JP2002177888A - 生ごみ様廃棄物の異物分離装置 - Google Patents

生ごみ様廃棄物の異物分離装置

Info

Publication number
JP2002177888A
JP2002177888A JP2000383465A JP2000383465A JP2002177888A JP 2002177888 A JP2002177888 A JP 2002177888A JP 2000383465 A JP2000383465 A JP 2000383465A JP 2000383465 A JP2000383465 A JP 2000383465A JP 2002177888 A JP2002177888 A JP 2002177888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
foreign matter
garbage
peripheral wall
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000383465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3666800B2 (ja
Inventor
Teruhiko Yoshida
輝彦 吉田
Yoshitaka Togo
芳孝 東郷
Masafumi Goto
雅史 後藤
Shizutoshi Amemori
司瑞利 雨森
Tsutomu Shibuya
力 渋谷
Riichi Kinooka
利一 紀岡
Masahiro Tatara
昌浩 多田羅
Kunitoyo Mogi
国豊 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MOKI SEISAKUSHO KK
Kajima Corp
Moki Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
MOKI SEISAKUSHO KK
Kajima Corp
Moki Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18851116&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002177888(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by MOKI SEISAKUSHO KK, Kajima Corp, Moki Seisakusho Co Ltd filed Critical MOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP2000383465A priority Critical patent/JP3666800B2/ja
Publication of JP2002177888A publication Critical patent/JP2002177888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3666800B2 publication Critical patent/JP3666800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/18Drum screens
    • B07B1/20Stationary drums with moving interior agitators

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大量の生ごみ様廃棄物を連続的に分別処理する
ことができる異物分離装置を提供する。 【解決手段】断面の一部分が弧状である周壁3を有する
筒体2の弧状周壁3aの中心軸線に沿って回転軸5を設
け、回転軸5に弧状周壁3aに沿って褶動可能な突端縁7
を有し且つ回転軸5に沿って延びる複数の板状羽根6を
固定する。筒体2の弧状周壁3aに複数の貫通細孔10を穿
ち、筒体2の非弧状周壁3bと板状羽根6の突端縁7との
間に筒体長手方向に延びる空気流路12を形成し、空気流
路12内の気流Gを筒体長手方向に案内する気流案内手段
14を設ける。筒体周壁3の気流上流部位に前記中心軸線
と交差する向きに穿った廃棄物Aの投入口16を設け、投
入口16から筒体内に投入した生ごみ様廃棄物Aを板状羽
根6の回転で砕いて廃棄物A中の異物Bを分離し、異物
Bを気流Gにより筒体2外へ搬出し、異物分離後の廃棄
物Cを細孔10から排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ごみ様廃棄物の異
物分離装置に関し、とくに生ごみ様廃棄物中に混入した
プラスチックや金属片、木片等の異物を分離する異物分
離装置に関する。本発明は、生ごみ様廃棄物から肥料、
飼料、電力エネルギー、熱エネルギー等の有価資源を回
収するシステムの前処理に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】一般家庭の台所やホテル・レストランの
厨房等から排出される生ごみ、食品工場等から排出され
る食品製造残さ、農業・畜産・水産施設や林業・解体施
設、製紙・パルプ工場等から排出される動植物性残さな
どの生物由来の有機性廃棄物(以下、生ごみ様廃棄物と
いう。)のほとんどは、従来、焼却又は埋め立て処分さ
れている。しかし、焼却処分には化石燃料の消費やダイ
オキシンの発生、埋め立て処分には地盤沈下や悪臭の発
生という問題点があるため、焼却や埋め立て処分に替わ
る技術として、生ごみ様廃棄物から肥料、飼料、電力エ
ネルギー、熱エネルギー等の有価資源を回収する再資源
化技術が注目されている。
【0003】図9は、メタン発酵処理と燃料電池とを組
み合わせた生ごみ様廃棄物Aの再資源化システムの一例
を示す。同図のシステムは、スラリー化した生ごみ様廃
棄物Aを高温メタン生成菌によりバイオガスと消化液と
に消化するバイオリアクタ45、バイオリアクタ45からの
バイオガスにより電力と高温水を発生する燃料電池50、
及びバイオリアクタ45の消化液中の残留有機物を更に浄
化し余剰汚泥を肥料・飼料材料として沈澱させる二次処
理施設46を有し、生ごみ様廃棄物Aから電気エネルギ
ー、熱エネルギー、及び肥料・飼料材料を有価資源とし
て回収するものである。図示例のバイオリアクタ45は、
燃料電池50からの高温水を利用した保温手段45aを有
し、保温手段45aによりメタン生成菌(例えば高温菌)
の活動に最も適する温度(例えば50〜60℃)に保持され
る。また二次処理施設46では、通常は好気性微生物を使
った発酵処理が行なわれる。図示例のバイオリアクタ45
と燃料電池50との間には、メタン精製設備47、活性炭吸
着塔48、及びバッファタンク49が設けられている。
【0004】生ごみ様廃棄物Aにはプラスチックや金属
片、木片等の異物Bが混入している場合があり、また大
きさや形状も様々である。このため、再資源化システム
では、廃棄物A中に混入した異物Bを分別すると共に廃
棄物Aを再資源化に適する粒度及び濃度にスラリー化す
る前処理を設けている。図9では、前処理として、生ご
み様廃棄物Aに混入した異物Bを分離すると共に廃棄物
Aを粉砕粒体Cとする異物分離装置41と、粒体Cを平均
1mm以下、好ましくは数100ミクロン程度の大きさにま
で粉砕する微粉砕機42とを設けている。微粉砕機42で微
粉砕後の粒体Cを等量ないし2倍の水と混合し、廃棄物
スラリーとしてスラリータンク43に蓄えたのち、再資源
化に供する。
【0005】図9の前処理に利用可能な装置として、特
開平2000-167426号公報は、図6に示すように、プラス
チックや紙製の容器や袋等に包まれた賞味期限切れのパ
ック食品Aを、パック材料(異物B)と食品本体(生ご
みC)とに分離する異物分離装置41を開示する。同図の
異物分離装置41は、脚部64上に水平に載置された筒状ド
ラム62と、ドラム62の内部に取り付けられた羽根車69
と、羽根車69の回転用のモータ80とを有する。筒状ドラ
ム62は実質的に円筒状とし、その両端面には羽根車69の
回転軸65を回転自在に支持する軸受け65a、65aを設け
る。羽根車69は、図7の断面図に示すように、軸受け65
a、65aにより支持される回転軸65と、回転軸65に固定さ
れ回転軸65に沿って延びる複数の板状羽根67と、各板状
羽根67の突出端に取り付けられた板ゴム68とを有する。
ドラム62の一端面にパック食品A投入用の供給口76(図
7の断面図も参照)を設け、パック食品A案内用の投入
ダクト77を取り付ける。また、ドラム62の他端側の周壁
上部に異物Bを回収する排出口78(図7の断面図参照)
を穿ち、その排出口78に排出ダクト79を取り付ける。
【0006】図6及び7の断面図に示すように、ドラム
62の断面下部の弧状周壁には複数の貫通細孔70を穿つ。
羽根車69に取り付けた板ゴム68をドラム62の下部の弧状
内壁面上で褶動させることにより、後述するように、食
品本体を細孔70から排出可能な程度に細かく粉砕するこ
とができる。また、ドラム62の断面上部の弧状周壁63を
半径方向外側に窪ませて楕円状とし、ドラム62の上部周
壁と羽根車69との間にドラム長手方向に延びる空気流路
72を形成する。ドラム62の空気流路72に沿った周壁に
は、供給口76側から排出口78側へ気流を案内する導風板
75を配置する。
【0007】図6の矢印VIII−VIIIから見たドラム端面
を図8に示す。同図に示すように、羽根車69の回転軸65
の一端にプーリ83を固定し、そのプーリ83と駆動装置80
の回転軸に取り付けたプーリ82との間にベルト84を架け
渡し、駆動装置80により羽根車69を同図の矢印Eで示す
向きに回転させる。図6の符号81はモータを載置する
台、符号86はプーリ82、83及びベルト84の保護ケースを
示す。羽根車69を例えば毎分600回転程度の速度で回転
させながら、供給口76よりパック食品Aを投入する。ド
ラム62内に投入されたパック食品Aは、回転する板状羽
根67によって攪拌・破砕され、パック材料(異物B)と
食品本体(生ごみC)とに分離される。また、供給口76
から取り入れた空気は、羽根車69の回転により空気流路
72内に送られ且つ導風板75により空気流路72内を排出口
78側へ案内され、図7に矢印Gで示すように、ドラム62
内に供給口76から排出ダクト79へ向かう気流を形成す
る。
【0008】生ごみCは、板状羽根67によって細かく粉
砕され易く、質量に対して表面積が比較的小さくなるの
で、ドラム62の下部に落下し、粉砕粒体となって図7の
矢印Cで示すように細孔70からドラム62の下部へ排出さ
れる。図6の符号85は、排出される粒体の飛散を防止す
る飛散防止板を示す。他方、異物Bは、板状羽根67によ
り粉砕され難く、質量に対して表面積が比較的大きいの
で、ドラム62内の気流により空気流路72内を移動し、排
出ダクト79から排出される。この結果、板状羽根67によ
り粉砕されたパック食品Aは、細孔70から排出される粒
体状の生ごみCと、排出ダクト79から排出される異物B
とに分別される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示す従
来の異物分離装置41は、廃棄物Aを投入ダクト77から供
給口76へ投入するときに、投入方向と交差する方向に開
口76内部で羽根車69の端面が回転しているため、羽根車
69の回転が廃棄物Aの投入を妨げるように働く問題点が
ある。このため、運転員が廃棄物Aを少量ずつ切り分け
て異物分離装置41に投入する必要がある。特に袋詰の廃
棄物等のように容量が大きい場合は、廃棄物Aにより供
給口76が閉塞され易いので、運転員が棒状治具で廃棄物
Aをドラム62内に押し入れる等の押し込み作業が必要で
あった。
【0010】また、従来の異物分離装置41は、廃棄物A
を羽根車29の回転軸65の方向から投入するので、供給口
側の回転軸65に袋や紐等の異物Bがからまり、運転停止
が頻繁に生じていた。更に、排出口78側のドラム端面に
異物Bが堆積し易く、頻繁なドラム清掃が必要であっ
た。このような頻繁な運転停止やドラム清掃が避けられ
ないため、従来の異物分離装置41では装置の連続運転が
難しく、作業効率が低い問題点があった。人の介在を必
要とせずに、大量の生ごみ様廃棄物を連続的に処理でき
る装置の開発が望まれていた。
【0011】そこで本発明の目的は、大量の生ごみ様廃
棄物を連続的に分別処理することができる異物分離装置
を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1の実施例を参照する
に、本発明の生ごみ様廃棄物の異物分離装置1は、断面
の一部分が弧状である周壁3(弧状周壁3aと非弧状周壁
3bとからなる。図4参照)を有する筒体2、弧状周壁3a
の中心軸線に沿って延びる回転軸5、回転軸5に固定さ
れ弧状周壁3aに褶動可能な突端縁7を有し且つ回転軸5
に沿って延びる複数の板状羽根6、筒体2の弧状周壁3a
に穿った複数の貫通細孔10、筒体2の非弧状周壁3bと板
状羽根6の突端縁7との間に形成され筒体長手方向に延
びる空気流路12、空気流路12内の気流Gを筒体長手方向
に案内する気流案内手段14、及び筒体周壁3の気流上流
との対向部位に前記中心軸線と交差する向きに穿った廃
棄物Aの投入口16を備え、投入口16から筒体内に投入し
た生ごみ様廃棄物Aを板状羽根6の回転で砕いて廃棄物
A中の異物Bを分離し、異物Bを気流Gにより筒体2外
へ搬出し、異物分離後の廃棄物Cを細孔10から排出して
なるものである。
【0013】好ましくは、投入口16に生ごみ様廃棄物A
を定量ずつ筒体2内へ取り込む定量供給機30を設ける。
更に好ましくは、定量供給機30に袋詰廃棄物に対する破
袋手段32、34を含める。回転軸5を水平とし、投入口16
を筒体周壁3の回転軸5の直上部位から板状羽根6の回
転方向にずらした部位に設けることができる。また、気
流案内手段14に、筒体2の気流上流側端に設けた給気口
11と、空気流路12内の筒体周壁3に固定した導風板15と
を含めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の異物分離装置1
の一実施例を示し、同図の線III−IIIによる断面図を図
3、線IV−IVによる断面図を図4に示す。図4に示すよ
うに、本発明は、断面の一部分が弧状である周壁3を有
する筒体2を用いる。同図の筒体2は断面の半割下部を
弧状周壁3aとし、断面の半割上部を半径方向外側に窪ま
せて楕円状の非弧状周壁3bとしたものである。断面の一
部分を弧状周壁3aとするのは、後述するように、板状羽
根6の突端縁7の周壁3に対する褶動を確保するためで
ある。但し、弧状周壁3aの部位及び大きさは図示例に限
定されない。また、非弧状周壁3bは、後述するように、
板状羽根6の突端縁7との間に空気流路12が形成できる
ものであれば足り、その部位や形状も図示例に限定され
ない。
【0015】筒体2の弧状周壁3aの中心軸線に沿って回
転軸5を設け、回転軸5に沿って延びる複数の板状羽根
6を回転軸5に固定する。回転軸5は、筒体2の両端面
に設けた軸受け5a、5aに支持することができる。図示例
は、断面矩形の角棒の両端を丸棒状に切削して形成した
回転軸5を示す。回転軸5の断面を矩形とすることによ
り、板状羽根6と回転軸5の周面との面的接触、即ち両
者の正確な固定を確保し、回転軸5の回転時における板
状羽根6の振動や騒音発生の低減が図れる。但し、回転
軸5の断面形状は板状羽根6を正確に固定できれば足
り、矩形に限定されない。また、図示例は4枚の板状羽
根6を回転軸5に固定した例を示すが、板状羽根6の枚
数も図示例に限定されない。筒体2や回転軸5、板状羽
根6の材質は例えばアルミ製や鉄製とすることができる
が、好ましくはステンレススチール製として錆の発生を
防ぎ、強度低下や作動不良の発生を防止する。
【0016】板状羽根6の突端縁7を筒体2の弧状周壁
3aに沿って褶動可能とし、筒体2の弧状周壁3aに複数の
貫通細孔10を穿つ。突端縁7の弧状周壁3aに沿う褶動に
より、生ごみ様廃棄物Aを細孔10から排出可能な程度に
細かく粉砕することができる。図示例では、廃棄物A中
の異物Bの微粉砕を避けつつ生ごみ様成分Cのみを微粉
砕するため、板状羽根6の突出端にボルト等によってゴ
ム板8を取り付け(図4参照)、ゴム板8を弧状周壁3a
に沿って褶動させている。但し、ゴム板8は本発明に必
須のものではない。
【0017】また、板状羽根6の突端縁7と筒体2の非
弧状周壁3bとの間に筒体2の長手方向に延びる空気流路
12を形成し、空気流路12内の気流Gを筒体長手方向に案
内する気流案内手段14を設ける。また、筒体2の周壁3
の気流上流と対向する部位に、弧状周壁3aの中心軸線と
交差する向き、即ち回転軸5と交差する向きに生ごみ様
廃棄物Aの投入口16を穿つ。また、筒体2の気流下流側
に排出口18(図1参照)を穿つ。気流案内手段14によ
り、図3の矢印Gに示すように、空気流路12内に投入口
16から排出口18へ向かう気流を形成する。
【0018】但し、板状羽根6が回転すると筒体2内の
空気が投入口16から排出されるので、空気流路12内に気
流を取り入れるための給気口11を設ける必要がある。図
示例の気流案内手段14は、筒体2の投入口16側の端面に
設けた給気口11と、非弧状周壁3bに固定され排出口18へ
向けられた導風板15a、15b、15cとを有し、板状羽根6
の回転に伴い、投入口16からの空気排出に抗して、空気
流路12内に給気口11から排出口18へ向かう気流を形成す
る。図示例のように、筒体2の投入口16側端面に多孔板
等を取り付けることにより、当該端面を給気口11とする
ことができる。但し、給気口11は必ずも筒体2の端面に
設ける必要はなく、空気流路12の投入口16よりも上流側
に設ければ足りる。
【0019】分別処理に際し、回転軸5を適当な駆動装
置(図示せず)と接続する。例えば図1の台27上に図6
に示す電動モータ等の駆動装置を設け、図6と同様の機
構によって回転軸5を図示例の矢印Eで示す向きに回転
させることができる。例えば毎分500〜600回程度の回転
速度で回転させながら、投入口16より生ごみ様廃棄物A
を投入する。
【0020】本発明の異物分離装置1は、回転軸5と交
差する向き、即ち板状羽根6の回転向きに廃棄物Aを投
入できるので、板状羽根6の回転が廃棄物Aを取込むよ
うに働き、廃棄物Aを容易に筒体2内へ取り入れること
ができる。また、図6に示す従来の異物分離装置41に比
し、異物Bの回転軸5へのからまりを防止できる。好ま
しくは、筒体2及び回転軸5を水平に保持し、廃棄物A
を重力により筒体2内へ取り入れ可能とする。この場合
は、図4に示すように、投入口16を筒体周壁3の回転軸
5の直上部位から板状羽根6の回転方向にずらすことに
より、廃棄物Aを一層スムーズに筒体2内へ取り入れる
ことができる。投入口16の上部に廃棄物Aを貯留するホ
ッパー13等を設置し、廃棄物Aを連続的に筒体2内へ取
り入れることも可能である。
【0021】但し、廃棄物Aの形状等により供給速度に
むらが生じ得る。大きな廃棄物Aがそのまま供給される
と回転負荷が大きくなり、駆動装置が停止したり回転数
が減少し、分別性能が悪くなるおそれがある。このため
図1の実施例では、投入口16に定量供給機30を設置し、
廃棄物Aの供給速度のむらを避けている。定量供給機30
としては種々のものが使用可能であるが、本発明者は、
2軸回転式の定量供給機30が適していることを実験的に
見出した。
【0022】2軸回転式の定量供給機30の一例は、図5
に示すように、中空枠体31の一対の対向辺に支持して2
つの回転軸35、35を枠体中空部に架け渡したものであ
る。回転軸35、35の相互間及び回転軸35と枠体31との間
の間隙を塞ぐ向きの突起34を、各回転軸35に取り付け
る。各回転軸35の停止時には、突起34により前記間隙が
塞がれる。各回転軸35の回転により、生ごみ様廃棄物A
の前記間隙の通過量を制御する。同図(A)は定量供給
機30の正面図、同図(B)はその線B−Bにおける断面
図を示す。図示例の定量供給機30は、各回転軸30の突起
34と対向する枠体31にも前記間隙を塞ぐ向きの突起32を
設けている。各回転軸35の回転速度をそれぞれ駆動装置
38で制御し、駆動装置38の回転数の制御により定量供給
機30の供給量を制御することができる。図中の符号33、
36は、突起32、34を支持する突起支持体を示す。
【0023】また、廃棄物Aが袋詰や容器詰のまま投入
されるような場合は、定量供給機30に袋を破砕する機能
(破袋機能)を持たせることができる。例えば図5の定
量供給機30では、突起32、34が破袋手段を兼ねている。
更に、突起32、34に破袋用の切削部等を設けてもよい。
本発明者は、図5の定量供給機30により、ホッパー13に
投入した袋詰や容器詰の廃棄物Aを筒体2内へ連続的に
取り入れ可能であることを実験的に確認した。
【0024】投入口16から投入された生ごみ様廃棄物A
は、回転する板状羽根6によって攪拌・破砕され、異物
Bと生ごみCとに分離される。生ごみCは質量に対して
表面積が比較的小さいので筒体2の下部に落下し、更に
板状羽根6の突端縁7の弧状周壁3aに沿った褶動により
細かく粉砕され、粒体として図3の矢印Cで示すように
細孔10から排出される。また異物Bは板状羽根6によっ
ては粉砕され難く、質量に対して表面積が比較的大きい
ので、図3の矢印Gに示す筒体2内の気流により排出口
18から排出される。図1の符号19は、排出口18に設けた
ダクトを示す。
【0025】本発明によれば、生ごみ様廃棄物Aを回転
軸5と交差する向きに投入できるので、廃棄物Aをスム
ーズに筒体2内へ取り入れることができ、運転員が少量
ずつ切り分けて投入する等の人の介在を必要とせずに大
量の廃棄物Aを分別処理することができる。また、袋や
紐等の異物Bが回転軸5にからまることが少ないので、
頻繁な運転停止を避け、装置の連続運転による分別作業
の効率化を図ることができる。更に、投入口16に定量供
給機30を設けることにより、廃棄物Aの投入速度のむら
を避け、良好な装置の分別性能を維持できる。
【0026】こうして本発明の目的である「大量の生ご
み様廃棄物を連続的に分別処理することができる異物分
離装置」の提供を達成できる。
【0027】
【実施例】図示例の異物分離装置1は、図2及び3に示
すように、各板状羽根6の給気口11側の端縁に、板状羽
根6の面に対し空気迎い入れ角度だけ傾けて延伸羽根部
材22を取り付けている。本発明は、板状羽根6の回転に
より投入口16からの空気取り込みが可能であるが、板状
羽根6に延伸羽根部材22を取り付けることにより、空気
を円滑に取り入れることができる。また、給気口11を筒
体2の端面に設けた場合は筒体2内に取り入れた廃棄物
Aが給気口11から外部へ飛び散るおそれがあるが、延伸
羽根部材22が飛散した廃棄物Aを筒体2の内側に叩き落
とす役割を果たすので、給気口11からの廃棄物Aの飛散
防止効果も期待できる。
【0028】図3に示すように、各板状羽根6に対して
延伸羽根部材22を該板状羽根6の回転方向に傾けて取り
付けることにより、給気口11から筒体2内へ空気を迎い
入れることが可能であるが、傾斜角が大きすぎると廃棄
物Aが延伸羽根部材22に付着してしまい、飛散防止機能
が低下する。また傾斜角が小さすぎると、空気の取入れ
量が少なくなり、給気口11からの廃棄物Aの飛散が有効
に防止できなくなる。本発明者は、板状羽根6に対する
延伸羽根部材22の傾斜角度δ(空気迎い入れ角度δ)を
10〜30度程度とすることが好ましいことを実験的に見出
した。
【0029】また図示例では、各板状羽根6の表面の投
入口16と対向する部位に、回転軸5と交差する向きのカ
ッターフィン部材20を取り付け、フィン部材20の端縁21
と筒体2の弧状周壁3aとを微小間隙で対向させている。
廃棄物Aが袋詰等である場合には、筒体2への投入時又
は筒体2内の攪拌時にカッターフィン部材20の端縁21に
より、廃棄物Aの袋や容器の破袋が行われるので、廃棄
物Aの分別が一層促される。
【0030】カッターフィン部材20の枚数は4枚程度で
十分であり、図示例では4枚の板状羽根6の各々にそれ
ぞれ1枚のフィン部材20を取り付けている。但し、板状
羽根6毎に2枚以上のフィン部材20を取り付けてもよ
い。好ましくは、複数の板状羽根6の各々に対するフィ
ン部材20の取り付け部位を、板状羽根6の回転方向及び
気流の流れ方向へ順次ずらす。図示例では、板状羽根6
a、6b、6c、6dの各々に対するフィン部材20a、20b、20
c、20dの取り付け位置を、筒体2の気流の下流方向に距
離dずつずらしている。
【0031】カッターフィン部材20の弧状周壁3aと対向
する端縁21を鋸歯状に形成することにより、破袋効果を
更に高めることができる。また、板状羽根6に取り付け
たフィン部材20を、板状羽根6から離れるに従って筒体
2の気流下流側へ傾斜させることにより、廃棄物Aの排
出口18側への移動を促進し、給気口11からの廃棄物Aの
飛散防止に寄与することができる。本発明者は、板状羽
根6の表面に対するフィン部材20の傾き角度θを5〜10
度とすることが適当であることを実験的に見出した。
【0032】図示例では、筒体2の空気流路12の下流側
端部に気流案内手段14と逆向きに気流を案内する逆気流
案内手段24を設け、気流案内手段14と逆気流案内手段24
との間の筒体周壁に異物Bの排出口18を設けている。図
6に示す従来の異物分離装置41では、排出口側のドラム
端面に異物が堆積し易く、頻繁な清掃を必要としたた
め、連続運転に支障が生じていた。図示例では、空気流
路12の下流側端に導風板15と逆向きの導風板25を固定
し、排出口18を空気流路12の下流側端よりも上流側に設
けることにより、空気流路12の下流側端に到達した異物
Bを排出口18へ戻し、異物Bの堆積を防止できる。異物
Bの堆積防止により、頻繁な清掃を不要とし、装置の連
続運転を図る。
【0033】[実験例1]長さ1536mmの回転軸5に幅49
0mmの板状羽根6を4枚取り付けた羽根車を用いて図示
例の異物分離装置1を試作し、生ごみ様廃棄物Aの分別
処理を確認する実験を行った。本実験では、各板状羽根
6の給気口11側の端縁にごみ飛散防止用の延伸羽根部材
22を、板状羽根6に対し15度の空気迎い入れ角度δで取
り付けた。また、各板状羽根6の表面の投入口16と対向
する部位にカッターフィン部材20を取り付けた。カッタ
ーフィン部材20の弧状周壁3aと対向する端縁21を板状羽
根6の突端縁7と揃え、その端縁21を鋸歯状に加工し
た。また、板状羽根6の表面に対するフィン部材20の傾
き角度θを5度とした。
【0034】筒体2の気流上流部位に回転軸5と交差す
る向きの投入口16を穿つと共に投入ダクト17を取り付
け、図5に示す2軸の鬼歯歯車式の回転式定量供給機30
を投入ダクト17の上方に設置した。投入口16の大きさは
300mm×500mm(回転軸方向500mm、軸と直角方向300mmの
角型)とした。更に、定量供給器30の上部に、生ごみ様
廃棄物Aを貯留する容量1m3のホッパー13を取り付け
た。定量供給器30の駆動装置38として出力0.75kwの電動
機を2台使用し、各電動機の回転数をインバーターで変
えることにより廃棄物Aの投入量を制御した。筒体2の
空気流路12に3枚の導風風15a、15b、15cと1枚の逆む
き導風板25とを設け、最下流側の導風板15cと逆むき導
風板25との間の筒体周壁3に異物Bの排出口18を設け
た。筒体2の下側半割部の弧状周壁3aの貫通細孔10の孔
径を9mmとした。
【0035】回転軸5に動力5.5kwの電動駆動装置を接
続し、毎分500回で回転させた。また定量供給機30の回
転数をインバーターで毎分20回転に調整した。この状態
で、下記表1に示す大型商業施設から排出された袋詰の
事業系生ごみ様廃棄物Aを適宜ホッパー13へ投入し、連
続的に分別処理を行った。この生ごみ様廃棄物Aは、そ
れぞれ50リットルのポリエチレン製ごみ収納袋に入れら
れたものであり、雑多な生ごみが入っているもの、野菜
だけ入ったもの、おからだけ入ったものの3種類があ
る。処理量は合計152.4kgであり、プラスチックのごみ
袋や紙容器等の異物Bの合計量は15.5kgであった。すな
わち、生ごみ中の約10%を異物として分離することがで
きた。全量処理した所要時間は約4分30秒であり、本発
明の異物分離装置1により、前記袋詰の事業系生ごみ様
廃棄物Aを1時間当たり2トンの処理性能で連続処理で
きることが確認できた。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の生ごみ様
廃棄物の異物分離装置は、筒体周壁の断面の一部分を弧
状とし且つその弧状周壁に複数の貫通細孔を穿ち、筒体
内の弧状周壁の中心軸線に沿って設けた回転軸に板状羽
根を固定し且つ板状羽根の突出端を前記弧状周壁に沿っ
て褶動させ、筒体の非弧状周壁と板状羽根との間の空気
流路の気流を気流案内手段により筒体長手方向に案内す
ると共に、筒体周壁の気流上流部位に中心軸線と交差す
る向きに生ごみ様廃棄物の投入口を設けるので、次の顕
著な効果を奏する。
【0038】(イ)生ごみ様廃棄物をスムーズに筒体内
へ取り入れることができるので、人の介在を必要とせず
に大量の廃棄物を分別処理できる。 (ロ)廃棄物中の異物が回転軸にからまることが少ない
ので、頻繁な運転停止を避け、装置の連続運転が可能で
あり、分別作業の効率化を図ることができる。 (ハ)投入口に定量供給機を取付けることにより、廃棄
物の投入量のむらを避け、良好な分別性能を維持しなが
ら装置を連続運転することができる。 (ニ)定量供給機に破袋手段を設けることにより、袋詰
や容器詰等の容量の大きな廃棄物をも筒体内へ連続的に
取り入れることができる。 (ホ)筒体の投入口側の端面に給気口を設けることがで
き、廃棄物投入口と給気口との分離により空気をスムー
ズに取り入れることができる。 (ヘ)各板状羽根の給気口側端縁に空気迎い入れ角度で
延伸羽根部材を取り付けることにより、空気を効率的に
取り入れると共に給気口からの廃棄物の飛散を防止する
ことができ、安定した連続運転をすることができる。 (ト)各板状羽根の表面にカッターフィン部材を取り付
けることにより、袋詰の廃棄物の破袋を促し、分離性能
を高めることができる。 (チ)空気流路の下流側端部に気流案内手段と逆向きに
気流を案内する逆気流案内手段を設け、気流案内手段と
逆気流案内手段との間に異物の排出口を設けることによ
り、排出口近くでの異物の堆積を防止し、安定した連続
運転を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の異物分離装置の一実施例の説明図
である。
【図2】は、図1の実施例の板状羽根、カッターフィン
部材及び延伸羽根部材の説明図である。
【図3】は、図1の異物分離装置の線III−IIIから見た
断面図である。
【図4】は、図1の異物分離装置の線IV−IVから見た断
面図である。
【図5】は、破袋手段付き定量供給機の一例の説明図で
ある。
【図6】は、従来の異物分離装置の一例の説明図であ
る。
【図7】は、図6の異物分離装置の線VII−VIIから見た
断面図である。
【図8】は、図6の異物分離装置の向かって右側から見
た端面図である。
【図9】は、生ごみ様廃棄物の再資源化システムの一例
のブロック図である。
【符号の説明】
1…異物分離装置 2…筒体 3…周壁 3a…弧状周壁 3b…非弧状周壁 4…脚部 5…回転軸 5a…軸受け 6…板状羽根 7…突端縁 8…ゴム板 10…細孔 11…給気孔 12…空気流路 13…ホッパー 14…気流案内手段 15…導風板 16…投入口 17…投入ダクト 18…排出口 19…排出ダクト 20…カッターフィン部材 21…鋸歯状端縁 22…延伸羽根部材 24…逆気流案内手段 25…逆向き導風板 26…駆動装置 27…台 30…定量供給機 31…中空枠体 32…突起 33…突起支持体 34…突起 35…回転軸 36…突起支持体 37…軸受け 38…駆動装置 39…間隙 41…異物分離装置 42…粉砕機 43…スラリータンク 44…スラリーポンプ 45…バイオリアクタ 46…二次処理施設 46a…1次発酵槽 46b…2次発酵槽 47…メタン精製設備 47a…湿式メタン精製設備 47b…乾式メタン精製設備 48…活性炭吸着塔 49…バッファタンク 50…燃料電池 51…温水ボイラー 52…pH調整設備 62…筒体 63…周壁 64…脚部 65…回転軸 65a…軸受け 66…板状羽根 67…突端縁 68…ゴム板 69…羽根車 70…細孔 72…空気流路 75…導風板 76…供給口 77…投入ダクト 78…排出口 79…排出ダクト 80…モータ 81…台 82…プーリ 83…プーリ 84…ベルト 85…飛散防止板 86…保護ケース A…生ごみ様廃棄物 B…異物 C…生ごみ粉砕粒体 D…逆向き気流 E…回転方向 G…気流
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B02C 23/08 B02C 23/08 A B07B 7/083 B07B 7/083 B09B 3/00 B09B 3/00 Z 5/00 ZAB 5/00 ZABP (72)発明者 東郷 芳孝 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 後藤 雅史 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 雨森 司瑞利 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 渋谷 力 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 紀岡 利一 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 多田羅 昌浩 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 茂木 国豊 長野県埴科郡戸倉町大字内川112−2 株 式会社モキ製作所内 Fターム(参考) 4D004 AA03 AC05 CA04 CA08 CA15 CB04 CB13 CB28 CB43 CB47 4D021 AA12 AB01 CA01 CB03 EA10 FA23 GA06 GA08 GA13 GA17 GA22 HA10 4D065 CA16 CB01 CC01 DD06 DD18 DD26 EB15 EB17 ED06 ED14 ED16 ED23 ED24 ED27 ED32 4D067 EE12 EE16 GA17 GA18 GB03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面の一部分が弧状である周壁を有する筒
    体、前記弧状周壁の中心軸線に沿って延びる回転軸、前
    記回転軸に固定され前記弧状周壁に褶動可能な突端縁を
    有し且つ前記回転軸に沿って延びる複数の板状羽根、前
    記筒体の弧状周壁に穿った複数の貫通細孔、前記筒体の
    非弧状周壁と前記羽根の突端縁との間に形成され筒体長
    手方向に延びる空気流路、前記流路内の気流を筒体長手
    方向に案内する気流案内手段、及び前記筒体周壁の気流
    上流との対向部位に前記中心軸線と交差する向きに穿っ
    た廃棄物投入口を備え、前記投入口から筒体内に投入し
    た生ごみ様廃棄物を前記羽根の回転で砕いて該廃棄物中
    の異物を分離し、前記異物を前記気流により筒体外へ搬
    出し、異物分離後の廃棄物を前記細孔から排出してなる
    生ごみ様廃棄物の異物分離装置。
  2. 【請求項2】請求項1の異物分離装置において、前記投
    入口に生ごみ様廃棄物を定量ずつ前記筒体内へ取り込む
    定量供給機を設けてなる生ごみ様廃棄物の異物分離装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2の異物分離装置において、前記定
    量供給機に袋詰廃棄物に対する破袋手段を含めてなる生
    ごみ様廃棄物の異物分離装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3の何れかの異物分離装置に
    おいて、前記回転軸を水平とし、前記投入口を筒体周壁
    の前記回転軸の直上部位から前記板状羽根の回転方向に
    ずらした部位に設けてなる生ごみ様廃棄物の異物分離装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4の異物分離装置において、前記各
    板状羽根の表面の前記投入口と対向する部位に前記回転
    軸と交差する向きのカッターフィン部材を取り付け、前
    記フィン部材の端縁と前記筒体の弧状周壁とを微小間隙
    で対向させてなる生ごみ様廃棄物の異物分離装置。
  6. 【請求項6】請求項5の異物分離装置において、前記フ
    ィン部材の弧状周壁対向端縁を鋸歯状に形成してなる生
    ごみ様廃棄物の異物分離装置。
  7. 【請求項7】請求項5又は6の異物分離装置において、
    前記板状羽根に取り付けたフィン部材を板状羽根から離
    れるに従って前記筒体の気流下流側へ傾斜させてなる生
    ごみ様廃棄物の異物分離装置。
  8. 【請求項8】請求項5から7の何れかの異物分離装置に
    おいて、前記複数の板状羽根の各々に対する前記フィン
    部材の取り付け部位を、前記羽根の回転方向及び前記気
    流の流れ方向に順次ずらしてなる生ごみ様廃棄物の異物
    分離装置。
  9. 【請求項9】請求項1から8の何れかの異物分離装置に
    おいて、前記気流案内手段に、前記筒体の気流上流側端
    に設けた給気口と、前記流路内の筒体周壁に固定した導
    風板とを含めてなる生ごみ様廃棄物の異物分離装置。
  10. 【請求項10】請求項9の異物分離装置において、前記
    各板状羽根の給気口側端縁に、該板状羽根の面に対し空
    気迎い入れ角度だけ傾けて延伸羽根部材を取り付けてな
    る生ごみ様廃棄物の異物分離装置。
  11. 【請求項11】請求項10の異物分離装置において、前
    記延伸羽根部材の空気迎い入れ角度を10〜30度としてな
    る生ごみ様廃棄物の異物分離装置。
  12. 【請求項12】請求項9から11の何れかの異物分離装
    置において、前記空気流路の下流側端部に前記気流案内
    手段と逆向きに気流を案内する逆気流案内手段を設け、
    前記気流案内手段と前記逆気流案内手段との間の筒体周
    壁に前記異物の排出口を設けてなる生ごみ様廃棄物の異
    物分離装置。
JP2000383465A 2000-12-18 2000-12-18 生ごみ様廃棄物の異物分離装置 Expired - Lifetime JP3666800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000383465A JP3666800B2 (ja) 2000-12-18 2000-12-18 生ごみ様廃棄物の異物分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000383465A JP3666800B2 (ja) 2000-12-18 2000-12-18 生ごみ様廃棄物の異物分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002177888A true JP2002177888A (ja) 2002-06-25
JP3666800B2 JP3666800B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=18851116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000383465A Expired - Lifetime JP3666800B2 (ja) 2000-12-18 2000-12-18 生ごみ様廃棄物の異物分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3666800B2 (ja)

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002239408A (ja) * 2001-02-14 2002-08-27 Tasuku:Kk 破袋装置
JP2002282831A (ja) * 2001-03-26 2002-10-02 Sanko:Kk 生ゴミ等混合物の異質混入物分離装置
JP2004154624A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Kajima Corp 防臭型異物分別機
JP2004292705A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Kajima Corp 生分解性プラスチックの処理方法及びシステム
JP2005305307A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 T Rad Co Ltd 破砕装置
JP2006110469A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Jfe Engineering Kk 食品ごみの破袋分別機
JP2007075725A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Nippun Shoji:Kk 海苔用粗砕機
KR100718653B1 (ko) 2005-03-22 2007-05-15 한준선 비중차식 원심난류차이를 이용한 다용도 선별파쇄장치
WO2007129900A1 (en) * 2006-05-02 2007-11-15 Norsk Biogass As Apparatus and method for separation of waste material
JP2010082559A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Tajiri:Kk 生ゴミ分別装置
JP2010099566A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd バイオマス資源の回収システム
JP2012106185A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Miike Iron Works Co Ltd 廃棄物の破砕分別装置
WO2013027402A1 (ja) * 2011-08-22 2013-02-28 共立工業株式会社 分別ユニットを有するシステム
JP2013042742A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Idemitsu Kosan Co Ltd 菌類の回収方法
CN103418605A (zh) * 2013-07-25 2013-12-04 浙江大学 卧式厨余垃圾破碎除杂成套化装置
WO2015050433A1 (en) 2013-10-02 2015-04-09 D Technologies Holding B.V. Method and device for separating particles of plastic foil and particles of organic material
JP2016131956A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社大貴 分離装置、及び吸水処理材の製造方法
JP2020146595A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 株式会社モキ製作所 羽根車回転機構の異物絡み防止構造及び分離装置
CN112108495A (zh) * 2020-09-08 2020-12-22 重庆市环卫集团有限公司 一种餐厨垃圾除杂制浆系统
EP3708350A4 (en) * 2018-09-17 2020-12-30 Beijing Environmental Engineering Technology Co., Ltd. EXTRUSION AND PURIFICATION SEPARATION DEVICE
KR20210083894A (ko) * 2019-12-27 2021-07-07 한국기계연구원 폐기식품용 포장재와 식품의 분별장치
KR102301472B1 (ko) * 2021-04-20 2021-09-13 백운석 폐콘크리트 재활용을 위한 순환 굵은 골재 페이스트 박리장치
JP2021178293A (ja) * 2020-05-14 2021-11-18 株式会社モキ製作所 分離装置
JP2021178294A (ja) * 2020-05-14 2021-11-18 株式会社モキ製作所 分離装置
CN114768947A (zh) * 2022-04-06 2022-07-22 四川国沃生物科技有限公司 一种有机肥料除杂设备
CN114833165A (zh) * 2022-04-02 2022-08-02 安徽世绿环保科技有限公司 一种高湿易腐有机垃圾资源化预处理设备
IT202100019628A1 (it) * 2021-07-23 2023-01-23 White Star Srl Macchina separa capsule ad impiego commerciale
CN118305071A (zh) * 2024-06-07 2024-07-09 中科雅丽科技有限公司 一种玻璃微珠多级分选装置
CN118325718A (zh) * 2024-05-21 2024-07-12 北京富玛特生物科技有限公司 一种肠道菌群培养装置
WO2024164656A1 (zh) * 2023-02-09 2024-08-15 原初科技(北京)有限公司 一种熔渣反应器及熔渣方法
JP7538526B2 (ja) 2020-09-14 2024-08-22 有限会社川▲崎▼エンジ 生ごみ細断機

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11180391B2 (en) 2013-10-02 2021-11-23 Anaergia B.V. Method and device for processing solid waste
CN103831289A (zh) * 2014-03-24 2014-06-04 徐浩 一种一体式多功能生活垃圾离心分选机
EP3370889B1 (en) 2015-11-02 2020-04-08 Anaergia B.V. Method and device for processing solid waste
FR3064930B1 (fr) * 2017-04-07 2019-06-14 Axibio Dispositif de traitement des dechets
FR3064931B1 (fr) * 2017-04-07 2019-06-14 Axibio Dispositif de traitement des dechets

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424522U (ja) * 1977-07-18 1979-02-17
JP2000107738A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 Tajiri:Kk 廃棄固化材の処理装置における分別機
JP2000167426A (ja) * 1998-12-03 2000-06-20 Moki Seisakusho:Kk 分離装置用羽根車および分離装置
JP2000189935A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Fujiki Kogyo:Kk ゴミ分別処理装置
JP2000326939A (ja) * 1999-05-13 2000-11-28 Hitachi Techno Eng Co Ltd 分別装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424522U (ja) * 1977-07-18 1979-02-17
JP2000107738A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 Tajiri:Kk 廃棄固化材の処理装置における分別機
JP2000167426A (ja) * 1998-12-03 2000-06-20 Moki Seisakusho:Kk 分離装置用羽根車および分離装置
JP2000189935A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Fujiki Kogyo:Kk ゴミ分別処理装置
JP2000326939A (ja) * 1999-05-13 2000-11-28 Hitachi Techno Eng Co Ltd 分別装置

Cited By (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002239408A (ja) * 2001-02-14 2002-08-27 Tasuku:Kk 破袋装置
JP4669136B2 (ja) * 2001-02-14 2011-04-13 株式会社タスク 破袋装置
JP2002282831A (ja) * 2001-03-26 2002-10-02 Sanko:Kk 生ゴミ等混合物の異質混入物分離装置
JP2004154624A (ja) * 2002-11-01 2004-06-03 Kajima Corp 防臭型異物分別機
JP2004292705A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Kajima Corp 生分解性プラスチックの処理方法及びシステム
JP2005305307A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 T Rad Co Ltd 破砕装置
JP2006110469A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Jfe Engineering Kk 食品ごみの破袋分別機
KR100718653B1 (ko) 2005-03-22 2007-05-15 한준선 비중차식 원심난류차이를 이용한 다용도 선별파쇄장치
JP2007075725A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Nippun Shoji:Kk 海苔用粗砕機
WO2007129900A1 (en) * 2006-05-02 2007-11-15 Norsk Biogass As Apparatus and method for separation of waste material
JP2009535209A (ja) * 2006-05-02 2009-10-01 ノルスク バイオガス エーエス 廃棄物分離の方法ならびに装置
EP2024094A1 (en) * 2006-05-02 2009-02-18 Norsk Biogass As Apparatus and method for separation of waste material
US8657216B2 (en) 2006-05-02 2014-02-25 Norsk Biogass As Apparatus and method for separation of waste material
EA014093B1 (ru) * 2006-05-02 2010-08-30 Норск Биогасс Ас Устройство и способ для разделения материала отходов
AP2584A (en) * 2006-05-02 2013-02-04 Norsk Biogass As Apparatus and method for seperation of waste material
AU2007249034B2 (en) * 2006-05-02 2011-11-03 Norsk Biogass As Apparatus and method for separation of waste material
EP2024094A4 (en) * 2006-05-02 2014-01-01 Norsk Biogass As DEVICE AND METHOD FOR SEPARATING WASTE
CN101437622B (zh) * 2006-05-02 2012-07-18 诺斯克拜奥加斯公司 用于提供有机颗粒的机器和方法
JP2010082559A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Tajiri:Kk 生ゴミ分別装置
JP2010099566A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd バイオマス資源の回収システム
JP2012106185A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Miike Iron Works Co Ltd 廃棄物の破砕分別装置
JPWO2013027402A1 (ja) * 2011-08-22 2015-03-05 共立工業株式会社 分別ユニットを有するシステム
EP2749360A1 (en) * 2011-08-22 2014-07-02 Kyoritsu Industry Co. Ltd. System with separating unit
EP2749360A4 (en) * 2011-08-22 2015-03-25 Kyoritsu Industry Co Ltd SYSTEM PROVIDED WITH A SEPARATION UNIT
WO2013027402A1 (ja) * 2011-08-22 2013-02-28 共立工業株式会社 分別ユニットを有するシステム
JP2013042742A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Idemitsu Kosan Co Ltd 菌類の回収方法
CN103418605A (zh) * 2013-07-25 2013-12-04 浙江大学 卧式厨余垃圾破碎除杂成套化装置
WO2015050433A1 (en) 2013-10-02 2015-04-09 D Technologies Holding B.V. Method and device for separating particles of plastic foil and particles of organic material
JP2016131956A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社大貴 分離装置、及び吸水処理材の製造方法
US10124371B2 (en) 2015-01-22 2018-11-13 Daiki Co., Ltd. Separation device and method for manufacturing water absorption material
EP3708350A4 (en) * 2018-09-17 2020-12-30 Beijing Environmental Engineering Technology Co., Ltd. EXTRUSION AND PURIFICATION SEPARATION DEVICE
JP2020146595A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 株式会社モキ製作所 羽根車回転機構の異物絡み防止構造及び分離装置
KR20210083894A (ko) * 2019-12-27 2021-07-07 한국기계연구원 폐기식품용 포장재와 식품의 분별장치
KR102287919B1 (ko) * 2019-12-27 2021-08-10 한국기계연구원 폐기식품용 포장재와 식품의 분별장치
JP2021178293A (ja) * 2020-05-14 2021-11-18 株式会社モキ製作所 分離装置
JP2021178294A (ja) * 2020-05-14 2021-11-18 株式会社モキ製作所 分離装置
CN112108495A (zh) * 2020-09-08 2020-12-22 重庆市环卫集团有限公司 一种餐厨垃圾除杂制浆系统
JP7538526B2 (ja) 2020-09-14 2024-08-22 有限会社川▲崎▼エンジ 生ごみ細断機
KR102301472B1 (ko) * 2021-04-20 2021-09-13 백운석 폐콘크리트 재활용을 위한 순환 굵은 골재 페이스트 박리장치
WO2023002432A1 (en) * 2021-07-23 2023-01-26 White Star S.R.L. A mechanical capsule separating system for commercial use
IT202100019628A1 (it) * 2021-07-23 2023-01-23 White Star Srl Macchina separa capsule ad impiego commerciale
CN114833165A (zh) * 2022-04-02 2022-08-02 安徽世绿环保科技有限公司 一种高湿易腐有机垃圾资源化预处理设备
CN114768947B (zh) * 2022-04-06 2023-06-09 四川国沃生物科技有限公司 一种有机肥料除杂设备
CN114768947A (zh) * 2022-04-06 2022-07-22 四川国沃生物科技有限公司 一种有机肥料除杂设备
WO2024164656A1 (zh) * 2023-02-09 2024-08-15 原初科技(北京)有限公司 一种熔渣反应器及熔渣方法
CN118325718A (zh) * 2024-05-21 2024-07-12 北京富玛特生物科技有限公司 一种肠道菌群培养装置
CN118305071A (zh) * 2024-06-07 2024-07-09 中科雅丽科技有限公司 一种玻璃微珠多级分选装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3666800B2 (ja) 2005-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002177888A (ja) 生ごみ様廃棄物の異物分離装置
KR20240142375A (ko) 폐기물, 슬러지, 골재, 토사, 암석, 물질의 선별, 파쇄, 탈수, 소각, 매립, 처리, 자원화, 연료화, 재활용 장비 및 방법
US7314190B2 (en) Method and device for disintegration of organic material and use of the device
CN106186627B (zh) 生活垃圾筛下物与污泥混合碳化处理系统
CN109759417A (zh) 一种环保型微生物法垃圾处理装置及垃圾处理方法
JP6053252B2 (ja) 固形燃料の製造方法及び製造プラント
JP4033454B2 (ja) 防臭型異物分別機
JP2008049285A (ja) 生ごみ様廃棄物の供給装置
KR101501223B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
KR101824609B1 (ko) 유기성폐기물 반응장치 및 이를 구비한 유기성폐기물 소멸화 처리시스템
KR100289070B1 (ko) 유기성 폐기물 건조차량
CN109012949B (zh) 一种固体有机物破碎细碎无害化一体机
CN208321007U (zh) 一种用于固体废物处理的破碎设备
JPH08277187A (ja) 廃棄物リサイクルプラント
KR20020040196A (ko) 파쇄, 이물질 제거 또는 탈취장치를 구비한 밀폐식음식물쓰레기 전처리 시스템
CN215612283U (zh) 一种饲料加工用的带有回收装置的破碎机
CN208697747U (zh) 一种废弃塑料粉碎装置
KR19990084655A (ko) 음식물 찌꺼기를 이용한 사료 제조장치
CN211100735U (zh) 一种餐厨垃圾与污泥协同处理系统
CN210001778U (zh) 一种生活垃圾处理装置
KR20100112355A (ko) 차량이동식 음식물 쓰레기 연료화 장치
JP2004329975A (ja) 有機性廃棄物の前処理方法および装置
KR20010025960A (ko) 유기성 쓰레기 퇴비화 처리방법 및 장치
CN218610283U (zh) 一种应用于生活垃圾焚烧后残渣的筛分处理系统
KR200169346Y1 (ko) 유기성 쓰레기 퇴비화 처리장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3666800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080415

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term