結着剤=100/10:重
量比)にした以外は、実施例3と同様にした。設定条件
及び得られたセラミックシート成形用キャリアフィルム
の評価を表1に示す。
【0058】(比較例2)実施例2において、再熱処理
を180℃×60秒実施した以外は、実施例2と同様に
した。設定条件及び得られたセラミックシート成形用キ
ャリアフィルムの評価を表1に示す。
【0059】(比較例3)実施例2において、セラミッ
クシート成形用キャリアフィルムを作成後、再度熱処理
を実施せず、セラミックシート成形用キャリアフィルム
の離型層面上にセラミックシート(セラミック原料/結
着剤=100/10:重量比)層を設けた以外は実施例
2と同様にした。設定条件及び得られたセラミックシー
ト成形用キャリアフィルムの評価を表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】実施例1、2では離型層とセラミックシー
トとのダイナミック硬度の差の絶対値を20以下にする
ことにより、適度な軽剥離性を得た。また、熱収縮率を
上記の範囲にすることにより、セラミックシートの浮
き、カールの発生もなかった。
【0062】実施例3では、離型層の厚みを大きくし
て、ダイナミック硬度を若干柔らかくした。また、セラ
ミック泥しょうの処方のポリビニルブチラールの量も多
くし、セラミックシートのダイナミック硬度も柔らかく
し、ダイナミック硬度の差を上記範囲にしたため、軽剥
離性を満足した。
【0063】比較例1では、離型層とセラミックシート
のダイナミック硬度の差が20以上であり、軽剥離性を
得られなかった。
【0064】比較例2では、セラミックシート成形用キ
ャリアフィルムの熱収縮率が0.3%未満であり、セラ
ミックの収縮の方が大きくなり、カールが生じた。
【0065】比較例3では、セラミックシート成形用キ
ャリアフィルムの収縮により、カール及びセラミックの
浮きが生じた。
【0066】
【発明の効果】本発明のセラミックシート成形用キャリ
アフィルムによれば、熱収縮が小さく、かつ、セラミッ
クシートの離型性が優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 67:02 C08L 67:02 (72)発明者 黒岩 晴信 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 東洋紡 績株式会社本社内 Fターム(参考) 4F006 AA35 AB39 BA04 BA09 BA12 4F100 AK41A AK42A AK52B AT00A BA02 GB41 JB12B JL14 4G052 DA02 DB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムの少なくとも一方
    の面に硬化型シリコーンを主たる構成成分とする離型層
    を設け、離型層表面に積層されるセラミックシートのダ
    イナミック硬度DH(A)と離型層のダイナミック硬度
    DH(B)との差が下記式(1)の範囲であり、150
    ℃×30分における最大収縮方向の熱収縮率HSが下記
    式(2)の範囲にあることを特徴とするセラミックシー
    ト成形用キャリアフィルム。 |DH(A)−DH(B)|≦20(gf/μm2) ・・・(1) 0.3%≦HS≦1.2% ・・・(2)
  2. 【請求項2】 厚みが1〜5μmのセラミックシートを
    対象とすることを特徴とする請求項1記載のセラミック
    シート成形用キャリアフィルム。
  3. 【請求項3】 ポリエステルフィルムがポリエチレンテ
    レフタレートフィルム、ポリエチレン−2,6−ナフタ
    レートフィルム及びポリテトラメチレンテレフタレート
    フィルムから選ばれた少なくとも1種のフィルムである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のセラミックシー
    ト成形用キャリアフィルム。
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